JP2001061248A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
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- JP2001061248A JP2001061248A JP11233490A JP23349099A JP2001061248A JP 2001061248 A JP2001061248 A JP 2001061248A JP 11233490 A JP11233490 A JP 11233490A JP 23349099 A JP23349099 A JP 23349099A JP 2001061248 A JP2001061248 A JP 2001061248A
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- windings
- winding
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステータコアの所要材料を低減するととも
に、磁束密度を均一とし、効率を向上させコンプレッサ
用に適する電動機を提供する。 【解決手段】 電動機のステータコアの外径形状を略6
角形にし、内周に24個のスロットを形成してなる電動
機において、前記略6角形の頂点近傍に最も近いスロッ
ト2個の長さを、その他のスロットの長さより大きくし
て各々大スロット3、小スロット4を形成し、1相の磁
極を構成する一対の巻線の一方5を前記大スロット3に
埋設するとともに、他方6を前記小スロット4に埋設
し、同一磁極を構成する一対の巻線の一方5を前記大ス
ロット3に5スロットピッチで埋設するとともに、他方
6を前記小スロット4に同じく5スロットピッチで埋設
し、各々3相4極の巻線を施してなるようにする。
に、磁束密度を均一とし、効率を向上させコンプレッサ
用に適する電動機を提供する。 【解決手段】 電動機のステータコアの外径形状を略6
角形にし、内周に24個のスロットを形成してなる電動
機において、前記略6角形の頂点近傍に最も近いスロッ
ト2個の長さを、その他のスロットの長さより大きくし
て各々大スロット3、小スロット4を形成し、1相の磁
極を構成する一対の巻線の一方5を前記大スロット3に
埋設するとともに、他方6を前記小スロット4に埋設
し、同一磁極を構成する一対の巻線の一方5を前記大ス
ロット3に5スロットピッチで埋設するとともに、他方
6を前記小スロット4に同じく5スロットピッチで埋設
し、各々3相4極の巻線を施してなるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機に係り、詳
しくはステータコア及び巻線の構造に関する。
しくはステータコア及び巻線の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の電動機の一例を示す縦断
面図、図7は、従来の電動機のステータの一例を示す巻
線説明図である。従来、図に示す特開昭57−6085
1に開示されている電動機は、ステータコアの材料損失
を低減するためにコイル配置とスロット寸法を改良した
3相誘導電動機を構成している。
面図、図7は、従来の電動機のステータの一例を示す巻
線説明図である。従来、図に示す特開昭57−6085
1に開示されている電動機は、ステータコアの材料損失
を低減するためにコイル配置とスロット寸法を改良した
3相誘導電動機を構成している。
【0003】この場合、16個の大スロット3と16個
の小スロット4を4個ずつ交互に形成して32個のスロ
ットを形成し、前記4個の小スロット4の外周寸法を前
記4個の大スロット3の外周寸法より小さくし、前記小
スロット4に7および5スロットピッチの同心巻コイル
を巻装して第1相コイルを形成し、これと電気的に11
2.5°変位した7スロットピッチコイルによる第2相
コイル、前記第1相コイルから電気的に247.5°変
位した7スロットピッチコイルによる第3相コイルを配
置し、これらを3相結線して3相誘導電動機としてい
る。そして、前記第1相のみ1極あたり2個の巻線で構
成される結果、各々の巻線の巻数は少なくでき、これが
配置されるスロットの面積を小スロット4にし、同小ス
ロット4に対応する外周寸法を大スロット3よりも小さ
くし、前記小スロット4の外周部分の材料を低減するこ
とができる。
の小スロット4を4個ずつ交互に形成して32個のスロ
ットを形成し、前記4個の小スロット4の外周寸法を前
記4個の大スロット3の外周寸法より小さくし、前記小
スロット4に7および5スロットピッチの同心巻コイル
を巻装して第1相コイルを形成し、これと電気的に11
2.5°変位した7スロットピッチコイルによる第2相
コイル、前記第1相コイルから電気的に247.5°変
位した7スロットピッチコイルによる第3相コイルを配
置し、これらを3相結線して3相誘導電動機としてい
る。そして、前記第1相のみ1極あたり2個の巻線で構
成される結果、各々の巻線の巻数は少なくでき、これが
配置されるスロットの面積を小スロット4にし、同小ス
ロット4に対応する外周寸法を大スロット3よりも小さ
くし、前記小スロット4の外周部分の材料を低減するこ
とができる。
【0004】しかしながら、上述の従来例の場合、前記
第1相コイル以外は、1極あたり1個の巻線で構成され
るため、これらが配置されるスロットの面積を小スロッ
ト4にすることができなく大スロット3にしている。こ
のため、前記第1相コイルと他の第2相コイル、第3相
コイルとでは磁束密度のアンバランスを生じるおそれが
ある。
第1相コイル以外は、1極あたり1個の巻線で構成され
るため、これらが配置されるスロットの面積を小スロッ
ト4にすることができなく大スロット3にしている。こ
のため、前記第1相コイルと他の第2相コイル、第3相
コイルとでは磁束密度のアンバランスを生じるおそれが
ある。
【0005】一方、コンプレッサに使用する電動機の場
合、ケーシングと前記ステータコア1外周部の隙間を大
きく取ることにより冷媒や冷凍機油が通り易くなり、コ
ンプレッサの品質、性能を向上できるので、前記ステー
タコア1の外形を多角形(特に角数の少ないもの)に形
成することが望ましい。しかしながら、単に外形を多角
形に形成するのみの場合、上述のコンプレッサ用電動機
としてのメリットと、ステータコア1の材料を低減する
ことができるものの、磁束密度が部分的に大きくなって
モータの性能が低下するおそれがある問題があった。
合、ケーシングと前記ステータコア1外周部の隙間を大
きく取ることにより冷媒や冷凍機油が通り易くなり、コ
ンプレッサの品質、性能を向上できるので、前記ステー
タコア1の外形を多角形(特に角数の少ないもの)に形
成することが望ましい。しかしながら、単に外形を多角
形に形成するのみの場合、上述のコンプレッサ用電動機
としてのメリットと、ステータコア1の材料を低減する
ことができるものの、磁束密度が部分的に大きくなって
モータの性能が低下するおそれがある問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑みなされたもので、ステータコアの所
要材料を低減するとともに、磁束密度を均一とし、効率
を向上させコンプレッサ用に適する電動機を提供するこ
とにある。
従来の問題点に鑑みなされたもので、ステータコアの所
要材料を低減するとともに、磁束密度を均一とし、効率
を向上させコンプレッサ用に適する電動機を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ステータコアの外径形状を略6角形にし、内周に2
4個のスロットを形成してなる電動機において、前記略
6角形の頂点近傍に最も近いスロット2個の長さを、そ
の他のスロットの長さより大きくして各々大スロット、
小スロットを形成し、1相の磁極を構成する一対の巻線
の一方を前記大スロットに5スロットピッチで埋設する
とともに、他方を前記小スロットに同じく5スロットピ
ッチで埋設し、各々3相4極の巻線を施してなるように
する。
に、ステータコアの外径形状を略6角形にし、内周に2
4個のスロットを形成してなる電動機において、前記略
6角形の頂点近傍に最も近いスロット2個の長さを、そ
の他のスロットの長さより大きくして各々大スロット、
小スロットを形成し、1相の磁極を構成する一対の巻線
の一方を前記大スロットに5スロットピッチで埋設する
とともに、他方を前記小スロットに同じく5スロットピ
ッチで埋設し、各々3相4極の巻線を施してなるように
する。
【0008】また、前記大スロットに収める巻線の巻数
を、前記小スロットに収める巻線の巻数より多くしてな
るようにする。
を、前記小スロットに収める巻線の巻数より多くしてな
るようにする。
【0009】あるいは、前記大スロットに収める巻線の
線径を、前記小スロットに収める巻線の線径より太くし
てなるようにする。
線径を、前記小スロットに収める巻線の線径より太くし
てなるようにする。
【0010】さらに、前記大スロットに収める巻線1個
と、前記小スロットに収める巻線1個を直列に接続して
なるようにする。
と、前記小スロットに収める巻線1個を直列に接続して
なるようにする。
【0011】あるいは、前記大スロットに収める巻線1
個と、前記小スロットに収める巻線1個を並列に接続し
てなるようにする。
個と、前記小スロットに収める巻線1個を並列に接続し
てなるようにする。
【0012】しかる後、前記一対の巻線と、他の一対の
巻線を並列に接続して1相の巻線となし、それらをスタ
ー結線、もしくはデルタ結線してなるようにする。
巻線を並列に接続して1相の巻線となし、それらをスタ
ー結線、もしくはデルタ結線してなるようにする。
【0013】または、前記大スロットに収める巻線を並
列に接続するとともに、前記小スロットに収める巻線を
並列に接続して1相の巻線となし、それらをスター結
線、もしくはデルタ結線してなるようにする。
列に接続するとともに、前記小スロットに収める巻線を
並列に接続して1相の巻線となし、それらをスター結
線、もしくはデルタ結線してなるようにする。
【0014】あるいは、前記大スロットに収める巻線と
ともに、前記小スロットに収める巻線をすべて並列に接
続して1相の巻線となし、それらをスター結線、もしく
はデルタ結線してなるようにする。
ともに、前記小スロットに収める巻線をすべて並列に接
続して1相の巻線となし、それらをスター結線、もしく
はデルタ結線してなるようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
による電動機のステータコアの一実施例を示す平面図、
図2は図1の要部拡大平面図、図3は、本発明による電
動機のステータの一実施例の巻線説明図である。ここ
で、1はステータコア、2は歯部、3は大スロット、4
は小スロット、5は大スロットに収める巻線、6は小ス
ロットに収める巻線を示す。なお、従来と同じ部分の符
号は同一とする。
き添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
による電動機のステータコアの一実施例を示す平面図、
図2は図1の要部拡大平面図、図3は、本発明による電
動機のステータの一実施例の巻線説明図である。ここ
で、1はステータコア、2は歯部、3は大スロット、4
は小スロット、5は大スロットに収める巻線、6は小ス
ロットに収める巻線を示す。なお、従来と同じ部分の符
号は同一とする。
【0016】電動機のステータコア1の外径形状を略6
角形にし、内周に24個のスロットを形成する。ここ
で、前記略6角形の頂点近傍に最も近いスロット2個の
長さを、その他のスロットの長さより大きくして各々大
スロット3、小スロット4を形成する。
角形にし、内周に24個のスロットを形成する。ここ
で、前記略6角形の頂点近傍に最も近いスロット2個の
長さを、その他のスロットの長さより大きくして各々大
スロット3、小スロット4を形成する。
【0017】そして、1相の磁極を構成する一対の巻線
の一方5を前記大スロット3に5スロットピッチで埋設
するとともに、他方6を前記小スロット4に同じく5ス
ロットピッチで埋設し、各々3相4極の巻線を施してな
るようにする。また、前記大スロット3に収める巻線5
の巻数を、前記小スロット4に収める巻線6の巻数より
多くしている。さらに、前記大スロット3に収める巻線
5の1個と、前記小スロット4に収める巻線6の1個を
直列に接続している。
の一方5を前記大スロット3に5スロットピッチで埋設
するとともに、他方6を前記小スロット4に同じく5ス
ロットピッチで埋設し、各々3相4極の巻線を施してな
るようにする。また、前記大スロット3に収める巻線5
の巻数を、前記小スロット4に収める巻線6の巻数より
多くしている。さらに、前記大スロット3に収める巻線
5の1個と、前記小スロット4に収める巻線6の1個を
直列に接続している。
【0018】しかる後、前記一対の巻線5、6と、他の
一対の巻線5、6を並列に接続して1相の巻線となし、
それらをスター結線、もしくはデルタ結線して3相のU
相、V相、W相からなる電動機を構成する。
一対の巻線5、6を並列に接続して1相の巻線となし、
それらをスター結線、もしくはデルタ結線して3相のU
相、V相、W相からなる電動機を構成する。
【0019】次いで、本発明の作用、効果について説明
する。この実施例によれば、前記大スロット3に収める
巻線5の巻数を、前記小スロット4に収める巻線6の巻
数より多くして直列接続しているので、同一線径の巻線
を用いて同一電流により駆動することができ、各相の磁
束密度のバラツキを削減することができる。
する。この実施例によれば、前記大スロット3に収める
巻線5の巻数を、前記小スロット4に収める巻線6の巻
数より多くして直列接続しているので、同一線径の巻線
を用いて同一電流により駆動することができ、各相の磁
束密度のバラツキを削減することができる。
【0020】それとともに、前記一対の巻線5、6と、
他の一対の巻線5、6を並列に接続して1相の巻線とな
しているので、回転子の偏心によるエアギャップの変動
に対しても、巻線電流さらにアンペアターンのアンバラ
ンスをなくし巻線位置による磁束密度のバラツキを削減
することができる。なお、前記一対の巻線5、6と、他
の一対の巻線5、6を直列に接続すると、エアギャプの
大きい部分で電流が増大し、小さい部分で電流が減少
し、アンペアターンが変動して電動機の性能が低下す
る。
他の一対の巻線5、6を並列に接続して1相の巻線とな
しているので、回転子の偏心によるエアギャップの変動
に対しても、巻線電流さらにアンペアターンのアンバラ
ンスをなくし巻線位置による磁束密度のバラツキを削減
することができる。なお、前記一対の巻線5、6と、他
の一対の巻線5、6を直列に接続すると、エアギャプの
大きい部分で電流が増大し、小さい部分で電流が減少
し、アンペアターンが変動して電動機の性能が低下す
る。
【0021】図4は、本発明による電動機のステータの
他の実施例の巻線説明図である。この実施例の場合、前
記大スロット3に収める巻線5の線径を、前記小スロッ
ト4に収める巻線6の線径より太くしている。そして、
前記大スロット3に収める巻線5の1個と、前記小スロ
ット4に収める巻線6の1個を並列に接続している。ま
た、前記大スロット3に収める巻線5、5を並列に接続
するとともに、前記小スロットに収める巻線6、6を並
列に接続して1相の巻線となし、それらをスター結線、
もしくはデルタ結線して3相のU相、V相、W相からな
る電動機を構成する。
他の実施例の巻線説明図である。この実施例の場合、前
記大スロット3に収める巻線5の線径を、前記小スロッ
ト4に収める巻線6の線径より太くしている。そして、
前記大スロット3に収める巻線5の1個と、前記小スロ
ット4に収める巻線6の1個を並列に接続している。ま
た、前記大スロット3に収める巻線5、5を並列に接続
するとともに、前記小スロットに収める巻線6、6を並
列に接続して1相の巻線となし、それらをスター結線、
もしくはデルタ結線して3相のU相、V相、W相からな
る電動機を構成する。
【0022】次いで、本発明の作用、効果について説明
する。この実施例によれば、前記大スロット3に収める
巻線5の線径を、前記小スロット4に収める巻線6の線
径より太くし、並列に接続しているので、各相の磁束密
度を均一にすることができる。それとともに、前記大ス
ロット3に収める巻線5、5を並列に接続するととも
に、前記小スロットに収める巻線6、6を並列に接続し
て1相の巻線となしているので、回転子の偏心によるエ
アギャップの変動に対しても、巻線電流さらにアンペア
ターンのアンバランスをなくし巻線位置による磁束密度
のバラツキを削減することができる。
する。この実施例によれば、前記大スロット3に収める
巻線5の線径を、前記小スロット4に収める巻線6の線
径より太くし、並列に接続しているので、各相の磁束密
度を均一にすることができる。それとともに、前記大ス
ロット3に収める巻線5、5を並列に接続するととも
に、前記小スロットに収める巻線6、6を並列に接続し
て1相の巻線となしているので、回転子の偏心によるエ
アギャップの変動に対しても、巻線電流さらにアンペア
ターンのアンバランスをなくし巻線位置による磁束密度
のバラツキを削減することができる。
【0023】図5は、本発明による電動機のステータの
他の実施例の巻線説明図である。この実施例の場合、前
記大スロット3に収める巻線5、5とともに、前記小ス
ロット4に収める巻線6、6をすべて並列に接続して1
相の巻線となし、それらをスター結線、もしくはデルタ
結線して3相のU相、V相、W相からなる電動機を構成
する。
他の実施例の巻線説明図である。この実施例の場合、前
記大スロット3に収める巻線5、5とともに、前記小ス
ロット4に収める巻線6、6をすべて並列に接続して1
相の巻線となし、それらをスター結線、もしくはデルタ
結線して3相のU相、V相、W相からなる電動機を構成
する。
【0024】次いで、本発明の作用、効果について説明
する。この実施例によれば、各相の磁束密度を均一にす
る点では上述の図4の実施例と同様である。それととも
に、前記大スロット3に収める巻線5、5とともに、前
記小スロット4に収める巻線6、6をすべて並列に接続
して1相の巻線となしているので、回転子の偏心による
エアギャップの変動に対しても、巻線電流さらにアンペ
アターンのアンバランスをなくし巻線位置による磁束密
度のバラツキを削減することができる。
する。この実施例によれば、各相の磁束密度を均一にす
る点では上述の図4の実施例と同様である。それととも
に、前記大スロット3に収める巻線5、5とともに、前
記小スロット4に収める巻線6、6をすべて並列に接続
して1相の巻線となしているので、回転子の偏心による
エアギャップの変動に対しても、巻線電流さらにアンペ
アターンのアンバランスをなくし巻線位置による磁束密
度のバラツキを削減することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明においては、ステー
タコアの外径形状を略6角形にし、内周に24個のスロ
ットを形成してなる電動機において、前記略6角形の頂
点近傍に最も近いスロット2個の長さを、その他のスロ
ットの長さより大きくして各々大スロット、小スロット
を形成し、1相の磁極を構成する一対の巻線の一方を前
記大スロットに5スロットピッチで埋設するとともに、
他方を前記小スロットに同じく5スロットピッチで埋設
し、各々3相4極の巻線を施してなるようにした。この
結果、ステータコアの所要材料を低減するとともに、磁
束密度を均一とし、効率を向上させる一方、ステータコ
アの外径形状を略6角形にしているのでコンプレッサ用
に適する電動機を提供できる。
タコアの外径形状を略6角形にし、内周に24個のスロ
ットを形成してなる電動機において、前記略6角形の頂
点近傍に最も近いスロット2個の長さを、その他のスロ
ットの長さより大きくして各々大スロット、小スロット
を形成し、1相の磁極を構成する一対の巻線の一方を前
記大スロットに5スロットピッチで埋設するとともに、
他方を前記小スロットに同じく5スロットピッチで埋設
し、各々3相4極の巻線を施してなるようにした。この
結果、ステータコアの所要材料を低減するとともに、磁
束密度を均一とし、効率を向上させる一方、ステータコ
アの外径形状を略6角形にしているのでコンプレッサ用
に適する電動機を提供できる。
【図1】本発明による電動機のステータコアの一実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】図1の要部拡大平面図である。
【図3】本発明による電動機のステータの一実施例の巻
線説明図である。
線説明図である。
【図4】本発明による電動機のステータの他の実施例の
巻線説明図である。
巻線説明図である。
【図5】本発明による電動機のステータの他の実施例の
巻線説明図である。
巻線説明図である。
【図6】従来の電動機のステータコアの一例を示す平面
図である。
図である。
【図7】従来の電動機のステータの一例を示す巻線説明
図である。
図である。
1 ステータコア 2 歯部 3 大スロット 4 小スロット 5 大スロットに収める巻線 6 小スロットに収める巻線
Claims (8)
- 【請求項1】 ステータコアの外径形状を略6角形に
し、内周に24個のスロットを形成してなる電動機にお
いて、 前記略6角形の頂点近傍に最も近いスロット2個の長さ
を、その他のスロットの長さより大きくして各々大スロ
ット、小スロットを形成し、 1相の磁極を構成する一対の巻線の一方を前記大スロッ
トに5スロットピッチで埋設するとともに、他方を前記
小スロットに同じく5スロットピッチで埋設し、各々3
相4極の巻線を施してなることを特徴とする電動機。 - 【請求項2】 前記大スロットに収める巻線の巻数を、
前記小スロットに収める巻線の巻数より多くしてなるこ
とを特徴とする請求項1記載の電動機。 - 【請求項3】 前記大スロットに収める巻線の線径を、
前記小スロットに収める巻線の線径より太くしてなるこ
とを特徴とする請求項1記載の電動機。 - 【請求項4】 前記大スロットに収める巻線1個と、前
記小スロットに収める巻線1個を直列に接続してなるこ
とを特徴とする請求項2記載の電動機。 - 【請求項5】 前記大スロットに収める巻線1個と、前
記小スロットに収める巻線1個を並列に接続してなるこ
とを特徴とする請求項3記載の電動機。 - 【請求項6】 前記一対の巻線と、他の一対の巻線を並
列に接続して1相の巻線となし、それらをスター結線、
もしくはデルタ結線してなることを特徴とする請求項4
記載の電動機。 - 【請求項7】 前記大スロットに収める巻線を並列に接
続するとともに、前記小スロットに収める巻線を並列に
接続して1相の巻線となし、それらをスター結線、もし
くはデルタ結線してなることを特徴とする請求項5記載
の電動機。 - 【請求項8】 前記大スロットに収める巻線とともに、
前記小スロットに収める巻線をすべて並列に接続して1
相の巻線となし、それらをスター結線、もしくはデルタ
結線してなることを特徴とする請求項5記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11233490A JP2001061248A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11233490A JP2001061248A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001061248A true JP2001061248A (ja) | 2001-03-06 |
Family
ID=16955838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11233490A Pending JP2001061248A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001061248A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100699788B1 (ko) * | 2002-10-16 | 2007-03-28 | 닛산 지도우샤 가부시키가이샤 | 연료 전지 시스템 및 연료 전지 시스템의 제어방법 |
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