JP2001053676A - 通信端末装置及び過干渉防止方法 - Google Patents

通信端末装置及び過干渉防止方法

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JP2001053676A JP19160299A JP19160299A JP2001053676A JP 2001053676 A JP2001053676 A JP 2001053676A JP 19160299 A JP19160299 A JP 19160299A JP 19160299 A JP19160299 A JP 19160299A JP 2001053676 A JP2001053676 A JP 2001053676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見通しが悪い状況のサービスエリア内を
移動中において、他の移動端末への干渉を低く抑えなが
らも回線を断絶させることなく無線通信を行うこと。 【解決手段】 移動通信端末において受信電力が急激に
増加した場合は、ハンドオーバの必要の有無を調べ、ハ
ンドオーバの必要があれば、ハンドオーバ処理に必要な
制御データと回線維持に必要な信号の伝送速度を下げ
ず、情報データの伝送速度を急激に下げる。ハンドオー
バの必要が無ければ、伝送速度を変えずに送信電力電力
を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信においてスペクトラム拡散を用いて多元接続を行うC
DMA無線通信システムにおける移動局のような通信端
末装置及びその送信電力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA(Code Division Multiple Acc
ess:符号分割多元接続)方式は、自動車電話、携帯電
話などの移動通信において、同一の周波数帯域で複数の
局が同時に通信を行う際の多元アクセス方式技術の一つ
である。他の技術として、FDMA(Frequency Divisi
on Multiple Access:周波数分割多元接続)方式、TD
MA(Time Division Multiple Access:時分割多元接
続)方式等が知られているが、CDMA方式はこれらの
技術と比較して高い周波数利用効率が図れ、より多くの
利用者を収容できる方式である。
【0003】CDMA方式では、同一の周波数帯域を複
数のユーザーが共有するために、あるユーザーの信号は
他のユーザーに対する干渉信号となり、他のユーザーの
信号もまたそのユーザーに対する干渉信号となる。した
がって、サービスエリア内で均一の通信品質を得るため
には、移動局の所在位置によらず、希望信号電力対雑音
電力比(SIR)が一定でなければならない。特に、移
動局から基地局への上り回線に関しては、同一周波数を
使用する隣接局への干渉を低減させるなどのために、各
移動局から送信された信号を基地局で受信する際の電力
が一定になるように、各移動局が送信電力の調整を行う
必要がある。
【0004】CDMA方式で双方向通信する場合におい
ては、一般に、上り回線と、基地局から移動局への下り
回線とで送信搬送波周波数が異なるFDD(Frequency
Division Duplex)方式が用いられる。CDMA/FD
Dにおける送信電力制御(TPC)としては、基地局に
おいて受信電力を測定し、その受信電力に基づいて移動
局に送信電力の上げ下げを指示するクローズドループに
よるTPC(Transmission Power Control)が一般に用
いられる。
【0005】また、クローズドループでは追随できない
ほど急激な受信電力の増加が、移動局において起こった
場合は、特開平8−32514号公報で開示されている
ように、他の移動局への干渉を増加させないように、送
信電力と受信電力との和が一定になるように移動局が自
ら送信電力を調整するオープンループによるTPCを用
いる。この場合、送信電力を下げたときに、他の移動局
への干渉を増大させることは無くなるが、自分の回線が
切断される可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように回線が切
断される場合について、図6を用いて説明する。図6に
おいて、移動局MS1は、基地局BS2のサービスエリ
アにいる場合、距離的には基地局BS2と近いが、ビル
601のために基地局BS2とは見通しが悪く、基地局
BS1と通信(パスc)を行っているものとする。この
とき、移動局MS1は、基地局BS1と通信ができるよ
うに高い送信電力で送信を行う。
【0007】また、基地局BS2は、サービスエリア
(セル)内の移動局MS2とパスbで、移動局MS3と
パスaでそれぞれ通信を行っている。
【0008】移動局MS1が矢印方向に移動すると、移
動局MS1から基地局BS2への見通しが良くなる。こ
のとき、基地局BS2は、他の移動局MS2,MS3に
干渉を与えないように、移動局MS1は自ら送信電力を
下げる。移動局MS1が送信電力を下げると、移動局M
S1が基地局BS1と通信するために必要な電力レベル
を満たさなくなり、回線が断絶してしまう。
【0009】このように回線が断絶してしまうと、ユー
ザ自身が再接続手続きを行わなければならないので、ユ
ーザの操作が非常に煩雑となり、ユーザの通信サービス
に対する信頼性を損なうことになる。
【0010】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、見通しが悪い状況のサービスエリア内において
も、回線を断絶させることなく、また他局への干渉を増
加させることなく無線通信を行うことができる通信端末
装置及び送信電力制御方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、全受信信号の
電力が急激に増大したことを検出する検出手段と、前記
全受信信号の電力が急激に増大した場合に情報伝送速度
を下げる制御手段と、を具備する構成を採る。この構成
によれば、他局への干渉を低減させることができる。
【0012】本発明は、前記制御手段が、前記全受信信
号の電力が急激に増大した場合に、ハンドオーバ処理に
必要な制御信号と回線を維持するために必要な信号の伝
送速度は下げない制御を行う構成を採る。
【0013】この構成によれば、情報データのみの送信
伝送速度を下げ、ハンドオーバ処理に必要な制御データ
や回線維持に必要な信号の伝送速度を維持するので、見
通しが悪い状況のサービスエリア内においても、回線を
断絶させることなく、他局への干渉を低減させることが
できる。
【0014】本発明は、前記全受信信号の電力が急激に
増大した場合に、前記全受信信号電力の急激な増大が通
信相手によるものかどうかを判定する判定手段を具備
し、前記制御手段は、全受信信号電力の急激な増大が通
信相手によるものでない場合にハンドオーバ処理に必要
な制御信号と回線を維持するために必要な信号の伝送速
度を下げずに情報伝送速度を下げる制御を行う構成を採
る。
【0015】この構成によれば、適切な通信相手との無
線通信を行うことができる。したがって、送信電力を高
くして通信を行う必要がなくなり、他局への干渉を低減
させることができる。
【0016】本発明は、前記全受信信号電力の急激な増
大が通信相手によるものである場合には、情報伝送速度
を下げることなく接続先基地局との間で送信電力制御を
行う構成を採る。この構成によれば、他局への干渉を低
減させることができる。
【0017】本発明は、前記全受信信号の電力が急激に
増大した場合に、即時的な通信を行っている場合におい
て、情報伝送速度を下げることができる場合は情報伝送
速度を下げ、情報伝送速度を下げることができない場合
は情報伝送を中止する構成を採る。この構成によれば、
他局への干渉を低減させることができる。
【0018】本発明は、前記全受信信号の電力が急激に
増大した場合に、ハンドオーバ処理に必要な制御信号及
び回線を維持するために必要な信号の伝送は中止しない
構成を採る。
【0019】この構成によれば、情報データのみの伝送
速度を低下、あるいは伝送を中止し、ハンドオーバ処理
に必要な制御データや回線維持に必要な信号の伝送を維
持するので、見通しが悪い状況のサービスエリア内にお
いても、回線を断絶させることなく、他局への干渉を低
減させることができる。
【0020】本発明は、前記全受信信号の電力が急激に
増大した場合に、前記全受信信号電力の急激な増大が通
信相手によるものかどうかを判定する判定手段を具備
し、前記制御手段は、即時的な通信を行っている場合に
おいて、前記全受信信号電力の急激な増大が通信相手に
よるものでないときに、ハンドオーバ処理に必要な制御
信号と回線を維持するために必要な信号の伝送速度を下
げない、あるいは伝送を中止せずに、情報伝送速度を下
げることができる場合は情報伝送速度を下げ、情報伝送
速度を下げることができない場合は情報伝送を中止する
制御を行う構成を採る。
【0021】この構成によれば、適切な通信相手との無
線通信を行うことができる。したがって、送信電力を高
くして通信を行う必要がなくなり、他局への干渉を低減
させることができる。
【0022】本発明は、前記全受信信号電力の急激な増
大が通信相手によるものである場合には、情報伝送速度
を下げる、あるいは情報伝送を中止することなく接続先
基地局からの送信電力制御を行う構成を採る。この構成
によれば、他局への干渉を低減させることができる。
【0023】本発明は、上記通信端末装置と無線通信を
行う基地局装置を提供する。この構成によれば、他局へ
の干渉を低減させながら、無線通信を行うことができ
る。
【0024】本発明は、全受信信号の電力が増大したこ
とを検出する検出工程と、前記全受信信号の電力が急激
に増大した場合に情報伝送速度を下げる制御工程と、を
具備する。この方法によれば、他局への干渉を低減させ
ることができる。
【0025】本発明は、前記制御工程において、前記全
受信信号の電力が急激に増大した場合にハンドオーバ処
理に必要な制御信号と回線を維持するために必要な信号
の伝送速度は下げない制御を行う。
【0026】この方法によれば、情報データのみの伝送
速度を下げ、ハンドオーバー処理に必要な制御データや
回線維持に必要な信号の伝送速度を維持するので、見通
しが悪い状況のサービスエリア内においても、回線を断
絶させることがない。
【0027】本発明は、前記全受信信号の電力が急激に
増大した場合に、前記全受信信号電力の急激な増大が通
信相手によるものかどうかを判定する判定工程を具備
し、前記制御工程において、前記全受信信号電力の急激
な増大が通信相手によるものでない場合にハンドオーバ
処理に必要な制御信号及び回線を維持するために必要な
信号の伝送速度を下げずに情報伝送速度を下げる制御を
行う。
【0028】この方法によれば、情報データのみの伝送
速度を下げ、ハンドオーバー処理に必要な制御データや
回線維持に必要な信号の伝送速度を維持するので、見通
しが悪い状況のサービスエリア内においても、回線を断
絶させることがない。また、適切な通信相手との無線通
信を行うことができる。したがって、送信電力を高くし
て通信を行う必要がなくなり、他局への干渉を低減させ
ることができる。
【0029】本発明は、前記全受信信号電力の急激な増
大が通信相手によるものである場合には、情報伝送速度
を下げることなく接続先基地局からの送信電力制御を行
う。この方法によれば、他局への干渉を低減させること
ができる。
【0030】本発明は、前記全受信信号の電力が急激に
増大した場合に、即時的な通信を行っている場合は、情
報伝送速度を下げることができる場合は情報伝送速度を
下げ、情報伝送速度を下げることができない場合は情報
伝送を中止する。この方法によれば、他局への干渉を低
減させることができる。
【0031】本発明は、前記制御工程において、前記全
受信信号の電力が急激に増大した場合に、即時的な通信
を行っている場合はハンドオーバ処理に必要な制御信号
と回線を維持するために必要な信号の伝送速度は下げな
い、あるいは中止しない制御を行う。
【0032】この方法によれば、情報データのみの伝送
速度を低下、あるいは伝送を中止し、ハンドオーバー処
理に必要な制御データや回線維持に必要な信号の伝送を
維持するので、見通しが悪い状況のサービスエリア内に
おいても、回線を断絶させることがない。
【0033】本発明は、前記全受信信号の電力が急激に
増大した場合に、前記全受信信号電力の急激な増大が通
信相手によるものかどうかを判定する判定工程を具備
し、前記制御工程において、即時的な通信を行っている
場合は、前記全受信信号電力の急激な増大が通信相手に
よるものでない場合にハンドオーバ処理に必要な制御信
号と回線を維持するために必要な信号の伝送速度は下げ
ない、あるいは中止せずに、情報伝送速度を下げること
ができる場合は情報伝送速度を下げ、情報伝送速度を下
げることができない場合は情報伝送を中止する制御を行
う。
【0034】この方法によれば、情報データのみの伝送
速度を低下、あるいは伝送を中止し、ハンドオーバー処
理に必要な制御データや回線維持に必要な信号の伝送を
維持するので、見通しが悪い状況のサービスエリア内に
おいても、回線を断絶させることがない。また、適切な
通信相手との無線通信を行うことができる。したがっ
て、送信電力を高くして通信を行う必要がなくなり、他
局への干渉を低減させることができる。
【0035】本発明は、前記全受信信号電力の急激な増
大が通信相手によるものである場合には、情報伝送速度
を下げる、あるいは情報伝送を中止することなく接続先
基地局からの送信電力制御を行う。この方法によれば、
他局への干渉を低減させることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、端末側で受信電
力が急激に増大した場合に、ハンドオーバ処理に必要な
制御データと回線維持に必要な信号のみをそれまでと同
じ伝送速度によって送信し、それ以外の情報データの伝
送速度を急激に下げる。伝送速度を下げることにより、
送信に必要となる電力が下がるので、結果的に他の端末
に与える影響を低減することができる。その後、ハンド
オーバの必要があれば制御信号によってハンドオーバの
手続きを行い、ハンドオーバの必要が無ければ伝送速度
を下げずに送信信号電力を下げる。
【0037】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の一実施の形態に係る
通信端末装置(移動局)の構成を示すブロック図であ
る。ここでは、CDMA方式のディジタル無線通信シス
テムにおける通信端末装置について説明する。
【0038】通信相手から送信された信号は、アンテナ
101を介し共用器102を通じて無線受信部103で
受信される。無線受信部103において、受信信号に対
して、増幅(利得制御)、ダウンコンバート、及びA/
D変換の各処理が行われる。このA/D変換後の信号
は、受信電力測定部104に送られ、受信電力が測定さ
れる。測定された受信電力値は、電力値比較部105に
送られると共に、メモリ109に格納される。
【0039】電力値比較部105では、受信電力測定部
104から送られた受信電力値と、メモリ109に格納
された1送信電力制御周期前の受信電力値とを比較す
る。この受信電力値の比較結果は、判定部106に送ら
れ、そこでしきい値判定される。また、電力を測定され
た受信信号は逆拡散部107に送られる。
【0040】逆拡散部107では、送信側で拡散変調処
理された受信信号に対して、送信側で用いた拡散符号と
同じ拡散符号を用いて逆拡散処理を行う。逆拡散処理後
の信号は、復調部108に送られ、復調処理された後、
受信データとして得られる。
【0041】伝送レート切替制御部110では、判定部
106での判定結果に基づいて伝送レート切替の制御を
行う。情報伝送レート調整部111では、伝送レート切
替制御部110の制御に従って情報伝送レートを調整す
る。
【0042】情報伝送レート調整部111で調整された
データはフレーム構成部112に送られる。フレーム構
成部112では、情報データ、制御データを用いて送信
信号のフレーム構成を行う。
【0043】フレーム構成された信号は、拡散部113
に送られて、そこで所定の拡散符号により拡散変調処理
され、無線送信部114に送られる。無線送信部114
では、拡散変調された信号に対して、D/A変換、アッ
プコンバート、及び増幅(利得制御)の各処理が行われ
る。このような処理された信号は、送信信号として共用
器102を通じアンテナ101を介して送信される。
【0044】上記構成を有する通信端末装置の動作につ
いて説明する。通信相手(接続先基地局)から受信され
た信号は、受信電力測定部104においてその全受信電
力が測定される。ここでいう全受信電力とは、希望信号
の電力だけでなく、他の通信端末に送信された信号や通
信相手とは違う基地局からの信号も含めた電力をいう。
【0045】測定された受信電力は、適宜メモリ109
に格納しておく。電力測定された受信信号を逆拡散部1
07に送り、逆拡散部107において逆拡散処理し、そ
の後、復調回路108で復調処理して受信データを得
る。
【0046】一方、電力値比較部105において、受信
された際の受信電力値(今期受信電力値)と1送信電力
制御周期前の受信電力値(前期受信電力値)とを比較す
る。この1送信電力制御周期前の受信電力値は、メモリ
109から出力される。また、電力測定された受信信号
は、逆拡散部107へ送られる。
【0047】次いで、比較された受信電力値の差につい
て、判定部106でしきい値判定を行う。このしきい値
判定は、前期受信電力値と今期受信電力値との間に大き
な変化があるかどうかを調べるために行う。したがっ
て、受信電力値の差が所定のしきい値よりも大きけれ
ば、前期受信電力値と今期受信電力値との間に大きな変
化(電力急上昇)があると判定し、受信電力値の差が所
定のしきい値よりも小さければ、前期受信電力値と今期
受信電力値との間に大きな変化がないと判定する。な
お、このしきい値は、干渉の大きさなどを考慮して、シ
ステムにおいて適宜設定する。
【0048】また、判定部106における上記判定の結
果は、伝送レート切替制御部110に送られる。伝送レ
ート切替制御部110では、前期受信電力値と今期受信
電力値との間に大きな変化がないという判定結果を受け
た場合には、伝送レートを切替える制御は行わない。
【0049】一方、伝送レート切替制御部110は、前
期受信電力値と今期受信電力値との間に大きな変化があ
るという判定結果を受けた場合には、情報データについ
て送信伝送速度を大幅に下げるような制御の指示信号を
情報レート調整部111に送る。
【0050】情報伝送レート調整部111では、前記指
示信号に従って情報データのバッファリング処理又は廃
棄処理を行う。ここでいう情報データとは、通信端末使
用者が送ろうとしているデータのことである。また、制
御データとは、ハンドオーバ処理に必要なデータのこと
であり、パイロット信号や送信電力制御信号といった回
線維持に必要な信号とは別である。これらの回線維持に
必要な信号は、フレーム構成部112において付加され
る。
【0051】具体的に、情報伝送レート調整部111で
は、パケット通信のような遅延が許される伝送の場合に
情報データのバッファリング処理を行い、音声通信のよ
うに遅延の許されない即時性を求められる通信の場合に
情報データの廃棄処理を行う。なお、即時性を求められ
る通信を行っている場合でも、ハーフレート化等の情報
伝送低速化処理が可能な場合には、必要に応じて情報伝
送速度を下げるか情報データを廃棄すればよい。このよ
うに、情報データに関して大幅に伝送速度を下げること
により、結果的には送信電力を下げることができるの
で、これにより、他局への干渉を低減させることができ
る。
【0052】次に、本発明の実施の形態1に係る通信端
末装置における過干渉防止制御の動作について図2のフ
ロー図を用いて説明する。まず、ステップ(以下、ST
と省略する)201では、通信端末装置において、全受
信信号電力の測定を行い、測定した全受信電力値と1つ
以上前の送信電力制御周期の全受信電力値とを比較す
る。次いで、ST202では、全受信電力値の比較結果
に対して判定を行う。すなわち、全受信電力増加量が所
定のしきい値以上であるかどうかを判断する。
【0053】今期の全受信電力値が1周期以上前の全受
信電力値より大幅に変わらない場合は、接続基地局先
(通信相手)からの送信電力制御指示にしたがい送信電
力制御を続行する(ST204)。一方、今期の電力値
が1周期以上前の全受信電力値より大幅に大きい場合、
情報伝送速度を下げる制御を行う(ST203)。
【0054】今期の電力値が1周期以上前の電力値より
大幅に大きい場合には、他局への干渉が大きいことにな
る。そこで、情報伝送速度を下げることにより、送信電
力を下げて他局への干渉を低く抑えることができる。
【0055】次に、本発明の実施の形態1に係る通信端
末装置における過干渉防止制御の他の動作について図3
のフロー図を用いて説明する。まず、ST301では、
通信端末装置において、全受信信号電力の測定を行い、
測定した全受信電力値と1つ以上前の送信電力制御周期
の全受信電力値とを比較する。次いで、ST302で
は、全受信電力値の比較結果に対して判定を行う。すな
わち、全受信電力増加量が所定のしきい値以上であるか
どうかを判断する。
【0056】今期の全受信電力値が1周期以上前の全受
信電力値より大幅に変わらない場合は、接続基地局先
(通信相手)からの送信電力制御指示にしたがい送信電
力制御を続行する(ST305)。一方、今期の全受信
電力値が1周期以上前の全受信電力値より大幅に大きい
場合、情報データの伝送速度のみを下げ(ST30
3)、ハンドオーバ処理に必要な制御データと回線維持
に必要な信号の伝送速度を下げない(ST304)。
【0057】これにより、他局への干渉も低く抑えるこ
とができる。また、情報データのみの伝送速度を下げ、
ハンドオーバー処理に必要な制御データや回線維持に必
要な信号の伝送速度を維持するので、見通しが悪い状況
のサービスエリア内においても、回線を維持することが
できる。
【0058】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係る通信端末装置(移動局)の構成を示すブロ
ック図である。ここでは、CDMA方式のディジタル無
線通信システムにおける通信端末装置について説明す
る。
【0059】通信相手から送信された信号は、アンテナ
401を介し共用器402を通じて無線受信部403で
受信される。無線受信部403において、受信信号に対
して、増幅(利得制御)、ダウンコンバート、及びA/
D変換の各処理が行われる。このA/D変換後の信号
は、受信電力測定部404に送られ、受信電力が測定さ
れる。測定された受信電力値は、電力値比較部405に
送られると共に、メモリ411に格納される。
【0060】電力値比較部405では、受信電力測定部
404から送られた受信電力値と、メモリ411に格納
された1送信電力制御周期前の受信電力値とを比較す
る。この受信電力値の比較結果は、判定部409に送ら
れ、そこでしきい値判定される。また、電力を測定され
た受信信号は逆拡散部406に送られる。
【0061】逆拡散部406では、送信側で拡散変調処
理された受信信号に対して、送信側で用いた拡散符号と
同じ拡散符号を用いて逆拡散処理を行う。逆拡散処理後
の信号は、逆拡散後電力測定部407に送られ、逆拡散
後の電力が測定される。測定された逆拡散後電力値は、
電力値比較部408に送られると共に、メモリ412に
格納される。また、拡散後電力測定後の信号は、復調部
410に送られ、復調処理された後、受信データとして
得られる。
【0062】電力値比較部408では、逆拡散後電力測
定部407から送られた逆拡散後電力値と、メモリ41
2に格納された1送信電力制御周期前の逆拡散後電力値
とを比較する。この逆拡散後電力の比較結果は、判定部
409に送られ、電力値比較部405から送られた受信
電力比較結果と比較される。判定部409では、受信電
力比較結果と逆拡散後電力比較結果から受信電力の増大
が通信相手によるものかどうかを判定する。
【0063】伝送レート切替制御部413では、判定部
409での判定結果に基づいて伝送レート切替の制御を
行う。情報伝送レート調整部414では、伝送レート切
替制御部413の制御に従って情報伝送レートを調整す
る。
【0064】情報伝送レート調整部414で調整された
データはフレーム構成部415に送られる。フレーム構
成部415では、情報データ、制御データを用いて送信
信号のフレーム構成を行う。
【0065】フレーム構成された信号は、拡散部416
に送られて、そこで所定の拡散符号により拡散変調処理
され、無線送信部417に送られる。無線送信部417
では、拡散変調された信号に対して、D/A変換、アッ
プコンバート、及び増幅(利得制御)の各処理が行われ
る。このような処理された信号は、送信信号として共用
器402を通じアンテナ401を介して送信される。
【0066】上記構成を有する通信端末装置の動作につ
いて説明する。通信相手(接続先基地局)から受信され
た信号は、受信電力測定部404においてその受信電力
が測定される。測定された受信電力は、適宜メモリ41
1に格納しておく。電力値比較部405において、受信
された際の受信電力値(今期受信電力値)と1送信電力
制御周期前の受信電力値(前期受信電力値)とを比較す
る。この1送信電力制御周期前の受信電力値は、メモリ
411から出力される。また、電力測定された受信信号
は、逆拡散部406へ送られる。
【0067】次いで、比較された受信電力値の差につい
て、判定部409でしきい値判定を行う。このしきい値
判定は、前期受信電力値と今期受信電力値との間に大き
な変化があるかどうかを調べるために行う。したがっ
て、受信電力値の差が所定のしきい値よりも大きけれ
ば、前期受信電力値と今期受信電力値との間に大きな変
化(電力急上昇)があると判定し、受信電力値の差が所
定のしきい値よりも小さければ、前期受信電力値と今期
受信電力値との間に大きな変化がないと判定する。な
お、このしきい値は、干渉の大きさなどを考慮して、シ
ステムにおいて適宜設定する。
【0068】次いで、前期電力値と今期電力値との間に
大きな変化があると判定した場合には、図6に示す移動
局MS1が矢印方向に移動した状態、すなわち移動局M
S1が基地局BS2に対して見通しが良い状態であるこ
とも考えられるので、受信電力の大きな変化が通信相手
の基地局(図6に示す基地局BS1)によるものかどう
かを判定する必要がある。
【0069】受信電力の大きな変化が通信相手の基地局
によるものかどうかを判定するためには、逆拡散後の電
力を測定して逆拡散後電力の増加が受信電力の増加に見
合うものかどうかを調べればよい。もし、逆拡散後の電
力増加が受信電力増加に見合うものであれば、通信相手
の基地局(図6に示す基地局BS1)による受信電力の
増加と判断することができる。また、逆拡散後の電力が
受信電力増加に見合うほど増加していない又は下がって
いるといった場合は、通信相手ではない別の基地局(図
6に示す基地局BS2)による電力の増加と判断するこ
とができる。
【0070】具体的には、電力測定後の受信信号は、逆
拡散部406において逆拡散処理された後に逆拡散後電
力測定部407に送られ、そこで拡散後の電力測定が行
われる。測定された拡散後電力値は、適宜メモリ412
に格納しておく。電力値比較部408において、逆拡散
された際の受信電力値(今期逆拡散後電力値)と1送信
電力制御周期前の逆拡散電力値(前期逆拡散後電力値)
とを比較する。一方、電力測定された逆拡散後信号は、
復調部410に送られ、復調部410で復調処理されて
受信データとなる。
【0071】また、比較された拡散後電力値の差は判定
部409に送られる。判定部409では、電力値比較部
405から送られた受信電力値差と電力値比較部408
から送られた逆拡散後電力値差とを比較し、逆拡散後電
力値差が受信電力値差に見合う(適合する)かどうかを
判定する。この判定結果は、伝送レート切替制御部41
3に送られる。
【0072】逆拡散後電力値差が受信電力値差に見合う
ものでない旨の判定結果を受けた場合、受信電力の急激
な増大が通信相手の基地局(図6に示す基地局BS1)
ではない別の基地局(図6に示す基地局BS2)による
ものであると考えられる。
【0073】この場合、伝送レート切替制御部413で
は、情報データについて送信伝送速度を大幅に下げるよ
うな制御の指示信号を情報レート調整部414に送る。
情報伝送レート調整部414では、前記指示信号に従っ
て情報データのバッファリング処理又は廃棄処理を行
う。しかし、この場合には、ハンドオーバ処理を行い受
信電力の増大の原因となった基地局(図6に示す基地局
BS2)に通信を切替える必要があるので、ハンドオー
バ処理に必要な制御データについては伝送レートを変え
ない。
【0074】ここでいう情報データとは、通信端末使用
者が送ろうとしているデータのことをいう。また、制御
データとは、ハンドオーバ処理に必要なデータのことで
あり、パイロット信号や送信電力制御信号といった回線
維持に必要な信号とは別である。これらの回線維持に必
要な信号は、フレーム構成部415において付加され
る。
【0075】具体的には、情報レート調整部414で
は、パケット通信のような遅延が許される伝送の場合
は、情報データのバッファリング処理が行われ、音声通
信のように遅延の許されない即時性を求められる通信の
場合は、情報データの廃棄処理が行われる。
【0076】このように、情報データに関して大幅に伝
送速度を下げることにより、結果的には送信電力を下げ
ることができるので、これにより、他局への干渉を低減
させることができる。
【0077】次に、本発明の一実施の形態に係る移動局
における過干渉防止制御の動作について図5のフロー図
を用いて説明する。まず、ST501では、通信端末装
置において、全受信信号電力の測定を行い、測定した全
受信電力値と1つ以上前の送信電力制御周期の全受信電
力値とを比較する。次いで、ST502では、全受信電
力値の比較結果に対して判定を行う。すなわち、全受信
電力増加量が所定のしきい値以上であるかどうかを判断
する。
【0078】今期の全受信電力値が1周期以上前の全受
信電力値より大幅に変わらない場合は、接続基地局先
(通信相手)との間で送信電力制御を続行する(ST5
03)。一方、今期の全受信電力値が1周期以上前の全
受信電力値より大幅に大きい場合、全受信電力の増加が
通信相手の基地局であるかどうかを判定する(ST50
4)。この判定は、全受信電力の増加分と逆拡散後電力
の増加分を比較することによって行われる。
【0079】逆拡散後電力の増加分が全受信電力の増加
分に見合うものであれば、通信相手の基地局からの信号
電力が増加したと判定でき、逆拡散後電力の増加分が全
受信電力の増加分に見合うものでなければ、通信相手以
外の基地局からの信号電力が増加したと判定できる。
【0080】全受信電力の増加が通信相手の基地局であ
る場合、情報伝送速度は下げずに接続基地局先からの送
信電力制御を行う(ST507)。全受信電力の増加が
通信相手の基地局でない場合、情報データの伝送速度の
みを下げ(ST505)、ハンドオーバ処理に必要な制
御データと回線維持に必要な信号の伝送速度を下げない
(ST506)。
【0081】このように、本実施の形態に係る通信端末
装置は、見通しが良くなったことにより現われた基地局
が存在すると容易に判定することができるので、見通し
が悪い状況のサービスエリア内においても、回線を断絶
させることなく、また他局への干渉を増加させることな
く無線通信を行うことができる。
【0082】本発明は、上記実施の形態に限定されず種
々変更して実施することが可能である。例えば、上記実
施の形態においては、受信電力の急上昇判定としてしき
い値判定を用いた場合について説明しているが、受信電
力の急上昇が認識できれば、判定方法については特に制
限はない。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信端末装
置及び送信電力制御方法によれば、端末側で受信電力が
急激に増大した場合に、ハンドオーバ処理するための制
御データと回線維持に必要な信号をそれまでと同じ伝送
速度によって送信し、情報データの送信伝送速度を急激
に下げる。
【0084】このとき、ハンドオーバの必要があれば制
御データによってハンドオーバを行い、ハンドオーバの
必要が無ければ送信信号電力を下げるので、見通しが悪
い状況のサービスエリア内においても、回線を断絶させ
ることなく、また他局への干渉を増加させることなく無
線通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る通信端末装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御方法
における動作を説明するためのフロー図
【図3】本発明の実施の形態1に係る送信電力制御方法
における動作を説明するためのフロー図
【図4】本発明の実施の形態2に係る通信端末装置の構
成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2に係る送信電力制御方法
における動作を説明するためのフロー図
【図6】通信端末装置を備えた無線通信システムの構成
を示す概略図
【符号の説明】
101,401 アンテナ 102,402 共用器 103,403 無線受信部 104,404 受信電力測定部 105,405,408 電力値比較部 106,409 判定部 107,406 逆拡散部 108,410 復調部 109,411,412 メモリ 110,413 伝送レート切替制御部 111,414 情報伝送レート調整部 112,415 フレーム構成部 113,416 拡散部 114,417 無線送信部 407 逆拡散後電力測定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 EE21 EE31 5K034 AA05 AA19 DD03 EE03 FF13 MM08 NN01 TT01 TT02 5K067 AA03 AA22 BB04 CC10 GG08 HH22 HH23 KK15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全受信信号の電力が急激に増大したこと
    を検出する検出手段と、前記全受信信号の電力が急激に
    増大した場合に情報伝送速度を下げる制御手段と、を具
    備することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記全受信信号の電力
    が急激に増大した場合に、ハンドオーバ処理に必要な制
    御信号と回線を維持するために必要な信号の伝送速度は
    下げない制御を行うことを特徴とする請求項1記載の通
    信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記全受信信号の電力が急激に増大した
    場合に、前記全受信信号電力の急激な増大が通信相手に
    よるものかどうかを判定する判定手段を具備し、前記制
    御手段は、全受信信号電力の急激な増大が通信相手によ
    るものでない場合にハンドオーバ処理に必要な制御信号
    と回線を維持するために必要な信号の伝送速度を下げず
    に情報伝送速度を下げる制御を行うことを特徴とする請
    求項1及び請求項2記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記全受信信号電力の急激な増大が通信
    相手によるものである場合には、情報伝送速度を下げる
    ことなく接続先基地局との間で送信電力制御を行うこと
    を特徴とする請求項3記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記全受信信号の電力が急激に増大した
    場合に、即時的な通信を行っている場合において、情報
    伝送速度を下げることができる場合は情報伝送速度を下
    げ、情報伝送速度を下げることができない場合は情報伝
    送を中止することを特徴とする請求項1記載の通信端末
    装置。
  6. 【請求項6】 前記全受信信号の電力が急激に増大した
    場合に、ハンドオーバ処理に必要な制御信号及び回線を
    維持するために必要な信号の伝送速度は下げない、ある
    いは伝送を中止しないことを特徴とする請求項5記載の
    通信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記全受信信号の電力が急激に増大した
    場合に、前記全受信信号電力の急激な増大が通信相手に
    よるものかどうかを判定する判定手段を具備し、前記制
    御手段は、即時的な通信を行っている場合において、前
    記全受信信号電力の急激な増大が通信相手によるもので
    ないときに、ハンドオーバ処理に必要な制御信号と回線
    を維持するために必要な信号の伝送速度を下げない、あ
    るいは伝送を中止せずに、情報伝送速度を下げることが
    できる場合は情報伝送速度を下げ、情報伝送速度を下げ
    ることができない場合は情報伝送を中止する制御を行う
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の通信端末
    装置。
  8. 【請求項8】 前記全受信信号電力の急激な増大が通信
    相手によるものである場合には、情報伝送速度を下げ
    る、あるいは情報伝送を中止することなく接続先基地局
    からの送信電力制御を行うことを特徴とする請求項7記
    載の通信端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
    の通信端末装置と無線通信を行うことを特徴とする基地
    局装置。
  10. 【請求項10】 全受信信号の電力が増大したことを検
    出する検出工程と、前記全受信信号の電力が急激に増大
    した場合に情報伝送速度を下げる制御工程と、を具備す
    ることを特徴とする過干渉防止方法。
  11. 【請求項11】 前記制御工程において、前記全受信信
    号の電力が急激に増大した場合にハンドオーバ処理に必
    要な制御信号と回線を維持するために必要な信号の伝送
    速度は下げない制御を行うことを特徴とする請求項10
    記載の過干渉防止方法。
  12. 【請求項12】 前記全受信信号の電力が急激に増大し
    た場合に、前記全受信信号電力の急激な増大が通信相手
    によるものかどうかを判定する判定工程を具備し、前記
    制御工程において、前記全受信信号電力の急激な増大が
    通信相手によるものでない場合にハンドオーバ処理に必
    要な制御信号及び回線を維持するために必要な信号の伝
    送速度を下げずに情報伝送速度を下げる制御を行うこと
    を特徴とする請求項10又は請求項11記載の過干渉防
    止方法。
  13. 【請求項13】 前記全受信信号電力の急激な増大が通
    信相手によるものである場合には、情報伝送速度を下げ
    ることなく接続先基地局からの送信電力制御を行うこと
    を特徴とする請求項12記載の過干渉防止方法。
  14. 【請求項14】 前記全受信信号の電力が急激に増大し
    た場合に、即時的な通信を行っている場合において、情
    報伝送速度を下げることができる場合は情報伝送速度を
    下げ、情報伝送速度を下げることができない場合は情報
    伝送を中止することを特徴とする請求項10記載の過干
    渉防止方法。
  15. 【請求項15】 前記制御工程において、前記全受信信
    号の電力が急激に増大した場合に、即時的な通信を行っ
    ている場合はハンドオーバ処理に必要な制御信号と回線
    を維持するために必要な信号の伝送速度は下げない、あ
    るいは伝送を中止しない制御を行うことを特徴とする請
    求項14記載の送信電力制御方法。
  16. 【請求項16】 前記全受信信号の電力が急激に増大し
    た場合に、前記全受信信号電力の急激な増大が通信相手
    によるものかどうかを判定する判定工程を具備し、前記
    制御工程において、即時的な通信を行っている場合は、
    前記全受信信号電力の急激な増大が通信相手によるもの
    でない場合にハンドオーバ処理に必要な制御信号と回線
    を維持するために必要な信号の伝送速度を下げない、あ
    るいは伝送を中止せずに、情報伝送速度を下げることが
    できる場合は情報伝送速度を下げ、情報伝送速度を下げ
    ることができない場合は情報伝送を中止する制御を行う
    ことを特徴とする請求項14又は請求項15記載の過干
    渉防止方法。
  17. 【請求項17】 前記全受信信号電力の急激な増大が通
    信相手によるものである場合には、情報伝送速度を下げ
    る、あるいは情報伝送を中止することなく接続先基地局
    からの送信電力制御を行うことを特徴とする請求項16
    記載の過干渉防止方法。
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