JP2001057253A - 電子機器の端子構造 - Google Patents

電子機器の端子構造

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JP2001057253A
JP2001057253A JP11232256A JP23225699A JP2001057253A JP 2001057253 A JP2001057253 A JP 2001057253A JP 11232256 A JP11232256 A JP 11232256A JP 23225699 A JP23225699 A JP 23225699A JP 2001057253 A JP2001057253 A JP 2001057253A
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JP
Japan
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terminal
terminal block
vinyl
terminal board
crimp
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JP11232256A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kakizaki
等 柿崎
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】他機器との干渉を防止し端子台の破損を防止す
ると共にビニールコードの破損を防止し、更に端子台に
対する作業性を向上する。 【解決手段】筐体1の外面に傾斜した底面14を有する
傾斜凹部12が設けられ、前記傾斜した底面に端子台3
が取付けられた電子機器の端子構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の外部入
出力端子用の端子構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の外部入出力端子について、従
来の端子構造の第一例を図3に於いて説明する。
【0003】電子機器の筐体1は上下、左右及び前後の
パネルから構成され、後部パネル2の外壁面に端子台3
が直接に取付けられている。該端子台3は両端部に於い
て小ネジ4により固定され、前記端子台3は3つのター
ミナル5を有する。電源入力用として3本の圧着端子付
ビニールコード6が用いられ、該圧着端子付ビニールコ
ード6はビニールコード10の先端に圧着端子11が圧
着されたものである。該圧着端子11は小ネジ7により
前記ターミナル5に固着されている。
【0004】本第一の従来例の場合、筐体1の後部パネ
ル2外壁面に端子台3が直接取付けられるので、前記筐
体1の構造が複雑にならず、又前記端子台3への圧着端
子付ビニールコード6の取付けも容易に行える利点があ
る。
【0005】又、従来の端子構造の第二例を図4に於い
て説明する。
【0006】尚、図4中、図3中と同等のものには同符
号を付してある。
【0007】電子機器の筐体1の後部パネル2に凹部8
が凹設されている。該凹部8は前記後部パネル2が矩形
状に陥没されて形成され、底面9に端子台3が取付けら
れ、該端子台3のターミナル5に圧着端子付ビニールコ
ード6の圧着端子11が小ネジ7により固着されてい
る。
【0008】本第二の従来例の場合は、矩形凹部8内に
端子台3が取付けられているので、電子機器の運搬・設
置作業の際に障害物等に衝突して前記端子台3が破損し
たり、前記電子機器の設置時に他設備と干渉することが
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】然し、前記第一の従来
例の場合、前記端子台3が前記筐体1の後部パネル2外
壁面から突出しているので、前記電子機器の運搬・設置
作業の際に前記端子台3が障害物等に衝突し破損する虞
れがあり、前記電子機器の設置時に他設備と干渉する場
合が生じることもある。
【0010】又、前記第二の従来例の場合、前記筐体1
の後部パネル2外壁面に前記矩形凹部8が設けられるの
で、前記筐体1の構造が複雑となると共に、前記電子機
器の筐体1の内部容積が前記矩形凹部8の突出する分減
殺され、電子機器の小型化を図る際に支障となる可能性
がある。
【0011】前記端子台3は前記底面9に取付けられる
為、前記端子台3の圧着端子取付面と前記後部パネル2
外壁面との段差により、圧着端子近傍のビニールコード
10に大きな曲げ力が作用することになり、前記圧着端
子付ビニールコード6取付け時の作業性が悪く、圧着端
子の圧着部が弛み或はビニールコード10の絶縁体が破
損する原因となる虞れがある。
【0012】更に又、上述した2つの従来例では、作業
を壁面に対して垂直な方向から行わなければならず、保
守作業等で機器が連設されている場合は、隣接している
機器の除去が必要となる等、作業性が悪かった。
【0013】本発明は斯かる実情に鑑み、端子台が筐体
外壁面から突出するのを避け、更にビニールコードに加
わる曲げ力を小さくすることにより他機器との干渉を避
け、前記端子台の破損を防止すると共にビニールコード
の破損を防止して安全性を向上し、隣接する前記電子機
器の有無に拘らずコードの着脱ができる様にし、作業性
を向上すると共に前記電子機器の配置の自由度を大きく
し、システムの構築を容易にするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体の外面に
傾斜した底面を有する傾斜凹部が設けられ、前記傾斜し
た底面に端子台が取付けられた電子機器の端子構造に係
り、又傾斜した底面が互いに隣接される外面の境界部に
形成された電子機器の端子構造に係るものである。
【0015】該端子台が前記傾斜凹部内に収容される
為、他機器との干渉が防止され、又コードの着脱が隣接
する機器の有無に拘らず行えるので前記電子機器の配置
の自由度が大きくなり、システムの構築が容易になる。
【0016】傾斜した端子台に外部入出力用コードが接
続されるので、前記外部入出力用コードに大きな曲げ力
が生じることがなく、該外部入出力用コードの接続作業
が容易になり、又コードの破損が防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0018】図1に於いて本発明の第一の実施の形態を
説明する。
【0019】尚、図1中、図3及び図4中と同等のもの
には同符号を付してある。
【0020】電子機器の筐体1は上下、左右及び前後の
パネルから構成され、後部パネル2の外壁面に傾斜凹部
12が凹設されている。該傾斜凹部12は開口形状が矩
形であり、且つ前記傾斜凹部12は上部側が深く陥没
し、前記傾斜凹部12底面は上方に向って内部に突出す
る様に傾斜し、前記傾斜凹部12の側断面は三角形とな
っている。
【0021】前記傾斜した底面が端子台設置面14とな
っており、該端子台設置面14に端子台3が取付けられ
る。該端子台3は両端部に於いて小ネジ4により取付け
られ、前記端子台3は前記傾斜凹部12の上端側最深部
に位置し、前記端子台3は前記傾斜凹部12内に完全に
収納されており、前記小ネジ4取付方向上方の空間は開
放されている。
【0022】前記端子台3は3つのターミナル5を有
し、該ターミナル5に外部入出力用コードとして圧着端
子付ビニールコード6が小ネジ7により3本夫々接続さ
れている。該小ネジ7取付方向上方の空間は開放されて
いる。
【0023】前記圧着端子付ビニールコード6のビニー
ルコード10は前記端子台設置面14に沿って縦方向に
平行配列されている。該端子台設置面14は前記後部パ
ネル2壁面と90度よりも大きい緩やかな傾斜角度θで
接合されている。
【0024】以下、作用について説明する。
【0025】前記傾斜凹部12が前記筐体1の内部に突
出する容積は三角柱形状となるので前述の第二の従来例
の約半分になり、特に前記傾斜凹部12の上部は前記筐
体1内方に突出しているが、前記傾斜凹部12の下部は
前記筐体1内へ僅かに突出しているのみである。従っ
て、前記筐体1内に回路基板等を設置する場合、前記傾
斜凹部12は前記回路基板を設置する際に妨げにならず
且つ該回路基板の設置操作にも支障がない。
【0026】前記傾斜凹部12の上端最深部にターミナ
ルの端子台3が置かれ、該端子台3は端子台設置面14
に小ネジ4により容易に固定される。該小ネジ4、小ネ
ジ7の作業方向は上方斜めから行われ、隣接する機器の
干渉を受けることがなく、前記端子台3の固定作業、圧
着端子付ビニールコード6の着脱作業は容易である。
【0027】該端子台3に圧着端子付ビニールコード6
が真直ぐなまま差込まれ、前記圧着端子11が小ネジ7
により固定されるので、前記圧着端子付ビニールコード
6の取付けの際にビニールコード10を大きく曲げる必
要がなく、前記小ネジ7取付方向上方の空間は開放され
ている為、圧着端子付ビニールコード6の配線作業も容
易に行われる。
【0028】前記端子台設置面14は前記後部パネル2
の壁面に対し傾斜しているので、前記圧着端子付ビニー
ルコード6のビニールコード10が前記端子台設置面1
4及び前記後部パネル2外壁面に沿って配線される為、
前記ビニールコード10に加わる曲力は小さくなり、圧
着端子11に作用する力は小さいと共に前記ビニールコ
ード10の絶縁体が破損することもない。
【0029】前記端子台3は前記傾斜凹部12内に完全
に収納され、前記端子台3は前記筐体1の後部パネル2
から突出しないので、前記電子機器の運搬・設置作業に
於いて前記端子台3が破損されることがなく、又前記電
子機器の設置時に前記端子台3が他の設備と干渉するこ
ともない。従って、前記電子機器の配置の自由度が大き
くなり、システムの構築が容易になる。
【0030】図2に於いて本発明の第二の実施の形態を
説明する。
【0031】尚、図2中、図1中と同等のものには同符
号を付してある。
【0032】電子機器の筐体1は上部パネル17と後部
パネル2とが成す角部(境界部)に傾斜凹部18が凹設
されている。該傾斜凹部18は側壁部19を残して前記
角部の一部を切欠いて形成され、前記傾斜凹部18の凹
部空間は三角柱状であり、前記傾斜凹部18の傾斜した
底面が端子台設置面14となっている。該端子台設置面
14の外形形状は矩形であり、該端子台設置面14は前
記上部パネル17及び後部パネル2と夫々90度よりも
大きな緩やかな傾斜角度で接合されており、前記端子台
設置面14の垂直上方は開放されている。
【0033】該端子台設置面14に端子台3が取付けら
れている。該端子台3は前記端子台設置面14の中央部
に位置しており、前記端子台3に圧着端子付ビニールコ
ード6が3本夫々接続されている。該各圧着端子付ビニ
ールコード6の各ビニールコード10は前記端子台設置
面14に沿って平行に配列され、更に前記各ビニールコ
ード10は前記端子台設置面14と前記後部パネル2外
壁面との接合部に於いて緩やかに曲げられ、前記後部パ
ネル2外壁面に沿って上下方向に夫々配線されている。
【0034】以下、作用について説明する。
【0035】傾斜凹部18が筐体1の内部に突出する容
積は前述の第二の従来例の約1/2になり、特に前記傾
斜凹部18は上部のみが前記筐体1内方に突出している
ので、前記筐体1内に回路基板等を設置する場合、前記
傾斜凹部18は前記回路基板の妨げにならず且つ該回路
基板の設置操作にも支障がない。
【0036】前記傾斜凹部18の中央部に端子台3が小
ネジ4により固定される。前記端子台設置面14に対し
垂直上方の空間は開放されているので、前記端子台3の
固定操作は容易である。
【0037】該端子台3に圧着端子付ビニールコード6
を接続する操作は前記第一の実施の形態と同様に容易に
行われ、前記圧着端子付ビニールコード6の配線の際
も、前記ビニールコード10に加わる曲げ力は小さくな
り、圧着端子11に過度な力が作用することなく前記ビ
ニールコード10の絶縁体が破損することもない。
【0038】前記端子台3は前記傾斜凹部18内に完全
に収納されている為、前記第一の実施の形態と同様に、
前記電子機器の運搬・設置作業に於いて前記端子台3が
破損されることがなく、端子に対してコードを着脱する
場合も隣接する他の機器が障害となることがなく、又前
記電子機器の設置時に前記端子台3が他の設備と干渉す
ることもない。
【0039】尚、本発明の電子機器の端子構造は、上述
の実施の形態に限定されるものではなく、傾斜凹部の設
置部位は後部パネルばかりでなく前部パネル、左側部パ
ネル、右側部パネル又は上部パネルのいずれでもよく、
前記傾斜凹部の設置方向は上、下、左又は右のいずれの
方向でもよい。又、後部パネルと上部パネルとの接合部
ばかりでなく、前部パネル、後部パネル、左側部パネ
ル、右側部パネル、上部パネル、下部パネルの内のいず
れか2つのパネルの接合部に設置してもよい。更に、該
接合部の傾斜凹部への圧着端子付ビニールコードの接続
方向は前記接合部のいずれのパネルの方向でもよいこと
は勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、筐体の
外壁面に傾斜凹部が設けられ、或は筐体の互いに隣接さ
れる外壁面の境界部に傾斜凹部が設けられ、前記傾斜し
た底面に端子台が取付けられるので、前記端子台への作
業が壁面に対して傾斜した方向となり作業性がよい。
【0041】前記端子台が前記傾斜凹部内に収容される
為、電子機器の運搬・設置作業の際に破損され難くな
り、前記電子機器の設置時に端子台が他の設備と干渉し
なくなり、電子機器の配置の自由度が大きくなり、シス
テムの構築が容易になる。又隣接する機器があっても端
子台への作業が可能となり作業性が向上し、コードを大
きく曲げる必要がないのでコードの接続作業が容易にな
ると共に圧着端子への過度の荷重が掛かることがない。
更に傾斜凹部は3角柱形状であり、端子台を収納する為
の必要最小限の空間であり、筐体内部の空間を圧迫する
ことがない等種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す部分破断斜視
図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態を示す部分破断斜視
図である。
【図3】従来例を示す斜視図である。
【図4】他の従来例を示す部分破断斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 後部パネル 3 端子台 6 圧着端子付ビニールコード 12 傾斜凹部 14 端子台設置面 17 上部パネル 18 傾斜凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の外面に傾斜した底面を有する傾斜
    凹部が設けられ、前記傾斜した底面に端子台が取付けら
    れたことを特徴とする電子機器の端子構造。
  2. 【請求項2】 傾斜した底面が互いに隣接される外面の
    境界部に形成された請求項1の電子機器の端子構造。
JP11232256A 1999-08-19 1999-08-19 電子機器の端子構造 Pending JP2001057253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008068652A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Toyota Motor Corp 蓄電装置およびこれを備えた自動車
JP2020048219A (ja) * 2019-12-12 2020-03-26 キヤノン株式会社 装置、撮像装置及びビデオカメラ

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