JP2001061657A - 冷蔵機能付き蒸し器 - Google Patents
冷蔵機能付き蒸し器Info
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- JP2001061657A JP2001061657A JP36948399A JP36948399A JP2001061657A JP 2001061657 A JP2001061657 A JP 2001061657A JP 36948399 A JP36948399 A JP 36948399A JP 36948399 A JP36948399 A JP 36948399A JP 2001061657 A JP2001061657 A JP 2001061657A
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- JP
- Japan
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- steam
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 店頭に配置するときのスペースが少なくて済
むコンパクトな冷蔵機能付き蒸し器1,10を提供する
こと。 【解決手段】 筐体2,12とショーケース3,13を
備え、筐体2,12に蒸気発生手段22と空気冷却手段
23を内蔵し、筐体2,12の上面に蒸気発生手段22
で発生した水蒸気をショーケース3,13中に導入する
蒸気導入口25aと、ショーケース3,13中の空気を
空気冷却手段23へ導入する内気導入口23j及び空気
冷却手段23で冷却した空気をショーケース3,13中
に導入する冷気導入口23jとを設けると共に、蒸気導
入口25aと内気導入口23j及び冷気導入口23jを
覆うようにショーケース3,13を筐体2,12の上面
に設置し、かつ内気導入口23jと冷気導入口23jを
気密に覆蓋可能な密閉蓋6,16を内気導入口23jと
冷気導入口23jに着脱可能に設ける。
むコンパクトな冷蔵機能付き蒸し器1,10を提供する
こと。 【解決手段】 筐体2,12とショーケース3,13を
備え、筐体2,12に蒸気発生手段22と空気冷却手段
23を内蔵し、筐体2,12の上面に蒸気発生手段22
で発生した水蒸気をショーケース3,13中に導入する
蒸気導入口25aと、ショーケース3,13中の空気を
空気冷却手段23へ導入する内気導入口23j及び空気
冷却手段23で冷却した空気をショーケース3,13中
に導入する冷気導入口23jとを設けると共に、蒸気導
入口25aと内気導入口23j及び冷気導入口23jを
覆うようにショーケース3,13を筐体2,12の上面
に設置し、かつ内気導入口23jと冷気導入口23jを
気密に覆蓋可能な密閉蓋6,16を内気導入口23jと
冷気導入口23jに着脱可能に設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸気発生手段と空気
冷却手段を筐体に内蔵し、この筐体の上面にショーケー
スを設置した冷蔵機能付き蒸し器に関する。
冷却手段を筐体に内蔵し、この筐体の上面にショーケー
スを設置した冷蔵機能付き蒸し器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の蒸し器の一形式として、本願出
願人の出願に係る特開平11−285427号公報に
は、横長直方体状の筐体に蒸気発生手段と空気冷却手段
を内蔵し、筐体上面の一方の半面に蒸気発生手段で発生
した蒸気を放出する蒸気口を開口させ、筐体上面の他方
の半面に空気冷却手段に空気を導入する内気導入口と、
空気冷却手段で冷却した空気を吐出する冷気吐出口を開
口させ、下面を開口したショーケースを筐体上面の一方
の半面又は他方の半面に択一的に設置するように構成し
た冷蔵機能付き蒸し器が開示されている。
願人の出願に係る特開平11−285427号公報に
は、横長直方体状の筐体に蒸気発生手段と空気冷却手段
を内蔵し、筐体上面の一方の半面に蒸気発生手段で発生
した蒸気を放出する蒸気口を開口させ、筐体上面の他方
の半面に空気冷却手段に空気を導入する内気導入口と、
空気冷却手段で冷却した空気を吐出する冷気吐出口を開
口させ、下面を開口したショーケースを筐体上面の一方
の半面又は他方の半面に択一的に設置するように構成し
た冷蔵機能付き蒸し器が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の冷蔵機能付き蒸
し器は冬季に蒸したあんまん、肉まん等の食品を販売す
るときに使用するだけでなく、冷蔵機能を有するので夏
季に冷やした缶ジュース等を販売するにも利用できる。
従って、一年中店頭に設置して使用できる。しかしなが
ら、蒸し器として使用するときはショーケースを筐体上
面の一方の半面に設置し、冷蔵機能を利用するときはシ
ョーケースを筐体上面の他方の半面に設置できるよう
に、筐体の形状を横長直方体状にしている。このため店
頭に配置するとき広いスペースが必要となる。本発明は
かかる点に鑑み、店頭に配置するときのスペースが少な
くて済むコンパクトな冷蔵機能付き蒸し器を提供するこ
とを目的とする。
し器は冬季に蒸したあんまん、肉まん等の食品を販売す
るときに使用するだけでなく、冷蔵機能を有するので夏
季に冷やした缶ジュース等を販売するにも利用できる。
従って、一年中店頭に設置して使用できる。しかしなが
ら、蒸し器として使用するときはショーケースを筐体上
面の一方の半面に設置し、冷蔵機能を利用するときはシ
ョーケースを筐体上面の他方の半面に設置できるよう
に、筐体の形状を横長直方体状にしている。このため店
頭に配置するとき広いスペースが必要となる。本発明は
かかる点に鑑み、店頭に配置するときのスペースが少な
くて済むコンパクトな冷蔵機能付き蒸し器を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る冷蔵機能付き蒸し器は、筐体とショーケースを備
え、筐体に蒸気発生手段と空気冷却手段を内蔵し、筐体
の上面に前記蒸気発生手段で発生した水蒸気を前記ショ
ーケース中に導入する蒸気導入口と、前記ショーケース
中の空気を前記空気冷却手段へ導入する内気導入口及び
前記空気冷却手段で冷却した空気を前記ショーケース中
に導入する冷気導入口とを設けると共に、前記蒸気導入
口と前記内気導入口及び前記冷気導入口を覆うように前
記ショーケースを前記筐体の上面に設置し、かつ前記内
気導入口と冷気導入口を気密に覆蓋可能な密閉蓋を前記
内気導入口と冷気導入口に着脱可能に設けたことを特徴
とする。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の冷
蔵機能付き蒸し器において、前記密閉蓋が前記内気導入
口と冷気導入口に装着されているか否かを検出するセン
サーと、前記密閉蓋が内気導入口と冷気導入口に装着さ
れていることを前記センサーで検出したとき前記空気冷
却手段を作動不能に制御すると共に前記蒸気発生手段を
作動可能に制御し、かつ前記密閉蓋が内気導入口と冷気
導入口に装着されていないことを前記センサーで検出し
たとき前記空気冷却手段を作動可能に制御すると共に前
記蒸気発生手段を作動不能に制御する制御手段を設けた
ことを特徴とする。請求項3に記載の発明は請求項1又
は2に記載の冷蔵機能付き蒸し器において、前記内気導
入口と前記冷気導入口の上端開口部を前記筐体の上面よ
り上方に設けたことを特徴とする。請求項4に記載の発
明は請求項1,2又は3に記載の冷蔵機能付き蒸し器に
おいて、前記内気導入口と冷気導入口を前記筐体上面の
一方の半面に設け、前記蒸気導入口を他方の半面に設
け、前記密閉蓋を前記一方の半面又は他方の半面を覆蓋
可能な形状に形成し、この密閉蓋とほぼ同じ外形を有す
る補助蓋を設け、補助蓋に前記一方の半面を覆蓋したと
き前記内気導入口と前記冷気導入口に対向する通気口
と、前記他方の半面を覆蓋したとき前記蒸気導入口に対
向する通孔を設けたことを特徴とする。
係る冷蔵機能付き蒸し器は、筐体とショーケースを備
え、筐体に蒸気発生手段と空気冷却手段を内蔵し、筐体
の上面に前記蒸気発生手段で発生した水蒸気を前記ショ
ーケース中に導入する蒸気導入口と、前記ショーケース
中の空気を前記空気冷却手段へ導入する内気導入口及び
前記空気冷却手段で冷却した空気を前記ショーケース中
に導入する冷気導入口とを設けると共に、前記蒸気導入
口と前記内気導入口及び前記冷気導入口を覆うように前
記ショーケースを前記筐体の上面に設置し、かつ前記内
気導入口と冷気導入口を気密に覆蓋可能な密閉蓋を前記
内気導入口と冷気導入口に着脱可能に設けたことを特徴
とする。請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の冷
蔵機能付き蒸し器において、前記密閉蓋が前記内気導入
口と冷気導入口に装着されているか否かを検出するセン
サーと、前記密閉蓋が内気導入口と冷気導入口に装着さ
れていることを前記センサーで検出したとき前記空気冷
却手段を作動不能に制御すると共に前記蒸気発生手段を
作動可能に制御し、かつ前記密閉蓋が内気導入口と冷気
導入口に装着されていないことを前記センサーで検出し
たとき前記空気冷却手段を作動可能に制御すると共に前
記蒸気発生手段を作動不能に制御する制御手段を設けた
ことを特徴とする。請求項3に記載の発明は請求項1又
は2に記載の冷蔵機能付き蒸し器において、前記内気導
入口と前記冷気導入口の上端開口部を前記筐体の上面よ
り上方に設けたことを特徴とする。請求項4に記載の発
明は請求項1,2又は3に記載の冷蔵機能付き蒸し器に
おいて、前記内気導入口と冷気導入口を前記筐体上面の
一方の半面に設け、前記蒸気導入口を他方の半面に設
け、前記密閉蓋を前記一方の半面又は他方の半面を覆蓋
可能な形状に形成し、この密閉蓋とほぼ同じ外形を有す
る補助蓋を設け、補助蓋に前記一方の半面を覆蓋したと
き前記内気導入口と前記冷気導入口に対向する通気口
と、前記他方の半面を覆蓋したとき前記蒸気導入口に対
向する通孔を設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1に記載の発明によれば、
蒸気発生手段の蒸気導入口と空気冷却手段の内気導入口
及び冷気導入口をショーケースで覆ってしまうので、蒸
し器として使用するときと冷蔵機能を利用するときと
で、ショーケースを置き換える必要がない。このため筐
体をコンパクトな形状にできるので、店頭に配置すると
きのスペースが少なくて済む。また、蒸し器として使用
するときには内気導入口と冷気導入口を密閉蓋で覆うこ
とができる。従って、蒸気が内気導入口や冷気導入口を
通って空気冷却手段の内部に浸入し、同手段を構成する
機器が腐食するのを防止できる。請求項2に記載の発明
によれば、内気導入口と冷気導入口が塞がれているのに
空気冷却手段が作動したり、内気導入口と冷気導入口を
塞いでいないのに蒸気発生手段が作動して蒸気が空気冷
却手段の内部に浸入するといった誤作動を確実に防止で
きる。請求項3に記載の発明によれば、冷蔵機能の利用
時に凝縮水が筐体の上面を伝って内気導入口と冷気導入
口から空気冷却手段の内部に浸入するのを防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、蒸し器として使用する
とき密閉蓋で内気導入口と冷気導入口を塞ぎ、補助蓋を
蒸気導入口に被せるておく。これにより、蒸気発生手段
で発生した水蒸気が蒸気導入口から補助蓋の通孔を通し
てショーケース中に導入される。一方、内気導入口と冷
気導入口は密閉蓋で塞ぐので、水蒸気が内気導入口と冷
気導入口を通って内部に浸入するのを防止できる。冷蔵
機能を利用するときは密閉蓋を蒸気導入口に被せ、補助
蓋を内気導入口と冷気導入口に被せておく。ショーケー
ス中の空気は補助蓋の通気口を通って空気冷却手段に導
入され、同手段で冷却された空気は補助蓋の通気口を通
ってショーケース中に導入される。しかして本発明によ
れば、ショーケース中で密閉蓋と補助蓋を置き換えるこ
とにより、常時いずれかの蓋で蒸気導入口と内気導入口
及び冷気導入口を覆うので、ショーケース内部の見栄え
が良くなり、また、蓋をショーケースから取り出して保
管する必要もないので、蓋の紛失を防止できる。
蒸気発生手段の蒸気導入口と空気冷却手段の内気導入口
及び冷気導入口をショーケースで覆ってしまうので、蒸
し器として使用するときと冷蔵機能を利用するときと
で、ショーケースを置き換える必要がない。このため筐
体をコンパクトな形状にできるので、店頭に配置すると
きのスペースが少なくて済む。また、蒸し器として使用
するときには内気導入口と冷気導入口を密閉蓋で覆うこ
とができる。従って、蒸気が内気導入口や冷気導入口を
通って空気冷却手段の内部に浸入し、同手段を構成する
機器が腐食するのを防止できる。請求項2に記載の発明
によれば、内気導入口と冷気導入口が塞がれているのに
空気冷却手段が作動したり、内気導入口と冷気導入口を
塞いでいないのに蒸気発生手段が作動して蒸気が空気冷
却手段の内部に浸入するといった誤作動を確実に防止で
きる。請求項3に記載の発明によれば、冷蔵機能の利用
時に凝縮水が筐体の上面を伝って内気導入口と冷気導入
口から空気冷却手段の内部に浸入するのを防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、蒸し器として使用する
とき密閉蓋で内気導入口と冷気導入口を塞ぎ、補助蓋を
蒸気導入口に被せるておく。これにより、蒸気発生手段
で発生した水蒸気が蒸気導入口から補助蓋の通孔を通し
てショーケース中に導入される。一方、内気導入口と冷
気導入口は密閉蓋で塞ぐので、水蒸気が内気導入口と冷
気導入口を通って内部に浸入するのを防止できる。冷蔵
機能を利用するときは密閉蓋を蒸気導入口に被せ、補助
蓋を内気導入口と冷気導入口に被せておく。ショーケー
ス中の空気は補助蓋の通気口を通って空気冷却手段に導
入され、同手段で冷却された空気は補助蓋の通気口を通
ってショーケース中に導入される。しかして本発明によ
れば、ショーケース中で密閉蓋と補助蓋を置き換えるこ
とにより、常時いずれかの蓋で蒸気導入口と内気導入口
及び冷気導入口を覆うので、ショーケース内部の見栄え
が良くなり、また、蓋をショーケースから取り出して保
管する必要もないので、蓋の紛失を防止できる。
【0006】
【0007】以下に本発明を図面に基づき説明するに、
図1、図2及び図3には本発明の第1実施形態に係る冷
蔵機能付き蒸し器1が示されている。当該蒸し器1は筐
体2と、筐体2の上面に設置したショーケース3を備
え、筐体2に蒸気発生手段22と空気冷却手段23が内
蔵されている。
図1、図2及び図3には本発明の第1実施形態に係る冷
蔵機能付き蒸し器1が示されている。当該蒸し器1は筐
体2と、筐体2の上面に設置したショーケース3を備
え、筐体2に蒸気発生手段22と空気冷却手段23が内
蔵されている。
【0008】蒸気発生手段22は図3に示すように水槽
24、水ポット25、水ポット25の底部外側に取付け
たヒーターH及び筐体2の正面に取付けた水量計28か
ら構成され、図示しないホースで水槽24と水ポット2
5及び水量計28が連通されている。そして、これら水
槽24と水ポット25が筐体2の上面裏側に取付けた内
ケース22aに内設されている。水ポット25の上端面
には多数の通孔25aが形成され、上端面が筐体の上面
から僅かに突出して蒸気をショーケース3中に導入する
蒸気導入口25aを形成している。水槽24は水ポット
25を囲むように配設され、筐体2の上面で覆蓋されて
いる。水量計28の本体28bはアクリル樹脂等の透明
樹脂で成型され、上端面の給水口28cを開閉可能に覆
蓋する上蓋28aが取り付けられている。この上蓋28
aを開いて水量計28に水を注ぐことで、水槽24に水
を補充できる。
24、水ポット25、水ポット25の底部外側に取付け
たヒーターH及び筐体2の正面に取付けた水量計28か
ら構成され、図示しないホースで水槽24と水ポット2
5及び水量計28が連通されている。そして、これら水
槽24と水ポット25が筐体2の上面裏側に取付けた内
ケース22aに内設されている。水ポット25の上端面
には多数の通孔25aが形成され、上端面が筐体の上面
から僅かに突出して蒸気をショーケース3中に導入する
蒸気導入口25aを形成している。水槽24は水ポット
25を囲むように配設され、筐体2の上面で覆蓋されて
いる。水量計28の本体28bはアクリル樹脂等の透明
樹脂で成型され、上端面の給水口28cを開閉可能に覆
蓋する上蓋28aが取り付けられている。この上蓋28
aを開いて水量計28に水を注ぐことで、水槽24に水
を補充できる。
【0009】空気冷却手段は図3に示すように圧縮機2
3aと、圧縮機23aで圧縮した高温高圧冷媒ガスを外
気と熱交換して冷却し液化する凝縮器23bと、凝縮し
た高圧液冷媒を減圧する減圧弁23hと、低圧の冷媒液
が流れるとき周囲から熱を奪って空気を冷却する蒸発器
23cと、凝縮器23bに外気を強制的に送風するファ
ン23dと、ショーケース3中の空気を蒸発器23cに
強制的に送風するファン23eを備え、圧縮機23a−
凝縮器23b−減圧弁23h−蒸発器23e−圧縮機2
3a間に冷媒回路23iを構成し、蒸発器23cでショ
ーケース3中の空気の熱を奪って冷却し、凝縮器23b
で熱を筐体2外部に放出する。
3aと、圧縮機23aで圧縮した高温高圧冷媒ガスを外
気と熱交換して冷却し液化する凝縮器23bと、凝縮し
た高圧液冷媒を減圧する減圧弁23hと、低圧の冷媒液
が流れるとき周囲から熱を奪って空気を冷却する蒸発器
23cと、凝縮器23bに外気を強制的に送風するファ
ン23dと、ショーケース3中の空気を蒸発器23cに
強制的に送風するファン23eを備え、圧縮機23a−
凝縮器23b−減圧弁23h−蒸発器23e−圧縮機2
3a間に冷媒回路23iを構成し、蒸発器23cでショ
ーケース3中の空気の熱を奪って冷却し、凝縮器23b
で熱を筐体2外部に放出する。
【0010】図4に示すように、凝縮器23bは筐体2
の正面に形成した外気導入口22bに隣接して設置され
ている。圧縮機23aは筐体2の背面側に片寄せて設置
されている。また、後述する制御器が筐体2の正面の水
量計28の裏側に取り付けられている。一方、蒸発器2
3cとファン23eは内ケース22aと並べて筐体2上
面の裏側に取付けた内ケース23gに内設されている。
この内ケース23gには図2に示すように、複数の通孔
23fの列からなる左右一対の通気口23jが形成さ
れ、通気口23jの上端開口面は筐体の上面から僅かに
突出するように設けられている。そして、一方の通気口
23jの直下にファン23eが配置され、他方の通気口
の直下に蒸発器23cを配置している。直下にファンを
配置した通気口23jがショーケース3中から空気を蒸
発器23cに導入する内気導入口23jを構成してい
る。また、直下に蒸発器23cを配置した通気口23j
が冷却した空気をショーケース3中に導入する冷気導入
口23jを構成している。図2に示すように、内気導入
口23jと冷気導入口23jは筐体2の正面側に並べて
配置され、蒸気導入口は筐体2の背面側に配置されてい
る。
の正面に形成した外気導入口22bに隣接して設置され
ている。圧縮機23aは筐体2の背面側に片寄せて設置
されている。また、後述する制御器が筐体2の正面の水
量計28の裏側に取り付けられている。一方、蒸発器2
3cとファン23eは内ケース22aと並べて筐体2上
面の裏側に取付けた内ケース23gに内設されている。
この内ケース23gには図2に示すように、複数の通孔
23fの列からなる左右一対の通気口23jが形成さ
れ、通気口23jの上端開口面は筐体の上面から僅かに
突出するように設けられている。そして、一方の通気口
23jの直下にファン23eが配置され、他方の通気口
の直下に蒸発器23cを配置している。直下にファンを
配置した通気口23jがショーケース3中から空気を蒸
発器23cに導入する内気導入口23jを構成してい
る。また、直下に蒸発器23cを配置した通気口23j
が冷却した空気をショーケース3中に導入する冷気導入
口23jを構成している。図2に示すように、内気導入
口23jと冷気導入口23jは筐体2の正面側に並べて
配置され、蒸気導入口は筐体2の背面側に配置されてい
る。
【0011】図1に示すように、内気導入口23jと冷
気導入口23jは密閉蓋6で覆われている。この密閉蓋
6は図5と図6に示すように、長方形の外形を有し、裏
面の周縁に沿って鍔部6bが凸設されている。また、裏
面に設けた案内片6aにより2本の溝部が形成され、該
溝部にパッキン7が嵌着されている。密閉蓋6を両導入
口23jに装着することにより、両導入口23jをパッ
キンで気密に塞ぐことができる。
気導入口23jは密閉蓋6で覆われている。この密閉蓋
6は図5と図6に示すように、長方形の外形を有し、裏
面の周縁に沿って鍔部6bが凸設されている。また、裏
面に設けた案内片6aにより2本の溝部が形成され、該
溝部にパッキン7が嵌着されている。密閉蓋6を両導入
口23jに装着することにより、両導入口23jをパッ
キンで気密に塞ぐことができる。
【0012】図7に示すように、冷気導入口23jの内
部には密閉蓋6が装着されているか否かを検出するセン
サーSが取り付けられている。密閉蓋6を冷気導入口2
3jと内気導入口23jに正しく装着するとセンサーS
に蓋6の裏面が当たり、密閉蓋6が装着されていること
が検出される。一方、密閉蓋6が装着されていないとき
はセンサーSに当たるものがないので、密閉蓋6が装着
されていないことを検出できる。
部には密閉蓋6が装着されているか否かを検出するセン
サーSが取り付けられている。密閉蓋6を冷気導入口2
3jと内気導入口23jに正しく装着するとセンサーS
に蓋6の裏面が当たり、密閉蓋6が装着されていること
が検出される。一方、密閉蓋6が装着されていないとき
はセンサーSに当たるものがないので、密閉蓋6が装着
されていないことを検出できる。
【0013】図1に示すように、筐体2の正面の水量計
28と外気導入口22bの間には操作パネル27が設け
られている。また、図4に示すように水量計28の裏側
に制御器8が取り付けられている。この制御器8は蒸気
発生手段22のヒーターH、空気冷却手段23の圧縮器
23a及びファン23d,23eをセンサーSの出力信
号に基づいて制御するためのもので、密閉蓋6が内気導
入口23jと冷気導入口23jに正しく装着されている
とき圧縮器23aとファン23d,23eを作動不能に
制御すると共にヒーターHへの通電を可能にする。か
つ、密閉蓋6が内気導入口23jと冷気導入口23jに
装着されていないとき圧縮器23aとファン23d,2
3eを作動可能に制御すると共にヒーターHへ通電でき
なくする。
28と外気導入口22bの間には操作パネル27が設け
られている。また、図4に示すように水量計28の裏側
に制御器8が取り付けられている。この制御器8は蒸気
発生手段22のヒーターH、空気冷却手段23の圧縮器
23a及びファン23d,23eをセンサーSの出力信
号に基づいて制御するためのもので、密閉蓋6が内気導
入口23jと冷気導入口23jに正しく装着されている
とき圧縮器23aとファン23d,23eを作動不能に
制御すると共にヒーターHへの通電を可能にする。か
つ、密閉蓋6が内気導入口23jと冷気導入口23jに
装着されていないとき圧縮器23aとファン23d,2
3eを作動可能に制御すると共にヒーターHへ通電でき
なくする。
【0014】ショーケース3は図1に示すように、ほぼ
直方体形状を有し、断面L字形のフレーム30が骨格と
なって陵部を形成している。フレーム30間に形成され
る4面のうち3面には板ガラス32を嵌め込み、残る1
面に扉33が取り付けられている。ショーケース3の上
部はヘッド部4で覆蓋され、該ヘッド部4の内部に照明
器具5が配設されている。ショーケース3の下面は開口
に形成され、蒸気導入口25aと内気導入口23j及び
冷気導入口23jを覆うように筐体2の上面に設置され
ている。ショーケース3の内部には、気体通過を許容す
る複数段の棚31が上下方向に所定の間隔をおいて懸架
されている。各棚31はショーケース3の背面側の端部
が下がるように傾斜して配列されている。
直方体形状を有し、断面L字形のフレーム30が骨格と
なって陵部を形成している。フレーム30間に形成され
る4面のうち3面には板ガラス32を嵌め込み、残る1
面に扉33が取り付けられている。ショーケース3の上
部はヘッド部4で覆蓋され、該ヘッド部4の内部に照明
器具5が配設されている。ショーケース3の下面は開口
に形成され、蒸気導入口25aと内気導入口23j及び
冷気導入口23jを覆うように筐体2の上面に設置され
ている。ショーケース3の内部には、気体通過を許容す
る複数段の棚31が上下方向に所定の間隔をおいて懸架
されている。各棚31はショーケース3の背面側の端部
が下がるように傾斜して配列されている。
【0015】本実施形態に係る冷蔵機能付き蒸し器1の
構造は以上の通りであって、つぎにその使用方法を説明
する。冬季に蒸し器として使用する場合、密閉蓋6で内
気導入口23jと冷気導入口23jを塞いでおく。そし
て、操作パネル27のスイッチを入れ、ヒーターHに通
電し、水ポット25の水を加熱して水蒸気を発生させ、
蒸気導入口25aからショーケース3中に供給し、棚に
載せたあんまんや肉まん等の食品を蒸す。密閉蓋6で内
気導入口23jと冷気導入口23jを塞ぐと、センサー
Sにより密閉蓋6の装着が検出されるので、制御器8の
働きにより圧縮機23aとファン23d,23eが作動
不能となる。夏季に冷蔵機能を利用する場合は、密閉蓋
6を内気導入口23jと冷気導入口23jから取り外し
て両導入口23jを開放し、外した密閉蓋6は蒸気導入
口に被せておく。こうして操作パネル27のスイッチを
入れ、圧縮機23aとファン23d,23eに通電し、
ショーケース3中の空気を冷却し、棚に載せた缶ジュー
ス等の商品を冷却する。密閉蓋6を取り外すとセンサー
Sにより密閉蓋6の未装着が検出されるので、ヒーター
Hへの通電ができなくなり、圧縮機23aとファン23
d,23eだけが作動する。
構造は以上の通りであって、つぎにその使用方法を説明
する。冬季に蒸し器として使用する場合、密閉蓋6で内
気導入口23jと冷気導入口23jを塞いでおく。そし
て、操作パネル27のスイッチを入れ、ヒーターHに通
電し、水ポット25の水を加熱して水蒸気を発生させ、
蒸気導入口25aからショーケース3中に供給し、棚に
載せたあんまんや肉まん等の食品を蒸す。密閉蓋6で内
気導入口23jと冷気導入口23jを塞ぐと、センサー
Sにより密閉蓋6の装着が検出されるので、制御器8の
働きにより圧縮機23aとファン23d,23eが作動
不能となる。夏季に冷蔵機能を利用する場合は、密閉蓋
6を内気導入口23jと冷気導入口23jから取り外し
て両導入口23jを開放し、外した密閉蓋6は蒸気導入
口に被せておく。こうして操作パネル27のスイッチを
入れ、圧縮機23aとファン23d,23eに通電し、
ショーケース3中の空気を冷却し、棚に載せた缶ジュー
ス等の商品を冷却する。密閉蓋6を取り外すとセンサー
Sにより密閉蓋6の未装着が検出されるので、ヒーター
Hへの通電ができなくなり、圧縮機23aとファン23
d,23eだけが作動する。
【0016】本実施形態に係る冷蔵機能付き蒸し器1に
よれば、蒸気発生手段22の蒸気導入口25aと空気冷
却手段23の内気導入口23j及び冷気導入口23jを
ショーケース3で覆ってしまうので、蒸し器として使用
するときと冷蔵機能を利用するときとで、ショーケース
3を置き換える必要がない。このため筐体2をコンパク
トな形状にできるので、店頭に配置するときのスペース
が少なくて済む。蒸し器として使用するときには内気導
入口23jと冷気導入口23jを密閉蓋6で覆うことが
できる。従って、蒸気が内気導入口23jや冷気導入口
23jを通って空気冷却手段23の内部に浸入し、同手
段23を構成する機器が腐食するのを防止できる。密閉
蓋6の装着、未装着を検出するセンサーSと制御器8を
設けたので、内気導入口23jと冷気導入口23jが塞
がれているのに空気冷却手段23が作動したり、内気導
入口23jと冷気導入口23jを塞いでいないのに蒸気
発生手段22が作動して蒸気が空気冷却手段23の内部
に浸入するといった誤作動を確実に防止できる。内気導
入口23jの上端面と冷気導入口23jの上端面を筐体
2の上面から上方に突出して設けたので、蒸し器として
使用する時に凝縮水が筐体2の上面を伝って内気導入口
23jと冷気導入口23jから空気冷却手段23の内部
に浸入するのを防止できる。蒸気導入口25aを筐体2
の背面側に寄せて配置し、扉33を筐体の正面側に取り
付けたので、不用意に扉を開けても高温の蒸気を浴びる
ことがなく安全である。また、制御器8を筐体の正面裏
側に取り付けたので、ヒーターHや蒸気の熱の悪影響を
抑制できる。
よれば、蒸気発生手段22の蒸気導入口25aと空気冷
却手段23の内気導入口23j及び冷気導入口23jを
ショーケース3で覆ってしまうので、蒸し器として使用
するときと冷蔵機能を利用するときとで、ショーケース
3を置き換える必要がない。このため筐体2をコンパク
トな形状にできるので、店頭に配置するときのスペース
が少なくて済む。蒸し器として使用するときには内気導
入口23jと冷気導入口23jを密閉蓋6で覆うことが
できる。従って、蒸気が内気導入口23jや冷気導入口
23jを通って空気冷却手段23の内部に浸入し、同手
段23を構成する機器が腐食するのを防止できる。密閉
蓋6の装着、未装着を検出するセンサーSと制御器8を
設けたので、内気導入口23jと冷気導入口23jが塞
がれているのに空気冷却手段23が作動したり、内気導
入口23jと冷気導入口23jを塞いでいないのに蒸気
発生手段22が作動して蒸気が空気冷却手段23の内部
に浸入するといった誤作動を確実に防止できる。内気導
入口23jの上端面と冷気導入口23jの上端面を筐体
2の上面から上方に突出して設けたので、蒸し器として
使用する時に凝縮水が筐体2の上面を伝って内気導入口
23jと冷気導入口23jから空気冷却手段23の内部
に浸入するのを防止できる。蒸気導入口25aを筐体2
の背面側に寄せて配置し、扉33を筐体の正面側に取り
付けたので、不用意に扉を開けても高温の蒸気を浴びる
ことがなく安全である。また、制御器8を筐体の正面裏
側に取り付けたので、ヒーターHや蒸気の熱の悪影響を
抑制できる。
【0017】次に本発明の第2実施形態に係る冷蔵機能
付き蒸し器を図8〜図10に示す。当該蒸し器10は筐
体12と、筐体12の上面に設置したショーケース13
を備え、筐体12に蒸気発生手段22と空気冷却手段2
3が内蔵されている。
付き蒸し器を図8〜図10に示す。当該蒸し器10は筐
体12と、筐体12の上面に設置したショーケース13
を備え、筐体12に蒸気発生手段22と空気冷却手段2
3が内蔵されている。
【0018】蒸気発生手段22は図10に示すように水
槽24、水ポット25、水ポット25の底部外側に取付
けたヒーターH及び筐体12の正面に取付けた水量計2
8から構成され、図示しないホースで水槽24と水ポッ
ト25及び水量計28が連通されている。水槽24は筐
体12の上面を構成するアッパプレート12aの正面側
の半面を陥没して形成され、水槽24の中心部に水ポッ
ト25が立設されている。水ポット25の開口端面はア
ッパプレート12aの背面側の半面とほぼ面一に配置さ
れ、蒸気をショーケース13中に導入する蒸気導入口2
5aを形成している。
槽24、水ポット25、水ポット25の底部外側に取付
けたヒーターH及び筐体12の正面に取付けた水量計2
8から構成され、図示しないホースで水槽24と水ポッ
ト25及び水量計28が連通されている。水槽24は筐
体12の上面を構成するアッパプレート12aの正面側
の半面を陥没して形成され、水槽24の中心部に水ポッ
ト25が立設されている。水ポット25の開口端面はア
ッパプレート12aの背面側の半面とほぼ面一に配置さ
れ、蒸気をショーケース13中に導入する蒸気導入口2
5aを形成している。
【0019】空冷手段23を構成する凝縮器23bは筐
12体の正面に形成した外気導入口22bに隣接するよ
うに筐体12底面に設置され、圧縮機23aも筐体12
底面に設置されている。一方、蒸発器23cとファン2
3eがアッパプレート12aの正面側の半面の裏側に垂
設した内ケース23gに内設されている。アッパプレー
ト12aの背面側の半面には、図9に示すように左右一
対の通気口23jが突出して形成され、各通気口23j
により内ケース23gの内部とショーケース13の内部
が連通されている。そして、一方の通気口23jの直下
にファンが配置され、内気導入口を構成し、他方の通気
口23jの直下に蒸発器23cを配置して冷気導入口を
構成している。なお、符号23dは凝縮器23bに外気
を送風するためのファン、23hは減圧弁である。
12体の正面に形成した外気導入口22bに隣接するよ
うに筐体12底面に設置され、圧縮機23aも筐体12
底面に設置されている。一方、蒸発器23cとファン2
3eがアッパプレート12aの正面側の半面の裏側に垂
設した内ケース23gに内設されている。アッパプレー
ト12aの背面側の半面には、図9に示すように左右一
対の通気口23jが突出して形成され、各通気口23j
により内ケース23gの内部とショーケース13の内部
が連通されている。そして、一方の通気口23jの直下
にファンが配置され、内気導入口を構成し、他方の通気
口23jの直下に蒸発器23cを配置して冷気導入口を
構成している。なお、符号23dは凝縮器23bに外気
を送風するためのファン、23hは減圧弁である。
【0020】図8と図9に示すように、筐体12のアッ
パプレート12aの内気導入口23jと冷気導入口23
jを設けた側の半面が密閉蓋16で覆われ、蒸気導入口
を設けた側の半面が補助蓋17で覆われている。密閉蓋
16はアッパプレート12aの半面を覆うことのできる
ほぼ長方形の外形と寸法を有する。図11に示すよう
に、密閉蓋16の裏面周縁に補強用の鍔部16aが凸設
されている。また、裏面に設けた凹部16bにパッキン
7が嵌着されている。密閉蓋16をアッパプレート12
aの半面に被せ、蝶ボルト等の止め具を通孔16cから
アッパプレート12aに設けたネジ穴12bに締め付け
て着脱可能に固定することにより両導入口23jをパッ
キン7で気密に塞ぐことができる。内気導入口23jの
内部には密閉蓋16が装着されているか否かを検出する
センサーSが取り付けられている。
パプレート12aの内気導入口23jと冷気導入口23
jを設けた側の半面が密閉蓋16で覆われ、蒸気導入口
を設けた側の半面が補助蓋17で覆われている。密閉蓋
16はアッパプレート12aの半面を覆うことのできる
ほぼ長方形の外形と寸法を有する。図11に示すよう
に、密閉蓋16の裏面周縁に補強用の鍔部16aが凸設
されている。また、裏面に設けた凹部16bにパッキン
7が嵌着されている。密閉蓋16をアッパプレート12
aの半面に被せ、蝶ボルト等の止め具を通孔16cから
アッパプレート12aに設けたネジ穴12bに締め付け
て着脱可能に固定することにより両導入口23jをパッ
キン7で気密に塞ぐことができる。内気導入口23jの
内部には密閉蓋16が装着されているか否かを検出する
センサーSが取り付けられている。
【0021】補助蓋17は密閉蓋16とほぼ同じ外形寸
法を有するので、密閉蓋16と置き換えることができ
る。補助蓋17の中央部には多数の円形通孔17aが形
成され、左右両端に短冊状の通気口17bの列が形成さ
れている。密閉蓋16と補助蓋17は図12と図13に
示すように浅い谷状に中央部が窪んで成型されている。
図9に示すように補助蓋17をアッパプレート12aの
蒸気導入口25aを設けた側の半面に被せると、中央部
が蒸気導入口25aに対向する。また、補助蓋17をア
ッパプレート12aの内気導入口23jと冷気導入口2
3jを設けた側の半面に被せると、一方の通気口17b
が内気導入口23jに対向し、他方の通気口17bが冷
気導入口23jに対向する。
法を有するので、密閉蓋16と置き換えることができ
る。補助蓋17の中央部には多数の円形通孔17aが形
成され、左右両端に短冊状の通気口17bの列が形成さ
れている。密閉蓋16と補助蓋17は図12と図13に
示すように浅い谷状に中央部が窪んで成型されている。
図9に示すように補助蓋17をアッパプレート12aの
蒸気導入口25aを設けた側の半面に被せると、中央部
が蒸気導入口25aに対向する。また、補助蓋17をア
ッパプレート12aの内気導入口23jと冷気導入口2
3jを設けた側の半面に被せると、一方の通気口17b
が内気導入口23jに対向し、他方の通気口17bが冷
気導入口23jに対向する。
【0022】図8と図9に示すように、筐体12の正面
には操作パネル27と、凝縮器23bに外気を導入する
外気導入口22bが設けられている。筐体12の正面裏
側には制御器(図示略)が取り付けられている。制御器
により蒸気発生手段のヒーターH、空気冷却手段の圧縮
器23a及びファン23d,23eをセンサーSの出力
信号に基づき、密閉蓋16が内気導入口23jと冷気導
入口23jに装着されているとき圧縮器23aとファン
23d,23eを作動不能に制御すると共にヒーターH
への通電を可能にする。かつ、密閉蓋16が内気導入口
23jと冷気導入口23jに装着されていないとき圧縮
器23aとファン23d,23eを作動可能に制御する
と共にヒーターHへ通電できなくする。
には操作パネル27と、凝縮器23bに外気を導入する
外気導入口22bが設けられている。筐体12の正面裏
側には制御器(図示略)が取り付けられている。制御器
により蒸気発生手段のヒーターH、空気冷却手段の圧縮
器23a及びファン23d,23eをセンサーSの出力
信号に基づき、密閉蓋16が内気導入口23jと冷気導
入口23jに装着されているとき圧縮器23aとファン
23d,23eを作動不能に制御すると共にヒーターH
への通電を可能にする。かつ、密閉蓋16が内気導入口
23jと冷気導入口23jに装着されていないとき圧縮
器23aとファン23d,23eを作動可能に制御する
と共にヒーターHへ通電できなくする。
【0023】ショーケース13は図8に示すように、左
右一対のフレーム13a,フレーム13b、断面略U字
形のガラス板13c、扉13d、ヘッド部13e及び棚
13fから成り、フレーム13aにガラス板13cを固
定すると共に扉03dを取り付け、ガラス板13cの上
部をヘッド部13eで覆蓋し、該ヘッド部13eの内部
に照明器具13gを配設している。ショーケース13の
下面は開口に形成され、蒸気導入口25aと内気導入口
23j及び冷気導入口23jを覆うように筐体12の上
面に設置されている。棚13fはフレーム13aとフレ
ーム13bに設けたフック13hに上下方向に所定の間
隔をおいて懸架されている。棚13fを係止するフック
13hの位置を選ぶことにより、図8に示すように、シ
ョーケース13の背面側の端部が下がるように傾斜して
並べたり、水平に並べることができる。
右一対のフレーム13a,フレーム13b、断面略U字
形のガラス板13c、扉13d、ヘッド部13e及び棚
13fから成り、フレーム13aにガラス板13cを固
定すると共に扉03dを取り付け、ガラス板13cの上
部をヘッド部13eで覆蓋し、該ヘッド部13eの内部
に照明器具13gを配設している。ショーケース13の
下面は開口に形成され、蒸気導入口25aと内気導入口
23j及び冷気導入口23jを覆うように筐体12の上
面に設置されている。棚13fはフレーム13aとフレ
ーム13bに設けたフック13hに上下方向に所定の間
隔をおいて懸架されている。棚13fを係止するフック
13hの位置を選ぶことにより、図8に示すように、シ
ョーケース13の背面側の端部が下がるように傾斜して
並べたり、水平に並べることができる。
【0024】本実施形態に係る冷蔵機能付き蒸し器10
の構造は以上の通りであって、冬季に蒸し器として使用
する場合、図8、図9及び図10に示すように密閉蓋1
6をアッパプレート12aの内気導入口23jと冷気導
入口23jを設けた側に被せて両導入口23jをパッキ
ン7で塞ぐ。そして、補助蓋17をアッパプレート12
aの蒸気導入口25aを設け側に被せる。操作パネル2
7のスイッチを入れヒーターHに通電すると、水蒸気が
発生し、蒸気導入口25aから補助蓋17の通孔17a
を通ってショーケース13中に供給される。夏季に冷蔵
機能を利用する場合は、図14に示すように密閉蓋16
を内気導入口23jと冷気導入口23jから取り外し、
代わり補助蓋17を被せる。そして密閉蓋16は蒸気導
入口25a側に被せておく。ショーケース13中の空気
が補助蓋17の一方の通気口17bと内気導入口23j
を通って蒸発器23cに導入され、冷気が冷気導入口2
3jから他方の通気口17bを通ってショーケース13
中に送られる。
の構造は以上の通りであって、冬季に蒸し器として使用
する場合、図8、図9及び図10に示すように密閉蓋1
6をアッパプレート12aの内気導入口23jと冷気導
入口23jを設けた側に被せて両導入口23jをパッキ
ン7で塞ぐ。そして、補助蓋17をアッパプレート12
aの蒸気導入口25aを設け側に被せる。操作パネル2
7のスイッチを入れヒーターHに通電すると、水蒸気が
発生し、蒸気導入口25aから補助蓋17の通孔17a
を通ってショーケース13中に供給される。夏季に冷蔵
機能を利用する場合は、図14に示すように密閉蓋16
を内気導入口23jと冷気導入口23jから取り外し、
代わり補助蓋17を被せる。そして密閉蓋16は蒸気導
入口25a側に被せておく。ショーケース13中の空気
が補助蓋17の一方の通気口17bと内気導入口23j
を通って蒸発器23cに導入され、冷気が冷気導入口2
3jから他方の通気口17bを通ってショーケース13
中に送られる。
【0025】本実施形態に係る冷蔵機能付き蒸し器によ
れば、ショーケース13中で密閉蓋16と補助蓋17を
置き換えで用いることにより、常時いずれかの蓋16,
17で蒸気導入口25aと内気導入口23j及び冷気導
入口23jを覆うので、ショーケース13内部の見栄え
が良くなり、また、蓋16,17をショーケース1から
取り出して保管する必要もないので、蓋16,17の紛
失を防止できる。補助蓋17を蒸気導入口25a側に被
せたとき、蓋17表面に付着した水滴が蓋17の窪んだ
中央部へと伝わり、通孔17aから滴下して蒸気導入口
と水槽へ還流させることができ、水の使用量を節約でき
る。あんまんや肉まん、缶ジュース等ショーケース13
に入れる商品に応じて、棚13fを傾斜して並べたり水
平に並べ、商品を見やすくあるいは取り出し易く展示で
きる。
れば、ショーケース13中で密閉蓋16と補助蓋17を
置き換えで用いることにより、常時いずれかの蓋16,
17で蒸気導入口25aと内気導入口23j及び冷気導
入口23jを覆うので、ショーケース13内部の見栄え
が良くなり、また、蓋16,17をショーケース1から
取り出して保管する必要もないので、蓋16,17の紛
失を防止できる。補助蓋17を蒸気導入口25a側に被
せたとき、蓋17表面に付着した水滴が蓋17の窪んだ
中央部へと伝わり、通孔17aから滴下して蒸気導入口
と水槽へ還流させることができ、水の使用量を節約でき
る。あんまんや肉まん、缶ジュース等ショーケース13
に入れる商品に応じて、棚13fを傾斜して並べたり水
平に並べ、商品を見やすくあるいは取り出し易く展示で
きる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係る冷蔵機能付き蒸
し器を示す斜視図である。
し器を示す斜視図である。
【図2】 図1のXーX線から見た平面図である。
【図3】 図2のYーY線から切断した断面図である。
【図4】 図3のZーZ線から切断した断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態に係る冷蔵機能付き蒸
し器の密閉蓋を示す平面図である。
し器の密閉蓋を示す平面図である。
【図6】 図5のVーV線から切断した断面図である。
【図7】 本発明の第1実施形態に係る冷蔵機能付き蒸
し器における冷気導入口の部分拡大断面図である。
し器における冷気導入口の部分拡大断面図である。
【図8】 本発明の第2実施形態に係る冷蔵機能付き蒸
し器を示す斜視図である。
し器を示す斜視図である。
【図9】 図8のXーX線から見た平面図である。
【図10】 図9のYーY線から切断した断面図であ
る。
る。
【図11】 本発明の第2実施形態に係る冷蔵機能付き
蒸し器の密閉蓋と補助蓋を示す裏面から見た斜視図であ
る。
蒸し器の密閉蓋と補助蓋を示す裏面から見た斜視図であ
る。
【図12】 図11のZーZ線から切断した断面図であ
る。
る。
【図13】 図11のZ´ーZ´線から切断した断面図
である。
である。
【図14】 図10に示す密閉蓋と補助蓋を置き換えた
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
1,10…冷蔵機能付き蒸し器、2,12…筐体、3,
13…ショーケース、25a…蒸気導入口、23j…内
気導入口と冷気導入口、6,16…密閉蓋、17…補助
蓋、22…蒸気発生手段、23…空気冷却手段、S…セ
ンサー。
13…ショーケース、25a…蒸気導入口、23j…内
気導入口と冷気導入口、6,16…密閉蓋、17…補助
蓋、22…蒸気発生手段、23…空気冷却手段、S…セ
ンサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 11/00 101 F25D 11/00 101C Fターム(参考) 3B110 AA16 BA01 BA04 EA06 3L045 AA07 BA01 CA02 DA02 EA01 LA01 LA05 LA09 LA17 NA07 PA04 4B054 AA06 AB03 AC14 BA02 BA08 BB03 CA05 CA06 CH01 CH11
Claims (4)
- 【請求項1】 筐体とショーケースを備え、筐体に蒸気
発生手段と空気冷却手段を内蔵し、筐体の上面に前記蒸
気発生手段で発生した水蒸気を前記ショーケース中に導
入する蒸気導入口と、前記ショーケース中の空気を前記
空気冷却手段へ導入する内気導入口及び前記空気冷却手
段で冷却した空気を前記ショーケース中に導入する冷気
導入口とを設けると共に、前記蒸気導入口と前記内気導
入口及び前記冷気導入口を覆うように前記ショーケース
を前記筐体の上面に設置し、かつ前記内気導入口と冷気
導入口を気密に覆蓋可能な密閉蓋を前記内気導入口と冷
気導入口に着脱可能に設けたことを特徴とする冷蔵機能
付き蒸し器。 - 【請求項2】 前記密閉蓋が前記内気導入口と冷気導入
口に装着されているか否かを検出するセンサーと、前記
密閉蓋が内気導入口と冷気導入口に装着されていること
を前記センサーで検出したとき前記空気冷却手段を作動
不能に制御すると共に前記蒸気発生手段を作動可能に制
御し、かつ前記密閉蓋が内気導入口と冷気導入口に装着
されていないことを前記センサーで検出したとき前記空
気冷却手段を作動可能に制御すると共に前記蒸気発生手
段を作動不能に制御する制御手段を設けたことを特徴と
する請求項1に記載の冷蔵機能付き蒸し器。 - 【請求項3】 前記内気導入口と前記冷気導入口の上端
開口部を前記筐体の上面より上方に設けたことを特徴と
する請求項1又は2に記載の冷蔵機能付き蒸し器。 - 【請求項4】 前記内気導入口と冷気導入口を前記筐体
上面の一方の半面に設け、前記蒸気導入口を他方の半面
に設け、前記密閉蓋を前記一方の半面又は他方の半面を
覆蓋可能な形状に形成し、この密閉蓋とほぼ同じ外形を
有する補助蓋を設け、補助蓋に前記一方の半面を覆蓋し
たとき前記内気導入口と前記冷気導入口に対向する通気
口と、前記他方の半面を覆蓋したとき前記蒸気導入口に
対向する通孔を設けたことを特徴とする請求項1,2又
は3に記載の冷蔵機能付き蒸し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36948399A JP2001061657A (ja) | 1999-05-18 | 1999-12-27 | 冷蔵機能付き蒸し器 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17589499 | 1999-05-18 | ||
JP11-175894 | 1999-06-24 | ||
JP21768299 | 1999-06-24 | ||
JP11-217682 | 1999-06-24 | ||
JP36948399A JP2001061657A (ja) | 1999-05-18 | 1999-12-27 | 冷蔵機能付き蒸し器 |
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JP (1) | JP2001061657A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013524151A (ja) * | 2010-04-01 | 2013-06-17 | ザ コカ・コーラ カンパニー | チェスト型冷却機 |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP36948399A patent/JP2001061657A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013524151A (ja) * | 2010-04-01 | 2013-06-17 | ザ コカ・コーラ カンパニー | チェスト型冷却機 |
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