JP2001048058A - 自動車フードの排気用ルーバ - Google Patents
自動車フードの排気用ルーバInfo
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- JP2001048058A JP2001048058A JP22092099A JP22092099A JP2001048058A JP 2001048058 A JP2001048058 A JP 2001048058A JP 22092099 A JP22092099 A JP 22092099A JP 22092099 A JP22092099 A JP 22092099A JP 2001048058 A JP2001048058 A JP 2001048058A
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
新規な意匠を与える。 【解決手段】 フードの車幅方向の両側部を合成樹脂製
のプレート状ガーニッシュ10として構成する。このガ
ーニッシュに、開口部11a、11bを形成すると共
に、その閉鎖位置から上方の排気を行わせる開放位置へ
回動可能にルーバ20、20aを設ける。このエンジン
ルーム内の加熱された空気を排気するためのルーバ2
0、20aに、温度センサ19aによる所定温度を上廻
るエンジンルーム内の温度検知に応答して開放位置へル
ーバ20、20aを回動させるソレノイド15をアクチ
ュエータとして付属させる。
Description
で加熱された空気を排気するためにフードに設けられた
自動車フードの排気用ルーバに関するものである。
たバルジの開口部に、排気用或は吸気用のルーバを設け
たり、或はエンジンルームの温度を検知して所定温度に
達すると自動的に開口させる回転式のグリル状に形成さ
れたもの等は周知である。
ルーバの存在を前提に、さらに新規な意匠を与えること
のできる自動車フードの排気用ルーバを提供することを
目的とする。
成するために、請求項1により、エンジンルーム内の加
熱された空気を排気するためにフードに設けられた自動
車フードの排気用ルーバにおいて、フードの車幅方向の
両側部を合成樹脂製のプレート状ガーニッシュとして構
成し、このガーニッシュに開口部を形成すると共に、こ
の開口部に、その閉鎖位置から上方の排気を行わせる開
放位置へ回動可能にルーバを設け、このルーバに、温度
センサによる所定温度を上廻るエンジンルーム内の温度
検知に応答して開放位置へルーバを回動させるアクチュ
エータを付属させたことを特徴とする。
ュが占めることにより、特異なフード外観となる。エン
ジンルームが所定温度を上廻ると、ガーニッシュ面から
ルーバが突出してさらに特異なフード外観となると共
に、エンジンルーム内の加熱された空気が開口部から排
気される。
の形態の一例による自動車フードの排気用ルーバを説明
する。図4に示すように、フード1の車幅方向の両側部
が、外板色に塗装された合成樹脂製のプレート状ガーニ
ッシュ10として構成されている。これらのガーニッシ
ュには、図1に示すように、横幅が後方へ向けて順に小
さくして方向指示灯30用開口部11及びルーバ20、
20a用開口部11a、11bが形成されている。尚、
ガーニッシュ10は塗装することなく、樹脂材そのまま
にしても良い。
かつ全周が透光性の3角形状のアウタレンズ31を備
え、その前端部には、バルブを取付けられる底面36に
対してL字形に従動板22が一体に形成されている。こ
の従動板の上端部、即ちコーナ部は、開口部11の両側
部から下方へ形成されたひれ部13aにピン13で回動
自在に支持されている。
ルーバ20、20aにもその前端部でL字形に曲げられ
て従動板22が一体に形成されている。そのコーナ部は
同様にピン13で回動自在に支持されている。
れたブラケットには、ロッド16を進退駆動するソレノ
イド15が設けられている。また、ガーニッシュ10の
後端部の裏側には、ロッド16の先端部をスライド可能
にガイドするガイド部17が形成されている。ソレノイ
ド15には、エンジンルーム内に設けられた温度センサ
19aが所定の温度上昇を検知するとオンになるスイッ
チ回路19を通して駆動入力が供給される。
ッド16が挿通される切欠部25が形成されている。そ
の対向する側面には、ロッド16に突設されたピン18
が係入されるガイド溝23(図1参照)がスリット状に
形成されている。これにより、ロッド16が前進する
と、従動板22が後方へ駆動されて回動し、方向指示灯
30及びルーバ20、20aが連動して斜め上方へ回動
する。
端部はフード1の両側の段状のフランジ部1aに取付け
られ、他方の側端部は通常状態でフェンダの段状のフラ
ンジ部2aに着座している。
動作は次の通りである。温度センサ19aが高温を検知
しない通常状態ではルーバ20、20aはフード1の一
般面として開口部11a、11bを閉鎖している。ま
た、方向指示灯30もその底面36で開口部11を閉鎖
しており、アウタレンズ31はガーニッシュ10の一般
面から3角形状に突出しているために全周で発光し、斜
め後方からでも視認し易くなっている。フード1は、両
側に合成樹脂製ガーニッシュ10を備え、さらにアウタ
レンズ31が突出した新規な意匠を呈する。
ると、図3に示すようにロッド16が前進することによ
りルーバ20、20a及びアウタレンズ31は斜め上方
に開放して、開口部11、11a、11bから高温にな
ったエンジンルーム内の空気の排気が行われると共に、
立体感が一層高まった新規な意匠を呈する。
うに、方向指示灯30の底面36を開口部11の裏側に
取付けて固定し、ルーバ20、20aのみを回動式に構
成しても良い。また、方向指示灯30を廃止したり、或
はルーバを1枚もしくは3枚以上に構成することも考え
られる。アクチュータとしては、エアシリンダ、所定温
度で膨張するシリコンオイルによるシリンダを採用する
ことも可能である。
に合成樹脂製ガーニッシュを備えることにより、新規な
意匠のフードが実現されると共に、エンジンルームの加
熱を防止することも可能となる。請求項2の発明によれ
ば、ガーニッシュから方向指示灯のアウタレンズが突出
することにより、さらに立体化された新規な意匠が得ら
れると共に、後方からの視認性も向上する。請求項3の
発明によれば、方向指示灯が回動することにより、さら
に意匠性が高まる。
用ルーバの断面図である。
ニッシュの断面図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンルーム内の加熱された空気を排
気するためにフードに設けられた自動車フードの排気用
ルーバにおいて、 フードの車幅方向の両側部を合成樹脂製のプレート状ガ
ーニッシュとして構成し、 このガーニッシュに開口部を形成すると共に、この開口
部に、その閉鎖位置から上方の排気を行わせる開放位置
へ回動可能にルーバを設け、 このルーバに、温度センサによる所定温度を上廻るエン
ジンルーム内の温度検知に応答して前記開放位置へ前記
ルーバを回動させるアクチュエータを付属させたことを
特徴とする自動車フードの排気用ルーバ。 - 【請求項2】 ガーニッシュの前端部分の裏側に方向指
示灯を設け、そのアウタレンズを全周で発光するように
前記ガーニッシュに突設したことを特徴とする請求項1
記載の自動車フードの排気用ルーバ。 - 【請求項3】 方向指示灯が、ガーニッシュに形成され
た開口部に、その閉鎖位置から上方の排気を行わせる開
放位置へ回動可能に設けられ、 前記方向指示灯に、温度センサによる所定温度を上廻る
エンジンルーム内の温度検知に応答して前記開放位置へ
前記方向指示灯を回動させるアクチュエータを付属させ
たことを特徴とする請求項2記載の自動車フードの排気
用ルーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22092099A JP3956178B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 自動車フードの排気用ルーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22092099A JP3956178B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 自動車フードの排気用ルーバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001048058A true JP2001048058A (ja) | 2001-02-20 |
JP3956178B2 JP3956178B2 (ja) | 2007-08-08 |
Family
ID=16758626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22092099A Expired - Fee Related JP3956178B2 (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 自動車フードの排気用ルーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3956178B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040041894A (ko) * | 2002-11-12 | 2004-05-20 | 현대자동차주식회사 | 차량엔진룸의 온도조절을 위한 후드개폐장치 |
WO2012161783A3 (en) * | 2011-04-04 | 2013-01-24 | Srg Global, Inc. | Drive system for multiple movable systems |
US8505660B2 (en) | 2010-09-27 | 2013-08-13 | Srg Global, Inc. | Shutter system for vehicle grille |
US10029558B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-07-24 | Srg Global, Inc. | Grille shutter assembly |
-
1999
- 1999-08-04 JP JP22092099A patent/JP3956178B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040041894A (ko) * | 2002-11-12 | 2004-05-20 | 현대자동차주식회사 | 차량엔진룸의 온도조절을 위한 후드개폐장치 |
US8505660B2 (en) | 2010-09-27 | 2013-08-13 | Srg Global, Inc. | Shutter system for vehicle grille |
WO2012161783A3 (en) * | 2011-04-04 | 2013-01-24 | Srg Global, Inc. | Drive system for multiple movable systems |
US8544581B2 (en) | 2011-04-04 | 2013-10-01 | Srg Global, Inc. | Drive system for multiple movable systems |
RU2550573C1 (ru) * | 2011-04-04 | 2015-05-10 | ЭсАрДжи ГЛОУБАЛ, ИНК. | Приводная система для нескольких подвижных систем |
US10029558B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-07-24 | Srg Global, Inc. | Grille shutter assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3956178B2 (ja) | 2007-08-08 |
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