JP2001060073A - 幟の横竿係止機構 - Google Patents

幟の横竿係止機構

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JP2001060073A
JP2001060073A JP11236295A JP23629599A JP2001060073A JP 2001060073 A JP2001060073 A JP 2001060073A JP 11236295 A JP11236295 A JP 11236295A JP 23629599 A JP23629599 A JP 23629599A JP 2001060073 A JP2001060073 A JP 2001060073A
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Teruo Umezawa
照雄 梅沢
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TAHARAYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】風のある環境下で使用して、横竿の方位が変化
しても、元の方位に復元するための係止機構を提供す
る。 【解決手段】係止ネジ4を有する係止金具2とスリット
部を有する保持リング5よりなる幟の横竿係止機構にお
いて、上下両端に掛止部を有する弾性部材8と固定部材
6、7および螺設用ネジ7aを設け、弾性部材8の上端
部8aを、係止金具2の固定部材6に掛止する。幟の縦
竿の上端部より圧入された前記係止金具2に掛止された
前記弾性部材の下端部8bを、縦竿に貫通した固定部材
取付穴の一方より挿通した固定部材7に掛着し、他端部
を螺設用ネジ7aで固定する。横竿係止機構に弾性部材
を装着したので、幟が風であおられ、そのため、横竿
が、方位を変えるようなことがあっても、弾性部材の復
元力によって、元の方位に、復帰する。従って、幟の広
告的価値が損なわれることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幟の横竿係止機構
に関する。詳しくは幟の横竿の方位を元の位置に復元す
るための横竿係止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の横竿係止機構は、縦竿に横竿係止
金具を固定し、該金具に横竿を挿通する方式や、縦竿に
横竿が回転可能の係止金具を固定し、該金具に横竿を挿
通する方式が実用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、幟を風のある環境下で使用すると、横竿
は、風向きを示す方位に回転し、幟が、使用者が希望す
る方位と異なる方位に変化してしまう。その結果、幟の
広告的価値が損なわれることがある。そこで、幟が風で
あおられ、そのため、横竿が、方位を変えるようなこと
があっても、元の位置、すなわち使用者が希望する方位
に、復元できる機構の出現が期待されていた。
【0004】本発明は、かかる要請に応えるべく、創案
されたものであり、その目的は、風が吹いて横竿の方位
が変化しても、元の方位に復元するための幟の横竿係止
機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、創案された技術手段は、請求項1に記載のごと
く、係止ネジを有する係止金具とスリット部を有する保
持リングよりなる幟の横竿係止機構において、上下両端
に掛止部を有する弾性部材と止めネジおよび螺設用ネジ
による固定部材を設け、前記弾性部材の上端部を、前記
係止金具に装着した前記固定部材に掛止し、縦竿の上端
部より圧入された前記係止金具に掛止された前記弾性部
材の下端部を、縦竿に貫通した固定部材取付穴の一方よ
り挿通したボルト部分に掛着し、該ボルトの他端部を螺
設用ネジで固定することを特徴とする。請求項2に記載
の幟の横竿係止機構における、弾性部材は、両端部にお
いて、フック状の掛止部よりなるスプリングで構成され
ている。請求項3に記載の幟の横竿係止機構における、
弾性部材は、両端部において、円筒状の掛止部よりなる
帯鋼で構成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
を適用した実施例であり、幟の横竿係止機構Kの斜視図
である。図2は、図1のA−A断面図に、縦竿1および
横竿3の一部を想像図として加味した図である。図3
(A)は、保持リング5の斜視図であり、図3(B)
は、係止金具2の側面図である。図4は、本発明を適用
した外観図である。図5(A)は、請求項2に係る弾性
部材の斜視図であり、図5(D)は、請求項3に係る弾
性部材の斜視図である。
【0007】図2において、係止金具2は、横竿挿通穴
3aと保持リング5を環装するための溝部2bと空洞部
21と鍔部22および固定部材6の取付穴を有し、係止
ネジ4によって、横竿3を係止する。係止金具2は熱可
塑性樹脂製である。
【0008】図2、図3において、保持リング5は、円
筒状であり、軸方向にスリット部5cを有し、内径5d
1は、係止金具2の溝部2bの外径2d1より大きく、
係止金具2の円筒状部の外径2d2より小さく、外径5
d2は、縦竿1の内径1dより大きく、長さ5bは、係
止金具2の溝部2bの長さ2aより小さい。材質は熱可
塑性樹脂で、弾力があるものとする。スリット部5cを
拡開して、保持リング5を係止金具2の溝部2bに環装
する。この状態では、保持リング5は、係止金具2の溝
部2b上で、自由に回動できる。
【0009】図1,図2、図3において、係止金具2に
環装された保持リング5のスリット部5cが閉じるよう
に押圧して、係止機構Kを幟の縦竿1の内壁1aに沿っ
て、上端部より圧入する。係止金具2の肩部22が縦竿
1の上端より間隔L1になるまで、圧入する。L1は1
mmないしは2mmである。係止金具2が、縦竿1の上端部
より圧入された状態において、係止金具2の溝部2bに
環装された保持リング5は、弾力によって、縦竿1の内
壁1aに圧着され、保持リング5の内径部分は、係止金
具2の溝部2bを離脱し、係止金具2は、回動可能とな
る。
【0010】前記のみの構成では、使用状態において、
幟が風であおられた場合、横竿は風の方位に従って、元
の位置に復帰することがない。本発明を図2において説
明する。弾性部材8の上端部を成形してフック8aとな
し、弾性部材8を空洞部21方向に挿入し、フック8a
に固定部材6(P1)を挿通して、弾性部材8を掛着す
る。固定部材6は、係止金具2に螺嵌および接着され
る。弾性部材8の下端部を成形してフック8bとなし、
フック8bは固定部材7(P2)を挿通可能の構造とす
る。縦竿1の上端部より圧入された係止金具2に掛止さ
れた弾性部材8の下端部、フック8bを、縦竿1に貫通
した固定部材取付穴の一方より挿通した固定部材7(P
2)に掛着し、その固定部材7の他端部を螺設用ネジ7
aで縦竿1に固定する。螺設用ネジは、蝶ナット、袋ナ
ットなど固定部材7(P2)を縦竿1に螺設できるもの
であればよい。
【0011】図5(A)においては、弾性部材には、コ
イル状スプリング部材81が用いられている。コイル状
スプリング部材81の上端部を成形してフック81aと
なし、フック81aに固定部材6(P1)を挿通して、
コイル状スプリング部材81を掛着する。固定部材6
は、係止金具2に螺嵌および接着される。コイル状スプ
リング部材81の下端部を成形してフック81bとな
し、フック81bは固定部材7(P2)を挿通可能の構
造とする。
【0012】図4(A)は、本発明の実施例の平面図で
あり、図4(B)は、本発明の実施例の側面図である。
図4において、縦竿1に、係止機構Kを係留する。幟本
体101に装着したチチ輪102を縦竿1に挿通する。
次に、係止金具2に横竿3およびチチ輪103を挿通
し、係止ネジ4で横竿3を係止する。
【0013】次に、使用状態についてのべる。幟本体1
01は、風であおられたとき、横竿3は、ふれ角度θ
1,θ2だけ動く。しかし、係止金具2に装備された弾
性体の復元力によって、横竿3は元位置に復帰する。縦
竿1は台座または固定部材に固縛されているものとす
る。
【0014】(実施の形態2)図5(B)は、請求項1
に記載の幟の横竿係止機構における弾性部材が、両端部
において、固定部材P1,P2を、フック状の掛止部8
2a,82bに挿通してなる線鋼82で構成された請求
項1に記載の幟の横竿係止機構の実施例である。
【0015】(実施の形態3)図5(C)は、請求項1
に記載の幟の横竿係止機構における弾性部材が、両端部
において、固定部材P1,P2を、巻き付け状の掛止部
83a,83bに挿通してなる線鋼83で構成された請
求項1に記載の幟の横竿係止機構の実施例である。
【0016】(実施の形態4)図5(D)は、請求項1
に記載の幟の横竿係止機構における弾性部材が、両端部
において、固定部材P1,P2を、円筒状の掛止部84
a,84bに挿通してなる帯鋼84で構成された請求項
3に記載の幟の横竿係止機構の実施例である。
【0017】(実施の形態5)図5(E)は、請求項1
に記載の幟の横竿係止機構における弾性部材が、両端部
において、固定部材P1,P2を、切り欠け部85a,
85bに挟みつけるようにした掛止部よりなる帯鋼85
で構成された請求項1に記載の幟の横竿係止機構の実施
例である。
【0018】(実施の形態6)図6(A)は、請求項1
に記載の幟の横竿係止機構における弾性部材が、両端部
において、固定部材P1,P2を、係止穴部86a,8
6bに挿通してなる熱可塑性樹脂製帯板86で構成され
た請求項1に記載の幟の横竿係止機構の実施例である。
【0019】(実施の形態7)図6(B)は、請求項1
に記載の幟の横竿係止機構における弾性部材が、両端部
において、固定部材P1,P2を、係止穴部87a,8
7bに挿通してなる熱可塑性樹脂製丸棒87で構成され
た請求項1に記載の幟の横竿係止機構の実施例である。
【0020】(実施の形態8)図7(A)は、請求項1
に記載の幟の横竿係止機構における弾性部材が、両端部
において、係止金具2および9によって保持された請求
項1に記載の幟の横竿係止機構の実施例である。弾性体
88は熱可塑性樹脂またはゴムであり、係止金具2およ
び9に挿入する。接着剤を塗布した方が望ましい。係止
金具2および9の内面23,91は、接着しやすいよう
に予備加工を施しておく。
【0021】(実施の形態9)図7(B)は、請求項1
に記載の幟の横竿係止機構における弾性部材が、両端部
において、係止金具2および10によって保持された請
求項1に記載の幟の横竿係止機構の実施例である。弾性
体89はスプリングであり、係止金具2および10に螺
嵌する。係止金具2および9の内面24,11は、ネジ
加工を施しておく。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記に詳述したように、係止
機構に弾性部材を装着したので、幟が風であおられ、そ
のため、横竿が、方位を変えるようなことがあっても、
弾性部材の復元力によって、元の方位に、復帰する。幟
を風のある環境下で使用しても、横竿は、常に一定の方
位に戻り、従って、幟の広告的価値が損なわれることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係止機構の斜視図
【図2】図1のAーA断面図と縦竿および横竿の装設予
想図
【図3】(A)保持リングの斜視図(B)係止金具の側
面図
【図4】(A)本発明の実装平面図(B)本発明の実装
側面図
【図5】本発明に利用の弾性部材の他の実施例(その
1)
【図6】本発明に利用の弾性部材の他の実施例(その
2)
【図7】本発明に利用の弾性部材の他の実施例(その
3)
【符号の説明】
K.係止機構 L1.係止金具設定間隔 θ1,θ2.横竿のふれ角度 1.縦竿 1a.縦竿の内壁 1b.縦竿の内径 2.係止金具 2a.係止金具の溝部の長さ 2b.係止金具の溝部 2d1.係止金具の溝部の外径 2d2.係止金具の円筒状部の外径 2c.係止金具の円筒状部 21.係止金具の空洞部 22.係止金具の鍔部 23.係止金具の内壁1 24.係止金具の内壁2 3.横竿 3a.横竿挿通穴 4.横竿係止ネジ 5.保持リング 5a.保持リングの外面 5b.保持リングの長さ 5c.保持リングのスリット部 5d1.保持リングの内径 5d2.保持リングの外径 6.固定部材P1 7.固定部材P2 7a.螺設用ネジ 8.弾性部材 8a.弾性部材上端フック部 8b.弾性部材下端フック部 81.スプリング部材 81a.スプリング上端フック部 81b.スプリング下端フック部 82.線状弾性部材 82a.上端フック部 82b.下端フック部 83.線状弾性部材 82a.巻き付け状の上端掛止部 82b.巻き付け状の下端掛止部 84.帯状弾性部材 84a.円筒状の上端掛止部 84b.円筒状の下端掛止部 85.帯状弾性部材 85a.切り欠け状の上端掛止部 85b 切り欠け状の下端掛止部 86.熱可塑性樹脂製板状弾性部材 86a.上部掛止穴 86b.下部掛止穴 87.熱可塑性樹脂製棒状弾性部材 87a.上部掛止穴 87b.下部掛止穴 88.熱可塑性樹脂製棒状弾性部材 89.スプリング 9.下部係止金具 91.下部係止金具の内壁 10.下部係止金具 11.下部係止金具の内壁 101.幟本体 102.チチ輪 103.チチ輪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】係止ネジを有する係止金具とスリット部を
    有する保持リングよりなる幟の横竿係止機構において、
    上下両端に掛止部を有する弾性部材と止めネジおよび蝶
    ネジによる固定部材を設け、前記弾性部材の上端部を、
    前記係止金具に装着した前記固定部材に掛止し、縦竿の
    上端部より圧入された前記係止金具に掛止された前記弾
    性部材の下端部を、縦竿に貫通した固定部材取付穴の一
    方より挿通したボルト部分に掛着し、該ボルトの他端部
    を螺設用ネジで固定することを特徴とする幟の横竿係止
    機構
  2. 【請求項2】 請求項1の弾性部材が、両端部におい
    て、フック状の掛止部よりなるスプリングで構成された
    請求項1に記載の幟の横竿係止機構
  3. 【請求項3】 請求項1の弾性部材が、両端部におい
    て、円筒状の掛止部よりなる帯鋼で構成された請求項1
    に記載の幟の横竿係止機構
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109118980A (zh) * 2018-08-01 2019-01-01 安徽宇烁光电科技有限公司 一种可移动调节的液晶lcd拼接

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109118980A (zh) * 2018-08-01 2019-01-01 安徽宇烁光电科技有限公司 一种可移动调节的液晶lcd拼接

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