JP2001055995A - リニア・プロペラ(ポンプ) - Google Patents

リニア・プロペラ(ポンプ)

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JP2001055995A
JP2001055995A JP11269147A JP26914799A JP2001055995A JP 2001055995 A JP2001055995 A JP 2001055995A JP 11269147 A JP11269147 A JP 11269147A JP 26914799 A JP26914799 A JP 26914799A JP 2001055995 A JP2001055995 A JP 2001055995A
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JP
Japan
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fan
propeller
shaft
magnet
blade
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JP11269147A
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English (en)
Inventor
Hideo Takazawa
日出夫 高澤
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロペラ(ファン)の回転力の伝達に従来用
いられてきた中心軸(シャフト)を介さずファンの回転
端部に設けた磁石を電磁力用いて、ドーナツ型のレール
内に回転させファンを回すようにしたプロペラ(ファ
ン)。従来の方法は中心に原動機(モーター)を置いて
シャフトでプロペラ(ファン)の中心に動力を伝えるか
プーリー、Vベルト等を用いて原動機(モーター)を軸
に平行に近くに設け回転力を伝えるものであった。この
制約により、機器全体もしくはプロペラ径が大きくなる
がそれは当然の事と考えられてきた。 【解決手段】 プロペラ(ファン)1の先端に磁石2を
取り付け、電磁力によって磁石をドーナツ状のリニアレ
ール部分3に回転させる様にしてファンを回すものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は産業用機器のファ
ン(ビル、工場の空調ダクトの軸流ファン、コンピュー
ター・OA機器の発熱冷却ファン、自動車のラジエータ
ーのファン、クーラーの屋外機ファン、高速回転するタ
ービン、ポンプの軸受け部分を冷却する為の冷却後の温
水を冷やす屋外冷却塔等)のファン及び航空機・船舶の
プロペラ又マンション・家屋の家庭用換気扇、扇風器の
ファンの回転運動の推進方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロペラ(羽根)とこれを包むケーシン
グ、プロペラ中心に動力を伝えるシャフト(軸)或いは
プーリーベルト、そしてシャフト又はベルトを回転させ
る原動機からなる。航空機・船舶のプロペラにおいては
羽根のケーシングは無い。何れにしてもプロペラ(羽
根)を回転させるためには取り付けている軸芯にシャフ
トを介して原動機の回転力を伝えなければならない。大
型のタービン・ポンプにおいては時として羽根の軸と原
動機の軸をギアもしくはフランジを介して伝える方法を
取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、プロペラ(ファ
ンを)回転させる為には常識的に中心部分に軸(シャフ
ト)を用いてモーター(原動機)の回転運動を伝えなけ
ればならないが、流体の進行方向から平面的に見ればモ
ーター部分は抵抗となる。この為プロペラ(ファン)を
大きくするか、モーターを小型化するかモーター部分を
流体の外に設けプーリーとVベルトで回転力を伝達する
事で問題は解決するが、機械・装置が大きくなると同時
にモーター設置の為の架台を必要とする。大型のタービ
ン・ポンプにおいては時として羽根の軸と原動機の軸を
ギアもしくはフランジをかいして関わらせる方法を取っ
ているが、機構が複雑となり、ポンプの場合、それぞれ
の軸の芯合わせ作業が必要となる。大型タービン等では
プロペラ(羽根)を高速回転させる場合、軸の強度を考
慮すると羽根の軸も大きくなり軸受けの部分の発熱を冷
やさなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】リニアモーターカーの直
線推進運動は知られている。そのレールの始めと終わり
を結んでドーナツ状にすれば、山手線の様に走る列車は
回って走る。その列車を2個以上の磁石にして電磁レー
ルの中を走らせ、各磁石をプロペラの羽根の端部に取り
付ければプロペラは回転する。これを図によって説明す
るとプロペラ(1)の羽根の各先端に強力な磁石(2)
を取り付け、ドーナツ条の回転外周レール部分(3)に
コイルで磁力を発生させ、磁石の反発力を利用して推進
・回転させる。このようにして羽根の端部に動力を与え
プロペラ(ファン)を回転させるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】ファンのセンター部分にモーター
の無い空調ダクトの軸流ファン、部屋の換気扇、扇風機
として使われる。ファンのセンター部分に軸とプーリー
の無い冷却装置等のファンとして使われる。(車のラジ
エーター、屋外冷却塔のファン等) 多翼送風機の様に中心軸方向から流入させる流体に力を
与え直角方向に流体を送る場合でも軸とプーリーの無い
羽根として利用できる。流体の流れる配管の間に配管と
ほぼ等しいか多少太めの直径の大きさで、長さの短い軸
流ポンプとして取付けられる。航空機・船舶のプロペラ
においても回転力を伝える軸の無いものが作れる。プロ
ペラ部分を風、水力、蒸気等で回転させる発電タービン
に用いられる。
【0006】
【発明の効果】軸流ファンとして用いた場合、従来のシ
ャフト、軸受け、抵抗となる流体の流れ方向内における
モーター及びそのケーシング、軸受けは無くなる。この
ことによりプロペラ径は小さくなる。その為、従来の空
調ダクトの途中に設けられていた軸流ファンのケーシン
グの直径、もしくはファンボックスの縦横寸法はダクト
と同じほどに小さくなる。これは狭い天井内施工をし易
くすくすると共に高低に余裕が出来、部屋の天井の高さ
を高く出来るか(天井内に空調ダクトを施した)建物全
体の高さを低く出来る。この事により施工費用、建築費
用を削減出来る。又、従来のシロッコファンに取って代
わることで設置スペースを特に考慮する事なく空調ダク
トの適当な経路の途中に設ければよい。多翼送風機の様
に中心軸方向から流入させる流体に力を与え直角方向に
流体を送る場合でも軸とプーリーのない羽根として利用
出来る事で小型化され設置の自由度が増す。産業機械に
おいてプーリー、Vベルトを介した伝達方法を改善出来
る。田畑、産業プラントにおいて構造の簡単な流体ポン
プとして利用される。家屋の家庭用換気扇、扇風機にお
いてもプロペラ径を小さく出来る。高速回転のポンプと
して用いた場合、シャフト、軸受けが無いので軸受け部
分の発熱を冷却する設備も不要となる。更に羽根と原動
機の軸をギア、もしくはフランジを用いて関わらせる事
が無くてよく機構も簡素化出来る。航空機、船舶におい
てシャフト、軸受けの無いプロペラ駆動を行い推進力と
して使われる。この場合、逆回転にギア、シャフトの制
約を受けないので、故障が少なくスムーズな反転、バッ
クが出来る。例えばヘリコプター後部の垂直回転翼に用
いた場合も効果が大きい。また、水平回転翼においても
これを操縦席の下側に回転半径をより小さくした形で設
けることが出来る。逆回転にギア、シャフトの制約を受
けない事は船舶の推進プロペラにおいても衝突回避に効
果がある。プロペラ部分を風、水力、蒸気等で回転させ
るタービンに用いて電力を取り出し発電に利用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 正面図
【図2】 A−−−A断面図
【図3】 B−−−B断面図
【符号の説明】
1はプロペラ(ファン)2は磁石 3はドーナッ状の1次側リニアレール 4は推進磁力を発生させるための巻線 5はベアリング 6はベアリング 7は電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロペラ(ファン)(1)のそれぞれの羽
    根の外周先端に磁石(2)を取り付け、磁石をドーナツ
    型のリニアレール(3)内にて電磁力を用いて回転させ
    る事によってファンを回転出来るようにしたもの。
  2. 【請求項2】前記ファンにおいてファンの枚数が多数枚
    になった場合に一部羽根の外周先端に磁石を設けるのを
    省略したもの。例えば、羽根枚数6枚の内3枚だけに磁
    石を設けたもの。
JP11269147A 1999-08-16 1999-08-16 リニア・プロペラ(ポンプ) Pending JP2001055995A (ja)

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Cited By (6)

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JPWO2006011626A1 (ja) * 2004-07-27 2008-05-01 ベネラジャパン有限会社 電動回転体及びそれらを用いた電動扇風機、電動ファン及び電動モータ
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JP2021085409A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 邱永順Chiu, Yung Shun ファン

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