JP2001054523A - 超音波処置具 - Google Patents

超音波処置具

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JP2001054523A JP2000210418A JP2000210418A JP2001054523A JP 2001054523 A JP2001054523 A JP 2001054523A JP 2000210418 A JP2000210418 A JP 2000210418A JP 2000210418 A JP2000210418 A JP 2000210418A JP 2001054523 A JP2001054523 A JP 2001054523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、操作性が良い超音波処置具を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】本発明の超音波処置具は、超音波振動を発
生する超音波振動子とホーン44を包囲するカバー部材
42を設け、前記ホーン44の前端に接続し、超音波振
動を伝達する振動伝達部材71と、この振動伝達部材7
1からの超音波振動により、生体組織を処置する超音波
プローブ115を設け、この超音波プローブ115に対
置され、該超音波プローブ115との間で生体組織を把
持する可動ジョー105を設け、この可動ジョー105
を操作する操作部は、固定ハンドル13と、この固定ハ
ンドル13に対して相対的に移動する可動ハンドル14
とを有し、前記操作部のハウジングの内部に、前記カバ
ー部材42を装着するための装着部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体組織を把持し
ながら超音波を利用して生体組織の切開、切除或いは凝
固等の処置を行う超音波処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波処置具としてはUSP第
5,322,055号で知られる超音波手術器具があ
る。この超音波手術器具は、超音波振動子に接続された
超音波プローブと、このプローブを挿通するシースと、
前記プローブの先端に形成されたブレードと、前記シー
スの先端部分に枢着され、前記ブレードと対峙したジョ
ーとを備え、前記シースの手元端に設けられたハンドル
により、ロッドを介して前記ジョーを回動操作するよう
にしたものである。前記ハンドルを操作して前記ジョー
を回動することにより、そのジョーとブレードの間で生
体組織を把持し、ブレードに超音波振動を与えて、把持
した生体組織部位を切開する。このとき、生体組織の把
持部位には凝固作用と切開作用が同時に加わるため、出
血を招くことなく、その生体組織の把持部分のみを切開
することが可能である。
【0003】この種の超音波手術器具にあっては一つの
操作で凝固作用と切開作用を同時に加え、生体組織を出
血させることなく迅速に切開することができる。このた
め、従来のメスによる生体組織の切開方法に比べて手技
等が簡便である。従って、特に内視鏡下外科手術により
腹腔内臓器等を処置する場合の利用が注目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の超音
波処置具では超音波振動子を覆うカバー部材を把持した
りするので、カバー部材に直接に触れる機会が多い。カ
バー部材に触れると、そのカバー部材が長軸に対して回
転してしまう可能性がある。このようにカバー部材が長
軸に対して回転してしまうと、これに連動して処置部も
回転してしまう為、操作部と処置部との相対的な角度関
係が当初とは異なってしまい、それを元に戻す必要があ
り、操作性が悪い。
【0005】また、ハンドルと術者の手が接触する部分
が十分に広くないと、長時間の操作により、術者の疲労
や苦痛が増大することがある。
【0006】従って、本発明は、操作性が良い超音波処
置具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
超音波振動を発生する超音波振動子と、この超音波振動
子の前端に連結するホーンと、前記超音波振動子及びホ
ーンとを包囲するカバー部材と、前記ホーンの前端に接
続し、超音波振動を伝達する振動伝達部材と、この振動
伝達部材からの超音波振動により、生体組織を処置する
超音波プローブと、この超音波プローブに対置され、該
超音波プローブとの間で生体組織を把持する可動ジョー
と、この可動ジョーを操作する操作部とを備え、前記操
作部は、固定ハンドルと、この固定ハンドルに対して相
対的に移動する可動ハンドルとを有してなり、前記操作
部の内部に前記カバー部材を装着する装着部を設けたこ
とを特徴とする超音波処置具である。
【0008】請求項2に係る発明は、前記固定ハンドル
及び可動ハンドルには、指掛け用の指掛けリングがそれ
ぞれ形成されていることを特徴とする請求項1記載の超
音波処置具である。
【0009】請求項3に係る発明は、前記ホーンの先端
部は、前記カバー部材から前方に突出すると共に、この
突出したホーンの先端部と前記振動伝達部材の後端部を
接続する手段を具備することを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の超音波処置具である。
【0010】請求項4に係る発明は、前記固定ハンドル
と前記可動ハンドルとは、前記振動伝達部材の長軸を挟
んで両側に配設されていることを特徴とする請求項1な
いし請求項3のいずれかに記載の超音波処置具である。
【0011】請求項5に係る発明は、前記固定ハンドル
は、前記カバー部材の外径より大きく、前記カバー部材
を包囲するように丸みを持った形状の指当て接触部を有
することを特徴とする請求項4記載の超音波処置具であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1乃至図1
0に基づいて、本発明の第1の実施形態に係る超音波処
置具としていわゆる超音波凝固切開具について説明す
る。図1はその超音波凝固切開具1の組み立て状態の全
体を示すものである。
【0013】超音波凝固切開具1は図2の(a)で示す
ハンドルユニット2と、図2の(b)で示すプローブユ
ニット3と、図3で示す振動子ユニット4を有し、これ
らのユニット2,3,4は図1で示す状態に組み立てら
れる。
【0014】ハンドルユニット2は図2の(a)で示す
如く、振動子接続部11を有した操作部本体12を有し
ており、この操作部本体12には固定的な下側ハンドル
(固定ハンドル)13と回動自在な上側ハンドル(可動
ハンドル)14が設けられている。下側ハンドル13に
は指掛けリング15が形成され、その指掛けリング15
の孔内には、親指以外の指の複数のものを選択的に差し
込めるようになっている。上側ハンドル14には同じ手
の親指を掛ける指掛けリング16が形成されている。上
側ハンドル14は図6で示す如く、操作部本体12にね
じ止めされた軸ピン17により枢着されている。
【0015】上側ハンドル14の基部と下側ハンドル1
3の基部には上側ハンドル14を閉じる向きに回動する
ときに終端位置を規制するために互いに突き当たる突当
て部18a,18bが形成されている。
【0016】図6で示す如く、上側ハンドル14の基部
には連結部材としての係止ピンを兼ねた固定ねじ部材1
9が取り付けられている。この固定ねじ部材19は前記
ハンドル枢着用の軸ピン17から上側へ離れるものの近
傍に位置して上側ハンドル14の基部に設けられた貫通
孔23に貫通している。
【0017】また、固定ねじ部材19の内端には操作部
本体12に装着されたプローブユニット3に係合させる
ための係合部21が設けられている。固定ねじ部材19
には外端に位置した操作つまみ部22が形成されてい
る。固定ねじ部材19は貫通孔23内に挿通することに
より上側ハンドル14に対してその軸方向へ遊動自在に
取り付けられている。
【0018】さらに、固定ねじ部材19の外端側に位置
して前記貫通孔23に形成された雌ねじ部25に螺合す
る雄ねじ部26が形成されている。固定ねじ部材19は
その中間部を貫通孔23内に位置させる範囲で自由に進
退移動することができる。このため、係合部21が後述
するロータへの係合位置から待避させてその係合を解除
したり、係合部21を係合位置まで前進させて固定ねじ
部材19の雄ねじ部26を雌ねじ部25にねじ込むこと
によりロータへの係合位置に固定したりすることができ
る。
【0019】また、固定ねじ部材19にはコイルばね2
7が巻装されている。このコイルばね27は上側ハンド
ル14と操作つまみ部22の両者を離反する向きに付勢
している。従って、雌ねじ部25から雄ねじ部26を外
すと、固定ねじ部材19はそのコイルばね27の弾性復
元力によって、後述するロータ側から自動的に待避する
ため、プローブユニット3の挿入装着及び分解抜去作業
が簡単である。
【0020】操作部本体12の上部には枢着軸28を介
して着脱部材としてのストッパー片29が枢着されてい
る。このストッパー片29は操作部本体12に装着され
た振動子ユニット4を所定位置に固定するものである。
ストッパー片29は枢着軸28に巻装したコイルばね3
0(図6参照)により振動子ユニット4に係止する向き
に回動するように付勢されている。そして、通常、スト
ッパー片29は図5で示す位置まで回動している。
【0021】前記操作部本体12の前端部分には回転ノ
ブ32及び固定ナット33を利用して挿入シース部31
が回転自在に保持されている。図5で示す如く、挿入シ
ース部31は回転ノブ32に固定的に取着されており、
その回転ノブ32は操作部本体12に対して同軸的に回
転可能に取着されている。回転ノブ32と固定ナット3
3の間で前記操作部本体12に形成した鍔34を挟み込
み、回転ノブ32を回転可能に保持する。ここで、前記
挿入シース部31は回転ノブ32が摺接する部材との摩
擦力により、常にある程度の制動が掛かっており、簡単
に回転するものではない。
【0022】図4及び図5で示す如く、前記挿入シース
部31は剛性のある金属製パイプからなる芯材31a
と、これの外周に被覆した電気的絶縁性樹脂の外皮31
bの2重管構造のものである。また、挿入シース部31
内の先端部分には図4の(b)で示すように、一対の係
止片36が設けられていて、この係止片36により挿入
シース部31内に挿通されるプローブユニット3の先端
部分を係止し、挿入シース部31に対してのプローブユ
ニット3の軸回り回転方向の位置を決めるようになって
いる。前記係止片36は芯材31aの先端の一部分を延
長し、この延長部分を内側に曲げ込むことにより形成さ
れている。この係止片36の位置に対応して回転ノブ3
2の外面には係止位置を示す指標38が設けられている
(図5参照)。
【0023】図3で示す如く、前記振動子ユニット4は
ハンドピース41のハウジングを兼ねた円筒状カバー4
2内にランジュバン型超音波振動子43を配置してな
り、超音波振動子43の前端にはホーン44が連結され
ている。ホーン44の先端には図5で示す如く、プロー
ブユニット3の後端をねじ込むための雌ねじ部45が形
成されている。
【0024】また、図3で示す如く、カバー42の前端
部にはリング状のストッパー受け部材56が設けられて
いる。前記ストッパー受け部材56の外周面部には環状
の周回溝57が形成されている。このストッパー受け部
材56の周回溝57内には前記ハンドルユニット2側の
前記ストッパー片29の先端が嵌め込んで係止するよう
になっている。ストッパー受け部材56の内腔58には
プローブユニット3のロータ78の後端部分を嵌め込む
ようになっている。
【0025】図3で示す如く、前記ハンドピース41に
は長尺で可撓性のハンドピースコード61が接続され、
このハンドピースコード61の延出先端にはハンドピー
スプラグ62が設けられている。このハンドピースプラ
グ62には防水キャップ63が付設されている。そし
て、この振動子ユニット4を洗浄する際、ハンドピース
プラグ62の端子部付近を防水キャップ63で覆うよう
になっている。また、前記ハンドピース41の後端には
高周波処置を行うときに高周波コードを接続する接続端
子67が設けられている。
【0026】一方、前記プローブユニット3は図2の
(b)で示すように、超音波振動を伝達する棒状の振動
伝達部材71と、これに沿って略平行に配置されるワイ
ヤー状の操作駆動軸(可動部材)72とを備える。振動
伝達部材71は音響効果が高く、生体適合性の良い、例
えばチタン材やアルミニウム材等で形成されている。
【0027】さらに、振動伝達部材71は図2の(b)
で示す如く、先端側部分71aと後端側部分71bの2
体のものからなり、両者はねじ止めと接着により固定的
に連結されている。振動伝達部材71の後端部分には雄
ねじ部73が形成されていて、この雄ねじ部73の部分
を前記ホーン44の先端に形成した前記雌ねじ部45に
ねじ込んでホーン44に振動伝達部材71を連結するよ
うになっている。そして、振動伝達部材71の後端の段
差端面74がホーン44の先端面に突き当たる位置まで
ねじ込んで、振動伝達部材71とホーン44が強固に連
結される。また、振動伝達部材71の後端部の周面には
着脱するときに使用するスパナ掛け面75が形成されて
いる。
【0028】前記操作駆動軸72はワイヤー状の部材で
あり、これは比較的剛性があり、また、ばね弾性も備え
た、例えばステンレススチール(SUS)等の材料によ
って形成されている。また、操作駆動軸72には薄い金
属製のパイプ76が被嵌されている。このパイプ76は
操作駆動軸72の基端から先端の手前の途中部分のとこ
ろまで被嵌されている。
【0029】前記操作駆動軸72の後端には前記ロータ
78が固定的に取着されている。前記ロータ78はその
中心が振動伝達部材71の中心軸と一致する同心的な円
筒状の回転体形状に形成されている。前記ロータ78の
外周には2条の鍔81を設け、この間で係合用環状溝8
2を形成している。係合用環状溝82にはハンドルユニ
ット2の可動ハンドルである上側ハンドル14に取着さ
れた前記固定ねじ部材19の係合部21が嵌まり込んで
係合する。係合用環状溝82の前後の周面部にはそれぞ
れOリング84,84が装着されている。
【0030】そして、ユニット2,3,4を組み立てた
際、ロータ78の前端側周部85がハンドルユニット2
の嵌合孔部80に嵌まり込み、ロータ78の後端側周部
87が操作部本体12の内腔内においてストッパー受け
部材56の内腔58内に嵌まり込む。このとき、振動子
ユニット4側のストッパー受け部材56の周回溝57に
はストッパー片29が係止する。振動子ユニット4はプ
ローブユニット3と一体に回転が可能である。プローブ
ユニット3の操作駆動軸72は、ハンドルユニット2に
よるハンドル操作で、ロータ78と一体的に前記振動子
ユニット4及び振動伝達部材71等の静止部材に対して
前後軸方向への移動が可能である。
【0031】図2の(b)で示す如く、振動伝達部材7
1と、操作駆動軸72に被嵌されたパイプ76とは複数
のスぺーサー86によって互いに保持し合っている。各
スぺーサー86はいずれも振動伝達部材71の振動の節
に位置して配置されている。スぺーサー86はこれらに
装着する振動伝達部材71と操作駆動軸72を所定の間
隔で平行に保持する。また、操作駆動軸72に被嵌した
パイプ76には前記スぺーサー86の前後の移動を阻止
するために最先端のスぺーサー86のものを除き、止め
輪89がその前後に被嵌して設けられている。各止め輪
89はいずれも接着により操作駆動軸72に被嵌したパ
イプ76の外周に固定されている。
【0032】図4の(a)に示すように、最先に位置し
たスペーサー86は後述する超音波プローブ115の遠
位端に最も近い超音波振動の節部に位置して設けられて
いる。この最先に位置したスペーサー86は操作駆動軸
72に被嵌したパイプ76の外周に接着等により固定し
てもよいが、ここではパイプ76の外周に遊嵌して設け
られている。前記スペーサー86は支持部材90を有
し、そのスペーサー86と支持部材90の両者にわたり
止めリング91が被嵌されている。これにより止めリン
グ91はスペーサー86と支持部材90の両者を締結す
る。これらは接着により一体的に固定している。
【0033】この部分を組み立てる場合にはまず振動伝
達部材71のフランジ95の部分をスぺーサー86と支
持部材90で挟み込み、スぺーサー86と支持部材90
の両方にわたり止めリング91を被嵌し、スペーサー8
6と止めリング91を接着する。このとき、支持部材9
0はスペーサー86に含まれる部材である。
【0034】図4の(a)で示す如く、最先端のスペー
サー86のところに位置する振動伝達部材71の周部に
は回動規制用フランジ95が形成されている。この回動
規制用フランジ95はこれに対応位置するスペーサー8
6の内面部に形成された嵌込み溝に密に嵌め込まれて係
合し、振動伝達部材71廻りでのスペーサー86の回動
を阻止する。スペーサー86の嵌込み溝には操作駆動軸
72側に位置して回動規制用フランジ95との間に振動
吸収部材の例えばゴム製の緩衝部材97が嵌め込まれて
いる。
【0035】最先端に位置したスペーサー86はこの位
置より前方へ延びるジョー保持部材100の支持部を兼
ねるものであり、スペーサー86とジョー保持部材10
0の両者は一体に形成されている。前記ジョー保持部材
100は前記スペーサー86に支持され、前記振動伝達
部材71の軸方向への移動、及びその軸廻りでの回動が
制限されている。ジョー保持部材100はその前方端が
振動伝達部材71の先端直前まで延長されており、その
基端部付近から先端まで達するスリット溝101が形成
されている。ジョー保持部材100の先端付近部分にお
いてスリット溝101の左右両部分には補強橋102が
架設されている。ジョー保持部材100の延長した先端
部付近にはジョー105が枢着されている。
【0036】前記ジョー保持部材100の先端部分には
そのスリット溝101の左右両部分に渡って橋架する枢
支ピン103が設けられている。前記ジョー105はそ
の枢支ピン103に対して枢着されている。そして、前
記ジョー105はいわゆる可動ブレード(可動側把持
片)を構成するものであり、後述する超音波プローブ1
15に対峙する。
【0037】図7で示す如く、前記ジョー105は金属
製の本体部材106と、樹脂製の把持部材107とから
なり、本体部材106の基部付近には軸受け用連結孔1
08が形成されている。前記枢支ピン103をその軸受
け用連結孔108に挿通することにより前記本体部材1
06は前記ジョー保持部材100に対して回動自在に支
持されている。軸受け用連結孔108は図8の(a)で
示す如く、挿入シース部31の軸方向に対して斜めの長
孔からなっており、前記枢支ピン103はその連結孔1
08内に摺動自在に嵌め込まれている。本体部材106
には操作駆動軸72の先端を接続するための接続孔10
9が、前記軸受け用連結孔108の直近下側に位置して
形成されている。この接続孔109はジョー105の左
右方向に貫通して穿孔されている。この接続孔109に
は操作駆動軸72の先端部分を略直角に屈曲して形成し
た屈曲部110が嵌入されている。
【0038】前記本体部材106には前後に長く形成し
た嵌込み装着用孔111が設けられている。この嵌込み
装着用孔111には前記把持部材107の背面に設けた
突部112が密に嵌め込まれるようになっている。突部
112の突出端には左右に突き出した鍔113が形成さ
れている。
【0039】嵌込み装着用孔111に突部112を嵌め
込むときには図7で矢印で示すように、下側から鍔11
3を先にしてその鍔113及び本体部材106の装着用
孔111付近を弾性的に変形させながら嵌込み装着用孔
111に強く差し込む。すると、鍔113及び本体部材
106の嵌込み装着用孔111付近が弾性変形し、その
鍔113が嵌込み装着用孔111に通り、突き抜けたと
ころで、その突部112が嵌込み装着用孔111内に密
に嵌め込まれる。さらに把持部材107の背面と鍔11
3の間で、本体部材106を挟み込んで、その本体部材
106に把持部材107が保持される。また、嵌込み装
着用孔111に突部112を嵌め込むときに当る突部1
12及び鍔113の縁部には図9で示す如く、丸みまた
は傾斜116を形成し、嵌込み装着用孔111に前記突
部112を嵌め込む時のガイドとする。
【0040】前記把持部材107は滑り性のよい、例え
ばいわゆるテフロン(登録商標)などの樹脂で一体的に
形成されている。また、把持部材107の把持面117
の左右両縁には超音波プローブ115側へ突き出した縁
部118が形成され、これらの縁部118の先端は歯1
19が形成されている。
【0041】前記振動伝達部材71の先端部分は超音波
プローブ(固定側把持片)115を構成する。この超音
波プローブ115の部分は前記ジョー105の把持部材
107が対峙するように配置されている。超音波プロー
ブ115は図9で示す如く、その断面形状が縦長であ
る。超音波プローブ115の先端外周面部分は丸みが付
けられている。
【0042】そして、操作駆動軸72を押し引きするこ
とにより回動させられる開閉自在なジョー105と固定
的な超音波プローブ115により生体組織を把持して凝
固及び切開する超音波処置部120を構成している。
【0043】また、ジョー保持部材100の処には、操
作駆動軸72を引いて閉じる向きにジョー105を回動
操作する際、そのジョー105の回動量を規制するスト
ッパー機構が設けられている。つまり、図4の(a)で
示す如く、ジョー保持部材100のスリット溝101内
に位置した操作駆動軸(可動部材)72の途中部分に
は、ストッパー管(ストッパ体)121が被嵌されてい
る。このストッパー管121はその内面に雌ねじを形成
し、前記操作駆動軸72に被嵌したパイプ76の外周に
形成した雄ねじに螺合して固定的に取着されている。こ
の取付け手段は螺合方式であるため、製作組付け過程で
ストッパー管121の位置をその軸方向に微調整するこ
とができる。パイプ76の雄ねじの先端側部分には管状
のナット122が螺合している。このナット122を設
けることにより前記ストッパー管121をダブルナット
形式で確実に固定することができる。ストッパー管12
1及びナット122の外周面には回転操作する際の滑止
め用としてローレットが形成されている。ストッパー管
121及びナット122はこれらの位置を調整した後、
これらが螺合するパイプ76の外周に接着されて確実に
固定されるようになっている。
【0044】そして、前記ストッパー機構は、操作駆動
軸72を引き込んで、ジョー105を閉じた際、ストッ
パー管121の後端124が、静止部材としてのジョー
保持部材100に形成したスリット溝101の後端面か
らなるストッパー受け面125に当たり、操作駆動軸7
2のそれ以上の引き込みを阻止し、ジョー105の操作
量を制限する。そして、前記ジョー105を回動すると
き、前記把持部材107の把持面117が前記超音波プ
ローブ115との接触により摩耗しても前記超音波プロ
ーブ115は前記本体部材106に接触するまで深く摩
耗させない段階で、ジョー105の操作量を制限する。
【0045】次に、前記ハンドルユニット2における下
側ハンドル13と上側ハンドル14の形態について述べ
る。すなわち、図1で示す如く、下側ハンドル13と上
側ハンドル14は挿入シース部31の延長中心軸の上下
に位置して配置される。図10で示す如く、下側ハンド
ル13と上側ハンドル14におけるそれぞれの指当て接
触部13a,14aは幅広く形成され、その幅はハンド
ピース41のカバー(ハウジング)42の外径よりも大
き目であり、そのハンドピース41の部分を上下から包
むように丸みを持って形成されている。
【0046】このように各ハンドル13,14の指当て
接触部13a,14aが、ハンドピース41を囲む略円
筒形状の一部を形成するようにしたから、ハンドピース
41の部分は指当て接触部13a,14aによって実質
的に覆われる。このため、操作中、手指がハンドピース
41に指を触れることを防ぎ、その振動子ユニット4を
不用意に回転させてしまうことを回避できる。
【0047】また、指当て接触部13a,14aの幅が
十分に広いため、長時間使用しても術者の疲労や苦痛が
増大することがない。
【0048】次に、超音波凝固切開具1を使用する場合
について述べる。まず、プローブユニット3に振動子ユ
ニット4を組み付け、これをハンドルユニット2に差し
込んで、図1で示す状態に組み立てる。
【0049】そして、ハンドルユニット2の下側ハンド
ル13と上側ハンドル14に片手の指を掛けて超音波凝
固切開具1を把持し、トラカール等を利用して腹腔内に
挿入シース部31を誘導する。上側ハンドル14を回動
操作すれば、超音波処置部120のジョー105を開閉
することができる。
【0050】そして、固定的な超音波プローブ115に
対してジョー105が回動し、この両者の間で、生体組
織を把持したり、または開くことにより両者で臓器を剥
離したり圧排したりすることができる。
【0051】一方、超音波処置部120を用いて超音波
処置を行う場合には超音波プローブ115とジョー10
5の間に患部の生体組織を把持し、超音波プローブ11
5に超音波振動を加える。すると、把持された生体組織
部分が凝固されながら切れる。
【0052】この際、ジョー105が閉じ、ジョー10
5と超音波プローブ115の間で、生体組織を挟み込ん
で行く過程で、超音波プローブ115はジョー105に
よる押圧力を受けて弾性的に変位する。つまり、前記超
音波プローブ115は振動伝達部材71に支持されてい
るため、振動伝達部材71の自由端部分が撓み、超音波
プローブ115はジョー105の把持面117に押され
て追従的に変位する。そして、適正な把持力量で生体組
織を挟み込み、ジョー105と超音波プローブ115の
間に把持された生体組織部分が凝固されながら切断す
る。
【0053】図8の(a)はジョー105の把持部材1
07の把持面117が超音波プローブ115の上面に接
触させた状態を示しており、これは超音波プローブ11
5が、まだ変形していない状態である。また、図8の
(b)は超音波プローブ115がジョー105に押され
て変形して変位した状態を示す。ジョー105と超音波
プローブ115の間に生体組織を挟み込んで超音波処置
を行う場合にはこの状態になる。しかし、ジョー105
が一定量回動すると、前記ストッパー機構が働くため、
それ以上に回動せず、過大な把持力が加わることはな
い。
【0054】このようにして、ジョー105と超音波プ
ローブ115の間の生体組織部分が切断し終わったと
き、図9の(a)で示すごとく、ジョー105の把持部
材107の把持面117に振動中の超音波プローブ11
5が接触する。このため、生体組織部分の処置を繰り返
す都度、把持部材107の把持面117が少しずつ摩耗
し、図9の(b)で示す如く、窪み123が形成され
る。この窪み123がジョー105の金属製の本体部材
106に達する深さに至る前に、前記ストッパー機構が
働き、ジョー105の回動が阻止される。つまり、把持
部材107の把持面117が前記超音波プローブ115
との接触により摩耗しても、前記超音波プローブ115
が金属製の本体部材106に接触するまで窪み123が
深くならない段階で、ジョー105の操作終端位置を規
制する。
【0055】このため、前記把持部材107が前記超音
波プローブ115との接触により摩耗してもジョー10
5の金属製の本体部材106は前記超音波プローブ11
5に接触しない領域に維持される。従って、振動状態の
超音波プローブが金属部分に接触することが未然に阻止
される。振動状態の超音波プローブ115が金属部分に
接触することがないので、超音波プローブ115等を損
傷させたり、切れ味を低下させたりしない。その結果、
超音波凝固切開具1の使用頻度を十分に増やし、その超
音波凝固切開具1の耐久性を高めることができる。
【0056】一方、前記ストッパ機構により超音波プロ
ーブ115へのジョー105の圧接力を制限し、把持力
量が適正な範囲内に抑制されるため、例えば思い切り強
くハンドルを握った場合は勿論、術者の個人差や熟練の
程度によって、ハンドル13,14に過大な操作力を加
えることがあっても所要の把持力量の範囲内で把持さ
れ、生体組織を確実に凝固しながら切断することができ
る。特に微細血管等の生体組織を機械的のみに切断して
しまう虞がない。また、所定の把持力量が常に得られる
ので、把持力量が過小な場合のように超音波プローブ1
15の超音波振動の発熱作用が十分に発生せず、所望の
処置が効率よく行われないとか、さらには把持力量が過
大になり、超音波プローブ115での超音波振動が停止
してしまうなどの事態はいずれも起こらない。
【0057】また、図8の(a)で示す如く、ジョー1
05を枢着する枢支ピン103を通す連結孔108が長
孔であり、その長手方向は超音波プローブ115の把持
面に垂直な線に対して傾斜しているため、ジョー105
の連結孔108内で枢支ピン103が相対的に移動でき
る。このため、超音波プローブ115に対してのジョー
105の噛み合わせが向上すると共に、ジョー105と
超音波プローブ115の噛み合いが均一になる。
【0058】すなわち、ジョー105を回動して生体組
織を把持し始めるまでは枢支ピン103は図8の(a)
で示す如くジョー105の連結孔108内の下端に位置
している。生体組織を把持してさらにジョー105を回
動すると、ジョー105は下側へ引かれるため、枢支ピ
ン103は図8(b)で示す如く連結孔108の上端に
までスライドする。そして、ジョー105の連結孔10
8内で枢支ピン103がスライド可能なため、その両者
の把持面同士が略平行な把持状態に維持し、両者の噛み
合わせを向上することができる。また、生体組織の把持
量を多くでき、また、把持量が多くてもその生体組織全
体を均一に把持することができる。しかも、連結孔10
8の長手方向が傾斜しているため、そのスライド動作が
スムーズになり、ジョー105の回動動作が円滑であ
る。
【0059】尚、ジョー105を支持する連結孔108
と枢支ピン103の関係は、ジョー105側に枢支ピン
103を設け、ジョー保持部材100側に連結孔108
を形成するようにしてもよい。
【0060】また、前記ジョー105の回動量を規制す
るストッパー機構としては、次のような構成のものでも
よい。すなわち、プローブユニット3の操作駆動軸72
の後端に連結され、かつハンドルユニット2側のハンド
ル操作で移動操作される接続部材、たとえばロータ78
と、これに対峙して相対的に見ると静止する固定的な部
材、例えば振動子ユニット4のストッパー受け部材56
の前端とで構成し、ロータ78の後端をストッパー受け
部材56の前端に衝止して操作駆動軸72の移動を規制
することにより前記超音波プローブ115に対するジョ
ー105の開閉終端位置を規制するようにしたストッパ
機構を構成してもよい。
【0061】(第2の実施形態)図11に基づいて、本
発明の第2の実施形態を説明する。この第2の実施形態
はハンドルユニット2の変形例を示すものである。ここ
でのハンドルユニット2では下側ハンドル13と上側ハ
ンドル14に指掛けリングを設けずに構成し、その代わ
りにばね部材131を各ハンドル13,14の間に設け
て、各ハンドル13,14を離反する向きに付勢するよ
うにしたものである。ばね部材131は板ばねからな
り、その一端を下側ハンドル13の内面に止め具132
で取着し、ばね部材131の他端を上側ハンドル14の
内面に接合した。図11は上側ハンドル14がそのばね
部材131の付勢力で開いた待機状態を示している。各
ハンドル13,14は常に開く向きに付勢されるため、
指掛けリングを設ける必要がない。各ハンドル13,1
4の他の構成は前述した第1の実施形態のものと同様で
ある。
【0062】また、この第2の実施形態では下側ハンド
ル13の基部とこれに対向する上側ハンドル14の基部
にはそれぞれ閉じ切ったときに突き当たる突当て面13
5,136が形成されている。そして、この突当て面1
35,136により前記ジョー105の回動量を規制す
るストッパー機構を構成する。ジョー105の回動量を
規制する仕方は前述した第1の実施形態のものと同様で
ある。
【0063】第1の実施形態でのストッパー機構のもの
に加えて、このストッパー機構を設けてもよいが、両方
のストッパー機構を設ける場合には第1の実施形態での
ストッパー機構のものを主体的に機能させ、この第2の
実施形態でのストッパー機構を補助として用いるように
するとよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、操作部
に、固定ハンドルと、この固定ハンドルに対して相対的
に移動する可動ハンドルとを有し、前記カバー部材を装
着する装着部が、前記操作部の内部分に設けられている
ため、固定ハンドルと可動ハンドルを用いて操作する
際、操作部に装着したカバー部材に手などが直接に触れ
る機会が少なく、また、いたずらにカバー部材を動かし
てしまうことがないため、操作性が良い。さらに、固定
ハンドルはカバー部材の外径より大きく、前記カバー部
材を包囲するように丸みを持った形状の指当て接触部を
有するため、ハンドルの把持操作性が良く、長時間使用
しても疲れにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る超音波凝固切開具の組み
立て状態での側面図。
【図2】(a)は前記超音波凝固切開具のハンドルユニ
ットの側面図、(b)は前記超音波凝固切開具のプロー
ブユニットの側面図。
【図3】前記超音波凝固切開具の振動子ユニットの斜視
図。
【図4】(a)は前記超音波凝固切開具の先端部分の縦
断面図、(b)は(a)中のa−a線に沿う部分の横断
面図。
【図5】前記超音波凝固切開具の基部の縦断面図。
【図6】図5中のb−b線に沿う部分の横断面図。
【図7】前記超音波凝固切開具のジョー部分の展開斜視
図。
【図8】前記超音波凝固切開具の先端部分の縦断面図。
【図9】(a)は図8中のc−c線に沿う部分の横断面
図、(b)は図8中のd−d線に沿う部分の横断面図。
【図10】図1中のe−e線に沿う部分の横断面図。
【図11】第2の実施形態に係る超音波凝固切開具の組
み立て状態での側面図。
【符号の説明】
1…超音波凝固切開具、2…ハンドルユニット、3…プ
ローブユニット、4…振動子ユニット、12…操作部本
体、13…下側ハンドル、14…上側ハンドル、42…
カバー、44…ホーン、71…振動伝達部材、72…操
作駆動軸、105…ジョー105、115…プローブ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波振動を発生する超音波振動子と、 この超音波振動子の前端に連結するホーンと、 前記超音波振動子及びホーンとを包囲するカバー部材
    と、 前記ホーンの前端に接続し、超音波振動を伝達する振動
    伝達部材と、 この振動伝達部材からの超音波振動により、生体組織を
    処置する超音波プローブと、 この超音波プローブに対置され、該超音波プローブとの
    間で生体組織を把持する可動ジョーと、 この可動ジョーを操作する操作部とを備え、 前記操作部は、固定ハンドルと、この固定ハンドルに対
    して相対的に移動する可動ハンドルとを有してなり、前
    記操作部の内部に前記カバー部材を装着する装着部を設
    けたことを特徴とする超音波処置具。
  2. 【請求項2】前記固定ハンドル及び可動ハンドルには、
    指掛け用の指掛けリングがそれぞれ形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の超音波処置具。
  3. 【請求項3】前記ホーンの先端部は、前記カバー部材か
    ら前方に突出すると共に、 この突出したホーンの先端部と前記振動伝達部材の後端
    部を接続する手段を具備することを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の超音波処置具。
  4. 【請求項4】前記固定ハンドルと前記可動ハンドルと
    は、前記振動伝達部材の長軸を挟んで両側に配設されて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載の超音波処置具。
  5. 【請求項5】前記固定ハンドルは、前記カバー部材の外
    径より大きく、前記カバー部材を包囲するように丸みを
    持った形状の指当て接触部を有することを特徴とする請
    求項4記載の超音波処置具。
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