JP2001052988A - 真空用スライド装置及びそのステージ機構 - Google Patents

真空用スライド装置及びそのステージ機構

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JP2001052988A
JP2001052988A JP11227958A JP22795899A JP2001052988A JP 2001052988 A JP2001052988 A JP 2001052988A JP 11227958 A JP11227958 A JP 11227958A JP 22795899 A JP22795899 A JP 22795899A JP 2001052988 A JP2001052988 A JP 2001052988A
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slide
air
vacuum chamber
vacuum
shaft
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JP11227958A
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Akira Higuchi
朗 樋口
Takayuki Kato
高之 加藤
Kenichi Iwasaki
健一 岩崎
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ステージ機構系の高速度化、高加速度化、長寿
命化が可能であり、しかも高精度が長期間にわたって維
持することができる真空用スライド装置及びそのステー
ジ機構を提供する。 【解決手段】真空チャンバ7の両側に配置されるXスラ
イド部1,2と、Xスライド軸に直交するYスライド部
3,4と、固定プレート9と、可動プレート10とを備
え、それぞれの可動する部分がエアー浮上させる構成で
あり、、ステージ基板8は、Xスライド軸1を浮上させ
た状態で一方のアクチュエータによりX方向に駆動さ
れ、Yスライド軸3を浮上させた状態で他方のアクチュ
エータによりY方向に駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体リソグラフ
ィ用の露光装置の真空用スライド装置、特に真空チャン
バー内で動作する電子ビームを用いた走査型露光装置や
VUV、EUV露光装置用の真空用スライド装置及びそ
のステージ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの高密度化に対応して電
子ビームをウエハに直接描画する電子ビーム描画装置が
開発されている(たとえば、“電子ビーム描画装置”、
SEAJ Journal,24 ー32,1995 年12月)。図7、図8は、
従来の電子ビーム描画装置の真空用スライド装置の縦断
面図を示したものである。図において、真空チャンバー
101内のステージ102の案内部102aは、転がり
案内から構成されている。転がり案内は接触式であるた
め、ステージ移動にともなう微小振動や発塵といった課
題がある。また。転がり案内には若干の給油が必要であ
り、真空チャンバー内の環境を悪化させることのない油
を選定する必要がある。
【0003】アクチュエータとしてのモータ105は、
モータ駆動によって発生する磁場が電子ビームの進路に
影響することが無いように、ステージのウエハ搭載面1
02bから離れた位置、すなわち真空チャンバーの外部
に配置される。
【0004】ステージ102の駆動は、ステージの下面
に配置されたボールネジ103及びボールネジ受け10
4、ボールネジ103接続された回転シャフト106を
介して、真空チャンバー外部に配置されたモータ105
により行われる。回転シャフト106が真空チャンバー
を貫通する部分には、真空チャンバー内の真空度を保つ
ために磁性流体を用いた回転磁気シール107が用いら
れる。回転磁気シール107による磁場の発生にも注意
する必要がある。
【0005】図8は、ボールネジを用いず、直動ロット
108をステージに接続し、駆動する従来例を示したも
のである。なお、図中、真空チャンバー101内部のス
テージは省略した。図において、ステージの駆動は、直
動ロット108を介して真空チャンバーの外部に設けら
れた駆動ステージ109、モータ105により行われ
る。直動ロット108が真空チャンバー101を貫通す
る部分には、真空チャンバー内の真空度を保つためにベ
ローズ状の隔壁110が設けられる。隔壁110は、ス
テージの移動量だけ伸縮しなければならない。ベローズ
の1山あたりの伸縮量は小さいため山数の多い長いベロ
ーズ状隔壁を用いなければならない。このため、長いベ
ローズ状の隔壁110の収縮抵抗により、ステージの精
度を悪化させるといった不都合を有していた。
【0006】従来の電子ビーム描画装置では、電子ビー
ムを走査して所定のパターンをウエハに描画するため、
描画速度が遅く、1時間あたりのウエハ処理枚数(スル
ープット)が、光を用いて一括転写するステッパ、若し
くはレチクルとウエハを投影光学系の倍率に応じて同期
走査露光をするステップとスキャン(Step and Scan )
にくらべて低いという欠点がある。
【0007】上述した電子ビーム描画装置の欠点を補う
ため、電子ビームを用いた走査型露光装置(Lloyd R.Ha
rriot,"Scattering with angular limitation projecti
on electron beam lithography for suboptical lith
ography",J.Vac.Sci.Technol.B15,2130(1997) )が開発
されている。この従来装置では、描画線幅の微細化にと
もなう真空用スライド装置系の高精度化、スループット
を稼ぐためにステージ機構系の高速化、高加速度が要望
されている。しかしながら、図7、図8に示した従来の
ステージ機構系では、転がり案内が用いられているため
に、摺動抵抗が大きく、高精度化が困難であり、高速化
及び高加速度化による摩耗量の増加によりステージ機構
系の短寿命が顕著になってきている。
【0008】本発明は上述した不都合に鑑みてなされた
ものであり、ステージ機構系の高速度化、高加速度化、
長寿命化が可能であり、しかも高精度が長期間にわたっ
て維持することができる真空用スライド装置及びその真
空チャンバー内で使用されるステージ機構を提供するも
のである。
【0009】また、本発明は、真空チャンバー内の真空
度、環境を維持できるいわゆるクリーンなステージ機構
を提供するものである。さらに、本発明は、非磁性、低
振動、低発熱、低発塵といった描画精度を維持するため
の要件を満たした真空用スライド装置及びそのステージ
機構を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、真空チャンバ
ーを挟んで該真空チャンバーの両側に平行に配置される
2本のXスライド軸と、前記Xスライド軸の案内として
のXエアースライド軸受けと、前記各Xスライド軸に当
該Xスライド軸に直交する方向に直線上に設けられるY
エアースライド軸受けと、前記Yエアースライド軸受け
を案内として真空チャンバーを貫通し真空チャンバー内
部でステージ基板を保持するYスライド軸と、前記Yス
ライド軸の貫通による真空チャンバーの開口部を取り囲
むように真空チャンバーの外壁に配設された固定プレー
トと、前記Yエアースライド軸受けの真空チャンバー側
の端面に前記固定プレートに対向して設けられ前記開口
部を覆う可動プレートと、前記固定プレートの前記可動
プレートに対する摺動面に設けられ前記可動プレートを
圧縮気体により浮上させるエアーパッドと、前記摺動面
に固定プレートの開口部を取り囲んで配置され前記気体
を排気するための排気溝と、前記Yエアースライド軸受
けのYスライド軸に対する摺動面に設けられ前記Yスラ
イド軸を圧縮気体により浮上させるためのエアーパッド
と、前記Yエアースライド軸受けの摺動面に前記エアー
パッドより真空チャンバーの開口部側へ前記Yスライド
軸を取り囲むように配置され前記Yエアースライド軸受
けのエアーパッドにより供給された気体を排気するため
の排気溝と、前記Xエアースライド軸受けのXスライド
軸に対する摺動面に設けられ前記Xスライド軸を圧縮気
体により浮上させるためのエアーパッドと、真空チャン
バーの外部に設けられた少なくとも2つのアクチュエー
タとを備え、前記ステージ基板は、前記Xスライド軸を
浮上させた状態で前記一方のアクチュエータによりX方
向に駆動され、前記Yスライド軸を浮上させた状態で前
記他方のアクチュエータによりY方向に駆動されること
を特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、真空チャン
バーを挟んで該真空チャンバーの両側に配設される平行
な2枚のX軸エアースライドプレートと、前記各X軸エ
アースライドプレートを固定板で挟み込んで保持する支
持部と、前記各X軸エアースライドプレートに当該X軸
エアースライドプレートに直交する方向に直線上に配設
されるYエアースライド軸受けと、前記Yエアースライ
ド軸受けを案内として真空チャンバーを貫通し、真空チ
ャンバー内部でステージ基板を保持するYスライド軸
と、前記X軸エアースライドプレート上で、支持部との
摺動面に該X軸エアースライドプレートを浮上させるた
めの圧縮気体を供給する第1 のエアーパッドと、前記X
軸エアースライドプレート上で、前記支持部を構成する
真空チャンバー側の固定プレートとの摺動面に、前記Y
スライド軸の貫通による真空チャンバーの開口部を取り
囲むように配置され、前記圧縮気体を排気するための排
気溝と、前記Yエアースライド軸受けのYスライド軸に
対する摺動面に配置され、前記Yスライド軸を圧縮気体
により浮上させるための第2のエアーパッドと、前記Y
エアースライド軸受けの摺動面に前記第2のエアーパッ
ドより前記真空チャンバーの開口部の方向にYスライド
軸を取り囲むように配置され、前記第2のエアーパッド
による気体を排気する排気溝と、真空チャンバーの外部
に設けた少なくとも2つのアクチュエータとを備え、前
記ステージ基板は、前記エアースライドプレートを浮上
させた状態で前記一方のアクチュエータにより駆動さ
れ、前記Yスライド軸を浮上させた状態で前記他方のア
クチュエータにより駆動されることを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の真空用スライド装置において、前記アクチュ
エータはエアーシリンダ又はリニアモータであることを
特徴とする。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の真空用スライド装置において、前記Xス
ライド軸又はYスライド軸の断面を長方形又は正方形と
することを特徴とする。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の真空用スライド装置において、前記Xスライド軸又
はYスライド軸を中空構造とし、中空部の形状を略円形
若しくは楕円形とすることを特徴とする。
【0015】また、請求項6記載の発明は、請求項1、
2、3、4又は5記載の真空用スライド装置において、
前記したスライド軸、エアースライド軸受け、ステージ
基板、固定プレート又は可動プレートの少なくともいず
れかをセラミックスにより構成することを特徴とする。
【0016】また、請求項7記載の発明は、請求項1、
2、3、4、5または6記載の真空用スライド装置にお
いて、前記ステージ基板をコージライト又はガラスによ
り構成することを特徴とする。 また、請求項8記載の
発明は、請求項1、2、3、4、5、6または7記載の
真空用スライド装置とそのステージ機構において、前記
ステージ基板の互いに直交する側壁を鏡面とし、レーザ
ー干渉測長器の移動鏡として使用することを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の良好
な実施形態を説明する。本発明の実施形態は、電子ビー
ムを用いた走査型露光装置のマスクを搭載するステージ
に関するものである。図1は本発明の第1の実施形態の
外観の一部断面図であり、(a)は上面図であり、
(b)は図1(a)の縦断面図である。本実施形態は、
真空チャンバー内で動作するX−Yステージである。該
X−YステージのXステージは、大気中で動作するエア
ースライドとアクチュエータを備えた案内機構であり、
Yステージは、真空中で動作するエアースライドとアク
チュエータを備えた案内機構であり、該Yステージは真
空チャンバー内の真空環境(例えば、10−7Tor
r)を保った状態で動作することを特徴としている。
【0018】X−Yステージの位置決め制御は、レーザ
ー干渉測長器12により行われる。本実施形態では、レ
ーザー干渉測長を行うための移動鏡をステージ基板8に
一体的に構成するが、詳細の構成については後述する。
【0019】先ず、大気中で動作するXステージ機構に
ついて説明する。Xステージは、真空チャンバー7を挟
むように該真空チャンバーの側壁に平行に配設される2
本のXスライド軸1a,1bと、それぞれのスライド軸
を案内するX軸スライダー2a、2bを備え、X軸スラ
イダー2a、2bに取り付けたアクチュエータ5a、5
bによりステージ基板8を駆動する。なお本実施例では
X軸スライダーに直接アクチュエータの駆動部分を取付
て駆動するようにしたが、該アクチュエータの駆動部分
から駆動軸を引き出し、前記X軸スライダーから離れた
位置にアクチュエータを配設することも可能である。
【0020】次に真空中で動作するYステージ機構につ
いて説明する。Yステージは、真空チャンバー7を貫通
する1本のスライド軸3a、3bと、ステージ基板8
と、エアースライド軸受け4a, 4bと、該スライド軸
3a、3bを駆動するためのアクチュエータ6a, 6b
とを備える。
【0021】さらに、エアースライド軸受け4a、4b
の軸受け面には、スライド軸を圧縮気体によって浮上さ
せるエアーパッドと、当該気体を排出するための排気溝
と、真空チャンバー内への気体の流入を防止するための
吸引溝とを備える。なお、上記エアースライド軸受け4
a、4bの軸受けの構造については、後に詳しく説明す
る。
【0022】真空チャンバー7を貫通するYスライド軸
3a,3bは、該真空チャンバー7を挟んで配置される
2個のエアースライド軸受け4a、4bにより支持され
る。真空チャンバー7内部において、Yスライド軸3
a,3bの中央部にはステージ基板8が取り付けられ
る。ステージ基板8の中央部には、開口部11が開いて
いる。これは、マスク(図中省略した)に照射する電子
線を導くための窓である。
【0023】Yスライド軸3a,3bの駆動は該Yスラ
イド軸の後端に配設したアクチュエータ6a,6bによ
り行う。なお本実施例では装置全体のスペースを小さく
する目的でYスライド軸の後端に直接エアシリンダーを
取付て駆動するようにしたが、該アクチュエータにはリ
ニアモータを配設することも可能である。
【0024】図2は、本発明の第1 の実施形態の斜視図
である。図1の上面図、断面図の構成要素と同一の符号
を付けたが斜視図2ではレーザー測長器は省略した、ま
たYスライドの駆動用アクチュエータについても省略し
た。Yスライド軸3の貫通による真空チャンバー7の開
口部13を取り囲むように真空チャンバー7の外壁に配
設された固定プレート9と、Yエアースライド軸受け4
の真空チャンバー側の端面に、固定プレート9に対向し
て、真空チャンバー7の開口部13を覆う様に可動プレ
ート10を設けた。
【0025】次に、固定プレート9の詳細について説明
する。図3は、真空チャンバー7の側壁に固定した固定
プレート9の斜視図である。固定プレート9は、本斜視
では不図示の可動プレート10に対する摺動面に対向す
るように設けられ、可動プレート10を圧縮気体により
浮上させるエアーパッド32a、32bと、固定プレー
ト9の開口部33を取り囲んで配置され、前記圧縮気体
を排気するための吸引溝34,35を備え、後述する差
動排気部の吸引溝との作用により開口部33からの真空
チャンバー内への気体の流入を防止し、真空チャンバー
内部の真空環境を保つ役割を果たす。
【0026】図3の実施形態では、固定プレート9の開
口部33は真空チャンバーの開口部13につながりこの
開口部を通してYスライド軸が真空チャンバーに配設さ
れる。固定プレート9の摺動面には、エアーパッド32
の群と、開口部33を取り囲むように配置された吸引溝
34、35とを備える。エアーパッド32は、「田」の
字状の溝32aと当該「田」の字の中央に配置され、溝
32aに所定圧力のエアーを供給するためのオリフィス
32bから構成され、外部から供給される圧縮気体によ
り不図示の可動プレートを浮上させる。実施例では、エ
アーパッド32が、片側4行、1列のレイアウトで配置
される。
【0027】吸引溝34の作用は、エアーパッド32か
ら排出した圧縮気体を排気することにより、大気圧を所
定の圧力まで減圧する。
【0028】吸引溝35は、吸引溝34による所定圧を
ほぼ真空チャンバー内の真空度まで減圧するためのもの
であり真空チャンバーへの気体の流出を防ぐ作用をして
いる。吸引溝34、35には、吸引用の穴が設けられ、
図示していない真空ポンプに接続される。
【0029】たとえば、吸引溝34にはロータリーポン
プが接続され、吸引溝35にはターボ分子ポンプあるい
はロータリポンプが接続される。本実施形態では、電子
ビームを用いた走査型露光装置において高速、高加速度
を要求されるステージのスキャン方向をY軸とし、ステ
ージのステップ方向をX軸としている。なお、図1
(b)において、真空チャンバー7の上面には何も示さ
れていないが、電子ビームを用いた走査型露光装置にお
いては電子ビームを発生し、当該電子ビームを偏向、走
査する鏡筒部が配置されることは言うまでもない。
【0030】図4は、エアースライド軸受け4の実施形
態の分解斜視図である。図において、スライド軸3の断
面及び、エアースライド軸受け4の開口部断面を長方形
または正方形とした。この理由は、スライド軸の剛性を
高めることと、エアースライド軸受けの製造の容易さか
らである。もちろん、スライド軸の断面及び、エアース
ライド軸受けの開口部の断面形状を円形とすることも可
能である。
【0031】さらに、スライド軸を略円形若しくは楕円
形状の穴を有する中空構造とすれば、スライド軸を軽量
化することができ、ひいてはステージの高加速度化、高
速度化駆動を達成することができる。各エアースライド
軸受け4は、4枚の板から構成される。図4では、底板
40と側面板41の一部のみ示されている。図中、手前
が真空チャンバー7の貫通部13の方向である。各板の
スライド軸との摺動面には、エアーパッド32の群と、
各エアーパッド32及びエアーパッドの群を取り囲むよ
うに配置された排気溝33と、エアーパッド群と対向面
4aとの間に配置された2つの吸引溝44、45とを備
える。
【0032】以下、底板40に基づいて説明する。エア
ーパッド32は、「田」の字状の溝32aと当該「田」
の字の中央に配置され、溝32aに所定圧力のエアーを
供給するためのオリフィス32bから構成され、前記エ
アーによりスライド軸3を浮上させる。底板40及び各
板の摺動面には、エアーパッド32が、2行、4列のレ
イアウトで計8個配置される。さらに、各エアーパッド
32の周囲、及びエアーパッド群の周りには排気溝33
が配置され、当該排気溝33は真空チャンバーの貫通部
とは反対の方向の側面にて開通される。符号33aは、
吸引溝の開通部を示す。エアーパッド32から排出した
エアーは、排気溝33を通って開通部33aから排気さ
れる。排気溝33の作用は、エアーパッドから排出した
エアーを排気することにより、エアーパッドと吸引溝3
4との間の圧力をほぼ大気圧まで減圧し、吸引溝44、
45の排気効率を高めることにある。
【0033】吸引溝44、45吸引溝は、スライド軸を
取り囲むように配置される。吸引溝44は、大気圧を所
定の圧力まで減圧する。吸引溝45は、吸引溝44によ
る所定圧をほぼ真空チャンバー内の真空度まで減圧する
ためのものである。底板40の吸引溝44、45の底部
には、吸引用の穴が設けられ、図示していない真空ポン
プに接続される。たとえば、吸引溝44にはロータリー
ポンプが接続され、吸引溝45にはターボ分子ポンプあ
るいはロータリポンプが接続される。
【0034】図5(a)は、本発明の第2の実施形態を
示した上面図、図5(b)は縦断面図である。特に、第
1の実施形態との相違点について説明する。真空チャン
バー51を挟んで該真空チャンバーの両側に配設される
平行な2枚のX軸エアースライドプレート52a、52
bと、各X軸エアースライドプレートを挟み込んで保持
するそれぞれ2枚の固定板53a,53bと、54a,
54bを有する支持部と、各X軸エアースライドプレー
トに当該X軸エアースライドプレートに直交する方向に
直線上に配設されるYエアースライド軸受け55a,5
5bと、Yエアースライド軸受けを案内として真空チャ
ンバー51を貫通し、真空チャンバー内部で前記Yスラ
イド軸56a,56bを連結するステージ基板60と、
不図示のアクチュエータにより構成される。
【0035】Yエアースライド軸受け55は、X軸エア
ースライドプレート52に固定される。X軸エアースラ
イドプレートに直交する方向に直線上に配設されるYエ
アースライド軸受け55a,55bと、Yエアースライ
ド軸受けを案内として真空チャンバー51を貫通する前
記Yスライド軸56a,56bについては、本発明の第
1の実施例で示した構造と同一の構成をとり、差動排気
の作用も同じである。
【0036】図5(b)では、X軸エアースライドプレ
ート52a,52bは該X軸エアースライドプレートを
挟む固定プレート53a,53bと,該X軸エアスライ
ドプレートの上下を固定プレート57a,57b,58
a,58bにより静圧支持された状態で、且つYエアー
スライド軸受け55a,55bの真空チャンバー側端面
に固定された状態で、該Yエアースライド軸受けのX軸
方向移動に追従して移動する。
【0037】X軸エアースライドプレート52a,52
bはYエアースライド軸受け55a,55bの真空チャ
ンバー側端面に固定された状態で配設されるために、該
X軸エアスライドプレートの駆動はYエアースライド軸
受けの側面に連結したアクチュエータにより駆動する。
【0038】なお本実施例ではY軸スライダーの片側5
5bだけに直接アクチュエータの駆動部分を取付て駆動
するようにしたが、アクチュエータはY軸スライダーの
他方55aにも配設することができる。また別の駆動手
段としてはY軸スライダー55a,55bの両側から駆
動軸を引き出し、真空チャンバーを回避した位置で2本
の駆動軸を連結し、前記Y軸スライダ55a,55bを
1台のアクチュエータにより駆動することも可能であ
る。
【0039】なお、本実施例では装置全体のスペースを
小さくする目的でY軸スライダーの片側55bだけにエ
アシリンダーを取付て駆動するようにしたが、該アクチ
ュエータにはリニアモータを配設することも可能であ
る。
【0040】前記固定板53a,53b,54a,54
bに対するX軸エアースライドプレートの摺動面に配置
され、前記X軸エアースライドプレートを圧縮気体によ
り浮上させるためのエアーパッドと、前記Yスライド軸
の貫通による真空チャンバーの開口部と当該開口部に対
向する前記固定板の開口部とを覆い、真空チャンバー内
への気体の流入を防止する隔壁63a,63bと、前記
隔壁に近い側のX軸エアースライドプレートの摺動面に
当該固定板の開口部を取り囲んで配置され、前記気体を
排気するための排気溝を配設し、前記Yスライド軸56
a,56bの貫通による真空チャンバー51の開口部6
1と当該開口部に対向する固定板53aの開口部から
の、真空チャンバー内への気体の流入を防止する。
【0041】X軸エアースライドプレートの摺動面の構
成は、本発明の第1の実施例で詳細説明した、前記Yス
ライド軸の貫通による真空チャンバーの開口部を取り囲
むように真空チャンバーの外壁に配設された固定プレー
トと同一の構造をとる。
【0042】ただし、図5 (a)中、X軸エアースライ
ドプレート52の端面にエアーパッド32がそれぞれ設
けられている。当該エアーパッド32は、X軸エアース
ライドプレート52を取り囲む各固定プレート例えば5
3a,53b,57a,58aとの摺動面に対向してそ
れぞれ設けられる。XYステージの位置決めは、図示し
ていないレーザー干渉測長器により行われる。本実施形
態では、レーザー干渉測長を行うための移動鏡をマスク
ステージ基板15に一体的に構成する。図6は、マスク
ステージ基板15の斜視図である。マスクステージ基板
15は、線膨張率の低いガラスやセラミックスが使用さ
れ、特にセラミックスの例としてはコージライトが有用
であった。マスクステージ基板のうち移動鏡15aに相
当する面には、レーザー光を反射されるための反射膜
(例えば、AuやAl)が蒸着される。
【0043】このように、レーザー干渉測長を行うため
の移動鏡15aをマスクステージ基板15上に一体的に
構成することにより、XYステージが高加速、高速度で
移動したときの移動鏡の位置ずれや歪みを防止でき、ス
テージの高精度な位置決めを行うことができる。
【0044】また、本実施形態において、エアースライ
ド軸受け52、55の摺動面に設けられた吸引溝はそれ
ぞれ2つの溝から構成されているが、これに限られるも
のではない。たとえば、VUVやEUVの露光装置のよ
うに比較的低真空で使用されるものは、上述した溝を1
つにすることができる。また、超高真空で使用される電
子ビーム露光装置では、さらに溝数を増やすことにより
真空チャンバー内の真空度を保つことができる。
【0045】第1の実施形態において、主要な構成要
素、すなわち、2本のXスライド軸1a,1bと、真空
チャンバー7を貫通する1本のスライド軸3a、3b
と、ステージ基板8と、エアースライド軸受け4a, 4
bと、真空チャンバーの側壁に固定した固定プレート3
1は、高剛性、軽量、かつ、非磁性材料であるセラミッ
クが使用される。特に、アルミナ(Al2O3)や炭化
珪素(SiC)が用いられる。
【0046】また、第2の実施形態において、主要な構
成要素、すなわち、平行な2枚のX軸エアースライドプ
レート52a、52bと、各X軸エアースライドプレー
トを挟み込んで保持するそれぞれ2枚の固定板53a,
53b、54a,54bと、X軸エアースライドプレー
トに直交する方向に直線上に配設されるYエアースライ
ド軸受け55a,55bと、真空チャンバー内部で前記
Yスライド軸を連結するステージ基板60も高剛性、軽
量、かつ、非磁性材料であるセラミックが使用される。
特に、アルミナ(Al2O3)や炭化珪素(SiC)が
用いられる。
【0047】
【発明の効果】請求項1または2記載の発明によれば、
真空チャンバーの内部で使用されるステージ機構にも関
わらず、案内を非接触とすることができ、駆動時の振動
を無くし、真直度、ヨー(Yaw)、ロール(Rol
l)、ピッチ(Pitch)といった走り精度を長期間
にわたって高精度に維持することができる。
【0048】また、請求項1、または2記載の発明によ
れば、X軸スライドを真空チャンバー本体を挟む様に配
置することにより、機構系全体を直方体のチャンバーで
覆うことに較べ、真空チャンバーの容量を小さくするこ
とができ、所定の真空度へ到達する時間を短くすること
ができる。
【0049】また、請求項1、又は2記載の発明によれ
ば、案内にエアースライドを採用したのにもかかわら
ず、真空チャンバー内の真空度を高真空に維持すること
ができる。
【0050】請求項4、5又は6記載の発明によれば、
ステージの高精度を維持しつつ、ステージ高加速、高速
度化を達成することができる。
【0051】請求項7、8記載の発明によれば、温度変
化によるステージ基板の膨張を小さく抑えることがで
き、レーザー干渉測長による高精度な位置決めを達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す外観図で
あり、(a)は、上面図であり、(b)は、(a)にお
ける縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の斜視図である。
【図3】第1実施形態での真空チャンバーの開口部を覆
う固定プレートの斜視図である。
【図4】第1実施形態でのエアースライド軸受けの分解
斜視図ある。
【図5】本発明の第2の実施形態の構成を示す外観図で
あり、(a)は、、上面図であり、(b)は、(a)に
おける縦断面図である。
【図6】マスクステージ基板の斜視図である。
【図7】従来例の構成を示す縦断面図である。
【図8】他の従来例の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1Xスライド軸 2Xスライダ 3Yスライド軸 4エアースライド軸受け 5アクチュエータ 6アクチュエータ 7真空チャンバー 8ステージ基板 9固定プレート 10可動プレート 11、13、36開口部 15マスクステージ基板 32エアーパッド 33排気溝 34、35、44、45吸引溝 40底板 41側面板 51真空チャンバー 52Xエアースライドプレート 53、54固定板 55Yエアースライド軸受け 56Yスライド軸 60ステージ基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F064 AA02 BB01 CC04 FF01 GG12 JJ01 2F065 AA03 BB15 BB25 CC17 DD03 FF55 GG04 LL12 PP12 5F046 CC01 CC03 CC16 CC18 CC19 CC20 5F056 EA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空チャンバーを挟んで該真空チャンバー
    の両側に平行に配置される2本のXスライド軸と、前記
    Xスライド軸の案内としてのXエアースライド軸受け
    と、前記各Xスライド軸に当該Xスライド軸に直交する
    方向に直線上に設けられるYエアースライド軸受けと、
    前記Yエアースライド軸受けを案内として真空チャンバ
    ーを貫通し真空チャンバー内部でステージ基板を保持す
    るYスライド軸と、 前記Yスライド軸の貫通による真空チャンバーの開口部
    を取り囲むように真空チャンバーの外壁に配設された固
    定プレートと、前記Yエアースライド軸受けの真空チャ
    ンバー側の端面に前記固定プレートに対向して設けられ
    前記開口部を覆う可動プレートと、前記固定プレートの
    前記可動プレートに対する摺動面に設けられ前記可動プ
    レートを圧縮気体により浮上させるエアーパッドと、前
    記摺動面に固定プレートの開口部を取り囲んで配置され
    前記気体を排気するための排気溝と、 前記Yエアースライド軸受けのYスライド軸に対する摺
    動面に設けられ前記Yスライド軸を圧縮気体により浮上
    させるためのエアーパッドと、前記Yエアースライド軸
    受けの摺動面に前記エアーパッドより真空チャンバーの
    開口部側へ前記Yスライド軸を取り囲むように配置され
    前記Yエアースライド軸受けのエアーパッドにより供給
    された気体を排気するための排気溝と、 前記Xエアースライド軸受けのXスライド軸に対する摺
    動面に設けられ前記Xスライド軸を圧縮気体により浮上
    させるためのエアーパッドと、 真空チャンバーの外部に設けられた少なくとも2つのア
    クチュエータとを備え、 前記ステージ基板は、前記Xスライド軸を浮上させた状
    態で前記一方のアクチュエータによりX方向に駆動さ
    れ、前記Yスライド軸を浮上させた状態で前記他方のア
    クチュエータによりY方向に駆動されることを特徴とす
    る真空用スライド装置。
  2. 【請求項2】真空チャンバーを挟んで該真空チャンバー
    の両側に配設される平行な2枚のX軸エアースライドプ
    レートと、前記各X軸エアースライドプレートを固定板
    で挟み込んで保持する支持部と、前記各X軸エアースラ
    イドプレートに当該X軸エアースライドプレートに直交
    する方向に直線上に配設されるYエアースライド軸受け
    と、前記Yエアースライド軸受けを案内として真空チャ
    ンバーを貫通し、真空チャンバー内部でステージ基板を
    保持するYスライド軸と、 前記X軸エアースライドプレート上で、支持部との摺動
    面に該X軸エアースライドプレートを浮上させるための
    圧縮気体を供給する第1 のエアーパッドと、前記X軸エ
    アースライドプレート上で、前記支持部を構成する真空
    チャンバー側の固定プレートとの摺動面に、前記Yスラ
    イド軸の貫通による真空チャンバーの開口部を取り囲む
    ように配置され、前記圧縮気体を排気するための排気溝
    と、 前記Yエアースライド軸受けのYスライド軸に対する摺
    動面に配置され、前記Yスライド軸を圧縮気体により浮
    上させるための第2のエアーパッドと、前記Yエアース
    ライド軸受けの摺動面に前記第2のエアーパッドより前
    記真空チャンバーの開口部の方向にYスライド軸を取り
    囲むように配置され、前記第2のエアーパッドによる気
    体を排気する排気溝と、 真空チャンバーの外部に設けた少なくとも2つのアクチ
    ュエータとを備え、 前記ステージ基板は、前記エアースライドプレートを浮
    上させた状態で前記一方のアクチュエータにより駆動さ
    れ、前記Yスライド軸を浮上させた状態で前記他方のア
    クチュエータにより駆動されることを特徴とする真空用
    スライド装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の真空用スライド装置
    において、 前記アクチュエータはエアーシリンダ又はリニアモータ
    であることを特徴とする真空用スライド装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の真空用スライド
    装置において、 前記Xスライド軸又はYスライド軸の断面を長方形又は
    正方形とすることを特徴とする真空用スライド装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の真空用スライド装置におい
    て、 前記Xスライド軸又はYスライド軸を中空構造とし、中
    空部の形状を略円形若しくは楕円形とすることを特徴と
    する真空用スライド装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5記載の真空用
    スライド装置において、 前記したスライド軸、エアースライド軸受け、ステージ
    基板、固定プレート又は可動プレートをセラミックスに
    より構成することを特徴とする真空用スライド装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
    真空用スライド装置において、 前記ステージ基板をコージライト又はガラスにより構成
    することを特徴とする真空用スライド装置のステージ機
    構。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7記
    載の真空用スライド装置とそのステージ機構において、 前記ステージ基板の互いに直交する側壁を鏡面とし、レ
    ーザー干渉測長器の移動鏡として使用することを特徴と
    する真空用スライド装置のステージ機構。
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DE10036217A DE10036217A1 (de) 1999-07-28 2000-07-25 Gleitvorrichtung sowie ein zugehöriger Tischmechanismus zur Verwendung im Vakuum
US09/625,656 US6510755B1 (en) 1999-07-28 2000-07-26 Slide apparatus and its stage mechanism for use in vacuum
US10/300,338 US6732610B2 (en) 1999-07-28 2002-11-20 Slide apparatus and its stage mechanism for use in vacuum

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