JP2001052064A - 医薬品類の自動販売システム - Google Patents
医薬品類の自動販売システムInfo
- Publication number
- JP2001052064A JP2001052064A JP22542399A JP22542399A JP2001052064A JP 2001052064 A JP2001052064 A JP 2001052064A JP 22542399 A JP22542399 A JP 22542399A JP 22542399 A JP22542399 A JP 22542399A JP 2001052064 A JP2001052064 A JP 2001052064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- medicine
- drug
- support center
- care support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 医薬品類を無人式に安全な形で一般人が適宜
入手し得る自動販売システムを提供する。 【解決手段】 インタフェース部２、制御部４、医薬品
貯蔵部６、医薬品搬出部７及び対価支払部８、１０、１
２を有し回線１５を介してケアサポートセンタ１６と接
続された自動販売装置１を備え、インタフェース部２よ
り医薬品購入者の病歴に関するＩＤ情報を入力すること
により、ケアサポートセンタ１６から病歴に対応する医
薬品データが自動販売装置１の制御部４に伝送され、対
価支払部８、１０、１２により対価が支払われることに
より所望の医薬品が医薬品貯蔵部６から医薬品搬出部７
により搬出される。
入手し得る自動販売システムを提供する。 【解決手段】 インタフェース部２、制御部４、医薬品
貯蔵部６、医薬品搬出部７及び対価支払部８、１０、１
２を有し回線１５を介してケアサポートセンタ１６と接
続された自動販売装置１を備え、インタフェース部２よ
り医薬品購入者の病歴に関するＩＤ情報を入力すること
により、ケアサポートセンタ１６から病歴に対応する医
薬品データが自動販売装置１の制御部４に伝送され、対
価支払部８、１０、１２により対価が支払われることに
より所望の医薬品が医薬品貯蔵部６から医薬品搬出部７
により搬出される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の医薬品を無
人式に販売するための自動販売システムに関する。
人式に販売するための自動販売システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来医薬品は、正規の医療機関、又は国
家資格としての薬剤師を持つ薬局においてのみ販売が許
可されていたが、薬事法の改正、規制緩和の社会的機運
に伴い、医薬品売場の設置基準や人的要件が緩和され、
薬局以外の所でも一部の医薬品の販売が許可されつつあ
る。また従来は医師の処方を必要とした医薬品も一般薬
品として販売される機運も生じつつある。これは、国全
体としての国民医療費が高騰して国の財政を圧迫し、軽
い病気については所謂大衆薬を購入してできるだけ個人
の治療に任せるという自己治療への方向に政策を変換せ
ざるを得なくなった点と無関係ではない。しかしなが
ら、医薬品は正確な知識を持った上で使用しなければ時
に生命の危険に至ることのある性質のものであるから、
従来も医師の指導の下で、或は薬剤師の適切な助言の下
で使用してきたものであり、例えば嗜好品の自動販売機
のように、適宜各所に医薬品の自動販売機を設置して一
般の人の利用に任せるということは極めて危険である。
家資格としての薬剤師を持つ薬局においてのみ販売が許
可されていたが、薬事法の改正、規制緩和の社会的機運
に伴い、医薬品売場の設置基準や人的要件が緩和され、
薬局以外の所でも一部の医薬品の販売が許可されつつあ
る。また従来は医師の処方を必要とした医薬品も一般薬
品として販売される機運も生じつつある。これは、国全
体としての国民医療費が高騰して国の財政を圧迫し、軽
い病気については所謂大衆薬を購入してできるだけ個人
の治療に任せるという自己治療への方向に政策を変換せ
ざるを得なくなった点と無関係ではない。しかしなが
ら、医薬品は正確な知識を持った上で使用しなければ時
に生命の危険に至ることのある性質のものであるから、
従来も医師の指導の下で、或は薬剤師の適切な助言の下
で使用してきたものであり、例えば嗜好品の自動販売機
のように、適宜各所に医薬品の自動販売機を設置して一
般の人の利用に任せるということは極めて危険である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
のような医薬品に対する需要条件の変化に対応して、医
薬品類を無人式に安全な形で一般人が適宜入手し得る自
動販売システムを提供することにある。
のような医薬品に対する需要条件の変化に対応して、医
薬品類を無人式に安全な形で一般人が適宜入手し得る自
動販売システムを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明によれば、インタフェース部、制御部、医薬
品貯蔵部、医薬品搬出部及び対価支払部を有する自動販
売装置を備え、自動販売装置は回線を介してケアサポー
トセンタと接続され、インタフェース部は医薬品購入者
の病歴に関するＩＤ情報を入力し得るようになってお
り、入力されたＩＤ情報はケアサポートセンタに伝送さ
れ、ケアサポートセンタに蓄積されている各医薬品購入
者の病歴に対応する医薬品データが自動販売装置の制御
部に伝送され、その医薬品データに対応する医薬品がイ
ンタフェース部に表示され、対価支払部により対価が支
払われることにより医薬品が医薬品貯蔵部から医薬品搬
出部により搬出される。
め、本発明によれば、インタフェース部、制御部、医薬
品貯蔵部、医薬品搬出部及び対価支払部を有する自動販
売装置を備え、自動販売装置は回線を介してケアサポー
トセンタと接続され、インタフェース部は医薬品購入者
の病歴に関するＩＤ情報を入力し得るようになってお
り、入力されたＩＤ情報はケアサポートセンタに伝送さ
れ、ケアサポートセンタに蓄積されている各医薬品購入
者の病歴に対応する医薬品データが自動販売装置の制御
部に伝送され、その医薬品データに対応する医薬品がイ
ンタフェース部に表示され、対価支払部により対価が支
払われることにより医薬品が医薬品貯蔵部から医薬品搬
出部により搬出される。
【０００５】また本発明によれば、インタフェース部、
制御部、判断部、医薬品貯蔵部、医薬品搬出部及び対価
支払部を有する自動販売装置を備え、自動販売装置は回
線を介してケアサポートセンタと接続され、インタフェ
ース部は医薬品購入者の任意の症状を入力し得るように
なっており、入力された任意の症状は判断部において判
断され、所要の医薬品が選択されてインタフェース部に
表示され、対価支払部により対価が支払われることによ
り医薬品が医薬品貯蔵部から医薬品搬出部により搬出さ
れ、判断部が医薬品選択を不可能と判断したときは入力
された症状はケアサポートセンタに伝送され、症状に対
応した情報が自動販売装置の制御部に伝送され、インタ
フェース部に表示される。
制御部、判断部、医薬品貯蔵部、医薬品搬出部及び対価
支払部を有する自動販売装置を備え、自動販売装置は回
線を介してケアサポートセンタと接続され、インタフェ
ース部は医薬品購入者の任意の症状を入力し得るように
なっており、入力された任意の症状は判断部において判
断され、所要の医薬品が選択されてインタフェース部に
表示され、対価支払部により対価が支払われることによ
り医薬品が医薬品貯蔵部から医薬品搬出部により搬出さ
れ、判断部が医薬品選択を不可能と判断したときは入力
された症状はケアサポートセンタに伝送され、症状に対
応した情報が自動販売装置の制御部に伝送され、インタ
フェース部に表示される。
【０００６】また本発明によれば、インタフェース部、
制御部、判断部、医薬品貯蔵部、医薬品搬出部及び対価
支払部を有する自動販売装置を備え、自動販売装置は回
線を介してケアサポートセンタと接続され、インタフェ
ース部は医薬品購入者の病歴に関するＩＤ情報又は医薬
品購入者の任意の症状を入力し得るようになっており、
入力されたＩＤ情報はケアサポートセンタに伝送され、
ケアサポートセンタに蓄積されている各医薬品購入者の
病歴に対応する医薬品データが自動販売装置の制御部に
伝送され、その医薬品データに対応する医薬品がインタ
フェース部に表示され、対価支払部により対価が支払わ
れることにより医薬品が医薬品貯蔵部から医薬品搬出部
により搬出され、入力された任意の症状は判断部におい
て判断され、所要の医薬品が選択されてインタフェース
部に表示され、対価支払部により対価が支払われること
により医薬品が医薬品貯蔵部から医薬品搬出部により搬
出され、判断部が医薬品選択を不可能と判断したときは
入力された症状はケアサポートセンタに伝送され、症状
に対応した情報が自動販売装置の制御部に伝送され、イ
ンタフェース部に表示される。
制御部、判断部、医薬品貯蔵部、医薬品搬出部及び対価
支払部を有する自動販売装置を備え、自動販売装置は回
線を介してケアサポートセンタと接続され、インタフェ
ース部は医薬品購入者の病歴に関するＩＤ情報又は医薬
品購入者の任意の症状を入力し得るようになっており、
入力されたＩＤ情報はケアサポートセンタに伝送され、
ケアサポートセンタに蓄積されている各医薬品購入者の
病歴に対応する医薬品データが自動販売装置の制御部に
伝送され、その医薬品データに対応する医薬品がインタ
フェース部に表示され、対価支払部により対価が支払わ
れることにより医薬品が医薬品貯蔵部から医薬品搬出部
により搬出され、入力された任意の症状は判断部におい
て判断され、所要の医薬品が選択されてインタフェース
部に表示され、対価支払部により対価が支払われること
により医薬品が医薬品貯蔵部から医薬品搬出部により搬
出され、判断部が医薬品選択を不可能と判断したときは
入力された症状はケアサポートセンタに伝送され、症状
に対応した情報が自動販売装置の制御部に伝送され、イ
ンタフェース部に表示される。
【０００７】本発明においてケアサポートセンタとは、
本システムに組み込まれた病院、薬局と患者の病歴に関
するデータを授受、又は蓄積し、各所に設置された自動
販売装置を統括して必要なデータを供給するものであ
る。
本システムに組み込まれた病院、薬局と患者の病歴に関
するデータを授受、又は蓄積し、各所に設置された自動
販売装置を統括して必要なデータを供給するものであ
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面に示す実施の形
態について説明する。
態について説明する。
【０００９】図１は本発明の実施例を示し、ａはシステ
ム全体の構成配置図、ｂは自動販売装置の正面図であ
る。１は自動販売装置で、インタフェース部２、インタ
フェース部２に付設されたＩＤカード挿入口３、制御部
４、判断部５、医薬品貯蔵部６、医薬品搬出部７、硬貨
投入口８、硬貨識別機９、紙幣投入口１０、紙幣識別機
１１、カード投入口１２、カード識別機１３、搬出口１
４を有する。インタフェース部２は例えばタッチパネル
式のディスプレイで構成され、医薬品購入者が医薬品を
購入するに当って必要な情報を指示に従って入力するこ
とができる。ＩＤカード挿入口３は個人の病歴を記録な
いし記憶されたカードを挿入し購入者の病歴その他のデ
ータを入力するためのものである。制御部４は自動販売
装置全体を統括制御するものである。判断部５は医薬品
購入者の入力したデータから対応する適切な医薬品の有
無を判断するものである。医薬品貯蔵部６はこのシステ
ムで取り扱う種々の医薬品を予め貯蔵しておく部分であ
る。医薬品搬出部７は制御部４からの信号により選択さ
れた医薬品を医薬品貯蔵部５から搬出し医薬品購入者に
提供するためのものである。硬貨投入口８、硬貨識別機
９、紙幣投入口１０、紙幣識別機１１、カード投入口１
２、カード識別機１３は対価支払部を構成し、医薬品購
入者が購入しようとする医薬品の対価を硬貨、紙幣又は
カードにより支払う機構であり、通常の自動販売機で使
用される機器を使用することができる。自動販売装置１
は回線１５、例えばＩＳＤＮを介してケアサポートセン
タ１６と接続され、ケアサポートセンタ１５はシステム
に参加する病院１７ａ、１７ｂ、１７ｃ、…、薬局１８
ａ、１８ｂ、…、等と接続され、各病院、薬局に関係す
る患者の病歴に関するデータの授受、蓄積を行う。
ム全体の構成配置図、ｂは自動販売装置の正面図であ
る。１は自動販売装置で、インタフェース部２、インタ
フェース部２に付設されたＩＤカード挿入口３、制御部
４、判断部５、医薬品貯蔵部６、医薬品搬出部７、硬貨
投入口８、硬貨識別機９、紙幣投入口１０、紙幣識別機
１１、カード投入口１２、カード識別機１３、搬出口１
４を有する。インタフェース部２は例えばタッチパネル
式のディスプレイで構成され、医薬品購入者が医薬品を
購入するに当って必要な情報を指示に従って入力するこ
とができる。ＩＤカード挿入口３は個人の病歴を記録な
いし記憶されたカードを挿入し購入者の病歴その他のデ
ータを入力するためのものである。制御部４は自動販売
装置全体を統括制御するものである。判断部５は医薬品
購入者の入力したデータから対応する適切な医薬品の有
無を判断するものである。医薬品貯蔵部６はこのシステ
ムで取り扱う種々の医薬品を予め貯蔵しておく部分であ
る。医薬品搬出部７は制御部４からの信号により選択さ
れた医薬品を医薬品貯蔵部５から搬出し医薬品購入者に
提供するためのものである。硬貨投入口８、硬貨識別機
９、紙幣投入口１０、紙幣識別機１１、カード投入口１
２、カード識別機１３は対価支払部を構成し、医薬品購
入者が購入しようとする医薬品の対価を硬貨、紙幣又は
カードにより支払う機構であり、通常の自動販売機で使
用される機器を使用することができる。自動販売装置１
は回線１５、例えばＩＳＤＮを介してケアサポートセン
タ１６と接続され、ケアサポートセンタ１５はシステム
に参加する病院１７ａ、１７ｂ、１７ｃ、…、薬局１８
ａ、１８ｂ、…、等と接続され、各病院、薬局に関係す
る患者の病歴に関するデータの授受、蓄積を行う。
【００１０】次に本発明のシステムの動作について説明
する。医薬品の購入を希望する者（以下医薬品購入者と
いう）は自動販売装置１のインタフェース部２により医
薬品購入に必要なデータを指示に従い入力する。入力す
べきデータはシステムのプログラムに応じて異なるが、
例えば氏名、住所、掛かり付けの病院又は薬局、対象と
なる病名、病院又は薬局の発行するＩＤ番号等がある。
これらのデータは制御部分４、回線１５を介してケアサ
ポートセンタ１６に送られ、ケアサポートセンタ１６に
蓄積されている患者のカルテと照合される。対応するカ
ルテがない場合にはケアサポートセンタ１６は関係する
病院１７ａ、１７ｂ、１７ｃ、又は薬局１８ａ、１８ｂ
に照会し、対応するカルテを検索する。その結果医薬品
購入者のカルテが判明したら、カルテに記載された医薬
品に関するデータがケアサポートセンタ１６より自動販
売装置１に伝送され、制御部４はインタフェース部２に
その医薬品に関する情報を表示し、医薬品購入者に知ら
しめる。医薬品購入者がその情報を読み取り、自己の希
望する医薬品であることを確認し、硬貨投入口８、紙幣
投入口１０又はカード投入口１２に硬貨、紙幣又はカー
ドを投入すると、通常の自動販売機と同様に医薬品に対
する正当な対価であることが制御部４で確認されたら医
薬品貯蔵部６に当該医薬品の搬出命令が出され、医薬品
搬出部７により医薬品が搬出口１４に搬出される。この
場合、医薬品の搬出と同時に医薬品に関する注意事項を
プリントして搬出することもでき、その場合にはプリン
ターが設置される。医薬品が購入された場合には、その
購入事実は新たなデータとして制御部４よりケアサポー
トセンタ１６に伝送され、カルテに記録される。
する。医薬品の購入を希望する者（以下医薬品購入者と
いう）は自動販売装置１のインタフェース部２により医
薬品購入に必要なデータを指示に従い入力する。入力す
べきデータはシステムのプログラムに応じて異なるが、
例えば氏名、住所、掛かり付けの病院又は薬局、対象と
なる病名、病院又は薬局の発行するＩＤ番号等がある。
これらのデータは制御部分４、回線１５を介してケアサ
ポートセンタ１６に送られ、ケアサポートセンタ１６に
蓄積されている患者のカルテと照合される。対応するカ
ルテがない場合にはケアサポートセンタ１６は関係する
病院１７ａ、１７ｂ、１７ｃ、又は薬局１８ａ、１８ｂ
に照会し、対応するカルテを検索する。その結果医薬品
購入者のカルテが判明したら、カルテに記載された医薬
品に関するデータがケアサポートセンタ１６より自動販
売装置１に伝送され、制御部４はインタフェース部２に
その医薬品に関する情報を表示し、医薬品購入者に知ら
しめる。医薬品購入者がその情報を読み取り、自己の希
望する医薬品であることを確認し、硬貨投入口８、紙幣
投入口１０又はカード投入口１２に硬貨、紙幣又はカー
ドを投入すると、通常の自動販売機と同様に医薬品に対
する正当な対価であることが制御部４で確認されたら医
薬品貯蔵部６に当該医薬品の搬出命令が出され、医薬品
搬出部７により医薬品が搬出口１４に搬出される。この
場合、医薬品の搬出と同時に医薬品に関する注意事項を
プリントして搬出することもでき、その場合にはプリン
ターが設置される。医薬品が購入された場合には、その
購入事実は新たなデータとして制御部４よりケアサポー
トセンタ１６に伝送され、カルテに記録される。
【００１１】上述の場合、医薬品購入者がインタフェー
ス部２によるデータの入力に代えて、病歴を記録された
ＩＤカードをカード挿入口３に挿入した場合には、その
ＩＤカードに医薬品に関するデータが記録されていれば
そのデータは自動販売装置１の制御部４により読み取ら
れ、ＩＤカードのデータはケアサポートセンタ１６に伝
送されることなく直ちに制御部４より医薬品貯蔵部６に
医薬品搬出命令が出され、対応の医薬品が搬出され、Ｉ
Ｄカードには医薬品供与のデータが記録される。ＩＤカ
ードに医薬品に関するデータが記録されていない場合に
はＩＤカードのデータはケアサポートセンタ１６に送ら
れ、前述と同様な仕組で医薬品が搬出され、場合によっ
ては服用上の注意事項のプリントが同時に搬出される。
ス部２によるデータの入力に代えて、病歴を記録された
ＩＤカードをカード挿入口３に挿入した場合には、その
ＩＤカードに医薬品に関するデータが記録されていれば
そのデータは自動販売装置１の制御部４により読み取ら
れ、ＩＤカードのデータはケアサポートセンタ１６に伝
送されることなく直ちに制御部４より医薬品貯蔵部６に
医薬品搬出命令が出され、対応の医薬品が搬出され、Ｉ
Ｄカードには医薬品供与のデータが記録される。ＩＤカ
ードに医薬品に関するデータが記録されていない場合に
はＩＤカードのデータはケアサポートセンタ１６に送ら
れ、前述と同様な仕組で医薬品が搬出され、場合によっ
ては服用上の注意事項のプリントが同時に搬出される。
【００１２】医薬品購入者が掛り付けの病院又は薬局を
持たない場合には、インタフェース部２により質問事項
に応じて症状を入力する。入力されたデータは判断部５
に送られ、その症状に対応する医薬品を検索し、最も適
切と考えられる医薬品を選択し、インタフェース部２に
その医薬品に関する情報を表示する。医薬品購入者がそ
の情報を読んで納得し、対価支払部により対価を支払っ
た場合には、上述と同様にしてその医薬品が搬出され
る。もし判断部５が入力された症状からは対応する医薬
品を探し出すことが不可能な場合には、それらの症状デ
ータは制御部４、回線１５を介してケアサポートセンタ
１６に送られ、ケアサポートセンタ１６に置かれた高度
の判断部により判断が行われ、適切な医薬品に関するデ
ータが自動販売装置１に送られ、医薬品が搬出される。
適切な医薬品の判断が不可能な場合には、医療機関での
診療が勧告され、場合によっては医療機関の紹介が行わ
れる。この場合も医薬品その他に関する情報をプリント
アウトすることができる。
持たない場合には、インタフェース部２により質問事項
に応じて症状を入力する。入力されたデータは判断部５
に送られ、その症状に対応する医薬品を検索し、最も適
切と考えられる医薬品を選択し、インタフェース部２に
その医薬品に関する情報を表示する。医薬品購入者がそ
の情報を読んで納得し、対価支払部により対価を支払っ
た場合には、上述と同様にしてその医薬品が搬出され
る。もし判断部５が入力された症状からは対応する医薬
品を探し出すことが不可能な場合には、それらの症状デ
ータは制御部４、回線１５を介してケアサポートセンタ
１６に送られ、ケアサポートセンタ１６に置かれた高度
の判断部により判断が行われ、適切な医薬品に関するデ
ータが自動販売装置１に送られ、医薬品が搬出される。
適切な医薬品の判断が不可能な場合には、医療機関での
診療が勧告され、場合によっては医療機関の紹介が行わ
れる。この場合も医薬品その他に関する情報をプリント
アウトすることができる。
【００１３】図２は上述の動作をフローチャートで示し
たものである。即ち、カルテ又はＩＤカードの有無が問
われ、有る場合にはケアサポートセンタへの問合せが行
われ、該当する医薬品が搬出される。その場合ＩＤカー
ドに対してはＩＤカードに直接医薬品のデータが記録さ
れているか否かが問われ、データが記録されている場合
にはケアサポートセンタに問合されることなく医薬品の
搬出が行われる。カルテもＩＤカードもない場合には症
状の問合せと入力とが相互に行われ、その結果医薬品の
選択判断が可能か否かが問われ、可能の場合には医薬品
の搬出が行われ、不可能の場合にはケアサポートセンタ
への問合せが行われ、その結果医薬品の搬出が行われる
か、適切な治療方法の勧告が行われる。
たものである。即ち、カルテ又はＩＤカードの有無が問
われ、有る場合にはケアサポートセンタへの問合せが行
われ、該当する医薬品が搬出される。その場合ＩＤカー
ドに対してはＩＤカードに直接医薬品のデータが記録さ
れているか否かが問われ、データが記録されている場合
にはケアサポートセンタに問合されることなく医薬品の
搬出が行われる。カルテもＩＤカードもない場合には症
状の問合せと入力とが相互に行われ、その結果医薬品の
選択判断が可能か否かが問われ、可能の場合には医薬品
の搬出が行われ、不可能の場合にはケアサポートセンタ
への問合せが行われ、その結果医薬品の搬出が行われる
か、適切な治療方法の勧告が行われる。
【００１４】上述の例では、病院、薬局等にカルテが存
在する場合、ＩＤカードに病歴情報が記録されている場
合、カルテもＩＤカードも存在せず症状のみが分ってい
る場合のいずれにも対応し得るようにシステムを組んだ
ものについて説明したが、これらのいずれか１つ又は組
合せに対応するようにシステムを組むことも勿論可能で
ある。
在する場合、ＩＤカードに病歴情報が記録されている場
合、カルテもＩＤカードも存在せず症状のみが分ってい
る場合のいずれにも対応し得るようにシステムを組んだ
ものについて説明したが、これらのいずれか１つ又は組
合せに対応するようにシステムを組むことも勿論可能で
ある。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、病歴を有する者はその
病歴に応じた医薬品を特に医療機関に赴くことなく自動
販売装置の設置場所で得ることができ、病歴を持たない
者は症状を入力することによって適切な医薬品又は適切
な対応方法を得ることができ、医薬品の購入を希望する
者は自動販売装置を設置している場所であれば任意の場
所で任意の時間に医薬品を入手するか適切な対応手段を
知ることができる。従って医薬品の服用だけで治療が可
能な患者は医療機関に行く必要がなくなり、医療機関に
おける待ち時間の大きな社会問題の解消に繋がり、自動
販売装置による医薬品の選択が困難でも適切な対応策を
遅滞なく患者に助言することができ、医療機関、患者の
双方にとって極めて有利となる。
病歴に応じた医薬品を特に医療機関に赴くことなく自動
販売装置の設置場所で得ることができ、病歴を持たない
者は症状を入力することによって適切な医薬品又は適切
な対応方法を得ることができ、医薬品の購入を希望する
者は自動販売装置を設置している場所であれば任意の場
所で任意の時間に医薬品を入手するか適切な対応手段を
知ることができる。従って医薬品の服用だけで治療が可
能な患者は医療機関に行く必要がなくなり、医療機関に
おける待ち時間の大きな社会問題の解消に繋がり、自動
販売装置による医薬品の選択が困難でも適切な対応策を
遅滞なく患者に助言することができ、医療機関、患者の
双方にとって極めて有利となる。
【図１】本発明の実施例の、ａは構成配置図、ｂは自動
販売装置の正面図である。
販売装置の正面図である。
【図２】本発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
１ 自動販売装置 ２ インタフェース部 ３ ＩＤカード挿入口 ４ 制御部 ５ 判断部 ６ 医薬品貯蔵部 ７ 医薬品搬出部 ８ 硬貨投入口 ９ 硬貨識別機 １０ 紙幣投入口 １１ 紙幣識別機 １２ カード投入口 １３ カード識別機 １４ 搬出口 １５ 回線 １６ ケアサポートセンタ １７ａ、１７ｂ、１７ｃ 病院 １８ａ、１８ｂ 薬局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 勝 東京都文京区本郷４−36−５ 有限会社ジ ェイ・ジクウ内 Ｆターム(参考） 3E044 AA01 BA01 BA02 BA04 CA01 DA03 DA05 DB02 DB05 DE01 DE02 EA01 5B049 BB11 BB41 BB42 CC05 CC37 CC39 DD01 DD04 EE05 EE23 FF02 FF03 FF04 GG04 GG07
Claims (3)
- 【請求項１】 インタフェース部、制御部、医薬品貯蔵
部、医薬品搬出部及び対価支払部を有する自動販売装置
を備え、自動販売装置は回線を介してケアサポートセン
タと接続され、インタフェース部は医薬品購入者の病歴
に関するＩＤ情報を入力し得るようになっており、入力
されたＩＤ情報はケアサポートセンタに伝送され、ケア
サポートセンタに蓄積されている各医薬品購入者の病歴
に対応する医薬品データが自動販売装置の制御部に伝送
され、その医薬品データに対応する医薬品がインタフェ
ース部に表示され、対価支払部により対価が支払われる
ことにより医薬品が医薬品貯蔵部から医薬品搬出部によ
り搬出されることを特徴とする医薬品類の自動販売シス
テム。 - 【請求項２】 インタフェース部、制御部、判断部、医
薬品貯蔵部、医薬品搬出部及び対価支払部を有する自動
販売装置を備え、自動販売装置は回線を介してケアサポ
ートセンタと接続され、インタフェース部は医薬品購入
者の任意の症状を入力し得るようになっており、入力さ
れた任意の症状は判断部において判断され、所要の医薬
品が選択されてインタフェース部に表示され、対価支払
部により対価が支払われることにより医薬品が医薬品貯
蔵部から医薬品搬出部により搬出され、判断部が医薬品
選択を不可能と判断したときは入力された症状はケアサ
ポートセンタに伝送され、症状に対応した情報が自動販
売装置の制御部に伝送され、インタフェース部に表示さ
れることを特徴とする医薬品類の自動販売システム。 - 【請求項３】 インタフェース部、制御部、判断部、医
薬品貯蔵部、医薬品搬出部及び対価支払部を有する自動
販売装置を備え、自動販売装置は回線を介してケアサポ
ートセンタと接続され、インタフェース部は医薬品購入
者の病歴に関するＩＤ情報又は医薬品購入者の任意の症
状を入力し得るようになっており、入力されたＩＤ情報
はケアサポートセンタに伝送され、ケアサポートセンタ
に蓄積されている各医薬品購入者の病歴に対応する医薬
品データが自動販売装置の制御部に伝送され、その医薬
品データに対応する医薬品がインタフェース部に表示さ
れ、対価支払部により対価が支払われることにより医薬
品が医薬品貯蔵部から医薬品搬出部により搬出され、入
力された任意の症状は判断部において判断され、所要の
医薬品が選択されてインタフェース部に表示され、対価
支払部により対価が支払われることにより医薬品が医薬
品貯蔵部から医薬品搬出部により搬出され、判断部が医
薬品選択を不可能と判断したときは入力された症状はケ
アサポートセンタに伝送され、症状に対応した情報が自
動販売装置の制御部に伝送され、インタフェース部に表
示されることを特徴とする医薬品類の自動販売システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22542399A JP2001052064A (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 医薬品類の自動販売システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22542399A JP2001052064A (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 医薬品類の自動販売システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001052064A true JP2001052064A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16829149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22542399A Pending JP2001052064A (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 医薬品類の自動販売システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001052064A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003030327A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-31 | Data Index Kk | 医薬品検索システム |
| KR100889024B1 (ko) | 2007-04-25 | 2009-03-17 | 연세대학교 산학협력단 | 무인 의약품 공급 시스템 및 방법과 이를 위한 무인 의약품공급 장치 |
| JP2009211314A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Nec Corp | データ処理システム、そのデータ処理装置、そのコンピュータプログラムおよびデータ処理方法 |
| JP2011503722A (ja) * | 2007-11-08 | 2011-01-27 | グラクソスミスクライン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 医療用品施与システムおよび方法 |
| JP2013524328A (ja) * | 2010-03-31 | 2013-06-17 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 医薬品又は医療デバイス又は組合せ製品のためのトレーニングを提供する自動販売装置及び方法 |
-
1999
- 1999-08-09 JP JP22542399A patent/JP2001052064A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003030327A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-31 | Data Index Kk | 医薬品検索システム |
| KR100889024B1 (ko) | 2007-04-25 | 2009-03-17 | 연세대학교 산학협력단 | 무인 의약품 공급 시스템 및 방법과 이를 위한 무인 의약품공급 장치 |
| JP2011503722A (ja) * | 2007-11-08 | 2011-01-27 | グラクソスミスクライン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 医療用品施与システムおよび方法 |
| US8930207B2 (en) | 2007-11-08 | 2015-01-06 | Glaxosmithkline Llc | Medical product dispensing systems and methods |
| US11094406B2 (en) | 2007-11-08 | 2021-08-17 | Glaxosmithkline Consumer Healthcare (Uk) Ip Limited | Medical product dispensing systems and methods |
| US11816948B2 (en) | 2007-11-08 | 2023-11-14 | Glaxosmithkline Consumer Healthcare (Uk) Ip Limited | Medical product dispensing systems and methods |
| JP2009211314A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Nec Corp | データ処理システム、そのデータ処理装置、そのコンピュータプログラムおよびデータ処理方法 |
| JP2013524328A (ja) * | 2010-03-31 | 2013-06-17 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 医薬品又は医療デバイス又は組合せ製品のためのトレーニングを提供する自動販売装置及び方法 |
| US9111404B2 (en) | 2010-03-31 | 2015-08-18 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Vending apparatus and method for providing training for a medicinal product or medical device or combination product |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11816948B2 (en) | Medical product dispensing systems and methods | |
| CA2465774C (en) | Prescription fulfillment system and method | |
| JP2914650B2 (ja) | 調剤支援システム及び医薬品等販売システム | |
| US20020029223A1 (en) | Prescription network supporting doctors, care givers and online drug store interaction | |
| US20080086326A1 (en) | System and apparatus for dispensing controlled pharmaceutical products | |
| AU2002331659A1 (en) | Prescription fulfillment system and method | |
| US20030167190A1 (en) | System and method for preventing fraud and mistake in the issuance, filling and payment of medical prescriptions | |
| US7912578B1 (en) | System and method for conveying pharmaceuticals from an automated machine | |
| JP2001052064A (ja) | 医薬品類の自動販売システム | |
| JPH08263562A (ja) | 診療支援システム | |
| JPH09258803A (ja) | 漢方薬処方支援方法およびシステム | |
| JP2000090333A (ja) | 自動販売機 | |
| JP2001052063A (ja) | 医薬品類の販売システム | |
| US20210365915A1 (en) | Self-serve product dispenser system with associated dynamically modifiable tiered menu | |
| AU2004101011A4 (en) | Process of Dispensing Pharmaceuticals | |
| KR100433720B1 (ko) | 인터넷을 이용한 종합 의약 관리방법 | |
| KR20190051756A (ko) | 의약품 유효기한 알림 방법 및 이를 위한 컴퓨터 프로그램, 그 기록매체 | |
| JP7262108B2 (ja) | 調剤支援装置、調剤支援システム、調剤支援方法および調剤支援プログラム | |
| US20200193496A1 (en) | Consumer access to personal, health-related data in real-time to support comprehension, safe self-selection, and appropriate use of health care products as per an fda-approved label method and system | |
| AU2013201317B2 (en) | Medical product dispensing systems and methods | |
| JP2020202912A (ja) | 薬剤管理装置、および、薬剤管理システム | |
| JP2001357133A (ja) | 薬価精算システム、薬価精算装置、記憶媒体及び薬価精算方法 | |
| JPH11161696A (ja) | 調剤料算定方法及び調剤料算定機 | |
| JP2005346379A (ja) | 市販薬品の成分説明出力システム、プログラム、及び、市販薬品の成分説明データ | |
| JPS62279461A (ja) | 自動受付会計システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060414 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090115 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090519 |