JP2001049614A - リサイクルプラントの脱臭装置 - Google Patents

リサイクルプラントの脱臭装置

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JP2001049614A
JP2001049614A JP11224583A JP22458399A JP2001049614A JP 2001049614 A JP2001049614 A JP 2001049614A JP 11224583 A JP11224583 A JP 11224583A JP 22458399 A JP22458399 A JP 22458399A JP 2001049614 A JP2001049614 A JP 2001049614A
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JP
Japan
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drum
recycling
exhaust gas
new material
heated
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Application number
JP11224583A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Urata
和好 浦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANAKA TEKKO KK
Tanaka Iron Works Co Ltd
Original Assignee
TANAKA TEKKO KK
Tanaka Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクルドラムへのアスファルト合材の付
着防止や、新材ドラムの骨材乾燥という目的に、廃熱を
利用する。 【解決手段】 廃材を加熱再生するリサイクルドラム1
の外周に加熱筒5を設けて二重ドラム構造とし、リサイ
クルドラム1からの排気ガスを除塵装置8を介して加熱
筒5に送風し、リサイクルドラム1を加熱した後の排気
ガスを、新材ドライヤ10の内部に送風する構成とした
リサイクルプラントの脱臭装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクルプラン
ト、特にアスファルトリサイクルプラントの排気ガスの
脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリサイクルプラントの例を図5
(正面図)及び図6(平面図)に示す。図中31はリサ
イクルドラム、32はリサイクルドラム31から排出さ
れる排気ガスに含まれる固形分を分離するサイクロン、
33は固形分を除去された排気ガスを燃焼させる再燃焼
バーナ、34は燃焼筒、35は煙突である。
【0003】この従来のリサイクルプラントでは、排気
ガスの再燃焼による排気温度が高いまま大気へ放出され
るので、地球温暖化の原因となり、また熱エネルギーの
ロスとなる。
【0004】特開平5−263401号公報には、廃材
を加熱再生する廃材ドライヤや新規骨材を加熱する新材
ドライヤの下流の排気ガス通路の適宜位置に臭気センサ
と植物性精油を噴霧する噴霧ノズルとを配設すると共
に、前記センサにより検出した臭気強度に応じて噴霧ノ
ズルに送り込む精油量を適正に制御する噴霧量制御装置
を具備したリサイクルプラントが開示されている。
【0005】また、実開平6−82108号公報には、
アスファルト舗装廃材の加熱を行うドライヤの一端に
は、バーナ火炎と前記ドライヤから導出される臭気ガス
の一部とを接触させる燃焼室を設け、前記ドライヤの他
端には集塵装置を連接し、該集塵装置上部には循環ダク
トと廃棄ダクトを設け、更に、該廃棄ダクトの途中には
排風機と熱交換機と脱臭炉とを設け、他方、前記循環ダ
クトは前記燃焼室に連通させ、この循環ダクトには排風
機と風調弁とを設けたアスファルトリサイクルプラント
の脱臭装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記特開平
5−263401号公報に開示された脱臭装置は、単に
排気ガス中の悪臭成分を植物性精油の芳香によりマスキ
ングするだけであり、排気ガスに含まれる熱エネルギー
の回収という目的には何ら対応していない。
【0007】また、実開平6−82108号公報に記載
された脱臭装置では、集塵装置から排気された排気ガス
を一方は脱臭炉を通して煙突に排気し、他方は燃焼室に
循環して脱臭しているが、リサイクルドラムへのアスフ
ァルト合材の付着防止や、新材ドラムの骨材乾燥という
目的には何ら寄与しないと言う問題があった。
【0008】そこで本発明が解決しようとする課題は、
リサイクルドラムへのアスファルト合材の付着防止や、
新材ドラムの骨材乾燥という目的に、廃熱を利用するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のリサイクルプラントの脱臭装置は、廃材を
加熱再生するリサイクルドラムの外周に加熱筒を設けて
二重ドラム構造とし、前記リサイクルドラムからの排気
ガスを除塵装置を介して前記加熱筒に送風し、前記リサ
イクルドラムを加熱した後の排気ガスを、新材ドライヤ
の内部に送風する構成としたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照しながら具体的に説明する。
【0011】図1は本発明の実施例のアスファルトプラ
ントを示す概略図、図2はリサイクルドラム付近の実施
例を示す正面図、図3は図2のA−A断面図、図4は図
2のB−B断面図である。
【0012】これらの図において、1はリサイクルドラ
ム、2は燃焼筒、3はリサイクル用バーナ、4はリサイ
クル用原料をリサイクルドラム1に投入するためのリサ
イクル材投入用ベルトコンベア、5はリサイクルドラム
1の外周に設けた加熱炉、6は加熱炉5の燃焼筒、7は
再燃焼バーナ、8はリサイクル用サイクロン、9は排風
機、10は新材ドライヤ、11は新材バーナ、12はホ
ットエレベータ、13は新材投入ベルトコンベア、14
は新材用サイクロン、15はバグフィルタ、16は本機
排風機、17は煙突である。
【0013】本実施例においては、リサイクル材投入用
ベルトコンベア4によりリサイクル材がリサイクルドラ
ム1に投入され、回転するリサイクルドラム1内部で材
料が加熱されながら搬送される。加熱撹拌された材料
は、リサイクルドラム1の排出口から排出され、スキッ
プエレベータで所定の位置に搬送される。リサイクルド
ラム1の出口側には、臭気を含む排気ガスに含まれる固
形分がリサイクル用サイクロン8で分離され、固形分は
リサイクルドラム1の出口側に搬送される。リサイクル
用サイクロン8で固形分が除去され、排風機9により燃
焼筒6で再燃焼された排気ガスはリサイクルドラム1の
外周に設けられた加熱炉5に送風され、リサイクルドラ
ム1の外周を加熱し、リサイクルドラムへのアスファル
ト合材の付着防止を図る。加熱炉5に送られる熱風の温
度が低い場合は、再燃焼バーナ7で加熱され、一次脱臭
が行われ、所定の温度を維持する。
【0014】加熱炉5からの加熱排気ガスは、新材ドラ
イヤ10の排出側に送られ、新材バーナ11の燃焼量を
抑える。新材投入ベルトコンベア13から投入された新
材は、新材ドライヤ10で加熱混合され、ホットエレベ
ータ12により排出される。新材ドライヤ10の排気ガ
スは、新材用サイクロン14で固形分が除去され、さら
にバグフィルタで粉塵が除去され、本機排風機16によ
り煙突17から大気に放散される。この段階で、さらに
脱臭が行われる。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、下記
の効果を奏する。 (1)リサイクルドラムの外周に加熱筒を設けて二重ド
ラム構造にし、排気ガスの熱でリサイクルドラムを加熱
するので、アスファルト合材の付着防止に役立つ。 (2)二重ドラムのリサイクルドラムの予熱後の排気熱
を新材ドラムの骨材乾燥に利用するので、新材バーナの
燃焼量が抑えられる。 (3)排気ガスが2回にわたり燃焼されるので脱臭効果
が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のアスファルトプラントを示
す概略図である。
【図2】 本発明におけるリサイクルドラム付近の実施
例を示す正面図である。
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 図2のB−B断面図である。
【図5】 従来のリサイクルプラントの例を示す正面図
である。
【図6】 図5の従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 リサイクルドラム、2 燃焼筒、3 リサイクル用
バーナ、4 リサイクル材投入用ベルトコンベア、5
加熱炉、6 燃焼筒、7 再燃焼バーナ、8 リサイク
ル用サイクロン、9 排風機、10 新材ドライヤ、1
1 新材バーナ、12 ホットエレベータ、13 新材
投入ベルトコンベア、14 新材用サイクロン、15
バグフィルタ、16 本機排風機、17 煙突

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃材を加熱再生するリサイクルドラムの
    外周に加熱筒を設けて二重ドラム構造とし、前記リサイ
    クルドラムからの排気ガスを除塵装置を介して前記加熱
    筒に送風し、前記リサイクルドラムを加熱した後の排気
    ガスを、新材ドライヤの内部に送風する構成としたこと
    を特徴とするリサイクルプラントの脱臭装置。
JP11224583A 1999-08-06 1999-08-06 リサイクルプラントの脱臭装置 Pending JP2001049614A (ja)

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JP11224583A JP2001049614A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 リサイクルプラントの脱臭装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112984992A (zh) * 2021-04-09 2021-06-18 新沂市中大石英科技有限公司 一种石英砂生产用导热介质双加热负压烘干机构

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112984992A (zh) * 2021-04-09 2021-06-18 新沂市中大石英科技有限公司 一种石英砂生产用导热介质双加热负压烘干机构

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