JP2001054212A - 扉閉止具 - Google Patents

扉閉止具

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JP2001054212A
JP2001054212A JP11222297A JP22229799A JP2001054212A JP 2001054212 A JP2001054212 A JP 2001054212A JP 11222297 A JP11222297 A JP 11222297A JP 22229799 A JP22229799 A JP 22229799A JP 2001054212 A JP2001054212 A JP 2001054212A
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篤志 中本
Masateru Ishibashi
誠輝 石橋
Akinori Uchimura
昭紀 内村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱体の扉を閉止する扉閉止具において、その
扉への取り付けを簡便に行うことができる扉閉止具を提
供する 【解決手段】 扉閉止具1を、その前面側から背面側に
わたって連通する収納部Sを有するケース70と、前記
収納部Sに配設され、収納部S内に収まる収納位置と収
納部から一部が突出した操作位置との間で移動自在な操
作体10と、前記操作体10の回動操作に連動して箱体
6の方向に突出、後退して扉2を箱体6に閉止、開放す
る鎖錠板61とで構成し、前記ケース70は、収納部S
の周囲に形成された引掛部84を有し、扉2に形成され
た貫通孔7にその前面側を貫通して扉2の裏面側に配設
されるケース本体71と、前記ケース本体71の引掛部
84に係合する被引掛部94を有し、その背面側に形成
された縁部92を扉2の貫通孔7の周囲に係合して扉2
の表面側に配設される蓋体91とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作体の回動操作
により、箱体の扉を閉止、開放することができる扉閉止
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】分電盤などの箱体の扉110には、従来
から、特開平7―264727号公報記載に記載されて
いるような扉閉止具が用いられている。この扉閉止具
は、その操作体を、扉の表面側から扉に形成された貫通
孔に挿入し、扉の裏面側からその操作体をナットにより
固定して取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、操作体を、操作体に設けたねじを
介してナットにより固定するので、ナットを締め付ける
作業に長時間を要することがあった。また、ナット止め
により固定するので、操作体を回動操作するうちに、そ
のナットが緩むおそれもあった。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、操作体の回動操作により
箱体の扉を閉止する扉閉止具において、その扉への取り
付けを簡便に行うことができる扉閉止具を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の扉閉止具にあっては、その前面側から背面
側にわたって連通する収納部を有するケースと、前記収
納部に配設され、収納部内に収まる収納位置と収納部か
ら一部が突出した操作位置との間で移動自在な操作体
と、前記操作体の回動操作に連動して箱体の方向に突
出、後退して扉を箱体に閉止、開放する鎖錠板とを有
し、前記ケースは、収納部の周囲に形成された引掛部を
有し、扉に形成された貫通孔にその前面側を貫通して扉
の裏面側に配設されるケース本体と、前記ケース本体の
引掛部に係合する被引掛部を有し、その背面側に形成さ
れた縁部を扉の貫通孔の周囲に係合して扉の表面側に配
設される蓋体とを有することを特徴としている。
【0006】この扉閉止具にあっては、そのケースが扉
の裏面側に配設されるケース本体と、扉の表面側に配設
される蓋体とで形成されており、それらの引掛部と被引
掛部を係合して扉を挟む形で取り付けられるので、扉閉
止具を取り付ける際にはねじ締めが不要であり、扉閉止
具を扉に取り付ける作業を簡便に行うことができる。
【0007】前記ケース本体は、内方に操作体を収納す
る内周壁を有し、前記操作体に、収納部の内周よりも外
側に突出してケース本体の内周壁の先端と蓋体の縁部と
の間で摺動自在に保持される耳片が形成されていること
も好ましい。
【0008】この扉閉止具にあっては、操作体の耳片が
ケース本体の収納部の内週壁の先端と蓋体の縁部との間
で回動自在に保持されているので、操作体が、ケースか
ら脱落することがない。また、ケース本体の収納部に前
面側から操作体を収納し、その後、蓋体を取着すること
で操作体を収納でき、操作体の収納作業を簡便に行うこ
とができる。
【0009】前記内周壁の先端には、鎖錠板が突出位
置、後退位置それぞれにある状態で、耳片が当接して操
作体の回動を阻止する回動阻止部を形成しても良い。
【0010】この扉閉止具にあっては、操作体の耳片の
側面が回動阻止部に当接してそれ以上回動しなくなるの
で、扉を閉止する鎖錠板が突出位置、後退位置それぞれ
にあることを容易に認知することができる。
【0011】前記蓋体は、その前面外側が扉の表面側に
徐々に傾斜していることも好ましい。
【0012】この扉閉止具によると、操作体を回動操作
するときに、蓋体に手が触れにくくなる。
【0013】前記操作体の先端側は、側面が略鋸刃状の
滑り防止形状に形成されていることも好ましい。
【0014】この扉閉止具によると、操作体を回動操作
する際、滑りにくくなり、操作体の回動操作が容易とな
る。
【0015】前記操作体の前面は、鎖錠板が突出位置に
あるときに操作体の回動操作を防止する鍵の施錠孔を有
しかつ回動自在の施錠部が形成されていることも好まし
い。
【0016】この扉閉止具によると、収納位置の操作体
を、鍵の回動により施錠することで、操作体を収納位置
で固定することができる。
【0017】前記操作体は、収納部に配設されて鎖錠板
を駆動する操作体本体と、この操作体本体の前面側に配
設された施錠孔を有する前記施錠部と、この施錠部の施
錠孔に対応して鍵が挿通される挿通孔を有し施錠部を操
作体本体との間で回動自在に保持する前面カバーとを有
し、前記挿通孔は、施錠部が施錠位置及び解錠位置にあ
る状態で鍵の先端が挿通孔に挿通可能とする大径部と、
施錠部が施錠位置及び解錠位置以外の位置にある状態で
鍵の先端が挿通孔に挿通不可能とする小径部とを有する
形状に形成されていることも好ましい。
【0018】この扉閉止具によると、鍵を施錠孔に差し
込んで施錠または解錠操作する際に、施錠部が施錠位置
及び解錠位置以外の位置にあるときは、施錠孔から鍵を
抜くことができない。このため、鍵を操作するとき、施
錠位置と解錠位置を明確にすることができる。
【0019】前記前面カバーに識別孔を形成するととも
に、前記施錠部に、識別孔に臨んで施錠部が施錠位置に
あるときと解錠位置にあるときとを識別する識別表示を
設けてもよい。
【0020】この扉閉止具によると、鍵の施錠位置及び
解錠位置を容易に判別することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
図1乃至14に基づいて説明する。本実施の形態の扉閉
止具1は、その前面側から背面側にわたって連通する収
納部Sを有するケース70と、前記収納部Sに配設さ
れ、収納部S内に収まる収納位置と収納部から一部が突
出した操作位置との間で移動自在な操作体10と、前記
操作体10の回動操作に連動して箱体6の方向に突出、
後退して扉2を箱体6に閉止、開放する鎖錠板61とを
有し、前記ケース70は、収納部Sの周囲に形成された
引掛部84を有し、扉2に形成された貫通孔7にその前
面側を貫通して扉2の裏面側に配設されるケース本体7
1と、前記ケース本体71の引掛部84に係合する被引
掛部94を有し、その背面側に形成された縁部92を扉
2の貫通孔7の周囲に係合して扉2の表面側に配設され
る蓋体91とを有することを特徴としている。
【0022】この扉閉止具1は、例えば図5に示すよう
な分電盤の扉2に取り付けられるものである。扉2は図
5(b)に示すように、表面が曲面を描いて形成されて
おり、扉閉止具1は扉2の端部付近に取り付けられてい
る。この扉2は、金属板を折り曲げて形成されており、
図3に示すように、扉2の側板5も扉2の側面に延出す
るように金属板を折り曲げて形成されている。扉2の端
部は箱体6の開口周縁部に被さるように取り付けられ
る。扉2の側板5および箱体6の開口周縁部には、鎖錠
板61が貫通する鎖錠板挿通孔3と閉止孔4とがそれぞ
れ設けられており、扉閉止具1の鎖錠板61が突出した
突出位置にある場合には、鎖錠板61は、扉2の側板5
を貫通すると共に、箱体6に形成された閉止孔4を貫通
することにより扉2を閉止する。図2および図4に示す
ように、鎖錠板61は直線方向にスライドするので、鎖
錠板挿通孔3および、閉止孔4は、鎖錠板61が横方向
から貫通できるようにその縦断面と略同じ形状を有して
いる。
【0023】扉閉止具1は、操作体10と、操作体10
をその収納部Sに収納するケース70とにより構成され
ている。操作体10は、その回動操作により、鎖錠板6
1を突出、後退させるものであり、その前面側端部が突
出した操作位置と、操作体10の略全体が、ケース70
内に収納された収納位置とを操作体10の前面側端部を
押し込むことにより切り替え自在となっている。この操
作体10は、操作体本体30と、その前面側端部に取り
付けられる前面カバー11と、前面カバー11の内部に
設けられる施錠部21とで構成されている。これらにつ
いて順に説明する。
【0024】操作体本体30は、図1に示すように、外
周に一対の耳片35が形成されかつ上面に二重の円状壁
32が形成された操作体本体基部31と、長手方向にの
びる複数の係合歯42が形成されかつ円筒状の操作体本
体先端部41とからなる。
【0025】操作体本体基部31は、下面がくぼんだ円
盤状であり、その外周には、その中心を挟んで対称の位
置に、略長方形状に突出した耳片35が外向きに形成さ
れている。耳片35は、ケース70の収納部Sよりも外
側に突出するように形成されている。
【0026】前記円盤状の操作体本体基部31の外径
は、収納部Sの内周壁76の内径と略一致しており、操
作体10を押圧したとき、内周壁76にガイドされて収
納部S内をスライドする。操作体本体基部31の上面に
は、図1に示すように、二重の円状壁32が立設されて
おり、外側の円状壁32aと内側の円状壁32bの対応
する位置には、切り欠き部33が形成されている。ま
た、内側の円状壁32bの上記切り欠き部33の反対側
には、略180度に亙って低高さ部36が形成されてい
る。
【0027】外側の円状壁32aの外側には、前面カバ
ー11が外嵌されるが、外側の円状壁32aには、二箇
所に図8(a)に示すような、弾性係合片34が形成さ
れており、この弾性係合片34は、前面カバー11の側
面に形成された四角形の係合孔17に係合する。これに
より、前面カバー11の操作体本体30への取付が容易
になると共に、前面カバー11を確実に固定することが
できる。
【0028】操作体本体先端部41は、図8に示すよう
に、円筒状であり、その内部の入り口付近には操作体1
0を、扉2の表面側に付勢するコイルバネ46の一端が
当接される段部44が形成されている。また、その段部
44付近には、図8に示すような円柱状の係合突起43
が一対形成されている。さらに、円筒状の操作体本体先
端部41内部の底部には、その内部に挿入されるスピン
ドル51の端部に圧接され、スピンドル51を回転させ
る正面視略直角三角形の4つの駆動歯45が設けられて
いる。さらに、係合突起43は、スピンドル51表面に
形成された被係合突部53と係合し、操作体10を収納
部S内に保持するものである。また、操作体本体先端部
41表面の一側には、長手方向にのびる複数の係合歯4
2が形成されている。
【0029】施錠部21は、円盤状の前面板22と、そ
の裏面に形成されたカム25と、前面板22の表面に形
成された鍵の先端が挿入される施錠孔24とを有する。
この前面板22は、外側の円状壁32aの内側に回動自
在に内挿され、同時に内側の円状壁32bには図9に示
すように、カム25が挿入される。前記円状壁32の切
り欠き部33には、カム25に当接して出没する係止杆
29が配設される。また、係止杆29が、図9に示すよ
うに背面側に配設され、係止杆29の二股に分かれた先
端の間には、バネ27が配設されている。このバネ27
は、前面カバー11と係止杆29の基部間を押し広げる
ように設けられて、係止杆29を没入方向に付勢してい
る。
【0030】カム25は、図9に示すような形状であ
り、施錠部21が施錠位置にある状態では、図9(a)
に示すように、カム25が膨出した側に、係止杆29の
後端の当接突起28が当接して係止杆29が突出し、施
錠部21が解錠位置にある状態では、図9(b)に示す
ように、カム25が陥没した側に係止杆29後端の当接
突起28が当接し、係止杆29が没入する。このとき、
係止杆29は前記バネ27で没入方向に付勢されている
ので、その付勢力により確実に係止杆29を没入させる
ことができ、また、当接突起28の先端は、U字状に形
成されているので、係止杆29の出没をスムーズに行う
ことができる。
【0031】施錠部21の前面板22には、前面カバー
11の識別孔12に臨む識別表示23が形成されてい
る。本実施の形態では、図1に斜線で示した位置に着色
することでこれを構成している。施錠部21が回動して
解錠位置にあるときには、前記識別表示23が前面カバ
ー11の識別孔12から看取され、色を赤色などの注意
を喚起する色にしておくことで、解錠位置にあることを
明確にすることができる。施錠孔24は、鍵の先端形状
に対応する細長形状に形成されている。
【0032】操作体10の前面側端部の前面カバー11
は、図1に示すように円筒キャップ状であり、その前面
には、施錠部21の施錠孔24に対応し、鍵が挿通され
る挿通孔14が形成され、挿通孔14は、施錠部21が
施錠位置及び解錠位置にある状態で鍵の先端が挿通孔1
4に挿通可能とする大径部16と、施錠部21が施錠位
置及び解錠位置以外の位置にある状態で鍵の先端が挿通
孔14に挿通不可能とする小径部15とを有する形状に
形成されている。挿通孔14の形状は、図10に示す通
りであり、施錠部21が施錠位置あるいは180度回転
させた解錠位置にあるときには、施錠孔24全体が大径
部16内に位置して鍵の抜き差しが可能であり、施錠部
21が施錠位置から解錠位置に至る回動途上では、同図
に破線で示すように、細長形状の施錠孔24の一端が前
記小径部15に覆われる。このとき、鍵の一側面の小径
部15に対応する位置に、切れ込みを形成しておくこと
により、鍵が施錠位置から解錠位置への回動途上にある
ときには、切れ込みと小径部15が係合して鍵の抜き取
りが不可能となって、鍵の操作時に、施錠位置と解錠位
置が明確となると共に、施錠、解錠を確実に行うことが
できる。
【0033】図11に鍵18の一例を示す。ここで、1
9が切れ込みであり、切れ込み19より先端側は、図示
するように拡大し、施錠位置、解錠位置以外では、鍵1
8の抜き差しができないようになっている。
【0034】施錠部21の前面板22の裏面には、図9
に示すような角柱状の突起により構成されたストッパー
26が形成されており、このストッパー26は、内側の
円状壁32bに形成された低高さ部36上方を移動す
る。施錠部21が、施錠位置、解錠位置にあるときに
は、標準高さに形成された内側の円状壁32bの端面に
ストッパー26が当接して、施錠位置、解錠位置を超え
て施錠部21が回動することを防止している。
【0035】前面カバー11の前端側の側面は、図1に
示すように、凹凸の略鋸刃状の滑り防止部13が形成さ
れている。これにより操作体10を回動操作するときに
滑りにくくなり、操作体10の回動操作が容易となっ
て、扉2の閉止、開放を容易に行うことができる。
【0036】また、前面カバー11には円形の貫通孔か
らなる識別孔12が形成されており、識別孔12から前
記識別表示23を確認することができる。識別孔12の
形状及び、識別表示23はこれに限定されず、例えば、
識別表示23として「施錠」、「解錠」等の文字を記載
し、これを確認できるように角型の識別孔12を形成し
ても良い。
【0037】前述のように、操作体本体先端部41の内
部には、図1に示すスピンドル51と、コイルバネ46
が内挿される。コイルバネ46は、操作体本体先端部4
1の内径と略同じ外径を有しており、操作体10が操作
状態にあるときは、コイルバネ46は、一端を操作体本
体先端部41内部の段部44に当接し、他端をケース7
0の底部83に当接することにより、操作体10を突出
方向に付勢している。また、操作体10が収納状態にあ
るとき、コイルバネ46は、操作体10の段部44に圧
縮された状態で保持される。
【0038】スピンドル51は、ケース70の底部83
に形成された円形の嵌合孔89に、尖塔状の先端部を嵌
合して固定されている。前記スピンドル51表面の被係
合突部53,53間の外径と、円筒状の操作体本体先端
部41の段部44より底側の内径は略一致しており、ス
ピンドル51を操作体10の内部に挿入することによ
り、操作体10はスピンドル51に保持されてがたつか
なくなる。このときスピンドル51は、操作体10のが
たつきを防止するがたつき防止部として作用する。
【0039】スピンドル51の端部には、操作体10内
部の駆動歯45が圧接される駆動斜面52が形成されて
いる。操作体10を背面方向に押圧すると、駆動歯45
が駆動斜面52に圧接され、駆動歯45先端が、駆動斜
面52上をスライドし、スピンドル51は回転する。
【0040】鎖錠板61は、平面視長方形の外形を有
し、ケース70に設けられた、鎖錠板挿通口88に挿通
される。また、鎖錠板61には、中央部に操作体挿通孔
63が形成され、操作体本体先端部41が貫通してい
る。操作体挿通孔63は図1に示すように、長孔状に形
成されており、操作体挿通孔63の一側には、操作体1
0の係合歯42に係合する係合受歯62が形成されてい
る。操作体挿通孔63の短手方向の幅は、操作体本体先
端部41の外径と略一致しており、操作体本体先端部4
1の係合歯42と係合受歯62が離間することが無く、
これらの係合が確実である。
【0041】操作体10を回動することにより、係合歯
42に係合した係合受歯62が駆動されて、鎖錠板61
が突出位置、後退位置間を直線方向にスライドするが、
この係合歯42と係合受歯62は同じ枚数となってお
り、それぞれの端部に位置する係合歯42と係合受歯6
2とが係合するように組み立てることで、鎖錠板61が
突出位置または後退位置にある場合の、操作体10の位
置を一定にすることができる。鎖錠板61の一端は、突
出位置で、箱体6の閉止孔4を貫通するが、その際スム
ーズに貫通できるよう端部にテーパー64が形成されて
いる。
【0042】ケース70は、ケース本体71と蓋体91
により構成されている。ここで、ケース本体71は、そ
の前面側から背面側に向かって連通する収納部Sの背面
側を形成するとともに、この収納部Sの周囲に引掛部8
4を形成し、扉2に形成された貫通孔7に収納部Sの前
面側及び引掛部84を位置させた状態で扉2の裏面側に
配設されるものである。一方、蓋体91は、収納部Sの
前面側を形成するとともに、扉2の貫通孔7の周囲に係
合する縁部92および扉2の表面側からケース本体71
の引掛部84に引掛けられる被引掛部94を有し、操作
体10を抜け止めした状態でケース本体71に取着され
るものである。
【0043】ケース本体71は、図12に示すように、
有底円筒状のケース本体下端部87と、ケース本体下端
部87の上側に位置し、前記鎖錠板61が貫通する鎖錠
板挿通口88の周囲を形成する鎖錠板挿通口形成部82
と、鎖錠板挿通口形成部82の上側に位置する環状の内
周壁76、およびその外側に位置し引掛部84を形成す
る環状の取付壁80とで構成されている。内周壁76お
よびケース本体下端部87により、操作体10が収納さ
れる収納部Sの背面側が形成されている。
【0044】有底円筒状のケース本体下端部87には、
その底に台座85が形成され、その中央に嵌合孔89が
形成されている。台座85の嵌合孔89には、前記スピ
ンドル51の尖塔状の先端部が嵌合され、スピンドル5
1を保持する。
【0045】ケース本体下端部87と鎖錠板挿通口形成
部82間には、図12(b)に図示するような補強リブ
86が形成されている。鎖錠板挿通口形成部82は、図
12(a)に示すように平面視略長方形であり、それを
貫通するように、図12(c)に示す断面形状の鎖錠板
挿通口88が形成されている。鎖錠板61はこの鎖錠板
挿通口88を貫通するように配設されて、鎖錠板挿通口
形成部82に保持され、直線方向にスライド自在とな
る。
【0046】上記内周壁76は、一部が切り欠かれた円
環状であり、前記内周壁76の先端には、鎖錠板61が
突出位置、後退位置それぞれにあるときに、耳片35が
当接して操作体10の回動を阻止する回動阻止部73が
形成されている。また、鎖錠板61が突出位置にある状
態で耳片35が当接する一方の回動阻止部73aに、操
作体10を突出、後退させる際に耳片35をガイドする
ガイド溝の一方側79aが連設されると共に、鎖錠板6
1が後退位置にある状態で耳片35が当接する他方の回
動阻止部73bから前記ガイド溝の他方側79bにかけ
て、耳片35をガイドして操作体10を突出位置で保持
する回動ガイド壁77が形成されている。
【0047】また、回動阻止部73には、施錠部21の
係止杆29が挿入される一対の固定孔74が形成されて
いる。固定孔74の上端は開放しているが、蓋体91を
取り付けることにより閉鎖される。係止杆29が突出し
て、固定孔74に挿入された施錠位置においては、係止
杆29と固定孔74が係合して、収納位置にある操作体
10の回動および突出を防止することができる。
【0048】取付壁80は、前述のように内周壁76の
外側を囲むように円環状に形成されている。取付壁80
には、角孔で形成された引掛部84が形成されている。
引掛部84には、後述の蓋体91の被引掛部94が係合
する。また、取付壁80には四箇所に凹部81が形成さ
れており、蓋体91の裏面側の対応する位置に配設され
た凸部93が嵌合される。
【0049】蓋体91は、図13に示すように蓋体91
の前面側を形成する蓋体本体95と、扉2の貫通孔7に
貫通される縁部92と、前記ケース本体71の引掛部8
4に係合する被引掛部94により構成されている。
【0050】蓋体本体95は、その前面外側が、扉2の
表面側に徐々に傾斜している。これにより、操作体10
を回動操作するときに、蓋体91に指が触れにくくな
り、操作体10の回動操作が容易となる。蓋体本体95
の内部には、段96を有する貫通孔が形成され、収納部
Sの表面側を形成している。この段96にはケース本体
71の内周壁76の先端が当接される。
【0051】蓋体91の裏面には環状の縁部92が形成
されているが、その一部は切り欠かれ、そこには先端が
楔状の被引掛部94が形成されている。縁部92は、組
み立て状態において、内周壁76の外側に外嵌される。
また、縁部92の先端部は、前記回動ガイド壁77の先
端との間に、耳片35を保持する。このとき、縁部92
と回動ガイド壁77との間には、耳片35が自由に摺動
できる程度の隙間が形成されており、操作体10を回動
させたときには、その隙間を耳片35が摺動する。これ
により、操作体10の回動をスムーズに行うことができ
る。
【0052】蓋体91は、被引掛部94が、ケース本体
71の引掛部84に係合してケース本体71と一体化さ
れる。また、扉2の貫通孔にも、被引掛部94に対応す
る位置に、コ字型の切れ込み8が形成されている。さら
に、蓋体91の裏面には四箇所に前記ケース本体71の
凹部81に嵌合する凸部93が形成されている。凸部9
3は前記凹部81に嵌合されると共に、扉2の貫通孔の
周囲に形成された窪み部9に挿入される。これにより、
蓋体91およびケース本体71が扉2に対して、回動す
ることを防止することができ、また本扉閉止具1の取り
付け方向を一定にすることができる。
【0053】この扉閉止具1の組み立て手順について説
明する。まず、ケース本体71の、鎖錠板挿通口88に
横方向から鎖錠板61を挿入する。次に、スピンドル5
1とコイルバネ46をケース本体71の内部に配設す
る。続いてあらかじめ施錠部21、バネ27、係止杆2
9を前面カバー11内に配設した操作体10を、ケース
本体71の内部に配設する。このとき、スピンドル51
は操作体10の円筒状の操作体本体先端部41内に挿入
され、操作体10先端はこれにより軸支され、がたつき
を防止することができる。また、操作体10を挿入する
際には、操作体10に形成された係合歯42と、鎖錠板
61の係合受歯62を係合させる。そして、このケース
本体71の前面側端部と操作体10を扉2に裏面側から
貫通孔7に貫通させる。続いて扉2の表面側から蓋体9
1を装着して扉閉止具1の取付が終了する。この蓋体9
1の取り付けに際しては、蓋体91の被引掛部94を、
ケース本体71の引掛部84に係合するのみで作業が終
了するので、簡単な作業で取り付けることができ、その
取付作業が容易であり、操作体10の回動操作によって
も両者の係合が緩むことがなく、長期間に亙って安定し
て扉閉止具1の取り付け状態を維持することができる。
【0054】次に、操作体10の動きを、耳片35の動
きを中心に図1を用いて説明する。操作体10が、収納
部S内に位置する収納状態にあるときには、耳片35は
ガイド溝79内かつこの図において下方に位置してい
る。このとき操作体10に係合した鎖錠板61は、突出
位置に位置して、扉2は閉止されている。操作体10を
押圧すると、スピンドル51が回転し、スピンドル51
に係止されていた操作体10が開放されて、圧縮されて
いたコイルバネ46により操作体10が押し出される
が、そのとき耳片35は、ガイド溝79内を一旦下方に
進んだ後、表面側にスライドする。図1はそのときの状
態を示している。このとき、耳片35の一方の側面は、
一方の回動阻止部73aに当接しており、操作体10は
時計まわりにのみ回動可能である。操作体10を時計ま
わりに回動させると、耳片35は、回動ガイド壁77の
上端面に沿ってスライドし、他方の回動阻止部73bに
当接する。このとき、操作体10の係合歯42に係合し
た鎖錠板61は、後退位置に駆動されており(図2
(b))、扉2は開放状態となる。また、その操作にお
いては、耳片35が収納部Sの内壁より外側に突出して
おり、回動ガイド壁77に当接するので、不意に操作体
10が没入方向に移動することがなく、その操作が容易
である。
【0055】本実施の形態の操作体10は、操作体10
の前面側端部を前面を押し込む毎に、前面が収納部から
突出した操作位置または収納部内に収納された収納位置
に保持されるものであるが、その切り替えは、操作体本
体先端部41内部の係合突起43と、スピンドル51表
面の被係合突部53とが係合、非係合状態となることに
より行われる。その動きについて、図14に基づき説明
する。
【0056】図14(a)乃至(c)は、操作体10が
収納状態から、操作状態に移動する際の、係合突起の端
面43aと、スピンドル51の被係合突部53の位置関
係を示している。図14(a)は操作体10が収納位置
にあるときの、係合突起の端面43aの位置を示してお
り、係合突起43は、被係合突部53の係止段54に係
合し(位置A(各図中の記号を示す。以下同じ))、操
作体10は突出方向の動きを規制される。このとき、コ
イルバネ46は操作体10の段部44に圧縮された状態
にある。図14(b)に示すように、収納位置にある操
作体10をさらに押圧すると、係合突起の端面43aは
さらに下方にスライドし(位置B)、また、駆動歯45
が駆動斜面52に圧接してスピンドル51が回転し、相
対的に係合突起の端面43aはこの図において右方向に
移動する(位置C)。ここで、操作体10の押圧を開放
すると、図14(c)に示すように、コイルバネ46は
その付勢力により、操作体10を上方に押し戻す。その
とき、係合突起43は被係合突部53の傾斜面56に当
接し(位置D)、傾斜面56上をスライドし、スピンド
ル51を若干回転させながら被係合突部53,53間を
通って、コイルバネ46が略開放される位置Eに至る。
このとき、操作体10は、操作位置に位置しており、操
作体10の回動操作が可能である。その状態を図7
(b)に示す。
【0057】図14(c)乃至(e)は、操作体10が
操作状態から、収納状態に移動する際の、係合突起の端
面43aとスピンドル51の被係合突部53の位置関係
を示している。図14(c)の、操作体10が突出した
操作状態から、操作体10を押圧すると係合突起の端面
43aは、図14(d)に示すように、下側にスライド
する(位置F)。さらに、操作体10を押圧すると、駆
動歯45が駆動斜面52に当接し、スピンドル51が回
転して、係合突起の端面43aは、図において右方向に
移動する(位置G)。ここで、操作体10の押圧を開放
すると、コイルバネ46の付勢力により、操作体10が
上方に押し戻されると共に、係合突起43は、被係合突
部53の傾斜した案内面55に当接し(位置H)、その
上をスライドして、スピンドル51を若干回転させなが
ら、位置I(位置A)に至る。この状態では、操作体1
0は収納位置に位置する。その状態を図7(a)に示
す。
【0058】スピンドル51と、操作体10の係合突起
43はこのように作動するので、操作体10の前面側端
部を押し込むだけの簡単な操作で、操作体10が収納部
Sから突出した操作位置と、収納部S内に位置する収納
位置とを切りかえることができる。
【0059】本実施の形態の扉閉止具1は、操作体10
の前端部を形成する前面カバー11が、略円筒状であ
り、また、操作体10は、収納部Sの中心に設けられた
スピンドル51の中心線と中心を同じくして回動する。
これにより、図2に示すように、操作体10の回動操作
は、扉閉止具1の収納部S前面面積内で行うことができ
る。したがって、操作体10の回動操作においては、収
納部Sの前面面積と、その周囲の小さい面積において操
作が可能である。その結果、扉2の操作体10の比較的
近傍にも他の機器を配設することができ、また、それに
より扉2を小さくすることができて、箱体6そのものを
小型化することに寄与しうる。尚、操作体10の前面カ
バー11は、円筒状に形成したが、例えば六角形や、八
角形等の多角形であっても良い。
【0060】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであり、請求項1
記載の発明によると、扉閉止具を扉に取り付ける際には
ねじが不要であり、簡便な作業で取り付けることができ
る。
【0061】請求項2記載の発明によると、操作体の耳
片がケース本体の収納部の内週壁の先端と蓋体の縁部と
の間で回動自在に保持されているので、操作体が、ケー
スから脱落することがない。また、ケース本体の収納部
に前面側から操作体を収納し、その後、蓋体を取着する
ことで操作体を収納でき、簡便な作業で操作体の収納作
業を行うことができる。
【0062】請求項3記載の発明によると、扉の閉止、
開放作業が容易かつ確実となる。
【0063】請求項4記載の発明によると、操作体を回
動操作するときに、蓋体に手が触れにくくなり、操作体
の操作が容易となる。
【0064】請求項5記載の発明によると、操作体を回
動操作する際、滑りにくくなり、操作体の回動操作が容
易となる。
【0065】請求項6記載の発明によると、収納位置の
操作体を、鍵の回動により施錠することで、操作体を収
納位置で固定することができ、不要な操作を防止するこ
とができる。
【0066】請求項7記載の発明によると、鍵を操作す
るとき、施錠位置と解錠位置を明確にすることができ、
その操作が確実となる。
【0067】請求項8記載の発明によると、鍵の施錠位
置及び解錠位置を容易に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の扉閉止具を示す分解斜視
図である。
【図2】同扉閉止具を示す平面図であり、(a)は鎖錠
板が突出位置にある場合、(b)は鎖錠板が後退位置に
ある場合である。
【図3】同扉閉止具により扉を閉止した状態を示す水平
断面図である。
【図4】同扉閉止具を扉に取り付けた状態を示す斜視図
である。
【図5】同扉閉止具により扉を閉止した状態を示す水平
断面図である。
【図6】同扉閉止具の一部を省略した斜視図である。
【図7】同扉閉止具を示す縦断面図であり、(a)は操
作体が収納位置にある場合、(b)は操作体が操作位置
にある場合である。
【図8】同扉閉止具の操作体本体を示す、(a)は縦断
面図、(b)は底面図である。
【図9】同扉閉止具の施錠部に設けられたカムの動きを
示す、(a)は施錠部が施錠位置にある場合、(b)は
施錠部が解錠位置にある場合である。
【図10】同扉閉止具の施錠孔の回動状態を示す平面図
である。
【図11】同扉閉止具の施錠に用いる鍵の一例を示す正
面図である。
【図12】同扉閉止具のケース本体を示す、(a)は平
面図、(b)は縦断面図、(c)は一部を切り欠いた正
面図である。
【図13】同扉閉止具の蓋体を示す、(a)は一部を切
り欠いた正面図、(b)は底面図である。
【図14】スピンドルが回転する各過程における、スピ
ンドルの被係合突部と、操作体の係合突起の端面の位置
関係を示す展開図である。
【符号の説明】
1 扉閉止具 2 扉 6 箱体 7 貫通孔 9 耳片 10 操作体 11 前面カバー 12 識別孔 14 挿通孔 15 小径部 16 大径部 21 施錠部 23 識別表示 35 耳片 42 係合歯 61 鎖錠板 62 係合受歯 63 操作体挿通孔 70 ケース 71 ケース本体 73 回動阻止部 76 内周壁 79 ガイド溝 88 鎖錠板挿通口 91 蓋体 S 収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内村 昭紀 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4E360 AB03 AB12 BA06 BB02 BC03 BC07 BC08 BD03 EA13 EC11 ED03 ED15 ED28 ED29 GA06 GA44 GA46 GA53 GB94 5G016 AA03 CC22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その前面側から背面側にわたって連通す
    る収納部を有するケースと、前記収納部に配設され、収
    納部内に収まる収納位置と収納部から一部が突出した操
    作位置との間で移動自在な操作体と、前記操作体の回動
    操作に連動して箱体の方向に突出、後退して扉を箱体に
    閉止、開放する鎖錠板とを有し、前記ケースは、収納部
    の周囲に形成された引掛部を有し、扉に形成された貫通
    孔にその前面側を貫通して扉の裏面側に配設されるケー
    ス本体と、前記ケース本体の引掛部に係合する被引掛部
    を有し、その背面側に形成された縁部を扉の貫通孔の周
    囲に係合して扉の表面側に配設される蓋体とを有するこ
    とを特徴とする扉閉止具。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体は、内方に操作体を収納
    する内周壁を有し、前記操作体に、収納部の内周よりも
    外側に突出してケース本体の内周壁の先端と蓋体の縁部
    との間で摺動自在に保持される耳片が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の扉閉止具。
  3. 【請求項3】 前記内周壁の先端には、鎖錠板が突出位
    置、後退位置それぞれにある状態で、耳片が当接して操
    作体の回動を阻止する回動阻止部が形成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の扉閉止具。
  4. 【請求項4】 前記蓋体は、その前面外側が扉の表面側
    に徐々に傾斜していることを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載の扉閉止具。
  5. 【請求項5】 前記操作体の先端側は、側面が略鋸刃状
    の滑り防止形状に形成されていることを特徴とする請求
    項1、2、3または4記載の扉閉止具。
  6. 【請求項6】 前記操作体の前面は、鎖錠板が突出位置
    にあるときに操作体の回動操作を防止する鍵の施錠孔を
    有しかつ回動自在の施錠部が形成されていることを特徴
    とする請求項1、2、3、4または5記載の扉閉止具。
  7. 【請求項7】 前記操作体は、収納部に配設されて鎖錠
    板を駆動する操作体本体と、この操作体本体の前面側に
    配設された施錠孔を有する前記施錠部と、この施錠部の
    施錠孔に対応して鍵が挿通される挿通孔を有し施錠部を
    操作体本体との間で回動自在に保持する前面カバーとを
    有し、前記挿通孔は、施錠部が施錠位置及び解錠位置に
    ある状態で鍵の先端が挿通孔に挿通可能とする大径部
    と、施錠部が施錠位置及び解錠位置以外の位置にある状
    態で鍵の先端が挿通孔に挿通不可能とする小径部とを有
    する形状に形成されていることを特徴とする請求項6記
    載の扉閉止具。
  8. 【請求項8】 前記前面カバーに識別孔を形成するとと
    もに、前記施錠部に、識別孔に臨んで施錠部が施錠位置
    にあるときと解錠位置にあるときとを識別する識別表示
    を設けてなる請求項7記載の扉閉止具。
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JP7109690B1 (ja) * 2021-02-12 2022-07-29 三菱電機株式会社 モータ駆動装置

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