JP2001058432A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001058432A
JP2001058432A JP11235372A JP23537299A JP2001058432A JP 2001058432 A JP2001058432 A JP 2001058432A JP 11235372 A JP11235372 A JP 11235372A JP 23537299 A JP23537299 A JP 23537299A JP 2001058432 A JP2001058432 A JP 2001058432A
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image forming
forming apparatus
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attribute
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JP11235372A
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English (en)
Inventor
Norihiro Shindo
宣博 進藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントコンピュータでアプリケーショ
ンソフトを起動せずに再び画像形成を行うことができる
機能を持つ画像形成装置を提供する。 【解決手段】 クライアントコンピュータから転送され
たデータを、ユーザが画像形成装置内のハードディスク
2へ保存するように指示しなくとも全てのデータを画像
形成装置のハードディスク2へ保存しておき、ユーザ
が、画像形成装置に設けられた操作パネル7から、また
は、画像形成装置とつながっているクライアントコンピ
ュータから再印刷することを要求した場合に、画像形成
装置はハードディスク2に保存されたデータを画像形成
することにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】クライアントコンピュータで
作成されたデータを受信し、内部の記憶装置に保存し、
記憶装置内に保存されているデータを順次画像形成する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷データを複数部数印刷するの
に、ユーザが予めクライアントコンピュータから印刷デ
ータを転送する際に印刷する部数を指定し、指定された
部数印刷するという印刷装置が知られている。かかる印
刷装置は、ユーザが予め印刷する部数を確定して印刷デ
ータを転送する必要があるため、印刷データを印刷装置
に転送したのちにユーザがかかる印刷データの印刷部数
を増やしたいと考えた場合には、ユーザは再度同一の印
刷データを印刷装置に転送しなければならない。再印刷
を行うには、ユーザは通常クライアントコンピュータに
おいて印刷データを作成したアプリケーションプログラ
ムを起動し、アプリケーションプログラムから印刷を指
示しなければならないということが指摘される。また、
印刷データはアプリケーションプログラムにおける印刷
条件の設定に伴って生成されるため、最初に印刷を指示
した印刷データと同一の印刷データを生成するために
は、最初の印刷時と同一の印刷条件の設定を用いる必要
があり、かかる設定を同一にする手間がかかるというこ
とが指摘される。
【0003】印刷データを印刷装置に転送したのちにか
かる印刷データを再印刷する印刷装置に関して、印刷デ
ータを印刷装置に転送する際に、ユーザが印刷データを
印刷装置内の記憶装置に保存することを指示した印刷デ
ータについては印刷装置内の記憶装置に保存しておき、
ユーザが操作パネルで印刷部数の指示をした後に印刷デ
ータを印刷装置内の記憶装置から取り出し印刷をする機
能を有するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、ユーザが印刷データを転送する際
に印刷データを印刷装置内の記憶装置に保存する指示を
与えたものであれば、印刷データがクライアントコンピ
ュータから印刷装置に転送された後に、クライアントコ
ンピュータから再度印刷データを転送することなく、操
作パネルからユーザが印刷したい部数を指定し、再印刷
をすることができる反面、ユーザは予め印刷データを転
送する際に印刷データを印刷装置内の記憶装置に保存す
る指示を与える必要があり、かかる指示がない場合には
印刷データは印刷装置内に保存されず、ユーザはクライ
アントコンピュータから印刷データを転送しなければ再
度印刷することができないという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、印刷データを印刷装置内に常に保存し、印刷
装置の操作パネルからの再印刷要求、あるいは、クライ
アントコンピュータからの再印刷要求により、容易に再
印刷を可能にする印刷装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、クライアントコンピュー
タから送信されたデータを保存し、保存されたデータを
画像形成する画像形成装置において、画像形成装置はさ
らにデータを保存する制御を行うデータ保存制御手段
と、データの属性データを記憶する属性データ記憶手段
と、画像形成装置に保存されているデータの属性データ
をリストとして提示するリスト提示手段と、リスト提示
手段により提示された画像形成装置に保存されているデ
ータの属性データのリストからユーザが画像形成を希望
するデータを選択するデータ選択手段とを有し、データ
選択手段により選択されたユーザが画像形成を希望した
データを画像形成することを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、リスト提示手段は、画像形成装置に設けられた表示
パネルにおいて行うものであり、データ選択手段はユー
ザが表示パネルにより行うものであることを特徴として
いる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
において、クライアントコンピュータが送信した、属性
データ記憶手段により記憶された画像形成装置に保存さ
れているデータの属性データをリストとして提示するこ
とを要求したリスト提示要求を受信するリスト提示要求
受信手段をさらに有し、リスト提示手段は、リスト提示
要求受信手段によりクライアントコンピュータから送信
された画像形成装置に保存されているデータの属性デー
タをリストとして提示することを要求したリスト提示要
求を受信した場合に、クライアントコンピュータに画像
形成装置に保存されているデータの属性データのリスト
を送信することにより行うものであり、データ選択手段
は、ユーザがクライアントコンピュータにより画像形成
装置に保存されているデータの属性データのリストの中
からユーザが画像形成を希望するデータを選択したデー
タ選択情報を受信することにより行うものであることを
特徴としている。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3におい
て、データ選択手段におけるデータ選択情報の属性デー
タを検出する属性データ検出手段と、属性データ記憶手
段に記憶されたデータの属性データと、属性データ検出
手段により検出されたデータ選択情報の属性データとを
比較する属性データ比較手段と、属性データ比較手段に
よる結果の結果、データの属性データとデータ選択情報
の属性データが同一であるとされた場合にはユーザが希
望したデータの画像形成を行い、属性データ比較手段の
結果、データの属性データとデータ選択情報の属性デー
タは同一ではないとされた場合にはユーザが希望したデ
ータの画像形成を行わない画像形成制御手段をさらに有
することを特徴としている。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4におい
て、データの属性データとデータ選択情報の属性データ
は、それぞれデータを転送したユーザ名とデータ選択情
報を転送したユーザ名であることを特徴としている。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項4におい
て、データの属性データとデータ選択情報の属性データ
は、それぞれデータを転送したクライアントコンピュー
タ名とデータ選択情報を転送したクライアントコンピュ
ータ名であることを特徴としている。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項4におい
て、データの属性データとデータ選択情報の属性データ
は、それぞれデータを転送したユーザ名及びクライアン
トコンピュータ名と、データ選択情報を転送したユーザ
名及びクライアントコンピュータ名であることを特徴と
している。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項1から7の
いずれか1項において、クライアントコンピュータから
送信されたデータが、画像形成装置に保存されたデータ
の容量のために保存できない場合に、クライアントコン
ピュータから送信されたデータを保存することができる
容量分、画像形成された画像形成装置に保存されたデー
タの内、最初に画像形成装置に保存されたデータから順
番に削除するデータ削除手段をさらに有することを特徴
としている。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項1から8の
いずれか1項において、データの属性データのリスト
は、画像形成装置に保存された全てのデータについての
属性データのリストであることを特徴としている。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項において、データの属性データのリスト
は、画像形成装置に保存されたデータの内、画像形成さ
れたことのあるデータの属性データについてのリストで
あることを特徴としている。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項において、データの属性データのリスト
は、画像形成装置に保存されたデータの内、画像形成さ
れていないデータの属性データについてのリストである
ことを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の実施の形態における印刷装
置のコントローラのハードウェア構成を示した構成図で
ある。図1によれば、印刷装置のコントローラのハード
ウェアは、CPU1、ハードディスク2、印刷エンジン
I/F3、ネットワ−クI/F4、ROM5、RAM
6、操作パネル7で構成されている。
【0019】CPU1は、ROM5に記憶された印刷デ
ータ管理モジュール8、印刷画像生成モジュール9、操
作パネルI/Fドライバ10、ネットワークI/Fドラ
イバ11、HDDI/Fドライバ12及び印刷エンジン
I/Fドライバ13をROM5から取り出す。CPU1
は、ROM5から取り出した印刷データ管理モジュール
8により、印刷装置全体の制御を行う。CPU1は、R
OM5から取り出した印刷画像生成モジュール9によ
り、クライアントコンピュータから送信された印刷デー
タを、印刷エンジンが印刷できるデータへ生成する。C
PU1は、読み込んだ操作パネルI/Fドライバ10、
ネットワークI/Fドライバ11、HDDI/Fドライ
バ12及び印刷エンジンI/Fドライバ13を用い、そ
れぞれにより、操作パネル7、ネットワークI/F4、
ハードディスク2及び印刷エンジンI/F3の制御を行
う。
【0020】CPU1は、ネットワークI/F4で受信
した、ユーザがクライアントコンピュータから送信した
印刷データを、ハードディスク2へ保存することを制御
する。CPU1は、ネットワークI/F4で受信した、
ユーザがクライアントコンピュータから送信した印刷デ
ータに付加された印刷データの属性データを、ハードデ
ィスク2へ管理データとして印刷データ毎に保存するこ
とを制御する。CPU1は、ユーザが操作パネル7で行
った再印刷要求、あるいは、ユーザがクライアントコン
ピュータで行った再印刷要求に基づき、ハードディスク
2に保存された印刷データを印刷エンジンI/F3を介
して印刷エンジンに転送することを制御する。
【0021】上記ユーザがクライアントコンピュータか
ら送信した印刷データに付加された印刷データの属性デ
ータは、印刷データを送信したクライアントコンピュー
タ名、印刷データを送信したユーザ名、印刷データ名、
印刷データをクライアントコンピュータから印刷装置へ
送信した送信日時である。
【0022】ハードディスク2は、ネットワークI/F
4で受信した、ユーザがクライアントコンピュータから
送信した印刷データを、CPU1制御下に保存する。ハ
ードディスク2は、ユーザが操作パネル7で行った再印
刷要求、あるいは、ユーザがクライアントコンピュータ
で行った再印刷要求に基づき、CPU1の制御下、保存
した印刷データを印刷エンジンI/F3へ転送する。
【0023】ハードディスク2は、ネットワークI/F
4で受信した印刷データに付加された印刷データの属性
データを、CPU1の制御下、印刷データ毎に管理デー
タとして保存する。
【0024】印刷エンジンI/F3は、ユーザが操作パ
ネル7で行った再印刷要求、あるいは、ユーザがクライ
アントコンピュータで行った再印刷要求に基づき、CP
U1の制御下、ハードディスク2が転送した印刷データ
を受信し、受信した印刷データを印刷エンジンに転送す
る。
【0025】ネットワークI/F4は、ユーザがクライ
アントコンピュータから送信した印刷データを受信し、
また、ユーザがクライアントコンピュータから送信した
再印刷要求を受信する。
【0026】ROM5は、印刷データ管理モジュール
8、印刷画像生成モジュール9、操作パネルI/Fドラ
イバ10、ネットワークI/Fドライバ11、HDDI
/Fドライバ12、及び、印刷エンジンI/Fドライバ
13を記憶し、CPU1の指示に基づき、それぞれをC
PU1に提示する。
【0027】RAM6は、CPU1で判断された再印刷
要求を送信したクライアントコンピュータ名を保存す
る。RAM6は、CPU1で判断された再印刷要求を送
信したユーザ名を保存する。
【0028】操作パネル7は、ハードディスク2に保存
されている管理データをリスト表示し、ユーザに再印刷
を希望する印刷データを選択させる。操作パネル7は、
ユーザが行った再印刷要求をCPU1へ送信する。
【0029】本発明の実施の形態における印刷装置がク
ライアントコンピュータから印刷データを受信した際に
印刷装置のコントローラのハードウェアが行う動作を図
1を参照しながら説明する。ユーザがクライアントコン
ピュータから印刷装置へ転送した印刷データは、ネット
ワークI/F4で受信される。ネットワークI/F4で
受信された印刷データは、CPU1の制御下、ハードデ
ィスク2に保存される。
【0030】ネットワークI/F4で受信された印刷デ
ータに付加された印刷データの属性データは、CPU1
の制御下、印刷データ毎にハードディスク2へ保存され
る。
【0031】ハードディスク2に保存された印刷データ
は、ハードディスク2へ保存された順番に、CPU1に
よって取り出され、CPU1において印刷エンジンで印
刷可能なデータに生成される。
【0032】印刷可能なデータに生成された印刷データ
は、CPU1から印刷エンジンI/F3に転送される。
また、印刷可能なデータに生成された印刷データは、ハ
ードディスク2に転送され、ハードディスク2に保存さ
れる。印刷エンジンI/F3に転送された印刷データ
は、CPU1の制御下、印刷エンジンに転送され、印刷
される。
【0033】なお、上記ネットワークI/F4で受信さ
れた印刷データに付加された印刷データの属性データ
は、ハードディスク2ではなく、RAM5に保存される
ようにしたものでもよい。
【0034】上記実施の形態によれば、全ての印刷デー
タは、ユーザからの指示なしに印刷装置内に保存され
る。
【0035】本発明の実施の形態におけるユーザが操作
パネル7から再印刷を指示した際に印刷装置のコントロ
ーラのハードウェアが行う動作を図1を参照しながら詳
細に説明する。ユーザは、操作パネル7に一度印刷され
た印刷データの属性データを転送するように操作パネル
7から指示をする。
【0036】操作パネル7は、一度印刷された印刷デー
タの属性データを操作パネル7へ転送するための指示要
求をCPU1へ転送する。ハードディスク2は、CPU
1の制御下、ハードディスク2に保存されている一度印
刷された印刷データの属性データを操作パネル7へ転送
する。
【0037】ハードディスク2から操作パネル7へ転送
された、ハードディスク2に保存されている一度印刷さ
れた印刷データの属性データは、操作パネル7によりユ
ーザ名毎にリスト表示される。なお、上記ユーザ名毎の
リスト表示は、クライアントコンピュータ毎にリスト表
示するものでもよく、印刷データがクライアントコンピ
ュータから送信された日時毎にリスト表示するものでも
よく、または、印刷データが再印刷要求を受けた回数毎
にリスト表示するものでもよい。また、リスト表示の方
法は、上記リスト表示の方法の中から、ユーザが操作パ
ネル7において選択できるようにしてもよい。
【0038】ユーザは、操作パネル7にユーザ名毎にリ
スト表示された、ハードディスク2に保存されている一
度印刷された印刷データの属性データの中から、再印刷
を希望するデータを選択する。なお、上記選択は、一つ
のデータであってもよく、また、複数のデータであって
もよい。
【0039】操作パネル7でユーザに選択された、ユー
ザが再印刷を希望するデータは、再印刷要求情報として
操作パネル7からCPU1へ転送される。再印刷要求情
報をCPU1が受信した後、上記ユーザが再印刷を希望
するデータは、CPU1の制御下、ハードディスク2か
ら印刷エンジンI/F3へ転送される。印刷エンジンI
/F3に転送されたユーザが再印刷を希望するデータ
は、CPU1の制御下、印刷エンジンへ転送され、印刷
エンジンで印刷される。
【0040】上記実施の形態によれば、ユーザは印刷装
置の操作パネルから再印刷の指示をする事が可能にな
り、クライアントコンピュータのアプリケーションソフ
トから印刷装置に再度印刷の指示をすることが不要にな
り、また、同一の印刷データを使用して印刷を行うこと
から、同一の印刷結果を得ることが可能になる。
【0041】なお、上記ハードディスク2に保存されて
いる一度印刷された印刷データの属性データは、ハード
ディスク2に保存されている全ての印刷データの属性デ
ータでもよく、また、ハードディスク2に保存されてい
る印刷されていない印刷データの属性データでもよい。
【0042】本発明の実施の形態における、ユーザがク
ライアントコンピュータから再印刷を指示した際に印刷
装置のハードウェアが行う動作を図1を参照しながら説
明する。ユーザは、クライアントコンピュータに一度印
刷された印刷データの属性データを転送するようにクラ
イアントコンピュータから指示をする。かかる指示によ
り、クライアントコンピュータは、ハードディスク2に
保存されている一度印刷された印刷データの属性データ
をクライアントコンピュータに転送させる転送要求を印
刷装置へ送信する。
【0043】CPU1は、ネットワークI/F4が転送
要求を受信した後、ハードディスク2に保存されている
一度印刷された印刷データの属性データをネットワーク
I/F4へ転送することを制御する。ネットワークI/
F4に転送された一度印刷された印刷データの属性デー
タは、クライアントコンピュータへ転送される。
【0044】クライアントコンピュータに転送された一
度印刷された印刷データの属性データは、クライアント
コンピュータにおいてユーザ名毎にリスト表示される。
なお、上記ユーザ名毎のリスト表示は、クライアントコ
ンピュータ毎にリスト表示するものでもよく、印刷デー
タがクライアントコンピュータから送信された日時毎に
リスト表示するものでもよく、または、印刷データが再
印刷要求を受けた回数毎にリスト表示するものでもよ
い。また、リスト表示の方法は、上記リスト表示の方法
の中から、ユーザがクライアントコンピュータにおいて
選択できるようにしてもよい。
【0045】ユーザは、ユーザ名毎にリスト表示された
一度印刷された印刷データの属性データのなかから、ユ
ーザが再印刷を希望する印刷データを選択する。なお、
上記選択は、一つのデータであってもよく、また、複数
のデータであってもよい。
【0046】クライアントコンピュータは、ユーザが再
印刷を希望する印刷データは、再印刷要求情報として印
刷装置へ転送される。印刷装置は再印刷要求情報をネッ
トワークI/F4で受信する。
【0047】ネットワークI/F4で再印刷要求情報を
受信後、CPU1は、ハードディスク2からユーザが再
印刷を希望する印刷データを印刷エンジンI/F3へ転
送することを制御する。印刷エンジンI/F3は、CP
U1の制御下、印刷エンジンへユーザが再印刷を希望す
る印刷データを転送し、印刷エンジンはユーザが再印刷
を希望する印刷データを印刷する。
【0048】なお、上記ハードディスク2に保存されて
いる一度印刷された印刷データの属性データは、ハード
ディスク2に保存されている全ての印刷データの属性デ
ータでもよく、また、ハードディスク2に保存されてい
る印刷されていない印刷データの属性データでもよい。
【0049】上記実施の形態によれば、ユーザは印刷装
置まで行かずにクライアントコンピュータから再印刷を
指示することが可能になる。
【0050】本発明の実施の形態におけるクライアント
コンピュータから印刷データを受信した際、ハードディ
スク2にかかる印刷データを保存する容量がない場合に
印刷装置のハードウェアが行う動作を図1を参照しなが
ら説明する。CPU1は、ネットワークI/F4がクラ
イアントコンピュータから印刷データを受信した際に、
ハードディスク2にかかる印刷データを保存する容量が
存在するか否かを検索する。
【0051】ハードディスク2にかかる印刷データを保
存する容量が存在しない場合、印刷データを保存する容
量分、上記ハードディスク2に保存された印刷可能なデ
ータに生成された印刷データの内、ハードディスク2に
保存された順番が早い印刷データが削除される。
【0052】印刷データは、ハードディスク2へ転送さ
れ、保存される。
【0053】上記実施の形態によれば、常に新しい印刷
データを印刷装置に保存することが可能になり、また、
ユーザの指示なく印刷されたことがある古いデータから
削除されることから、再び印刷を行う可能性が低い印刷
データを削除することが可能になる。
【0054】なお、上記印刷データの削除は、ユーザが
操作パネル7から、または、ユーザがクライアントコン
ピュータから削除する印刷データを選択し、選択された
印刷データを削除するというものであってもよい。
【0055】本発明の実施の形態における、印刷装置の
コントローラのハードウェアが、再印刷を指示したユー
ザと、再印刷が指示された印刷データを印刷装置に送信
したユーザが一致した場合にのみ印刷データを再印刷す
る動作を図1を参照しながら説明する。クライアントコ
ンピュータから送信された再印刷要求情報がネットワー
クI/F4で受信された後に、CPU1は、かかる再印
刷要求情報がどのユーザから送信されたものなのかを再
印刷要求情報から読み取る。
【0056】再印刷要求情報から読み取られたユーザ名
はRAM6に保存される。
【0057】CPU1は、再印刷を指示されたハードデ
ィスク2に保存されている印刷データの属性データか
ら、印刷データをクライアントコンピュータから印刷装
置へ送信したユーザ名を取り出す。CPU1は、RAM
6に保存された再印刷を指示したユーザ名と、再印刷を
指示された印刷データを送信したユーザ名を比較する。
印刷装置は、両ユーザ名が一致した場合にのみ再印刷を
指示された印刷データを印刷する。印刷装置は、両ユー
ザ名を比較した結果、両ユーザ名が一致しなかった場合
には、再印刷が指示された印刷データの印刷を行わな
い。
【0058】なお、上記ユーザ名の比較は、再印刷要求
情報を送信したクライアントコンピュータ名と再印刷が
指示された印刷データを送信したクライアントコンピュ
ータ名を比較するものでもよく、または、これらの組み
合わせであってもよい。
【0059】上記実施の形態によれば、印刷データを転
送したユーザと再印刷要求を送信したユーザが異なる場
合には、印刷データを印刷して内容を参照することがで
きないことから、データのセキュリティを確保すること
が可能になる。
【0060】図2は本発明の実施の形態における印刷装
置のコントローラ内のソフトウェア構成を示した構成図
である。図2によれば、印刷装置のコントローラ内のソ
フトウェアは、印刷データ管理モジュール8、印刷画像
生成モジュール9、操作パネルI/Fドライバ10、ネ
ットワークI/Fドライバ11、ハードディスクI/F
ドライバ(HDDI/Fドライバ)12,印刷エンジン
I/Fドライバ13で構成されている。
【0061】印刷データ管理モジュール8は、ネットワ
ークI/F4で受信されたユーザがクライアントコンピ
ュータから送信した印刷データを、ネットワークI/F
ドライバ11、及び、HDDI/Fドライバ12を用
い、ハードディスク2に印刷待ちキューとして保存す
る。
【0062】印刷データ管理モジュール8は、印刷画像
生成モジュール9がHDDI/Fドライバ12を用いハ
ードディスク2に保存された印刷データを読み込み、印
刷画像生成モジュール9が取り出された印刷データを印
刷エンジンで印刷可能なデータに生成し、かかる印刷デ
ータを印刷エンジンI/Fドライバ13を介し印刷エン
ジンI/Fへ転送することを制御する。
【0063】印刷データ管理モジュール8は、HDDI
/Fドライバ12を用いハードディスク2に存在する印
刷データを印刷待ちキューと削除待ちキューのFIFO
方式の構造を持つ2つのキューで管理する。
【0064】キューは、一列に並んだデータの列で、こ
のデータの列にデータが入ることができるのは、このデ
ータの列の後端からだけで、逆にこのデータの列からデ
ータを取り出すことができるのはこのデータの列の先頭
からに限られるデータ構造のことである。FIFO(Fi
rst-In First-Out)方式は、先入れ先出し方式のこと
で、蓄積されたデータを取り出す場合に、先に入ったデ
ータから順に取り出す方式である。
【0065】印刷データ管理モジュール8は、HDDI
/Fドライバ12を介してハードディスク2に新たにネ
ットワークI/F4経由で転送されてきた印刷データが
保存する容量がないことを検知した場合に、削除待ちキ
ューに早く挿入したものから順番に削除し、転送されて
きた印刷データを保存できる容量を確保する。
【0066】印刷データ管理モジュール8は、印刷画像
生成モジュール9で印刷が可能なデータに生成された印
刷データを、印刷エンジンI/Fドライバ13を用い印
刷画像生成モジュール9から印刷エンジンI/F3に転
送することを制御する。また、印刷データ管理モジュー
ル8は、印刷画像生成モジュール9で印刷が可能なデー
タに生成された印刷データを、HDDI/Fドライバ1
2を用い、印刷画像生成モジュール9からハードディス
ク2へ削除待ちキューとして保存することを制御する。
【0067】印刷データ管理モジュール8は、ユーザが
クライアントコンピュータから送信された印刷データに
付加された印刷データの属性データを、HDDI/Fド
ライバ12を用い、ハードディスク2へ印刷データ毎に
保存することを制御する。
【0068】印刷画像生成モジュール9は、印刷データ
管理モジュール8の制御下、ハードディスク2に保存さ
れた印刷データを印刷エンジンで印刷が可能なデータに
生成する。
【0069】操作パネルI/Fドライバ10は、印刷デ
ータ管理モジュール8が操作パネル7を制御するのに用
いられる。ネットワークI/Fドライバ11は、印刷デ
ータ管理モジュール8がネットワークI/F4を制御す
るのに用いられる。HDDI/Fドライバ12は、印刷
データ管理モジュール8がハードディスク2を制御する
のに用いられる。印刷エンジンI/Fドライバ13は、
印刷データ管理モジュール8が印刷エンジンI/F3を
制御するのに用いられる。
【0070】本発明の実施の形態における印刷装置がク
ライアントコンピュータから印刷データを受信した際に
印刷装置のコントローラ内のソフトウェアが行う動作に
ついて図2を参照しながら説明する。印刷データ管理モ
ジュール8は、ネットワークI/F4で受信されたユー
ザがクライアントコンピュータから送信した印刷データ
を、ネットワークI/Fドライバ11及びHDDI/F
ドライバ12を用い、ハードディスク2に印刷待ちキュ
ーとして保存する。
【0071】クライアントコンピュータから印刷データ
とともに送信された印刷データに付加された印刷データ
の属性データは、印刷データ管理モジュール8によって
印刷データから取り出され、HDDI/Fドライバ12
により、印刷データ管理モジュール8の制御下、ハード
ディスク2に管理データとして印刷データ毎に保存され
る。
【0072】ハードディスク2の印刷待ちキューに挿入
された印刷データは、挿入された順に印刷データ管理モ
ジュール8の指示により印刷画像生成モジュール9に呼
び出される。印刷画像生成モジュール9は、印刷データ
を印刷エンジンで印刷できる形に生成する。
【0073】印刷データ管理モジュール8は、印刷エン
ジンI/Fドライバ13を用い、印刷画像生成モジュー
ル9で印刷エンジンで印刷できる形に生成された印刷デ
ータを印刷エンジンI/F3に転送することを制御す
る。
【0074】印刷エンジンで印刷できる形に生成された
印刷データが印刷エンジンI/F3に転送されたとき、
印刷データ管理モジュール8は、印刷エンジンで印刷で
きる形に生成された印刷データを、HDDI/Fドライ
バ11を用い、ハードディスク2に削除待ちキューとし
て挿入する。
【0075】上記実施の形態によれば、全ての印刷デー
タは、ユーザからの指示なしに印刷装置内に保存され
る。
【0076】本発明の実施の形態におけるユーザが操作
パネル7から削除待ちキューに挿入された印刷データを
再度印刷する指示をした場合に印刷装置のコントローラ
内のソフトウェアが行う動作を図2を参照しながら説明
する。ユーザがハードディスク2の削除待ちキューに入
っている印刷データの属性データを操作パネル7に転送
するように操作パネル7から要求した場合に、操作パネ
ル7は転送要求を印刷装置へ送信する。
【0077】印刷データ管理モジュール8は、転送要求
を操作パネルI/Fドライバ10を用いて認識し、HD
DI/Fドライバ12を用い、ハードディスク2の削除
待ちキューに挿入された印刷データの属性データを取り
出し、操作パネルI/Fドライバ10を用いてハードデ
ィスク2の削除待ちキューに挿入された印刷データの属
性データを操作パネル7へ転送することを制御する。
【0078】ハードディスク2の削除待ちキューに挿入
された印刷データの属性データは、操作パネル7でユー
ザ名毎にリスト表示される。ユーザは、ハードディスク
2の削除待ちキューに挿入された印刷データの属性デー
タのリストから、再印刷を希望する印刷データを操作パ
ネル7により選択する。
【0079】印刷データ管理モジュール8は、ユーザが
再印刷を希望する印刷データ名を操作パネルI/Fドラ
イバ10を用いて操作パネル7から取り出す。
【0080】印刷データ管理モジュール8は、ユーザが
再印刷を希望する印刷データを、HDDI/Fドライバ
12を用いて、ハードディスク2から取り出し、HDD
I/Fドライバ12を介してハードディスク2に印刷待
ちキューとして挿入する。ユーザが再印刷を希望する印
刷データは、印刷データ管理モジュール8が印刷エンジ
ンI/Fドライバ13を用いて印刷エンジンI/F3に
転送され、印刷エンジンI/F3に転送された印刷デー
タは印刷エンジンに転送され、印刷エンジンで印刷され
る。
【0081】上記実施の形態によれば、ユーザは印刷装
置の操作パネルから再印刷の指示をする事が可能にな
り、クライアントコンピュータのアプリケーションソフ
トから印刷装置に再度印刷の指示を行うことが不要にな
り、また、同一の印刷データを使用して印刷することか
ら、同一の印刷結果を得ることが可能になる。
【0082】本発明の実施の形態におけるユーザがクラ
イアントコンピュータから削除待ちキューに挿入された
印刷データを再度印刷するように指示をした場合に印刷
装置のコントローラ内のソフトウェアが行う動作を図2
を参照しながら説明する。ユーザは、クライアントコン
ピュータから削除待ちキューに挿入されている印刷デー
タの属性データをクライアントコンピュータへ転送する
ように要求した転送要求を送信する。
【0083】ネットワークI/F4で受信した転送要求
を、印刷データ管理モジュール8はネットワークI/F
ドライバ11を用いて認識する。印刷データ管理モジュ
ール8は、HDDI/Fドライバ12を用いてハードデ
ィスク2から削除待ちキューに挿入されている印刷デー
タの属性データを取り出し、ネットワークI/Fドライ
バ10を用いてクライアントコンピュータへ転送する。
【0084】クライアントコンピュータに転送された、
削除待ちキューに挿入されている印刷データの属性デー
タは、クライアントコンピュータでユーザ名毎にリスト
表示される。ユーザは、リストから再印刷を希望する印
刷データを選択し、再印刷を希望する印刷データ名を再
印刷要求としてクライアントコンピュータから送信す
る。
【0085】クライアントコンピュータから送信された
再印刷要求は、ネットワークI/F4で受信され、ネッ
トワークI/Fドライバ10を用いて印刷データ管理モ
ジュール8に認識される。
【0086】印刷データ管理モジュール8は、ハードデ
ィスク2からユーザが再印刷を希望した印刷データを削
除待ちキューから取り出し、HDDI/Fドライバ12
を用いてHDD2に印刷待ちキューとして挿入する。ユ
ーザが再印刷を希望した印刷データは、印刷される順番
を待つ。印刷データ管理モジュール8は、印刷待ちキュ
ーとして挿入された印刷データを、印刷エンジンI/F
ドライバ13を用いて印刷エンジンI/F3へ転送す
る。ユーザが再印刷を希望した印刷データは、印刷エン
ジンI/F3から印刷エンジンへ転送され、印刷エンジ
ンで印刷される。
【0087】上記実施の形態によれば、ユーザは印刷装
置まで行かずにクライアントコンピュータから再印刷を
指示することが可能になる。
【0088】本発明の実施の形態における削除待ちキュ
ーに挿入された印刷データを削除する際に印刷装置のコ
ントローラ内のソフトウェアが行う動作を図2を参照し
ながら説明する。印刷データ管理モジュール8は、HD
DI/Fドライバ12を用い、ハードディスク2の残り
容量を計測する。
【0089】ハードディスク2の残り容量が、新たにク
ライアントコンピュータから送信された印刷データの容
量よりも少なかった場合、印刷データ管理モジュール8
は、HDDI/Fドライバ12を用い、ハードディスク
2の削除待ちキューに挿入された印刷データを挿入され
た順に削除し、新たにクライアントコンピュータから送
信された印刷データがハードディスク2に保存できる容
量を確保する。
【0090】削除された印刷データの管理データは、印
刷データ管理モジュール8がHDDI/Fドライバ12
を用いてハードディスク2から削除される。新たにクラ
イアントコンピュータから送信された印刷データが、ハ
ードディスク2の印刷待ちキューに挿入される。
【0091】上記実施の形態によれば、常に新しい印刷
データを印刷装置に保存することが可能になり、また、
ユーザの指示なく印刷されたことがある古い印刷データ
から削除されることから、再び印刷を行う可能性が低い
印刷データを削除することが可能になる。
【0092】本発明の実施の形態における再印刷要求情
報を受信した際に、再印刷を要求された印刷データを印
刷装置に送信したユーザと再印刷要求情報を送信したユ
ーザの一致を判断する動作を図2を参照しながら説明す
る。印刷データ管理モジュール8は、ネットワークI/
F4で受信された再印刷要求情報を、ネットワークI/
Fドライバ10を用いて認識する。
【0093】印刷データ管理モジュール8は、ネットワ
ークI/F4で受信された再印刷要求情報から、ネット
ワークI/Fドライバ11を用いて、再印刷要求情報を
送信したユーザ名を取り出す。
【0094】印刷データ管理モジュールは8は、ハード
ディスク2に保存されている再印刷要求情報があった印
刷データの属性データから、印刷装置に印刷データを送
信したユーザ名を取り出し、再印刷要求情報を送信した
ユーザ名と、印刷装置に印刷データを送信したユーザ名
を比較する。
【0095】かかるユーザ名の比較の結果、再印刷要求
情報を送信したユーザ名と再印刷を希望された印刷デー
タを送信したユーザ名が一致した場合には、印刷データ
管理モジュール8はHDDI/Fドライバ12を用い
て、ユーザが再印刷を希望した印刷データをハードディ
スク2の削除待ちキューから取り出し、HDDI/Fド
ライバ12を用いて印刷データをハードディスク2の印
刷待ちキューへ挿入する。印刷データ管理モジュール8
は、印刷エンジンI/Fドライバ13を用い、印刷待ち
キューに挿入された印刷データを印刷エンジンI/F3
へ転送し、印刷データを印刷エンジンで印刷する。
【0096】かかるユーザ名の比較の結果、再印刷要求
情報を送信したユーザ名と再印刷を希望された印刷デー
タを送信したユーザ名が一致しなかった場合には、印刷
データ管理モジュール8は、再印刷要求情報があった印
刷データを印刷しない。
【0097】なお、ユーザ名の代わりに再印刷を希望さ
れた印刷データを送信したクライアント装置名と再印刷
要求情報を送信したクライアント装置名を比較するもの
でもよく、または、これらの組み合わせであっても良
い。
【0098】上記実施の形態によれば、印刷データを転
送したユーザと再印刷要求を送信したユーザが異なる場
合には、印刷データを印刷して内容を参照することがで
きず、データのセキュリティを確保することが可能にな
る。
【0099】なお、印刷データは、テキストデータ、画
像データ、またはこれらの組み合わせであっても良い。
【0100】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、クライアントコンピュータから
送信されたデータを保存し、保存されたデータを画像形
成する画像形成装置において、画像形成装置はさらにデ
ータを保存する制御を行うデータ保存制御手段と、デー
タの属性データを記憶する属性データ記憶手段と、画像
形成装置に保存されているデータの属性データをリスト
として提示するリスト提示手段と、リスト提示手段によ
り提示された画像形成装置に保存されているデータの属
性データのリストからユーザが画像形成を希望するデー
タを選択するデータ選択手段とを有し、データ選択手段
により選択されたユーザが画像形成を希望したデータを
画像形成することにより、クライアントコンピュータの
アプリケーションソフトから画像形成装置に再度画像形
成の指示をしなくとも画像形成が可能になり、また、同
一のデータを使用して画像形成することから、同一の画
像形成結果を得ることが可能となる。
【0101】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、リスト提示手段は、画像形成装置に設けられた表示
パネルにおいて行うものであり、データ選択手段はユー
ザが表示パネルにより行うものであることにより、ユー
ザは画像形成装置の表示パネルからデータの再画像形成
の指示を行うことが可能となる。
【0102】請求項3記載の発明は、請求項1または2
において、クライアントコンピュータが送信した、属性
データ記憶手段により記憶された画像形成装置に保存さ
れているデータの属性データをリストとして提示するこ
とを要求したリスト提示要求を受信するリスト提示要求
受信手段をさらに有し、リスト提示手段は、リスト提示
要求受信手段によりクライアントコンピュータから送信
された画像形成装置に保存されているデータの属性デー
タをリストとして提示することを要求したリスト提示要
求を受信した場合に、クライアントコンピュータに画像
形成装置に保存されているデータの属性データのリスト
を送信することにより行うものであり、データ選択手段
は、ユーザがクライアントコンピュータにより画像形成
装置に保存されているデータの属性データのリストの中
からユーザが画像形成を希望するデータを選択したデー
タ選択情報を受信することにより行うものであることに
より、ユーザは画像形成装置にまで行かず、クライアン
トコンピュータから再画像形成の指示を行うことが可能
となる。
【0103】請求項4記載の発明は、請求項3におい
て、データ選択手段におけるデータ選択情報の属性デー
タを検出する属性データ検出手段と、属性データ記憶手
段に記憶されたデータの属性データと、属性データ検出
手段により検出されたデータ選択情報の属性データとを
比較する属性データ比較手段と、属性データ比較手段に
よる比較の結果、データの属性データとデータ選択情報
の属性データが同一であるとされた場合にはユーザが希
望したデータの画像形成を行い、属性データ比較手段に
よる比較の結果、データの属性データとデータ選択情報
の属性データは同一ではないとされた場合にはユーザが
希望したデータの画像形成を行わない画像形成制御手段
をさらに有することにより、データの属性データとデー
タ選択情報の属性データが異なる場合、データを画像形
成して内容を参照することができず、データのセキュリ
ティを確保することが可能となる。
【0104】請求項5記載の発明は、請求項4におい
て、データの属性データとデータ選択情報の属性データ
は、それぞれデータを転送したユーザ名とデータ選択情
報を転送したユーザ名であることにより、多数のユーザ
が共有している画像形成装置である場合に、データを転
送したユーザとデータ選択情報を転送したユーザが異な
る場合には、データを画像形成して内容を参照すること
ができないことから、データのセキュリティを確保する
ことが可能となる。
【0105】請求項6記載の発明は、請求項4におい
て、データの属性データとデータ選択情報の属性データ
は、それぞれデータを転送したクライアントコンピュー
タ名とデータ選択情報を転送したクライアントコンピュ
ータ名であることにより、多数のクライアントコンピュ
ータが画像形成装置とつながっている場合に、データを
転送したクライアントコンピュータとデータ選択情報を
転送したクライアントコンピュータが異なる場合には、
データを画像形成して内容を参照することができないこ
とから、データのセキュリティを確保することが可能と
なる。
【0106】請求項7記載の発明は、請求項4におい
て、データの属性データとデータ選択情報の属性データ
は、それぞれデータを転送したユーザ名及びクライアン
トコンピュータ名と、データ選択情報を転送したユーザ
名及びクライアントコンピュータ名であることにより、
多数のユーザ及びクライアントコンピュータが共有して
いる画像形成装置である場合に、データを転送したユー
ザ及びクライアントコンピュータとデータ選択情報を転
送したユーザ及びクライアントコンピュータが異なる場
合には、データを画像形成して内容を参照することがで
きないことから、データのセキュリティを確保すること
が可能となる。
【0107】請求項8記載の発明は、請求項1から7の
いずれか1項において、クライアントコンピュータから
送信されたデータが、画像形成装置に保存されたデータ
の容量のために保存できない場合に、クライアントコン
ピュータから送信されたデータを保存することができる
容量分、画像形成された画像形成装置に保存されたデー
タの内、最初に画像形成装置に保存されたデータから順
番に削除するデータ削除手段をさらに有することによ
り、常に新しいデータを画像形成装置に保存することが
可能となり、また、ユーザの指示なく、画像形成された
ことのある古いデータから削除していくことで、再び画
像形成を行う可能性の低いデータを削除することが可能
となる。
【0108】請求項9記載の発明は、請求項1から8の
いずれか1項において、データの属性データのリスト
は、画像形成装置に保存された全てのデータについての
属性データのリストであることにより、画像形成装置に
保存された全てのデータを再び画像形成するに際し、ク
ライアントコンピュータのアプリケーションソフトから
再度画像形成の指示をしなくとも画像形成が可能とな
り、また、同一のデータを使用して画像形成をすること
から、同一の画像形成結果を得ることが可能となる。
【0109】請求項10記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項において、データの属性データのリスト
は、画像形成装置に保存されたデータの内、画像形成さ
れたことのあるデータの属性データについてのリストで
あることにより、画像形成されたことがあるデータを再
び画像形成するに際し、クライアントコンピュータのア
プリケーションソフトから再度画像形成の指示をしなく
とも画像形成が可能となり、また、同一のデータを使用
して画像形成をすることから、同一の画像形成結果を得
ることが可能となる。
【0110】請求項11記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項において、データの属性データのリスト
は、画像形成装置に保存されたデータの内、画像形成さ
れていないデータの属性データについてのリストである
ことにより、画像形成されていないデータの画像形成部
数を増やしたいと考えた場合に、クライアントコンピュ
ータのアプリケーションソフトから再度画像形成の指示
をしなくとも画像形成が可能となり、また、同一のデー
タを使用して画像形成をすることから、同一の画像形成
結果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における印刷装置のコント
ローラのハードウェア構成を示した構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における印刷装置のコント
ローラ内のソフトウェア構成を示した構成図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ハードディスク 3 印刷エンジンI/F 4 ネットワークI/F 5 ROM 6 RAM 7 操作パネル 8 印刷データ管理モジュール 9 印刷画像生成モジュール 10 操作パネルI/Fドライバ 11 ネットワークI/Fドライバ 12 HDDI/Fドライバ 13 印刷エンジンI/Fドライバ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントコンピュータから送信され
    たデータを保存し、該保存されたデータを画像形成する
    画像形成装置において、 前記画像形成装置はさらにデータを保存する制御を行う
    データ保存制御手段と、 該データの属性データを記憶する属性データ記憶手段
    と、 前記画像形成装置に保存されている前記データの属性デ
    ータをリストとして提示するリスト提示手段と、 該リスト提示手段により提示された前記画像形成装置に
    保存されている前記データの属性データのリストからユ
    ーザが画像形成を希望するデータを選択するデータ選択
    手段とを有し、 該データ選択手段により選択された該ユーザが画像形成
    を希望したデータを画像形成することを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記リスト提示手段は、前記画像形成装
    置に設けられた表示パネルにおいて行うものであり、前
    記データ選択手段はユーザが該表示パネルにより行うも
    のであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記クライアントコンピュータが送信し
    た、前記属性データ記憶手段により記憶された前記画像
    形成装置に保存されている前記データの属性データをリ
    ストとして提示することを要求したリスト提示要求を受
    信するリスト提示要求受信手段をさらに有し、 前記リスト提示手段は、該リスト提示要求受信手段によ
    りクライアントコンピュータから送信された前記画像形
    成装置に保存されている前記データの属性データをリス
    トとして提示することを要求したリスト提示要求を受信
    した場合に、前記クライアントコンピュータへ前記画像
    形成装置に保存されているデータの属性データのリスト
    を送信することにより行うものであり、 前記データ選択手段は、ユーザが該クライアントコンピ
    ュータにより、前記画像形成装置に保存されているデー
    タの属性データのリストの中からユーザが画像形成を希
    望するデータを選択したデータ選択情報を受信すること
    により行うものであることを特徴とする請求項1または
    2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記データ選択手段におけるデータ選択
    情報の属性データを検出する属性データ検出手段と、 前記属性データ記憶手段に記憶された前記データの属性
    データと、前記属性データ検出手段により検出された前
    記データ選択情報の属性データとを比較する属性データ
    比較手段と、 該属性データ比較手段による比較の結果、前記データの
    属性データと前記データ選択情報の属性データが同一で
    あるとされた場合には前記ユーザが希望したデータの画
    像形成を行い、前記属性データ比較手段による比較の結
    果、前記データの属性データと前記データ選択情報の属
    性データは同一ではないとされた場合には前記ユーザが
    希望したデータの画像形成を行わない画像形成制御手段
    をさらに有することを特徴とする請求項3記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記データの属性データと前記データ選
    択情報の属性データは、それぞれ前記データを転送した
    ユーザ名と前記データ選択情報を転送したユーザ名であ
    ることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記データの属性データと前記データ選
    択情報の属性データは、それぞれ前記データを転送した
    クライアントコンピュータ名と前記データ選択情報を転
    送したクライアントコンピュータ名であることを特徴と
    する請求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記データの属性データと前記データ選
    択情報の属性データは、それぞれ前記データを転送した
    ユーザ名及びクライアントコンピュータ名と、前記デー
    タ選択情報を転送したユーザ名及びクライアントコンピ
    ュータ名であることを特徴とする請求項4記載の画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】 前記クライアントコンピュータから送信
    されたデータが、前記画像形成装置に保存されたデータ
    の容量のために保存できない場合に、前記クライアント
    コンピュータから送信されたデータを保存することがで
    きる容量分、画像形成された前記画像形成装置に保存さ
    れたデータの内、最初に該画像形成装置に保存されたデ
    ータから順番に削除するデータ削除手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記データの属性データのリストは、前
    記画像形成装置に保存された全てのデータについての属
    性データのリストであることを特徴とする請求項1から
    8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記データの属性データのリストは、
    前記画像形成装置に保存されたデータの内、画像形成さ
    れたことのあるデータについての属性データのリストで
    あることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に
    記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記データの属性データのリストは、
    前記画像形成装置に保存されたデータの内、画像形成さ
    れていないデータの属性データについてのリストである
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025864A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Oki Data Corp 画像処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025864A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Oki Data Corp 画像処理装置

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