JP2001058870A - 焼結石英とその製造方法 - Google Patents

焼結石英とその製造方法

Info

Publication number
JP2001058870A
JP2001058870A JP23607499A JP23607499A JP2001058870A JP 2001058870 A JP2001058870 A JP 2001058870A JP 23607499 A JP23607499 A JP 23607499A JP 23607499 A JP23607499 A JP 23607499A JP 2001058870 A JP2001058870 A JP 2001058870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pores
sintered
quartz
diameter
sintered body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23607499A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Hamada
敏幸 濱田
Masahiro Nakahara
正博 中原
Yumiko Ito
裕見子 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP23607499A priority Critical patent/JP2001058870A/ja
Publication of JP2001058870A publication Critical patent/JP2001058870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B20/00Processes specially adapted for the production of quartz or fused silica articles, not otherwise provided for
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/06Other methods of shaping glass by sintering, e.g. by cold isostatic pressing of powders and subsequent sintering, by hot pressing of powders, by sintering slurries or dispersions not undergoing a liquid phase reaction
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/06Other methods of shaping glass by sintering, e.g. by cold isostatic pressing of powders and subsequent sintering, by hot pressing of powders, by sintering slurries or dispersions not undergoing a liquid phase reaction
    • C03B19/066Other methods of shaping glass by sintering, e.g. by cold isostatic pressing of powders and subsequent sintering, by hot pressing of powders, by sintering slurries or dispersions not undergoing a liquid phase reaction for the production of quartz or fused silica articles

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の石英ガラスは、製品中に泡があり、製造
コストが高く、プロセス管理が困難であり、大型形状の
製造が困難であるという課題がある。 【解決手段】平均粒径0.05〜5μm以下のSiO2
粉末を所定形状に成形し、該成形体を大気中、真空中ま
たは非酸化雰囲気中にて1250〜1550℃で焼成し
て、焼結体の任意の断面において、50μm以上の径を
有する気孔が10個/cm2 以下の焼結石英を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学薬品用容器、
光学ガラス用容器、熱電対保護管、照明用チュ−ブ及び
バルブ、光フアイバ−用 保持管及び外管、煉瓦、半導
体工業用のベルジャ−、ルツボ、炉心管、治具類等、従
来石英ガラスを使用していた分野に幅広く利用できる焼
結石英とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで石英ガラスを製造するために
は、1500〜2000℃の高温で溶融させたシリカを
冷却する溶融法と、溶液中で作ったシリカゲルを乾燥さ
せて、1000℃程度に加熱するゾル・ゲル法が行われ
ていた。
【0003】その中でも溶融法で製造される溶融石英
は、半導体工業の急激な発展に伴い需要が拡大し、溶融
石英の製造技術も改良が進み進歩してきた。一例として
特開昭63−55190に半導体製造に際して使用する
ための溶融石英部材について示されている。
【0004】また天然原料では得られない高純度、高均
一性のガラスを得るために開発されたゾル・ゲル法によ
り製造される合成石英も着実に進歩してきている。一例
として特開平9−30808に高純度合成石英粉及び石
英ガラス成形体の製造方法について示されている。
【0005】従来の石英ガラス(溶融石英及び合成石
英)中には、泡が存在しており、泡の大きさと数量は、
例えば不透明石英ガラス製治具素材においては、0.5
〜15μm未満の泡が1000個/cm2 以上、15μ
m以上の泡が1000個/cm2 以上、50μm以上の
泡が100個/cm2 以上存在する。また安価石英ガラ
ス製理化学実験用治具素材においては、0.5〜15μ
m未満の泡が1000個/cm2 以上、15μm以上の
泡が27個/cm2 、50μm以上の泡が8個/cm2
存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】石英ガラス(溶融石英
及び合成石英)の最大の課題は製品中の泡(欠陥)であ
り、溶融法、ゾル・ゲル法共に、その製造プロセスの性
質上、溶融工程または合成工程において、製品中に泡が
残存して特性を低下させるという問題がある。現在は、
石英ガラスの泡に関するDIN58927(Feb.1
970)に準拠した泡等級等を用い製品のランク分けを
行い、各用途に対応しているが、例えば、最高品質の泡
等級0(100cm3 に存在する泡の総断面積が0〜
0.03mm2 以下)の製品を製作するには、製造プロ
セスの管理が大変重要且つ困難であり、製造コストも大
幅に高くなるという課題を残している。
【0007】また、前記溶融法では高温を必要とするた
め、消費エネルギ−が大きく環境上の問題があるばかり
でなく、技術的にも冷却工程に課題があり大型形状品を
製造するには冷却に多大な日数を要する。更には、複雑
形状品を製作する場合は、溶融石英の固まりを製造した
後に、機械加工等により所望の形状を得ているため、製
作日数が長いばかりでなく、加工コストが高いという課
題がある。
【0008】一方前記のゾル・ゲル法では、不純物量を
少なく出来るという利点はあるものの、製造途中工程に
おいて、湿潤ゲル体の乾燥ゲル体への変化、乾燥ゲル体
のガラス体への変化の際におこる亀裂の発生、破壊、発
泡、が大きな課題として残っており、この課題を解決す
るために、長時間(長い物は数週間以上)かけて緻密な
温度管理を行い乾燥ゲル体を得たのち、更に緻密な雰囲
気及び温度管理を行いガラス体を得ている。このように
製造プロセスの管理に課題を残しており、またゲルの収
縮で焼結の途中で形状が変化するため、大型形状品を製
造することが極めて困難である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の石
英ガラスの製造方法にとらわれることなく、研究を積み
重ねてきた結果、SiO2 粉末を成形し、焼成して焼結
石英を得ることにより、前述の課題を解決できることを
見出した。先ず、石英ガラスの泡と本発明の焼結石英の
気孔とを同様の欠陥として捉え、泡及び気孔の大きさと
その含有量に着目して研究を積み重ねた。即ち、焼結石
英の気孔の大きさ及びその含有量を小さく且つ減少させ
ることにより、従来の石英ガラスの課題を解消すること
が出来た。
【0010】具体的には、平均粒径0.05〜5μmの
SiO2 粉末を所定形状に成形し、該成形体を大気中、
真空中、または非酸化雰囲気中にて1250〜1550
℃で焼成することにより、焼結体の任意の断面におい
て、50μm以上の径を有する気孔が10個/cm2
下であり、且つ該気孔が実質的に球状ではないことを特
徴とする焼結石英を見いだした。更には、平均粒径0.
1〜5μm以下のSiO2 粉末を所定形状に成形し、該
成形体を350〜700℃で脱脂し、該脱脂体を大気中
あるいは真空中または非酸化雰囲気中にて1300〜1
550℃で焼成することにより、焼結体の任意の断面に
おいて、径が0.5μm以上15μm未満の気孔が10
0個/cm2 以下であり、15μm以上の径を有する気
孔が10個/cm2 以下であることを特徴とする焼結石
英を見いだし、本発明を完成した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を説明す
る。
【0012】本発明の焼結石英は今までの石英ガラスと
は全く異なるものであり、その特徴は、平均粒径0.0
5〜5μmのSiO2 粉末を所定形状に成形し、該成形
体を大気中、真空中、または非酸化雰囲気中にて125
0〜1550℃で焼成することにより得られる焼結体で
ある。
【0013】そして、この焼結体の任意の断面におい
て、径が50μm以上の径を有する気孔が10個/cm
2 以下であり、且つ該気孔が実質的に非球状であり、気
孔表面に凹凸を有していることを特徴とする。
【0014】更には、平均粒径0.1〜5μm以下のS
iO2 粉末を所定形状に成形し、該成形体を350〜7
00℃で脱脂し、該脱脂体を大気中あるいは真空中また
は非酸化雰 囲気中にて1300〜1550℃で焼成す
ることにより、焼結体の任意の断面において、平均径が
0.5μm以上15μm未満の気孔が100個/cm2
以下であり、15μm以上の径を有する気孔が10個/
cm2 以下であることを特徴とする。
【0015】即ち、従来の石英ガラスは、溶融法及びゾ
ル・ゲル法により製造されていたのに対し、本発明の焼
結石英は、SiO2 粉末を焼成することにより得られる
焼結体であることが最大の特徴であり、そのため本発明
では、製品中の欠陥を小さく且つ減少させ、低製造コス
トでプロセス管理を容易とし、大型形状を容易に製造す
ることが出来る。
【0016】図1及び図2に本発明の焼結石英の走査型
電子顕微鏡の画像写真を示す。図1は径が9μmの気孔
の部分の倍率5000倍の画像写真であり、図2は径が
5μmの気孔の部分の倍率10000倍の画像写真であ
る。
【0017】図3に比較例として、安価石英ガラス製理
化学実験用治具素材の走査型電子顕微鏡の画像写真を示
しており、径が約190μmの泡の部分の倍率100倍
の画像写真である。
【0018】これらの図から分かるように、石英ガラス
(図3)と本発明の焼結石英(図1、2)の違いは、気
孔の形状から明らかに区別できる。即ち、図3に示す泡
の形状は、球状または球が少し変形した形状をしてお
り、表面に凹凸は見られない。これに対し図1、2に示
す本発明の焼結石英の気孔形状は、実質的に非球状であ
り、気孔表面に凹凸を有している。
【0019】本発明において、非球状であるとは、泡及
び気孔において、最大径/最小径の比によって判断す
る。上記最大径/最小径=Aとしたとき、石英ガラス中
の泡は、A<1.10である泡が全泡中の90%以上を
占めるのに対し、本発明品の焼結石英の気孔は、A>
1.10である気孔が全気孔中の90%以上を占めてお
り、このような気孔を非球状とする。
【0020】なお、泡及び気孔の最大径と最小径は、試
料の任意の断面を走査型電子顕微鏡にて画像撮影し、泡
及び気孔の画像上の大きさが、10mm以上になるよう
に倍率を選定した画像から求めた。また、泡及び気孔の
サンプル数は、任意に100個選択して測定した。
【0021】さらに、本発明の焼結石英は、焼結体表面
が、主としてクリストバライト結晶相から形成されてい
ることを特徴とする。そのクリストバライト結晶相の厚
みは3〜500μmであり、焼結体内部は非晶質相を主
体としている。従来の石英ガラスの表面に、クリストバ
ライト結晶相はなく、本発明の焼結石英は、表面にクリ
ストバライト結晶相が形成されていることで破壊強度が
高いという利点があり、この点でも従来の石英ガラスよ
りも優れている。
【0022】本発明の焼結石英を製造する方法として
は、まず、SiO2 粉末の平均粒径は、0.05〜5μ
mのものを用いる。これは、SiO2 粉末の平均粒径が
0.05μm未満になると焼成収縮が大きく、製品を精
度よくつくることが困難になるばかりでなく、粉体が軽
くて嵩張るために取り扱い上の問題が多いためであり、
またSiO2 粉末の平均粒径が5μmを超えると焼結温
度が高くなり焼結が困難になるばかりでなく、焼結に必
要な温度が融点近くまで上昇し、成形体が溶融して形状
が維持できなくなり、本発明の焼結石英が得られないか
らである。望ましく は、SiO2 粉末の平均粒径は、
0.1〜5μmが良く、更に望ましくは、0.3〜3μ
mが良い。
【0023】次に、前記SiO2 粉末を用いて所定形状
に成形する成形法としては、目的とする部材の形状に合
わせた適当な成形方法を選択して構わない。また、必要
に応じて有機バインダ−を加えても構わない。具体的に
は金型プレス成形、等方静水圧プレス成形等の乾式成形
法、鋳込み成形、押し出し成形、射出成形、テ−プ成形
等の湿式成形法の何れも利用できる。尚、湿式にて解
砕、粉砕等を行う場合、溶媒は特に限定しない。安全
面、環境問題上から、例えば水を利用しても本発明の焼
結石英体には何ら影響しない。有機バインダ−として
は、パラフイ ンワックス、PVA(ポリビニ−ルアルコ
−ル)、PEO(ポリエチレンオキサイド)等が有効で
ある。
【0024】このようにして成形したSiO2 成形体を
大気中、真空中、または非酸化雰囲気中のいずれかにて
焼成する。焼成温度としては、SiO2 粉末の平均粒径
が0.05μmの場合は1250℃、5μmの場合は1
550℃が望ましい。また必要に応じ焼成前に、前記の
ようにして成形したSiO2 成形体を350〜700℃
の温度で有機バインダ−の熱分解処理を行う。この熱分
解処理は、使用するSiO2 粉末の平均粒径が小さい場
合や成形体が厚肉の場合に大変有効である。一方この有
機バインダ−の熱分解が不十分であると、焼結体の気孔
が大きくなるばか りでなく、気孔の数量が多くなって
しまう。この事を考えると、有機バインダ−の熱分解処
理温度は350〜700℃が望ましく、更には500〜
700℃がより望ましい。
【0025】このようにして得られた本発明の焼結石英
について以下の項目の特性評価を行った。
【0026】焼結体密度については、嵩密度をアルキメ
デス法にて測定した。その結果、本発明の焼結石英の嵩
密度は、2.19〜2.20g/cm3 であった。
【0027】焼結体の結晶相については、X線回折にて
測定した。焼結体表面の結晶相については、焼き肌面に
薄膜X線回折法を適用し、焼結体内部については焼結体
の中心部を切り出して粉砕し、粉末X線法にて測定し
た。その結果、本発明の焼結石英は、焼結体表面が主と
してクリストバライト結晶相から形成され、そのクリス
トバライト結晶相の厚みは3〜500μmであり、焼結
体内部が非晶質相を主体とするものであった。
【0028】気孔の大きさ及び数量については、前述の
ように焼結体の任意の断面を走査型電子顕微鏡にて画像
撮影し、その画像から観察し求めた。また、比較例とし
て用いた泡の大きさ及び数量についても本発明の焼結石
英と同様に、試料の任意の断面を走査型電子顕微鏡にて
画像撮影し、その画像から観察し求めた。ここで、気孔
及び泡の大きさ=(最大径+最小径)/2とした。
【0029】15μm以上及び50μm以上の径を有す
る気孔及び泡の数量は、画像倍率500倍の画像写真を
任意の場所で30枚撮影して数量を測定し、1cm2
たりの数量を計算して求めた。気孔及び泡の数量は、先
ず画像倍率1000倍の画像写真を、任意の場所で50
枚撮影し、5μmを超える径を有する気孔及び泡の数量
を測定し、1cm2 当たりの数量を計算して求めた。次
に、画像倍率5000倍の画像写真を任意の場所で50
枚撮影し、0.5〜5μmの径を有する気孔及び泡の数
量を測定し、1cm2 当たりの数量を計算して求めた。
【0030】線熱膨張率については、JISR1618
に準拠して行った。昇温速度は10℃/min、Air
雰囲気中で測定した。その結果、本発明の焼結石英の線
熱膨張率は、測定温度25〜800℃で6×10-7/℃
以下であった。
【0031】ヤング率については、JISR1602−
1995に準拠して行った。超音波パルス法により室温
で測定した。その結果、本発明の焼結石英のヤング率
は、57〜75GPaであった。
【0032】熱伝導率については、JISR1611に
準拠して行った。レ−ザ−フラッシュ法、温度24℃、
湿度60% RH、片面Au蒸着、両面黒化処理後測定
した。その結果、本発明の焼結石英の熱伝導率は、1.
1〜1.3W/mKであった。
【0033】本発明の焼結石英は、化学薬品用容器、光
学ガラス用容器、熱電対保護管、照明用チュ−ブ及びバ
ルブ、光フアイバ−用保持管及び外管、煉瓦、半導体工
業用のベルジャ−、ルツボ、炉心管、治具類等、従来石
英ガラスを使用していた分野に幅広く利用できる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。
【0035】実施例1 平均粒径の異なるSiO2 粉末原料を用いて焼結体を作
製し、特性を評価した。焼結体の作製方法は、まずイオ
ン交換水を溶媒としてボ−ルミルにて原料を湿式解砕し
た後、有機バインダ−としてPVAとPEOを添加して
スラリ−を作製した。スラリ−作製時のメディアとして
は高純度SiO2 ボ−ルを用いた。このスラリ−をスプ
レ−ドライにて造粒した原料粉末を、0.8ton/c
2 の荷重で金型プレス(成形体形状:φ60mm×1
0mm厚み)にて成形した後、この成形体を400℃で
5時間大気中で脱脂(熱分解)処理した。
【0036】このようにして作製した脱脂体を、表1に
示す条件{大気中、真空中(真空度0.5torr以
上)、H2 +Ar雰囲気中、H2 +N2 雰囲気中の各条
件}にて1200〜1600℃の温度範囲で焼成し、得
られた焼結体について各種特性を測定した。特性評価
は、焼結体の嵩密度、結晶相、気孔の大きさ及び数量、
線熱膨張率、ヤング率、熱伝導率について行った。測定
方法については前述の通りである。結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】試料No.1〜10は、SiO2 粉末原料
の平均粒径と焼結体の特性の関係を調べた。焼成温度
は、収縮速度制御熱膨張計を用い、温度、伸び率、収縮
速度の測定結果から収縮速度最大となる温度を焼成温度
として決定した。表1の結果によれば、試料No.1に
おいて、平均径が50μm以上の気孔が多くなってい
る。これは平均径が15μm以上の気孔も多くなってい
ることから、有機バインダ−分の熱分解がスム−ズに行
われず焼結が進み、結果として気孔の大幅増加になった
と考えられる。また、SiO2 粉末原料の平均粒径が小
さいため、粒子の凝集が発生し、その結果50μm以上
の気孔が大幅に増加したと考えられる。
【0039】試料No.9〜10において、焼結体嵩密
度が2.14〜2.03g/cm3と低く焼結不充分と
考えられる。その結果気孔も大幅に増加し、線熱膨張率
は大きくなり、ヤング率及び熱伝導率は小さくなってい
る。
【0040】試料No.11〜19は、焼成雰囲気と焼
結体の特性の関係を調べた。何れの雰囲気の場合でも、
本発明の焼結体の特性は得られた。しかしながら、大気
中で焼成した場合、真空中や非酸化雰囲気中に比べ気孔
が多く、この現象はSiO2粉末原料の平均粒径が大き
くなるほど顕著になっている。結果として大気中で焼成
するよりも真空中または非酸化雰囲気中で焼成した方が
気孔が少なくなっている。SiO2 粉末原料の平均粒径
が大きい場合は、焼成雰囲気としては大気中よりも真空
中または非酸化雰囲気中のほうが望ましい。
【0041】試料No.20〜23は、焼成温度を高く
した場合の焼結体特性との関係を調べた。試料No.2
1及びNo.23において、焼成温度を100℃高くし
た所、結果として焼結体内部にクリストバライト結晶相
ができて焼結体嵩密度も高くなり、焼結体にはクラック
が発生した。これは焼成温度を高くしたことにより非晶
質相からクリストバライト結晶相に急激に変化したた
め、クリストバライト結晶相成長による熱膨張差で体積
変化が生じ、その結果焼結体嵩密度は高くなり、焼結体
にはクラックが発生したと考える。
【0042】また、結晶相に着目してみると、本発明品
の焼結石英においては、焼結体表面には全てクリストバ
ライト結晶相がみられた。クリストバライト結晶相は表
層部のみにみられ、本発明品の焼結石英(試料No.2
0及びNo.22を除く)表層部のクリストバライト相
の厚みは3〜200μmであった。更に試料No.20
及びNo.22の表層部のクリストバライト相の厚み
は、それぞれ500μm及び300μmであり、焼成温
度を高くすることにより、表層部のクリストバライト相
の厚みが厚くなることが分かった。
【0043】以上のように、本発明の焼結石英の特性と
しては、以下の結果を得た。
【0044】25〜800℃で、6×10-7/℃以下の
線熱膨張率を示す。常温ヤング率が、57〜75GPa
である。常温熱伝導率が、1.1〜1.3W/mKであ
る。
【0045】比較例として石英ガラスの特性値を表2に
示した。比較例の石英ガラスの試料としては、比較例1
は不透明石英ガラス製治具素材より試料を作製、比較例
2は安価石英ガラス製理化学実験用治具素材より試料を
作製、比較例3は石英ガラス製理化学実験用治具素材よ
り試料を作製、比較例4は石英ガラス製ルツボより試料
を作製した。何れの石英ガラスも試料の表面及び内部と
もに全て非晶質である。
【0046】表2より、焼結体嵩密度、線熱膨張率、ヤ
ング率、熱伝導率については、本発明の焼結石英と同等
の特性値を示している。また、石英ガラスにおける泡の
大きさ及び数量と、本発明の焼結石英の気孔の大きさ及
び数量とを比較してみると、製品中の欠陥(泡または気
孔)は本発明の焼結石英の方が大幅に少ないという結果
を得た。尚、比較例4の石英ガラス製ルツボ等の泡数量
の少ない石英ガラスが使われている分野には、本発明の
焼結石英の焼成雰囲気として、真空中または非酸化雰囲
気中で焼成した焼結石英を使用すれば有効である。ま
た、石英ガラスを安価に製造する目的で改良された比較
例1及び比較例2の不透明石英ガラスや安価石英ガラス
と本発明の焼結石英を比べてみると、本発明の焼結石英
のSiO2粉末原料として粒径の大きい安価なSiO2
粉末原料を用い、更には大気中で焼成することにより、
不透明石英ガラスや安価石英ガラスよりも、本発明の焼
結石英の方が、欠陥が少なく、且つより安価に製造する
ことができる。
【0047】このように、本発明の焼結石英のSiO2
粉末原料及び焼成雰囲気を選択することにより、より欠
陥が少なく且つより安価な物を、従来の石英ガラスが利
用されている分野に幅広く利用できる。
【0048】
【表2】
【0049】実施例2 更なる、特性向上を目指して、平均粒径の異なるSiO
2 粉末原料を用いて焼結体を作製し、特性を評価した。
【0050】焼結体の作製方法は、実施例1と同様にし
て作製した脱脂体を、表3に示す{大気中、真空中(真
空度0.5torr以上)、H2 +Ar雰囲気中、H2
+N2 雰囲気中の各条件}にて1200〜1600℃の
温度範囲で焼成し、得られた焼結体について各種特性を
測定した。特性評価は、焼結体の嵩密度、結晶相、気孔
の大きさ及び数量、線熱膨張率、ヤング率、熱伝導率に
ついて行った。測定方法については前述の通りである。
結果を表3に示す。
【0051】
【表3】
【0052】試料No.24〜32は、脱脂温度と焼結
体の関係を調べた。試料No.24〜25において気孔
が増加しており(特に、0.5〜15μm未満の気孔が
大幅に増加している)、脱脂温度が低くなるにつれて気
孔が大幅に増加している。これは脱脂温度が低いため
に、有機バインダ−分の熱分解がスム−ズに行われず焼
結が進み、結 果として気孔の大幅増加になったと考え
られる。また、気孔の増加に伴い、ヤング率は小さくな
り、焼結体嵩密度もやや低くなっている。気孔数量を減
少させるには、脱脂温度を350〜700℃にすること
が望ましく、更には、脱脂温度を500〜700℃にす
ることがより望ましい。
【0053】試料No.33〜42は、SiO2 粉末原
料の平均粒径と焼結体の特性の関係を調べた。焼成温度
は、収縮速度制御熱膨張計を用い、温度、伸び率、収縮
速度の測定結果から収縮速度最大となる温度を焼成温度
として決定した。表3の結果によれば、試料No.33
〜34において、平均径が0.5〜15μm未満の気孔
が多くなっている。これはSiO2 粉末原料の平均粒径
が小さすぎるため、有機バインダ−分の熱分解がスム−
ズに行われず焼結が進み、結果として気孔の大幅増加に
なったと考えられる。試料No.41〜42において、
焼結体嵩密度が2.15〜2.03g/cm3 と低く焼
結不充分と考えられる。その結果気孔も大幅に増加し、
線熱膨張率は大きくなり、ヤング率及び熱伝導率は小さ
くなっている。
【0054】試料No.43〜51は、焼成雰囲気と焼
結体の特性の関係を調べた。何れの雰囲気の場合でも、
本発明(請求項2、3記載)の焼結体の特性は得られ
た。しかしながら、大気中で焼成した場合、真空中や非
酸化雰囲気中に比べ気孔が多く、この現象はSiO2
末原料の平均粒径が大きくなるほど顕著になっている。
結果として大気中で焼成するよりも真空中または非酸化
雰囲気中で焼成した方が気孔が少なくなっている。Si
2 粉末原料の平均粒径が大きい場合は、焼成雰囲気と
しては大気中よりも真空中または非酸化雰囲気中のほう
が望ましい。
【0055】試料No.52〜55は、焼成温度を高く
した場合の焼結体特性との関係を調べた。試料No.5
3及びNo.55において、焼成温度を100℃高くし
た所、結果として焼結体内部にクリストバライト結晶相
ができて、焼結体嵩密度も高くなり、焼結体にはクラッ
クが発生した。これは焼成温度を高くしたことにより非
晶質相からクリストバライト結晶相に急激に変化したた
め、クリストバライト結晶相成長による熱膨張差で体積
変化が生じ、その結果焼結体嵩密度は高くなり、焼結体
にはクラックが発生したと考える。
【0056】また、結晶相に着目してみると、本発明品
の焼結石英においては、焼結体表面には全てクリストバ
ライト結晶相がみられた。クリストバライト結晶相は表
層部のみにみられ、本発明の焼結石英(試料No.52
及びNo.54を除く)表層部のクリストバライト相の
厚みは3〜200μmであった。更に試料No.52及
びNo.54の表層部のクリストバライト相の厚みは、
それぞれ500μm及び300μmであり、焼成温度を
高くすることにより、表層部のクリストバライト相の厚
みが厚くなることが分かった。
【0057】以上のように本発明の焼結石英の特性とし
ては、以下の結果を得た。25〜800℃で、6×10
-7/℃以下の線熱膨張率を示す。常温ヤング率が、62
〜75GPaである。常温熱伝導率が、1.2〜1.3
W/mKである。
【0058】比較例として石英ガラスの特性値を表4に
示した。比較例の石英ガラスの試料としては、比較例1
は不透明石英ガラス製治具素材より試料を作製、比較例
2は安価石英ガラス製理化学実験用治具素材より試料を
作製、比較例3は石英ガラス製理化学実験用治具素材よ
り試料を作製、比較例4は石英ガラス製ルツボより試料
を作製、比較例5は石英ガラス製一般光学用素材より試
料を作製、比較例6は石英ガラス製半導体工業用冶具類
(素材)より試料を作製した。何れの石英ガラスも試料
の表面及び内部ともに全て非晶質である。
【0059】焼結体嵩密度、線熱膨張率、ヤング率、熱
伝導率については、本発明の焼結石英と同等の特性値を
示している。また、石英ガラスにおける泡の大きさ及び
数量と、本発明の焼結石英の気孔の大きさ及び数量とを
比較してみると、製品中の欠陥(泡または気孔)は本発
明の焼結石英の方が大幅に少ないという結果を得た。本
発明の焼結石英のSiO2 粉末原料及び脱脂温度や焼成
雰囲気を選択することにより、より欠陥が少なく、且つ
より安価な物を、従来の石英ガラスが利用されている分
野に幅広く利用できる。
【0060】
【表4】
【0061】実施例3 平均粒径の異なるSiO2 粉末原料を用いて大型形状の
焼結体を作製し、外観及び特性を評価した。
【0062】焼結体の作製方法は、まずイオン交換水を
溶媒としてボ−ルミルにて原料を湿式解砕した後、有機
バインダ−としてPVAとPEOを添加してスラリ−を
作製した。スラリ−作製時のメデイ アとしては高純度S
iO2 ボ−ルを用いた。このスラリ−をスプレ−ドライ
にて造粒した原料粉末を0.8ton/cm2 の圧力で
等方静水圧プレス(CIP)にて成形(成形体形状:φ
800mm×50mm厚み)し、この成形体を切削加工
でφ780mm×40mm厚みの平板形状にした後、6
00℃で5時間大気中で脱脂(熱分解)処理した。この
ようにして作製した脱脂体を、表5に示す条件{大気
中、真空中(真空度0.5torr以上)、H2 +N2
雰囲気中}にて1350℃及び1500℃で焼成し、得
られた焼結体(焼結体形状:φ650mm×35mm厚
み)について外観及び各種特性を評価した。特性評価
は、焼結体の嵩密度、結晶相、気孔の大きさ及び数量、
線熱膨張率、ヤング率、熱伝導率について行った。測定
方法については前述の通りである。結果を表5に示す。
【0063】
【表5】
【0064】外観評価の結果としては、試料No.56
〜59の何れにおいても、クラックや反りは無く、外径
及び厚み方向の焼成収縮も安定しており変形は無かっ
た。その他の異常も全くなかった。
【0065】各種特性評価の結果としては、表5に示し
ているように、実施例2の特性評価結果と同様の結果を
得ることができ、大型化も可能であった。焼結体の気孔
数量に着目してみると、大気中で焼成した場合は、真空
中や非酸化雰囲気中で焼成した場合に比べ気孔が多くな
っており、この結果は実施例1及び実施例2の結果と一
致している。焼結体の気孔数量を減少させるには、焼成
雰囲気は大気中よりも真空中または非酸化雰囲気中の方
が望ましい。
【0066】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれぱ、焼結
体の任意の断面において、50μm以上の径を有する気
孔が10個/cm2 以下であり、且つ該気孔を実質的に
非球状として焼結石英を構成したことによって、従来の
石英ガラスの課題を解消し、製品中の欠陥を小さく且つ
減少させ、低製造コスト、易プロセス管理、易大型形状
製造を達成することができ、従来石英ガラスを使用して
いた分野、従来の石英ガラスに比べて、欠陥の少ない物
を、より安価に幅広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼結石英の気孔を示す電子顕微鏡写真
である。
【図2】本発明の焼結石英の気孔を示す電子顕微鏡写真
である。
【図3】従来の石英ガラスの泡を示す電子顕微鏡写真で
ある。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】SiO2 を主成分とする焼結体であって、
    任意の断面において50μm以上の径を有する気孔が1
    0個/cm2 以下であり、且つ該気孔が実質的に非球状
    であることを特徴とする焼結石英。
  2. 【請求項2】径が0.5μm以上15μm未満の気孔が
    100個/cm2 以下であり、15μm以上の径を有す
    る気孔が10個/cm2 以下であることを特徴とする請
    求項1記載の焼結石英。
  3. 【請求項3】焼結体表面が、主としてクリストバライト
    結晶相から形成され、焼結体内部が非晶質相を主体とす
    ることを特徴とする請求項1または2記載の焼結石英。
  4. 【請求項4】平均粒径0.05〜5μmのSiO2 粉末
    を所定形状に成形し、該成形体を大気中、真空中、また
    は非酸化雰囲気中にて1250〜1550℃で焼成する
    ことを特徴とする焼結石英の製造方法。
  5. 【請求項5】平均粒径0.1〜5μm以下のSiO2
    末を所定形状に成形し、該成形体を350〜700℃で
    脱脂し、該脱脂体を大気中、真空中または非酸化雰囲気
    中にて1300〜1550℃で焼成することを特徴とす
    る請求項4記載の焼結石英の製造方法。
JP23607499A 1999-08-23 1999-08-23 焼結石英とその製造方法 Pending JP2001058870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23607499A JP2001058870A (ja) 1999-08-23 1999-08-23 焼結石英とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23607499A JP2001058870A (ja) 1999-08-23 1999-08-23 焼結石英とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001058870A true JP2001058870A (ja) 2001-03-06

Family

ID=16995342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23607499A Pending JP2001058870A (ja) 1999-08-23 1999-08-23 焼結石英とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001058870A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010247487A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Tateho Chem Ind Co Ltd 寸法精度に優れたセラミック焼結体及びその製造方法
US8202010B2 (en) 2002-03-15 2012-06-19 Kohoku Kogyo Co., Ltd. Connector component for optical fiber, manufacturing method thereof and optical member
CN102795846A (zh) * 2012-08-16 2012-11-28 广东宏陶陶瓷有限公司 一种薄型微粉抛光砖的配方

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8202010B2 (en) 2002-03-15 2012-06-19 Kohoku Kogyo Co., Ltd. Connector component for optical fiber, manufacturing method thereof and optical member
JP2010247487A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Tateho Chem Ind Co Ltd 寸法精度に優れたセラミック焼結体及びその製造方法
CN102795846A (zh) * 2012-08-16 2012-11-28 广东宏陶陶瓷有限公司 一种薄型微粉抛光砖的配方

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0647600B1 (en) High-purity, opaque quartz glass, method for producing same and use thereof
JP3673900B2 (ja) 高純度不透明石英ガラス及びその製造方法並びにその 用途
JP6438588B2 (ja) 透光性希土類アルミニウムガーネットセラミックス
JP2008208021A (ja) 結晶質SiO2を含む成形体を製造するための溶融シリカの焼結方法
US4272500A (en) Process for forming mullite
US4403017A (en) Low thermal expansion modified cordierites
US20020012791A1 (en) Ceramics material and producing the same
JP4357584B1 (ja) 耐食性、耐熱衝撃抵抗性及び耐久性に優れたアルミナ質焼結体
US20090137380A1 (en) Sintered alumina product transparent to infrared radiation and in the visible region
JP5130334B2 (ja) 多結晶シリコンインゴット製造用角形シリカ容器並びに多孔質シリカ板体及びその製造方法
JP2535768B2 (ja) 高耐熱性複合材料
JP5108803B2 (ja) シリカ容器の製造方法
KR101763122B1 (ko) 세라믹 코어의 제조방법, 이에 의해 제조된 세라믹 코어, 정밀주조 방법 및 이에 따라 제조된 정밀주조 제품
JP2001058870A (ja) 焼結石英とその製造方法
JP4560199B2 (ja) 耐熱衝撃抵抗性に優れたセラミック製熱処理用部材
JP2002226285A (ja) 軽量セラミックス部材およびその製造方法
JP5487259B2 (ja) シリカ容器
JP2001220259A (ja) アルミナ・ムライト系多孔質シート状耐火物及びその製造方法
JP4546609B2 (ja) 耐熱衝撃抵抗性に優れたセラミック製熱処理用部材
Lenka et al. Shape Forming and Sintering of Ceramics
JP2001089270A (ja) シリコン含浸炭化珪素セラミックス部材の製造方法
JP4912544B2 (ja) 低熱伝導高剛性セラミックス
JPH11279754A (ja) スパッタリングターゲット部材
JP5130337B2 (ja) 多結晶シリコンインゴット製造用角形シリカ容器及び多孔質シリカ板体並びにそれらの製造方法
US20240116804A1 (en) Firing aid composed of a composite material, composite material and method of production thereof, and use thereof