JP2001050145A - エンジン始動装置 - Google Patents

エンジン始動装置

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JP2001050145A
JP2001050145A JP11224657A JP22465799A JP2001050145A JP 2001050145 A JP2001050145 A JP 2001050145A JP 11224657 A JP11224657 A JP 11224657A JP 22465799 A JP22465799 A JP 22465799A JP 2001050145 A JP2001050145 A JP 2001050145A
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motor
engine
way clutch
starter
gear
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JP11224657A
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English (en)
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Shigeaki Kuwabara
茂明 久和原
Kazumi Miyashita
和巳 宮下
Keizo Shimizu
敬三 清水
Taro Kihara
太郎 木原
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Honda Motor Co Ltd
Starting Industrial Co Ltd
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STARTING IND
Honda Motor Co Ltd
Starting Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルモータへの通電を遮断したときに、セル
モータに連結したワンウエイクラッチの空転に伴う、騒
音や振動を低減させる。 【解決手段】 エンジン始動装置は、電源91に始動ス
イッチ100を介してセルモータ31を接続し、始動ス
イッチをオン操作したときにセルモータの端子31a,
31b間に通電するモータ回路90を備え、セルモータ
の回転をワンウエイクラッチを介してクランクシャフト
に伝えるものである。ワンウエイクラッチは、セルモー
タ側の内輪の回転数を所定回転数まで高めたときに、内
輪に設けたスイング式ラチェットが遠心力で外側に突出
して、クランクシャフト側の外輪に噛み合うものであ
る。モータ回路90は、始動スイッチ100をオフ操作
したときに、セルモータ31の端子31a,31b間を
短絡するための短絡回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセルモータでエンジ
ンを始動するエンジン始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】セルモータによるエンジン始動装置は、
始動スイッチでセルモータを始動させ、セルモータの回
転をクランクシャフトに伝えることで、エンジンを始動
させるものであり、始動スイッチを操作するだけでエン
ジンを始動できるので、使い勝手がよい。このようなエ
ンジン始動装置としては、例えば特開平2−10885
4号公報「エンジンの始動装置」が知られている。この
技術を、次図で詳しく説明する。
【0003】図11は従来のエンジン始動装置の作動原
理図であり、上記従来の技術に示す第3図を再掲したと
ころの模式図である。(但し、符号並びに名称は従来の
技術と相違する)。エンジン始動装置150は、セルモ
ータ151の駆動軸152の回転を、第1ギヤ153→
第2ギヤ154→第1中間軸155→第3ギヤ156→
第4ギヤ157→第2中間軸158→第1ワンウエイク
ラッチ159→第5ギヤ160→第6ギヤ161→第2
ワンウエイクラッチ162の経路でクランクシャフト1
63に伝えるものである。セルモータ151でクランク
シャフト163を回転させて、エンジン164を始動さ
せることができる。
【0004】エンジン164が始動したときに、クラン
クシャフト163の回転数は、セルモータ側の第6ギヤ
161の回転数を越える。この結果、第2ワンウエイク
ラッチ162がオフになるので、クランクシャフト16
3側からセルモータ151側が回転されることはない。
その後、セルモータ151を停止させればよい。
【0005】図12は従来の第1ワンウエイクラッチの
原理図であり、上記図11の第1ワンウエイクラッチ1
59に用いられる、一般的なワンウエイクラッチを示
す。第1ワンウエイクラッチ159は、第2中間軸15
8に取付けた内輪159aと、内輪159aに同心の外
輪159bと、内輪159aの外周面に形成した回転方
向にクサビ状の凹部159cと、凹部159cに収納し
たボール159dと、ボール159dを凹部159cの
クサビ方向に弾発するばね159eとからなる、一般的
な一方向クラッチである。
【0006】第2中間軸158が矢印x方向に回転する
と、内輪159aも同じ方向に回転する。このため、外
輪159bの内周面と凹部159cとの間にボール15
9dがくい込み、くさび作用によって、内輪159aと
外輪159bとの間を連結する(クラッチオン)。従っ
て、セルモータ側の第2中間軸158の回転を、内輪1
59a→ボール159d→外輪159bの経路で、外輪
159bと一体の第5ギヤ160に伝えることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11に示す
エンジン164を停止する際にピストンが上死点を越え
られなくて、クランクシャフト163が逆転した場合
に、第1ワンウエイクラッチ159を介してセルモータ
151が逆転してしまうことがある。
【0008】そこで、本発明者らは第1ワンウエイクラ
ッチの特性を検討し、クランクシャフトが逆転した場合
にセルモータの逆転を防止するには、第1ワンウエイク
ラッチを次の図13のような構成にすればよい、という
ことを知見した。
【0009】図13(a),(b)は本発明に係る第1
ワンウエイクラッチの原理図であり、上記図12の第1
ワンウエイクラッチ159の代りに使用するクラッチの
原理を説明する図である。(a)に示す第1ワンウエイ
クラッチ170は、第2中間軸158に取付けた内輪1
71と、内輪171に同心の外輪172と、外輪172
の内周面に設けたカム部173と、内輪171の外周面
に径方向へスイング可能に取付けたラチェット174
と、ラチェット174を内輪171に押付けることで外
輪172から離すようにしたばね175と、からなる一
方向クラッチである。なお、理解を容易にするために、
符号158,160については、上記図12に合せた。
【0010】セルモータで内輪171の回転数を所定回
転数まで高めたときのみ、(b)のようにラチェット1
74が遠心力で外側に突出して、外輪172のカム部1
73に噛み合う。このような第1ワンウエイクラッチ1
70であるから、(a)の状態において、外輪172の
回転は内輪171に伝わらない。このため、エンジンが
逆転してクランクシャフトの回転が外輪172に伝わっ
ても、内輪171は回転しない。従って、セルモータが
逆転することはない。
【0011】ところで、始動スイッチをオフ操作して、
図11に示すセルモータ151への通電を遮断すると、
慣性によってセルモータ151は減速しつつ空転した後
に、停止する。セルモータ151に連結したところの、
図13(b)に示す第1ワンウエイクラッチ170の内
輪171は、セルモータ151に応じて空転する。
【0012】第1ワンウエイクラッチ170は、ラチェ
ット174の先端でカム部173を押したときだけ、内
輪171に外輪172を連結する間接的な連結である。
このため、外輪172が内輪171よりも比較的高速で
同方向に空転することがあり得る。いわゆる、第1ワン
ウエイクラッチ170がオフ状態である。外輪172の
方が高速であると、カム部173はラチェット174の
先端から離れて、想像線にて示す位置P1→位置P2→
位置P3のように移動し、ラチェット174の背面を叩
くようになる。騒音や振動等の点から、外輪172が空
転するときには、できるだけカム部173がラチェット
174を叩かないようにしたい。
【0013】そこで本発明の目的は、セルモータの逆転
を防ぐようにしたエンジン始動装置において、始動スイ
ッチをオフ操作することでセルモータへの通電を遮断し
たときに、セルモータに連結したワンウエイクラッチの
空転に伴う、騒音や振動を低減させることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、電源に始動スイッチを介してセルモータ
を接続し、始動スイッチをオン操作したときにセルモー
タの端子間に通電するように構成したモータ回路を備
え、セルモータの回転をワンウエイクラッチを介してク
ランクシャフトに伝えるようにし、ワンウエイクラッチ
を、セルモータ側の内輪の回転数を所定回転数まで高め
たときに、内輪に設けたスイング式ラチェットが遠心力
で外側に突出して、クランクシャフト側の外輪に噛み合
うように構成したエンジン始動装置であって、モータ回
路に、始動スイッチをオフ操作したときに、セルモータ
の端子間を短絡するための短絡回路を備えたことを特徴
とする。
【0015】(1)外輪の回転を内輪に伝わらないよう
にすることができる。このため、エンジンが逆転してク
ランクシャフトの回転が外輪に伝わっても内輪は回転し
ないので、セルモータが逆転することはない。 (2)始動スイッチをオフ操作したときに、電力供給を
停止するとともに、セルモータの端子間を短絡し、セル
モータを発電制動方式によって制動させる。すなわち、
逆起電力による制動作用で、セルモータを急停止させる
ことができる。セルモータが速やかに停止するので、ス
イング式ラチェットに作用する遠心力が急速になくな
る。この結果、ラチェットは外輪から離れて内輪側へ速
やかに戻る。従って、ラチェットが外輪に叩かれる心配
はない。
【0016】請求項2は、電源が交流電源であることを
特徴とする。交流電源であれば、バッテリの保守・点検
作業が不要であり、エンジン始動装置の管理が容易にな
る。
【0017】請求項3では、請求項2記載のエンジン始
動装置は、除雪機用エンジンを始動するものとした。除
雪機を使用するときには、交流電源にセルモータを接続
し、セルモータでエンジンを始動する。その後、エンジ
ン動力で除雪機を運転して、除雪作業をすることができ
る。交流電源を用いるのであるから、使用頻度が小さい
除雪機を使用する度に、エンジンを速やかに始動させる
ことができる。このため、除雪機の使用が容易である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るエンジン始動装置を使
用したエンジンの正面図である。エンジン10は、クラ
ンクケース12の上方にシリンダ14を取り付け、シリ
ンダ14にピストン15を配置し、ピストン15の右側
に排気管16を取り付け、クランクケース12にエンジ
ン始動装置20を取り付けたものである。エンジン始動
装置20は、セルスタータ機構30及びリコイルスター
タ機構60の2系統のスタータ機構を備えた装置であ
る。このようなエンジン始動装置20は、プラグ93付
きコード94、始動スイッチ100、後述するモータ回
路を組込んだ回路基盤113を備える。
【0019】図2は図1の2−2線断面図であり、エン
ジン始動装置20の断面図を示す。エンジン始動装置2
0は、クランクケース12に取り付けたケース22と、
ケース22内に収納したセルスタータ機構30及びリコ
イルスタータ機構60と、セルスタータ機構30に組み
込んだトルクリミッタ80とからなる。
【0020】ケース22は、外側に突出したカップ状の
アウタケース23に略平板状のインナケース24を内側
から取り付けたものである。以下、セルスタータ機構3
0、リコイルスタータ機構60及びトルクリミッタ80
について詳しく説明する。
【0021】セルスタータ機構30は、始動スイッチ1
00(図1参照)を操作することにより、セルモータ
(始動電動機)31を駆動してエンジンを始動する自動
始動機構(セルフスタータ)である。このセルスタータ
機構30は、ケース22に取り付けたセルモータ31
と、セルモータ31の駆動軸34にトルクリミッタ80
を介して連結した第1ギヤ36と、第1ギヤ36と噛み
合う第2ギヤ37と、第2ギヤ37にワンウエイクラッ
チ(以下、「第1ワンウエイクラッチ」という)40を
介して連結した第3ギヤ50と、第3ギヤ50と噛み合
う第4ギヤ51と、第4ギヤ51にラバーダンパ52を
介して連結した出力軸53とからなる。なお、第1ワン
ウエイクラッチ40については、図3〜図4で詳しく説
明する。
【0022】第2ギヤ37及び第3ギヤ50は、第1中
間軸55に回転自在に取付けたものである。また、第4
ギヤ51及び出力軸53は、第2中間軸56に回転自在
に取付けたものである。ラバーダンパ52は、第4ギヤ
51と出力軸53との間の脈動や振動を緩和する部材で
ある。
【0023】リコイルスタータ機構60は、始動用ロー
プ61をグリップ62で引張ってエンジンを始動する手
動始動機構である。このリコイルスタータ機構60は、
始動用ロープ61を巻き付けるプーリ63と、引張り出
した始動用ロープ61をプーリ63に巻戻すためにプー
リ63を元の位置に復帰させるリターンスプリング64
と、プーリ63を第4ギヤ51に連結する第2ワンウエ
イクラッチ65とからなる。
【0024】プーリ63は、アウタケース23の支軸部
23aに回転自在に取付けたものである。第2ワンウエ
イクラッチ65は、プーリ63の回転を第4ギヤ51に
伝えることができ、かつ第4ギヤ51の回転をプーリ6
3に伝えないようにすることができるクラッチである。
図中、66はエンジンが停止するときにプーリ63の逆
転を防ぐラチェットガイドである。
【0025】ところで、出力軸53は伝達機構70を介
してクランクシャフト13に連結したものである。伝達
機構70は、出力軸53に第3ワンウエイクラッチ72
を介して第1カップリング73を連結し、第1カップリ
ング73に第2カップリング74を介してクランクシャ
フト13を連結したものである。第3ワンウエイクラッ
チ72は、出力軸53の回転をクランクシャフト13に
伝えることができ、クランクシャフト13の回転を出力
軸53に伝えないようにすることができるクラッチであ
る。
【0026】従って、セルスタータ機構30でエンジン
を始動する際には、セルモータ31を作動させて駆動軸
34を回転すると、駆動軸34の回転がトルクリミッタ
80→第1ギヤ36→第2ギヤ37→第1ワンウエイク
ラッチ40→第3ギヤ50→第4ギヤ51→ラバーダン
パ52→出力軸53→第3ワンウエイクラッチ72→第
1カップリング73→第2カップリング74を介してク
ランクシャフト13に伝わる。この結果、クランクシャ
フト13が回転してエンジンが始動する。
【0027】一方、リコイルスタータ機構60でエンジ
ンを始動する際には、始動用ロープ61をグリップ62
で引張ってプーリ63を回転することにより、プーリ6
3の回転が第2ワンウエイクラッチ65→第4ギヤ51
→ラバーダンパ52→出力軸53→第3ワンウエイクラ
ッチ72→第1カップリング73→第2カップリング7
4を介してクランクシャフト13に伝わる。この結果、
クランクシャフト13が回転してエンジンが始動する。
【0028】図3は本発明に係る第2ギヤ、第1ワンウ
エイクラッチ並びに第3ギヤの側面断面図である。第2
ギヤ37は、第1中間軸55に嵌合するための孔41a
を有するリング状のハブ41(以下、「内輪41」と言
う。)と、内輪41よりも大径のリング状のギヤ部37
aと、内輪41とギヤ部37aとを繋いだ側壁部38と
を一体に形成したものである。内輪41の外周面とギヤ
部37aの内周面と側壁部38との間には、空間部39
を有する。第3ギヤ50はその左側部に、前記空間部3
9に差込み可能なリング状の外輪47を一体に形成した
ものである。内輪41、ギヤ部37a及び外輪47は第
1中間軸55と同軸上に配列したものである。このよう
にして、セルモータ側のギヤ部37aに内輪41を繋
ぎ、クランクシャフト側の第3ギヤ50に外輪47を繋
いだ。
【0029】第1ワンウエイクラッチ40は、内輪41
と、内輪41に支持ピン42・・・(・・・は複数個を示す。
以下同じ。)でスイング自在に取付けたスイング式ラチ
ェット44・・・と、ラチェット44・・・を内輪41に押付
けるばね46・・・と、外輪47の内周面に形成したカム
部48・・・とからなる。以下、第1ワンウエイクラッチ
40を具体的に説明する。
【0030】支持ピン42は、その基端の大径部42a
を側壁部38の凹部38aに嵌合することで支承し、中
央の中径部42bにラチェット44を回転自在に取り付
け、先端の小径部42cをプレート49の差込孔49a
に嵌合することで支承したものである。プレート49は
内輪41に取付けたものである。これにより、支持ピン
42を大径部42a及び小径部42cの両端支持とする
ことができる。凹部38aは、内輪41の近傍で、内輪
41と一体の側壁部38に設けたものである。このよう
な凹部38aに支持ピン42でラチェット44を取付け
たものであるから、ラチェット44は内輪41に取付け
たものであると言える。
【0031】図4は図3の4−4線断面図であり、内輪
41に複数の支持ピン42・・・を介してラチェット44・
・・の基部をスイング自在に取り付け、ラチェット44・・
・をばね46・・・で内輪41に押付けることで、ラチェッ
ト44・・・を外輪47から離した状態の第1ワンウエイ
クラッチ40を示す。
【0032】複数のラチェット44・・・は、細長いスイ
ング部材であって、内輪41に所定の等角度間隔で配置
したものである。外輪47は、ラチェット44・・・の先
端45が噛み合い可能な凹部からなる複数のカム部48
・・・を、内周面に形成したものである。カム部48・・・の
数量は、ラチェット44・・・の数量と同一又は倍数に設
定することになる。例えばこの図に示すように、4個の
ラチェット44・・・に対して、カム部48・・・の数量を2
倍の8個に設定する。カム部48・・・の数量をラチェッ
ト44・・・の数量の倍数に設定すれば、内輪41の回転
角が小さくても、ラチェット44・・・がカム部48・・・に
噛み合い易くなる。このため、第1ワンウエイクラッチ
40の切換え動作は一層円滑になる。
【0033】このような第1ワンウエイクラッチ40
は、外輪47が矢印A方向と矢印B方向のどちらに回転
しても、これらの回転を内輪41に伝えることがない。
また、内輪41が矢印A方向に回転すると、その回転が
所定回転数を越えたときに、ラチェット44・・・の先端
45・・・は、ばね46・・・の押付力に抗して遠心力で外側
に突出し、カム部48・・・に噛み合うことができる。従
って、内輪41の回転を外輪47に伝えて、外輪47を
矢印A方向に回転させることができる。なお、ばね46
は、ねじりばねである。
【0034】次に、セルスタータ機構30でエンジンを
始動する例を図2及び図5に基づいて説明する。図2に
おいて、セルモータ31を作動させて駆動軸34を回転
することにより、駆動軸34の回転がトルクリミッタ8
0→第1ギヤ36→第2ギヤ37→第1ワンウエイクラ
ッチ40に伝わる。以下、第1ワンウエイクラッチ40
の作用を説明する。
【0035】図5は本発明に係る第1ワンウエイクラッ
チの第1作用説明図である。セルモータの回転が第1ワ
ンウエイクラッチ40に伝わることにより、第1ワンウ
エイクラッチ40の内輪41が矢印の如く回転する。
内輪41の回転数が所定のスイング開始回転数まで高ま
ると、ラチェット44・・・の先端45・・・は遠心力で矢印
の如く外側へ突出し始める。内輪41の回転数が更に
高まり、所定の噛み合い回転数まで高まったときに、一
層突出したラチェット44・・・が、外輪47のカム部4
8・・・に噛み合う。この結果、外輪47は矢印の如く
回転する。
【0036】これにより、外輪47の回転が図2に示す
第3ギヤ50→第4ギヤ51→ラバーダンパ52→出力
軸53→第3ワンウエイクラッチ72→第1カップリン
グ73→第2カップリング74を介してクランクシャフ
ト13に伝わり、エンジンが始動する。
【0037】次いで、リコイルスタータ機構60でエン
ジンを始動する例を図2及び図6に基づいて説明する。
図2において、始動用ロープ61をグリップ62で引張
ってプーリ63を回転することにより、プーリ63の回
転が第2ワンウエイクラッチ65→第4ギヤ51→ラバ
ーダンパ52→出力軸53→第3ワンウエイクラッチ7
2→第1カップリング73→第2カップリング74を介
してクランクシャフト13に伝わり、エンジンが始動す
る。このときの、第4ギヤ51の回転が第3ギヤ50→
第1ワンウエイクラッチ40まで伝わる。以下、第1ワ
ンウエイクラッチ40の作用を説明する。
【0038】図6は本発明に係る第1ワンウエイクラッ
チの第2作用説明図である。リコイルスタータ機構でエ
ンジンを始動ときにはセルモータが停止しているので内
輪41は回転しない。このため、ラチェット44・・・を
ばね46・・・の押付力で内輪41に矢印の如く押付け
て、ラチェット44・・・の先端45・・・と外輪47のカム
部48・・・との噛み合いを解除している。
【0039】従って、図2に示すリコイルスタータ機構
60でエンジンを始動する際に、第4ギヤ51の回転は
第3ギヤ50まで伝わって、外輪47が矢印の如く回
転しても、外輪47の回転は内輪41に伝わらない。こ
のため、リコイルスタータ機構でエンジンを始動する際
に、リコイルスタータ機構側の回転がセルモータに伝わ
ることはない。
【0040】続いて、エンジンが逆転したときの例を図
2及び図6に基づいて説明する。図2において、エンジ
ンが逆転することにより、クランクシャフト13の回転
が第2カップリング74→第1カップリング73→第3
ワンウエイクラッチ72→出力軸53→ラバーダンパ5
2→第4ギヤ51→第3ギヤ50→第1ワンウエイクラ
ッチ40まで伝わる。
【0041】このとき、セルモータ31は停止している
ので、図6に示すように、第1ワンウエイクラッチ40
のラチェット44・・・をばね46・・・の押付力で内輪41
に矢印の如く押付けて、ラチェット44・・・と外輪4
7のカム部48・・・との噛み合いを解除している。従っ
て、エンジンが逆転してクランクシャフト13の回転が
第3ギヤ50まで伝わって(図2参照)、外輪47が矢
印の如く回転しても、外輪47の回転は内輪41に伝
わらない。
【0042】このため、エンジンが逆転しても、クラン
クシャフトの回転がセルモータに伝わらない。従って、
セルモータの逆転を防ぐことができるので、セルモータ
の構成部材の強度を大幅に高める必要がない。この結
果、エンジンのコストを抑えることができる。
【0043】図7は本発明に係るセルモータ用モータ回
路の回路図である。モータ回路90は、電源91に始動
スイッチ100を介してセルモータ31を接続し、始動
スイッチ100をオン操作したときにセルモータ31の
端子31a,31b間に通電するようにしたものであ
り、始動スイッチ100をオフ操作したときに、セルモ
ータ31の端子31a,31b間を短絡するための短絡
回路111を備える。電源91は交流電源、例えば一般
家庭用単相電源である。セルモータ31は直流モータで
ある。
【0044】具体的には、モータ回路90は、電源(交
流電源)91のコンセント92に抜き差し可能なプラグ
93付きコード94と、コード94に一次側端子95,
95を接続して交流電圧を直流電圧に変換する電源回路
96と、電源回路96の二次側端子97,97とセルモ
ータ31の端子31a,31bとの間に介在した始動ス
イッチ100とからなる。
【0045】電源回路96は、例えば、ダイオードブリ
ッジからなる整流回路98と平滑回路99を組合せた回
路である。始動スイッチ100は、セルモータ31を始
動・停止するプッシュスイッチであり、図示せぬ押しボ
タンに次の押し操作力を加えることにより最初の状態に
復帰する、いわゆる、プッシュ・プッシュスイッチと称
するものである。このような始動スイッチ100は常閉
側固定接点101,102と、常開側固定接点103,
104と、常閉側固定接点101,102から常開側固
定接点103,104に切換える可動接点105とから
なる。
【0046】電源回路96の二次側端子97,97は、
常開側固定接点103,104を介してセルモータ31
の端子31a,31bに接続している。短絡回路111
は、セルモータ31の端子31a,31bに常閉側固定
接点101,102を接続することにより、セルモータ
31、常閉側固定接点101,102及び可動接点10
5を閉回路に繋いだ回路である。
【0047】次に、上記構成のモータ回路90の作用を
図6及び図7に基づき説明する。図7において、押しボ
タンを押すことで始動スイッチ100をオン操作する
と、可動接点105が常開側固定接点103,104に
接触してスイッチオンになる。この結果、セルモータ3
1の端子31a,31b間に通電することによって、セ
ルモータ31は始動する。押しボタンを再び押すことで
始動スイッチ100をオフ操作すると、可動接点105
が常開側固定接点103,104から離れてスイッチオ
フになり、セルモータ31への電力供給を停止する。同
時に、可動接点105が常閉側固定接点101,102
に接触して、セルモータ31の端子31a,31b間を
短絡することにより、セルモータ31には発電制動作用
が生じる。逆起電力による制動作用で、セルモータ31
を急停止させることができる。
【0048】セルモータ31が速やかに停止するので、
図6において、スイング式ラチェット44・・・に作用す
る遠心力が急速になくなる。この結果、ラチェット44
・・・は内輪41側に速やかに戻る。従って、ラチェット
44・・・が外輪47のカム部48・・・に叩かれる心配はな
い。このため、セルモータへの通電を遮断したときに、
セルモータに連結した第1ワンウエイクラッチ40の空
転に伴う、騒音や振動を低減させることができる。
【0049】次に、上記構成のエンジン始動装置20を
除雪機用エンジンに搭載した使用例を、図8及び図9に
基づき説明する。図8は本発明に係る除雪機の側面図で
ある。除雪機120は、左右の車輪121,121並び
に除雪用オーガ122を備えた車体フレーム123の後
部に、エンジン10並びに動力伝達機構124を搭載
し、さらに、車体フレーム123の後部から上部後方へ
操作ハンドル125を延した、小型の歩行型自走式除雪
機である。
【0050】動力伝達機構124は、エンジン10の動
力をオーガ122並びに車輪121,121に伝達する
機構である。この場合のエンジン始動装置20は、除雪
機用エンジン10を始動するのに用いることになる。図
中、126はオーガ用ハウジング、127はシュータ、
128はシュータ旋回操作ハンドルである。
【0051】図9(a),(b)は本発明に係る除雪機
の使用状態を示す説明図である。(a)のように、ガレ
ージG等の屋内に格納してある除雪機120を使用する
ときには、先ず、交流電源のコンセント92にプラグ9
3を差込み、図示せぬモータ回路を接続し、始動スイッ
チをオン操作してセルモータ31を始動させる。セルモ
ータ31を始動させることにより、エンジン始動装置2
0でエンジン10を始動させることができる。
【0052】エンジン10が始動した後、始動スイッチ
をオフ操作してセルモータ31を停止させ、コンセント
92からプラグ93を抜き取る。その後、(b)のよう
にエンジン10によって車輪121を駆動し、除雪機1
20を屋外に出し、オーガ122を運転し、除雪作業を
することができる。なお、除雪機120は、車輪12
1,121が人力走行するものであってもよい。
【0053】ところで、除雪機120のエンジン10
は、一般にバッテリを電源としてセルモータ31を始動
させるものである。除雪機120のエンジン10であっ
ても、確実に始動させたい。そのためには、バッテリが
十分に性能を発揮できることが好ましい。しかし、除雪
機120を使用するような寒冷地では低温になるので、
バッテリの性能を十分に発揮させるための管理が必要で
あり、面倒である。
【0054】さらには、除雪機120はいわゆる季節商
品であるから、1年のうちの限られた期間のみ使用す
る。このため、残りの未使用期間にバッテリがあがって
しまい、セルモータ31でエンジン10を始動させるこ
とができないことがある。除雪機120を使用する度に
バッテリを充電するのでは、面倒である。
【0055】これに対して本発明は、交流電源に接続す
るセルモータ31を備えたエンジン始動装置20で、除
雪機120用エンジン10を始動するようにしたので、
除雪機120を使用するときには、交流電源にセルモー
タ31を接続し、セルモータ31でエンジン10を始動
することができる。その後、エンジン動力で除雪機12
0を運転して、除雪作業をすることができる。交流電源
を用いるのであるから、使用頻度が小さい除雪機120
を使用する度に、エンジン10を速やかに始動させるこ
とができる。このため、除雪機120の使用が容易であ
る。
【0056】図10は本発明に係るセルモータ用モータ
回路(変形例)の回路図である。変形例のモータ回路1
30は、バッテリからなる電源(直流電源)131に始
動スイッチ132並びにリレー135を介してセルモー
タ31を接続し、始動スイッチ132をオン操作したと
きにセルモータ31の端子31a,31b間に通電する
ようにしたものであり、始動スイッチ132をオフ操作
したときに、セルモータ31の端子31a,31b間を
短絡するための短絡回路141を備える。
【0057】始動スイッチ132は、図示せぬ押しボタ
ンに押し操作力を加えたときだけ閉成する常開接点13
3を備えた、プッシュスイッチである。リレー135
は、励磁コイル136と、常閉側固定接点137と、常
開側固定接点138と、励磁コイル136が励磁したと
きに常閉側固定接点137から常開側固定接点138に
切換わる可動接点139とからなる。
【0058】モータ回路130は次の(1)〜(5)の
接続構成からなる。 (1)電源131の正極と負極との間に、始動スイッチ
132の常開接点133を介してリレー135の励磁コ
イル136を接続したこと。 (2)常開側固定接点138を電源131の正極に接続
したこと。 (3)常閉側固定接点137をセルモータ31の端子3
1aに接続するとともに、アースしたこと。 (4)可動接点139をセルモータ31の端子31bに
接続したこと。 (5)短絡回路141はセルモータ31、常閉側固定接
点137及び可動接点139を閉回路に繋いだ回路であ
ること。
【0059】次に、上記構成のモータ回路130の作用
を図10に基づき説明する。始動スイッチ132をオン
操作すると、常開接点133がオンになる。このため、
励磁コイル136が励磁することにより、可動接点13
9が常開側固定接点138に接触してスイッチオンにな
る。この結果、端子31a,31b間に通電することに
よって、セルモータ31は始動する。
【0060】始動スイッチ132をオフ操作すると、常
開接点133がオフになる。このため、励磁コイル13
6が非励磁になるので、可動接点139が常開側固定接
点138から離れてスイッチオフになり、セルモータ3
1への電力供給を停止する。同時に、可動接点139が
常閉側固定接点137に接触して、セルモータ31の端
子31a,31b間を短絡することにより、セルモータ
31には発電制動作用が生じる。逆起電力による制動作
用で、セルモータ31を急停止させることができる。
【0061】なお、上記本発明の実施の形態において、
(1)セルモータ31は交流モータであってもよい。 (2)モータ回路90は、プラグ93を介さずに電源
(交流電源)91に直接に接続したものであってもよ
い。 (3)始動スイッチ100は、オン操作時にセルモータ
31の端子31a,31b間に通電可能であり、オフ操
作時に端子31a,31b間を短絡可能なものであれば
よく、構造については任意である。 (4)リコイルスタータ機構60並びにトルクリミッタ
80の有無は任意である。
【0062】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ワンウエイクラッチを、セルモータ
側の内輪の回転数を所定回転数まで高めたときに、内輪
に設けたスイング式ラチェットが遠心力で外側に突出し
て、クランクシャフト側の外輪に噛み合うように構成し
たので、簡単な構成で、外輪の回転を内輪に伝わらない
ようにすることができる。このため、エンジンが逆転し
てクランクシャフトの回転が外輪に伝わっても内輪は回
転しないので、セルモータが逆転することはない。
【0063】さらには、モータ回路に、始動スイッチを
オフ操作したときに、セルモータの端子間を短絡するた
めの短絡回路を備えたので、始動スイッチをオフ操作し
たときに、電力供給を停止するとともに、セルモータの
端子間を短絡し、セルモータを発電制動方式によって制
動させることができる。すなわち、逆起電力による制動
作用で、セルモータを急停止させることができる。セル
モータが速やかに停止するので、スイング式ラチェット
に作用する遠心力が急速になくなる。この結果、ラチェ
ットは外輪から離れて内輪側へ速やかに戻る。従って、
ラチェットが外輪に叩かれる心配はない。このため、セ
ルモータへの通電を遮断したときに、セルモータに連結
したワンウエイクラッチの空転に伴う、騒音や振動を低
減させることができる。
【0064】請求項2は、電源を交流電源としたので、
バッテリの保守・点検作業が不要であり、エンジン始動
装置の管理が容易になる。
【0065】請求項3は、交流電源に接続するセルモー
タを備えたエンジン始動装置で、除雪機用エンジンを始
動するようにしたので、除雪機を使用するときには、交
流電源にセルモータを接続し、セルモータでエンジンを
始動することができる。その後、エンジン動力で除雪機
を運転して、除雪作業をすることができる。交流電源を
用いるのであるから、使用頻度が小さい除雪機を使用す
る度に、エンジンを速やかに始動させることができる。
このため、除雪機の使用が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン始動装置を使用したエン
ジンの正面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係る第2ギヤ、第1ワンウエイクラッ
チ並びに第3ギヤの側面断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】本発明に係る第1ワンウエイクラッチの第1作
用説明図
【図6】本発明に係る第1ワンウエイクラッチの第2作
用説明図
【図7】本発明に係るセルモータ用モータ回路の回路図
【図8】本発明に係る除雪機の側面図
【図9】本発明に係る除雪機の使用状態を示す説明図
【図10】本発明に係るセルモータ用モータ回路(変形
例)の回路図
【図11】従来のエンジン始動装置の作動原理図
【図12】従来の第1ワンウエイクラッチの原理図
【図13】本発明に係る第1ワンウエイクラッチの原理
【符号の説明】 10…エンジン、13…クランクシャフト、20…エン
ジン始動装置、31…セルモータ、31a,31b…セ
ルモータの端子、40…ワンウエイクラッチ、41…内
輪、44…スイング式ラチェット、47…外輪、90,
130…モータ回路、91…電源(交流電源)、11
1,141…短絡回路、100,132…始動スイッ
チ、120…除雪機、131…電源(バッテリ)、13
5…リレー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 和巳 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 清水 敬三 群馬県高崎市大八木町777番地 スターテ ング工業株式会社高崎工場内 (72)発明者 木原 太郎 群馬県高崎市大八木町777番地 スターテ ング工業株式会社高崎工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に始動スイッチを介してセルモータ
    を接続し、始動スイッチをオン操作したときにセルモー
    タの端子間に通電するように構成したモータ回路を備
    え、前記セルモータの回転をワンウエイクラッチを介し
    てクランクシャフトに伝えるようにし、前記ワンウエイ
    クラッチを、セルモータ側の内輪の回転数を所定回転数
    まで高めたときに、内輪に設けたスイング式ラチェット
    が遠心力で外側に突出して、クランクシャフト側の外輪
    に噛み合うように構成したエンジン始動装置であって、
    前記モータ回路に、前記始動スイッチをオフ操作したと
    きに、前記セルモータの端子間を短絡するための短絡回
    路を備えたことを特徴としたエンジン始動装置。
  2. 【請求項2】 前記電源は交流電源であることを特徴と
    した請求項1記載のエンジン始動装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載のエンジン始動装置
    は、除雪機用エンジンを始動するものであることを特徴
    としたエンジン始動装置。
JP11224657A 1999-08-06 1999-08-06 エンジン始動装置 Pending JP2001050145A (ja)

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CNB001286641A CN1143058C (zh) 1999-08-06 2000-08-05 发动机起动装置
US09/634,001 US6374791B1 (en) 1999-08-06 2000-08-07 Engine starting device

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057166A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Miwa Lock Co Ltd 電気錠のクラッチ機構
CN104158247A (zh) * 2014-08-11 2014-11-19 中山大学 一种车载电子设备电源自启动装置

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