JP2001054147A - ディスプレイの動特性測定用データ取得装置および動特性測定装置 - Google Patents

ディスプレイの動特性測定用データ取得装置および動特性測定装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上を移動する画像信号に対してディスプ
レイの物理特性の定量的測定を可能とするデータを得る
ためのディスプレイの動特性測定用データ取得装置およ
び動特性測定装置を提供する。 【解決手段】 画像信号発生器1はディスプレイ画面2
a上を移動する画像信号aを出力する。画像検出装置5
に垂直同期信号eを入力し、表示された画像を動特性測
定データdとして取得するタイミングを合わせる。駆動
装置4には、画像信号aに同期して回転鏡3を回転させ
るための回転制御信号cを入力する。制御装置6は、画
像信号発生器1に画像制御信号bを送り正弦波の周波数
や移動速度を変化させ、回転制御信号cの位相を変化さ
せて回転鏡3を制御する。リニア・イメージ・センサを
含む画像検出装置5は、正弦波画像信号を静止画像とし
て捉えて動特性測定用データdを出力する。制御装置6
は動特性測定用データdを演算して動特性を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスプレイの動特
性測定用データ取得装置および動特性測定装置に関し、
特に、画面上の動きを伴う画像信号に対してディスプレ
イの物理特性の定量的測定を可能とするデータを得るた
めのディスプレイの動特性測定用データ取得装置および
当該データ取得装置を用いた動特性測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスプレイの主流は短残光のC
RTであった。CRTディスプレイでは偽輪郭が問題と
されることはなかったため、偽輪郭を定量化するための
ディスプレイの動特性測定用データ取得装置はなかっ
た。したがって、測定装置による偽輪郭の定量的測定は
不可能であった。
【0003】また、ディスプレイの静止解像度の定量的
測定を行う装置はいくつか提案され実用化されている。
例えば、本出願人による特開平7−168543号公報
記載の装置(発明の名称「ディスプレイの解像度測定装
置」)が実用化されている。
【0004】動解像度測定については、画面上を移動す
る解像度チャートや移動するCZP(Circular Zone Pl
ate)信号などをディスプレイに入力し、目視で表示画
像を評価するなどの方法が従来は用いられている。しか
し、ディスプレイの動特性測定用データ取得装置がなか
ったために、測定装置による動解像度の定量的測定は行
えなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の通り、従来のデ
ィスプレイの主流は短残光のCRTであったため、CR
Tディスプレイでは偽輪郭が問題とされることはなかっ
た。また、特殊な例を除けば動解像度が問題とされるこ
ともなかった。
【0006】しかし近年、CRT以外の各種表示デバイ
ス(液晶ディスプレイ、PDP(plasma display pane
l)、DMD(digital micromirror device))が出現
し、その性能評価のために動特性を測定することが要求
されている。例えば、高コントラストで大型化可能なP
DPはサブ・フィールドを用いて中間調を表示している
ため、動画を表示すると処理によっては偽輪郭を発生す
ると言われている。しかし、これまではディスプレイの
動特性測定用データ取得装置がなかったため、偽輪郭の
定量的測定は行えなかった。
【0007】また、例えば液晶ディスプレイは応答速度
が遅いため動画を表示すると解像度が劣化すると言われ
ているが、これまではディスプレイの動特性測定用デー
タ取得装置がなかったために動解像度の定量的測定は行
えなかった。
【0008】そこで本発明は、このようなディスプレイ
に動画を表示するときの動特性、具体的には偽輪郭およ
び解像度特性(動解像度)を測定できるようにするため
のディスプレイの動特性測定用データ取得装置および当
該データ取得装置を用いた動特性測定装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明は、ディスプレイ装置の画面上を走
査線方向に移動する画像の画像信号を発生する信号発生
手段と、前記画像信号のタイミングに応じて前記移動す
る画像を検出する画像センサと、当該画像信号発生を制
御するとともに前記画面上の前記移動する画像を前記画
像センサに静止画として入力するように制御する制御手
段と、前記画像センサを用いて前記静止画に応じた画像
データを出力するデータ出力手段とを備えたディスプレ
イの動特性測定用データ取得装置を提供する。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記制御手段は、前記画面に対向して配置されてお
り、前記画面と略並行で前記画面上の走査線方向と略直
交する方向の回転軸に軸支された反射手段と、前記回転
軸を回転中心として前記反射手段を回転させ前記反射手
段により反射した前記移動する画像を前記画像センサに
入力させる駆動手段と、前記画像信号に同期して前記駆
動手段を制御して前記反射手段の回転を制御する回転制
御手段とを備えたディスプレイの動特性測定用データ取
得装置を提供する。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記回転制御手段は、前記反射手段を前記移動する
画像の前記画面上の移動速度に応じて連続的に、また
は、前記画像信号の所定期間毎に前記移動する画像の前
記画面上の移動速度に応じた回転角ずつ前記反射手段を
ステップ状に回転させるように前記駆動手段を制御する
ディスプレイの動特性測定用データ取得装置を提供す
る。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
3のいずれかにおいて、前記画像センサは、前記反射手
段の回転面の面方向と略同一方向に画素配列されたディ
スプレイの動特性測定用データ取得装置を提供する。
【0013】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載のディスプレイの動特性測定用デー
タ取得装置と、前記ディスプレイの動特性測定用データ
取得装置から出力される前記画像データを入力し、前記
画像データに基づいた演算を行って前記ディスプレイ装
置の動特性を算出する演算手段とを備えた動特性測定装
置を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0015】(実施形態1)偽輪郭の定量的測定を実現
する、本発明に係るディスプレイの動特性測定用データ
取得装置および当該装置を用いた動特性測定装置の実施
形態1の構成を図1に示す。
【0016】2はDUT(Device Under Test)となる
ディスプレイを示し、1で示す画像信号発生器と3〜5
の各要素によりディスプレイの動特性測定用データ取得
装置を構成し、当該データ取得装置に6で示す制御装置
兼演算装置を組み合わせて動特性測定装置を構成するこ
とができる。
【0017】画像信号発生器1が発生する画像信号aが
被測定用のディスプレイ2に入力されている。ディスプ
レイ2の正面には回転鏡3とそれを回転させるための駆
動装置4が位置する。回転鏡3は、その回転軸13がデ
ィスプレイ画面2aの略中央部と対向し、さらに、ディ
スプレイ画面2aと平行な平面内で走査線方向と略直交
する向きに位置する。
【0018】制御装置兼演算装置6(以下、制御装置6
と略記)は、画像制御信号bを生成して画像信号発生器
1の出力制御を行い、回転制御信号cを生成して回転鏡
3の回転制御を行う。制御装置6は、CPU,ROM,
RAM,HDD等の補助記憶装置を備えた一般的な構成
のワーク・ステーションまたはパーソナル・コンピュー
タ等(以下、コンピュータと略記)により実現できる。
【0019】ディスプレイ2で表示された画像からの光
は回転制御される回転鏡3で反射された後、画像検出装
置5に入力される。この入力光は画像検出装置5で電気
的な画像信号に変換され、さらに所定レベルにクランプ
され所定ゲインとされ、そしてA/D変換されて動特性
測定用データdとして出力される。画像検出装置5の内
部構成については後述する。
【0020】図1は、取得した動特性測定用データdを
制御装置と演算装置を兼用するコンピュータ(制御装置
6)に入力して偽輪郭の定量測定を行うための一構成例
を示している。この動特性測定用データdを、コンピュ
ータ以外の別の演算装置に入力して偽輪郭の定量測定を
行う構成としてもよい。
【0021】図示した構成の全体動作について、以下に
説明する。
【0022】画像信号発生器1は、図2に示すようなデ
ィスプレイ画面2a上を移動する画像の信号を出力す
る。図2は輝度の値が走査線方向(水平方向)に正弦波
状に変化する画像信号(以下、正弦波)による画像20
を模式的に示すもので、画像20は、実際には濃淡の異
なる各部分において水平方向(移動方向)に連続的に明
るさが変化している。21が示す部分では中心が最も明
るく、その両側はしだいに暗くなっている。22が示す
部分では中心が最も暗く、その両側はしだいに明るくな
っている。他の部分では、いずれか一方向に明るさが変
化している。
【0023】偽輪郭の定量的測定を実現する実施形態1
に係るディスプレイの動特性測定用データ取得装置の理
解を容易にするために、ここでは、ディスプレイ2は後
述するサブ・フィールド法によるディスプレイではな
く、ディスプレイ画面2aで画像が一定速度で連続的に
移動しているものとして説明を進める。
【0024】正弦波30は、1フィールド毎に例えば図
3(a)→(b)→(c)の様に移動しており、画面上
の所定位置(図では1点Pのみを表示)に対応する信号
レベルは増減を繰り返して変化している。
【0025】ディスプレイ2に表示された画像20を動
特性測定データdとして取得するタイミングを合わせる
ために、画像信号発生器1が出力する画像信号aが含む
垂直同期信号eが、画像信号発生器1から画像検出装置
5に入力されている。
【0026】駆動装置4には、画像信号aに同期して回
転鏡3を回転させるための回転制御信号cが制御装置6
から入力され、これにより、回転鏡3を介して画像検出
装置5に入力されるディスプレイ2に表示された正弦波
(画像20)の位相が、画像検出装置5のライン方向の
所定位置(例えば中央位置)において常に同位相となる
ように回転鏡3を回転制御する。このときの回転鏡3の
動作については後に詳述する。
【0027】回転制御にあたっては、正弦波30の移動
速度に応じて回転鏡3の平均回転速度を変化させる必要
がある。この様な回転制御は、制御装置6からの回転制
御信号cで回転鏡3の回転速度を制御して、以下の通り
行うことができる。
【0028】制御装置6は、画像信号発生器1に画像制
御信号bを送ることで正弦波30の周波数や移動速度を
変化させるとともに、それと同期して回転鏡3の駆動装
置4へ送る回転制御信号cの位相を変化させ、回転鏡3
の回転速度を制御する。
【0029】その際、正弦波30の移動速度が一定で
も、その回転鏡3に反射される部分が画面中央から左右
にずれるに従って、正弦波30を追随するための回転鏡
3の回転角は原理的に小さくなる。このため、ディスプ
レイ画面2aと回転軸13との距離を長く設置できない
場合には、追随する正弦波の画面中央からのズレ量とデ
ィスプレイ画面2aと回転軸13の距離に応じて回転鏡
3の角速度を制御して、追随する正弦波30の位相が画
像検出装置5のライン方向の所定位置(例えば中央位
置)において常に同位相となるように回転鏡3を回転制
御する必要がある。
【0030】また、このような回転制御が必要な場合
は、回転鏡3に反射される正弦波部分が画面中央から左
右にずれるに従い画像20に幾何学歪が発生する。この
ため、ディスプレイ画面2aと回転軸13との距離をで
きるだけ長く設置し、平均角速度が一定とみなせて幾何
学歪も無視できる範囲で測定用データを取得し、測定す
ることが望ましい。
【0031】画像検出装置5は後述するリニア・イメー
ジ・センサを含んでおり、図4に示す画像信号(動特性
測定用データ)dを検出、出力することができる。ここ
で、リニア・イメージ・センサのライン方向(つまり、
画素配列方向)が、回転鏡3で反射されるディスプレイ
画面2aの走査線方向と一致していることが望ましい。
つまり、回転鏡3の回転面の面方向とライン方向が一致
することが望ましい。
【0032】従って、角速度が一定とみなせて幾何学歪
も無視できるような範囲では、ディスプレイ画面2a上
の移動する正弦波(画像20)を回転鏡3の回転によっ
て追随することで、画像検出装置5は正弦波画像信号3
0を静止画像として検出することができる。すなわち画
像検出装置5は、リニア・イメージ・センサのライン方
向の所定位置に対しては図示の通り常に一定強度の入力
光を連続して蓄積し、その画像信号dを出力することが
できる。
【0033】次に、本実施形態に係る装置による偽輪郭
検出動作について、偽輪郭の発生が問題となるPDPを
DUTとする場合を例に説明する。
【0034】装置による検出動作説明の前に、ディスプ
レイで偽輪郭が生じる理由について説明する。
【0035】図5は、サブ・フィールドを持つことによ
り中間調を表示するディスプレイ(例えばPDP)の中
間調表示原理を説明するサブ・フィールド説明図であ
る。
【0036】図5は、ある画素の表示例を示すが、当該
ディスプレイは画面全体にわたって同様の原理で、同一
タイミングで動作する。画像を8ビットで256階調表
示する場合は、1フィールド期間Tが8つのサブ・フィ
ールドST1〜ST8に分割されており、各サブ・フィ
ールド期間の長さは2倍ずつの関係になっている。例え
ば、ST2はST1の2倍、ST3はST2の2倍であ
る。実際には、偽輪郭を避けるために図示のものよりも
複雑な構成であるが、原理的には、図示のサブ・フィー
ルド構成について説明しても同様に説明できる。
【0037】このサブ・フィールド構成で、表示する画
素のレベルが例えば71(2進法表記では“01000
111”)のときは、各サブ・フィールドのうちST
2,ST6,ST7,ST8でPDPの放電がなされ、
他のサブ・フィールドST1,ST3,ST4,ST5
では放電がなされないことにより全体での放電期間を変
え、これにより所望の明るさを生じる。
【0038】本実施形態ではディスプレイ2は上記表示
原理に従ったディスプレイとし、当該ディスプレイに図
2および図3を参照して説明した様な画像信号を入力し
た場合を想定する。
【0039】偽輪郭を検出するためには、様々な振幅成
分を持ち、なだらかな形状の正弦波やランプ波形(3角
波)を用いることが望ましい。ここでは正弦波を用いる
例について説明する。用いる正弦波はゆっくりライン方
向に移動しており、0〜白ピークまでの振幅を持つとす
る(図3(a)〜(c)参照)。
【0040】ここで、1フィールド期間全体の明るさに
ついてではなく、図6に示すように、サブ・フィールド
ST7までの期間による明るさとサブ・フィールドST
8による明るさに分けて考える。
【0041】図6(a)はあるフィールド期間における
サブ・フィールドST1〜ST7による表示の明るさ、
図6(b)は同一フィールド期間におけるサブ・フィー
ルドST8による表示の明るさを示す。同様に、図6
(c)は次のフィールド期間におけるサブ・フィールド
ST1〜ST7による表示の明るさ、図6(d)は同一
フィールド期間におけるサブ・フィールドST8による
表示の明るさを示す。上記2フィールド期間で画像位置
が動いている。
【0042】これら表示の明るさは、時間的には図6
(a)〜(d)の順に推移するため、人間の目では残像
効果によって図6(a)と図6(b)を組み合わせた画
像を認識するだけでなく、別の2フィールド期間に跨っ
た図6(b)と図6(c)を組み合わせた画像を認識す
ることもある。この画像は図6(e)の明るさの画像5
0になる。画像50のうち、矢印で示した部分51,5
2は元の画像には無かったもので、画像自体が画面上で
動くことにより生じた偽輪郭である。
【0043】人間の目を画面上の正弦波の動きに合わせ
て連続的に動かした場合も、上記と同様の原理で網膜上
に偽輪郭が生じる。
【0044】本実施形態に係る装置を用いて、図7のよ
うに時間当たり一定の回転角で、回転鏡3を連続的に回
転させる回転制御を行うことにより、人間の目の動きと
同様にリニア・イメージ・センサを等価的に一定速度で
動かすことになる。この等価的移動によって、リニア・
イメージ・センサは画面上を移動する正弦波を静止した
正弦波としてではなく、人間が知覚するのと同様な動画
像に生じる偽輪郭を含む静止波形(正弦波とも図6
(e)に図示の波形とも異なる静止波形)として捉える
ことができる。
【0045】そして、リニア・イメージ・センサにより
正弦波(図2の画像20)を連続的に追随して画像信号
を出力し、この出力を動特性測定用データdとして制御
装置6で演算処理を行って、自動的に偽輪郭の定量測定
を行うことができる。
【0046】コンピュータによる偽輪郭の定量化処理の
手法として、例えば、画像検出装置5からの動特性測定
用データ(画像信号)dをフーリエ変換し、基本波F0
とそれ以外の高調波成分Fnに分け、基本波成分F0と
高調波成分Fnとのレベル比で行うこと、偽輪郭部分と
本来の信号部分とのパワー比で表現すること等が考えら
れる。本実施形態に係る装置では、回転鏡3を回転制御
して偽輪郭を含む静止波形として捉えることで動特性測
定用データdを取得できるので、制御装置6によって、
この他にも種々の偽輪郭の定量化処理を簡単に行うこと
ができる。
【0047】なお、図1のように制御装置6としてコン
ピュータを用いた場合には制御機能と演算機能の双方を
コンピュータに遂行させることが可能で、画像信号発生
器1の出力信号の制御や回転鏡3の回転速度制御ととも
に、画像検出装置5の出力信号を被測定対象とする偽輪
郭の定量測定も併せて同一コンピュータ内で行うことが
できる。
【0048】(実施形態2)次に、動解像度の定量的測
定を実現する、本発明に係るディスプレイの動特性測定
用データ取得装置および当該装置を用いた動特性測定装
置の実施形態2について説明する。
【0049】本実施形態では、測定対象のディスプレイ
2を1フィールド期間にわたって画像を連続表示する液
晶ディスプレイとし、当該ディスプレイに図2および図
3を参照して説明した様な画像信号を入力した場合を想
定する。連続表示される画像に対しては、実施形態1の
様に回転鏡3を連続的に回転制御すると(図7参照)画
像検出装置5は静止画像として歪のない正弦波を捉える
ことができず、動解像度を正しく測定することができな
い。
【0050】そこで、ディスプレイ2(液晶ディスプレ
イ)の動解像度測定時には、図8(a)のようにステッ
プ状に回転鏡3を回転制御する。ここで、例えば1フィ
ールド期間T1(T2,T3,…)と次のフィールド期
間T2(T3,T4,…)の間に一定の回転角Δθで回
転するように静止と回転を繰り返すよう、概ね離散的に
回転制御がなされる。この回転角Δθは正弦波の移動速
度で決まるもので、詳しくは後述する。このため、正弦
波の移動速度の変化に応じて回転角Δθを変える様に制
御装置6が駆動装置4を制御する。
【0051】液晶ディスプレイの動解像度測定には図8
(a)のような連続的ではないステップ状の回転角変化
が必要であるが、“概ね離散的”と記述した通り瞬間的
変化の必要はない。液晶の低応答速度のため、ディスプ
レイ2の表示は画像信号aが変化してから数msec程
度の時間で徐々に変化するので、ディスプレイ2の表示
が変化している間の1msec程度以内に回転鏡3が回
転角Δθだけ回転すれば、回転に要する時間が測定精度
に影響することはない。この程度の応答性で回転制御を
行うことは現時点で周知技術である。
【0052】なお、画像検出装置5は、ゲートをかけて
回転鏡3が静止している間に画像を取り込む。
【0053】また、図8(a)に示した回転角の変化に
は図8(b)に示す信号レベル変化が対応する。図8
(b)は画像信号aが含む垂直同期信号eを示してお
り、垂直同期信号eと回転鏡3の回転タイミングに時間
差Δtを設定する必要がある。この時間差設定は、制御
装置6が駆動装置4に送出する回転制御信号cの位相を
調整することによって実現することができる。
【0054】時間差Δtを設定する理由は、例えばディ
スプレイ画面2aの垂直方向の中央ラインCLを測定す
る場合、垂直同期信号eの開始から約0.5フィールド
期間だけ遅れてディスプレイ画面2a上の画像が変化す
るためである。
【0055】次に、図9を参照して本実施形態における
回転鏡3の回転動作について説明する。
【0056】図8(a)の例えばT1で示されたフィー
ルド期間に、ディスプレイ2は図9(a)に示す画像9
0を表示する。画像検出装置5が画像90を検出する
と、図9(b)に示す正弦波信号9dを出力する。画像
90の明るさは画像20と同様に変化するが、図では画
像20と同様に表現されている。
【0057】次に、1フィールド期間経過したフィール
ド期間T2になると、ディスプレイ2上の画像90は図
9(c)で示す位置に移動する。このとき、ディスプレ
イ2から回転鏡3を介して画像検出装置5に入力される
画像90による正弦波信号9dの位相がフィールド期間
T1とT2で変わらないように、制御装置6が図10に
示す通りに駆動装置4を制御して回転鏡3を回転制御す
る。
【0058】図10において、画像90を正弦波で表
す。図10(a)から図10(b)への画像90の移動
は、図9(a)から図9(c)への移動に対応する。8
はリニア・イメージ・センサをライン方向に示したもの
で、リニア・イメージ・センサ8は前述の通り画像検出
装置5に含まれる。
【0059】回転鏡3が回転角Δθだけ回転した時のリ
ニア・イメージ・センサ8上の例えば位置P1,P2,
P3における正弦波信号9dの位相(図10(b)参
照)は、回転前に検出された正弦波信号9dの各位置P
1,P2,P3における位相(図10(a)参照)と一
致する。この様に、1フィールド毎に移動速度に応じた
回転角ずつステップ状に回転鏡3を回転させる制御を行
うことで、フィールド期間T2に得られる正弦波信号9
dの位相を図9(d)に示した通り補償することができ
る。
【0060】前述したように、厳密には回転鏡3の回転
により画像検出装置5は等価的に斜めからディスプレイ
2の画面を写すことになるため、正面から写すときと比
較すると検出画像に幾何学歪が発生する。しかし、本実
施形態では図8のようにステップ状に回転鏡3を回転制
御するので、この幾何学歪は1フィールド・スパンで発
生する。このため、発生する幾何学歪はS/N的にも問
題なく、制御装置6の演算機能を用いて容易に補正で
き、幾何学歪のない静止画像を捉えて動特性測定用のデ
ータを取得でき、これにより動解像度の劣化を自動的に
評価することができる。
【0061】なお、上記各実施形態で使用する画像検出
装置5の動作の理解を助けるため、図11に画像検出装
置5の内部構成を示す。
【0062】画像検出装置5は、撮影用レンズ7、リニ
ア・イメージ・センサ8、A/D変換器9、タイミング
信号発生部10を備えている。ディスプレイ画面2a上
の回転鏡3を介した画像は撮影用レンズ7によりリニア
・イメージ・センサ8の撮像面に結像される。タイミン
グ信号発生部10は垂直同期信号eから画像読出しのタ
イミング信号fを生成し、タイミング信号fにしたがっ
たタイミングでリニア・イメージ・センサ8からの読み
出しとA/D変換器9によるA/D変換が行われて、動
特性測定用データdが出力される。
【0063】そして、例えば動特性測定用データである
リニア・イメージ・センサ8の出力信号dを取得して制
御装置6に供給し、制御装置6の演算機能を用いて、表
示した正弦波(画像)90の移動速度や周波数をパラメ
ータとして出力信号d内の最大値と最小値の差を定量測
定することで、ディスプレイ2の動解像度特性を評価す
ることができる。
【0064】なお、図1のように制御装置6として演算
機能を併せ持つコンピュータを用いた場合には、動解像
度特性の定量測定についても、偽輪郭測定と同様に画像
検出装置5が出力する正弦波の動特性測定用データdの
最大値と最小値から同一コンピュータ内で併せて行うこ
とができる。
【0065】上記各実施形態はリニア・イメージ・セン
サを用いて本発明を実施した例であるが、リニア・イメ
ージ・センサに代わり、エリア・イメージ・センサを備
えたビデオ・カメラを用いて本発明を実施することもで
きる。エリア・イメージ・センサの画素配列方向は、い
ずれか一方がリニア・イメージ・センサのライン方向と
一致する必要がある。装置の全体構成は図1とほぼ同様
で、画像検出装置5をビデオ・カメラに置き換えるだけ
で実現できる。現在ではビデオ信号を直接入力できるパ
ーソナル・コンピュータが容易に入手可能であり、この
様な全体構成でも偽輪郭測定や動解像度測定を問題無く
行うことができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係るディスプ
レイの動特性測定用データ取得装置によれば、ディスプ
レイ装置の画面上を走査線方向に移動する画像の画像信
号のタイミングに応じてその移動する画像を画像センサ
によって検出するに際し、制御手段の制御により静止画
として入力されるように制御され、画像センサからは静
止画に応じた画像データを出力するようにしてディスプ
レイの動特性測定用データを取得することができる効果
がある。
【0067】本発明に係る動特性測定装置によれば、本
発明に係るディスプレイの動特性測定用データ取得装置
で取得した画像データに基づいた演算を行ってディスプ
レイ装置の動特性を算出するので、自動測定が可能とな
り、偽輪郭や動解像度の定量的な測定を自動的に行うこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスプレイの動特性測定用デー
タ取得装置および当該装置を用いた動特性測定装置の実
施形態1を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る実施形態1における画像信号発生
器が発生する正弦波画像信号によりディスプレイ画面上
を移動する画像を説明する説明図である。
【図3】本発明に係る実施形態1における画像信号発生
器が発生する正弦波画像信号を説明する説明図である。
【図4】本発明に係る実施形態1における画像検出装置
(リニア・イメージ・センサ)が検出する画像信号を説
明する説明図である。
【図5】本発明に係る実施形態1におけるDUTとなる
ディスプレイの中間調表示原理を説明するためのサブ・
フィールド説明図である。
【図6】本発明に係る実施形態1におけるDUTとなる
ディスプレイにおける偽輪郭の発生原因を説明する説明
図である。
【図7】本発明に係る実施形態1における偽輪郭測定時
の回転鏡の回転制御について説明する説明図である。
【図8】本発明に係るディスプレイの動特性測定用デー
タ取得装置および当該装置を用いた動特性測定装置の実
施形態2における動解像度測定時の回転鏡の回転制御に
ついて説明する説明図である。
【図9】本発明に係る実施形態2における動解像度測定
時の回転鏡の回転制御により得られる動特性測定用デー
タについて説明する説明図である。
【図10】本発明に係る実施形態2における動解像度測
定時の回転鏡の回転制御を詳細に説明する説明図であ
る。
【図11】本発明に係る実施形態1および2における画
像検出装置の内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 画像信号発生器 2 ディスプレイ 2a ディスプレイ画面 3 回転鏡 4 駆動装置 5 画像検出装置 6 制御装置(制御装置兼演算装置) 7 撮影用レンズ 8 リニア・イメージ・センサ 9 A/D変換器 10 タイミング信号発生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G086 EE10 EE12 5C061 BB01 BB02 CC05 EE21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置の画面上を走査線方向
    に移動する画像の画像信号を発生する信号発生手段と、 前記画像信号のタイミングに応じて前記移動する画像を
    検出する画像センサと、 当該画像信号発生を制御するとともに、前記画面上の前
    記移動する画像を前記画像センサに静止画として入力す
    るように制御する制御手段と、 前記画像センサを用いて前記静止画に応じた画像データ
    を出力するデータ出力手段とを備えたことを特徴とする
    ディスプレイの動特性測定用データ取得装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御手段は、 前記画面に対向して配置されており、前記画面と略並行
    で前記画面上の走査線方向と略直行する方向の回転軸に
    軸支された反射手段と、 前記回転軸を回転中心として前記反射手段を回転させ、
    前記反射手段により反射した前記移動する画像を前記画
    像センサに入力させる駆動手段と、 前記画像信号に同期して前記駆動手段を制御して前記反
    射手段の回転を制御する回転制御手段とを備えたことを
    特徴とするディスプレイの動特性測定用データ取得装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記回転制御手段は、前記反射手段を前記移動する画像
    の前記画面上の移動速度に応じて連続的に、または、前
    記画像信号の所定期間毎に前記移動する画像の前記画面
    上の移動速度に応じた回転角ずつ前記反射手段をステッ
    プ状に回転させるように前記駆動手段を制御することを
    特徴とするディスプレイの動特性測定用データ取得装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、 前記画像センサは、前記反射手段の回転面の面方向と略
    同一方向に画素配列されていることを特徴とするディス
    プレイの動特性測定用データ取得装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のデ
    ィスプレイの動特性測定用データ取得装置と、 前記ディスプレイの動特性測定用データ取得装置から出
    力される前記画像データを入力し、前記画像データに基
    づいた演算を行って前記ディスプレイ装置の動特性を算
    出する演算手段とを備えたことを特徴とする動特性測定
    装置。
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