JP2001063800A - 回転式充填機 - Google Patents

回転式充填機

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JP2001063800A
JP2001063800A JP24358499A JP24358499A JP2001063800A JP 2001063800 A JP2001063800 A JP 2001063800A JP 24358499 A JP24358499 A JP 24358499A JP 24358499 A JP24358499 A JP 24358499A JP 2001063800 A JP2001063800 A JP 2001063800A
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Japan
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filling
control unit
slave control
valve
master control
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JP24358499A
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English (en)
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Shigeru Suzuki
繁 鈴木
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Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 充填機の制御装置10は、機外に設けら
れて、スレーブコントロールユニット15に信号を出力
するマスターコントロールユニット14と、機内に設け
られて、上記マスターコントロールユニットに信号を出
力するスレーブコントロールユニットと、両コントロー
ルユニットを接続する無線通信手段16とを備えてい
る。そして上記無線通信手段のアンテナ31とアンテナ
32とは、外部ノイズを遮断する遮蔽空間内に収容され
ており、これらアンテナとアンテナとの間でFKS方式
で変調された電波信号(制御信号)を正確に送受信する
ことができるようになっている。 【効果】 従来の回転式充填機に比較して信頼性を向上
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器に充填液を充填す
る充填機に関し、より詳しくは回転式の充填機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転式充填機として、支持フレー
ムに回転自在に設けられた回転体と、この回転体に設け
られて、容器を載置するビン台と、上記回転体に設けら
れて、ビン台に載置された容器に充填液を充填する充填
バルブと、この充填バルブの液通路を開閉する駆動手段
と、上記駆動手段に信号を入力してこれを制御する制御
装置とを備えたものは知られている。この種の回転式充
填機では、制御装置を機外に設け、かつ該制御装置と駆
動手段とをロータリジョイントにより接続するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来で
は、常時接触しつつ相対移動を行なっているロータリジ
ョイントを用いていたため、ロータリジョイントの接触
部の磨耗による信号の送受信ミスや磨耗により生じた粉
塵が製品内に混入する危険性があった。一方、上述した
粉塵混入の危険性のない非接触な信号の通信手段とし
て、特開平10−236590号公報により無線が提案
されているが、工場内は各種モータ等が発生する電磁波
がノイズとなり、無線による正確な制御伝達が行なえな
いといった問題がある。また、このようなノイズの影響
を受けることのない通信手段として、特開平8−282
790号公報により光ファイバを用いた装置も提案され
ているが、コネクタの芯出しに高精度が要求され、要求
品質を満足するまでには至っていない。本発明は上述し
た事情に鑑み、従来に比較して信頼性の高い回転式充填
機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、支持
フレームに回転自在に設けられた回転体と、この回転体
に設けられて、容器を載置するビン台と、上記回転体に
設けられて、ビン台に載置された容器に充填液を充填す
る充填バルブと、この充填バルブの液通路を開閉する駆
動手段と、上記駆動手段に信号を入力してこれを制御す
る制御装置とを備えた回転式充填機において、上記制御
装置を、上記回転体以外に設けられるマスターコントロ
ールユニットと回転体に設けられるスレーブコントロー
ルユニットとに分割し、かつこれらマスターコントロー
ルユニットとスレーブコントロールユニットとを無線通
信手段により接続する一方、該スレーブコントロールユ
ニットに駆動手段を接続し、また上記無線通信手段のア
ンテナを、外部のノイズを遮断する遮蔽空間内に収容し
たものである。
【0005】
【作用】 上述した構成によれば、制御信号が変調され
た電波は外部ノイズを遮断する遮蔽空間内で感度よく送
受信されるので、これによりマスターコントロールユニ
ットとスレーブコントロールユニットの間で正確に信号
の送受信をすることができるので、従来に比較して充填
機の信頼性を向上させることができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1は回転式充填機1であり、この回
転式充填機1は床に固定された支持フレーム2と、この
支持フレーム2に回転自在に支持されて図示しない駆動
源により回転される回転体3とを設けている。上記回転
体3における円周方向等間隔位置には、容器(図示せ
ず)を載置するビン台4を設けている。また回転体3に
おける各ビン台4の上方位置には、充填液を充填する充
填バルブ5を設けている。この充填バルブ5は、駆動手
段としてのシリンダ装置6により給排されるエアによっ
て内部の液通路を開閉される一方、リング状のカム部材
7Aとこれに係合するカムフォロワ7Bとによって構成
される昇降手段としてのカム機構7により回転体3の回
転に伴って昇降されるようになっている。上記シリンダ
装置6は、後に詳述する制御装置10(図2参照)によ
って作動を制御されるようになっており、該制御装置1
0から弁開放が指令されると、シリンダ装置6は、その
指令によって作動されて上記充填バルブ5の液通路を開
放させるとともに、その開放量を適宜切換えるようにな
っている。上記各ビン台4には従来公知の重量計8を接
続してあり、この重量計8で測定した測定値は上記制御
装置10に入力されるようになっている。そして制御装
置10は、重量計8から入力される測定値によって充填
液の実充填量を認識することができるようになってい
る。また上記支持フレーム2には、上記回転体3の回転
角度を検知するための従来公知のロータリエンコーダ1
1を接続してあり、ロータリエンコーダ11で測定した
パルスは、制御装置10に入力されるようになってい
る。そして制御装置10は、ロータリエンコーダ11か
ら入力されるパルスによって回転体3の回転角度位置を
認識できるようになっている。
【0007】次に上記制御装置10について説明する。
図2に示すように制御装置10は、充填機1の外部に設
置されたマスターコントロールユニット14と、回転体
3に設けられたスレーブコントロールユニット15と、
機外のマスターコントロールユニット14とスレーブコ
ントロールユニット15とを接続する無線通信手段16
とを備えている。上記マスターコントロールユニット1
4には、入出力機器17並びに表示機器18が接続され
ており、この入出力機器17を介して該マスターコント
ロールユニット14に品種毎に異なる少なくともバルブ
切換え重量および充填完了重量、すなわち基準作動信号
を入力するとともに、基準作動信号を書き換え可能にな
っている。そして、上記マスターコントロールユニット
14からスレーブコントロールユニット15に処理する
容器に応じた基準作動信号を入力するようになってい
る。上記基準作動信号を入力されるスレーブコントロー
ルユニット15は、コード20を介して各シリンダ装置
6に接続されるとともに、コード21を介して各重量計
8に接続されている。上記スレーブコントロールユニッ
ト15は、マスターコントロールユニット14の基準作
動信号に従って順次シリンダ装置6に指令を入力すると
ともに、この制御中に重量計8から入力される重量をチ
ェックして該重量から実充填量を得ることができるよう
になっている。そしてスレーブコントロールユニット1
5は、ここで得た重量から充填の良否判定を行なうよう
になっている。また無線通信手段16は、図2に示すよ
うに上記マスターコントロールユニット14にコード2
5を介して接続された送受信部26と、上記スレーブコ
ントロールユニット15にコード27を介して接続され
た送受信部28とを備えており、これら送受信部26、
28で電気信号を電波に変換する一方、電波を電気信号
に復調させている。またこれら送受信部26、28に
は、それぞれコード29、30を介してアンテナ31、
32を接続してあり、両アンテナ31、32との間で電
波を送信または受信している。
【0008】図3に示すように、上記マスターコントロ
ールユニット14に接続された一方のアンテナ31は、
支持フレーム2の中心から鉛直方向上方に伸びる支持軸
2Aの上端に連結された非回転側ハウジング35の下面
に取付けられており、またスレーブコントロールユニッ
ト15に接続された他方のアンテナ32は、上記回転体
3の中心から上方に伸びる筒状部3Aの上端に連結され
た回転側ハウジング36の上面に取付けられている。こ
れによりアンテナ31とアンテナ32とは相互に接近し
た状態に対向されるとともに、スレーブコントロールユ
ニット15側に接続されたアンテナ32が回転体3の回
転に伴ってマスターコントロールユニット14側のアン
テナ31に対して回転するようになっている。上記マス
ターコントロールユニット14側のアンテナ31は、ド
ーナツ状(図2参照)に形成されてその内部に支持フレ
ーム2の一部を構成する支持軸2Aを貫通させるととも
に該支持軸2Aと同心に配置する一方、スレーブコント
ロールユニット15側のアンテナ32は、ドーナツ状
(図2参照)に形成されてその内部に筒状部3Aを貫通
させるとともに該筒状部3Aと同心に配置している。そ
して、両アンテナ31、32を同径に形成することによ
って、アンテナ32がアンテナ31に対して回転する最
中であってもアンテナ31、32の間隔が変動しないの
は勿論のこと、両アンテナ31、32を常に同じ状態で
対向させることができるので受信性能を一定に保つこと
ができる。上記非回転側ハウジング35は、支持軸2A
に連結されて回転体3と平行して伸びる円盤状の平行部
35Aと、この平行部35Aの外周部から所定の間隔を
開けて下方に向けて伸びる二重の側壁部35B、35C
とを備え、また回転側ハウジング36は、筒状部3Aに
連結されて回転体3と平行して伸びる平行部36Aと、
この平行部36Aの外周部から上方に向けて伸びるとと
もにその先端を上記二重の側壁部36A、36Bの間に
接触させることなく位置させた側壁部36Bとを備えて
おり、これら側壁部35B、35C並びに側壁部36
B、また平行部35A並びに平行部36Aとにより両ア
ンテナ31、32を囲む遮蔽空間37を形成している。
これにより上記遮蔽空間37によりアンテナ31、32
に到達する外部ノイズが大幅に減少するので、具体的に
は遮蔽空間37は側壁部35B、35Cと側壁部36B
との間を介して外部に連通されているが、その側壁部3
5B、35Cと側壁部36Bとは互い違いに交互に入り
組んでいるので、有効に外部のノイズを遮断することが
できるし、しかも側壁部35B、35Cと側壁部36B
は非接触状態でオーバーラップしているので磨耗粉が生
じることもない。また上記ハウジング35、36、筒状
部3Aは、耐ノイズ性のためにステンレスやアルミ等の
金属素材で製作されており、それにより一層耐ノイズ性
を向上させてある。
【0009】しかして上述した構成を有する回転式充填
機1の作動について説明する。先ず、マスターコントロ
ールユニット14から処理する容器に応じた容器重量上
限値と容器重量下限値が出力されるとともに、先述した
バルブ切換え重量および充填完了重量を含む基準作動信
号が出力される。マスターコントロールユニット14か
ら出力された基準作動信号は、送受信部26に入力され
て、該送受信部26で電気信号からFKS方式で変調さ
れた電波信号へと変調された後にアンテナ31から送信
される。上記アンテナ31から送信されたFKS方式で
変調された電波信号(基準作動信号)は、遮蔽空間37
によって外部のノイズの影響を殆ど受けることなくこの
空間37内を進行して下方側のアンテナ32によって感
度よく受信される。そしてアンテナ32で感度よく受信
されたFKS方式で変調された電波信号は送受信部28
を介して電波信号から電気信号へと変調された後にスレ
ーブコントロールユニット15に入力されるようにな
る。このスレーブコントロールユニット15では、入力
された基準作動信号を記憶するが、上記マスターコント
ロールユニット14から容器の供給に応じて順次入力さ
れる充填スタート信号が入力されるまでは基準作動信号
をシリンダ装置6に出力することはない。このときマス
ターコントロールユニット14では、ロータリエンコー
ダ11から回転体3の回転角度位置を入力して次に充填
を行なうべき充填バルブ5の位置と次に充填される容器
の位置とを認識し、このときの位置から所定の充填開始
位置で充填を開始するタイミングとを算出するようにな
っており、これら双方の演算を行なったら、それ以降は
順次搬入される容器について同様な演算を行ないつつ確
定した充填スタート信号については順次送受信部26に
出力する。これにより充填スタート信号は、送受信部2
6により電気信号からFKS方式で変調された電波信号
へと変調された後にアンテナ31から送信されて、外部
ノイズの影響を殆ど受けることなしに他方のアンテナ3
2によって感度よく受信されるようになる。そして、ア
ンテナ32で受信されたFKS方式で変調された電波信
号(充填スタート信号)は、送受信部28を介してFK
S方式で変調された電波信号から電気信号へと復調され
た後にスレーブコントロールユニット15に入力される
ようになる。上記充填スタート信号を入力されたスレー
ブコントロールユニット15は、事前に入力された基準
作動信号に基づいて次に充填すべき充填バルブ5のシリ
ンダ装置6に、例えば充填完了重量よりも10パーセン
ト程度軽いバルブ切換え重量と充填完了重量とを入力
し、さらに重量計から空容器の重量を入力して該容器重
量が容器重量上限値または容器重量下限値から外れてい
ないかを判定する。このとき容器重量が上限値または下
限値から外れている容器については、異常な容器と認識
して充填を回避するようになっている。そして空重量が
適正な容器については、スレーブコントロールユニット
15はその容器を載置するビン台4の重量計8の値を0
にリセットしてから充填をスタートする。先ずシリンダ
装置6は、充填バルブ5の液通路を大きく開放させて容
器内に充填液を投入する(大投)。このときスレーブコ
ントロールユニット15は、上記重量計8から入力され
る重量を監視しており、この重量が予め定めたバルブ切
換え重量に達したら、次に充填バルブ5の液通路を小さ
く絞って小投に切換えて充填液を少しづつ容器内に投入
する。このときにもスレーブコントロールユニット15
は、重量計8から入力される重量を監視しており、この
重量が所定の充填完了重量に達したら充填バルブ5の液
通路を閉鎖させて充填を終了するようになっている。と
ころで、正常な場合には充填バルブ5は所定の充填完了
チェック位置となる前に充填完了重量に到達するため液
通路は閉じられているが、何らかの原因により充填完了
チェック位置となっても充填バルブ5が閉じられていな
い場合には、該充填バルブ5はスレーブコントロールユ
ニット15により強制的に閉じられる。そしてスレーブ
コントロールユニット15は、上記充填完了位置よりも
下流側の充填重量測定位置において全ての容器について
重量を入力して充填完了重量(実充填量)が適正か否か
の良否判定を行ない、ここのときの良否判定を実充填量
と同時に送受信部28に出力する。送受信部28に入力
された良否判定信号および実充填量は、送受信部28を
介して電気信号からFKS方式で変調された電波へと変
調された後にアンテナ32から送信される。このとき、
アンテナ32から送信されたFKS方式で変調された電
波信号(良否判定信号および実充填量)は、外部のノイ
ズの影響を殆ど受けることなく遮蔽空間37内を進行し
て、上方側のアンテナ31によって感度よく受信される
ようになっている。そして、アンテナ31で受信された
FKS方式で変調された電波信号(良否判定信号および
実充填量)は送受信部26を介して電波信号から電気信
号へと復調された後にマスターコントロールユニット1
4に入力されるようになる。このとき、マスターコント
ロールユニット14に入力される良否判定信号が実質的
な充填終了信号であり、該マスターコントロールユニッ
ト14は、それにより所定の容器の充填が終了したこと
を認識するとともに、その際の信号が不良判定だった場
合には、所定の位置に配置した図示しないリジェクト装
置に排除信号を出力して充填不良容器を排除するように
している。以上のように本発明によれば、無線通信手段
16のアンテナ31とアンテナ32とを遮蔽空間37内
に収容して両アンテナ31、32間で送受信する電波信
号を外部ノイズから保護しているので、マスターコント
ロールユニット14とスレーブコントロールユニット1
5との間の制御信号を正確に伝送することができ、した
がって充填機1の信頼性を向上させることができる。ま
たスレーブコントロールユニット15によってシリンダ
装置6と重量計8の基準作動信号を制御することにより
運転中の両コントロールユニット14、15間の信号数
を減らすことができるので、信頼性をより一層向上させ
ることができる。なお、本実施例ではスレーブコントロ
ールユニット15により充填の良否判定を行なっていた
が、これに限定されるものではなく重量計8の重量をマ
スターコントロールユニット14に入力し、該マスター
コントロールユニット14自身で充填の良否を判定して
もよい。この場合には、スレーブコントロールユニット
15からの充填終了信号は入力しなくともよい。
【0010】次に、図4は本発明の第2実施例を示すも
のであり、上記第1実施例では重量計8を用いて充填量
を測定していたが、本実施例では充填バルブ105の供
給通路に設けた流量計108により充填量を測定するよ
うにしたものである。この流量計108で測定した測定
値は第1実施例と同一の制御装置に入力されるようにな
っており、この制御装置では、第1実施例におけるバル
ブ切換え重量と充填完了重量に変えて、バルブ切換え流
量と充填完了流量を記憶させてある。なお上述した以外
の構成と制御は、上記第1実施例における容器の空重量
の良否検査がない点、また充填後の実充填重量による良
否検査に変えて実充填流量による良否検査を行なう点を
除き第1実施例と同一であり、具体的にはマスターコン
トロールユニットは、バルブ切換え流量と充填完了流量
とをスレーブコントロールユニットに送信する一方、充
填作業中に回転体103の回転に伴って充填スタート信
号をスレーブコントロールユニットに送信し、またスレ
ーブコントロールユニットは、流量計108を監視して
充填完了後の実充填流量の良否判定を行なうとともに、
このときの良否判定(充填終了信号)を実充填流量と同
時にマスターコントロールユニットに送信するようにな
っている。そして、第1実施例と同一の部材には第1実
施例で用いた符号に「100」を加えた符号を付してい
る。このような構成を有する回転式充填機101であっ
ても、第1実施例と同様の作用効果を得ることができる
のは明らかである。なお、本実施例ではスレーブコント
ロールユニットにより充填の良否判定を行なっていた
が、これに限定されるものではなく流量計108の流量
をマスターコントロールユニットに入力し、該マスター
コントロールユニット自身で充填の良否を判定してもよ
い。この場合には、スレーブコントロールユニットから
の充填終了信号は入力しなくともよい。
【0011】なお、第1実施例および第2実施例とも
に、電波はFKS方式で変調される電波に限定されるも
のではない。また、第1実施例および第2実施例とも
に、マスターコントロールユニットまたはスレーブコン
トロールユニットの手前側に信号を変換するインターフ
ェイスを設けてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来に比
較して充填機の信頼性を向上させることができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回転式充填機1の正面
図。
【図2】上記充填機1の制御装置10の模式図。
【図3】上記充填機1の無線通信手段16を示す拡大断
面図。
【図4】本発明の第2実施例を示す回転式充填機101
の要部の正面図。
【符号の説明】
1、101…充填機 2、102…
支持フレーム 3、103…回転体 5、105…
充填バルブ 6…シリンダ装置 8…重量計 10…制御装置 14…マスタ
ーコントロールユニット 15…スレーブコントロールユニット 16…無線通信手段 31、32
…アンテナ 35…非回転側ハウジング 36…回転
側ハウジング 37…遮蔽空間 108…流
量計

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持フレームに回転自在に設けられた回
    転体と、この回転体に設けられて、容器を載置するビン
    台と、上記回転体に設けられて、ビン台に載置された容
    器に充填液を充填する充填バルブと、この充填バルブの
    液通路を開閉する駆動手段と、上記駆動手段に信号を入
    力してこれを制御する制御装置とを備えた回転式充填機
    において、 上記制御装置を、上記回転体以外に設けられるマスター
    コントロールユニットと回転体に設けられるスレーブコ
    ントロールユニットとに分割し、かつこれらマスターコ
    ントロールユニットとスレーブコントロールユニットと
    を無線通信手段により接続する一方、該スレーブコント
    ロールユニットに駆動手段を接続し、 また上記無線通信手段のアンテナを、外部のノイズを遮
    断する遮蔽空間内に収容したことを特徴とする回転式充
    填機。
  2. 【請求項2】 上記遮蔽空間は、上記支持フレームに設
    けられた非回転側ハウジングと、上記回転体に設けられ
    て該回転体に伴って回転する回転側ハウジングとによっ
    て形成されることを特徴とする請求項1に記載の回転式
    充填機。
  3. 【請求項3】 上記非回転側ハウジングは、上記支持フ
    レームに設けられて上記回転体と平行する平行部と、こ
    の平行部の外周部から該平行部と交差する方向に伸びる
    側壁部とを備え、また上記回転側ハウジングは、上記回
    転体に設けられて該回転体と平行する平行部と、この平
    行部の外周部から該平行部と交差する方向に伸びる側壁
    部とを備えており、 上記非回転側ハウジングの側壁部と回転側ハウジングの
    側壁部とは、互いに接触することなくオーバーラップし
    ていることを特徴とする請求項2に記載の回転式充填
    機。
  4. 【請求項4】 上記マスターコントロールユニットは、
    バルブ切換え重量と充填完了重量とをスレーブコントロ
    ールユニットに送信する一方、該マスターコントロール
    ユニットは、上記充填バルブによる充填作業中、上記回
    転体の回転に伴って充填スタート信号をスレーブコント
    ロールユニットに送信し、 また上記スレーブコントロールユニットは、上記充填ス
    タート信号により所定の充填開始位置において充填バル
    ブを制御して充填を開始するとともに、上記充填バルブ
    を上記バルブ切換え重量と充填完了重量とに基づいて充
    填する一方、該スレーブコントロールユニットは、上記
    重量計を監視して充填の良否判定を行なうとともに、そ
    の良否判定を上記マスターコントロールユニットに送信
    することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の回転式充填機。
  5. 【請求項5】 上記マスターコントロールユニットは、
    バルブ切換え重量と充填完了重量とをスレーブコントロ
    ールユニットに送信する一方、該マスターコントロール
    ユニットは、上記充填バルブによる充填作業中、上記回
    転体の回転に伴って充填スタート信号をスレーブコント
    ロールユニットに送信し、 また上記スレーブコントロールユニットは、上記充填ス
    タート信号により所定の充填開始位置において充填バル
    ブを制御して充填を開始するとともに、上記充填バルブ
    を上記バルブ切換え重量と充填完了重量とに基づいて充
    填する一方、該スレーブコントロールユニットは、上記
    重量計を監視するとともに、これらの重量をマスターコ
    ントロールユニットに送信することを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の回転式充填機。
  6. 【請求項6】 上記マスターコントロールユニットは、
    バルブ切換え流量と充填完了流量とをスレーブコントロ
    ールユニットに送信する一方、該マスターコントロール
    ユニットは、上記充填バルブによる充填作業中、上記回
    転体の回転に伴って充填スタート信号をスレーブコント
    ロールユニットに送信し、 また上記スレーブコントロールユニットは、上記充填ス
    タート信号により所定の充填開始位置において充填バル
    ブを制御して充填を開始するとともに、上記充填バルブ
    を上記バルブ切換え流量と充填完了流量とに基づいて充
    填する一方、該スレーブコントロールユニットは、上記
    流量計を監視して充填の良否判定を行なうとともに、そ
    の良否判定を上記マスターコントロールユニットに送信
    することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の回転式充填機。
  7. 【請求項7】 上記マスターコントロールユニットは、
    バルブ切換え流量と充填完了流量とをスレーブコントロ
    ールユニットに送信する一方、該マスターコントロール
    ユニットは、上記充填バルブによる充填作業中、上記回
    転体の回転に伴って充填スタート信号をスレーブコント
    ロールユニットに送信し、 また上記スレーブコントロールユニットは、上記充填ス
    タート信号により所定の充填開始位置において充填バル
    ブを制御して充填を開始するとともに、上記充填バルブ
    を上記バルブ切換え流量と充填完了流量とに基づいて充
    填する一方、該スレーブコントロールユニットは、上記
    流量計を監視して、これらの流量をマスターコントロー
    ルユニットに送信することを特徴とする請求項1ないし
    請求項3のいずれかに記載の回転式充填機。
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