JP2001058455A - 多色刷り印刷装置 - Google Patents

多色刷り印刷装置

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JP2001058455A
JP2001058455A JP2000238307A JP2000238307A JP2001058455A JP 2001058455 A JP2001058455 A JP 2001058455A JP 2000238307 A JP2000238307 A JP 2000238307A JP 2000238307 A JP2000238307 A JP 2000238307A JP 2001058455 A JP2001058455 A JP 2001058455A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、第1の版胴と印刷胴、第1
の版胴と第2の版胴の天地位置調整をそれぞれ行える多
色刷り印刷装置を得ることにある。 【構成】 本発明は、感熱性孔版原紙の移動方向下流側
に配置されていて、周面には上記感熱性孔版原紙を保持
する保持手段をそして内部にはインク供給機構を装備し
ている回転自在な第1及び第2の版胴10、11と、上
記版胴のそれぞれと対向する位置に配置されていて印刷
用紙を搬送可能な回転自在の印刷手段14と、上記版胴
のいずれかを選択的に上記印刷手段に接離させる押圧機
構と、第1の版胴10と上記印刷手段14の天地を調整
する第1の天地位置調整機構25、27、22、24、3
1、29、33、35、10G及び第1の版胴と第2の版
胴の天地を調整する第2の天地位置調整機構26、28、
23、24、32、30、34、36、10Gを備えた多色刷
り印刷装置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色刷り印刷装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、印刷装置においては、単一色の
みでなく、マルチカラ−あるいはフルカラ−を可能にす
るものもあり、このための構造としては、特開平1−2
90489号公報、特開昭63−144069号公報あ
るいは特開平2−245373号公報に記載されたもの
がある。すなわち、上記公報によれば、複数の版胴に印
刷用孔版原紙を巻きつけてを用い、この各版胴に対して
平ベルトにより印刷用紙を搬送しながら対向させて版胴
からの画像の転写を行うようにしたり、また、複数の版
胴に印刷用孔版原紙を巻きつけて構成したり複数の版胴
を用い、この版胴のうちの一つに他の版胴を接離させて
版胴上で色の重合を行い、この重合色画像を印刷用紙に
転写するようにしたり、さらには、単一の版胴内に複数
の色のインクを収容した領域を分割して設け、印刷用紙
に対して上記各領域を対向させて重合色画像を形成する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した例に
おいては、印刷用紙がベルトに吸着されるようになって
いる場合には用紙とベルトとの間に滑りが生じて画像位
置および色同士の間の重合位置についての精度が悪くな
るおそれがある。また、版胴を分割し、その版胴の周面
に単一の印刷用孔版原紙を巻きつけたような場合には、
上述した場合と同様に、版胴の1回転で用紙への色画像
転写が行われてしまい、各色のインクを収容している領
域と印刷用紙上の画像位置および色同士間の位置精度が
悪い場合、位置の調整ができない。また、版胴の径が大
きくなり、装置が大型化する。さらに、複数の版胴を用
いた場合にあっては、それぞれの製版に、それぞれ高価
な発熱素子(サーマルヘッド等)を用いることは、装置
のコストアップになる。そこで、本発明の目的は、上述
した従来の多色刷り印刷装置における問題に鑑み、画像
の位置および色の重合位置についての位置合わせを簡単
に行え、かつ、版に相当する印刷用原紙の装着を自動的
に、かつローコストに行えるようにして精度の良い印刷
が可能な多色刷り印刷装置を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、ドット状に配列された発熱素子によりド
ット状の穿孔を形成される感熱性孔版原紙を用いて複数
の色画像の重合によるカラ−画像を形成する多色刷り印
刷装置において、上記感熱性孔版原紙の移動方向におけ
る上記発熱素子の下流側に位置している揺動可能な移動
路切り換え手段と、上記感熱性孔版原紙の移動方向下流
側に配置されていて、周面の一部には上記感熱性孔版原
紙の端部の一方を挾持するクランプ機構をそして内部に
はインク供給機構を装備している複数の回転自在な版胴
と、上記版胴のそれぞれと対向する位置に配置されてい
て周面の一部に印刷用紙の端部の一方を挾持するクラン
プ機構を装備している回転自在の印刷胴と、上記版胴の
いずれかを選択的に上記印刷胴に接離させる押圧機構と
を備え、上記印刷胴の1回転中に、上記版胴のいずれか
あるいは全てを連続的に接離させることで複数の色の多
重画像を印刷用紙に形成する構成とされていることを特
徴としている。
【0005】また本発明は、版胴と印刷胴と、及び版胴
と版胴との回転方向での天地位置調整機構を備えている
ことを特徴としている。
【0006】さらに本発明は、版胴の着脱構造を設けて
あることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、発熱素子により穿孔された感
熱性孔版原紙は、画像の色に応じて、その色のインクを
転写する版胴に向け移送されて端部を保持され、印刷用
紙を保持している印刷胴に対して選択的な版胴の接離動
作により多重色画像の形成が行われる。
【0008】また、本発明によれば、版胴と印刷胴上の
印刷用紙における色合わせおよび画像合わせのために、
印刷中に各胴の回転方向での天地位置を調整して色およ
び画像の各位値の位置合わせを確保することができる。
【0009】さらに、本発明によれば、色の種類を替え
る場合には、版胴を交換することで容易に行うことがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、図1および図2において、本発明実施
例の詳細を説明する。
【0011】図1は本発明実施例による多色刷り印刷装
置の全体構成を示す配置図であり、同図において多色刷
り印刷装置1は、内部に印刷部2と走査部3とを備えて
おり、走査部2には、周知構造の原稿給送機構および光
学系ならびにイメ−ジスキャナで構成してある画像読み
取り部が設けてある。
【0012】一方、印刷部3には、スプ−ル4に巻かれ
た原紙Gが配置してある。上述した原紙Gは、感熱性孔
版原紙であり、スプ−ル4から繰り出された際にサ−マ
ルヘッド等の発熱素子5により穿孔されることで原稿画
像に応じた製版が行われるようになっている。上述した
発熱素子5は、走査部3に位置する画像読み取り部から
出力信号に応じて制御部を介し原稿画像における色画像
に応じた穿孔を行うようになっている。
【0013】上述した発熱素子5による製版を終えた感
熱性孔版原紙Gは、その移動方向における下流側に配置
してあるカッタ6により必要な長さに裁断され、搬送路
切り換え手段を構成する揺動爪7により後述する版胴へ
の移送方向を設定されるようになっている。すなわち、
揺動爪7は、揺動可能に支持してあり、後述する第1の
版胴に向け感熱性孔版原紙Gを移送できる態位と第2の
版胴に向け感熱性孔版原紙Gを移送できる態位とにソレ
ノイド8を介して切り換えられるようになっている。そ
して、移送方向を切り換えられた感熱性孔版原紙Gは、
その移動路中に位置する給送コロ9により後述する第
1、第2の版胴のいずれかに送られる。
【0014】一方、上述した版胴は、本実施例の場合、
符号10、11で示すように2個設けられてマルチカラ
−の印刷を行えるようにしてある。すなわち、版胴1
0、11は何れも同じ構成とされており、例えば、版胴
10が第1色とされている黒インク用として、また版胴
11が第2色とされる赤インク用としてあり、具体的に
は、シリンダの周面が金属製のパンチングスクリ−ンで
形成され、その外表面にはシルクスクリ−ンを巻きつけ
て内蔵されているインク供給機構からのインクの滲出が
可能となるように構成してある。上述したインク供給機
構12は、塗布ロ−ラ12Aと練りロ−ラ12Bとで構
成してあり、版胴の回転軸10C、11Cに設けてある
インク吐出口から吐出されるインクをロ−ラ間に溜めた
状態で練りながら塗布ロ−ラ12Aで版胴表面に滲出さ
せるようになっている。
【0015】そして、上述した版胴表面にはその周方向
における一部に揺動可能なクランプ爪13Aを有するク
ランプ機構13が設けてあり、感熱性孔版原紙Gの先端
を挟持するようになっている。
【0016】また、上述した版胴10、11はその回転
軸10A、11Aを図示しない揺動可能なア−ムの揺動
端側に取り付けられており、このア−ムが後述する印刷
胴側に揺動したときに印刷胴に対するプレスロ−ラとし
ても機能するようになっている。
【0017】すなわち、印刷胴14は回転軸14Aに支
持されて回転自在とされ、周面に印刷用紙を捲装されて
転写胴として機能するものであり、その周面の一部には
印刷用紙Sの先端を挟持するための揺動爪14Aで構成
されたクランプ機構が設けてある。
【0018】そして、この印刷胴14は、その回転軸に
取り付けてある従動プ−リ14Aと駆動モ−タ15の出
力軸に設けてある駆動プ−リとの間にかけられたタイミ
ングベルト16を介して図中、反時計方向に回転駆動さ
れるようになっており、給紙装置17から繰り出された
印刷用紙Sの先端を挟持した状態で回転することで印刷
用紙Sへの版胴からの画像転写を受けることができるよ
うにされている。また、印刷胴14の近傍には、給紙装
置17が設けてあり、この給紙装置17は、印刷用紙S
を積層収容している給紙トレ−17Aとこの給紙トレ−
17Aにおける最上位のものと接離可能なピックアップ
ロ−ラ17Bならびに繰り出された印刷用紙Sを印刷胴
14の揺動爪14Bに対面したときに送りこむ給送ロ−
ラ17Cにより構成してある。さらに、上述した印刷胴
14の回転方向における版胴と対面する位置の後方に
は、剥離爪18が設けてあり、この剥離爪18により印
刷胴14から剥離された印刷用紙Sの移動路には搬送ベ
ルト19Aとモ−タファン19Bと構成された吸着搬送
手段19が設けられており、印刷胴14から剥離された
印刷用紙Sをモ−タファン19Bによる吸着作用により
搬送ベルト19Aを介して上述した給紙装置17の設け
てある側と同じ側に位置する排紙トレ−19Cに向け排
出するようになっている。また、上述した版胴10、1
1の回転方向における印刷胴14との対面が終わった位
置には、入り口側に一対の導入ロ−ラ20Aを備えた原
紙回収装置20それぞれ配置してある。
【0019】上述した版胴10、11は、その回転軸を
印刷装置の側壁に支持されており、この側壁は回転軸を
支持している箇所を他の箇所に対して着脱できるように
してあり、交換時には、この側壁を取り外すことで版胴
を外部に引き出せるようにしてある。
【0020】一方、上述した印刷胴14に対する版胴1
0、11は、印刷胴14に捲装されている印刷用紙Sに
対する画像位置及び色合わせ位置に影響する天地位置を
調整できるようになっている。すなわち、上述した天地
位置調整機構21は、図2に示すように、版胴10、1
1および印刷胴14の回転軸に取り付けてある歯車を含
む複数のギヤとリンク機構とで構成されている。つま
り、本実施例における天地位置調整機構は、版胴10、
11のうちの第2の版胴11と印刷胴14に取り付けら
れている調整用ギヤ23、22と、この軸14A、11
Aを支点として揺動自在のセクタギヤ24と、このセク
タギヤ24の歯が噛み合い、例えばパルスモ−タで構成
されている第1、第2の駆動モ−タ25、26における
出力軸に取り付けられた駆動ギヤ27、28とを備えて
いる。なお、符号10Gは版胴10に一体の調整用ギヤ
を示している。上述したセクタギヤ24には、リンク部
材29、30がそれぞれその一端を枢着され、この一端
側には調整用ギヤ22、23に噛み合う従動ギヤ31、
32が取り付けられ、そして、リンク部材29、30の
他端側には、従動ギヤ31、32に噛み合うアイドルギ
ヤ33、34が設けられている。また、上述したアイド
ルギヤ33、34の回転軸には第1の版胴10の軸10
Aに一端を枢着されている揺動レバ−35、36の他端
が枢着されている。
【0021】このような構造の天地位置調整機構にあっ
ては、いま、印刷胴14と版胴10との天地位置調整を
行う場合で説明すると、この場合には、駆動モ−タが図
示しない回転制御部からの出力信号により回転量および
回転方向を設定されると、セクタギヤ24がその回転に
より揺動し、このセクタギヤ24の揺動と共に従動ギヤ
31が印刷胴14側の駆動ギヤ22の周面を転動し、こ
の従動ギヤ31を取り付けてあるリンク部材29を介し
てアイドルギヤ33が版胴10側の調整用ギヤ10Gの
周面で転動しようとする。しかし、この調整用ギヤ10
Gが転動しようとすると、版胴10側の調整用ギヤ10
Gの慣性質量が印刷胴14側の調整用ギヤ22の慣性質
量よりも大きい場合には、アイドルギヤ33が版胴10
側の調整用ギヤ10Gに押されることになる。従って、
リンク部材29がアイドルギヤ33の移動に応じて従動
ギヤ31を押し、これにより従動ギヤ31により印刷胴
14側の調整用ギヤ22が回転することになり、印刷胴
14が上述した回転量に応じた量だけ回転して版胴10
に対する天地位置を変化させるようになる。
【0022】次に、版胴同士での天地位置調整は、版胴
11側のセクタ24を揺動させる第2の駆動モ−タ26
の回転制御により行われる。すなわち、第2の駆動モ−
タ26が回転量および回転方向を設定されて回転する
と、上述した場合と同様に、セクタ24が揺動し、この
揺動に追随して従動ギヤ32が版胴11側の調整用ギヤ
22の周面上を転動しリンク部材29を介してアイドル
ギヤ34を版胴10の周面上で転動させる。このとき、
版胴10と版胴11とに設けてある調整用ギヤ10G、
22間の慣性質量を版胴10側のものが大きいとした場
合、アイドルギヤ34が押され、リンク部材30を介し
て従動ギヤ32を押し、版胴11側の調整用ギヤ23を
回転させて版胴同士での天地位置を変化させることにな
る。天地位置調整機構は、この方法以外のものを用いて
もよい。
【0023】本実施例は以上のような構造であるから、
いま、版胴10、11を用いて黒、赤の各色インクによ
るマルチカラ−印刷を行う場合を説明すると、次のとお
りである。
【0024】すなわち、走査部3において、原稿におけ
る色毎の画像読み取りが行われると、スプ−ル4から印
刷用孔版原紙Gが繰り出されて発熱素子5により穿孔が
行われて製版される。この発熱素子5による製版は各色
毎に行われ、この製版毎にスプ−ル4から印刷用孔版原
紙Gが繰り出され、繰り出し量は版胴10、11におい
て先端を挟持される量を含む長さと製版画像の長さの和
とされ、その長さを繰り出された時点でカッタ6により
裁断される。
【0025】一方、裁断された印刷用孔版原紙Gは、そ
の移送路におけるカッタ6の後方に位置するソレノイド
8による揺動爪7の態位設定に応じた方向に案内されて
版胴10および版胴11の何れかに向け移送される。そ
して、版胴10、11に向け案内された印刷用孔版原紙
Gはその先端をクランプ機構13におけるクランプ爪1
3Aによって挟持される。
【0026】また、上述した版胴10、11への印刷用
孔版原紙Gの巻き付け終了後に給紙装置17から印刷用
紙Sがピックアップロ−ラ17Bおよび給送ロ−ラ17
Cを介して給送トレ−17Aから繰り出されて印刷胴1
4に向け移送され、その先端を揺動爪14Bに挟持され
て印刷胴14に巻き付けられるようになっている。
【0027】そして、各版胴10、11では、内部のイ
ンク供給機構12によりインクが表面に滲出してくるの
にあわせて、印刷胴14の回転方向における上流側に位
置する版胴、実施例の場合には第2の色である赤インク
を表面に滲出させている版胴11が印刷胴14に向け変
位して印刷胴14に接触し、印刷用紙Sに印刷孔版原紙
Sを介した色画像が印刷される。一方、版胴11からの
色画像転写を受けた印刷用紙Sは、印刷胴14が回転す
ることで第1の色のインクを供給している版胴10に対
面する。従って、版胴10は、この印刷用紙Sが移動す
るのにあわせて印刷胴14に向け変位して印刷胴14と
接触し、版胴10からの色画像を転写を受け、剥離爪1
8により剥離されて吸着搬送装置19の搬送ベルト19
Aおよびモ−タファン19Bを介して排紙トレ−19C
に向け排出される。
【0028】また、上述した各版胴10、11により転
写された色画像における色の重合位置がずれているよう
な場合には、天地位置調整機構21における第1、第2
の駆動モ−タ25、26の何れかを駆動することで版胴
同士あるいは印刷胴との間の天地位置を変化させる。
【0029】一方、上述した転写画像の色を変更したい
場合には、版胴を支持している印刷装置の側壁の一部を
取り外すことで版胴を取りだし、別の色のインクを内蔵
している版胴を挿入する。
【0030】本実施例によれば、給紙装置と排紙トレ−
とを同じ側に位置させたので、印刷装置の幅方向での丈
を小さくすることができる。また、謄写方式による画像
印刷で済むので、ロ−コストで確実に多数枚の多色印刷
を、多色印刷の製版から画像転写までの処理を自動的に
行うことができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、製版行程
での印刷用孔版原紙の装着を第1及び第2の版胴に対し
て自動的に行えるようにしたので、オペレ−タの作業を
軽減化することができる。さらに、高価な発熱素子(サ
ーマルヘッド)は1個ですむようにしたのでローコスト
になる。また、本発明によれば、印刷胴に対してあるい
は版胴同士での天地位置調整を行えるので、複数の版胴
を用いた場合の色重合位置あるいは画像位置合わせを簡
単に設定することができ、これにより、不良画像の発生
を未然に防止することができる。
【0032】さらに、本発明によれば、版胴の着脱構造
を備えているので、版胴の交換を容易にして色変更等を
簡単に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多色刷り印刷装置の全体構成を示
す配置図である。
【図2】図1に示した印刷装置における天地位置調整機
構を示す模型図である。
【符号の説明】
1 多色刷り印刷装置 2 印刷部 3 走査部 5 発熱素子 6 カッタ 7 揺動爪 10 第1色の版胴 11 第2色の版胴 12 インク供給機構 13 クランプ機構 14 印刷胴 15 駆動モ−タ 17 給紙装置 19 吸着搬送装置 20 原紙回収装置 21 天地位置調整機構 22、23 調整用ギヤ 24 セクタギヤ 25 第1の駆動モ−タ 26 第2の駆動モ−タ 27、28 駆動ギヤ 29、30 リンク部材 31、32 従動ギヤ 33、34 アイドルギヤ 35、36 揺動レバ−
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月5日(2000.9.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 多色刷り印刷装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多色刷り印刷装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、印刷装置においては、単一色の
みでなく、マルチカラ−あるいはフルカラ−を可能にす
るものもあり、このための構造としては、特開平1−2
90489号公報、特開昭63−144069号公報あ
るいは特開平2−245373号公報に記載されたもの
がある。
【0003】上記公報によれば、複数の版胴に印刷用孔
版原紙を巻きつけて、これを用い、この各版胴に対して
平ベルトにより印刷用紙を搬送しながら対向させて版胴
からの画像の転写を行うようにしたり、また、複数の版
胴に印刷用孔版原紙を巻きつけて構成したり複数の版胴
を用い、この版胴のうちの一つに他の版胴を接離させて
版胴上で色の重合を行い、この重合色画像を印刷用紙に
転写するようにしたり、さらには、単一の版胴内に複数
の色のインクを収容した領域を分割して設け、印刷用紙
に対して上記各領域を対向させて重合色画像を形成する
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した例において
は、例えば、印刷用紙がベルトに吸着されるようになっ
ている場合には用紙とベルトとの間に滑りが生じて画像
位置および色同士の重合位置についての精度が悪くなる
おそれがある。
【0005】版胴を分割し、その版胴の周面に単一の印
刷用孔版原紙を巻きつけたような場合には、上述した場
合と同様に、版胴の1回転で用紙への色画像転写が行わ
れてしまい、各色のインクを収容している領域と印刷用
紙上の画像位置および色同士間の位置精度が悪い場合、
位置の調整ができない。また、版胴の径が大きくなり、
装置が大型化する。
【0006】複数の版胴を用いた場合にあっては、それ
ぞれの製版に、それぞれ高価な発熱素子(サーマルヘッ
ド等)を用いることは、装置のコストアップになる。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
多色刷り印刷装置における問題に鑑み、画像の位置およ
び色の重合位置についての整合性を簡単に行え、かつ、
版に相当する印刷用原紙の装着を自動的に行えるように
して精度の良い印刷が可能な多色刷り印刷装置を得るこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、ドット状に配列された発熱素子によりド
ット状の穿孔を形成される感熱性孔版原紙を用いて複数
の色画像の重合によるカラ−画像を形成する多色刷り印
刷装置において、上記感熱性孔版原紙の移動方向下流側
に配置されていて、周面には上記感熱性孔版原紙を保持
する保持手段をそして内部にはインク供給機構を装備し
ている回転自在な第1及び第2の版胴と、上記版胴のそ
れぞれと対向する位置に配置されていて印刷用紙を搬送
可能な回転自在の印刷手段と、上記版胴のいずれかを選
択的に上記印刷手段に接離させる押圧機構と、第1の版
胴と上記印刷手段の天地を調整する第1の天地位置調整
機構及び第1の版胴と第2の版胴の天地を調整する第2
の天地位置調整機構を備えいることを特徴としている。
【0009】また本発明は、版胴の着脱構造を設けてあ
ることを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明によれば、版胴と印刷胴上の印刷用紙に
おける色合わせおよび画像合わせのために、印刷中に各
胴の回転方向での天地位置を調整して色および画像の各
位値の位置合わせを確保することができる。
【0011】また、本発明によれば、色の種類を替える
場合には、版胴を交換することで容易に行うことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、図1および図2において、本発明実施
例の詳細を説明する。
【0013】図1は本発明実施例による多色刷り印刷装
置の全体構成を示す配置図であり、同図において多色刷
り印刷装置1は、内部に印刷部2と走査部3とを備えて
おり、走査部2には、周知構造の原稿給送機構および光
学系ならびにイメ−ジスキャナで構成してある画像読み
取り部が設けてある。印刷部3には、スプ−ル4に巻か
れた原紙Gが配置してある。
【0014】上述した原紙Gは、感熱性孔版原紙であ
り、スプ−ル4から繰り出された際にサ−マルヘッド等
の発熱素子5により穿孔されることで原稿画像に応じた
製版が行われるようになっている。
【0015】発熱素子5は、走査部3に位置する画像読
み取り部から出力信号に応じて制御部を介し原稿画像に
おける色画像に応じた穿孔を行うようになっている。
【0016】発熱素子5による製版を終えた感熱性孔版
原紙Gは、その移動方向における下流側に配置してある
カッタ6により必要な長さに裁断され、搬送路切り換え
手段を構成する揺動爪7により後述する版胴への移送方
向を設定されるようになっている。
【0017】揺動爪7は、揺動可能に支持してあり、後
述する第1の版胴に向け感熱性孔版原紙Gを移送できる
態位と第2の版胴に向け感熱性孔版原紙Gを移送できる
態位とにソレノイド8を介して切り換えられるようにな
っている。
【0018】移送方向を切り換えられた感熱性孔版原紙
Gは、その移動路中に位置する給送コロ9により後述す
る第1、第2の版胴のいずれかに送られる。
【0019】上述した版胴は、本実施例の場合、符号1
0、11で示すように2個設けられてマルチカラ−の印
刷を行えるようにしてある。
【0020】版胴10、11は何れも同じ構成とされて
おり、例えば、版胴10が第1色とされている黒インク
用として、また版胴11が第2色とされる赤インク用と
してあり、具体的には、シリンダの周面が金属製のパン
チングスクリ−ンで形成され、その外表面にはシルクス
クリ−ンを巻きつけて内蔵されているインク供給機構か
らのインクの滲出が可能となるように構成してある。
【0021】インク供給機構12は、塗布ロ−ラ12A
と練りロ−ラ12Bとで構成してあり、版胴の回転軸1
、11に設けてあるインク吐出口から吐出される
インクをロ−ラ間に溜めた状態で練りながら塗布ロ−ラ
12Aで版胴表面に滲出させるようになっている。
【0022】上述した版胴表面にはその周方向における
一部に揺動可能なクランプ爪13Aを有するクランプ機
構13が設けてあり、感熱性孔版原紙Gの先端を挟持す
るようになっている。
【0023】版胴10、11はその回転軸10A、11
Aを図示しない揺動可能なア−ムの揺動端側に取り付け
られており、このア−ムが後述する印刷胴側に揺動した
ときに印刷胴に対するプレスロ−ラとしても機能するよ
うになっている。
【0024】印刷胴14は回転軸14Aに支持されて回
転自在とされ、周面に印刷用紙を捲装されて転写胴とし
て機能するものであり、その周面の一部には印刷用紙S
の先端を挟持するための揺動爪14Bで構成されたクラ
ンプ機構が設けてある。
【0025】この印刷胴14は、その回転軸に取り付け
てある従動プ−リ14と駆動モ−タ15の出力軸に設
けてある駆動プ−リとの間にかけられたタイミングベル
ト16を介して図中、反時計方向に回転駆動されるよう
になっており、給紙装置17から繰り出された印刷用紙
Sの先端を挟持した状態で回転することで印刷用紙Sへ
の版胴からの画像転写を受けることができるようにされ
ている。
【0026】また、印刷胴14の近傍には、給紙装置1
7が設けてあり、この給紙装置17は、印刷用紙Sを積
層収容している給紙トレ−17Aとこの給紙トレ−17
Aにおける最上位のものと接離可能なピックアップロ−
ラ17Bならびに繰り出された印刷用紙Sを印刷胴14
の揺動爪14Bに対面したときに送りこむ給送ロ−ラ1
7Cにより構成してある。
【0027】上述した印刷胴14の回転方向における版
胴と対面する位置の後方には、剥離爪18が設けてあ
り、この剥離爪18により印刷胴14から剥離された印
刷用紙Sの移動路には搬送ベルト19Aとモ−タファン
19Bと構成された吸着搬送手段19が設けられてお
り、印刷胴14から剥離された印刷用紙Sをモ−タファ
ン19Bによる吸着作用により搬送ベルト19Aを介し
て上述した給紙装置17の設けてある側と同じ側に位置
する排紙トレ−19Cに向け排出するようになってい
る。
【0028】上述した版胴10、11の回転方向におけ
る印刷胴14との対面が終わった位置には、入り口側に
一対の導入ロ−ラ20Aを備えた原紙回収装置20それ
ぞれ配置してある。
【0029】上述した版胴10、11は、その回転軸を
印刷装置の側壁に支持されており、この側壁は回転軸を
支持している箇所を他の箇所に対して着脱できるように
してあり、交換時には、この側壁を取り外すことで版胴
を外部に引き出せるようにしてある。
【0030】上述した印刷胴14に対する版胴10、1
1は、印刷胴14に捲装されている印刷用紙Sに対する
画像位置及び色合わせ位置に影響する天地位置を調整で
きるようになっている。
【0031】天地位置調整機構21は、図2に示すよう
に、版胴10、11および印刷胴14の回転軸に取り付
けてある歯車を含む複数のギヤとリンク機構とで構成さ
れている。
【0032】本実施例における天地位置調整機構は、版
胴10、11のうちの第2の版胴11と印刷胴14に取
り付けられている調整用ギヤ23、22と、この軸14
A、11Aを支点として揺動自在のセクタギヤ24と、
このセクタギヤ24の歯が噛み合う、例えばパルスモ−
タで構成されている第1、第2の駆動モ−タ25、26
における出力軸に取り付けられた駆動ギヤ27、28と
を備えている。なお、符号10Gは版胴10に一体の調
整用ギヤを示している。
【0033】上述したセクタギヤ24には、リンク部材
29、30がそれぞれその一端を枢着され、この一端側
には調整用ギヤ22、23に噛み合う従動ギヤ31、3
2が取り付けられ、そして、リンク部材29、30の他
端側には、従動ギヤ31、32に噛み合うアイドルギヤ
33、34が設けられている。
【0034】上述したアイドルギヤ33、34の回転軸
には第1の版胴10の軸10Aに一端を枢着されている
揺動レバ−35、36の他端が枢着されている。
【0035】このような構造の天地位置調整機構にあっ
ては、いま、印刷胴14と版胴10との天地位置調整を
行う場合で説明すると、この場合には、第1の駆動モ−
25が図示しない回転制御部からの出力信号により回
転量および回転方向を設定されると、セクタギヤ24が
その回転により揺動し、このセクタギヤ24の揺動と共
に従動ギヤ31が印刷胴14側の駆動ギヤ22の周面を
転動し、この従動ギヤ31を取り付けてあるリンク部材
29を介してアイドルギヤ33が版胴10側の調整用ギ
ヤ10Gの周面で転動しようとする。
【0036】この調整用ギヤ10Gが転動しようとする
と、版胴10側の調整用ギヤ10Gの慣性質量が印刷胴
14側の調整用ギヤ22の慣性質量よりも大きい場合に
は、アイドルギヤ33が版胴10側の調整用ギヤ10G
に押されることになる。従って、リンク部材29がアイ
ドルギヤ33の移動に応じて従動ギヤ31を押し、これ
により従動ギヤ31により印刷胴14側の調整用ギヤ2
2が回転することになり、印刷胴14が上述した回転量
に応じた量だけ回転して版胴10に対する天地位置を変
化させるようになる。
【0037】版胴同士での天地位置調整は、版胴11側
のセクタ24を揺動させる第2の駆動モ−タ26の回転
制御により行われる。
【0038】第2の駆動モ−タ26が回転量および回転
方向を設定されて回転すると、上述した場合と同様に、
セクタ24が揺動し、この揺動に追随して従動ギヤ32
が版胴11側の調整用ギヤ2の周面上を転動しリンク
部材30を介してアイドルギヤ34を版胴10の周面上
で転動させる。
【0039】このとき、版胴10と版胴11とに設けて
ある調整用ギヤ10G、2間の慣性質量を版胴10側
のものが大きいとした場合、アイドルギヤ34が押さ
れ、リンク部材30を介して従動ギヤ32を押し、版胴
11側の調整用ギヤ23を回転させて版胴同士での天地
位置を変化させることになる。天地位置調整機構は、こ
の方法以外のものを用いてもよい。
【0040】本実施例は以上のような構造であるから、
いま、版胴10、11を用いて黒、赤の各色インクによ
るマルチカラ−印刷を行う場合を説明すると、次のとお
りである。
【0041】走査部3において、原稿における色毎の画
像読み取りが行われると、スプ−ル4から印刷用孔版原
紙Gが繰り出されて発熱素子5により穿孔が行われて製
版される。この発熱素子5による製版は各色毎に行わ
れ、この製版毎にスプ−ル4から印刷用孔版原紙Gが繰
り出され、繰り出し量は版胴10、11において先端を
挟持される量を含む長さと製版画像の長さの和とされ、
その長さを繰り出された時点でカッタ6により裁断され
る。
【0042】裁断された印刷用孔版原紙Gは、その移送
路におけるカッタ6の後方に位置するソレノイド8によ
る揺動爪7の態位設定に応じた方向に案内されて版胴1
0および版胴11の何れかに向け移送される。
【0043】版胴10、11に向け案内された印刷用孔
版原紙Gはその先端をクランプ機構13におけるクラン
プ爪13Aによって挟持される。
【0044】上述した版胴10、11への印刷用孔版原
紙Gの巻き付け終了後に給紙装置17から印刷用紙Sが
ピックアップロ−ラ17Bおよび給送ロ−ラ17Cを介
して給送トレ−17Aから繰り出されて印刷胴14に向
け移送され、その先端を揺動爪14Bに挟持されて印刷
胴14に巻き付けられるようになっている。
【0045】各版胴10、11では、内部のインク供給
機構12によりインクが表面に滲出してくるのにあわせ
て、印刷胴14の回転方向における上流側に位置する版
胴、実施例の場合には第2の色である赤インクを表面に
滲出させている版胴11が印刷胴14に向け変位して印
刷胴14に接触し、印刷用紙Sに印刷孔版原紙Sを介し
た色画像が印刷される。
【0046】版胴11からの色画像転写を受けた印刷用
紙Sは、印刷胴14が回転することで第1の色のインク
を供給している版胴10に対面する。従って、版胴10
は、この印刷用紙Sが移動するのにあわせて印刷胴14
に向け変位して印刷胴14と接触し、版胴10からの色
画像を転写を受け、剥離爪18により剥離されて吸着搬
送装置19の搬送ベルト19Aおよびモ−タファン19
Bを介して排紙トレ−19Cに向け排出される。
【0047】上述した各版胴10、11により転写され
た色画像における色の重合位置がずれているような場合
には、天地位置調整機構21における第1、第2の駆動
モ−タ25、26の何れかを駆動することで版胴同士あ
るいは印刷胴との間の天地位置を変化させる。
【0048】上述した転写画像の色を変更したい場合に
は、版胴を支持している印刷装置の側壁の一部を取り外
すことで版胴を取りだし、別の色のインクを内蔵してい
る版胴を挿入する。
【0049】本実施例によれば、給紙装置と排紙トレ−
とを同じ側に位置させたので、印刷装置の幅方向での丈
を小さくすることができる。
【0050】謄写方式による画像印刷で済むので、ロ−
コストで確実に多数枚の多色印刷を、多色印刷の製版か
ら画像転写までの処理を自動的に行うことができる。
お、第1の版胴を11とし、かつ第2の版胴を10とし
て、この第1の版胴11と印刷胴14とを調整可能と
し、かつ版胴同士を調整可能とするように天地調整機構
を構成することも可能であることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の版
胴と印刷胴、第1の版胴と第2の版胴の天地位置調整を
それぞれ行えるので、複数の版胴を用いた場合の色重合
位置あるいは画像位置合わせを簡単に設定することがで
き、これにより、不良画像の発生を未然に防止すること
ができる。
【0052】また、本発明によれば、版胴の着脱構造を
備えているので、版胴の交換を容易にして色変更等を簡
単に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多色刷り印刷装置の全体構成を示
す配置図である。
【図2】図1に示した印刷装置における天地位置調整機
構を示す模型図である。
【符号の説明】 1 多色刷り印刷装置 2 印刷部 3 走査部 5 発熱素子 6 カッタ 7 揺動爪 10 第1色の版胴10G 調整用ギヤ 11 第2色の版胴 12 インク供給機構 13 クランプ機構 14 印刷胴 15 駆動モ−タ 17 給紙装置 19 吸着搬送装置 20 原紙回収装置 21 天地位置調整機構 22、23 調整用ギヤ 24 セクタギヤ 25 第1の駆動モ−タ 26 第2の駆動モ−タ 27、28 駆動ギヤ 29、30 リンク部材 31、32 従動ギヤ 33、34 アイドルギヤ 35、36 揺動レバ−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドット状に配列された発熱素子によりドッ
    ト状の穿孔を形成される感熱性孔版原紙を用いて複数の
    色画像の重合によるカラ−画像を形成する多色刷り印刷
    装置において、 上記感熱性孔版原紙の移動方向下流側に配置されてい
    て、周面には上記感熱性孔版原紙を保持する保持手段を
    そして内部にはインク供給機構を装備している回転自在
    な第1及び第2の版胴と、 上記版胴のそれぞれと対向する位置に配置されていて印
    刷用紙を搬送可能な回転自在の印刷手段と、 上記版胴のいずれかを選択的に上記印刷手段に接離させ
    る押圧機構と、 第1の版胴と上記印刷手段の天地を調整する第1の天地
    位置調整機構及び第1の版胴と第2の版胴の天地を調整
    する第2の天地位置調整機構を備えた多色刷り印刷装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多色刷り印刷装置におい
    て、版胴の着脱構造を設けてある多色刷り印刷装置。
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