JP2001049353A - 連続焼鈍炉 - Google Patents

連続焼鈍炉

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JP2001049353A JP11223975A JP22397599A JP2001049353A JP 2001049353 A JP2001049353 A JP 2001049353A JP 11223975 A JP11223975 A JP 11223975A JP 22397599 A JP22397599 A JP 22397599A JP 2001049353 A JP2001049353 A JP 2001049353A
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保男 深田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続焼鈍炉の予熱帯での熱効率を改善するこ
と。 【解決手段】 鋼帯Wに向けて予熱気体を噴出して鋼帯
Wを所定の予熱温度に昇温する予熱帯14と、鋼帯Wの
移送方向に対して予熱帯14の下流に配設され、予熱温
度に昇温させた鋼帯Wに向けて燃焼ガスを噴出して予熱
温度よりも高い所定の焼鈍温度に加熱する加熱帯12と
を具備する連続焼鈍炉において、鋼帯Wに向けて予熱気
体を噴出するために第1と第2のノズル18a、18b
群から成る複数の予熱ノズル18を予熱帯14に設け、
第1と第2のノズル18群が交互に燃焼ガスの吸引と予
熱気体の噴出とを繰り返すようにし、吸引し燃焼ガスに
より蓄熱体を加熱し、高温となった蓄熱体との熱交換に
より空気を加熱して予熱気体として鋼帯Wに向けて噴出
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷間圧延工程にお
いて加工硬化した鋼帯を加熱、焼鈍処理する直火型加熱
炉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼帯製造プロセスでは冷間圧延工程を経
ることにより、鋼帯は加工硬化を生ずるために、冷間圧
延工程後に鋼帯の加熱、焼鈍処理が行われる。従来の技
術による連続焼鈍炉の一例を図3に示す。図3におい
て、連続焼鈍炉100は、加熱帯102と予熱帯104
から成り、冷間圧延工程後に連続焼鈍炉100へ給送さ
れた鋼帯Wは、図3において右端側から連続焼鈍炉10
0の入口に設けられたガスシール部106を通過して、
連続焼鈍炉100の入口側に配設された予熱帯104に
おいて予め所定の温度まで昇温され、次いで、加熱帯1
02へ移送されて所定の焼鈍温度まで加熱される。
【0003】従来の連続焼鈍炉の予熱帯104では、加
熱帯102で生成された燃焼ガスGを予熱帯104へ供
給し、該燃焼ガスGを予熱帯104内で、シール部15
を通って給送された鋼帯Wの移送方向に対向するように
流動させて、両者間の対流熱伝達により鋼帯Wを予熱し
ている。このとき、鋼帯Wは常温から200〜300°
C程度に昇温され、また、加熱帯102では、こうして
予熱された鋼帯Wが所定の焼鈍温度、例えば700°C
に加熱される。
【0004】このように、加熱帯102および予熱帯1
04において鋼帯Wを所定温度に加熱するためには、加
熱帯102において加熱バーナ108、110による燃
焼ガス温度を1300〜1500°Cの高温に維持し、
かつ、加熱帯102から予熱帯104への燃焼ガスの温
度を1000°C以上に維持しなければならない。その
ために、加熱バーナ108、110への空気および燃料
ガスの温度を350°C程度に昇温する必要があり、空
気予熱器112を用いて空気を加熱している。一方、空
気予熱器112において熱交換した後の排ガスも600
°C程度の温度を有しているため、空気予熱器112の
下流に配設された水冷式の熱交換器114により他用途
に使用される工業用水の加熱を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による連続焼
鈍炉100では、予熱帯104における燃焼ガスの流速
が低く鋼帯W表面での熱伝達率が小さいため、連続焼鈍
炉100が長くなる問題がある。また、予熱帯104に
おける炉効率(熱効率)が低く予熱帯104の出口側の
燃焼ガスが高いため、焼鈍炉の熱を有効利用を目的とし
て空気予熱器112および熱交換器114を設ける必要
があった。
【0006】本発明はこうした従来技術の問題を解決す
ることを技術課題としており、連続焼鈍炉の予熱帯での
熱効率を改善して、以て、従来技術において必要とされ
てきた空気予熱器その他の付加的な熱交換器を不要とす
ると共に、予熱帯ひいては炉全体の炉長を短くした連続
焼鈍炉を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、移動する鋼帯に向けて予熱気体を噴出して前記鋼帯
を所定の予熱温度に昇温する予熱帯と、前記鋼帯の移送
方向に対して前記予熱帯の下流に配設され、前記予熱温
度に昇温させた鋼帯に向けて燃焼ガスを噴出して前記を
前記予熱温度よりも高い所定の焼鈍温度に加熱する加熱
帯とを具備する連続焼鈍炉において、前記予熱帯と加熱
帯とは、前記加熱帯で生成した燃焼ガスが前記鋼帯に向
けて噴出した後に前記予熱帯へ流入するように配設され
ており、前記鋼帯に向けて予熱気体を噴出するために少
なくとも第1と第2のノズル群を含む複数の予熱ノズル
から成る複数のノズル群を前記予熱帯に設け、前記第1
と第2のノズル群は、一方のノズル群が予熱気体を噴出
している間、他方のノズル群が前記加熱帯から前記予熱
帯に流入した燃焼ガスを吸引するようになっており、該
燃焼ガスにより蓄熱体を加熱し、この加熱した蓄熱体と
の熱交換により空気を加熱して予熱気体として前記鋼帯
に向けて噴出するようにした連続焼鈍炉を要旨とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明第1の実施形態によ
る連続焼鈍炉の概略図であり、図2は本発明第2の実施
形態による連続焼鈍炉の概略図である。先ず図1を参照
すると、本発明第1の実施形態による連続焼鈍炉10
は、水平に隣接させた加熱帯12と予熱帯14とを具備
している。鋼帯Wは、冷間圧延工程を経た後に、連続焼
鈍炉10の入口を形成するガスシールローラ16を通過
して、焼鈍炉の上流側に配設された予熱帯14へ移送さ
れる。予熱帯14には複数の予熱気体のためのノズル1
8が配設されており、後述する予熱気体供給装置30か
らノズル18を介して予熱帯14に供給される予熱気体
と、加熱帯12から予熱帯14に流入する燃焼ガスとに
より、予熱帯14へ給送された鋼帯Wを予め所定の温度
まで加熱する。
【0009】予熱帯14を通過する間に所定の予熱温度
まで予熱された鋼帯Wは、次いで、鋼帯Wの移動方向に
関して予熱帯14の下流側に設けられた加熱帯12に導
入される。加熱帯12には、通過する鋼帯Wを挟んで上
下両側に複数の加熱バーナ20、22が配設されてお
り、加熱バーナ20、22からの高温の燃焼ガスによ
り、鋼帯Wは所定の焼鈍温度まで加熱される。送風機2
4、26から加熱バーナ20、22へ燃焼空気が供給さ
れ、図示しない燃料ガス供給装置から燃料ガス、例えば
天然ガスや転炉ガスが供給される。加熱帯12において
生成した燃焼ガスは、従来技術と同様に予熱帯14へ供
給される。また、加熱帯22において所定の焼鈍温度に
加熱された鋼帯Wは、次いで均熱帯28へ供給される。
【0010】以下、予熱気体供給装置30を詳細に説明
する。本実施形態において予熱気体供給装置30は、予
熱帯14を通過する鋼帯Wへ向けて後述する予熱気体を
噴出する複数の予熱ノズル18と、予熱ノズル18に連
通する蓄熱部32、切換弁38、送気用送風機34、排
気用送風機36を主要な構成要素として含んで成る。予
熱ノズル18は、第1と第2のノズル群18a、18b
から構成されており、第1と第2のノズル群18a、1
8bを形成する各予熱ノズルは、各々のノズル群内で同
期して作用し一体のノズルとして作用する。
【0011】蓄熱部32は、例えばセラミックス、シャ
モット煉瓦材または金属材料から球形、楕円体または直
方体等の粒状に造粒した蓄熱体、或いは、ハニカム状に
形成した蓄熱体を含んで成る。更に、蓄熱部32は第1
と第2の蓄熱部32a、32bを含んで成り、第1と第
2の蓄熱部32a、32bの各々は、管路48a、48
bを介して第1と第2のノズル群18a、18bに接続
されると共に、管路46a、46bを介して切換弁38
に接続されている。切換弁38は管路42、44を介し
て送気用送風機34と、排気用送風機36の各々に接続
されている。
【0012】切換弁38は、従来周知の構成を有する切
換弁または方向制御弁であって、第1と第2の位置の間
で動作可能となっており、切換弁38が第1の位置にあ
るとき、送気用送風機34が、管路42、切換弁38、
第1の蓄熱部32a、管路48aを介して第1のノズル
群18aに連通すると共に、排気用送風機36が、管路
44、切換弁38、第2の蓄熱部32b、管路48bを
介して第2のノズル群18bに連通するようになってい
る。また、第1と第2のノズル群18a、18bは、鋼
帯Wを一様に加熱するために、第1と第2のノズル群1
8a、18bの個々のノズルが交互に或いは千鳥状に配
設されている。ノズル18は、スリット状の隙間から予
熱気体を吹き出して一様に加熱するようにしてもよい。
【0013】以下、本実施形態の作用を説明する。先
ず、鋼帯Wは、冷間圧延工程を経た後に、連続焼鈍装置
10へ給送される。例えば、連続亜鉛めっき設備におけ
る連続焼鈍炉では、鋼帯Wは導入速度100m/min から
200m/min の高速で連続焼鈍炉10へ給送される。連
続焼鈍炉10へ給送されると、鋼帯Wは、ガスシールロ
ーラ16から予熱帯14へ給送され、予熱帯14を通過
する間に所定の予熱温度に加熱される。鋼帯Wは、予熱
帯14を通過する間に所定の温度に加熱された後に加熱
帯12へ給送される。
【0014】加熱帯12では、鋼帯Wは、加熱バーナ2
0、22からの高温の燃焼ガス、例えば約1300°C
の燃焼ガスにより所定の焼鈍温度、例えば約700°C
まで加熱される。加熱帯12において焼鈍温度に加熱さ
れた鋼帯Wは、次いで均熱帯28へ給送される。加熱帯
12において発生した燃焼ガスは、鋼帯Wとの熱交換に
より温度を漸次低下させながら、鋼帯Wの移送方向とは
反対方向に予熱帯14内へ流入する。予熱帯14に流入
した燃焼ガスは、後述するように第1と第2のノズル群
18a、18bの何れか一方のノズル群からの予熱気体
と共に、連続焼鈍炉10へ給送された鋼帯Wを前記予熱
温度に加熱する。
【0015】このとき、予熱帯14内には、加熱帯12
からの燃焼ガスと、予熱ノズル18からの予熱気体との
混合気体が充満している。この混合気体は、鋼帯Wとの
熱交換後にも約1000°Cの温度を有しており、第1
と第2のノズル群18a、18bの他方のノズル群から
吸引される。例えば、切換弁38が第1の位置にあると
き、予熱帯14内の混合気体は、第2のノズル群18
b、管路48b、第2の蓄熱部32b、管路46b、切
換弁38、管路44を介して排気用送風機36から連続
焼鈍炉10の外部へ排気される。このとき、第2のノズ
ル群18bから第2の蓄熱部32b内へ吸引された混合
気体は、第2の蓄熱部32b内の蓄熱体との熱交換によ
り、蓄熱体を加熱すると共にその温度を約300°Cに
低下して排気用送風機36から排気される。
【0016】第2のノズル群18bが燃焼ガスの吸入に
供されている間、送気用送風機34からは、第1の蓄熱
部32aに空気が供給され続けており、この空気は、従
前に熱を貯えた第1の蓄熱部32aの蓄熱体との熱交換
により高温となり予熱気体として第1のノズル群18a
から、予熱帯14へ給送された鋼帯Wへ向けて50m/se
c から150m/sec の高速の流速にて噴出される。従っ
て、予熱気体から鋼帯Wへの伝熱は衝突噴流による熱伝
達となり、熱伝達率が非常に高くなるために、鋼帯Wの
予熱が速やかに行われ、その昇温温度も400°Cない
し500°Cと従来に比べ高温に到達させることが可能
となる。一方、蓄熱部32において蓄熱体と熱交換した
混合気体の温度は約300°Cまで低下させることがで
き炉効率を大幅に向上可能となる。
【0017】次いで、第1のノズル群18aからの予熱
気体温度または第1の蓄熱部32a内の温度が所定温度
に低下したとき、或いは、第2の蓄熱部32b内の温度
が所定温度に上昇したときに、切換弁38が第1の位置
から第2の位置へ移動する。これにより、送気用送風機
34からの空気は、管路42、切換弁38、管路46
b、第2の蓄熱部32b、管路48bを介して第2のノ
ズル群18bから予熱帯14へ給送された鋼帯Wへ向け
て噴出されると共に、予熱帯14内の前記混合気体が、
第1のノズル群18a、管路48a、第1の蓄熱部32
a、管路46a、切換弁38、管路44を介して排気用
送風機36から連続焼鈍炉10の外部に排気される。こ
のとき、従前のサイクルにより送気用送風機34からの
空気との熱交換により温度が低下した第1の蓄熱部32
a内の蓄熱体が、第1のノズル群18aから吸引される
高温の前記混合気体により加熱される。このように、切
換弁38により、第1と第2のノズル群18a、18b
は、高温の予熱気体の噴出と、高温の混合気体の吸引と
を交互に繰り返し、これにより予熱帯14内に給送され
た鋼帯Wを間断無く加熱し、鋼帯Wが均一かつ効果的に
予熱される。
【0018】既述したようにように、本実施形態では、
予熱帯14内の混合気体と熱交換を行う蓄熱部32を有
する予熱気体供給装置30を設け、該蓄熱部32と交番
的に熱交換した高温の予熱気体を鋼帯Wに衝突させるこ
とにより、鋼帯Wを予熱するようにした点を主要な特徴
としている。蓄熱部32で交番的に熱回収した高温ガス
を高速で衝突させることにより熱伝達率を大幅に向上可
能となり、予熱帯14における鋼帯Wの予熱を効率的に
行うことが可能となる。
【0019】また、本実施形態では、予熱帯14におけ
る鋼帯Wの予熱を効率的に行うことが可能となることか
ら、加熱バーナ20、22への空気温度を予め昇温し
て、加熱バーナからの燃焼ガスの温度を低減することが
可能となる。そのために、従来技術において必要とされ
た空気予熱器、温水熱交換器などの熱交換器を設ける必
要がなくなり、外気温のまま空気送風機24、26から
加熱バーナ20、22へ供給し燃焼に供している。こう
して、加熱帯12出口の燃焼ガス温度は1250°C程
度と低くなるが、既述したように、予熱帯14にいて効
果的に鋼帯Wの予熱を行うことが可能となるので、こう
した低い温度の燃焼ガスによっても鋼帯Wを所定の温度
まで加熱可能となる。
【0020】また、予熱帯14についても、排気燃焼ガ
スのエネルギの熱回収により、熱交換量が増大するため
炉の熱効率が向上すると共に、高温、高速噴流による熱
伝達率の向上により予熱帯14の炉長の短縮が可能とな
る。
【0021】以下、本発明の第2の実施形態を説明す
る。本発明の第2実施形態による連続焼鈍炉50は、加
熱帯52と予熱帯54とを垂直配置または逆L型配置に
したものであり、第1の実施形態との主たる相違点は、
鋼帯Wの進行方向を水平位置から鉛直位置へ、或いは、
鉛直位置から水平方向へ方向を変換する方向転換ローラ
70、72を設けると共に、加熱帯52と予熱帯54の
間にバイパス通路74が設けられている。その余の構成
は第1の実施形態と概ね同様である。
【0022】すなわち、図2において、本発明第2の実
施形態による連続焼鈍炉50は、鉛直に設けられた加熱
帯52と予熱帯54とを具備し、鋼帯Wは、冷間圧延工
程を経た後に、連続焼鈍炉50の入口を形成するガスシ
ールローラ56を通過して、焼鈍炉の上流側に配設され
た予熱帯54へ移送される。予熱帯54には複数の予熱
気体のための予熱ノズル58が配設されており、第1の
実施形態と同様に構成された予熱気体供給装置60から
予熱ノズル58を介して予熱帯54に予熱気体が供給さ
れ、かつ、燃焼ガスが吸引される。
【0023】予熱帯54を通過する間に所定の予熱温度
まで予熱された鋼帯Wは、次いで、第1の方向転換ロー
ラ70により、水平方向から鉛直下方へその移動方向を
転換して、鉛直に設けられた加熱帯52に導入される。
加熱帯52には、通過する鋼帯Wを挟んで左右両側に複
数の加熱バーナ62a、62bが配設されており、加熱
バーナ62a、62bからの高温の燃焼ガスにより、鋼
帯Wは所定の焼鈍温度まで加熱される。送風機64、6
6から加熱バーナ62a、62bへ燃焼空気が供給さ
れ、図示しない燃料ガス供給装置から燃料ガス、例えば
天然ガスや転炉ガスが供給される。加熱帯52において
生成した燃焼ガスは、バイパス通路74により予熱帯5
4へ供給される。また、加熱帯52において所定の焼鈍
温度に加熱された鋼帯Wは、次いで加熱帯52の下方部
位に配設された第2の方向転換ローラ72により、鉛直
方向から水平方向にその移動方向を転換して均熱帯68
へ供給される。
【0024】本発明の好ましい実施形態を説明したが、
本発明がこれら実施形態に限定されず、その範囲を逸脱
することなく種々の変更、修正が可能であることは当業
者の当然とするところである。例えば、既述の実施形態
では予熱ノズルは第1と第2のノズル群を形成している
旨記載したが、本発明はこれに限定されず、3以上のノ
ズル群を設けるようにしてもよい。この場合は、ノズル
群の数に対応した数の蓄熱部が設けられることは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施形態の概略図である。
【図2】本発明第1の実施形態の概略図である。
【図3】従来技術の概略図である。
【符号の説明】
10…連続焼鈍炉 12…加熱帯 14…予熱帯 16…ガスシールローラ 18…予熱気体ノズル 20…加熱バーナ 22…加熱バーナ 30…予熱気体供給装置 32…蓄熱部 34…送気用送風機 36…排気用送風機 38…切換弁 W…鋼帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深田 保男 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 末盛 秀昭 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 Fターム(参考) 4K043 AA01 BB02 CA01 DA05 EA07 GA04 GA05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する鋼帯に向けて予熱気体を噴出し
    て前記鋼帯を所定の予熱温度に昇温する予熱帯と、前記
    鋼帯の移送方向に対して前記予熱帯の下流に配設され、
    前記予熱温度に昇温させた鋼帯に向けて燃焼ガスを噴出
    して前記を前記予熱温度よりも高い所定の焼鈍温度に加
    熱する加熱帯とを具備する連続焼鈍炉において、 前記予熱帯と加熱帯とは、前記加熱帯で生成した燃焼ガ
    スが前記鋼帯に向けて噴出した後に前記予熱帯へ流入す
    るように配設されており、 前記鋼帯に向けて予熱気体を噴出するために少なくとも
    第1と第2のノズル群を含む複数の予熱ノズルから成る
    複数のノズル群を前記予熱帯に設け、前記第1と第2の
    ノズル群は、一方のノズル群が予熱気体を噴出している
    間、他方のノズル群が前記加熱帯から前記予熱帯に流入
    した燃焼ガスを吸引するようになっており、該燃焼ガス
    により蓄熱体を加熱し、この加熱した蓄熱体との熱交換
    により空気を加熱して予熱気体として前記鋼帯に向けて
    噴出するようにした連続焼鈍炉。
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