JP2001053033A - 半導体装置のダイシング方法 - Google Patents

半導体装置のダイシング方法

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JP2001053033A
JP2001053033A JP11228665A JP22866599A JP2001053033A JP 2001053033 A JP2001053033 A JP 2001053033A JP 11228665 A JP11228665 A JP 11228665A JP 22866599 A JP22866599 A JP 22866599A JP 2001053033 A JP2001053033 A JP 2001053033A
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semiconductor
resin
semiconductor device
dicer
electronic circuit
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Mutsumi Masumoto
睦 升本
Kenji Masumoto
健治 桝本
Katsumi Yamaguchi
克己 山口
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Texas Instruments Japan Ltd
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    • H01L2224/73201Location after the connecting process on the same surface
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイサーの歯の樹脂による目詰まりやシリコン
くずの原因となる半導体チップのクラックを防止する半
導体装置のダイシング方法を提供する。 【解決手段】本発明の半導体装置のダイシング方法は、
主面に複数の電子回路が形成されている半導体ウエハに
上記主面から上記電子回路を区画する溝を形成する工程
と、上記溝に樹脂を充填する工程と、上記半導体ウエハ
をその裏面側から上記樹脂が露出するように研削する工
程と、上記半導体ウエハを上記溝に沿って切断すること
により上記電子回路毎に半導体装置として切り離す工程
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特に、ウエハレベルでパッケージ化
され、小型化および高密度化された半導体装置のダイシ
ング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VLSI(Very Large Scale Int
egration)などの半導体装置においては、3年で7割の
縮小化を実現し、小型化および高密度化を達成してき
た。上記に伴い、半導体装置のパッケージ形態も小型
化、高密度化が達成されてきた。例えば、DIP(Dual
Inline Package )などのリード挿入型(THD:Thro
ugh Hall Mount Device )から、QFP(Quad Flat Pa
ckage )などの表面実装型(SMD:Surface Mount De
vice)に発展し、さらには出力端子を半導体チップの電
子回路形成面上にエリア化したBGA(Ball Grid Arra
y )へと小型化が進められてきた。さらに、半導体チッ
プの大きさ程度でパッケージ化が可能なチップサイズパ
ッケージ(CSP:Chip Size Package )が開発され、
活発な研究がなれている。
【0003】上記の従来のチップサイズパッケージ形態
の半導体装置およびその実装形態について図面を参照し
て説明する。図11(a)は従来のチップサイズパッケ
ージ形態の半導体装置の斜視図であり、図11(b)は
図11(a)中A−A’における断面図である。半導体
チップの電子回路が形成された表面は窒化シリコン膜な
どの不図示の絶縁膜で被覆されており、前記絶縁膜に
は、前記電子回路のパッド電極に接続するように開口部
が設けられ、電子回路のパッド電極に接続するように、
例えばはんだボールバンプあるいは金スタッドバンプな
どのバンプ(突起電極)が形成されている。
【0004】図12は、上記のチップサイズパッケージ
形態の半導体装置を実装基板に実装した装置の断面図で
ある。上記の半導体装置を実装する実装基板は、例えば
ガラスエポキシ系材料よりなる基板30の上面におい
て、実装する半導体装置のバンプ11の位置に対応する
位置に形成された電極31と、電極31に接続して基板
30の表面上、裏面上、あるいは基板内部などに形成さ
れている図示しないプリント配線部を有している。上記
の半導体装置を上記の実装基板に実装するには、実装基
板の電極31に半導体装置のバンプ11を位置合わせし
てマウントし、はんだボールバンプ(金スタッドバンプ
の場合は印刷などにより供給されたクリームはんだな
ど)をリフローさせて電極31とをバンプ11を機械的
かつ電気的に接続し、さらに実装基板と半導体装置の間
隙部をエポキシ樹脂などの被膜樹脂40により封止し
て、図面に示す実装形態とする。
【0005】上記の半導体装置の製造方法について図面
を参照して説明する。まず、図13(a)に示すよう
に、複数個分の半導体チップの電子回路パターンが繰り
返し形成された半導体ウエハ10上に、半導体チップの
電子回路パターンに接続するようにはんだボールバンプ
などのバンプ11を形成する。
【0006】次に、図13(b)に示すように、半導体
ウエハ10のバンプ11形成面上に、紫外線硬化樹脂シ
ートなどからなるバックグラインド用のウエハ固定用シ
ート20を張り付ける。ウエハ固定用シート20は、バ
ンプ11の高さを十分に吸収する程度の膜厚とする。次
に、電子回路形成面の裏面側から半導体ウエハ10を所
定厚さとなるまでグラインダーBGにより研削する。
【0007】次に、図13(c)に示すように、ダイサ
ーDにより、上記のように所定の厚さとなった半導体ウ
エハ10を所定の切断位置で切断し、個々に分割された
半導体チップ10aとする。上記分割された半導体チッ
プ10aをウエハ固定用シート20から剥がして、図1
1に示す半導体装置とすることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
半導体装置は、図14に示すように、ダイサーにより半
導体ウエハを所定の切断位置Xで切断し、個々の半導体
チップ10aに分割する工程において、電子回路形成面
の裏面側における半導体チップ10aの角部近傍の表層
部分が欠けてしまうクラックC(あるいはマイクロクラ
ック)が発生するという問題が生じる。クラックCが発
生すると、半導体チップの抗折強度などの物理的強度が
低下してしまう問題を生じる他、シリコンくずの発生の
原因となり、クリーンな環境で用いる必要がある半導体
装置としては使用不可となってしまう。特に、シリコン
は電気伝導性があるので、基板配線上にシリコンくずが
落下した場合は短絡の原因となる。また、脆性の金属で
ある半導体シリコンの角部が剥き出しになっている構造
であるので、衝撃や他の部品との接触により、容易に稜
線(角部表層部)などの欠けが生じやすく、上記のシリ
コンくずを発生しやすくしている。
【0009】上記のクラックが形成される原因について
図面を参照して説明する。図15(a)に示すように、
ウエハ固定用シート20に張り付けられて、所定の厚さ
まで研削された半導体ウエハ10の所定の切断位置をダ
イサーDにより切断する際に、ダイサーDがある程度の
深さまで切り進んでいくとダイサーにより押される応力
により切断位置の近傍領域にクラックCが発生してしま
う。このクラックは、半導体ウエハの厚さが薄くなるほ
ど発生しやすくなっており、半導体チップの小型化に伴
ってその発生が顕著になってきた。上記のクラックCが
形成されると、図15(b)に示すように、ダイサーD
が完全に所定の切断位置を切断したときに、半導体チッ
プ10aの電子回路形成面の裏面側の角部表層部におけ
る剥がれとなってしまう。
【0010】また、上記のようにダイサーDが完全に所
定の切断位置を切断するときに、紫外線硬化樹脂などか
らなるウエハ固定用シートの少なくとも一部をダイサー
が切断することになるので、ダイサーDの歯は樹脂によ
り目詰まりを起こすという問題を生じる。これは、本来
シリコン切断用のダイサーで樹脂部分を切断してしまう
からである。
【0011】本発明は上記の問題を鑑みなされたもので
あり、本発明の目的は、ダイサーの歯が樹脂により目詰
まりを起こさず、また、シリコンくずの原因となる半導
体チップの電子回路形成面の裏面側の表層部分のクラッ
クの発生を防止して個々の半導体チップに分割すること
ができる半導体装置のダイシング方法を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の半導体装置のダイシング方法は、主面に複
数の電子回路が形成されている半導体ウエハに上記主面
側から上記電子回路を区画する溝を形成する工程と、上
記溝に樹脂を充填する工程と、上記半導体ウエハをその
裏面側から上記樹脂が露出するように研削する工程と、
上記半導体ウエハを上記溝に沿って切断することにより
上記電子回路毎に半導体回路として切り離す工程とを有
する。
【0013】また、本発明の半導体装置のダイシング方
法は、好適には、上記半導体ウエハの切断工程は、個々
に切り離される上記半導体装置の側面に上記樹脂が残存
するようになされる。
【0014】更に、本発明の半導体装置のダイシング方
法は、好適には、上記溝に樹脂を充填する際に上記半導
体ウエハの主面が樹脂で被覆される。更に、好適には、
上記溝に樹脂を充填する工程はスピンコートによりなさ
れる。
【0015】上記の本発明の半導体装置のダイシング方
法によれば、半導体装置(半導体チップ)を半導体ウエ
ハから個々に分割する際に、半導体ウエハの切断位置に
形成された溝に埋め込まれた樹脂(側面保護層)を切断
すればよく、シリコンくずの原因となる半導体チップの
電子回路形成面の裏面側の表層部分のクラックの発生を
防止して個々の半導体チップに分割することができる。
また、上記の溝を形成するためにはシリコン用のダイサ
ーを用いることができ、側面保護層を切断するダイサー
としては樹脂用のダイサーなど、側面保護層材料に適し
たダイサーを用いることができる。従ってその製造工程
において、ダイサーの歯が樹脂などにより目詰まりを起
こすことなく製造することが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体装置のダ
イシング方法の実施の形態について、図面を参照して説
明する。
【0017】第1実施形態 図1(a)は本実施形態にかかる半導体装置をバンプ
(突起電極)形成面側から見たときの斜視図であり、図
1(b)は裏面側から見たときの斜視図である。また、
図1(c)は図1(a)中のA−A’における断面図で
ある。半導体チップ10aの電子回路が形成されている
表面は窒化シリコン膜などの不図示の絶縁膜で被覆され
ており、前記絶縁膜には、前記電子回路のパッド電極に
接続するように開口部が設けられ、電子回路のパッド電
極に接続するように、例えばはんだボールバンプあるい
は金スタッドバンプなどのバンプ(突起電極)11が形
成されている。半導体チップ10aは、例えば125μ
mの厚さである。上記の半導体チップ10aの側面は、
例えばエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂あるいはポリイ
ミド樹脂などの熱可塑性樹脂などからなり、30μmの
膜厚を有する側面保護層13aにより被覆されている。
また、上記の半導体チップ10aのバンプ形成面は、少
なくともバンプ11の一部を露出させながら例えばBス
テージの樹脂などからなり25μmの膜厚を有するバン
プ形成面保護層14により被覆されている。
【0018】上記の本実施形態の半導体装置は、脆性な
シリコンの角部が剥き出しになっていないので、衝撃な
どによりシリコンくずを発生しにくい構造となってい
る。また、上記の半導体チップを半導体ウエハから個々
に分割する際には、半導体ウエハの切断位置に形成され
た溝に埋め込まれた上記の側面保護層を切断すればよい
構造となっており、半導体チップの電子回路形成面の裏
面側の表層部分のクラックの発生を防止して個々の半導
体チップに分割することができる。また、上記の溝を形
成するためにはシリコン用のダイサーを用いることがで
き、側面保護層を切断するダイサーとしては樹脂用のダ
イサーなど、側面保護層材料に適したダイサーを用いる
ことができる。従ってその製造工程において、ダイサー
の歯が樹脂などにより目詰まりを起こすことなく、その
切断処理を行うことが可能である。
【0019】上記の半導体装置の製造方法について図面
を参照して説明する。まず、図2(a)に示すように、
複数個分の半導体チップの電子回路パターンが繰り返し
形成された半導体ウエハ10上に、半導体チップの電子
回路パターンに接続するようにはんだボールバンプなど
のバンプ11を形成する。
【0020】次に、図2(b)に示すように、半導体ウ
エハ10のバンプ11形成面に、シリコン切断用の第1
のダイサーD1により、半導体チップの電子回路パター
ンを所定の領域毎に区分するように、例えば85μmの
第1の幅W1および150μmの深さdとなる溝12を
形成する。
【0021】次に、図2(c)に示すように、例えばス
クリーン印刷、バブルジェット印刷あるいはマイクロシ
リンジによる注入により、溝12を例えばエポキシ樹脂
あるいはポリイミド樹脂などにより埋め込んで第1保護
層13を形成する。
【0022】次に、図3(d)に示すように、例えばス
ピンコートによりBステージの樹脂を塗布して、少なく
ともバンプ11の一部を露出させながら25μmの膜厚
でバンプ形成面を被覆するように第2保護層(バンプ形
成面保護層)14を形成する。
【0023】次に、図3(e)に示すように、半導体ウ
エハ10のバンプ11形成面上に、紫外線硬化樹脂シー
トなどからなるバックグラインド用のウエハ固定用シー
ト20を張り付ける。ウエハ固定用シート20は、バン
プ11の高さを十分に吸収する程度の膜厚とする。次
に、電子回路形成面の裏面側から第1保護層13が露出
するまで半導体ウエハ10をグラインダーBGにより研
削する。例えば、半導体ウエハ10の厚さとして、溝1
2の深さdよりも薄い所定の厚さt(例えば125μm
程度)となるまで研削する。これにより、半導体ウエハ
は所定の領域毎の複数個の半導体チップ10aに分割さ
れる。
【0024】次に、図4(f)に示すように、樹脂切断
用の第2ダイサーD2により、上記のように露出した第
1保護層13を複数個の半導体チップ10aの側面を被
覆するように残しながら切断して側面保護層13aとす
る。例えば、切り幅W2を25μmとし、半導体チップ
10aの側面にそれぞれ30μmずつ残すように切断す
る。またこのとき、連続的に第2保護層14も個々の半
導体チップ毎に分割される。
【0025】次に、図4(g)に示すように、上記分割
され、側面およびバンプ形成面をそれぞれ側面保護層1
3aおよび第2保護層(バンプ形成面保護層)により被
覆された半導体チップ10aをウエハ固定用シート20
から剥がして、図1に示す半導体装置とすることができ
る。また、図4(h)に示すように、上記のようにウエ
ハ固定用シート20から剥がした後、第1保護層13a
および第2保護層14を剥離することで、ベアチップ状
態の半導体チップとして使用することも可能である。
【0026】上記のように、本実施形態によれば、半導
体チップを半導体ウエハから個々に分割する際に、半導
体ウエハの切断位置に形成された溝に埋め込まれた第1
保護層(側面保護層)を切断すればよく、シリコンくず
の原因となる半導体チップの電子回路形成面の裏面側の
表層部分のクラックの発生を防止して個々の半導体チッ
プに分割することができる。また、溝を形成するために
はシリコン用のダイサーを用いることができ、一方第1
保護層(側面保護層)を切断するためには樹脂用のダイ
サーなど、側面保護層材料に適したダイサーを用いるこ
とができる。従って、ダイサーの歯が樹脂などにより目
詰まりを起こすことがなくなる。
【0027】図5は、本実施形態の半導体装置を実装基
板に実装した電子回路装置の断面図である。実装基板
は、例えばガラスエポキシ系材料よりなる基板30の上
面において、実装する半導体装置のバンプ11の位置に
対応する位置に形成された電極31と、電極31に接続
され、基板30の表面上、裏面上、あるいは基板内部な
どに形成されている図示しないプリント配線部を有して
いる。上記の半導体装置を上記の実装基板に実装するに
は、実装基板の電極31に半導体装置のバンプ11を位
置合わせしてマウントし、はんだボールバンプ(金スタ
ッドバンプの場合は印刷などにより供給されたクリーム
はんだなど)をリフローさせて電極31とをバンプ11
を機械的かつ電気的に接続する。このとき、第2保護層
(バンプ形成面保護層)14としてBステージの樹脂を
用いている場合、この樹脂が溶融して、実装基板と半導
体装置の間隙部を封止する封止樹脂14aとすることが
できる。また、別途、実装基板と半導体装置の間隙部を
樹脂により封止してもよい。
【0028】第2実施形態 図6(a)は本実施形態にかかる半導体装置をバンプ
(突起電極)形成面側から見たときの斜視図であり、図
6(b)は裏面側から見たときの斜視図である。また、
図6(c)は図6(a)中のA−A’における断面図で
ある。半導体チップ10aの電子回路が形成されている
表面は窒化シリコン膜などの不図示の絶縁膜で被覆され
ており、前記絶縁膜には、前記電子回路のパッド電極に
接続するように開口部が設けられ、電子回路のパッド電
極に接続するように、例えばはんだボールバンプあるい
は金スタッドバンプなどのバンプ(突起電極)11が形
成されている。半導体チップ10aは、例えば125μ
mの厚さである。上記の半導体チップ10aの側面は、
例えば30μmの膜厚を有する側面保護層13aにより
被覆されており、さらに半導体チップ10aのバンプ形
成面は、少なくともバンプ11の一部を露出させながら
例えば25μmの膜厚を有するバンプ形成面保護層14
により被覆されている。側面保護層13aとバンプ形成
面保護層14とはエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂ある
いはポリイミド樹脂などの熱可塑性樹脂などからなり、
一体に形成されている。
【0029】上記の本実施形態の半導体装置は、脆性な
シリコンの角部が剥き出しになっていないので、衝撃な
どによりシリコンくずを発生しにくい構造となってい
る。また、上記の半導体チップを半導体ウエハから個々
に分割する際には、半導体ウエハの切断位置に形成され
た溝に埋め込まれた上記の側面保護層を切断すればよい
構造となっており、半導体チップの電子回路形成面の裏
面側の表層部分のクラックの発生を防止して個々の半導
体チップに分割することができる。また、上記の溝を形
成するためにはシリコン用のダイサーを用いることがで
き、側面保護層を切断するダイサーとしては樹脂用のダ
イサーなど、側面保護層材料に適したダイサーを用いる
ことができる。従ってその製造工程において、ダイサー
の歯が樹脂などにより目詰まりを起こすことなく製造す
ることが可能である。
【0030】上記の半導体装置の製造方法について図面
を参照して説明する。まず、図7(a)に示すように、
複数個分の半導体チップの電子回路パターンが繰り返し
形成された半導体ウエハ10上に、半導体チップの電子
回路パターンに接続するようにはんだボールバンプなど
のバンプ11を形成する。
【0031】次に、図7(b)に示すように、半導体ウ
エハ10のバンプ11形成面に、シリコン切断用の第1
のダイサーD1により、半導体チップの電子回路パター
ンを所定の領域毎に区分するように、例えば85μmの
第1の幅W1および150μmの深さdとなる溝12を
形成する。
【0032】次に、図7(c)に示すように、例えばス
ピンコートによりエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂ある
いはポリイミド樹脂などの熱可塑性樹脂などを塗布し
て、溝12を埋め込んで第1保護層13を形成すると同
時に、少なくともバンプ11の一部を露出させながら2
5μmの膜厚でバンプ形成面を被覆するように第2保護
層(バンプ形成面保護層)14を一体に形成する。
【0033】次に、図8(d)に示すように、半導体ウ
エハ10のバンプ11形成面上に、紫外線硬化樹脂シー
トなどからなるバックグラインド用のウエハ固定用シー
ト20を張り付ける。ウエハ固定用シート20は、バン
プ11の高さを十分に吸収する程度の膜厚とする。次
に、電子回路形成面の裏面側から第1保護層13が露出
するまで半導体ウエハ10をグラインダーBGにより研
削する。例えば、半導体ウエハ10の厚さとして、溝1
2の深さdよりも薄い所定の厚さt(例えば125μm
程度)となるまで研削する。これにより、半導体ウエハ
は所定の領域毎の複数個の半導体チップ10aに分割さ
れる。
【0034】次に、図8(e)に示すように、樹脂切断
用の第2ダイサーD2により、上記のように露出した第
1保護層13を複数個の半導体チップ10aの側面を被
覆するように残しながら切断して側面保護層13aとす
る。例えば、切り幅W2を25μmとし、半導体チップ
10aの側面にそれぞれ30μmずつ残すように切断す
る。またこのとき、連続的に第2保護層14も個々の半
導体チップ毎に分割する。
【0035】次に、図8(f)に示すように、上記分割
され、側面およびバンプ形成面をそれぞれ側面保護層1
3aおよび第2保護層(バンプ形成面保護層)により被
覆された半導体チップ10aをウエハ固定用シート20
から剥がして、図6に示す半導体装置とすることができ
る。また、上記のようにウエハ固定用シート20から剥
がした後、第1保護層13aおよび第2保護層14を剥
離することで、ベアチップ状態の半導体チップとして使
用することも可能である。
【0036】上記のように、本実施形態によれば、半導
体チップを半導体ウエハから個々に分割する際に、半導
体ウエハの切断位置に形成された溝に埋め込まれた第1
保護層(側面保護層)を切断すればよく、シリコンくず
の原因となる半導体チップの電子回路形成面の裏面側の
表層部分のクラックの発生を防止して個々の半導体チッ
プに分割することができる。また、溝を形成するために
はシリコン用のダイサーを用いることができ、一方第1
保護層(側面保護層)を切断するためには樹脂用のダイ
サーなど、側面保護層材料に適したダイサーを用いるこ
とができる。従って、ダイサーの歯が樹脂などにより目
詰まりを起こすことがなくなる。
【0037】上記の本実施形態の半導体装置は、第1実
施形態と同様に実装基板上に実装して用いることができ
る。
【0038】第3実施形態 図9(a)は本実施形態にかかる半導体装置をバンプ
(突起電極)形成面側から見たときの斜視図であり、図
9(b)は裏面側から見たときの斜視図である。また、
図9(c)は図9(a)中のA−A’における断面図で
ある。半導体チップ10aの電子回路が形成されている
表面は窒化シリコン膜などの不図示の絶縁膜で被覆され
ており、前記絶縁膜には、前記電子回路のパッド電極に
接続するように開口部が設けられ、電子回路のパッド電
極に接続するように、例えばはんだボールバンプあるい
は金スタッドバンプなどのバンプ(突起電極)11が形
成されている。半導体チップ10aは、例えば125μ
mの厚さである。上記の半導体チップ10aの側面は、
例えばエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂あるいはポリイ
ミド樹脂などの熱可塑性樹脂などからなり、30μmの
膜厚を有する側面保護層13aにより被覆されている。
【0039】上記の本実施形態の半導体装置は、脆性な
シリコンの角部が剥き出しになっていないので、衝撃な
どによりシリコンくずが発生しにくい構造となってい
る。また、上記の半導体チップを半導体ウエハから個々
に分割する際には、半導体ウエハの切断位置に形成され
た溝に埋め込まれた上記の側面保護層を切断すればよい
構造となっており、半導体チップの電子回路形成面の裏
面側の表層部分のクラックの発生を防止して個々の半導
体チップに分割することができる。また、上記の溝を形
成するためにはシリコン用のダイサーを用いることがで
き、側面保護層を切断するダイサーとしては樹脂用のダ
イサーなど、側面保護層材料に適したダイサーを用いる
ことができる。従ってその製造工程において、ダイサー
の歯が樹脂などにより目詰まりを起こすことなく製造す
ることが可能である。
【0040】上記の半導体装置の製造方法について図面
を参照して説明する。半導体ウエハ10上にバンプ11
を形成し、半導体チップの電子回路パターンを所定の領
域毎に区分するように溝12を形成し、例えばスクリー
ン印刷、バブルジェット印刷あるいはマイクロシリンジ
による注入により、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂あ
るいはポリイミド樹脂などの熱可塑性樹脂などで溝12
を埋め込んで第1保護層13を形成する工程までは、図
2に示す第1実施形態と同様である。
【0041】上記のように第1保護層13を形成した
後、図10(d)に示すように、半導体ウエハ10のバ
ンプ11形成面上に、紫外線硬化樹脂シートなどからな
るバックグラインド用のウエハ固定用シート20を張り
付ける。ウエハ固定用シート20は、バンプ11の高さ
を十分に吸収する程度の膜厚とする。次に、電子回路形
成面の裏面側から第1保護層13が露出するまで半導体
ウエハ10をグラインダーBGにより研削する。例え
ば、半導体ウエハ10の厚さとして、溝12の深さdよ
りも薄い所定の厚さt(例えば125μm程度)となる
まで研削する。これにより、半導体ウエハは所定の領域
毎の複数個の半導体チップ10aに分割される。
【0042】次に、図10(e)に示すように、樹脂切
断用の第2ダイサーD2により、上記のように露出した
第1保護層13を複数個の半導体チップ10aの側面を
被覆するように残しながら切断して側面保護層13aと
する。例えば、切り幅W2を25μmとし、半導体チッ
プ10aの側面にそれぞれ30μmずつ残すように切断
する。
【0043】次に、図10(f)に示すように、上記分
割され、側面を側面保護層13aにより被覆された半導
体チップ10aをウエハ固定用シート20から剥がし
て、図9に示す半導体装置とすることができる。また、
上記のようにウエハ固定用シート20から剥がした後、
側面保護層13aを剥離することで、ベアチップ状態の
半導体チップとして使用することも可能である。
【0044】上記のように、本実施形態によれば、半導
体チップを半導体ウエハから個々に分割する際に、半導
体ウエハの切断位置に形成された溝に埋め込まれた第1
保護層(側面保護層)を切断すればよく、シリコンくず
の原因となる半導体チップの電子回路形成面の裏面側の
表層部分のクラックの発生を防止して個々の半導体チッ
プに分割することができる。また、溝を形成するために
はシリコン用のダイサーを用いることができ、一方第1
保護層(側面保護層)を切断するためには樹脂用のダイ
サーなど、側面保護層材料に適したダイサーを用いるこ
とができる。従って、ダイサーの歯が樹脂などにより目
詰まりを起こすことがなくなる。
【0045】上記の本実施形態の半導体装置は、第1実
施形態と同様に実装基板上に実装して用いることができ
る。
【0046】本発明の半導体装置としては、MOSトラ
ンジスタ系、バイポーラ系、BiCMOS系、あるいは
ロジックとメモリを搭載した半導体装置など、半導体装
置であれば何にでも適用可能である。
【0047】本発明の半導体装置のダイシング方法は上
記の実施の形態に限定されない。例えば、半導体チップ
の側面やバンプ形成面を被覆する保護膜は、上記に記載
の樹脂に限定されず、種々の樹脂材料を用いることがで
きる。さらに、樹脂以外の材料を用いることも可能であ
る。また、半導体チップに形成する突起電極としては、
はんだボールバンプ、金スタッドバンプなどのバンプを
メッキ法やボールバンプ法により形成することができ、
その材料や形成方法には限定はない。さらに、再配線を
有する場合や有さない場合を含む金属ポストを用いるこ
とも可能である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変更が可能である。
【0048】
【発明の効果】本発明の半導体装置のダイシング方法に
よれば、ダイサーの歯が樹脂により目詰まりを起こすこ
とはなく、また、シリコンくずの原因となる半導体チッ
プの電子回路形成面の裏面側の表層部分のクラックの発
生を防止して個々の半導体チップに分割することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は第1実施形態に係る半導体装置を
バンプ(突起電極)形成面側から見たときの斜視図であ
り、図1(b)は裏面側から見たときの斜視図であり、
図1(c)は図1(a)中のA−A’における断面図で
ある。
【図2】図2は第1実施形態に係る半導体装置の製造方
法の製造工程を示す断面図であり、(a)はバンプの形
成工程まで、(b)は溝の形成工程まで、(c)は第1
保護層の形成工程までを示す。
【図3】図3は図2の続きの工程を示し、(d)は第2
保護層の形成工程まで、(e)は半導体ウエハをグライ
ンダーにより研削する工程までを示す。
【図4】図4は図3の続きの工程を示し、(f)は第1
保護層を切断する工程まで、(g)は半導体チップをウ
エハ固定シートから剥離する工程まで、(h)は第1保
護層および第2保護層を剥離する工程までを示す。
【図5】図5は第1実施形態に係る半導体装置を実装基
板に実装したときの断面図である。
【図6】図6(a)は第2実施形態に係る半導体装置を
バンプ(突起電極)形成面側から見たときの斜視図であ
り、図6(b)は裏面側から見たときの斜視図であり、
図6(c)は図6(a)中のA−A’における断面図で
ある。
【図7】図7は第2実施形態に係る半導体装置の製造方
法の製造工程を示す断面図であり、(a)はバンプの形
成工程まで、(b)は溝の形成工程まで、(c)は第1
保護層および第2保護層の形成工程までを示す。
【図8】図8は図7の続きの工程を示し、(d)は半導
体ウエハをグラインダーにより研削する工程まで、
(e)は第1保護層を切断する工程まで、(f)は半導
体チップをウエハ固定シートから剥離する工程までを示
す。
【図9】図9(a)は第3実施形態に係る半導体装置を
バンプ(突起電極)形成面側から見たときの斜視図であ
り、図9(b)は裏面側から見たときの斜視図であり、
図9(c)は図9(a)中のA−A’における断面図で
ある。
【図10】図10は第2実施形態に係る半導体装置の製
造方法の製造工程を示す断面図であり、(d)は半導体
ウエハをグラインダーにより研削する工程まで、(e)
は第1保護層を切断する工程まで、(f)は半導体チッ
プをウエハ固定シートから剥離する工程までを示す。
【図11】図11(a)は従来例に係る半導体装置をバ
ンプ(突起電極)形成面側から見たときの斜視図であ
り、図11(b)は図11(a)中のA−A’における
断面図である。
【図12】図12は従来例に係る半導体装置を実装基板
に実装したときの断面図である。
【図13】図13は従来例に係る半導体装置の製造方法
の製造工程を示す断面図であり、(a)はバンプの形成
工程まで、(b)は半導体ウエハをグラインダーにより
研削する工程まで、(c)はダイサーにより個々の半導
体チップに分割する工程までを示す。
【図14】図14は従来例に係る半導体装置の問題点を
説明する半導体装置の平面図である。
【図15】図15(a)および(b)は従来例に係る半
導体装置の製造方法の問題点を説明する半導体装置の断
面図である。
【符号の説明】
10…半導体ウエハ、10a…半導体チップ、11…バ
ンプ、12…溝、13…第1保護層、13a…側面保護
層、14…第2保護層(バンプ形成面保護層)、14
a,40…封止樹脂、30…基板、31…電極、D1,
D2,D…ダイサー、BG…グラインダー、X…切断位
置、C…クラック。
フロントページの続き (72)発明者 山口 克己 大分県速見郡日出町大字川崎字高尾4260番 地 日本テキサス・インスツルメンツ株式 会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主面に複数の電子回路が形成されている半
    導体ウエハに上記主面側から上記電子回路を区画する溝
    を形成する工程と、 上記溝に樹脂を充填する工程と、 上記半導体ウエハをその裏面側から上記樹脂が露出する
    ように研削する工程と、 上記半導体ウエハを上記溝に沿って切断することにより
    上記電子回路毎に半導体回路として切り離す工程と、 を有する半導体装置のダイシング方法。
  2. 【請求項2】上記半導体ウエハの切断工程は、個々に切
    り離される上記半導体装置の側面に上記樹脂が残存する
    ようになされる請求項1に記載の半導体装置のダイシン
    グ方法。
  3. 【請求項3】上記溝に樹脂を充填する際に上記半導体ウ
    エハの主面が樹脂で被覆される請求項1又は2に記載の
    半導体装置のダイシング方法。
  4. 【請求項4】上記溝に樹脂を充填する工程はスピンコー
    トによりなされる請求項1、2又は3に記載の半導体装
    置のダイシング方法。
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