JP2001060258A - 非接触式icカード及びその製造方法 - Google Patents

非接触式icカード及びその製造方法

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JP2001060258A
JP2001060258A JP2000074358A JP2000074358A JP2001060258A JP 2001060258 A JP2001060258 A JP 2001060258A JP 2000074358 A JP2000074358 A JP 2000074358A JP 2000074358 A JP2000074358 A JP 2000074358A JP 2001060258 A JP2001060258 A JP 2001060258A
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chip
card
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external terminal
capacitive plate
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Masafumi Kamiya
雅史 神谷
Tatsuya Hirata
達也 平田
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICチップと接続された外部端子に静電気が
印加した場合であっても、ICチップが破損してしまう
ことを防止できるようにする。 【解決手段】 ICカード1はICチップ2及びコイル
状のアンテナ3を内蔵しており、アンテナ3を通じてリ
ーダライタと通信を行うようになっている。また、IC
カード1には外部端子11が設けられており、ICチッ
プ2は外部端子11を通じてもリーダライタと通信可能
となっている。外部端子11とICチップ2との間はカ
ーボンペーストからなる保護抵抗部10により接続され
ている。従って、外部端子11に静電気が印加したとき
は、保護抵抗部10により電流が抑制されるので、IC
チップ2が破損してしまうことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル状アンテナ
或いはキャパシティブプレートを通じて外部機器と通信
するICチップを備えた非接触式ICカード及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、広く用いられているキャッシュカ
ード、クレジットカード、テレホンカード等は、プラス
チックカードに磁気ストライプを形成し、これに記録さ
れた情報を読取るようにしたものである。このような磁
気記録方式のものでは、第三者によって情報が解読され
易く、また、記録可能な情報量が少ないなどの問題があ
った。
【0003】そこで、近年、CPU、メモリ等の機能を
有するICチップをカードに内蔵したICカードが開発
されて実用化されている。
【0004】この種のICカードとして、電源を内蔵し
ていない非接触式のものがある。この非接触式ICカー
ドでは電源を内蔵していないことから、ICカードにコ
イル状アンテナを設け、リーダライタから送信された電
力用信号をコイル状アンテナで受信することによりIC
チップに電力を給電すると共に、そのICチップヘの電
力の給電状態でリーダライタとICカードとの間の通信
を行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の非
接触式ICカードにおいて、ICチップが外部と電気的
な入出力を行うための外部端子を備えたものが供されて
いる。つまり、ICチップと外部機器とを電気的に接続
することにより、ICチップが記憶しているカード情報
を読取るというもので、接触式のリーダライタにも対応
することができ、ICカードの汎用性を高めることがで
きる。
【0006】しかしながら、このような構成のICカー
ドでは、外部端子は外部に露出しているので、衣類など
の接触により外部端子に静電気が印加し易い。このた
め、外部端子に静電気が印加したときは、静電気がIC
チップに印加してしまって、ICチップが破損してしま
うという問題を生じる。
【0007】このような問題は、キャパシティブプレー
トを通じてカード情報を授受するタイプのICカードに
おいても、キャパシティブプレートに静電気が印加した
場合は、ICチップが破損してしまう虞がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ICチップと接続された外部端子に静
電気が印加したり、キャパシティブプレートに静電気が
印加した場合であっても、ICチップが破損してしまう
ことを防止できるICカード及びその製造方法を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、外部端子に静電気が印加したときは、静電気は抵抗
手段を通じてICチップに流れる。このとき、抵抗手段
によりICチップに流れる電流が抑制されるので、IC
チップが破損してしまうことを防止できる。
【0010】請求項2の発明によれば、キャパシティブ
プレートに静電気が印加したときは、静電気は抵抗手段
を通じてICチップに流れるものの、抵抗手段によりI
Cチップに流れる電流が抑制されるので、ICチップが
破損してしまうことを防止できる。
【0011】請求項3の発明によれば、抵抗手段はカー
ボンペーストを印刷して形成された保護抵抗部であるの
で、カーボンペーストパターンによりICチップに大き
な電流が流れてしまうことを抑制することができる。
【0012】この場合、カーボンペーストは他のペース
トとの接続性がよいため、回路としての信頼性に優れて
いる。また、厚さを薄くできるため、ICカードでの凹
凸を低減することができる。また、比抵抗率が大きいた
め、要求した抵抗値を作り出し易い。さらに、コストが
安いため、手軽に使用することができる。
【0013】請求項4の発明によれば、実験結果から保
護抵抗部の抵抗値を500Ω以上とすることによりIC
カードの静電耐圧を十分に確保することができるので、
保護抵抗部の抵抗値を500Ω以上とすることによりI
Cチップを確実に保護することができる。
【0014】請求項5の発明によれば、保護抵抗部をな
すカーボンペーストパターンと他の回路パターンとが重
ね印刷される部位は、少なくとも一方のパターンが幅広
に形成されているので、一方の印刷位置が横方向にずれ
た場合であっても、カーボンペーストパターンを他の回
路パターンに確実に接続することができる。
【0015】請求項6の発明によれば、保護抵抗部をな
すカーボンペーストパターンはICチップに近接した位
置まで延設されているので、ICカードの表面において
ICチップの近傍に対応した部位に静電気が印加した場
合であっても、カーボンペーストパターンが抵抗とな
り、ICチップに大きな電流が流れてしまうことを抑制
することができる。
【0016】請求項7の発明によれば、外部端子とIC
チップとを接続する接続線部は蛇行状若しくはコイル状
に形成されているので、外部端子に静電気が印加して接
続線部に瞬間的に大きな電流が流れた場合、接続線部に
おける蛇行状若しくはコイル状の部位のインダクタンス
により大きなインピーダンスが生じ、ICチップに大き
な電流が流れてしまうことを抑制することができる。
【0017】請求項8の発明によれば、外部端子からI
Cチップに流れる電流を放電する放電手段を設けたの
で、外部端子に静電気が印加した場合は、静電気は放電
手段を通じて放電され、ICチップに大きな電流が流れ
てしまうことを抑制することができる。
【0018】請求項9の発明によれば、外部端子とIC
チップとを接続する接続線部に放電部材を接続したの
で、放電部材を通じて静電気が放電されるようになり、
簡単な構成で実施することができる。
【0019】請求項10の発明によれば、外部端子とI
Cチップとを接続する接続線部をコイル状アンテナと絶
縁状態で交差するようにしたので、接続線部とコイル状
アンテナとの間で寄生コンデンサが形成され、外部端子
に印加した静電気をコイル状アンテナを通じて空気中に
効率よく放電することができる。
【0020】請求項11の発明によれば、キャパシティ
ブプレートに静電気が印加したときは、静電気は放電手
段により放電されてしまうので、ICチップが破損して
しまうことを防止できる。
【0021】請求項12の発明によれば、キャパシティ
ブプレートに静電気が印加したときは、導電パターンを
介して他のキャパシティブプレートに静電気を放電する
ことができる。
【0022】請求項13の発明によれば、キャパシティ
ブプレートに静電気が印加したときは、接続線部を介し
て他のキャパシティブプレートに静電気を放電すること
ができる。
【0023】請求項14の発明によれば、ICチップが
実装される複数のペーストパターンは、低抵抗値の同一
材料で且つ同一作成方法で形成されているので、ICチ
ップが実装される高さのばらつきがなくなり、ICチッ
プの実装の信頼性を高めることができる。
【0024】請求項15の発明によれば、カーボンペー
ストは導電性ペーストに比較して硬化時間が短いので、
コイル状アンテナを導電性ペーストで印刷してから、カ
ーボンペーストを印刷することにより、全体の硬化時間
を短縮することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態を図1乃至図10を参照して説明
する。図1はICカードの構成を概略的に示している。
この図1において、ICカード1にはICチップ2及び
コイル状の回路パターンからなるアンテナ3が内蔵され
ており、ICチップ2は、アンテナ3を通じて図示しな
いリーダライタと通信を行うようになっている。この場
合、アンテナ3は電波信号を送受信するアンテナとして
機能するが、ICチップ2に回路構成されたCPU等の
動作用電力も、このアンテナ3によって受信されるリー
ダライタからの電波信号によって得られるように構成さ
れている。
【0026】図2はICカードの断面を模式的に示して
いる。この図2において、ICカード1は、回路シート
4と、中間シート5と、カバーシート6から構成されて
いる。
【0027】上記回路シート4は、プラスチック、例え
ばポリエステル系プラスチック、具体的にはPET(ポ
リエチレンテレフタレート)製の厚さ100μm程度の
シートからなる。この回路シート4の一面には、アンテ
ナ3をなすコイル状の回路パターンが形成されていると
共に、この回路パターン3に接続されたICチップ2が
実装されている。
【0028】上記アンテナ3をなすコイル状の回路パタ
ーンは、導電性ペースト、例えばポリエステル系銀ペー
ストを用いたスクリーン印刷手段によって形成され、I
Cチップ2は、例えば異方導電性接着剤によりフリップ
チップ実装されている。
【0029】中間シート5は、熱せられると溶融状態と
なって流動性を帯びるという熱溶融性を有したプラスチ
ック材料からなるラミネート接着剤により形成されてい
る。この中間シート5は、回路パターン、ICチップ等
を保護すると共に、回路シート4及びカバーシート6に
接着する機能を有するもので、回路パターン及びICチ
ップ2等を隙間なく覆う。
【0030】一方、カバーシート6は、比較的軟質の中
間シートを保護する機能を有し、例えば回路シート4と
同様に厚さ100μm程度のPET製シートからなる。
【0031】このような構成のICカード1を製造する
製造方法を図3を参照して説明する。 (a)回路シート4に銀ペーストによりコイル状の回路
パターンからなるアンテナ3と複数の接続パターン7
a,7b,7c,7dとを同時に印刷して硬化させる。
このとき、アンテナ3の両端には端子部3a,3bを形
成する。
【0032】(b)絶縁ペーストによりレジスト部8を
アンテナ3を横断するように印刷して硬化させる。この
場合、アンテナ3の端子部3a及び接続パターン7aの
端部をレジスト部8から露出させる。
【0033】(c)銀ペーストによりレジスト部8上に
ジャンパ部9を印刷して硬化させる。これにより、アン
テナ3の端子部3aと接続パターン7aとがジャンパ部
9により接続される。
【0034】(d)カーボンペーストにより保護抵抗部
10を印刷して硬化させる。これにより、接続パターン
7b,7c,7dと保護抵抗部10とが接続される。こ
の場合、保護抵抗部10はICチップ2の実装部位に近
接する位置まで延設されている。 (e)ICチップ2を実装する。
【0035】そして、回路シート4上に中間シート5及
びカバーシート6を順に重ね、全体を図示しない熱プレ
ス装置により熱圧着する。すると、中間シート5を構成
するラミネート接着剤が回路パターンを隙間なく覆うよ
うになる。同時に、中間シート5は、上下両側からの加
圧によって厚さが均一となるように形成されて回路シー
ト4とカバーシート6とを接着する。そして、その後の
冷却により、中間シート5は硬化し、以上の製造方法に
より回路シート4と中間シート5とカバーシート6から
なる3層構造のICカード1が製造される(図2参
照)。
【0036】ここで、図4及び図5はカーボンペースト
が銀ペーストに重ね印刷される部位を拡大して示してい
る。これらの図4及び図5において、接続パターン7
b,7dをなすカーボンペーストの端部上には保護抵抗
部10をなすカーボンペーストが重ね印刷されている。
この場合、カーボンペーストにおいて銀ペーストに重ね
印刷される重ね印刷部位10aは幅広に形成されてい
る。これは、図6(a)に示すようにカーボンペースト
と銀ペーストとを直線的に接続した場合に、同図(b)
に示すようにカーボンペーストの印刷がずれてしまった
ときは、接触面積が小さくなって信頼性が低下するのに
対して、図7(a)に示すように重ね印刷部位10aを
幅広に形成した場合には、同図(b)に示すように印刷
がずれてしまった場合であっても、接触面積が低下して
しまうことを防止でき、信頼性を高めることができるか
らである。
【0037】ところで、保護抵抗部10の抵抗値は50
0Ω以上となるように形成されている。これは、後述す
るようにICチップ2に流れる電流を保護抵抗部10に
より確実に抑制するためである。
【0038】次に上記構成の作用について説明する。上
記構成のICカード1を使用するときは、図8に示すよ
うにICカード1の角部1aを除去するようになってい
る。これは、外部端子11を露出させることにより、I
Cチップ2がアンテナ3に加えて外部端子11を通じて
もリーダライタとの通信を可能とするためである。この
ような構成は、リーダライタが接触式の場合にも対応す
ることができるので、ICカード1の汎用性を高めるこ
とができる。
【0039】ところで、このように構成されたICカー
ド1では、外部端子11が露出しているので、外部端子
11に衣類などから静電気が印加し易い。このように外
部端子11に静電気が印加した場合、ICチップ2に静
電気が流れてICチップ2が破損してしまう虞があるも
のの、本実施の形態では、次のようにしてICチップ2
が破損してしまうことを防止した。
【0040】図9は静電気の印加モデルを示している。
この図9において、静電気電圧Eは容量Cに貯えられて
おり、スイッチSWがオンしたときに抵抗Rを通じて放
電すると見なすことができる。この放電に伴う電流は、
外部端子11から保護抵抗部10を通じてICチップ2
へと流れる。このようにしてICカード1内に進入した
電流は、最終的には人体を通じて地中に放電したり、大
気中に放電する。この場合、ICカード1内に進入した
電流が大きい程、ICチップ2にかかる負荷が大きくな
り、ICチップ2が破損し易くなる。
【0041】ここで、図10は保護抵抗部10の抵抗値
とICカード1の静電耐圧との関係を示している。この
図10から、保護抵抗部10の抵抗値を500Ω以上と
することにより、ICカード1の静電耐圧である6kV
以上を確保できることを確認した。従って、保護抵抗部
10の抵抗値を500Ω以上とすることにより、静電気
によりICチップ2が破損してしまうことを防止でき
る。
【0042】このような実施の形態によれば、ICカー
ド1から外部に露出する外部端子11をカーボンペース
トからなる保護抵抗部10を介してICチップ2と接続
するようにしたので、外部端子11に静電気が印加した
場合であっても、ICチップ2に流れる電流を保護抵抗
部10により抑制してICチップ2が破損してしまうこ
とを防止できる。
【0043】この場合、保護抵抗部10として銀ペース
トとの接続性が良好なカーボンペーストを使用するよう
にしたので、回路としての信頼性に優れている。また、
カーボンペーストは厚さを薄くできるため、ICカード
1に凹凸が生じることを低減することができる。また、
カーボンペーストは比抵抗率が大きいため、要求した抵
抗値を作り出し易い。さらに、カーボンペーストはコス
トが安いため、手軽に使用することができる。
【0044】また、保護抵抗部10をなすカーボンペー
ストパターンが接続パターンをなす銀ペーストパターン
に重ね印刷される部位10aを銀ペーストパターンより
も幅広に形成するようにしたので、カーボンペーストパ
ターンを銀ペーストパターンに確実に接続することがで
きる。
【0045】また、保護抵抗部10をなすカーボンペー
ストパターンの端部はICチップ2に近接した位置に延
設されているので、ICカード1の表面においてICチ
ップ2に近接した部位に静電気が印加した場合であって
も、保護抵抗部10によりICチップ2に静電気が直接
流れてしまうことを防止でき、ICチップ2が破損して
しまうことを防止できる。
【0046】また、ICチップ2が実装される複数の接
続パターン7a,7b,7d及びアンテナ3の端部3b
は銀ペーストの印刷により同時に形成されているので、
ICチップ2が実装される高さのばらつきがなくなり、
ICチップ2の実装の信頼性を高めることができる。
【0047】さらに、カーボンペーストは銀ペーストに
比較して硬化時間が短いので、アンテナ3をなす銀ペー
ストを印刷した際に、完全硬化させないまま、保護抵抗
部10をなすカーボンペーストを印刷して硬化させるこ
とにより、カーボンペーストの硬化と同様に銀ペースト
を完全硬化させることができる。この結果、全体の硬化
時間を短縮することができ、ICカード1の製造時間の
短縮を図ることができる。
【0048】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図11及び図12を参照して説明する。こ
の第2の実施の形態は外部端子をカーボンペーストで形
成したことを特徴とする。即ち、ICカードの構成を示
す図11において、ICカード21の外部端子22はカ
ーボンペーストで形成されており、その外部端子22を
なすカーボンペーストとICチップ2とが導線23を通
じて接続されている。この場合、ICチップ2は基板2
4に接合された状態でボンディングワイヤ25を通じて
導線23と接続されている。また、アンテナ3も導線2
6により形成されている。
【0049】このような構成によれば、カーボンペース
トは導線との接続が可能であるので、外部端子22をな
すカーボンペーストとICチップ2とを導線23により
直接接続することができる。従って、第1の実施の形態
に比較して、接続箇所が少なくなり、ICカード21の
信頼性を高めることができる。
【0050】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図13を参照して説明する。この第3の実
施の形態はICカードに外部端子を突出して設けたこと
を特徴とする。
【0051】即ち、ICカードの構成を示す図13にお
いて、ICカード31にはコネクタ32が設けられてお
り、そのコネクタ32から外部端子33が突出してい
る。このような構成によれば、ICカード31をコネク
タ接続方式のICカードとして使用することができる。
【0052】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図14を参照して説明する。この第4の実
施の形態は、外部端子に印加した静電気をインダクタン
スにより抑制することを特徴とする。
【0053】即ち、ICカードの構成を示す図14にお
いて、ICカード41の外部端子42とICチップ2と
を接続する接続パターン43の中間部は蛇行状に形成さ
れており、その蛇行状部43aが抵抗手段として機能す
るようになっている。
【0054】このような構成によれば、外部端子42に
静電気が印加したときは、静電気が接続パターン43を
瞬間的に流れる際に蛇行状部43aのインダクタンスに
よりインピーダンスが急激に増大するので、ICチップ
2に流れる静電気を効果的に抑制してICチップ2が破
損してしまうことを防止できる。
【0055】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図15を参照して説明する。この第5の実
施の形態は、外部端子に印加した静電気を空気中に放電
させることを特徴とする。即ち、ICカードの構成を示
す図15において、ICカード51の外部端子52とI
Cチップ2とを接続する接続パターン53には放電部材
54が接続されている。
【0056】このような構成によれば、外部端子52に
印加した静電気は接続パターン53を流れる際に放電部
材54から空気中に放電されてしまうので、ICチップ
2に流れる電流を抑制してICチップ2が破損してしま
うことを防止できる。
【0057】(第6の実施の形態)次に本発明の第6の
実施の形態を図16を参照して説明する。この第6の実
施の形態は、外部端子に印加した静電気をアンテナを通
じて空気中に放電することを特徴とする。
【0058】即ち、ICカードの構成を示す図16にお
いて、ICカード61の外部端子62とICチップ2と
を接続する接続パターン63の中間部はアンテナ3と交
差するように形成されており、その交差部63aが放電
手段として機能するようなっている。
【0059】このような構成によれば、接続パターン6
3の交差部63aとアンテナ3との間に寄生コンデンサ
が形成されているので、外部端子62に印加した静電気
は接続パターン63の交差部63aからアンテナ3に流
れ、アンテナ3から空気中に放電されるようになり、I
Cチップ2に流れる電流を抑制してICチップ2が破損
してしまうことを防止できる。この場合、第5の実施の
形態のような放電部材を用いる必要がないので、コスト
が上昇することもなく実施することができる。
【0060】(第7の実施の形態)次に本発明の第7の
実施の形態を図17乃至図20を参照して説明する。こ
の第7の実施の形態は、本発明をキャパシティブプレー
トを有した非接触式ICカードに適用したことを特徴と
する。
【0061】即ち、非接触式ICカードとしては、上記
各実施の形態で説明したコイル間の磁気結合により通信
を行うタイプのものと、キャパシティブプレート間の静
電容量結合により通信を行うタイプのものとがあり、コ
イル間の磁気結合により通信を行うタイプのものは通信
距離が比較的長くて位置合わせが容易であるのに対し
て、キャパシティブプレート間の静電容量結合により通
信を行うタイプのものは、通信距離が短くリーダライタ
に対してICカードを所定位置に位置決めした状態で通
信を行う必要がある。
【0062】図17はキャパシティブプレートを有した
非接触式ICカードを模式的に示している。この図17
において、ICカード71には第1の1対のキャパシテ
ィブプレート72a,72b、第2の1対のキャパシテ
ィプレート73a,73b及び受信用コイル74並びに
ICチップ75が内蔵されており、ICチップ75は、
各キャパシティブプレート72a,72b,73a,7
3b及び受信用コイル74と接続されている。
【0063】図18は、リーダライタ及び上記ICカー
ド71の電気的構成を概略的に示している。この図18
において、リーダライタ76には図示しないICカード
挿入部が設けられており、そのICカード挿入部に上記
ICカード71が挿入されるようになっている。このI
Cカード挿入部には、第1の1対のキャパシティブプレ
ート77a,77b、第2の1対のキャパシティブプレ
ート78a,78b及び送信用コイル79が設けられて
おり、ICカード71がICカード挿入部に挿入された
状態では、リーダライタ76のキャパシティブプレート
77a,77b,78a,78bがICカード71のキ
ャパシティブプレート72a,72b,73a,73b
とそれぞれ対向すると共に、送信用コイル79が受信用
コイル74と対向するようになっている。
【0064】リーダライタ76のCPU80は、ホスト
コンピュータ81からの指令に応じて差動出力を有する
送信用ドライバ82を介して第1のキャパシティブプレ
ート77a,77bにデータを出力すると共に、第2の
キャパシティブプレート78a,78bから差動入力タ
イプの受信用ドライバ83を介して受信したデータをホ
ストコンピュータ81に送信するようになっている。ま
た、高周波発振源84は、所定周波数のクロック信号を
CPU80にクロックとして出力すると共に送信用コイ
ル79に電力用信号として出力するようになっている。
【0065】一方、ICカード71において、CPU8
5は、第1のキャパシティブプレート72a,72bか
ら差動入力タイプの受信用ドライバ86を介して受信し
たデータをメモリ87に書込んだり、差動出力を有する
送信用ドライバ88を介して第2のキャパシティブプレ
ート73a,73bにメモリ87に記憶されているデー
タを出力するようになっている。
【0066】受信用コイル74は整流回路89及び平滑
用コンデンサ90を介して電源ラインと接続されてお
り、CPU85及びメモリ87に電源を供給する。ま
た、受信用コイル74はCPU85のクロック端子と接
続されており、CPU85にクロック信号を与える。
【0067】図19はICカード71の要部を拡大して
示している。この図19において、キャパシティブプレ
ート72a,72b,73a,73bとICチップ75
とを接続する接続パターン91の中間部は断線されてい
ると共に、その断線部位にカーボンペーストが塗布され
ることにより抵抗手段としての保護抵抗部92が形成さ
れている。これにより、各キャパシティブプレート72
a,72b,73a,73bは保護抵抗部92を介して
ICチップ75と接続されている。
【0068】このような構成によれば、キャパシティブ
プレート72a,72b,73a,73bをカーボンペ
ーストからなる保護抵抗部92を介してICチップ75
と接続するようにしたので、キャパシティブプレート7
2a,72b,73a,73bに静電気が印加した場合
は、ICチップ75に流れる静電気を保護抵抗部92に
より抑制でき、ICチップ75が破損してしまうことを
防止できる。
【0069】(第8の実施の形態)次に本発明の第8の
実施の形態を図20を参照して説明するに、第7の実施
の形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。この第8の実施の形態は、キャパシティブプレート
に印加した静電気を他のキャパシティブプレートに放電
させることを特徴とする。
【0070】ICカードの要部を模式的に示す図20に
おいて、ICカード101におけるキャパシティブプレ
ート72a,72b,73a,73bの上面には絶縁層
102が形成され、その絶縁層上102に導電パターン
(放電手段に相当)103が各キャパシティブプレート
72a,72b,73a,73bと静電容量結合するよ
うにループ状に形成されている。従って、各キャパシテ
ィブプレート72a,72b,73a,73bは、導電
パターン103により高周波的に低インピーダンスの状
態で接続されていることになる。この場合、導電パター
ン103としては、インピーダンスを低くするために幅
広であることが要求されるものの、他のキャパシティブ
プレートの静電容量に影響を与えないことが重要であ
る。
【0071】このような構成によれば、何れかのキャパ
シティブプレート72a,72b,73a,73bに静
電気が印加したときは、その静電気の高周波成分が導電
パターン103を介して他のキャパシティブプレートに
分散されるので、ICチップ75に大きな放電電流が流
れることを防止してその破損を防止することができる。
【0072】尚、静電気を逃がすための導電パターンの
形状としては、各キャパシティブプレート72a,72
b,73a,73bと静電容量結合する構成であれば、
図21に示すようにループ形状でなく途中で断線してい
てもよいと共に、図22に示すように各キャパシティブ
プレート72a,72b,73a,73b上の一部を覆
うプレート形状であってもよい。
【0073】(第9の実施の形態)次に本発明の第9の
実施の形態を図23を参照して説明する。この第9の実
施の形態は、キャパシティブプレートに印加した静電気
を減衰させるように構成したことを特徴とする。
【0074】ICカードの要部を模式的に示す図23に
おいて、ICカード111におけるキャパシティブプレ
ート72a,72b,73a,73bとICチップ75
とを接続する接続パターン91の中間部にはコイル状部
112が形成されており、そのコイル状部112が抵抗
手段として機能するようになっている。この場合、コイ
ル状部112を横切るように絶縁層113が形成されて
いると共に、その絶縁層113上に接続パターン91が
形成されており、これによりコイル状部112がICチ
ップ75と接続されている。
【0075】このような構成によれば、キャパシティブ
プレート72a,72b,73a,73bに静電気が印
加したときは、静電気が接続パターン91を瞬間的に流
れる際にコイル状部112のインダクタンスによりイン
ピーダンスが急激に増加するので、ICチップ75に流
れる静電気を効果的に抑制してICチップ75が破損し
てしまうことを防止できる。
【0076】(第10の実施の形態)次に本発明の第1
0の実施の形態を図24を参照して説明する。この第1
0の実施の形態は、キャパシティブプレートに印加した
接続パターンを利用して他のキャパシティブプレートに
放電させることを特徴とする。
【0077】ICカードの要部を示す図24において、
ICカード121におけるキャパシティブプレート72
a,72b,73a,73b上には絶縁層122が形成
されていると共に、その絶縁層122上に接続パターン
(接続線部に相当)123が形成されている。この場
合、絶縁層122には孔124が形成されており、その
孔124を通じて接続パターン123の一端が各キャパ
シティブプレート72a,72b,73a,73bにそ
れぞれ接続されていると共に、他端が他のキャパシティ
ブプレート上に位置するように引き回されてから接続パ
ターン91を介してICチップ75に接続されている。
【0078】このような構成によれば、キャパシティブ
プレート72a,72b,73a,73bに静電気が印
加したときは、静電気が接続パターン123を流れる際
に他のキャパシティブプレートに逃げるので、ICチッ
プ75が静電気により破損してしまうことを防止でき
る。
【0079】本発明は、上記各実施の形態に限定される
ことなく、次のように変形または拡張できる。外部端子
がICカードの表面に形成されたタイプのものに適用す
るようにしてもよい。カーボンペーストが重ね印刷され
る相手側の銀ペーストを幅広に形成するようにしてもよ
い。キャパシティブプレートとICチップの位置は、も
っと離して配置したり、キャパシティブプレートの並び
方を変えてもよい。上記各実施の形態を組合わせて実施
するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるICカード
の構成を示す平面図
【図2】ICカードを模式的に示す断面図
【図3】ICカードの製造方法を示すICカードの平面
【図4】カーボンペーストと銀ペーストとの重なり印刷
を示す回路パターンの平面図
【図5】カーボンペーストと銀ペーストとの重なり印刷
を示す回路パターンの断面図
【図6】カーボンペーストと銀ペーストとの重なり印刷
を示す回路パターンの平面図
【図7】カーボンペーストと銀ペーストとの重なり印刷
を示す回路パターンの平面図
【図8】角部を切断して示すICカードの平面図
【図9】静電気の印加モデルを示す電気回路図
【図10】保護抵抗部の抵抗値と静電耐圧との関係を示
す図
【図11】本発明の第2の実施の形態を示す図1相当図
【図12】ICチップの側面図
【図13】本発明の第3の実施の形態を示す図1相当図
【図14】本発明の第4の実施の形態を示す図1相当図
【図15】本発明の第5の実施の形態を示す図1相当図
【図16】本発明の第6の実施の形態を示す図1相当図
【図17】本発明の第7の実施の形態を示す図1相当図
【図18】リーダライタとICカードの電気的構成を示
す図
【図19】ICカードの要部の拡大図
【図20】本発明の第8の実施の形態を示す図19相当
【図21】他の実施の形態を示す図19相当図
【図22】他の実施の形態を示す図19相当図
【図23】本発明の第9の実施の形態を示す図19相当
【図24】本発明の第10の実施の形態を示す図19相
当図
【符号の説明】
1はICカード、2はICチップ、3はコイル状アンテ
ナ、10は保護抵抗部(抵抗手段)、11は外部端子、
21はICカード、22は外部端子、23は導線、31
はICカード、32はコネクタ、33は外部端子、41
はICカード、42は外部端子、43aは蛇行状部(抵
抗手段)、51はICカード、52は外部端子、54は
放電部材(放電手段)、61はICカード、62は外部
端子、63aは交差部(放電手段)、71はICカー
ド、72a,72b,73a,73bはキャパシティブ
プレート、75はICチップ、76はリーダライタ、7
7c,77b,78a,78bはキャパシティブプレー
ト、91は接続パターン、92は保護抵抗部(抵抗手
段)、101はICカード、103は導電パターン(放
電手段)、111はICカード、112はコイル状部
(抵抗手段)、121はICカード、123は接続パタ
ーン(接続線部)である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル状アンテナを通じて外部機器と通
    信すると共に外部端子と接続されたICチップを備えた
    非接触式ICカードにおいて、 前記外部端子と前記ICチップとの間を抵抗手段で接続
    したことを特徴とする非接触式ICカード。
  2. 【請求項2】 キャパシティブプレートと接続されたI
    Cチップを備え、当該ICチップは上記キャパシティブ
    プレートを通じて外部機器と通信する非接触式ICカー
    ドにおいて、 前記キャパシティブプレートと前記ICチップとの間を
    抵抗手段で接続したことを特徴とする非接触式ICカー
    ド。
  3. 【請求項3】 前記抵抗手段は、カーボンペーストを印
    刷して形成された保護抵抗部であることを特徴とする請
    求項1または2記載の非接触式ICカード。
  4. 【請求項4】 前記保護抵抗部の抵抗値は500Ω以上
    であることを特徴とする請求項3記載の非接触式ICカ
    ード。
  5. 【請求項5】 前記保護抵抗部をなすカーボンペースト
    パターンと他の回路パターンとが重ね印刷される部位
    は、少なくとも一方のパターンが幅広に形成されている
    ことを特徴とする請求項3または4記載の非接触式IC
    カード。
  6. 【請求項6】 前記保護抵抗部をなすカーボンペースト
    パターンは、前記ICチップに近接した位置まで延設さ
    れていることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記
    載の非接触式ICカード。
  7. 【請求項7】 前記抵抗手段は、前記外部端子と前記I
    Cチップとを接続する接続線部を蛇行状若しくはコイル
    状に形成してなることを特徴とする請求項1または2記
    載の非接触式ICカード。
  8. 【請求項8】 コイル状アンテナを通じて外部機器と通
    信すると共に外部端子と接続されたICチップを備えた
    非接触式ICカードにおいて、 前記外部端子から前記ICチップに流れる電流を放電す
    る放電手段を設けたことを特徴とする非接触式ICカー
    ド。
  9. 【請求項9】 前記放電手段は、前記外部端子と前記I
    Cチップとを接続する接続線部に接続された放電部材で
    あることを特徴とする請求項8記載の非接触式ICカー
    ド。
  10. 【請求項10】 前記放電手段は、前記外部端子と前記
    ICチップとを接続する接続線部を前記コイル状アンテ
    ナと絶縁状態で交差してなることを特徴とする請求項8
    記載の非接触式ICカード。
  11. 【請求項11】 キャパシティブプレートと接続された
    ICチップを備え、当該ICチップは上記キャパシティ
    ブプレートを通じて外部機器と通信する非接触式ICカ
    ードにおいて、 前記キャパシティブプレートから前記ICチップに流れ
    る電流を放電する放電手段を設けたことを特徴とする非
    接触式ICカード。
  12. 【請求項12】 前記放電手段は、複数の前記キャパシ
    ティブプレートと静電容量結合する導電パターンからな
    ることを特徴とする請求項11記載の非接触式ICカー
    ド。
  13. 【請求項13】 前記放電手段は、前記キャパシティブ
    プレートと前記ICチップとを接続する接続線部を他の
    キャパシティブプレート上に絶縁状態で設けたことを特
    徴とする請求項11記載の非接触式ICカード。
  14. 【請求項14】 前記ICチップが実装される複数のペ
    ーストパターンは、低抵抗値の同一材料で且つ同一作成
    方法で形成されていることを特徴とする請求項1乃至1
    3の何れかに記載の非接触式ICカードの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記コイル状アンテナを導電性ペース
    トで印刷してから、前記カーボンペーストを印刷したこ
    とを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の非接
    触式ICカードの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101587560A (zh) * 2008-05-22 2009-11-25 松下电器产业株式会社 移动存储卡
US7828222B2 (en) 2008-12-11 2010-11-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Radio frequency identifier tag and method of fabrication

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