JP2001062111A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001062111A
JP2001062111A JP2000240127A JP2000240127A JP2001062111A JP 2001062111 A JP2001062111 A JP 2001062111A JP 2000240127 A JP2000240127 A JP 2000240127A JP 2000240127 A JP2000240127 A JP 2000240127A JP 2001062111 A JP2001062111 A JP 2001062111A
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JP
Japan
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rom
cpu
game machine
security
security code
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JP2000240127A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
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Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 賞品球の数を増減させる等の不正改造を防止
することができる払い出し基板を備えた弾球遊技機を提
供する。 【解決手段】 弾球遊技機の払い出し基板には、プログ
ラムデータ及びセキュリティコードとを記憶させたRO
M10とセキュリティチップ20とを実装し、ROM1
0とセキュリティチップ20におけるCPU32とは共
通の保安コード機能を有するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機に関す
るものであり、特に、賞品球の払い出しを制御する払い
出し基板を備えた弾球遊技機、アレンジボール機、雀球
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりパチンコ機等の弾球遊技機にお
いては、遊技盤の入賞領域に遊技球が入れば、予め設定
された所定数の賞品球を賞品球払い出し手段により払い
出す。この賞品球払い出し手段を制御するのが払い出し
基板である。この払い出し基板には、CPU等が搭載さ
れたチップが実装されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の払い出
し基板に実装されたチップにおいては、セキュリティ機
能がないため、賞品球の数を増減させる等の不正改造の
おそれがあった。そこで、本発明は、賞品球の数を増減
させる等の不正改造を防止することができる払い出し基
板を備えた弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、賞品
球を適数払い出し可能な賞品球払い出し手段を有する弾
球遊技機であって、該賞品球払い出し手段を制御する払
い出し基板と、前記払い出し基板に設けられた、少なく
とも賞品球の払い出しのプログラムが書き込んであるR
OMと、前記払い出し基板に設けられた、該ROMから
読み取ったプログラムを一時的に記憶するRAMと、前
記払い出し基板に設けられた、前記賞品球払い出し手段
の制御指令を司るCPUとを有し、前記CPUと前記R
OMの間には共通の保安コード機能を有することを特徴
とする。この第1の構成の弾球遊技機においては、前記
CPUとROMの間には共通の保安コード機能を有する
ので、不正プログラムによりCPUを動作させようとす
る不正改造が行われた場合には、これを適切にチェック
することができる。これにより不正改造を防止すること
ができる。
【0005】また、第2には、上記第1の構成におい
て、前記CPUと前記RAMとが一体になっていること
を特徴とする。第3には、上記第1又は第2の構成にお
いて、前記CPUと前記ROMとが一体になっているこ
とを特徴とする。第4には、上記第1又は第2又は第3
の構成において、前記CPUと前記ROMと前記RAM
とが一体になっていることを特徴とする。この第2、第
3、第4の構成によれば、基板に実装する際の省スペー
ス化、実装に際しての工程数の削減等を図ることができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく弾球遊技
機Aは図1〜図3に示すように構成され、特にその背面
には、図2に示されるように、払い出し基板50が設け
られている。この払い出し基板50は、払い出しモータ
の制御等賞品球の払い出しに関する制御を行うための基
板で、この払い出し基板50には、図1に示すようなR
OM10、セキュリティチップ20等が実装されてい
る。
【0007】ここで、上記ROM10は、上記払い出し
のプログラムとしてのプログラムデータと、該プログラ
ムデータに基づくセキュリティコード(保安コード)と
が格納されている。より具体的には、このプログラムデ
ータは、一般に遊技機メーカーが開発したものであり、
払い出しの動作を制御するためのプログラムである。ま
た、該セキュリティコードは、所定の変換フォーマット
に従い該プログラムデータを変換して得られるものであ
り、通常所定の機関により発行される。つまり、遊技機
メーカーが該プログラムデータが格納されたマスターR
OMを該所定の機関に提出し、該所定の機関が所定の検
査を行って、検査に合格したものに対して上記セキュリ
ティコードを該プログラムデータが格納されているマス
ターROM内に付加する。弾球遊技機Aに搭載されてい
るROM10は、一般にはそのマスターROMに記憶さ
れているデータを複写したものである。
【0008】また、上記セキュリティチップ20は、図
1に示すように、クロック発生回路22、RAM24、
セキュリティチェック回路26、I/Oポート28、I
/F(インターフェース)部30と、CPU32等を有
している。つまり、セキュリティチップ20において
は、上記各部の構成がワンチップ化されている。
【0009】ここで、上記クロック発生回路22は、C
PU32動作用のクロックを発生する。また、RAM2
4は、各種データの書込み及び読出しを行うものである
が、主としてROM10から読み取ったプログラムデー
タ等を一時的に保持する。
【0010】また、セキュリティチェック回路26は、
ROM10に格納されたプログラムデータが正規のもの
であるか否かを判断するセキュリティチェックを行い、
正規のプログラムデータでない場合には、CPU32の
動作を停止させる。このセキュリティチェック回路26
は、図1に示すように、CPU26a、ROM26b、
RAM26cが設けられている。つまり、ROM10と
CPU32とは共通の保安コード機能を有している。詳
しくは後述する。
【0011】また、上記I/Oポート28は、各種駆動
回路やスイッチ回路と接続され、このI/Oポート28
を介して払い出しモータ等の払い出しに関する制御信号
を出力する。また、I/F部30は、ROM10とセキ
ュリティチップ20間のインタフェースを司る。なお、
上記RAM24、セキュリティチェック回路26、I/
Oポート28、I/F部30と、CPU32はバス34
を介して接続されている。
【0012】なお、本実施例の弾球遊技機Aの裏面に
は、図2に示すように、賞品球貯留手段としての賞品球
タンク52、主基板54、上記賞品球払い出し手段とし
ての払い出しモータ56等が設けられている。ここで、
上記賞品球タンク52は、賞品球を貯留するためのもの
で、裏セット板58の裏側の上部に装着されている。ま
た、該主基板54は、弾球遊技機A全体を制御するため
のものである。また、該払い出しモータ56は、所定角
度回転することにより、所定量の賞品球を払い出すもの
である。この払い出しモータ56は、ステッピングモー
タにより構成される。
【0013】上記構成における弾球遊技機Aの動作につ
いて説明する。まず、該弾球遊技機Aに対して電源が投
入されると、チェックモードになり、以下のチェックが
行われる。つまり、まず、ROM10に書き込まれてい
るセキュリティコードとプログラムデータとの整合性が
チェックされる。すなわち、ROM10に格納されてい
るプログラムデータとセキュリティコードとは、I/F
部30を介して、セキュリティチェック回路26におけ
るRAM26cに一旦保持される。なお、該プログラム
データは、RAM24にも格納される。そして、上記セ
キュリティチェック回路26におけるROM26bに
は、セキュリティコードを算出するための上記変換フォ
ーマットが予め格納されており、CPU26aは、RA
M26cに保持されているプログラムデータから該変換
フォーマットに従い、セキュリティコードを算出する。
そして、RAM26cに保持されてセキュリティコー
ド、すなわち、もともとROM10に記憶されていたセ
キュリティコードと、該算出されたセキュリティコード
とを比較して一致するか否かを判定して、上記の整合性
をチェックする。
【0014】そして、整合性があると判定される場合に
は、プログラム実行モードに移行して、遊技可能状態と
する。つまり、ROM10に記憶されていたプログラム
データはRAM24にも記憶されているので、RAM2
4に格納されたプログラムデータに従いCPU32を動
作させて、プログラムデータに基づく払い出し制御が行
われる。一方、上記のチェックにおいて整合性がないと
判定される場合には、CPU32をリセットし、弾球遊
技機Aの作動を停止させる。
【0015】なお、上記のチェック(これを第1のチェ
ックとする)にさらに以下のようなチェックを行うよう
にしてもよい。つまり、セキュリティチェック回路26
は、ROM26bにすでにセキュリティコードが書き込
まれているか否かを判定して、書き込まれていない場合
には、ROM26bへ書込みを行う。一方、すでに、書
き込まれている場合には、書き込まれているセキュリテ
ィコードとROM10に記憶されていたセキュリティコ
ードとを比較して一致するか否かを判定して整合性をチ
ェックする。これを第2のチェックとする。
【0016】そして、上記第1のチェック及び第2のチ
ェックにおいて、ともに整合性があると判定される場合
には、プログラム実行モードに移行して、遊技可能状態
とする。なお、上記第1のチェックでは整合性があり、
かつ、ROM26bにすでにセキュリティコードが書き
込まれていない場合にも、上記プログラム実行モードに
移行する。一方、上記第1のチェック及び第2のチェッ
クの少なくともいずれかにおいて整合性がないと判定さ
れる場合には、CPU32をリセットする。
【0017】以上のようにして、本実施例では、払い出
し基板にセキュリティチップを使用したので、不正プロ
グラムによりCPU32を動作させようとする不正改造
が行われた場合には、これを適切にチェックすることが
できる。つまり、ROM10の代わりに、例えば、払い
出し数を不正に増減させる不正プログラムが記憶された
ROMに取り替えられた場合には、これをチェックする
ことができる。これにより、不正改造を防止することが
できる。
【0018】また、上記のセキュリティチップ20やR
OM10を特定の種類のものに限定することにより、上
記所定の機関における検査を効率よく行うことが可能と
なる。例えば、上記セキュリティチップ20やROM1
0が特定の種類のものしか存在しない状況にある場合に
は、それだけ検査の手間や時間を少なくすることができ
る。
【0019】なお、上記の説明では、変換フォーマット
はセキュリティチェック回路26のROM26bに予め
格納されているものとして説明したが、ROM10にセ
キュリティコードを書き込む際に同時に書き込んでおい
てROM10から読み出すようにしてもよい。
【0020】なお、上記プログラム実行モードにおいて
は、弾球遊技機Aにおける各部は以下のように動作す
る。つまり、遊技者がハンドル70(図3参照)を回動
操作すると、発射モータ60が動作し、打撃槌が上皿7
2から遊技球を打撃して、該遊技球は、ガイドレール7
4に沿って発射される。発射された遊技球は、遊技盤7
6の上部側から下方に落下して、一部の遊技球が入賞口
78に入る。
【0021】入賞球は入賞球タンク(図示せず)に集め
られ、その後、入賞球検出スイッチ(図示せず)の孔に
至る。入賞球検出スイッチが該入賞球を検出すると、そ
の検出信号は主基板54に送られ、主基板54のCPU
は払い出し基板50に対して賞品球の払い出しを指示す
る。
【0022】すると、セキュリティチップ20における
CPU32は、RAM24に格納されているプログラム
データに従い制御信号を出力して、払い出しモータ56
の動作を制御する。払い出しモータ56は、該制御信号
に基づき所定の角度回転し、これに伴い賞品球が払い出
される。
【0023】なお、上記の説明では、CPU32とRA
M24とがワンチップ化され、ROM10はセキュリテ
ィチップ20とは別体のものとして説明したが、これに
は限られず、CPU32とRAM24とROM10とを
ワンチップ化、すなわち一体のものとしてもよい。ま
た、CPU32とRAM24とROM10のそれぞれを
単独のチップとして構成してもよい。また、CPU32
とROM10をワンチップ化し、RAM24を別体とす
るようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明に基づく請求項1に記載の弾球遊
技機によれば、前記CPUとROMの間には共通の保安
コード機能を有するので、不正プログラムによりCPU
を動作させようとする不正改造が行われた場合には、こ
れを適切にチェックすることができる。これにより不正
改造を防止することができる。また、請求項2及び請求
項3及び請求項4に記載の弾球遊技機によれば、基板に
実装する際の省スペース化、実装に際しての工程数の削
減等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく弾球遊技機の払い出し
基板に搭載されるセキュリティチップとROMを示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の実施例に基づく弾球遊技機の背面図で
ある。
【図3】本発明の実施例に基づく弾球遊技機の正面図で
ある。
【符号の説明】
A 弾球遊技機 10 ROM 20 セキュリティチップ 24 RAM 26 セキュリティチェック回路 32 CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 賞品球を適数払い出し可能な賞品球払い
    出し手段を有する弾球遊技機であって、 該賞品球払い出し手段を制御する払い出し基板と、 前記払い出し基板に設けられた、少なくとも賞品球の払
    い出しのプログラムが書き込んであるROMと、 前記払い出し基板に設けられた、該ROMから読み取っ
    たプログラムを一時的に記憶するRAMと、 前記払い出し基板に設けられた、前記賞品球払い出し手
    段の制御指令を司るCPUとを有し、 前記CPUと前記ROMの間には共通の保安コード機能
    を有することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記CPUと前記RAMとが一体になっ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記CPUと前記ROMとが一体になっ
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊
    技機。
  4. 【請求項4】 前記CPUと前記ROMと前記RAMと
    が一体になっていることを特徴とする請求項1又は2又
    は3に記載の弾球遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212069A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Joyco Systems Corp 遊技システム
JP2014131605A (ja) * 2013-11-29 2014-07-17 Sankyo Co Ltd 遊技用システムおよび遊技機器
JP2014166508A (ja) * 2014-04-03 2014-09-11 Joyco Systems Corp 遊技システム、及び遊技媒体貸出装置
JP2016019859A (ja) * 2015-10-02 2016-02-04 株式会社三共 遊技用システムおよび遊技機器

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