JP2001057945A - 浴室用電源装置 - Google Patents

浴室用電源装置

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JP2001057945A
JP2001057945A JP11235046A JP23504699A JP2001057945A JP 2001057945 A JP2001057945 A JP 2001057945A JP 11235046 A JP11235046 A JP 11235046A JP 23504699 A JP23504699 A JP 23504699A JP 2001057945 A JP2001057945 A JP 2001057945A
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JP
Japan
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bathroom
electric
power supply
box
power
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Withdrawn
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JP11235046A
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English (en)
Inventor
Shinichi Takeuchi
愼一 竹内
Toyohei Harada
豊平 原田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室用電源装置において、既設の浴室に新た
に電気機器を設置するのを容易にする。 【解決手段】 電源入力部11と、商用電源を所定の電
源に変換する電力変換装置12と、第1の電気機器13
への電源出力部14と、前記第1の電気機器13の取り
つけ部17と、前記電力変換装置12から浴室近傍に設
けた第2の電気機器15に出力する電源出力部16をボ
ックス18に備え、前記ボックス18に第1の電気機器
13への第1の電線収納部22を設けた構成とする。こ
れにより、容易に既設の浴室に新たに電気機器を設置で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室で使用する機器
の電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室で使用する機器の電源装置は
浴室の天井裏に設置される。このような従来例を図5に
示す。浴室1の天井裏に電源装置2、電源装置3を設置
している。電源装置2は洗い場床暖房4用の電源であ
り、一次電源100Vを電源装置2内で降圧し、出力を
洗い場床暖房4にリード線5で接続する。電源装置3は
噴流浴槽装置6用の電源であり、一次電源100Vを電
源装置3内で降圧し、出力を噴流浴槽装置5にリード線
7で接続する。8は照明であり、9は換気扇である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の浴室で使用する電気機器の電源装置は天井裏に設置す
るため既設の浴室に新たに電気機器を設置する場合に、
電源装置を天井裏に設置するスペースがなく電気機器を
設置できない場合があった。また浴室の壁と梁、間柱等
との間に隙間がないため天井裏に設置した電源装置から
リード線を通せず電気機器に電気を供給できない場合が
あった。さらに、浴室という水を使用する場所で電気機
器を使用するためには、漏電や感電などの安全性を確保
することが必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、電源入力部と、商用電源を所定の電源に変
換する電力変換装置を備えたボックスと、第1の電気機
器への電源出力部と、前記第1の電気機器の取りつけ部
と、前記電力変換装置から浴室近傍に設けた第2の電気
機器に出力する電源出力部と、第1の電気機器への第1
の電線収納部とを設けた構成としたものである。
【0005】上記発明によれば、既設の浴室に新たに電
気機器を設置する場合に電源装置を天井裏に設置するス
ペースが必要なく、また電源装置からのリード線を浴室
の壁と梁、間柱等との間の隙間を通す必要がなく容易に
工事ができる。
【0006】さらに第1の電気機器への第1の電線収納
部を設けたため第1の電気機器への結線後の電線を吸収
でき電線の処理を容易に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる発明
は、電源入力部と、商用電源を所定の電源に変換する電
力変換装置を備えたボックスと、第1の電気機器への電
源出力部と、第1の電気機器の取りつけ部と、電力変換
装置から浴室近傍に設けた第2の電気機器に出力する電
源出力部と、第1の電気機器への第1の電線収納部とを
設けた構成としたものである。
【0008】そして、既設の浴室に新たに電気機器を設
置する場合に電源装置を天井裏に設置するスペースが必
要なく、また電源装置からのリード線を浴室の壁と梁、
間柱等との間の隙間を通す必要がなく容易に工事ができ
るとともに、第1の電気機器への結線後の電線を吸収で
き電線の処理を容易に行うことができる。
【0009】本発明の請求項2にかかる発明は、ボック
スの中央付近にボックスを浴室の壁または天井に取りつ
けるボックス取りつけ部を備え、ボックス取りつけ部の
外側に防水部を設け浴室内雰囲気からボックスを防水す
る構成としたものである。
【0010】そして、ボックス取りつけ部に使用するビ
ス等の部品が浴室内雰囲気の高湿状態にさらされること
がないため電食の心配がない。
【0011】本発明の請求項3にかかる発明は、第2の
電気機器に接続する電線をボックスの周囲に設けた第2
の電線収納部に巻いて収納する構成としたものである。
【0012】そして、第2の電気機器の浴室への設置位
置に関係なく電線処理が容易で電線ダクトも薄くでき見
栄えがよい。
【0013】本発明の請求項4にかかる発明は、第2の
電気機器に接続する電線を浴室用電源装置近傍に設けた
第3の電線収納部に収納する構成としたものである。
【0014】そして、浴室用電源装置を薄型にすること
ができるとともに第3の電線収納部を浴室の天井付近に
設けると目立たない。
【0015】本発明の請求項5にかかる発明は、ボック
ス取りつけ部と第1の電気機器の取りつけ部の位置を若
干ずらした構成としたものである。
【0016】そして、ボックス本体を壁または天井に容
易に取りつけることができるとともに第1の電気機器を
ボックス本体に容易に取りつけることができる。
【0017】本発明の請求項6にかかる発明は、ボック
スを覆うカバーを備え、カバーに複数の第2の電気機器
に接続する電線の取り出し部を設けた構成としたもので
ある。
【0018】そして、第2の電気機器への電線をカバー
の最適位置から取り出すことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0020】図1は本発明の浴室用電源装置の断面図で
ある。商用電源100Vからの100V電源線10を電
源入力部11に入力する。電源入力部11は商用電源を
所定の電源に変換する電力変換装置12に入力する。電
力変換装置12から第1の電気機器13への電源出力部
14と浴室近傍に設けた第2の電気機器15に出力する
電源出力部16に出力する。17は第1の電気機器13
の取りつけ部である。図では第1の電気機器13に照明
を用いているが他の機器でもよい。第2の電気機器15
はシャワー装置、噴流浴槽装置、テレビ受像機、ラジ
オ、曇り止め鏡、除湿機、扇風機、マッサージ機等であ
る。
【0021】上記部品を内蔵するボックス18はボック
ス本体19とボックスフタ20で構成し、ボックス18
に第1の電気機器13への電線21を収納する第1の電
線収納部22を設けている。第1の電気機器13が照明
の場合に照明への電線21はφ1.6〜2mmの単線が使
用されるため電線が硬く、電線収納部を設けないとボッ
クス18内の電気部品を電線が押して故障の原因になる
恐れがある。
【0022】ボックス18の中央付近にボックス18を
浴室の壁23または天井24に取りつけるボックス取り
つけ部25を備え、ボックス取りつけ部25の外側に防
水部26を設け浴室内雰囲気27からボックス18を防
水する。このような構成によりボックス取りつけ部25
に使用するビス等の部品が浴室内雰囲気の高湿状態にさ
らされることがないため電食の心配がない。
【0023】第2の電気機器15に接続する電線28を
ボックス18の周囲に設けた第2の電線収納部29に巻
いて収納する。電源出力部16から防水コネクタ30を
介し電線28をボックス18の周囲に設けた第2の電線
収納部29に入れて巻いて収納することにより第2の電
気機器15の浴室への設置位置に関係なく電線処理が容
易で電線ダクト31も薄くでき見栄えがよい。
【0024】ボックス18をカバー32で覆い、その上
に第1の電気機器13を取りつける。ボックス18とカ
バー32間とカバー32と第1の電気機器13間は防水
パッキン33により防水する。
【0025】100V電源線10は既設の第1の電気機
器13への電源線を使用する場合があり、その場合既設
の100V電源線10を浴室用電源装置34に接続し浴
室用電源装置34からの電線21を既設の第1の電気機
器13に接続する。
【0026】図2は本発明の浴室用電源装置のボックス
正面図である。
【0027】ボックス本体19に設けたボックス取りつ
け部25とボックスフタ20に設けた第1の電気機器1
3の取りつけ部17の位置を若干横にずらしている。そ
のためボックス本体19を壁または天井に、そして第1
の電気機器13をボックス本体19に容易に取りつける
ことができる。これは既設の第1の電気機器13の取り
つけ部(壁、天井の取りつけ穴)をそのままボックス取
りつけ用として使用する場合にボックス取りつけ位置と
第1の電気機器13の取りつけ位置が一致するのを防止
するためである。
【0028】ボックスフタ20に第1の電線収納部22
を設けている。
【0029】35はボックス本体に設けた放熱フィンで
あり、36はボックス本体19とボックスフタ20を固
定する固定部である。
【0030】図3は本発明の浴室への浴室用電源装置の
設置図である。
【0031】第2の電気機器15に接続する電線28を
浴室用電源装置34の近傍に設けた第3の電線収納部3
5に収納する。第3の電線収納部35は浴室の天井付近
に設けると目立たない。 ボックス18に第2の電線収
納部29を設けずに第3の電線収納部35を設けると浴
室用電源装置34を薄型にすることができる。36は浴
槽である。
【0032】図4はカバーの斜視図である。
【0033】カバー32に複数の第2の電気機器15に
接続する電線28の取り出し部37を設けている。その
ため第2の電気機器15への電線をカバー32の最適位
置から取り出すことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る発明は、電源入力部と、商用電源を所定の電源に変
換する電力変換装置を備えたボックスと、第1の電気機
器への電源出力部と、第1の電気機器の取りつけ部と、
電力変換装置から浴室近傍に設けた第2の電気機器に出
力する電源出力部と、第1の電気機器への第1の電線収
納部とを設けた構成としたものであるため、既設の浴室
に新たに電気機器を設置する場合に電源装置を天井裏に
設置するスペースが必要なく、また電源装置からのリー
ド線を浴室の壁と梁、間柱等との間の隙間を通す必要が
なく容易に工事ができるとともに、第1の電気機器への
結線後の電線を吸収でき電線の処理を容易に行うことが
できる。
【0035】本発明の請求項2にかかる発明は、ボック
スの中央付近にボックスを浴室の壁または天井に取りつ
けるボックス取りつけ部を備え、ボックス取りつけ部の
外側に防水部を設けて浴室内雰囲気からボックスを防水
する構成としたものであるため、ボックス取りつけ部に
使用するビス等の部品が浴室内雰囲気の高湿状態にさら
されることがないため電食の心配がない。
【0036】本発明の請求項3にかかる発明は、第2の
電気機器に接続する電線をボックスの周囲に設けた第2
の電線収納部に収納する構成としたものであるため、第
2の電気機器の浴室への設置位置に関係なく電線処理が
容易で電線ダクトも薄くでき見栄えがよい。
【0037】本発明の請求項4にかかる発明は、第2の
電気機器に接続する電線を浴室用電源装置近傍に設けた
第3の電線収納部に収納する構成としたものであるた
め、浴室用電源装置を薄型にすることができるとともに
第3の電線収納部を浴室の天井付近に設けると目立たな
い。
【0038】本発明の請求項5にかかる発明は、ボック
ス取りつけ部と第1の電気機器の取りつけ部の位置をず
らした構成としたものであるため、ボックス本体を壁ま
たは天井に容易に取りつけることができるとともに第1
の電気機器をボックス本体に容易に取りつけることがで
きる。
【0039】本発明の請求項6にかかる発明は、ボック
スを覆うカバーを備え、カバーに複数の第2の電気機器
に接続する電線の取り出し部を設けた構成としたもので
あるため、第2の電気機器への電線をカバーの最適位置
から取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す浴室用電源装置の断面図
【図2】同実施例を示す浴室用電源装置のボックス正面
【図3】同実施例を示す浴室への浴室用電源装置の設置
【図4】同実施例を示すカバーの斜視図
【図5】従来例を示す浴室内または周囲に設けられた電
気機器の斜視図
【符号の説明】
11 電源入力部 12 電力変換装置 13 第1の電気機器 14 第1の電源出力部 17 第1の電気機器取りつけ部 15 第2の電気機器 16 第2の電源出力部 18 ボックス 22 第1の電線収納部 34 浴室用電源装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源入力部と、商用電源を所定の電源に変
    換する電力変換装置を備えたボックスと、第1の電気機
    器への電源出力部と、前記第1の電気機器の取りつけ部
    と、前記電力変換装置から浴室近傍に設けた第2の電気
    機器に出力する電源出力部と、第1の電気機器への第1
    の電線収納部とを備えた浴室用電源装置。
  2. 【請求項2】前記ボックスの中央付近に前記ボックスを
    浴室の壁または天井に取りつけるボックス取りつけ部を
    備え、前記ボックス取りつけ部の外側に防水部を設けて
    浴室内雰囲気から前記ボックスを防水する請求項1記載
    の浴室用電源装置。
  3. 【請求項3】第2の電気機器に接続する電線をボックス
    の周囲に設けた第2の電線収納部に収納する請求項1ま
    たは2記載の浴室用電源装置。
  4. 【請求項4】第2の電気機器に接続する電線を浴室用電
    源装置近傍に設けた第3の電線収納部に収納する請求項
    1、2または3記載の浴室用電源装置。
  5. 【請求項5】ボックス取りつけ部と前記第1の電気機器
    の取りつけ部の位置をずらした請求項1ないし4のいず
    れか1項記載の浴室用電源装置。
  6. 【請求項6】ボックスを覆うカバーを備え、前記カバー
    に複数の第2の電気機器に接続する電線の取り出し部を
    設けた1ないし5のいずれか1項記載の浴室用電源装
    置。
JP11235046A 1999-08-23 1999-08-23 浴室用電源装置 Withdrawn JP2001057945A (ja)

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