JPWO2006011626A1 - 電動回転体及びそれらを用いた電動扇風機、電動ファン及び電動モータ - Google Patents

電動回転体及びそれらを用いた電動扇風機、電動ファン及び電動モータ Download PDF

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Abstract

従来の電動扇風機やファンの様な電動回転体は、一般的にモータの出力軸に羽根体を取り付けて、モータにより羽根体を回転させて風を送風していたため、羽根体の中心位置にモータが配置せざるを得ないために、モータによって空気の移動が妨げられたおり送風効率が低下するという欠点を有していた。本願発明は、従来のモータ駆動を用いないで軽量を軽くするために円環状体にコイルを巻線し、該円環状体内に相対峙する羽根体に永久磁石を取り付けることにより、容易に起磁力を得て動力に変換できることを見いだし、新規な電動回転装置およびそれを用いた電動扇風機、電動ファン及び新規な電動モータを用いる回転軸を有しない電動ファン、電動スクリュー、内部のドラムを直接回転させる洗濯機、円パイプのダクト内の ブロファ、ポンプを提供するものである。

Description

本発明は、円環状体にコイル群を捲き、一方、相対する位置にある羽根体の先端に永久磁石を備えて、羽根体の回転運動を効率良く行って起磁力を簡易に得られる電動回転装置に関し、さらに詳しくは、これらの電動回転装置を所定の支持体に取り付けた電動扇風機、電動ファン、電動モータに関するものである。
従来の電動扇風機は、一般的にモータの出力軸に羽根体を取り付けて、モータにより羽根体を回転させて風を送風していたため、羽根体の中心位置にモータが配置せざるを得なく、モータによって空気の移動が妨げられたおり送風効率が低下するという欠点を有していた。
羽根体の中心部にあるモータから発生する熱が羽根板によって送風されるのを改良する扇風機として、特開平9−133092号「扇風機」は、「複数の羽根体と、前記複数の羽根体を仮想円内において前記仮想円の周方向に間隔をおき仮想円の中心からほぼ放射状に延在させた状態で前記羽根体のそれぞれの外周部を連結すると共に回転することで前記羽根体を一体的に回転させる円環状の枠体と、前記枠体の外周部を前記枠体の周方向に移動可能に支持する指示手段と、前記支持手段を支持する基台と、前記支持手段の半径方向の外側で前記基台で支持され、前記枠体をその周方向に移動させる駆動手段と、を備えたことを特徴とする扇風機」が開示されている。
上記扇風機は、モータを基台の中に位置させ、枠体の中に磁石を組み込むことでモータの回転子として利用しているので、モータの熱で温められた空気を送風することなく、さらに軽量で取り扱いが便利な扇風機であるとしている。
一方、天井や側引き取り付けられるファンは、扇風機同様に中心部にモータが配置し、モータの駆動力を利用して先端に取り付けられているプレート等が回転する構造となっているが、現在は小型軽量化や低消費電力化を追求する一方、低速城から高速域まで回転速度を任意に変更できる標準化が可能なファンモータの開発が成されている。
このようなブラスレスモータとしては、特開平11−136989号「ブラスレスモータの駆動制御装置およびそれを用いた電気機器」は、「永久磁石回転子と、この永久磁石回転子の位置を検出する複数の位置検出手段と、前記永久磁石回転子の回転速度を検出する回転速度算出手段と、複数相の固定子巻線と、この各固定子線に接続されそれぞれ所定の方向と順序で順次通電するための複数のスイッチング素子と、このスイッチング素子を介して前記固定子素子を介して前記固定子巻線に給電するスイッチング電源と、前記位置検出手段からの位置検出出力信号の組み合わせ状態に応じて前記固定子巻線にそれぞれ所定の方向と順序で順次通電するようあらかじめ決められた所定のスイッチング素子をオンするスイッチング素子オン手段と、今回オンしたスイッチング素子を所定時間後にオフするスイッチング素子オフ手段と、前記永久磁石回転子の回転速度を所定の回転速度NI以下となったとき負荷量判定手段を備えたことを特徴とするブラスレスモータの駆動制御装置」を開示しており、これらを搭載する電気機器として卓上扇風機、天井扇風機、産業扇風機が提供されている。
特開平9−133092号 特開平11−136989号
上記のように従来の扇風機やファンは、回転羽根やプレートの中心部にモータを配置するために、設計上支柱や支持体が大きくならざるを得ないという構造上の問題があった。
一方、近年の消費者の要望として、回転エネルギーの効率が良い装置であって機械部品が少なく、メンテナンスが簡易に可能な電動回転装置やそれらを用いた電導扇風機、電導ファンの開発が望まれていた。
本発明音は斯かる課題を解決するために鋭意研究したところ、円環状体にコイルを巻線し、該円環状体内に相対峙する羽根体に永久磁石を取り付けることにより、容易に起磁力を得て動力に変換できることを見いだし、本発明の電動回転装置およびそれを用いた電動扇風機、電動ファン及び電動モータを開発することができた。
すなわち本発明の第一は、円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体とから構成され、
前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
一方、前記羽根体の先端部にはマグネットがN極とS極と交互に取り付けられた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第二は、円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体とが支柱に固定されるように構成され、
前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
一方、前記羽根体の先端部にはマグネットがN極とS極と交互に取り付けらた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動扇風機である。
本発明の第三は、外枠内に固定される円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体を保持する回転軸とから構成され、
前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
一方、前記羽根体の先端部にはマグネットがN極とS極と交互に取り付けられた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動ファンである。
本発明の第四は、ガイドレール付き円環状体と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラとから構成され、
前記ガイドレール付き円環状体は、円環状体は鉄素材からなるがガイドレール部分は非磁性体素材で構成し、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
一方、前マグネットローラの外側全周部をN極とS極と交互になるように円環体に取り付けられてた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第五は、ガイドレール付き円環状体と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラとが支柱に固定されるように構成され、
前記ガイドレール付き円環状体は、円環状体は鉄素材からなるがガイドレール部分は非磁性体素材で構成し、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
一方、前記マグネットローラの外側全周部をN極とS極と交互になるように円環体に取り付けられた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながらマグネットローラを回転させることを特徴とする電動モータである。
本発明の第六は、請求項5記載の電動モータを取り付けたことを特徴とする回転軸を有しない電動ファン、電動スクリュー、内部のドラムを直接回転させる洗濯機、円パイプのダクト内のブロファ、ポンプから選ばれる電気機器である。
本発明の第七は、支持フレームの任意の箇所に設けられた円環状体と、該円環状体の中心部に設けられた軸部と、該軸部の周囲を回転可能な羽根付きスリーブとから構成される回転装置であって、
前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
該コイル部に相対峙する羽根体部位に切欠部を設けて両側あるいは一端面に磁石を取り付けた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第八は、シャフトに軸支される複数の羽根体と、前記羽根体の外周部に相対峙する円環状枠体とを有する回転装置において、
前記円環状体は鉄素材から成り、外枠体に取付けられた鉄心の周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
該コイル部に相対峙する羽根体部位に切欠部を設けて両側あるいは一端面に磁石を取り付けた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第九は、大小の円環状体と、複数の羽根体が前記円環状体内部をそれぞれ回転する回転装置であって、
前記小円環状体は、該環状体の表裏面に環状体に沿って鉄心が配置され、コイルが右巻き及び左巻きに交互に螺旋されるコイル部であり、
該コイル部に相対峙する小円環状体内部の羽根体先端部に磁石を取付けた第一磁石部と、
該コイル部に相対峙する大円環状体内部の羽根体先端部に磁石を取付けた第二磁石部とが設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第十は、シャフトに軸支される複数の円形状ファン体と上下の円環状体とから構成される回転装置であって、
前記円環状体は、環状体に沿って鉄心が配置され、コイルが右巻き及び左巻きに交互に螺旋されるコイル部であり、
該コイル部に相対峙する上部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第一磁石部が設けられ、
該コイル部に相対峙する下部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第二磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させることを特徴とする電動ファンである。
第1図は、本発明の電動回転体を示す正面図である。
第2図は、第1図の電動回転体を用いた電動扇風機を示す斜視図である。
第3図は、第1図の電動回転体を用いた電動ファンを示す斜視図である。
第4図は、本発明の別な形態の電動回転体を示す正面図である。
第5a−c図は、本発明の別な形態の電動回転体を示す正面図である。
第6図は、第5b図における断面図である。
第7図は、本発明の別な形態の電動回転体を示す断面図である。
第8図は、本発明の別な形態の電動回転体を示す正面図である。
第9図は、本発明の別な形態の電動ファンを示す斜視図である。
符号の説明
1・・・円環状体
2・・・右捲きコイル
3・・・左捲きコイル
4・・・磁石N極
5・・・磁石S極
6・・・羽根体
7・・・シャフト
8・・・センサー
9・・・スイッチング回路
10・・DC電源
11・・扇風機
12・・羽根部
13・・支柱部
14・・スタンド部
15・・円環状体
16・・支柱
17・・支柱基部
18・・上面プレート
19・・操作ボタン
20・・ガイドレール付き円環状体
21・・右捲きコイル
22・・左捲きコイル
23・・ガイドレール
24・・マグネットローラN極
25・・マグネットローラS極
26・・センサー
27・・DC電源
28・・スイッチング回路
30・・電動ファン
31・・ファン外枠
32・・羽根部
33・・回転軸
34・・取付板
35・・円環状体
36・・スリーブ付き羽根体
37・・軸部
38・・支持フレーム
39・・切込み部
40・・磁石部
41・・枠体
42・・羽根体挟持円環状体
43・・内羽根
44・・外羽根
45・・支軸
46・・上部円形羽根
47・・下部円形羽根
本発明を図面をもって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は、本発明の電動回転装置の正面図である。本発明の電動回転装置は、円環状体1と、該円環状体1内に相対峙する羽根体6とから構成されている。この場合、前記円環状体1は鉄心から成り、その周囲にコイルが右捲きコイル2及び左捲きコイル3として交互に螺旋状に巻線されてなり、一方、前記羽根体6の先端部にはマグネットがN極(以下、磁石N極4という)とS極(以下、磁石S極5という)とを交互に取り付けられており、DC電源10からスイッチ操作により電力回転を行い、起磁力を得ながら羽根体を回転させることができるようになっている。
より具体的には、幅30cmの羽根体6を6枚を直径6mmの軸部に取付けると共に、該羽根体6の先端部周囲に長さ25mm、幅8mm、厚さ4mmの永久磁石をN極とS極が交互になるようにアルミングに合計6個固定配置し、一方、33cm直径、厚さ5mmの鉄材のリング状コアに18度の区間で0.6φエナネル銅線を200巻回したコイルを6個6区間設けた。
磁石と一体となった羽は、リング状の鉄心に巻かれたコイルの内側で、シャフトとベアリングによって自由に回転できるように装置され、60度間隔に巻回されるコイルは、一つおきの区間ごとに合計6区間直列接続することによって直列接続された二つのコイルが形成されることになる。
直列接続された一方のコイル両端を接続し、閉鎖されたコイル回路とし、もう一方のコイル両端は、スイッチング回路出力に接続すると共に、自由に回転する羽の回転位置検出のセンサースリットをシャフトに設け、光センサーにより位置検出ができるようにしている。
羽が1回転する間に、6サイクルのパルス信号をスイッチング回路に供給するが、この場合、6サイクルのパルスは、15度のONタイム、45度のOFFタイムをつくるように設定している。
磁石中心が60度区間のコイル先端より回転方向に入ったタイミングでパルス電力を加えるが、この場合、36Vの直流電圧をパルス変換して電力供給した場合、22Wの消費電力で羽は1000回転し、本実施例で用いた羽は1000回転で2700立方メートル/時間の送風をしたことを確認できた。
これは同形状の電動回転装置の消費電力が44Wと比較すると約半分の消費電力で、同等以上の風速及び風量を得ることができた。
図2は、実施例1に示す電動回転装置を用いた電動扇風機を示す斜視図である。この電動扇風機は、円環状体15と、該円環状体15内に相対峙する羽根体6とが支柱16に固定されるように構成され、前記円環状体1は鉄心から成り、その周囲にコイルが右捲きコイル2と左捲きコイル3と交互に螺旋状に巻線されてなり、一方、前記羽根体6の先端部には磁石N極と磁石S極とが交互に取り付けられており、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させるようになっている。
より具体的には、幅30cmの羽根体6を5枚を直径10mmの軸部に取付けると共に、該羽根体6の先端部周囲に長さ25mm、幅8mm、厚さ4mmの永久磁石をN極とS極が交互になるようにアルミングに合計20個固定配置し、一方、33cm直径、厚さ5mmの鉄材のリング状コアに18度の区間で0.6φエナネル銅線を150巻回したコイルを20個20区間設けた。
磁石と一体となった羽は、リング状の鉄心に巻かれたコイルの内側で、シャフトとベアリングによって自由に回転できるように装置され、18度間隔に巻回されるコイルは、一つおきの区間ごとに合計10区間直列接続することによって直列接続された二つのコイルが形成されることになる。
直列接続された一方のコイル両端を接続し、閉鎖されたコイル回路とし、もう一方のコイル両端は、スイッチング回路出力に接続すると共に、自由に回転する羽の回転位置検出のセンサースリットをシャフトに設け、光センサーにより位置検出ができるようにしている。
羽が1回転する間に、10サイクルのパルス信号をスイッチング回路に供給するが、この場合、10サイクルのパルスは、9度のONタイム、27度のOFFタイムをつくるように設定している。
磁石中心が18度区間のコイル先端より回転方向に入ったタイミングでパルス電力を加えるが、この場合、36Vの直流電圧をパルス変換して電力供給した場合、22Wの消費電力で羽は1000回転し、本実施例で用いた羽は1000回転で2700立方メートル/時間の送風をしたことを確認できた。
これは同形状の市販品扇風機の消費電力が44Wと比較すると約半分の消費電力で、同等以上の風速及び風量を得ることができた。
図3は、実施例1の電動回転装置を用いた電動ファン30を示す斜視図である。この電動ファン30は、外枠31内に固定される円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体32を保持する回転軸33とから構成されている。
この場合、前記円環状体は鉄心から成り、その周囲にコイルが右捲きコイル及び左捲きコイルとして交互に螺旋状に巻線されてなり、一方、前記羽根体の先端部にはマグネットが磁石N極と磁石S極とを交互に取り付けられており、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させるようになっている。
この場合、ファン外枠のうち、羽根部に面する内面は非磁性体として、磁力の分散を防止している。
より具体的には、実施例2と同様に幅30cmの羽根体6を5枚を直径10mmの軸部に取付けると共に、該羽根体6の先端部周囲に長さ25mm、幅8mm、厚さ4mmの永久磁石をN極とS極が交互になるようにアルミングに合計20個固定配置し、一方、33cm直径、厚さ5mmの鉄材のリング状コアに18度の区間で0.6φエナネル銅線を150巻回したコイルを20個20区間設けた。
磁石と一体となった羽は、リング状の鉄心に巻かれたコイルの内側で、シャフトとベアリングによって自由に回転できるように装置され、18度間隔に巻回されるコイルは、一つおきの区間ごとに合計10区間直列接続することによって直列接続された二つのコイルが形成されることになる。
直列接続された一方のコイル両端を接続し、閉鎖されたコイル回路とし、もう一方のコイル両端は、スイッチング回路出力に接続すると共に、自由に回転する羽の回転位置検出のセンサースリットをシャフトに設け、光センサーにより位置検出ができるようにしている。
羽が1回転する間に、10サイクルのパルス信号をスイッチング回路に供給するが、この場合、10サイクルのパルスは、9度のONタイム、27度のOFFタイムをつくるように設定している。
磁石中心が18度区間のコイル先端より回転方向に入ったタイミングでパルス電力を加えるが、この場合、36Vの直流電圧をパルス変換して電力供給した場合、22Wの消費電力で羽は1000回転し、本実施例で用いた羽は1000回転で2700立方メートル/時間の送風したことを確認できた。
これは同形状の電動ファンの消費電力が44Wと比較すると約半分の消費電力で、同等以上の風速及び風量を得ることができた。
図4は、別な形態を示す電動回転装置の正面図である。この電動回転装置は、ガイドレール付き円環状体20と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラ24、25とから構成されている。
この場合、前記ガイドレール付き円環状体20は、ガイドレール部分を非磁性体素材で構成し、円環状体は鉄素材から構成されるがその周囲にコイルが右捲きコイル21及び左捲きコイル22に交互に螺旋状に巻線されてなり、一方、前マグネットローラの外側全周部を磁石N極と磁石S極と交互になるように円環体のガイドレール部分に取り付けられており、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させるようになっている。
より具体的には、実施例1を応用したものでありマグネットローラ24、25を5枚を直径20cmの円環体に取付けると共に、該羽根体6の先端部周囲に長さ25mm、幅8mm、厚さ4mmの永久磁石をアルミングに合計20個交互になるように固定配置し、一方、33cm直径、厚さ5mmの鉄材のリング状コアに18度の区間で0.6φエナネル銅線を150巻回したコイルを20個20区間設けた。
磁石と一体となったマグネットローラは、リング状の鉄心に巻かれたコイルの内側で、シャフトとベアリングによって自由に回転できるように装置され、18度間隔に巻回されるコイルは、一つおきの区間ごとに合計10区間直列接続することによって直列接続された二つのコイルが形成されることになる。
直列接続された一方のコイル両端を接続し、閉鎖されたコイル回路とし、もう一方のコイル両端は、スイッチング回路出力に接続すると共に、自由に回転する羽の回転位置検出のセンサースリットをシャフトに設け、光センサーにより位置検出ができるようにしている。
羽が1回転する間に、10サイクルのパルス信号をスイッチング回路に供給するが、この場合、10サイクルのパルスは、9度のONタイム、27度のOFFタイムをつくるように設定している。
磁石中心が18度区間のコイル先端より回転方向に入ったタイミングでパルス電力を加えるが、この場合、36Vの直流電圧をパルス変換して電力供給した場合、22Wの消費電力で羽を1000回転させたところ、本実施例で用いた羽は1000回転で2700立方メートル/時間の送風したことを確認できた。
これは同形状の電動回転装置の消費電力が44Wと比較すると約半分の消費電力で、同等以上の風速及び風量を得ることができた。
図示しないが実施例4の電動回転装置は、電動モータとしても応用可能であり、この電動モータは、ガイドレール付き円環状体と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラとが支柱に固定されるように構成され、前記ガイドレール付き円環状体は、ガイドレール部分は非磁性体素材で構成し、円環状体は鉄素材からなる構成してなるがその周囲にコイルが右捲き及び左捲きに交互に螺旋されなり、一方、前マグネットローラの外側全周部を磁石N極と磁石S極と交互になるように円環体のガイドレール部分に取り付けられており、電力によって起磁力を得ながらマグネットローラを回転させるようになっている。
この電動モータを利用する装置としては、回転軸を有しない電動ファン、電動スクリュー、内部のドラムを直接回転させる洗濯機、円パイプのダクト内のブロファ、ポンプなど中心に軸を使用しない装置に応用されるものである。
図5aー5cは、別な形態の電動回転装置において支持フレームの任意の箇所に取り付けれる円環状体と羽根体の関係を示す支持フレーム側から見た図面であり、図6は、図5bの断面図である。
本実施例における電動回転装置は、支持フレーム38の任意の箇所に設けられた円環状体35と、該円環状体35の中心部に設けられた軸部37と、該軸部の周囲を回転可能な羽根付きスリーブ36とから構成される回転装置であって、前記円環状体35は、実施例1−5と同様に鉄心コイルが環状体に沿って配置され、右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されるコイル部であり、該コイル部に相対峙する羽根体部位に切欠部39を設けて両側あるいは一端面に磁石N極及び磁石S極を交互に取り付けた磁石部40が設けられ、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させる装置である。
この回転装置の場合、羽根体のサイズによって任意の部位に相対峙して円環状体35を設けることが可能となり、円環状体には、実施例1−5に示すように右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されてコイル部を形成している。
このコイル部に相対峙する羽根体の部位に切欠部39を設けて両側あるいは一端面に磁石N極及び磁石S極を交互に取り付けた磁石部40が設け、この磁石部40がリング状のマグネットローターの働きを成すものである。
より具体的には、幅30cmの羽根体6を4枚を直径6mmの軸部に取付けると共に、該羽根体6の先端部周囲に長さ25mm、幅8mm、厚さ4mmの永久磁石をN極とS極が交互になるようにアルミングに合計20個固定配置し、一方、33cm直径、厚さ5mmの鉄材のリング状コアに18度の区間で0.6φエナネル銅線を150巻回したコイルを20個20区間設けた。
磁石と一体となった羽は、リング状の鉄心に巻かれたコイルの内側で、シャフトとベアリングによって自由に回転できるように装置され、18度間隔に巻回されるコイルは、一つおきの区間ごとに合計10区間直列接続することによって直列接続された二つのコイルが形成されることになる。
直列接続された一方のコイル両端を接続し、閉鎖されたコイル回路とし、もう一方のコイル両端は、スイッチング回路出力に接続すると共に、自由に回転する羽の回転位置検出のセンサースリットをシャフトに設け、光センサーにより位置検出ができるようにしている。
羽が1回転する間に、10サイクルのパルス信号をスイッチング回路に供給するが、この場合、10サイクルのパルスは、9度のONタイム、27度のOFFタイムをつくるように設定している。
磁石中心が18度区間のコイル先端より回転方向に入ったタイミングでパルス電力を加えるが、この場合、36Vの直流電圧をパルス変換して電力供給した場合、22Wの消費電力で羽を1000回転させたところ、本実施例で用いた羽は1000回転で2700立方メートル/時間の送風したことを確認できた。
これは同形状の回転装置の消費電力が44Wと比較すると約半分の消費電力で、同等以上の風速及び風量を得ることができた。
本実施例においては、リング体の大きさを一定にして羽根体のサイズを換えて対応しているが、逆に羽根体のサイズを一定にしてリング体の径を代えて対応が可能となっている。
図7は、別な形態の電動回転体を示す断面図である。この電動回転体は、シャフトである軸部37に軸支される複数の羽根体36と、前記羽根体の外周部に相対峙する円環状枠体35とを有する回転装置において、前記円環状体35は、外枠体41に取付けられた環状体に沿って鉄心コイル(図示せず)が配置され、右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されるコイル部(図示せず)であり、該コイル部40に相対峙する羽根体部位に切欠部39を設けて両側あるいは一端面に磁石N極及び磁石S極を交互に取り付けた磁石部40が設けられ、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させる装置である。
このコイル部に相対峙する羽根体の部位に切欠部39を設けて両側あるいは一端面に磁石N極及び磁石N極を交互に取り付けた磁石部40が設け、この磁石部40がリング状のマグネットローターの働きを成すものである。
より具体的には、幅30cmの羽根体6を5枚を直径10mmの軸部に取付けると共に、該羽根体6の磁石部40に長さ25mm、幅8mm、厚さ4mmの永久磁石をN極とS極が交互になるようにアルミングに合計20個固定配置し、一方、33cm直径、厚さ5mmの鉄材の鉄心コイルに18度の区間で0.6φエナネル銅線を150巻回したコイルを20個20区間設けた。
磁石と一体となった羽は、リング状の鉄心に巻かれたコイルの内側で、シャフトとベアリングによって自由に回転できるように装置され、18度間隔に巻回されるコイルは、一つおきの区間ごとに合計10区間直列接続することによって直列接続された二つのコイルが形成されることになる。
直列接続された一方のコイル両端を接続し、閉鎖されたコイル回路とし、もう一方のコイル両端は、スイッチング回路出力に接続すると共に、自由に回転する羽の回転位置検出のセンサースリットをシャフトに設け、光センサーにより位置検出ができるようにしている。
羽が1回転する間に、10サイクルのパルス信号をスイッチング回路に供給するが、この場合、10サイクルのパルスは、9度のONタイム、27度のOFFタイムをつくるように設定している。
磁石中心が18度区間のコイル先端より回転方向に入ったタイミングでパルス電力を加えるが、この場合、36Vの直流電圧をパルス変換して電力供給した場合、22Wの消費電力で羽を1000回転させたところ、本実施例で用いた羽は1000回転で2700立方メートル/時間の送風したことを確認できた。
これは同形状の電動回転体の消費電力が44Wと比較すると約半分の消費電力で、同等以上の風速及び風量を得ることができた。
図8は、さらに別な形態の電動回転体を示す断面図である。この電動回転体は、大小の円環状体35、42と、複数の羽根体43、44が前記円環状体内部をそれぞれ回転する回転装置であって、前記小円環状体35は、該環状体の表裏面に鉄心コイルが環状体に沿って配置され、右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されるコイル部であり、該コイル部に相対峙する小円環状体内部の羽根体先端部に磁石N極及び磁石S極を交互に取付けた第一磁石部と、該コイル部に相対峙する大円環状体内部の羽根体先端部に磁石を取付けた第二磁石部とが設けられ、電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させる装置である。
このコイル部に相対峙する羽根体の部位に磁石を取り付けた磁石N極及び磁石S極が交互に取付けた磁石部40が設け、この磁石部40がリング状のマグネットローターの働きを成し、内羽根43と外羽根44との回転方向を同一に、あるいは反対方向に回転させるようになっている。
より具体的には、幅14cmの内側羽根体43を4枚を直径6mmの軸部に取付けると共に、該内側羽根体43の先端部周囲に長さ25mm、幅8mm、厚さ4mmの永久磁石をN極とS極が交互になるようにアルミングに合計20個固定配置した第一磁石部と、一方、30cm直径、厚さ5mmの鉄材のリング状コアに18度の区間で0.6φエナネル銅線を150巻回したコイルを20個20区間設けたコイル部とを設けた。
さらに幅14cmの外側羽根体44を8枚、50cm直径の非磁性の大円環状体42の基部を固定し、外側羽根体44の先端部周囲に長さ25mm、幅8mm、厚さ4mmの永久磁石をN極とS極が交互になるようにアルミングに合計20個固定配置した第二磁石部を設け、前記コイル部に羽根体44の先端が対峙するようにし、また外側の去急性と内側の極性とそれぞれ逆になるように取付けた。
磁石と一体となった羽は、リング状の鉄心に巻かれたコイルの内側で、シャフトとベアリングによって自由に回転できるように装置され、18度間隔に巻回されるコイルは、一つおきの区間ごとに合計10区間直列接続することによって直列接続された二つのコイルが形成されることになる。
直列接続された一方のコイル両端を接続し、閉鎖されたコイル回路とし、もう一方のコイル両端は、スイッチング回路出力に接続すると共に、自由に回転する羽の回転位置検出のセンサースリットをシャフトに設け、光センサーにより位置検出ができるようにしている。
羽が1回転する間に、10サイクルのパルス信号をスイッチング回路に供給するが、この場合、10サイクルのパルスは、9度のONタイム、27度のOFFタイムをつくるように設定している。
磁石中心が18度区間のコイル先端より回転方向に入ったタイミングでパルス電力を加えるが、この場合、36Vの直流電圧をパルス変換して電力供給した場合、22Wの消費電力で羽を1000回転した。
このように1個の回転体で反対方向に回転する回転体を用いた応用具として、海水中で用いられる潜水用操舵機に用いると従来のような1枚の羽根体の回転による操作では進行中左右前後に振られるのが、2枚の回転体で反対方向に回転させると進行中の振れがなくなり、潜水用操舵機の操作が簡易にできるようになる。
図9は、所謂シロッコファンと呼ばれるファンを示す斜視図である。このファンは、シャフトに軸支される複数の円形状ファン体と円環状体とから構成される回転装置であって、前記円環状体は、鉄心コイルが環状体に沿って配置され、右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されるコイル部であり、該コイル部に相対峙する上部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第一磁石部が設けられ、該コイル部に相対峙する下部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第二磁石部が設けられ、電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させるファンである。
このコイル部に相対峙する羽根体の部位に磁石N極及び磁石S極が交互に配置される磁石部40が設け、この磁石部40がリング状のマグネットローターの働きを成し、上部円形羽根46と下部円形羽根47との回転方向を同一に、あるいは反対方向に回転させるようになっている。
より具体的には、幅30cmの上下の羽根体46、47を直径10mmの軸部に取付けると共に、該上下の羽根体46、47の相対峙する先端部周囲に長さ25mm、幅8mm、厚さ4mmの永久磁石をN極とS極が交互になるようにアルミングに合計20個固定配置し、一方、上下の羽根体の間に33cm直径、厚さ5mmの鉄材のリング状コアに18度の区間で0.6φエナネル銅線を150巻回したコイルを20個20区間設けた。
磁石と一体となった羽は、リング状の鉄心に巻かれたコイルの外側で、シャフトとベアリングによって自由に回転できるように装置され、18度間隔に巻回されるコイルは、一つおきの区間ごとに合計10区間直列接続することによって直列接続された二つのコイルが形成されることになる。
直列接続された一方のコイル両端を接続し、閉鎖されたコイル回路とし、もう一方のコイル両端は、スイッチング回路出力に接続すると共に、自由に回転する羽の回転位置検出のセンサースリットをシャフトに設け、光センサーにより位置検出ができるようにしている。
羽が1回転する間に、10サイクルのパルス信号をスイッチング回路に供給するが、この場合、10サイクルのパルスは、9度のONタイム、27度のOFFタイムをつくるように設定している。
磁石中心が18度区間のコイル先端より回転方向に入ったタイミングでパルス電力を加えるが、この場合、36Vの直流電圧をパルス変換して電力供給した場合、22Wの消費電力で羽が1000回転した。
従来のシロッコファン体は、1個の円形状ファンのみであるために送風力が限定されるが、本実施例のシロッコファン体は、2個のファン体を同時に同一方向、又は逆方向に回転できるために従来のファン体に比較すると2倍以上の送風力を有する一方で、消費電力は従来の少なくとも半分以下の電力で回転できることを確認している。
本発明の電動回転装置は、市販の扇風機型枠や羽根体を利用して簡易に起電が可能な電動回転装置であり、応用製品として電動扇風機や電動ファン、又は電動モータとして利用可能である。
本発明製品は、型枠に円環状体の鉄心コイルを巻線し、或いは空芯コイルを埋め込み、一方羽根体には複数の永久磁石を相対峙させて少ない電力で起磁力を得るために、従来のようにモータを用いる必要が無いために装置全体を軽量化できるようになっている。
本発明は、円環状体にコイル群を捲き、一方、相対する位置にある羽根体の先端に永久磁石を備えて、羽根体の回転運動を効率良く行って起磁力を簡易に得られる電動回転装置に関し、さらに詳しくは、これらの電動回転装置を所定の支持体に取り付けた電動扇風機、電動ファン、電動モータに関するものである。
従来の電動扇風機は、一般的にモータの出力軸に羽根体を取り付けて、モータにより羽根体を回転させて風を送風していたため、羽根体の中心位置にモータが配置せざるを得なく、モータによって空気の移動が妨げられたおり送風効率が低下するという欠点を有していた。
羽根体の中心部にあるモータから発生する熱が羽根板によって送風されるのを改良する扇風機として、特開平9−133092号「扇風機」は、「複数の羽根体と、前記複数の羽根体を仮想円内において前記仮想円の周方向に間隔をおき仮想円の中心からほぼ放射状に延在させた状態で前記羽根体のそれぞれの外周部を連結すると共に回転することで前記羽根体を一体的に回転させる円環状の枠体と、前記枠体の外周部を前記枠体の周方向に移動可能に支持する指示手段と、前記支持手段を支持する基台と、前記支持手段の半径方向の外側で前記基台で支持され、前記枠体をその周方向に移動させる駆動手段と、を備えたことを特徴とする扇風機」が開示されている。
上記扇風機は、モータを基台の中に位置させ、枠体の中に磁石を組み込むことでモータの回転子として利用しているので、モータの熱で温められた空気を送風することなく、さらに軽量で取り扱いが便利な扇風機であるとしている。
一方、天井や側引き取り付けられるファンは、扇風機同様に中心部にモータが配置し、モータの駆動力を利用して先端に取り付けられているプレート等が回転する構造となっているが、現在は小型軽量化や低消費電力化を追求する一方、低速域から高速域まで回転速度を任意に変更できる標準化が可能なファンモータの開発が成されている。
このようなブラスレスモータとしては、特開平11−136989号「ブラスレスモータの駆動制御装置およびそれを用いた電気機器」は、「永久磁石回転子と、この永久磁石回転子の位置を検出する複数の位置検出手段と、前記永久磁石回転子の回転速度を検出する回転速度算出手段と、複数相の固定子巻線と、この各固定子線に接続されそれぞれ所定の方向と順序で順次通電するための複数のスイッチング素子と、このスイッチング素子を介して前記固定子素子を介して前記固定子巻線に給電するスイッチング電源と、前記位置検出手段からの位置検出出力信号の組み合わせ状態に応じて前記固定子巻線にそれぞれ所定の方向と順序で順次通電するようあらかじめ決められた所定のスイッチング素子をオンするスイッチング素子オン手段と、今回オンしたスイッチング素子を所定時間後にオフするスイッチング素子オフ手段と、前記永久磁石回転子の回転速度を所定の回転速度NI以下となったとき負荷量判定手段を備えたことを特徴とするブラスレスモータの駆動制御装置」を開示しており、これらを搭載する電気機器として卓上扇風機、天井扇風機、産業扇風機が提供されている。
特開平9−133092号 特開平11−136989号
発明が解決しようとする課題
上記のように従来の扇風機やファンは、回転羽根やプレートの中心部にモータを配置するために、設計上支柱や支持体が大きくならざるを得ないという構造上の問題があった。
課題を解決するための手段
一方、近年の消費者の要望として、回転エネルギーの効率が良い装置であって機械部品が少なく、メンテナンスが簡易に可能な電動回転装置やそれらを用いた電導扇風機、電導ファンの開発が望まれていた。
本発明者は斯かる課題を解決するために鋭意研究したところ、円環状体にコイルを巻線し、該円環状体内に相対峙する羽根体に永久磁石を取り付けることにより、容易に起磁力を得て動力に変換できることを見いだし、本発明の電動回転装置およびそれを用いた電動扇風機、電動ファン及び電動モータを開発することができた。
すなわち本発明の第一は、円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体とから構成され、
前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きに螺旋されるコイル2と左巻に螺旋されるコイル3とが交互に螺旋されたコイル部が設けられ、
一方、前記羽根体の先端部にはマグネットがN極とS極と交互に取り付けられた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第二は、円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体とが支柱に固定されるように構成され、
前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きに螺旋されるコイル2と左巻に螺旋されるコイル3とが交互に螺旋されたコイル部が設けられ、
一方、前記羽根体の先端部にはマグネットがN極とS極と交互に取り付けらた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動扇風機である。
本発明の第三は、外枠内に固定される円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体を保持する回転軸とから構成され、
前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きに螺旋されるコイル2と左巻に螺旋されるコイル3とが交互に螺旋されたコイル部が設けられ、
一方、前記羽根体の先端部にはマグネットがN極とS極と交互に取り付けられた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動ファンである。
本発明の第四は、ガイドレール付き円環状体と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラとから構成され、
前記ガイドレール付き円環状体は、円環状体は鉄素材からなるがガイドレール部分は非磁性体素材で構成し、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
一方、前マグネットローラの外側全周部をN極とS極と交互になるように円環体に取り付けられてた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第五は、ガイドレール付き円環状体と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラとが支柱に固定されるように構成され、
前記ガイドレール付き円環状体は、円環状体は鉄素材からなるがガイドレール部分は非磁性体素材で構成し、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
一方、前記マグネットローラの外側全周部をN極とS極と交互になるように円環体に取り付けられた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながらマグネットローラを回転させることを特徴とする電動モータである。
本発明の第六は、請求項5記載の電動モータを取り付けたことを特徴とする回転軸を有しない電動ファン、電動スクリュー、内部のドラムを直接回転させる洗濯機、円パイプのダクト内のブロファ、ポンプから選ばれる電気機器である。
本発明の第七は、支持フレームの任意の箇所に設けられた円環状体と、該円環状体の中心部に設けられた軸部と、該軸部の周囲を回転可能な羽根付きスリーブとから構成される回転装置であって、
前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
該コイル部に相対峙する羽根体部位に切欠部を設けて両側あるいは一端面に磁石を取り付けた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第八は、シャフトに軸支される複数の羽根体と、前記羽根体の外周部に相対峙する円環状枠体とを有する回転装置において、
前記円環状体は鉄素材から成り、外枠体に取付けられた鉄心の周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
該コイル部に相対峙する羽根体部位に切欠部を設けて両側あるいは一端面に磁石を取り付けた磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第九は、大小の円環状体と、複数の羽根体が前記円環状体内部をそれぞれ回転する回転装置であって、
前記小円環状体は、該環状体の表裏面に環状体に沿って鉄心が配置され、コイルが右巻き及び左巻きに交互に螺旋されるコイル部であり、
該コイル部に相対峙する小円環状体内部の羽根体先端部に磁石を取付けた第一磁石部と、
該コイル部に相対峙する大円環状体内部の羽根体先端部に磁石を取付けた第二磁石部とが設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させることを特徴とする電動回転装置である。
本発明の第十は、シャフトに軸支される複数の円形状ファン体と上下の円環状体とから構成される回転装置であって、
前記円環状体は、環状体に沿って鉄心が配置され、コイルが右巻き及び左巻きに交互に螺旋されるコイル部であり、
該コイル部に相対峙する上部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第一磁石部が設けられ、
該コイル部に相対峙する下部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第二磁石部が設けられ、
電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させることを特徴とする電動ファンである。
発明の効果
本発明の電動回転装置は、市販の扇風機型枠や羽根体を利用して簡易に起電が可能な電動回転装置であり、応用製品として電動扇風機や電動ファン、又は電動モータとして利用可能である。
本発明製品は、型枠に円環状体の鉄心コイルを巻線し、或いは空芯コイルを埋め込み、一方羽根体には複数の永久磁石を相対峙させて少ない電力で起磁力を得るために、従来のようにモータを用いる必要が無いために装置全体を軽量化できるようになっている。
本発明を図面をもって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
図1は、本発明の電動回転装置の正面図である。本発明の電動回転装置は、円環状体1と、該円環状体1内に相対峙する羽根体6とから構成されている。この場合、前記円環状体1は鉄心から成り、その周囲にコイルが右捲きコイル2及び左捲きコイル3として交互に螺旋状に巻線されてなり、一方、前記羽根体6の先端部にはマグネットがN極(以下、磁石N極4という)とS極(以下、磁石S極5という)とを交互に取り付けられており、DC電源10からスイッチイング(整流)により電力回転を行い、起磁力を得ながら羽根体を回転させることができるようになっている。
図2は、実施例1に示す電動回転装置を用いた電動扇風機を示す斜視図である。この電動扇風機は、円環状体15と、該円環状体15内に相対峙する羽根体6とが支柱16に固定されるように構成され、前記円環状体1は鉄心から成り、その周囲にコイルが右捲きコイル2と左捲きコイル3と交互に螺旋状に巻線されてなり、一方、前記羽根体6の先端部には磁石N極と磁石S極とが交互に取り付けられており、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させるようになっている。
幅30cmの羽根体6を6枚を直径10mmの軸部に取付けると共に、該羽根体6の先端部に永久磁石をN極とS極が交互になるように取付け、一方円環状体の鉄心には右巻きコイルと左巻きコイルとを交互に巻線してコイル部を形成し、電源からAC100Vの電力を送信して回転数1000rpm/minで回転させたところ、風速170m/min、風力46m/minを測定し、更に消費電力を調べたところ22Wであり、これは同形状の市販品扇風機の消費電力が44Wと比較すると約半分の消費電力で、同等以上の風速及び風力を得ることができた。
図3は、実施例1の電動回転装置を用いた電動ファン30を示す斜視図である。この電動ファン30は、外枠31内に固定される円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体32を保持する回転軸33とから構成されている。
この場合、前記円環状体は鉄心から成り、その周囲にコイルが右捲きコイル及び左捲きコイルとして交互に螺旋状に巻線されてなり、一方、前記羽根体の先端部にはマグネットが磁石N極と磁石S極とを交互に取り付けられており、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させるようになっている。
この場合、ファン外枠のうち、羽根部に面する内面は非磁性体として、磁力の分散を防止している。
図4は、別な形態を示す電動回転装置の正面図である。この電動回転装置は、ガイドレール付き円環状体20と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラ24、25とから構成されている。
この場合、前記ガイドレール付き円環状体20、円環状体は鉄素材からなるがガイドレール部分は非磁性体素材で構成し、その周囲にコイルが右捲きコイル21及び左捲きコイル22に交互に螺旋状に巻線されてなり、一方、前マグネットローラの外側全周部を磁石N極と磁石S極と交互になるように円環体に取り付けられており、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させるようになっている。
図示しないが実施例4の電動回転装置は、電動モータとしても応用可能であり、この電動モータは、ガイドレール付き円環状体と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラとが支柱に固定されるように構成され、前記ガイドレール付き円環状体は、円環状体は鉄素材からなるがガイドレール部分は非磁性体素材で構成し、その周囲にコイルが右捲き及び左捲きに交互に螺旋されなり、一方、前マグネットローラの外側全周部を磁石N極と磁石S極と交互になるように円環体に取り付けられており、電力によって起磁力を得ながらマグネットローラを回転させるようになっている。
この電動モータを利用する装置としては、回転軸を有しない電動ファン、電動スクリュー、内部のドラムを直接回転させる洗濯機、円パイプのダクト内のブロファ、ポンプなど中心に軸を使用しない装置に応用されるものである。
図5aー5cは、別な形態の電動回転装置において支持フレームの任意の箇所に取り付けれる円環状体と羽根体の関係を示す支持フレーム側から見た図面であり、図6は、図5bの断面図である。
本実施例における電動回転装置は、支持フレーム38の任意の箇所に設けられた円環状体35と、該円環状体35の中心部に設けられた軸部37と、該軸部の周囲を回転可能な羽根付きスリーブ36とから構成される回転装置であって、前記円環状体35は、実施例1−5と同様に鉄心コイルが環状体に沿って配置され、右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されるコイル部であり、該コイル部に相対峙する羽根体部位に切欠部39を設けて両側あるいは一端面に磁石N極及び磁石S極を交互に取り付けた磁石部40が設けられ、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させる装置である。
この回転装置の場合、羽根体のサイズによって任意の部位に相対峙して円環状体35を設けることが可能となり、円環状体には、実施例1−5に示すように右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されてコイル部を形成している。
このコイル部に相対峙する羽根体の部位に切欠部39を設けて両側あるいは一端面に磁石N極及び磁石S極を交互に取り付けた磁石部40が設け、この磁石部40がリング状のマグネットローターの働きを成すものである。
図7は、別な形態の電動回転体を示す断面図である。この電動回転体は、シャフトである軸部37に軸支される複数の羽根体36と、前記羽根体の外周部に相対峙する円環状枠体35とを有する回転装置において、前記円環状体35は、外枠体41に取付けられた環状体に沿って鉄心コイル(図示せず)が配置され、右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されるコイル部(図示せず)であり、該コイル部40に相対峙する羽根体部位に切欠部39を設けて両側あるいは一端面に磁石N極及び磁石S極を交互に取り付けた磁石部40が設けられ、電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させる装置である。
このコイル部に相対峙する羽根体の部位に切欠部39を設けて両側あるいは一端面に磁石N極及び磁石N極を交互に取り付けた磁石部40が設け、この磁石部40がリング状のマグネットローターの働きを成すものである。
図8は、さらに別な形態の電動回転体を示す断面図である。この電動回転体は、大小の円環状体35、42と、複数の羽根体43、44が前記円環状体内部をそれぞれ回転する回転装置であって、前記小円環状体35は、該環状体の表裏面に鉄心コイルが環状体に沿って配置され、右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されるコイル部であり、該コイル部に相対峙する小円環状体内部の羽根体先端部に磁石N極及び磁石S極を交互に取付けた第一磁石部と、該コイル部に相対峙する大円環状体内部の羽根体先端部に磁石を取付けた第二磁石部とが設けられ、電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させる装置である。
このコイル部に相対峙する羽根体の部位に磁石を取り付けた磁石N極及び磁石S極が交互に取付けた磁石部40が設け、この磁石部40がリング状のマグネットローターの働きを成し、内羽根43と外羽根44との回転方向を同一に、あるいは反対方向に回転させるようになっている。
このように1個の回転体で反対方向に回転する回転体を用いた応用具として、海水中で用いられる潜水用操舵機に用いると従来のような1枚の羽根体の回転による操作では進行中左右前後に振られるのが、2枚の回転体で反対方向に回転させると進行中の振れがなくなり、潜水用操舵機の操作が簡易にできるようになる。
図9は、所謂シロッコファンと呼ばれるファンを示す斜視図である。このファンは、シャフトに軸支される複数の円形状ファン体と円環状体とから構成される回転装置であって、前記円環状体は、鉄心コイルが環状体に沿って配置され、右巻きコイル及び左巻きコイルが交互に螺旋されるコイル部であり、該コイル部に相対峙する上部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第一磁石部が設けられ、該コイル部に相対峙する下部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第二磁石部が設けられ、電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させるファンである。
このコイル部に相対峙する羽根体の部位に磁石N極及び磁石S極が交互に配置される磁石部40が設け、この磁石部40がリング状のマグネットローターの働きを成し、上部円形羽根46と下部円形羽根47との回転方向を同一に、あるいは反対方向に回転させるようになっている。
従来のシロッコファン体は、1個の円形状ファンのみであるために送風力が限定されるが、本実施例のシロッコファン体は、2個のファンタを同時に同一方向、又は逆方向に回転できるために従来のファン体に比較すると2倍以上の送風力を有する一方で、消費電力は従来の少なくとも半分以下の電力で回転できることを確認している。
本発明の電動回転体を示す正面図である。 図1の電動回転体を用いた電動扇風機を示す斜視図である。 図1の電動回転体を用いた電動ファンを示す斜視図である。 本発明の別な形態の電動回転体を示す正面図である。 本発明の別な形態の電動回転体を示す正面図である。 図5bにおける断面図である。 本発明の別な形態の電動回転体を示す断面図である。 本発明の別な形態の電動回転体を示す正面図である。 本発明の別な形態の電動ファンを示す斜視図である。
符号の説明
1・・・円環状体
2・・・右捲きコイル
3・・・左捲きコイル
4・・・磁石N極
5・・・磁石S極
6・・・羽根体
7・・・シャフト
8・・・センサー
9・・・スイッチング回路
10・・DC電源
11・・扇風機
12・・羽根部
13・・支柱部
14・・スタンド部
15・・円環状体
16・・支柱
17・・支柱基部
18・・上面プレート
19・・操作ボタン
20・・ガイドレール付き円環状体
21・・右捲きコイル
22・・左捲きコイル
23・・ガイドレール
24・・マグネットローラN極
25・・マグネットローラS極
26・・センサー
27・・DC電源
28・・スイッチング回路
30・・電動ファン
31・・ファン外枠
32・・羽根部
33・・回転軸
34・・取付板
35・・円環状体
36・・スリーブ付き羽根体
37・・軸部
38・・支持フレーム
39・・切込み部
40・・磁石部
41・・枠体
42・・羽根体挟持円環状体
43・・内羽根
44・・外羽根
45・・支軸
46・・上部円形羽根
47・・下部円形羽根

Claims (10)

  1. 円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体とから構成され、
    前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
    一方、前記羽根体の先端部にはマグネットがN極とS極と交互に取り付けられた磁石部が設けられ、
    電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置。
  2. 円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体とが支柱に固定されるように構成され、
    前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
    一方、前記羽根体の先端部にはマグネットがN極とS極と交互に取り付けらた磁石部が設けられ、
    電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動扇風機。
  3. 外枠内に固定される円環状体と、該円環状体内に相対峙する羽根体を保持する回転軸とから構成され、
    前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
    一方、前記羽根体の先端部にはマグネットがN極とS極と交互に取り付けられた磁石部が設けられ、
    電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動ファン。
  4. ガイドレール付き円環状体と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラとから構成され、
    前記ガイドレール付き円環状体は、円環状体は鉄素材からなるがガイドレール部分は非磁性体素材で構成し、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
    一方、前マグネットローラの外側全周部をN極とS極と交互になるように円環体に取り付けられてた磁石部が設けられ、
    電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置。
  5. ガイドレール付き円環状体と、該ガイドレールに当接し、且つ中心部を円環体に固定されてなるマグネットローラとが支柱に固定されるように構成され、
    前記ガイドレール付き円環状体は、円環状体は鉄素材からなるがガイドレール部分は非磁性体素材で構成し、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
    一方、前記マグネットローラの外側全周部をN極とS極と交互になるように円環体に取り付けられた磁石部が設けられ、
    電力によって起磁力を得ながらマグネットローラを回転させることを特徴とする電動モータ。
  6. 請求項5記載の電動モータを取り付けたことを特徴とする回転軸を有しない電動ファン、電動スクリュー、内部のドラムを直接回転させる洗濯機、円パイプのダクト内のブロファ、ポンプから選ばれる電気機器。
  7. 支持フレームの任意の箇所に設けられた円環状体と、該円環状体の中心部に設けられた軸部と、該軸部の周囲を回転可能な羽根付きスリーブとから構成される回転装置であって、
    前記円環状体は鉄素材から成り、その周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
    該コイル部に相対峙する羽根体部位に切欠部を設けて両側あるいは一端面に磁石を取り付けた磁石部が設けられ、
    電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置。
  8. シャフトに軸支される複数の羽根体と、前記羽根体の外周部に相対峙する円環状枠体とを有する回転装置において、
    前記円環状体は鉄素材から成り、外枠体に取付けられた鉄心の周囲にコイルが右捲きと左捲きに交互に螺旋されるコイル部が設けられ、
    該コイル部に相対峙する羽根体部位に切欠部を設けて両側あるいは一端面に磁石を取り付けた磁石部が設けられ、
    電力によって起磁力を得ながら羽根体を回転させることを特徴とする電動回転装置。
  9. 大小の円環状体と、複数の羽根体が前記円環状体内部をそれぞれ回転する回転装置であって、
    前記小円環状体は、該環状体の表裏面に環状体に沿って鉄心が配置され、コイルが右巻き及び左巻きに交互に螺旋されるコイル部であり、
    該コイル部に相対峙する小円環状体内部の羽根体先端部に磁石を取付けた第一磁石部と、
    該コイル部に相対峙する大円環状体内部の羽根体先端部に磁石を取付けた第二磁石部とが設けられ、
    電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させることを特徴とする電動回転装置。
  10. シャフトに軸支される複数の円形状ファン体と上下の円環状体とから構成される回転装置であって、
    前記円環状体は、環状体に沿って鉄心が配置され、コイルが右巻き及び左巻きに交互に螺旋されるコイル部であり、
    該コイル部に相対峙する上部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第一磁石部が設けられ、
    該コイル部に相対峙する下部円形状ファン体の端部に磁石を取り付けた第二磁石部が設けられ、
    電力によって起磁力を得ながら羽根体を、同一方向又は逆方向に回転させることを特徴とする電動ファン。
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