JP2001061567A - 昇降収納装置 - Google Patents

昇降収納装置

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JP2001061567A JP24049099A JP24049099A JP2001061567A JP 2001061567 A JP2001061567 A JP 2001061567A JP 24049099 A JP24049099 A JP 24049099A JP 24049099 A JP24049099 A JP 24049099A JP 2001061567 A JP2001061567 A JP 2001061567A
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範行 北地
Kosaku Inoue
高策 井上
Masashi Yamada
昌司 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納体を引き下ろす際の抵抗として用いられ
るバネの種類の統一化を図る。収納体の荷重に合ったバ
ネ力に切り替える。荷重の異なる収納体の昇降動作を楽
に行う。部品コストの低減と部品管理の容易化を図る。
組み立て性の向上を図る。 【解決手段】 収納体6の左右両側にリンク機構5を各
々配設し、各リンク機構5に収納体6を前下方に回動し
て引き下ろす際に抵抗となるバネ手段13を各々設ける
と共に、各バネ手段13にそのバネ力を多段階に切り替
えるためのバネ力切り替え手段14を各々設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天袋のような高所
に配設される外箱内に収納した収納体を昇降するための
昇降収納装置に関し、詳しくは収納体を前下方に引き下
ろす際の抵抗となるバネ力を調整するための技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の昇降収納装置として、前面に開口
した外箱内に収納体が収納され、収納体を外箱内から前
下方に引き下ろし自在とするリンク機構を備えており、
リンク機構は、一端部が外箱の側面部に回動自在に軸支
されると共に他端部が収納体の側面部に回動自在に軸支
される前リンクと後リンクとよりなる平行リンクで構成
され、前リンク又は後リンクの下端部に取り付けた軸の
少なくとも一方に、収納体を前下方に回動して引き下ろ
す際に抵抗となるバネ手段が設けられたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、収納体の大
きさ(例えば自重が900g、750g、600g等)
は様々であり、渦巻きバネを使用する際には収納体の自
重に合ったバネ力のものを使用する必要がある。つま
り、上記渦巻きバネ等は外箱内の収納体を前下方に回動
して引き下ろす際に収納体に対し抵抗力を作用するもの
であるが、例えば大型の収納体の場合は自重が重く、そ
のうえ収納量も多くて重荷重となり、このような重荷重
の収納体に対してバネ力が弱い場合は、収納体を引き下
ろす際の荷重をバネ力で支えきれなくなって収納体が勢
い良く下降して衝撃が加わってしまうことがあり、また
収納体を外箱内に収納する際にはバネ力が弱すぎて収納
動作が困難になるという問題がある。これとは逆に、例
えば小型の収納体の場合は自重が軽くしかも収納量も小
さくて軽荷重となり、このような軽荷重の収納体に対し
てバネ力が強い場合は、収納体を引き下ろす際の抵抗が
大きくなりすぎて収納体の引き下ろし動作が困難とな
り、また収納体を最も引き下ろした後でバネ力で勝手に
上昇してしまうことがあり、さらに収納体を外箱内に収
納する際にバネ力が強すぎて収納体が勢い良く上昇して
衝撃が加わってしまうという問題がある。
【0004】そこで、従来では収納体の自重に応じた最
適なバネ力の渦巻きバネを選択して使用しているが、こ
の場合、使用するバネの種類を統一させることができ
ず、バネの種類が増えて部品コストの向上と部品管理の
困難化とを招き、そのうえ組み立て時にバネの選択ミス
が生じないように細心の注意を払う必要があるなど、組
み立て性に劣るという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、収納体を引き下ろ
す際の抵抗として用いられるバネの種類の統一化を図り
ながら、収納体の荷重に合ったバネ力の切り替えが可能
となり、これにより荷重の異なる収納体の昇降動作を楽
に行えるようになると共に、部品コストの低減と部品管
理の容易化を図ることができ、さらに組み立て性の向上
を図ることができる昇降収納装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、前面に開口した外箱2内に収納体
6が収納され、収納体6を外箱2内から前下方に引き下
ろし自在とするリンク機構5を備えており、リンク機構
5は、一端部が外箱2の側面部2aに回動自在に軸支さ
れると共に他端部が収納体6の側面部6aに回動自在に
軸支される前リンク7と後リンク8とよりなる平行リン
クで構成され、前リンク7又は後リンク8の下端部に取
り付けた軸9,10の少なくとも一方に、収納体6を前
下方に回動して引き下ろす際に抵抗となるバネ手段13
が設けられてなる昇降収納装置であって、収納体6の左
右両側にリンク機構5を各々配設し、各リンク機構5に
収納体6を前下方に回動して引き下ろす際に抵抗となる
バネ手段13を各々設けると共に、各バネ手段13にそ
のバネ力を多段階に切り替えるためのバネ力切り替え手
段14を各々設けてなることを特徴としており、このよ
うに構成することで、左右のバネ手段13の一方のバネ
力のみを付加した状態と、他方のバネ力のみを付加した
状態と、両方のバネ力を同時に付加した状態と、両方の
バネ力を付加しない状態とを、左右のバネ力切り替え手
段14によってそれぞれ切り替えることができ、収納体
6の荷重に合ったバネ力を容易に選択することができ、
収納体6の荷重の変化に容易に対応できるようになる。
【0007】また上記バネ手段13が、バネ力を常時付
加する定常バネ11と、バネ力切り替え手段14にてバ
ネ力を付加する状態と付加しない状態とに切り替えられ
る切替バネ15とからなるのが好ましく、この場合、一
方の切替バネ15のバネ力を付加し且つ他方の切替バネ
15のバネ力を付加した状態と、一方の切替バネ15の
バネ力を付加せず且つ他方の切替バネ15のバネ力を付
加した状態と、一方の切替バネ15のバネ力を付加し且
つ他方の切替バネ15のバネ力を付加しない状態と、一
方の切替バネ15のバネ力を付加せず且つ他方の切替バ
ネ15のバネ力を付加しない状態との計4段階を、左右
2つのバネ力切り替え手段14によって切り替えること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0009】本例の昇降収納装置1は、図1、図2に示
すように、前面が開口した外箱2と、外箱2内に収納さ
れる収納体6と、収納体6を外箱2に対して回転自在に
軸支して収納体6を前下方に引き下ろし自在とする左右
2つのリンク機構5と、収納体6を外箱2から前下方に
回動して引き下ろす際に抵抗となる左右のバネ手段13
(図7)と、各バネ手段13のバネ力を多段階に切り替
えるための左右のバネ力切り替え手段14とで主体が構
成されている。このバネ力切り替え手段14は、バネ手
段13を例えば図2に示す大型の収納体6と図3に示す
中型の収納体6´と図4に示す小型の収納体6´´のそ
れぞれの荷重に合ったバネ力に切り替えるものである。
【0010】先ず、外箱2は天袋のようなもので、壁の
上部や天井の下面部のような部屋の高所に取り付けられ
るものである。外箱2は前面が開口しており、収納体6
をリンク機構5を介して回動することで、図5に示すよ
うに、外箱2内から前下方に引き下ろし自在となってい
る。
【0011】収納体6は、図6に示すように、対向する
左右の側板21間に、底部及び背部を有する板体22を
架設して取り付けたもので、前方と上方とが開口してい
る。収納体6の両側板21の外面上部には、図1に示す
ように、前リンク7及び後リンク8の各上端部に取り付
けた軸支板23が固着されている。一方、外箱2の側面
部2aの内面下部には取付基板24が取り付けられてい
る。取付基板24の内面にはリンク機構5及び軸支ブロ
ック17が取り付けられる機構カバー25が固着されて
おり、この取付基板24が機構カバー25と外箱2の側
面部2aとの間に介在されて、収納体6を外箱2内に組
み込む際に、収納体6が外箱2の側面部2aの内面に当
たって傷が付くのを防止する働きをする。
【0012】上記リンク機構5は、図2に示すように、
収納体6の左右両側に配置されている。各リンク機構5
は、図1に示すように、前リンク7と後リンク8とより
なる平行リンクにより構成してある。前リンク7及び後
リンク8の各上端部7a,8aは軸支板23に回転自在
に軸支されており、この軸支板23は収納体6の側板2
1に対して固定されている。また、前リンク7及び後リ
ンク8の下端部7b,8bに取り付けられた各軸9,1
0は、軸支ブロック17に回転自在に軸支されている。
本例の軸支ブロック17は外箱2の側面部2aの内面に
ねじ具で固定された機構カバー25に取り付けられてい
る。また、前リンク7の下端部7bに取り付けられた軸
9には、渦巻きバネ等のダンパー装置は設けられておら
ず、軸支ブロック17に対してフリーな状態で軸支され
ている。これにより前リンク7の下端部7bの枢支部9
aによって扉(図示せず)の下側の蝶番4の取り付け位
置が圧迫されることがなくなり、これにより下側の蝶番
4の取り付け位置の統一化及び外箱2の寸法形状の統一
化が図られている。
【0013】次に、収納体6を引き下ろす際の抵抗とな
るバネ手段13は、図7に示すように、収納体6の左右
両側にそれぞれ設けられている。図7に示す例では、左
右のバネ手段13は、それぞれ、バネ力を常時付加する
渦巻きバネからなる定常バネ11と、バネ力切り替え手
段14にてバネ力を付加する状態と付加しない状態とに
切り替えられる渦巻きバネからなる切替バネ15とから
なる。つまり、左側の後リンク8の下端部8bの軸10
に2つ1組の定常バネ11と切替バネ15とが設けら
れ、この左側の切替バネ15が左側のバネ力切り替え手
段14にて切り替えられるようになっている。また、右
側の後リンク8の下端部8bの軸10に2つ1組の定常
バネ11と切替バネ15とが設けられ、この右側の切替
バネ15が右側のバネ力切り替え手段14にて切り替え
られるようになっている。
【0014】ここでは、軸支ブロック17内における後
リンク8の軸10上に定常バネ11と切替バネ15とが
並べて配置されている。定常バネ11の一端11aは軸
支ブロック17内に設けたバネ係止部28(図1)に係
止されており、他端部は後リンク8の軸10に固定され
ており、後リンク8の軸10に常時バネ力を付加してい
る。これとは異なり、切替バネ15の一端15aは後リ
ンク8の軸10の先端部に設けた割り溝部30(図1)
に係止され、他端部がバネ力切り替え手段14にてバネ
力を付加する状態と付加しない状態とに切り替えられる
ようになっている。なお図7中の18は前リンク7の軸
9の軸受部、19は後リンク8の軸10の軸受部、99
は後リンク8の軸10に係止されるワッシャーである。
【0015】なお、本例では、図1に示すように、後リ
ンク8にはダンパー装置12が取り付けれている。ここ
では、ガススプリング21の一端が後リンク8の延長部
8cに回転自在に取り付けられ、他端が機構カバー25
に回転自在に取り付けられている。
【0016】次に、バネ力切り替え手段14について説
明する。バネ力切り替え手段14は、図1に示すよう
に、切替バネ15をバネ力を付加する状態と付加しない
状態とに切り替えるためのもので、外箱2の外側に配置
された操作部16と、操作部16により回動する回動ア
ーム32と、回動アーム32の上端部32aに設けられ
て切替バネ15の他端15bに着脱自在に係合する係合
凸部51と、回動アーム32の下端部32bに設けられ
たフック部31と、このフック部31に着脱自在に係止
されるラッチ機構33とを備えている。
【0017】上記操作部16は、軸支ブロック17の外
部に配置された押しボタン34にロッド35が取り付け
られて構成され、ロッド35が軸支ブロック17の孔部
にスライド自在に挿通されていると共に、ロッド35に
装着した復帰バネ36によって押しボタン34は常に手
前に向かってバネ付勢されている。
【0018】上記回動アーム32は、図8に示すよう
に、軸支ブロック17に取り付けた回動軸38を中心に
回転自在とされていると共に、回動軸38に設けたねじ
りバネ39のバネ力によって回動アーム32の下端部3
2bがロッド35の先端に向かって常にバネ付勢されて
いる。回動アーム32の下端部32bは操作部1634
のロッド35に押されることで、図9の実線で示すよう
にラッチ機構33に近づく方向に回転し、回動アーム3
2の下端部32bの背面に設けたフック部31がラッチ
部37に着脱自在に係止するようになっている。
【0019】上記フック部31とラッチ部37の一例を
図10に示す。回動アーム32に設けられるフック部3
1は、図10(a)に示すように、筒形ケース40内に
スライド自在に収納されたスライダー41の前端面に薄
肉状のヒンジ部42を介して一体に設けられている。ス
ライダー41は筒形ケース40内に設けた圧縮コイルバ
ネ43によって筒形ケース40の前面の開口部44から
突出する方向に向かって常にバネ付勢されている。本例
では、スライダー41とヒンジ部42と逆U字状のラッ
チ部37とが樹脂成形により一体成形されており、且
つ、自然状態では図10(a)に示すように、ラッチ部
37の上面壁37aがスライダー41の上面部に対して
傾いた状態となるように成形されている。ここでは、操
作部1634を押し込んでロッド35の先端が回動アー
ム32の下端部32bをラッチ部37側に矢印ハで示す
方向に押したときに、回動アーム32のフック部31が
図10(a)の矢印ニで示す方向に進入して略下向きの
姿勢にあるラッチ部37内に入り込んで後面壁37bに
当たり、これにより図10(a)の破線ロで示すよう
に、ヒンジ部42が撓んでラッチ部37の上面壁37a
がスライダー41の上面部41aと略平行となり、この
状態でスライダー41が後方イに移動しはじめて、トー
ションバネ45によりスライダー41を後方位置で保持
した状態(図10(b)の状態)とその保持を解除して
スライダー41を前方に戻した状態(図10(a)の状
態)とに切り替えることができるようになっている。こ
れらトーションバネ45とラッチ部37とスライダー4
1等によってラッチ機構33が構成されている。
【0020】本例では、筒形ケース40内のスライダー
41の側面にハート形カム溝47が設けられており、筒
形ケース40の後壁面に取り付けられたトーションバネ
45の先端に設けられた移動体46がハート形カム溝4
7内に挿入されている。本例のハート形カム溝47は、
後側の係止溝部48と後側のガイド溝部50aと前側の
係止溝部49と前側のガイド溝部50とが連続形成され
ており、ガイド溝部50,50aによってハート形カム
溝47はその両面で異形状となっている。前後のガイド
溝部50,50aはトーションバネ45の移動体46を
ハート形カム溝47内に沿って一方向(本例では時計回
り方向)に回転させるためのものであり、図10(a)
のように移動体46が後側の係止溝部48に係止してい
る状態(スライダー41が前進位置)から、前記フック
部31にてスライダー41が前方から押されると、移動
体46は後側のガイド溝部50a内に入り込み、更に図
10(b)の矢印方向に向かってガイド溝部50aから
前側の係止溝部48へと移動する。このとき圧縮コイル
バネ43のバネ力によって移動体46は前側の係止溝部
48に係止した状態で保持され、スライダー41は前方
に突出した位置で保持される。その後、再度スライダー
41が押されると、移動体46は図10(c)のように
前側のガイド溝部50内に入り込み、さらにこのガイド
溝部50から後側の係止溝部49へと移動して、図10
(a)の位置に戻る。このとき圧縮コイルバネ43のバ
ネ力によって移動体46は後側の係止溝部49に係止し
た状態で保持され、スライダー41は後退位置で保持さ
れる。ここで、スライダー41が後方位置で係止されて
いるときには、前記のようにラッチ部37がスライダー
41の上面部41aと平行に保持されるため、ラッチ部
37に対して回動アーム32の下端部32bに設けたフ
ック部31が係止された状態となり、スライダー41が
前方に突出した位置に保持されているときには、前記の
ようにラッチ部37がスライダー41の上面部41aに
対して傾き、ラッチ部37とフック部31との係止が解
除されるものである。
【0021】また、上記ラッチ部37は、図9に示すよ
うに、四角板状のラッチ取り付け板に取り付けられてい
る。ラッチ取り付け板85の中央側には、図1のイ−イ
線断面図である図11に示すように、回動アーム32の
フック部31が挿入できる開口部86が形成されてお
り、この開口部86からフック部31が挿入されてラッ
チ部37に着脱自在に係止できる構造となっている。ラ
ッチ取り付け板85の一辺aには凸字の係止段部85a
が突設されており、この係止段部85aが軸支ブロック
17の裏板87に形成された開口孔87aに嵌め込まれ
ていると共に、ラッチ取り付け板85の上記一辺aを除
く他の2辺b,cは、軸支ブロック17の内面に取り付
けたラッチ取り付け部98のL形の2壁面97に沿って
設けられた凹所97a,97b内にそれぞれ嵌め込まれ
ている。これにより、ラッチ取り付け板85をネジ等の
固着具を用いることなく、軸支ブロック17の内側に嵌
め込み式で容易に取り付けることができ、組み立て性の
向上が図られている。
【0022】一方、回動アーム32の上端部32aに
は、図1に示すように、片面がテーパー面51aとなっ
た係合凸部51が設けられており、この係合凸部51が
切替バネ15の他端15bに屈曲形成されているく字状
屈曲部52に着脱自在に係合できるようになっている。
ここでは、係合凸部51がく字状屈曲部52に対して押
し付けられたとき(回動アーム32の下端のフック部3
1がラッチ部37から外れたとき)には、テーパー面5
1aがく字状屈曲部52を上方に押し広げることで、係
合凸部51がく字状屈曲部52内にはまり込み、従っ
て、切替バネ15のバネ力が作用した状態となり、一
方、係合凸部51がく字状屈曲部52から離れる方向に
回動したとき(フック部31がラッチ部37に係止され
たとき)には、係合凸部51はく字状屈曲部52を上方
に押し広げながらく字状屈曲部52から離脱し、これに
より切替バネ15はフリーな状態となり、切替バネ15
のバネ力が作用しない状態となるように構成されてい
る。
【0023】さらに、上記バネ力切り替え手段14は、
1種類の切替バネ15を用いて多段階のバネ力を得る構
造となっており、その一例を図12〜図17に示す。図
12〜図14は、後リンク8の下端部8bに取り付けら
れる軸10に対する定常バネ11の取り付け角度を変え
ることで、後リンク8の回動初期において切替バネ15
のバネ力が作用しない空走部分を設けて、バネ力の切り
替えを行うようにしたものである。ここで、後リンク8
の下端部8bに取り付けられる軸10に対する定常バネ
11の取り付け角度を変える方法として、後リンク8の
下端部8bに割り溝部30付きの軸10を取り付ける際
に、軸10の取り付け角度を変える方法を採用してお
り、このように角度の異なる割り溝部30に定常バネ1
1の一端11aを係止させることで、定常バネ11の他
端11bの角度(後リンク8の回動初期における角度)
を異ならせるようにしている。
【0024】ここで、図12は第1の重荷重モードM1
を示し、図13は第2の重荷重モードM2を示し、図1
4は第3の重荷重モードM3を示し、図15〜図17は
上記第1〜第3の重荷重モードM1,M2,M3にそれ
ぞれ対応する軽荷重モードNを示している。以下、順に
説明する。なお、重荷重モードM1,M2,M3とは操
作部16がオン状態の場合をいい、軽荷重モードNとは
操作部16がオフ状態の場合をいう。
【0025】先ず図12に示す第1の重荷重モードM1
は、操作部16のオン状態で、後リンク8の回動初期か
ら切替バネ15の他端15bが回動アーム32の係合凸
部51に係合できるように、後リンク8の軸10の割り
溝部30の角度が設定されている。ここでは、後リンク
8の回動初期における定常バネ11の他端11bと切替
バネ15の他端15bとの位相差Θ1が例えば35°と
なるように、割り溝部30の角度Θ1aが設定されてい
る。これにより、後リンク8の回動初期から定常バネ1
1と切替バネ15の両方のバネ力が作用するので、結果
として収納体6には最も強いバネ力が作用することとな
る。
【0026】次に、図13に示す第2の重荷重モードM
2では、操作部16のオン状態で、後リンク8の回動初
期において切替バネ15が45°の角度範囲で空走する
ように、後リンク8の軸10に対する切替バネ15の取
り付け角度が設定されている。ここでは、後リンク8の
回動初期における定常バネ11の他端11bと切替バネ
15の他端15bとの位相差Θ2が例えば45°となる
ように割り溝部30の角度Θ2a(例えば10°)が設
定されている。これにより、収納体6が回動しはじめて
から45°までは切替バネ15のバネ力は作用せず、4
5°の角度以降で切替バネ15のバネ力が作用するよう
になる。
【0027】さらに図14に示す第3の重荷重モードM
3は、操作部16のオン状態で、後リンク8の回動初期
には切替バネ15が50°の角度範囲で空走するよう
に、後リンク8の軸10に対する切替バネ15の取り付
け角度が設定されている。ここでは、後リンク8の回動
初期における定常バネ11の他端11bと切替バネ15
の他端15bとの位相差Θ3が例えば50°となるよう
に割り溝部30の角度Θ3a(例えば15°)が設定さ
れている。これにより、収納体6が回動しはじめてから
50°までは切替バネ15のバネ力は作用せず、50°
の角度以降において切替バネ15のバネ力が作用するよ
うになる。
【0028】ここで、上記第1〜第3の重荷重モードM
1,M2,M3を比較すると、第1の重荷重モードM1
(図12)では後リンク8の回動初期から定常バネ11
と切替バネ15の両方のバネ力が作用するので最も強い
バネ力が得られ、第2の重荷重モードM2(図13)で
は、切替バネ15が45°の角度Θ2内で空走する分だ
け最終的な切替バネ15のねじり角度が小さくなるため
に、第1の重荷重モードM1の次に強いバネ力が得ら
れ、さらに第3の重荷重モードM3(図14)では、第
2の重荷重モードM2よりも切替バネ15の空走角度が
5°大きい分だけ、切替バネ15のねじり角度が更に小
さくなって第2の重荷重モードM2の次に強いバネ力が
得られる。
【0029】そして、上記第1〜第3の各重荷重モード
M1,M2,M3から、操作部16をオフ状態に切り替
えたときには、いずれの場合も、図15〜図17に示す
軽荷重モードNに以降する。つまり図15〜図17に示
すように、回動アーム32がラッチ部37に係止され
て、切替バネ15の他端15bには回動アーム32の係
合凸部51が係合されなくなり、例えば115°の回動
範囲Θ4で後リンク8の軸10が回動して収納体6が最
も引き下ろした状態(図4の状態)となるまで、切替バ
ネ15のバネ力は全く作用せず、定常バネ11のバネ力
のみが作用することとなり、結果として収納体6には最
も弱いバネ力が作用することとなる。なお図15〜図1
7中のPは収納体6の収納時の切替バネ15の他端15
bの位置を示し、Θ5は切替バネ15の取り付け範囲
(例えば10°)を示している。
【0030】以下の表1は、操作部16によりバネ力を
多段階に切り替える場合を示している。
【0031】
【表1】
【0032】上記表1中のは、左右の操作部16が共
にオフ状態にあり、左右の切替バネ15が共に作用して
いない場合であり、上記は、左側の操作部16のみが
オン状態にあり、左側の切替バネ15のバネ力が作用し
ている場合であり、上記は右側の操作部16のみがオ
ン状態にあり、左側の切替バネ15のバネ力が作用して
いる場合であり、上記は左右の操作部16が共にオン
状態にあり、左右の切替バネ15が共に作用している場
合である。なお操作部16のオン状態とは、回動アーム
32をラッチ部37から外れる方向に操作したときをい
い、このオン状態では回動アーム32の係合凸部51が
切替バネ15の他端15bに係合して切替バネ15のバ
ネ力が作用している状態である。一方、操作部16のオ
フ状態とは、回動アーム32をラッチ部37に係止させ
る方向に操作したときをいい、このオフ態では回動アー
ム32の係合凸部51が切替バネ15の他端15bから
外れて切替バネ15がフリーになったときをいう。
【0033】ここで、左側の切替バネ15を上記第1〜
第3の重荷重モードM1,M2,M3のうちのいずれか
1つに設定し、右側の切替バネ15を左側の切替バネ1
5とは異なる別の1つの重荷重モードに設定すること
で、左側の切替バネ15のバネ力と右側の切替バネ15
のバネ力とを異ならせてある。つまり、上記表1のの
場合(左側の切替バネ15のみが作用した状態)との
場合(右側の切替バネ15のみが作用した状態)とで
は、互いに異なるバネ力が作用することとなり、結果と
して、4段階でバネ力を切り替えることができるように
なる。
【0034】従って、重荷重の収納体6の場合は最も強
いバネ力(上記表1の)にセットすることで、この収
納体6を引き下ろす際に収納体6をバネ力で十分に支え
ることができ、収納体6が勢い良く下降して衝撃が加わ
るという問題がなく、またこの収納体6を外箱2内に収
納する際にも十分な引き上げ力が得られるために、収納
体6の収納動作を楽に行うことができる。これとは逆
に、軽荷重の収納体6の場合には、最も弱いバネ力(上
記表1の)に切り替えることで、この収納体6を引き
下ろす際の抵抗を弱めて収納体6の引き下ろし動作をス
ムーズにでき、また収納体6を最も引き下ろした後でバ
ネ力で勝手に上昇してしまうという問題や、収納体6を
外箱2内に収納する際に収納体6が勢い良く上昇して衝
撃が加わってしまうという問題をなくすことができる。
さらに上記表1の、、に切り替えることで、最も重
い収納体6と最も軽い収納体6の中間の重量の収納体6
に対応できるようになる。つまり、上記第1〜第3の重
荷重モードM1,M2,M3のうちのいずれか2つの重
荷重モードM1,M2,M3を選択して、左右両側のバ
ネ力切り替え手段14として用いることで、1種類の切
替バネ15でありながらバネ力を4段階で切り替えるこ
とができるようになり、これにより、使用する渦巻きバ
ネの種類を1種類に統一でき、部品コストの一層の低減
と部品管理の一層の容易化とを図ることができる上に、
組み立てがより簡易なものとなる。
【0035】しかも、切替バネ15のバネ力が作用する
重荷重モードM1,M2,M3を複数設けるにあたっ
て、後リンク8の回動初期において切替バネ15の空走
角度を切替バネ15ごとに異ならせたので、1種類の切
替バネ15で異なるバネ力に合理的に切り替えることが
できるものとなる。さらに、後リンク8に取り付けられ
る軸10の割り溝部30の角度を異ならせるという簡単
な構造で、後リンク8の回動初期において切替バネ15
の空走角度を切替バネ15ごとに異ならせることができ
るので、構造が複雑とならず、部品コストの低減化、部
品管理の容易化及び組み立て性の向上を図ることができ
るものである。そのうえ、左右2つの操作部16をオン
・オフの2段階でそれぞれ操作するだけで、切替バネ1
5のバネ力を4段階で切り替えることができるようにな
ると共に、収納体6を引き下ろす際にバネ力が弱すぎた
り、或いは強すぎたりしたときには、操作部16を操作
するだけで簡単にバネ力を弱から強、或いは強から弱へ
と段階的に切り替えることができるので、操作性及び使
い勝手がきわめて良好となると共に、切替バネ15の種
類を減らしながら、収納体6の荷重の変化に容易に対応
できるものとなる。
【0036】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明にあっ
ては、前面に開口した外箱内に収納体が収納され、収納
体を外箱内から前下方に引き下ろし自在とするリンク機
構を備えており、リンク機構は、一端部が外箱の側面部
に回動自在に軸支されると共に他端部が収納体の側面部
に回動自在に軸支される前リンクと後リンクとよりなる
平行リンクで構成され、前リンク又は後リンクの下端部
に取り付けた軸の少なくとも一方に、収納体を前下方に
回動して引き下ろす際に抵抗となるバネ手段が設けられ
てなる昇降収納装置であって、収納体の左右両側にリン
ク機構を各々配設し、各リンク機構に収納体を前下方に
回動して引き下ろす際に抵抗となるバネ手段を各々設け
ると共に、各バネ手段にそのバネ力を多段階に切り替え
るためのバネ力切り替え手段を各々設けてなるので、左
右両側のバネ手段の一方のバネ力のみを付加した状態
と、他方のバネ力のみを付加した状態と、両方のバネ力
を同時に付加した状態と、両方のバネ力を付加しない状
態とを、左右のバネ力切り替え手段によってそれぞれ切
り替えることができるので、収納体の荷重に合ったバネ
力を容易に選択することができる。従って、バネ手段の
バネ力の種類の統一化を図りながら、バネ力を多段階で
切り替え可能となるので、収納体の荷重の変化に容易に
対応できると共に、部品コストの低減と部品管理の容易
化とを図ることができる上に、組み立てがより簡易なも
のとなる。
【0037】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、バネ手段が、バネ力を常時付加する定
常バネと、バネ力切り替え手段にてバネ力を付加する状
態と付加しない状態とに切り替えられる切替バネとから
なるので、一方の切替バネのバネ力を付加し且つ他方の
切替バネのバネ力を付加した状態と、一方の切替バネの
バネ力を付加せず且つ他方の切替バネのバネ力を付加し
た状態と、一方の切替バネのバネ力を付加し且つ他方の
切替バネのバネ力を付加しない状態と、一方の切替バネ
のバネ力を付加せず且つ他方の切替バネのバネ力を付加
しない状態との計4段階を、左右2つのバネ力切り替え
手段によって切り替えることができ、従って、切替バネ
の種類を減らしながら、収納体の荷重の変化に一層容易
に対応できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側面図である。
【図2】同上の収納体が大型の場合の正面図である。
【図3】同上の収納体が中型の場合の正面図である。
【図4】同上の収納体が小型の場合の正面図である。
【図5】同上の収納体を最も引き下ろしたときの側面図
である。
【図6】同上の収納体を最も引き下ろしたときの正面図
である。
【図7】同上の左右のバネ手段及びバネ力切り替え手段
を説明する一部省略断面図である。
【図8】同上の回動アームの取り付け状態の説明図であ
る。
【図9】同上の回動アームの動作説明図である。
【図10】(a)〜(c)は同上のラッチ機構の動作説
明図である。
【図11】図9のイ−イ線断面図である。
【図12】同上の第1の重荷重モードの説明図である。
【図13】同上の第2の重荷重モードの説明図である。
【図14】同上の第3の重荷重モードの説明図である。
【図15】同上の第1の重荷重モードから軽荷重モード
への切り替え状態の説明図である。
【図16】同上の第2の重荷重モードから軽荷重モード
への切り替え状態の説明図である。
【図17】同上の第3の重荷重モードから軽荷重モード
への切り替え状態の説明図である。
【符号の説明】
1 昇降収納装置 2 外箱 2a 側面部 5 リンク機構 6 収納体 6a 側面部 7 前リンク 8 後リンク 9 前リンクの軸 10 後リンクの軸 11 定常バネ 13 バネ手段 14 バネ力切り替え手段 15 切替バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口した外箱内に収納体が収納さ
    れ、収納体を外箱内から前下方に引き下ろし自在とする
    リンク機構を備えており、リンク機構は、一端部が外箱
    の側面部に回動自在に軸支されると共に他端部が収納体
    の側面部に回動自在に軸支される前リンクと後リンクと
    よりなる平行リンクで構成され、前リンク又は後リンク
    の下端部に取り付けた軸の少なくとも一方に、収納体を
    前下方に回動して引き下ろす際に抵抗となるバネ手段が
    設けられてなる昇降収納装置であって、収納体の左右両
    側にリンク機構を各々配設し、各リンク機構に収納体を
    前下方に回動して引き下ろす際に抵抗となるバネ手段を
    各々設けると共に、各バネ手段にそのバネ力を多段階に
    切り替えるためのバネ力切り替え手段を各々設けてなる
    ことを特徴とする昇降収納装置。
  2. 【請求項2】 バネ手段が、バネ力を常時付加する定常
    バネと、バネ力切り替え手段にてバネ力を付加する状態
    と付加しない状態とに切り替えられる切替バネとからな
    ることを特徴とする請求項1記載の昇降収納装置。
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