JP2001064187A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP2001064187A JP2000190046A JP2000190046A JP2001064187A JP 2001064187 A JP2001064187 A JP 2001064187A JP 2000190046 A JP2000190046 A JP 2000190046A JP 2000190046 A JP2000190046 A JP 2000190046A JP 2001064187 A JP2001064187 A JP 2001064187A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アトピー性皮膚炎や湿疹などの皮膚や肌に関
わる様々な症状を主に改善すると共に、使用に伴う副作
用を起こすことのない皮膚外用剤の提供。 【解決手段】 長石類、土石類、石灰石類、カオリン
類、陶石類、麦飯類、珪石類、珪藻土のうちの一種類又
は複数種類から選ばれた陶芸原料を100〜1170℃
の範囲内で焼成したものを有効成分として例えば重量比
5〜20%の割合で配合する、含有する皮膚外用剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陶芸原料を利用し
て生成した皮膚外用剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アトピー性皮膚炎や手荒れ、血行不良な
どの肌に関する様々な症状は、一般的に体質的なもの
や、あるいは不規則な生活慣習が原因とされており、こ
れらの症状を治療する際には、例えば、食事療法や毎日
の継続的な運動により体質を改善したり、あるいは各症
状に対応した処方薬により患部を直接治療する方法が取
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、食事療
法や運動による体質の改善は、効果が現れるまでにかな
りの時間を必要とし、長期的なものとなるから継続する
ことが大変難しく、途中で断念するケースが多いもので
あった。一方、処方薬による治療では速効性が高いもの
の、一時的な治療に過ぎないために、体質の改善という
観点からは程遠く、また、複数の症状を同時に治療する
際には、それぞれ対応した処方薬を使用しなければなら
なかったから、使用者の身体に副作用を起こす危険性が
あった。
【0004】本発明は、皮膚や肌に関わる様々な症状を
主に改善すると共に、使用に伴う副作用を起こすことの
ない皮膚外用剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、陶芸原料を焼
成したものを有効成分として含有することを特徴とす
る。
【0006】ここで、陶芸原料を焼成したのは、該陶芸
原料をイオン化し、その際に放出される電子親和力が陶
芸原料の本来有する遠赤外線の放出と相俟って、一段と
エネルギーの放出をし易い性状に変化させるためであ
る。
【0007】このように構成された本皮膚外用剤を患部
に使用した結果、アトピーや敏感肌が改善されて皮膚に
潤いがでて艶やかな肌質となる。これは、該皮膚外用剤
の有効成分である焼成された陶芸原料が遠赤外線や電子
親和力などの様々なエネルギーを放出し、皮膚の深層部
分の毛細血管や神経にまで刺激を与え、血行を促進する
と共に皮膚細胞を活性化して新陳代謝を促進することに
起因して生じたものと推察される。
【0008】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、陶芸原料として、例えば、福島長石や三雲長石など
の長石類、ペントナイトやリチウムフラックスあるいは
タルクやクレオライトなどの土石類、石灰石や重量炭酸
カルシウムなどの石灰石類、白絵土や河東カオリンなど
のカオリン類、天草陶石や唐津陶石などの陶石類、麦飯
石などの麦飯類、福島珪石や鳥屋根珪石などの珪石類、
珪藻土のうちの1種類又は複数種類を使用すれば、前記
各陶芸原料は、陶芸原料の中でも特に遠赤外線の放射量
が多く、イオン化しやすいものであるから、焼成による
エネルギー放出がさらに強くなり、本皮膚外用剤の有効
成分として効果的である。
【0009】さらに、請求項3記載の発明のように、前
記陶芸原料の焼成温度を100℃〜1170℃の範囲内
で焼成した前記陶芸原料は、図1のグラフで示すよう
に、該陶芸原料がイオン化して電子親和力などの様々な
エネルギーを放出する性状に変化するので、本皮膚外用
剤の有効成分として使用することが可能である。特に焼
成温度を780℃〜1170℃の範囲内にすれば、前記
陶芸原料の表面に付着した不純物のほとんどが炭化して
燃え尽きることとなり、皮膚外用剤の有効成分の純度が
高くなり、しかも、焼成後の形状が粉末状を保っている
ので、液体や流動体、クリームなどの半流動体への配合
が好適なものとなり、望ましい。焼成温度を上記の範囲
にしたのは、焼成温度が100℃より低い温度である場
合、陶芸原料のイオン化が開始されずにエネルギー放
出が活性されず、一方、焼成温度が1170℃よりも高
い温度である場合、すべての陶芸原料が融点を超えての
溶融が始まり、釉薬化してガラス状に固化し特性が変化
するので、本皮膚外用剤としての使用が困難になる。こ
こで、各陶芸原料の融点を示すと、長石類は1150
℃、土石類は900℃、石灰石類は1050℃、カオリ
ン類は1070℃、陶石類は1170℃、麦飯類は10
50℃、珪石類は1170℃及び珪藻土は1050℃で
ある。
【0010】
【本発明の実施の形態】まず、本発明に使用する陶芸原
料の具体的な説明をする。陶芸原料は、陶磁器を作るた
めの粘土や、素焼物の表面に塗るうわぐすりの主成分で
あり、具体的な成分としては、長石類や土石類、石灰石
類、カオリン類、陶石類、麦飯類、珪石類などの硝子質
の鉱石が挙げられる。また、これらの陶芸原料は、粉末
状になるように 鉱石を破砕し、さらに表面に付着する
不純物を除去すると共にイオン化を活性化する焼成工程
が行われている。この際、皮膚外用剤の製造をスムーズ
に行うため、除去する炭化物が最低限燃え尽きた状態と
なる焼成温度、すなわち780℃〜1170℃の範囲に
設定する。これは、焼成した陶芸原料の特性自体は10
0℃〜1170℃の範囲内であれば大きく変化しない
が、焼成温度が780℃より低い場合は、不純物や炭化
物の多くが陶芸原料に付着したままの状態となるから、
皮膚外用剤に配合した際には黒ずんだ色を呈することと
なり、一方、焼成温度が1050℃〜1170℃を越え
ると、粉末状の陶芸原料が徐々に融解を始め、徐々に大
きな塊となってガラス状に固化し特性が変化するので、
有効成分としての皮膚外用剤への配合に支障をきたすか
らである。
【0011】上記の陶芸原料を焼成する際の各工程を以
下に説明する。 (a) さや鉢に粉末状に砕いた状態の陶芸原料を入れ
たものを、窯の中に収容する。 (b) 窯に火を入れ、徐々に温度を上げていきながら
該窯内の温度を約800℃となるまで約15時間かけて
焼成する。 (c) 窯内の温度が800℃に達して陶芸原料が有効
成分に変化している段階で焼成を停止する。 (d) 焼成を停止した後、有効成分を窯の中で約24
時間放置する。 (e) 窯の中から有効成分を取り出し、該有効成分に
精製水を加えたものをポットミル機内に収容する。 (f) ポットミル機により精製水と共に有効成分を2
4〜30時間擦り合わせる。 (g) 擦り合せて微粉末化して泥状になった有効成分
を、3〜4日間容器の中に保管する。 (h) 容器の中の有効成分は微粉末化した泥状の沈殿
物と上澄液との二層に分かれるから、各状態の有効成分
をそれぞれ容器の中から取り出す。
【0012】上記工程により生成された微粉末化した泥
状の沈殿物と液状の上澄液は、それぞれ本皮膚外用剤と
しての有効成分であり、それをそのまま肌に使用するこ
ともできるが、より塗布し易い形態で使用することが望
ましい。例えば、微粉末の泥状の有効成分であれば、例
えば、化粧用のクリームや乳液、医薬品の軟膏などと混
ぜて使用したり、また、液状の有効成分であれば、洗髪
剤や入浴剤、育毛促進剤などと混合して使用するのに適
している。また、焼成工程を経て生成した上記有効成分
は化学的にも安定しており、市販されている様々な化粧
用の皮膚外用剤ベースや、あるいは医薬品、医薬部外品
などの皮膚外用剤ベースへ配合して実施することが可能
である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例をさらに詳細に説明
するが、この実施例は本発明の範囲を何ら限定するもの
ではないことは言うまでもない。
【0014】1.陶芸原料 陶芸原料として選択した特級福島長石15kgと、精製
水7.5リットルとを使用し、上述の焼成工程により微
粉末化した泥状の有効成分を得た。
【0015】2.媒介材料となる市販クリーム 酢酸トコフェノール、吸着精製ラノリン、セトステアリ
ルアルコール、ミリスチン酸イソプロピル、エデト酸
塩、パラペン、香料を主要な構成成分とする市販クリー
ム(商品名:ザーネクリーム、製造元:三生製薬株式会
社、販売元:エーザイ株式会社)を使用した。
【0016】3.市販の外用剤ベ−スへの配合 前記の微粉末果した泥状の有効成分を市販クリームに重
量比5%〜20%の割合で配合し、有効成分がクリーム
中に均一に分散するように混練して本皮膚外用剤を製造
した。このようにして得た本皮膚外用剤を、年齢、性
別、症状を問わない70人に使用した。そのうち、無作
為に選んだ20人において、使用前の状態と使用後の状
態をあらわすデータを以下に示す。
【0017】 洗顔時に本皮膚外用剤を使用した結果、長時間に亘り肌
に潤いが保たれているので、従来使用していた多種類の
化粧品が不要になった。 肘や膝のざらざら感が気になっていたが、本皮膚外用剤
の使用によりツルツルとした滑らかな肌質となった。 目の周囲にあったアトピー性の皮膚炎が著しく改善され
た。 本皮膚外用剤の使用により口元のほくろが小さくなり、
徐々に無くなりつつある。 高校2年生から最近までアトピ−性の症状が悪化し、今
までに様々な薬を試したものの一向に改善されなかった
が、本皮膚外用剤の使用により現在は赤みや腫れがなく
なり、皮膚のかさかさ感もなくなってきた。 顔に小さなアトピー性の湿疹ができ、数種類の薬を試し
てみたものの一向に改善しなかったが、本皮膚外用剤の
使用により2〜3日で治癒した。 顔の古い角質がなくなり肌がツヤツヤしてきた。 手荒れがひどく水仕事が辛かったが、本皮膚外用剤の使
用により手のカサカサ感がなくなり手荒れが著しく改善
された。 洗顔後の本皮膚外用剤の使用によって角質が驚くほどに
取れて肌が柔らかくなり、尚且つきめが細かくなった。
また、肩凝りや膝の痛む箇所に塗ってマッサージを行っ
た際、血行が良くなり痛みがなくなった。 くるぶしやかかとの黒く硬化した角質が、本皮膚外用剤
を塗ることで徐々に白くなっていき皮膚も柔らかくなっ
た。また、医師からもらった軟膏では治らなかった背中
の湿疹もなくなった。 敏感肌のため、市販されているあらゆる化粧品が肌に合
わず、さらに、季節の変わり目においては、その都度皮
膚炎を起こしていたので、医師の診察を仰いでいたが、
本皮膚外用剤を使用してからは敏感肌が改善され、しか
も肌に皮膚炎などの異常も全く起きていない。 子供のときからのアトピーであり、多種多様な薬を試し
てみたものの一向に改善しなかったが、本皮膚外用剤を
患部に使用してからは赤みや腫れなどがとれ、優れた改
善性を示しつつある。 以前から冷え性であったが、本皮膚外用剤を手足に塗布
した際、血行が良くなり冷え性が改善された。 子供の頃からアトピーに悩まされてきたが、本皮膚外用
剤を塗布したことにより、かゆみが取れて肌がスベスベ
になり、驚くべき肌質の改善効果を示した。 気になっていた肘や膝のかさつきがとれ、肌にしっとり
感がある。また、洗顔時に使用した際、おもしろいよう
に垢が落ちると共にマッサージ効果が高まり、肌の張り
としっとり感が味わえた。 年齢を重ねるごとに肘や膝が次第にカサカサになってき
たが、本皮膚外用剤を塗布したことで古い皮がボロボロ
取れて肌が段々柔らかくなった。 学生時代に陸上部で走っていた影響からか、足首や膝が
時々痛むことがあったが、本皮膚外用剤を塗ったことで
徐々に痛みが和らぎ、身体が楽になった。また、頭痛時
にこめかみに塗った場合にも痛みが解消された。 肌の吹き出物やしみが気になっていたが、本皮膚外用剤
を使用したことにより、肌の角質がとれて白く柔らかに
なり、吹き出物の出ないツルツルの肌になった。 ここ数年、顔や手にしみやそばかすが異常に増え、気に
していたところ、本皮膚外用剤の使用により次第にしみ
やそばかすがなくなっていき、肌がみずみずしくなっ
た。 仕事柄、細かい設計図面を見る事が多く、年齢を重ねる
ごとに目が疲れて、物が霞んで見えるために困っていた
が、本皮膚外用剤を目の回りに刷り込むように塗ってみ
ると、次第に目の疲れがとれていき、目の霞みがなくな
った。
【0018】ここに具体的に載せなかったが、本皮膚外
用剤を使用したその他の大多数の者からも、従来使用し
ていた化粧品や治療薬に比し格段に優れた効果があらわ
れた旨の報告を得ている。
【0019】尚、前記実施例では、上述のように市販の
クリームに本有効成分を配合したものでデータをとった
が、その他、液状の育毛剤に本有効成分を配合したもの
を使用した結果(51才の男性)、長い間産毛状に生え
ていた髪が、本有効成分を配合した育毛剤の2ケ月間の
使用により太くしっかりした髪に変化してきたという報
告も得ている。
【0020】次に、前記焼成工程(陶芸原料の種類に応
じて焼成温度に違いがある)を経て精製した微粉末の有
効成分を乾燥した陶芸原料のうち、珪藻土、天草陶石、
福島珪石及び麦飯石の各微粉末有効成分を選択し、これ
らを下記の配合割合で天然水中にバランスよく全体にほ
ぼ均等に分散するように混合し皮膚外用剤としての液剤
を製造した。 天然水 2リットル 珪藻土 20g 天草陶石 20g 福島珪石 20g 麦飯石 20g
【0021】このようにして製造した皮膚外用剤として
の液剤を、年齢、性別及び症状を問わない被験者が使用
した結果のデータを以下に示す。 腕と胸を虫に刺され、赤くなり痛痒くなったので、本液
剤を塗ると、すぐに痛痒みがとれ、皮膚の赤みもなくな
った。 手のシミが薄くなって目立たなくなり、顔の毛穴も小さ
くひきしまってきた。 赤みをおびたニキビや白ニキビは3日程でひっこみ(1
日朝夜2回使用)、現在においては殆んど気にならない
状態に改善された。また、アトピーやアレルギーで肌が
時々かゆくなっていたが、本液剤をつけてからは、かゆ
みが出なくなった。さらに、本液剤を使用してからは、
生理前(5日程前)にいつも出ていた吹き出物が出なく
なった。また、肌がきめ細かくなった。 痒みのあるブツブツの箇所につけてみたところ、痒みが
直ぐにおさまり、湿疹が薄くなって殆んど目立たなくな
った。また、シミやソバカスの箇所にもつけてみたとこ
ろ、徐々に薄くなってきた。 山菜を採りに行って草かぶれをし、痒みと、腫れがひど
かったので、本液剤をつけると、痒みが遠のき、ボツボ
ツと腫れていた箇所の赤みがひいて楽になった。いつも
なら、3週間程ひどい状態が続くのだが、本液剤の使用
によって1週間程でほぼ完治した。 ニキビがひどくて額のところから頬にかけて赤く大きな
粒になっていたが、本液剤を使用してからは、赤みが白
くなり大きな粒がしだいに小さくなり、油っぽかったと
ころも乾燥してきた。 草刈りをした後その草を束ねたりしていたら自然に草の
葉で皮膚に傷をつけたらしく、真っ赤に腫れ上がったの
で、本液剤をつけたところ、翌日には傷の赤み及び皮膚
の赤みがきれいになくなっていた。 蟻にさされたので本液剤をつけたところ、痛みは1日で
なくなり、また腫れは2日程でなくなった。蟻に刺され
た場合、いつもならば1週間程は、腫れて痒みとチクチ
クした痛みが残っていたのだが……。 毎日、外で畑仕事をしていると日焼けで赤くなるのだ
が、本液剤を使用してからは、皮膚がひりひりせず赤く
ならなくなった。 手の甲にできた湿疹が1週間程で治った。また手のシミ
も薄くなってきた。 腕にできていた赤く腫れて痒みを伴なった湿疹に使用し
たところ、1日1回の使用で痒みがおさまり腫れもひい
た。 背中中にできた湿疹のため、医者にかかって軟膏を調合
してもらって塗っていたが3ヶ月以上も治らなかった
(とび火のように、あちこちに次々と湿疹ができてい
た)ので、本液剤を1日1回の割合で使用したところ、
ひどかった湿疹が赤い塊のようになり、さらに使用し続
けているうちに、赤い塊がだんだんと平らになると共に
薄茶色のシミのように変化してきた。そして、広がって
いた湿疹もだんだん収束しつつある。 5〜6月頃になると、いつも肩から胸元にかけてあせも
の様な湿疹が生じ、痒くて眠れなかったが、本液剤を使
用することによって、1週間程で湿疹が完全になくな
り、痒みもなくなった。 保育所の遠足で一日中外で過ごし、腕や首がヒリヒリし
ていたので、たっぷりと肌につけ軽くパッティングをし
たら、冷却効果と消炎効果があり、楽になった様子だっ
た。 アトピー性皮膚炎で手の側面が切れて透出液が出たり血
が出たりしていたが、本液剤を使用してからはサラサラ
と気持ち良く、切れている箇所も少なくなってきた。 頭皮につけてみたが、痒みがなくなった。また、髪が元
気に立ち上がって増毛に効果があるのか髪が黒々として
きた。 腕の湿疹がひどかったが、本液剤を使用してからは、か
なり改善され、だんだん良くなっている。 両手の指先が切れてさけ目ができ、病院ではアトピーと
いわれ、長期間に亘って病院でもらった薬を使っていた
が、なかなか治らなかった。そこで本液剤を使用したと
ころ、指先のさけ目がだんだんふさがり、良い方向に向
かっている。
【0022】次いで、前述の焼成工程(陶芸原料の種類
に応じて焼成温度に違いがある)を経て精製した微粉末
の有効成分を乾燥した陶芸原料のうち、福島珪石、タル
ク及び珪藻土の各微粉末有効成分を選択し、これらを下
記の配合割合で白ワセリンに全体としてバランスよく分
散するように混合して皮膚外用剤としてのクリーム剤を
製造した。 白ワセリン 50g 福島珪石 20g タルク 20g 珪藻土 10g
【0023】このようにして製造した皮膚外用剤として
のクリーム剤を、年齢、性別及び症状を問わない被験者
が使用した結果のデータを以下に示す。 今年の冬にスリップして交通事故に会い、全治3ヶ月と
診断され、あばら骨2本が折れ肺に刺さり、そこが膿ん
で長い間ウミが出てなかなか傷口もふさがらなかった。
患部に本クリーム剤を塗ってガーゼをあてがって使用し
ていたところ、2週間経過した頃から、傷口が段々小さ
くなり、今は傷口が痒くなって快方に向かっている。 7年間の間に股関節を何度も手術をして左足先の親指の
血行が悪く、エソみたいになっていたが、本クリーム剤
をつけてからは血行が良くなり、徐々にピンク色になり
つつある。 首の回りにできたポツポツとした湿疹に本クリーム剤を
使用したところ、いままで痒みで眠れなかった症状がお
さまり、眠れるようになった。 本クリーム剤をシミに使用したところ、気になっていた
シミが薄くなってきた。 本クリーム剤をイボに使用したところ、徐々にイボが透
明になり小さくなってきた。 首の回りにポロポロ小さいイボが出ていたが、本クリー
ム剤を使用したところ、気がついたらイボが取れてい
た。 本クリーム剤を使用してから色が白くなり、またシミも
薄くなり、さらに踵の硬い角質もなめらかになった。 背中、右足のすねに出ていた湿疹が本クリーム剤を使用
したところ、急速に症状が改善した。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、アトピーや肌荒れ、湿
疹など多様な症状を改善することが可能となり、潤いの
ある艶やかな肌にする皮膚外用剤を提供できる。
【0025】また、陶芸原料を焼成して生成した有効成
分は化学的に安定したものであるから、様々な市販の化
粧品や医薬品、医薬部外品に配合して幅広く利用するこ
とが可能であると共に、自然物を焼成したものであるか
ら使用者に副作用を生じさせるおそれが全くなく、安心
して使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の陶芸原料(特級福島長石)の焼成工程
における、焼成温度と焼成による表面に付着した不純物
の炭化割合との関係を示すグラフである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陶芸原料を焼成したものを有効成分とし
    て含有することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 前記陶芸原料は、長石類、土石類、石灰
    石類、カオリン類、陶石類、麦飯類、珪石類、珪藻土の
    うちの一種類又は複数種類であることを特徴とする請求
    項1記載の皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 前記陶芸原料の焼成温度は100℃〜1
    170℃の範囲内であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の皮膚外用剤。
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