JP4814642B2 - 液体調合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の貯留容器から指定量の液体を調合容器に供給して液体を調合する液体調合装置に関する。
従来から、様々な分野において、異なる複数の液体を定められた一定の比率で調合する液体調合が行われている。例えば、医薬分野では、処方箋にしたがって、複数種類の水薬を調合している。従来、このような調合は、各水薬を人手でメスシリンダ等を用いて計量することにより行われていた。しかしながら、かかる人手による計量は、煩雑であるだけでなく、調合ミスが生じやすいという問題もあった。
そこで、水薬等の液体の調合を自動で行う液体調合装置が従来から提案されている。例えば、特許文献1には、水薬の調合を自動化する水薬自動調剤機が開示されている。この水薬自動調剤機では、複数の薬品容器および各薬品容器に設置されたポンプを回転テーブルに設置している。水薬を調合する際には、回転テーブルを駆動することにより指定の薬品容器のノズルを薬ボトル上に移動させたうえで、ポンプを駆動して指定量の水薬を薬ボトルに吐出している。この調剤機によれば、指定量の薬液が自動的に薬ボトルに吐出されるため、水薬調剤を自動で行うことができる。
特開2003−325639号公報
しかしながら、かかる水薬調剤機では、投薬瓶とは分離されたポンプで水薬の吐出量等を管理している。そのため、確実に投薬瓶に水薬が吐出されたか否かは確認できない。また、複数の薬品容器それぞれに吸引吐出量を厳密に制御できるポンプを設ける必要がある。吸引吐出量を厳密に制御できるポンプは高価になりやすく、かかるポンプを多数設けた場合、装置全体が高額になりやすい。また、多数のポンプを設けた場合、その制御が複雑になるという問題もある。
そこで、本発明では、自動液体調合がより正確にでき得る液体調合装置を提供することを目的とする。
本発明の液体調合装置は、複数の貯留容器から指定量の液体を調合容器に供給して液体を調合する液体調合装置であって、調合容器を収容する容器であって、開口部を有する収容容器と、貯留容器ごとに設けられ、各貯留容器ごとに設定された吐出位置に位置する収容容器の開口部を遮蔽して収容容器の内部を密閉するとともに、当該収容容器の内圧を減圧することにより貯留容器内の液体を当該貯留容器ごとに設けられた吐出配管の先端から吐出させて調合容器に導く吐出ユニットと、収容容器および吐出ユニットを相対移動させることにより、収容容器を選択された貯留容器に対応する吐出位置に移送させる移送手段と、を備えることを特徴とする。
好適な態様では、各吐出ユニットは、収容容器が吐出位置に移送された際に、収容容器の開口部を遮蔽して密閉空間を形成する蓋体を備える。
他の好適な態様では、吐出ユニットは、液体の吐出に伴う収容容器の内圧変化量に基づいて吐出液体積を制御する。この場合、吐出ユニットは、密閉された収容容器を減圧した後に収容容器と貯留容器を連通することにより水薬の吐出を行い、水薬吐出に伴う内圧変化量が目標吐出液体積に応じた値に達すれば収容容器と貯留容器との連通を遮断することで水薬吐出を終了することが望ましい。また、吐出ユニットは、収容容器と貯留容器とを接続する吐出配管に設けられたバルブを開閉することで、収容容器と貯留容器とを連通または遮断することも望ましい。さらに、吐出ユニットは、液体吐出に先立って、吐出配管内に水薬を導くことで、吐出配管内の気体を排除することが望ましい。
他の好適な態様では、吐出ユニットは、複数の吐出ユニットで共用される単一のポンプと、ポンプと複数の吐出ユニットを接続する配管であって、吐出ユニットの数に応じて分岐した加減圧配管と、加減圧配管の各分岐路に設けられた加減圧用バルブと、を備えており、加減圧用バルブを開閉することで、ポンプと連通される吐出ユニットを切り替える。
他の好適な態様では、移送手段は、収容容器を垂直方向に移送させる垂直移送手段を備えており、前記垂直移送手段は、収容容器が載置される載置台と、当該載置台を下方から支持するとともに垂直面内で回転自在のカムと、を備え、当該カムの回転に伴い載置台が昇降する。
他の好適な態様では、収容容器は、収容する調合容器の大きさに応じて選択されるアダプタであって、収容容器と調合容器との間に介在することで調合容器の大きさの相違を吸収するアダプタを備える。
本発明によれば、調合容器を収容した収容容器の内部を密閉状態にし、この密閉空間を減圧することで貯留容器内の液体を調合容器に導いている。そして、水薬の吐出が行われて収容容器内の気体体積が変化した場合、この収容容器の内圧は、変化する。したがって、収容容器の内圧を確認することで、水薬吐出が確実におこなわれたか否かを確認できる。その結果、自動液体調合がより正確にできる。また、この水薬の吐出、および、吐出確認に必須となる密閉容器は、収容容器を吐出位置に移送させることで形成されている。換言すれば、複数の薬瓶で、一つの密閉容器を共用していることになる。そのため、装置全体の構成を簡易にすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である水薬調合装置10の構成を示す図であり、図2は、その概略上面図である。この水薬調合装置10は、ユーザの指示に応じて複数種類の水薬の調合を自動で行う装置である。調合に必要となる水薬は貯留容器である薬瓶100a,100b,・・・100*(以下、添字a,b,・・・,*は省略する)に貯留されており、水薬調合の際は、この薬瓶100から指定量の水薬を調合容器である投薬瓶110に吐出する。
各薬瓶100には、後述する吐出ユニット14が設けられており、この吐出ユニット14および薬瓶100は、図2に図示するように回転テーブル18に円形配列されている。なお、図1は、見易さのため、この円形配列を直線配列に変換して図示している。回転テーブル18の下方には、投薬瓶110を収容した収容容器12および当該収容容器12を垂直方向に移送させる垂直移動機構16が設けられている。水薬調合を行う際には、回転テーブル18を回転させて所望の薬瓶100に接続された吐出配管34の先端を投薬瓶110の上方に移動させる。その状態で、投薬瓶110を収容容器12ごと上方に移動させ、収容容器12の上部に形成された開口部を回転テーブル18の底面に貼着された蓋体30で遮蔽する。開口部が蓋体30で遮蔽されることにより、収容容器12の内部が密閉状態になる。そして、この密閉状態の収容容器12の内部を減圧させることで薬瓶100内の水薬を投薬瓶110へと導く。この作業を水薬調合に必要な複数の水薬で繰り返すことで自動での水薬調合が実現される。
次に、この水薬調合装置10の各部について詳細に説明していく。図3は、図1のA部の詳細図である。既述したとおり、投薬瓶110は、収容容器12に収容されている。収容容器12は、投薬瓶110を収容可能な程度の大きさを備えた略円筒形状の容器であり、その上部は完全に開口している。収容容器12の上端には外側方向に延びる鍔部13が形成されており、この鍔部13が回転テーブル18の底面に貼着された蓋体30に密着することで収容容器12の内部が密閉される。なお、当然ながら、収容容器12は、投薬瓶110を収容でき、また、上昇して蓋体30に密着することで密閉空間が形成できるのであれば、その形状や大きさは、特に限定されない。ただし、収容容器12に比して投薬瓶110が小さい場合、投薬瓶110の上端と吐出配管34の先端とが離れてしまい、水薬吐出が適切に行えない場合がある。このような問題を解決するために、投薬瓶110のサイズに関わらず、収容容器12内における当該投薬瓶110の上端高さをほぼ一定に保つアダプタを設けてもよい。図8(B)は、アダプタ60の一例を示す図である。図8(B)に図示するような、収容容器12に比して小さい投薬瓶110を用いる場合には、収容容器12と投薬瓶110の間に、アダプタ60を介在させ、収容容器12内における当該投薬瓶110の上端高さをほぼ一定に保つことが望ましい。かかるアダプタ60を設けることで、比較的大きい投薬瓶110を用いた場合(図8(A)参照)と、比較的小さい投薬瓶110を用いた場合(図8(B)参照)のいずれの場合であっても、投薬瓶110の上端位置をほぼ同じ高さに保つことができ、適切な水薬吐出が可能となる。
収容容器12は、垂直移動機構16の一部である載置台42に載置されている。載置台42は、垂直方向延びるガイド軸44に挿通されており、当該ガイド軸44に沿って垂直方向にのみ移動可能となっている。この載置台42の下方は、楕円カム46により支持されている。楕円カム46は、垂直面内で回転可能となっており、当該楕円カム46の回転に伴い載置台42が昇降する。この楕円カム46の回転は、垂直移動機構駆動部50により制御されている。この載置台42が最上昇高さまで上昇した場合、収容容器12の鍔部13は蓋体30に密着し、収容容器12の内部は密閉状態になる。この密閉状態になる位置が、吐出位置となる。また、載置台42が最下降高さまで下降した場合、収容容器12の鍔部13は後述する吐出配管34の先端より下になる。すなわち、載置台42の最下降高さは、吐出配管34および収容容器12が水平面内で相対移動した際に、物理的干渉を生じないような高さに設定されている。
なお、本実施形態では、垂直移動機構として、楕円カム46を備えた機構を用いているが、収容容器12を、その開口部が蓋体30で遮蔽される位置に相対移動できる機構であれば、当然、他の機構であってもよい。例えば、リードスクリューとモータを備えた垂直移動機構などであってもよい。また、収容容器12を垂直方向に移送させるのではなく、後述する吐出ユニット14を垂直方向に移送させてもよい。
吐出ユニット14は、各薬瓶100ごとに設けられており、収容容器12の開口部を遮蔽する蓋体30、薬瓶100内の水薬を投薬瓶110に導く吐出機構、および、収容容器内部の空気層を加減圧する加減圧機構等を備えている。
蓋体30は、回転テーブル18の底面に貼着されており、収容容器12の開口部が完全に覆える程度の大きさを備えている。また、蓋体30の底面、すなわち、収容容器12との対向面には、収容容器12の鍔部13との密着性を確実にするためのOリング32が設けられている。収容容器12が最上昇高さまで上昇した場合、収容容器12の開口部は蓋体30により完全に覆われるとともに、鍔部13とOリング32が密着する。その結果、収容容器12の内部は、外界と完全に遮断された密閉空間となる。
蓋体30の底面には、さらに、吐出配管34内における水薬の位置を検出するための水センサ40が設けられている。この水センサ40は、吐出配管34に対して光照射し、その際の透過量等で吐出配管34内の液体の有無を検知する光学センサである。この水センサ40は、吐出配管34の先端近傍に設定された基準位置Xに検知光を照射できるように設置されており、基準位置Xにおける水薬の有無が検知できる。制御部56は、基準位置Xにおける水薬の有無検知結果が切り替わった時点、すなわち、水薬有りの状態から水薬無しの状態に切り替わった時点、あるいは、水薬無しの状態から水薬有りの状態に切り替わった時点を、水薬の先頭が基準位置Xに達した時点として処理する。かかる水センサ40を設けるのは、水薬吐出に先立って吐出配管34内の気体を排除するためであるが、これについては、後に詳説する。
吐出機構は、薬瓶100の底部近傍と投薬瓶110の上部近傍とを接続する吐出配管34、および、吐出配管34に設けられた吐出用バルブ36を備えている。吐出配管34は、薬瓶100に貯留された水薬を投薬瓶110へと導くための配管であり、その基端は薬瓶100の底部近傍、すなわち、薬瓶100内の水薬中に位置している。また、吐出配管34の先端は蓋体30を貫通して蓋体30の下方へと突出している。なお、吐出配管34が蓋体30を貫通する貫通箇所は、収容容器12の密閉性を担保するべく、確実なシールが施されている。
薬瓶100に貯留されている水薬は、この吐出配管34を通じて、投薬瓶110へと導かれる。この水薬の流れを適宜、許可、または、遮断するために、吐出配管34の途中には制御部56により開閉制御される吐出用バルブ36が設けられている。この吐出用バルブ36を、密閉状態の収容容器12の内圧に応じて適宜、開放、または、閉鎖することにより、所望の量の水薬を吐出することができる。なお、このバルブ36としては、ピンチバルブが望ましい。これにより、洗浄は吐出配管34のみについて行えばよく、メンテナンス作業を簡易化できる。また、吐出配管34の交換も容易に行える。収容容器12の内圧と吐出用バルブ36の開閉タイミングとの関係については後に詳説する。なお、薬瓶100の内部は、薬瓶100の上部近傍と外界とを連通する大気開放配管により、常に、大気圧に維持されている。
加減圧機構は、密閉状態の収容容器12の内部を加減圧するポンプ20と、当該ポンプ20と収容容器12の内部とを接続する加減圧配管22、および、当該加減圧配管22に設けられた加減圧用バルブ25を備えている。図1に図示する通り、本実施形態では、薬瓶100の数に応じて分岐した単一の加減圧配管22に単一のポンプ20が接続された構成となっている。そして、このポンプ20で収容容器12の内圧を可変することにより、水薬の吐出を行っている。このポンプ20は、吐出量の制御方法によって、いろいろ考えられるが、本実施形態では、気体の吸引、吐出体積を定量的に制御できるシリンジポンプを用いる。ポンプ駆動部54は、制御部56からの指示に応じて、このポンプ20を駆動する。
加減圧配管22から分岐した分岐路24は、それぞれ、蓋体30を貫通して蓋体30の下方へと突出している。各分岐路24には、制御部56により開閉制御される加減圧用バルブ25が設けられており、この加減圧用バルブ25を開閉することにより、ポンプ20に連通される分岐路24、ひいては、収容容器12の加減圧が実行される吐出ユニット14が切り替えられるようになっている。
加減圧配管22には、さらに、単一の圧力計26および大気開放弁28が設けられている。圧力計26は、各加減圧用バルブ25よりポンプ寄りの位置に設けられており、加減圧配管22の内部の圧力を計測できるようになっている。また、大気開放弁28は、加減圧配管22の内部と外界とを連通する配管上に設けられており、やはり、各加減圧用バルブ25よりポンプ寄りの位置に設けられている。この大気開放弁28を開放することにより、加減圧配管22および加減圧用バルブ25が開放された分岐路24に接続された収容容器12の内部を大気圧に戻すことができる。
回転テーブル18は、複数の吐出ユニット14を収容容器12に対して水平移動させるための移動機構である。この回転テーブル18は、水平移動機構駆動部52により、その駆動が制御されている。なお、複数の吐出ユニット14を収容容器12に対して相対的に水平移動できる機構であれば、回転テーブル以外の移動機構を用いてもよい。例えば、回転テーブルに代えて、ベルトコンベアやXYテーブル等の垂直移動機構を用いてもよい。また、吐出ユニット14を水平移動させるのではなく、収容容器12を水平移動させる機構であってもよい。
制御部56は、水薬調合装置10全体を制御する。この制御部56は、予め、各種水薬の吐出位置等を装置情報として記憶している。また、水薬調合時にユーザから入力される調合に必要な水薬種類および液体体積等を、調合情報として一時記憶している。そして、水薬調合を行う際には、調合情報および装置情報に基づいて、回転テーブル18や、垂直移動機構16、各種バルブ25,28,36等の駆動シーケンスを生成し、生成された駆動シーケンスに応じた指令信号を各駆動部50,52,54に出力する。
次に、この水薬調合装置10で、水薬を吐出する際の原理について説明する。本実施形態では、収容容器12を蓋体30で遮蔽して密閉した状態で、対応する加減圧用バルブ25のみを開放するとともにポンプ20を駆動して、収容容器12の内部を減圧する。そして、目標量の減圧ができれば、続いて、吐出用バルブ36を開放して、薬瓶100内部と収容容器12の内部とを連通させる。吐出用バルブ36が開放されると、薬瓶100に貯留されている水薬は、圧力差によって収容容器12へと導かれる。そして、吐出配管34から吐出された水薬は、収容容器12の内部に収容された投薬瓶110へと供給される。このとき、水薬の吐出に伴う収容容器12の内圧変化を、圧力計26でモニタリングし、吐出開始から終了までの収容容器12の内圧変化量が、目標吐出液体積に対応する内圧変化量に達すれば吐出用バルブ36を閉鎖して、水薬吐出を終了する。
ここで、目標吐出液体積ΔVaと収容容器12の内圧との関係について説明する。目標吐出液体積ΔVaを、収容容器12に収容された投薬瓶110に吐出した場合、収容容器12の内部の気体の体積変化量は、ΔVaとみなすことができる。そして、水薬吐出開始時の収容容器12、当該収容容器12に接続された分岐路24を含む加減圧配管22、および、シリンジポンプ20のシリンダ内の気体体積(以下「収容容器内の気体体積」という)をVsとすると、水薬吐出後の収容容器内の気体体積は(Vs−ΔVa)とおける。また、水薬吐出の開始から終了までの間に大幅な温度変化はないと考えられるため、収容容器内の気体体積(V)と圧力(P)との積(PV)は、ほぼ一定とみなせる。したがって、吐出開始時の収容容器12の内圧をPs,目標吐出液体積ΔVaの水薬を吐出した後の収容容器の内圧をPeとおくと、次の式が成り立つ。
Vs・Ps=(Vs−ΔVa)・Pe・・・式1
本実施形態では、吐出開始時の内圧Psがシリンジポンプ20の減圧動作によって得られる。この減圧前の収容容器内の内圧を大気圧P0、気体体積をV0とすると式2が成立する。
V0・P0=Vs・Ps・・・式2
この式2を式1に代入すると、次の式3が得られる。
V0・P0=(Vs−ΔVa)・Pe・・・式3
ここで、吐出終了時の収容容器12の内圧PeをP0(大気圧)とすると、式3は、
Vs=V0+ΔVa・・・式4
となる。つまり、減圧後の体積Vsをこの式4を満たすような値にし、かつ、減圧前および水薬吐出終了時の内圧を同じ大気圧P0にすれば、目標吐出液体積ΔVaを投薬瓶に吐出できることになる。ここで、改めて式4をみれば分かるとおり、減圧後の気体体積Vsは、減圧前の気体体積V0に、目標吐出液体積ΔVaを付加した値である。ここで、本実施形態では、ポンプ20としてシリンジポンプを用いている。シリンジポンプで減圧した場合、減圧前の気体体積V0と減圧後の気体体積Vsとの体積差は、シリンジポンプで吸引した気体体積となる。つまり、減圧前および水薬吐出終了時の内圧を同じ大気圧P0とした場合、シリンジポンプ20での吸引気体体積が目標吐出液体積になる。
そして、この制御方法によれば、シリンジポンプでの吸引体積が目標吐出液体積になるため、収容容器内の気体体積や、投薬瓶内の液体積が不明であっても、簡易に、吐出液体積を制御することできる。また、大気圧の絶対値を考慮しなくてもよいというメリットがある。
なお、本実施形態では、シリンジポンプの吸引気体体積で吐出液体積を制御しているが、収容容器の内圧で吐出液体積を制御してもよい。この場合は、予め、あらかじめ、式1を満たすような吐出開始圧Psを求めておく。この吐出開始圧Psは、式1を変形した式5で求めることができる。
Ps=Pe(1−ΔVa/Vs)・・・式5
そして、求まった吐出開始圧Psまで、収容容器12の内部を減圧した上で、吐出用バルブ36を開放し、収容容器12の内圧が吐出停止圧Peになった時点で吐出用バルブ36を閉鎖して吐出を終了させれば、目標吐出液体積ΔVaの吐出ができることになる。この場合、ポンプによる体積制御を行う必要がないため、比較的安価なポンプ、例えば、ダイアフラムポンプ等を用いることができる。
本実施形態において、吐出停止時の内圧Peを、高い値に設定すると、吐出停止時の内圧Psに達する前、換言すれば、所望体積の水薬吐出がなされる前に、薬瓶100内と収容容器12内の圧力が平衡状態になり、水薬の吐出が停止することになる。薬瓶100内と収容容器12内の圧力が平衡になる圧力値は、水頭圧ρghにより変動するため、吐出停止時の内圧Peは、水頭圧ρghを考慮して設定する。なお、Peを大気圧P0にする場合、薬瓶100中の液面が吐出配管34の出口より常に高い位置にあるようにする必要がある。
図4は、水薬吐出時の収容容器12の内圧変化を示す図である。図4において、横軸は時間を、縦軸は収容容器12の内圧をそれぞれ示している。また、細実線L1は薬瓶100の貯留水薬の液面レベルが低い場合を、太実線L2は薬瓶100の貯留水薬の液面レベルが高い場合をそれぞれ示している。
吐出開始圧Psまで減圧した状態で、吐出用バルブ36を開放すると、投薬瓶110には、吐出配管34を介して、水薬が吐出される。この水薬の吐出に伴い、収容容器12内の気体体積が減少するとともに収容容器12の内圧が上昇する。そして、吐出配管34の基端および先端での圧力が等しくなれば、すなわち、薬瓶100と収容容器12の内圧が等しくなれば、水薬の吐出が自動的に停止し、収容容器12の内圧は一定値に収束する。この内圧の収束値は、大気圧P0に水頭圧ρghを付加した値である。水頭圧ρghは、薬瓶100内の水薬の液面レベルに応じて変動し、液面レベルが高いほど水頭圧ρghも高くなる。
次に、この水薬調合装置10での、水薬調合の流れについて説明する。図5は、水薬調合の流れを示すフローチャートである。水薬調合を行う際、ユーザは、まず、水薬調合に必要な水薬種類およびその液体積を調合情報として制御部56に入力する。制御部56は、入力された調合情報および予め記憶している装置情報に基づいて、各部の駆動シーケンスを生成する(S10)。
駆動シーケンスが生成できれば、得られた駆動シーケンスに基づいて、水薬の調合を実行する。具体的には、まず、全てのバルブを閉鎖するとともに、吐出すべき水薬に対応する吐出配管34が収容容器12の上方に位置するべく、回転テーブル18を駆動させる(S12)。このとき、吐出配管34と収容容器12との物理的干渉を防止するために、収容容器12は、最下降高さに下降させておく。
続いて、垂直移動機構16を駆動して、収容容器12を最上昇高さまで上昇させ、収容容器12の開口部を回転テーブル18底面に貼着された蓋体30で遮蔽させる(S14)。このとき、収容容器12の密閉性を向上させるために、収容容器12と蓋体30が接触した後、ポンプ20での気体吸引動作を行うことが望ましい。すなわち、収容容器12の上昇により、収容容器12と蓋体30が接触すれば、吐出すべき水薬に対応する加減圧用バルブ25のみを開放し、ポンプ20を吸引駆動させる。このポンプ20の吸引駆動により、収容容器12の内部は、軽い負圧となる。そして、この負圧の影響により、収容容器12の鍔部13と蓋体30との密着性が向上し、収容容器12内の密閉性をより向上できる。収容容器12の鍔部13と蓋体30とが確実に密着した状態になれば、大気開放弁28を開放し、収容容器12の内部を大気圧に戻す。収容容器12の内部を大気圧に戻せば、大気開放弁を閉鎖し、再び、収容容器12を密閉状態にする。
次に、吐出配管の内部に存在する気体を排出する(S16)。気体を排除する場合は、まず、吐出用バルブ36および加減圧用バルブ25を開放して薬瓶100と収容容器12、および、収容容器12とポンプ20を連通させる。この状態で、ポンプ20を駆動して、収容容器12の内部の気体を低速吸引する。この気体吸引に伴い、収容容器12の内圧は低速減圧され、薬瓶100に貯留されている水薬が吐出配管34の先端近傍へと低速移動する。このとき、蓋体30の底面に設けられた水センサ40は、水薬が吐出配管34の基準位置Xまで移動したか否かを検出している。水センサ40により、水薬が基準位置Xまで移動したことが検知されれば、制御部56は、ポンプ20の駆動を即座に停止させる。また、同時に、吐出用バルブ36を閉鎖し、薬瓶100と収容容器12との連通を遮断する。このポンプ20の駆動停止により、吐出配管34内での水薬の移動も停止する。水薬が基準位置Xに達した時点で減圧動作を停止しているため、水薬は基準位置Xで留まり、投薬瓶110には吐出されていない。その一方で、吐出配管34の内部には、水薬が充填しており、吐出配管34の内部に存在していた気体はほぼ排除されたことになる。この状態になれば、再度、大気開放弁28を開放し、収容容器12の内部を大気圧に戻す。
ここで、このように吐出配管34の内部に存在する気体を排除するのは、次の理由による。既述したとおり、本実施形態では、密閉空間、すなわち、収容容器12および加減圧配管22の気体体積変化量を目標吐出液体積としている。そして、この気体体積変化量に応じた内圧変化量を与えることで、吐出液体積を制御している。換言すれば、水薬吐出開始時の密閉空間の気体体積が、当初の予定と異なる場合には、吐出液体積に誤差が生じることになる。この誤差を低減するために、本実施形態では、予め、吐出配管34の内部を水薬で充填させて、余分な気体を排除している。なお、この気体排除処理は、各薬瓶100の初回吐出の際にのみ行えばよい。すなわち、2回目以降では吐出配管34の気体は排除されているため、この気体排除処理は不要となる。
吐出配管34内の気体が排除できれば、続いて、水薬の吐出処理を開始する(S18)。図6は、この水薬吐出処理のより詳細な流れを示すフローチャートである。水薬吐出処理を行う場合は、まず、全てのバルブ25,28,36を閉鎖し、収容容器12を密閉状態にする(S22)。その後、加減圧用バルブ25を開放するとともに、シリンジポンプ20で目標吐出液体積ΔVaと同じ体積の気体を吸引して、収容容器12の内部を減圧する(S24,S26)。
続いて、吐出用バルブ36を開放する(S30)。吐出用バルブ36が開放されると、薬瓶100に貯留された水薬は、吐出配管34を通じて薬瓶100内部から収容容器12内部へと導かれる。そして、吐出配管34の先端から吐出した水薬は、収容容器12の内部に収容された投薬瓶110へと供給されることになる。
この水薬の供給に伴い、収容容器12の気体体積は減少し、内圧が上昇することになる。このときの内圧変化も圧力計26でモニタリングする。制御部56は、収容容器12の内圧が大気圧P0に達すれば、吐出用バルブ36を閉鎖し、水薬の吐出を停止させる(S32,S34)。そして、加減圧配管22に設けられた大気開放弁28を開放して、収容容器12の内圧を大気圧に戻せば、水薬吐出処理が終了となる。
なお、図7は、シリンジポンプに代えてダイアフラムポンプ等を用い、収容容器の内圧変化に基づいて、吐出液体積を制御する場合の流れを示すフローチャートである。この場合は、まず、目標吐出液体積ΔVaに基づいて、吐出開始圧Psを算出する(S20)。これは、式5で求めることができる。続いて、シリンジポンプを用いる場合と同様に、全バルブ25,28,36を閉鎖した後、加減圧用バルブ25のみを開放する(S22,S24)。そして、ポンプ20(ダイアフラムポンプ)を駆動して収容容器12の内部の減圧を開始する(S27)。この減圧時において、制御部56は、収容容器12の内圧をモニタリングしておく(S29)。内圧が吐出開始圧Psに達すれば、減圧動作を停止する(S28)。この後の処理は、シリンジポンプを用いる場合(図6のステップS30以降)と同じになる。
水薬吐出処理が終了すれば、最後に、垂直移動機構16を駆動して、収容容器12を下降させれば、一種類の水薬の吐出が終了となる(S42)。一種類の水薬吐出が完了すれば、制御部56は、算出した駆動シーケンスに基づいて、調合に必要な水薬がまだ残っているか否かを判断する(S44)。調合に必要な水薬がある場合は、回転テーブル18を駆動して、当該水薬に対応する吐出配管34を収容容器12の上方へと移動させる(S46)。そして、再び、ステップS14〜ステップS44を実行する。これを繰り返し、調合に必要な水薬が全て投薬瓶110に吐出されれば、水薬調合は終了となる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、密閉容器、すなわち、収容容器12の内圧を制御することで吐出液体積の制御を行っている。しかも、気体の吸引・吐出量を制御できるシリンジポンプ等を用いれば、収容容器の体積、大気圧の絶対値等の影響を受けることなく吐出液体積を制御できる。そのため、より簡易な構成で高精度の自動液体調合が可能となる。また、一つのポンプ20や圧力計26を、複数の吐出ユニット14で共用する構成となっている。そのため、水薬調合装置を安価に提供することができる。また、ポンプの制御や配線等、メンテナンス等を簡易化できる。さらに、吐出液体積の制御に必要となる密閉容器は、投薬瓶110を収容した収容容器12を吐出ユニットに対して相対移動させることにより形成されている。換言すれば、複数の吐出ユニット14で、単一の密閉容器を共用しているといえる。そのため、より簡易に、かつ、小型の水薬調合装置を提供できる。
なお、本発明の一実施例として水薬調合装置を説明したが、複数種類の液体を調合する装置であれば、他の装置にも当然適用してもよい。また、少なくとも、中間槽の空気層の加減圧で、水薬の吸引、吐出ができるのであれば、その他の構成は本実施形態と異なる構成であってもよい。また、水薬の吸引吐出の手順も適宜、変更してもよい。
本発明の実施形態である水薬調合装置の構成を示す図である。 水薬調合装置の概略上面図である。 図1におけるA部の詳細図である。 水薬の吐出時間と収容容器の内圧との関係を示すグラフである。 水薬調合の流れを示すフローチャートである。 水薬吐出処理のより詳細な流れを示すフローチャートである。 ダイアフラムポンプを用いた場合の水薬吐出処理の流れを示すフローチャートである。 収容容器内での投薬瓶の位置を示す図であり、(A)はアダプタを用いない場合を、(B)はアダプタを用いた場合の様子を示す。
符号の説明
10 水薬調合装置、12 収容容器、14 吐出ユニット、16 垂直移動機構、18 回転テーブル、20 ポンプ、22 加減圧配管、25 加減圧用バルブ、26 圧力計、28 大気開放弁、30 蓋体、34 吐出配管、36 吐出用バルブ、56 制御部、60 アダプタ、100 薬瓶、110 投薬瓶。

Claims (9)

  1. 複数の貯留容器から指定量の液体を調合容器に供給して液体を調合する液体調合装置であって、
    調合容器を収容する容器であって、開口部を有する収容容器と、
    貯留容器ごとに設けられ、各貯留容器ごとに設定された吐出位置に位置する収容容器の開口部を遮蔽して収容容器の内部を密閉するとともに、当該収容容器の内圧を減圧することにより貯留容器内の液体を当該貯留容器ごとに設けられた吐出配管の先端から吐出させて調合容器に導く吐出ユニットと、
    収容容器および吐出ユニットを相対移動させることにより、収容容器を選択された貯留容器に対応する吐出位置に移送させる移送手段と、
    を備えることを特徴とする液体調合装置。
  2. 請求項1に記載の液体調合装置であって、
    各吐出ユニットは、収容容器が吐出位置に移送された際に、収容容器の開口部を遮蔽して密閉空間を形成する蓋体を備えることを特徴とする液体調合装置。
  3. 請求項1または2に記載の液体調合装置であって、
    吐出ユニットは、液体の吐出に伴う収容容器の内圧変化量に基づいて吐出液体積を制御することを特徴とする液体調合装置。
  4. 請求項3に記載の液体調合装置であって、
    吐出ユニットは、密閉された収容容器を減圧した後に収容容器と貯留容器を連通することにより水薬の吐出を行い、水薬吐出に伴う内圧変化量が目標吐出液体積に応じた値に達すれば収容容器と貯留容器との連通を遮断することで水薬吐出を終了することを特徴とする液体調合装置。
  5. 請求項3または4に記載の液体調合装置であって、
    吐出ユニットは、収容容器と貯留容器とを接続する吐出配管に設けられたバルブを開閉することで、収容容器と貯留容器とを連通または遮断することを特徴とする液体調合装置。
  6. 請求項3から5のいずれか1項に記載の液体調合装置であって、
    吐出ユニットは、液体吐出に先立って、吐出配管内に水薬を導くことで、吐出配管内の気体を排除することを特徴とする液体調合装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の液体調合装置であって、
    吐出ユニットは、
    複数の吐出ユニットで共用される単一のポンプと、
    ポンプと複数の吐出ユニットを接続する配管であって、吐出ユニットの数に応じて分岐した加減圧配管と、
    加減圧配管の各分岐路に設けられた加減圧用バルブと、
    を備えており、加減圧用バルブを開閉することで、ポンプに連通される吐出ユニットを切り替えることを特徴とする液体調合装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の液体調合装置であって、
    移送手段は、収容容器を垂直方向に移送させる垂直移送手段を備えており、
    前記垂直移送手段は、
    収容容器が載置される載置台と、
    当該載置台を下方から支持するとともに垂直面内で回転自在のカムと、
    を備え、当該カムの回転に伴い載置台が昇降することを特徴とする液体調合装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の液体調合装置であって、
    収容容器は、収容する調合容器の大きさに応じて選択されるアダプタであって、収容容器と調合容器との間に介在することで調合容器の大きさの相違を吸収するアダプタを備えることを特徴とする液体調合装置。
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