JP2001056102A - 蒸気調理装置 - Google Patents

蒸気調理装置

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JP2001056102A
JP2001056102A JP11229604A JP22960499A JP2001056102A JP 2001056102 A JP2001056102 A JP 2001056102A JP 11229604 A JP11229604 A JP 11229604A JP 22960499 A JP22960499 A JP 22960499A JP 2001056102 A JP2001056102 A JP 2001056102A
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JP
Japan
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steam
combustion exhaust
exhaust passage
storage tank
combustion
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JP11229604A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Yagi
俊多 八木
Takashi Murakami
高 村上
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気発生器を小型化でき、製造コストを削減
できる蒸気調理装置を提供する。 【解決手段】 食品に蒸気と熱風を当てて加熱調理する
蒸気調理装置に搭載される蒸気発生器9は、水20を貯
留するための中空室を有する貯留タンク15と、貯留タ
ンク15の下方に配置されたブンゼンバーナー17を有
する。ブンゼンバーナー17で燃焼されて発生した燃焼
ガスが、貯留タンク15の内側に形成された燃焼排気通
路内を上昇し、タンク15内の水20が加熱される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品に蒸気と熱風
を当てて加熱調理するスチームコンベクションオーブン
等の蒸気調理装置に関する。特には、装置の小型化や製
造コストの削減を図ることができる蒸気調理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スチームコンベクションオーブンを例に
とって説明する。スチームコンベクションオーブンは、
加熱庫内に置いた食品に蒸気や熱風を当てて加熱調理す
る装置である。短時間に大量の料理を調理する必要のあ
るホテルや宴会場等で用いられる。スチームコンベクシ
ョンオーブンには、蒸気発生器が備えられている。図4
は、従来の蒸気調理装置が備える蒸気発生器の概略構成
を説明するための模式的縦断面図である。
【0003】この蒸気発生器100は、ブラスト式バー
ナー101を有するとともに、同バーナー101から燃
焼ガスが噴出される燃焼室102と、燃焼ガスを案内し
外部へ排気する燃焼排気通路103が形成されている。
燃焼排気通路103の上方には、燃焼ガスを外部に排出
するための排気口107が設けられている。燃焼室10
2と燃焼排気通路103は、下部の連通路104で横方
向に連通している。しかし、下部以外の部分は、垂下す
るように設けられた仕切り板105により区分されてい
る。バーナー101から出された燃焼排気は、燃焼室1
02から連通路104、燃焼排気通路103と通過した
のち、排気口107から外部に排出される。
【0004】燃焼室102と燃焼排気通路103の周囲
は、水を貯留する中空室である貯留タンク106が取り
囲んでいる。燃焼排気通路103と貯留タンク106の
間は、ステンレス鋼等からなる熱交換板109で仕切ら
れている。この熱交換板109を介して、貯留タンク内
の水は燃焼排気通路内の燃焼排気から加熱され蒸発す
る。なお、図示は省略されているが、伝熱面積を広くと
るため、熱交換板109は凹凸に湾曲している。貯留タ
ンク106の上部には、貯留タンク内で発生した蒸気を
外部に排出する蒸気口110が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の蒸気発生器
は、火炎の長いブラスト式バーナーを使用することか
ら、燃焼室のスペースを確保するために全体の寸法が大
きくなる。また、ブラスト式バーナーはコストがかか
る。そのため、装置の小型化や製造コストの削減が困難
である。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
であり、蒸気発生器を小型化でき製造コストを削減でき
る蒸気調理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の蒸気調理装置は、 食品を加熱する加熱庫
と、 この加熱庫に供給する蒸気を発生させる蒸気発生
器と、を備える蒸気調理装置であって; 該蒸気発生器
が、 ブンゼンバーナーと、 該ブンゼンバーナーの上
部に配置された、水の溜まる中空室及び該中空室と壁に
よって隔てられた燃焼排気通路を有する熱交換器と、
を有することを特徴とする。
【0008】ブンゼンバーナーは、ブラスト式バーナー
に比べて火炎の長さが短いことから、燃焼室のスペース
が狭くてすむ。また、ブンゼンバーナーは、ブラスト式
バーナーに比べて低コストである。したがって、装置の
小型化や製造コストの削減を図ることができる。なお、
ブンゼンバーナーとは、燃焼に必要な空気のうち約50
〜70%を1次空気として吸引する燃焼方式のバーナー
のことをいう。一方、ブラストバーナーとは、全燃焼空
気を含めガスと混合して強制的に吹き出す方式のバーナ
ーのことをいう。
【0009】本発明の蒸気調理装置は、上記燃焼排気通
路に突出する、内部が上記中空室に連通した中空の熱交
換板を有することが好ましい。これにより、燃焼排気通
路内の燃焼排気から中空室内の水への熱伝達効率が上
り、中空室内の水の蒸気発生効率が高まる。
【0010】また、本発明に係る蒸気調理装置は、上記
燃焼排気通路に千鳥状に配置された、該燃焼排気通路内
の燃焼排気流を屈曲させる仕切板を有することも好まし
い。これにより、燃焼排気通路内の燃焼排気の滞留時間
が長くなるとともに熱伝達が促進され、熱効率が高ま
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下の添付図面に基づき本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明の第1実施例に
係る蒸気発生器の構成を示す図であり、(A)は全体の
模式的縦断面図であり、(B)はバーナーの詳細を示す
模式的断面図である。図2は、図1の蒸気発生器の模式
的斜視図である。図3は、本実施例の蒸気調理装置の概
略構成を説明するための図であり、(A)は模式的縦断
面図、(B)はファンの周囲を示す部分側面図である。
【0012】まず、図3を参照しつつ本発明の1実施例
に係る蒸気調理装置(スチームコンベクションオーブ
ン)の全体構造を説明する。このスチームコンベクショ
ンオーブン1は、直方体状の加熱庫2を中心に構成され
ている。加熱庫2内には、食品6を置くトレイ(ホテル
パン)7を備える調理部5が設けられている。調理部5
には、金網フィルタ3を隔てた加熱装置4から熱風や蒸
気が供給される。
【0013】加熱装置4は、加熱器8、ファン11、蒸
気発生器9等により構成される。加熱器8は、バーナー
10と、このバーナー10で燃焼した燃焼ガスを通す加
熱管12よりなる。加熱管12は、加熱器8からファン
11の周りを約1周半取り囲み、排気口14に達してい
る。ファン11がモータ13により回転すると、ファン
11から吹き出される空気は加熱管12に接して加熱さ
れて調理部5に供給される。
【0014】蒸気発生器9は、水が貯留される貯留タン
ク15とブンゼンバーナー17等から構成されている
(詳細後述)。ブンゼンバーナー17で発生した燃焼ガ
スにより貯留タンク15内の水が熱せられ、蒸気を発生
する。発生した蒸気は、ファン11の横に開口した蒸気
口19から調理部5に供給される。燃焼ガスは、加熱器
8の排気口14を通って庫外に排出される。このような
構成により、加熱装置4で発生した高温の空気と蒸気発
生器9で発生した蒸気は調理部5に吹き出され、トレイ
7上の食品6を加熱調理する。
【0015】次に、図1、2を参照しつつ蒸気発生器の
詳細について説明する。蒸気発生器9は、水を貯留する
ための中空室を有する貯留タンク15を中心に構成され
ている。貯留タンク15の内周面には、熱交換板16が
張られている。熱交換板16は、波打った形をしており
燃焼排気通路23内に突出している。熱交換板16の波
形は上下方向に延びている。熱交換板16の内部は中空
となっており、貯留タンク15の内部(中空室)に連通
している。
【0016】貯留タンク15の内側には、熱交換板16
に囲まれて上下方向に延びる燃焼排気通路23が形成さ
れている。貯留タンク15、熱交換板16、燃焼排気通
路23がバーナー17の燃焼排気をタンク15内の水2
0に伝える熱交換器を構成する。
【0017】燃焼排気通路23の下部には、ブンゼンバ
ーナー17が紙面手前から奥に延びるよう配置されてい
る。このブンゼンバーナー17は、図1(B)に示すよ
うに、バーナー本体17a、炎孔17b、ガスノズル1
7d等を備える。バーナー本体17aは管状であり、そ
の上面に複数の炎孔17bが形成されている。ガスノズ
ル17dは、バーナー本体17aの端部内に挿入されて
いる。ガスノズル17dの周囲は空気吸い込み口17c
となっている。ブンゼンバーナー17は、燃焼に必要な
空気の50〜70%(1次空気)をノズル17d周囲の
空気吸い込み口17cから吸引する。そしてバーナー本
体17a内で燃料ガスと1次空気を混合したのち、炎孔
17bから吹き出し、燃焼させて火炎を発生させる。燃
焼に必要な残り30〜50%の空気は、火炎周囲から供
給される。このような燃焼方式のブンゼンバーナー17
は、ブラスト式バーナーに比して火炎の長さが短いとい
う長所を有している。
【0018】燃焼排気通路23には、燃焼排気通路内の
燃焼排気流を屈曲させる仕切板18が、千鳥状に配置さ
れている。したがって、燃焼排気通路内では、燃焼排気
が仕切板18により強制的に屈曲され、熱交換板16、
16の間を交互に流れ上昇する。このとき、燃焼排気は
熱交換板16に熱を伝え、貯留タンク内の水20が加熱
されて蒸発する。
【0019】貯留タンク内で発生した蒸気は、貯留タン
ク15の一側面の上部に設けられた蒸気口19から外に
送り出される。一方、燃焼排気通路23を通過した燃焼
排気は、熱交換室22の上方に設けられた排気口21か
ら外部に排出される。なお、図示は省略されているが、
貯留タンク15内に水を供給する給水口や、貯留タンク
15から水を抜く排水口も設けられている。
【0020】この蒸気発生器においては、ブンゼンバー
ナー17は、ブラスト式バーナーに比べて火炎の長さが
短いため、燃焼室のスペースが狭くてすむ。また、ブン
ゼンバーナー17は、ブラスト式バーナーに比べて低コ
ストである。したがって、蒸気発生器の小型化や製造コ
ストの削減を図ることができる。
【0021】また、本実施例では、内部が貯留タンク1
5の中空室に連通した熱交換板16が貯留タンク15の
内周面に波形にして張られている。したがって、燃焼排
気通路23内の燃焼排気から貯留タンク内の水20への
熱伝達効率が上り、貯留タンク内の水20の蒸気発生効
率が高まる。
【0022】さらに、本実施例では、燃焼排気通路23
には、燃焼排気通路内の燃焼排気流を屈曲させる仕切板
18が、熱交換板16を貫通して千鳥状に配置されてい
る。これにより、燃焼排気通路内の燃焼排気の滞留時間
が長くなるとともに熱伝達が促進され、熱効率が高ま
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブラスト式バーナーに比べて火炎の長さが短いブンゼン
バーナーを蒸気発生器に備えることにより、燃焼室のス
ペースが狭くてすむ。また、ブンゼンバーナーがブラス
ト式バーナーに比べて低コストである。これらのため、
装置の小型化や製造コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る蒸気発生器の構成を
示す図であり、(A)は全体の模式的縦断面図であり、
(B)はバーナーの詳細を示す模式的断面図である。
【図2】図1の蒸気発生器の模式的斜視図である。
【図3】本実施例の蒸気調理装置の概略構成を説明する
ための図であり、(A)は模式的縦断面図、(B)はフ
ァンの周囲を示す部分側面図である。
【図4】従来の蒸気調理装置が備える蒸気発生器の概略
構成を説明するための模式的縦断面図である。
【符号の説明】
1 蒸気調理装置 2 加熱庫 4 加熱装置 5 調理部 6 食品 7 トレイ 8 加熱器 9 蒸気発生
器 10 バーナー 11 ファン 12 加熱管 13 モータ 14 排気口 15 貯留タ
ンク 16 熱交換板 17 ブンゼ
ンバーナー 18 仕切板 19 蒸気口 20 水 21 排気口 23 燃焼排気通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を加熱する加熱庫と、 この加熱庫に供給する蒸気を発生させる蒸気発生器と、
    を備える蒸気調理装置であって;該蒸気発生器が、 ブンゼンバーナーと、 該ブンゼンバーナーの上部に配置された、水の溜まる中
    空室及び該中空室と壁によって隔てられた燃焼排気通路
    を有する熱交換器と、を有することを特徴とする蒸気調
    理装置。
  2. 【請求項2】 上記燃焼排気通路に突出する、内部が上
    記中空室に連通した中空の熱交換板を有することを特徴
    とする請求項1記載の蒸気調理装置。
  3. 【請求項3】 上記燃焼排気通路に千鳥状に配置され
    た、該燃焼排気通路内の燃焼排気流を屈曲させる仕切板
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    蒸気調理装置。
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