JP2001047516A - 人工大理石板材とその製造方法および製造装置 - Google Patents

人工大理石板材とその製造方法および製造装置

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JP2001047516A
JP2001047516A JP11228046A JP22804699A JP2001047516A JP 2001047516 A JP2001047516 A JP 2001047516A JP 11228046 A JP11228046 A JP 11228046A JP 22804699 A JP22804699 A JP 22804699A JP 2001047516 A JP2001047516 A JP 2001047516A
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pressure
crimping
marble plate
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Masateru Inoue
真輝 井上
Satoshi Inaba
聡 稲葉
Hisato Kawabe
寿人 川部
Toshiyuki Koyama
利之 小山
Yasutaka Urakawa
康隆 浦川
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート状体のずれが無く、板材の製造時間が
短く、寸法精度や清掃性も良い板材の製造方法およびそ
の製造装置を提供する。 【解決手段】 補強材上に接着剤を塗布する塗布工程
と、前記接着剤上にシート状人工大理石を載置する載置
工程と、前記補強材と前記シート状人工大理石とを低圧
で圧着させる第1圧着工程と、前記第1圧着工程よりも
高圧で圧着させる第2圧着工程とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユニットバス等の浴
室パネル、キッチンなどに用いられる人工大理石板材の
製造装置及び製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シート状体と補強材とを接着剤で
接合して板材を製造する方法として、補強材に接着剤を
塗布し、シート状体を載置した後、上方から一回で押
圧、圧延する方法や、数回に分けて押圧、圧延する方法
がとられている。また、板材の製造装置としては、接着
剤を塗布する塗布装置の後に、プレス機、圧着ローラー
等よりなる圧着装置が接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シート状体と補強材と
を接合する場合、従来のプレス機等で上方から一回で押
圧、圧延する方法や圧着ローラー等で押圧、圧延する方
法では、接着剤の偏りがあるため、厚み寸法精度に不良
が発生することがあり、圧着ローラーを用いる場合は、
板材を数回に分けて圧着ローラー下に通過させなければ
ならず、製造に時間を要するものであった。また、接合
時に補強材からシート状体がずれたり、圧着ローラーの
材質が軟質である場合は、接着時の圧着ムラ等があり均
等に接着剤が伸ばせない等の問題があった。更に、圧着
する際に余分な接着剤がはみ出すため、板材の洗浄や圧
着装置の清掃等の余分な手間がかかり生産性も悪いもの
であった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、シート状体のずれが無く、板材の製造時間
が短く、寸法精度や清掃性も良い板材の製造方法および
その製造装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】製造方法として、補強材
上に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、前記接着剤上
にシート状人工大理石を載置する載置工程と、前記補強
材と前記シート状人工大理石とを低圧で圧着させる第1
圧着工程と、前記補強材と前記シート状人工大理石とを
前記第1圧着工程よりも高圧で圧着させる第2圧着工程
を備える。
【0006】また、前記第1および第2圧着工程に併行
して、前記人工大理石板材の表裏面にフィルム体を被覆
させる被覆工程を備える。前記載置工程において、シー
ト状人工大理石を補強材に対して上方斜めから徐々に載
置させると共に、載置された部分から順次第1圧着工程
で圧着させる。
【0007】製造装置として、補強材上に接着剤を塗布
する塗布装置と、前記接着剤上に載置されたシート状人
工大理石を補強材上に圧着させる押圧力の違う複数の圧
着装置とを備えてなる。複数の圧着装置は、圧着初期に
低圧の装置を備え、圧着後期に高圧の装置を備えてな
り、塗布装置に連続させて、縦列して配設され、各圧着
装置は、所定間隔をあけて相対する上下1対の部材で構
成されている。各圧着装置には、所定間隔を調整する調
整装置を備えている。
【0008】複数の圧着装置は、第1圧着装置と第2圧
着装置とからなり、第1圧着装置および第2圧着装置
は、それぞれ上下1対の圧着ローラーからなり、第1圧
着装置の圧着ローラーの硬度は、第2圧着装置の圧着ロ
ーラーの硬度より低く、第1圧着装置の圧着ローラーの
硬度は50から70、第2圧着装置の圧着ローラーの硬
度は80から90である。
【0009】複数の圧着装置の前に、前記人工大理石板
材の表裏面に被覆させるフィルム体を供給する供給装置
を備え、前記複数の圧着装置の後に、前記人工大理石板
材から前記フィルム体を剥離させて巻き取る巻取装置と
を配設させ、前記フィルム体は前記複数の圧着装置中を
通過するように構成されている。このような製造方法、
製造装置にて人工大理石板材を得る。
【0010】
【発明の実施の形態】本願発明は、シート状体と補強材
とが接着剤で圧着接合された人工大理石板材の製造方法
およびその製造装置に関するものであるが、本願発明に
おけるシート状体は、アクリル変性ビニルエステル樹脂
またはウレタン変性ビニルエステル樹脂を主成分とする
人工大理石からなる柔軟性または可撓性を有する薄厚体
である。
【0011】本願発明における補強材は、木材、珪酸カ
ルシウム、亜鉛メッキ鋼、SUS、FRP、SNC、B
MC、MDF、断熱材、スチロールフォーム、ウレタン
フォーム等の木質、セラミック、樹脂、金属等からな
る、シート状や板状の薄厚のものを補強するものであ
る。本願発明における接着剤は、シート状人工大理石の
主成分の同組成のものが好ましいが、補強材と人工大理
石との強固な接合が可能なものであれば特に限定しな
い。
【0012】シート状人工大理石の表裏面に被覆および
剥離させるフィルム体は、シート状体と補強材との圧着
工程において汚れを防止するものであり、好ましくは伸
縮性のないビニルエステル樹脂、ポリエステル樹脂等か
らなる薄厚のものがよい。本願発明における塗布装置
は、スプレーガン、刷毛、ヘラ、幕掛けなどで接着剤が
補強材に適量で塗布可能な構造としている。本願発明に
おける載置装置は、ローラー状のもの、台状のもの等、
補強材にシート状人工大理石を載置可能なものであれば
よい。
【0013】本願発明における圧着装置は、人工大理石
板材が通過可能な一定の隙間を有する圧着装置であり、
好ましくはこの隙間の間隔を調整する調整装置が付設す
ることにより、人工大理石板材の所望する厚みに対応す
ることができる。調整用ネジ等を用いれば、圧着寸法を
簡単に且つ短時間で調整でき、生産途中でも厚み寸法の
変更が可能である。第1圧着装置と第2圧着装置は、同
調して動くようになっており、それぞれの圧着装置の速
度差によるたわみ、ずれ等による接着不良を防止してい
る。また、第1圧着装置に用いる圧着ローラーの材質
は、ウレタンゴム、シリコンゴム等の軟質のもであれば
よく、第2圧着装置に用いる圧着ローラーの材質は、
銅、アルミ、真鍮などの金属等の硬質のもであればよ
い。また、第1圧着装置と第2圧着装置に用いられた圧
着ローラーは、それぞれの硬度を変えており、第1圧着
装置に用いる圧着ローラーは第2圧着装置の圧着ローラ
ーより柔らかいものを使用している。好ましい圧着ロー
ラーの硬度は、第1圧着装置に用いる圧着ローラーにお
いては50から70であり、第2圧着装置の圧着ローラ
ーにおいては80から90である。第1圧着装置の圧着
ローラー硬度が、50未満であれば予備圧着が不十分、
且つ不均一であり、71以上であればシート状人工大理
石と補強材のずれが生じる。また、第2圧着装置の圧着
ローラー硬度が、80未満であれば表面精度が悪くな
り、91以上であればシート状人工大理石表面にゴミ等
が付着した場合表面にキズがはいるため、この範囲が好
ましい。
【0014】第1圧着装置と第2圧着装置との硬度を変
えた目的としては、人工大理石板材を圧着する際に、第
1圧着装置の圧着ローラーは、柔らかい材質でシート状
人工大理石と補強材のずれを防止する為に予備圧着とし
てあり、第2圧着装置の圧着ローラーは、硬い材質で表
面の寸法精度を出しながら接着剤を均一に伸ばし、規定
の厚みに圧着を行うためである。
【0015】本願発明の製造方法および装置は、接着剤
を用いて物質を接合する際に用いることができ、特に硬
質と軟質の物質を接合させることに適している。本願発
明で製造された人工大理石板材は、カウンター、内壁
材、外壁材、テーブル、床材等に用いられる。
【0016】(実施例)本発明に係わる人工大理石板材
製造装置の実施例について、図面に沿って詳細に説明す
る。図1は、接着剤3で接合された、シート状人工大理
石1と補強板2とからなる人工大理石板材10を示す図
である。
【0017】図2は、人工大理石板材10を製造するた
めの製造工程を示している。塗布工程12、載置工程1
3、第1圧着工程14、第2圧着工程15とからなる圧
着工程18、硬化工程16、寸法カット工程17からな
る。塗布工程12には塗布装置12Aが、載置装置13
には載置装置13Aが、第1圧着工程14には第1圧着
装置14Aが、、第2圧着工程15には第2圧着装置1
5Aが、硬化工程16には加熱装置16Aが、寸法カッ
ト工程17には切断装置17Aがそれぞれ配設されてい
る。
【0018】図3は、人工大理石板材10を製造するた
めの圧着工程18における圧着装置18Aと、この装置
を用いた人工大理石板材10の流れを示している。以下
人工大理石板材10の製造の手順について説明する。ま
ず、表面にゲルコート樹脂層を有する変性アクリル樹脂
を主成分とする柔軟性を有する人工大理石からなる厚み
10〜2000ミクロンのシート状人工大理石1と、珪
酸カルシウム板からなる厚みが0.4〜25mmの補強板
2を準備する。次に、スプレーガン(塗布装置12A)
にてウレタン樹脂からなる接着剤3を、補強板2の接合
表面全体に均一に塗布させる。塗布装置12Aで接着剤
3が塗布された補強板2は、図示しないローラーコンベ
アにてローラー付載置台(載置装置13A)に運ばれ
る。
【0019】載置工程13では、図3(a)に示すよう
に、接着剤3が塗布された補強板2の先端辺とシート状
人工大理石1の先端辺を合せて、補強板2に対して上方
斜めから補強板2の先端部にシート状人工大理石1の先
端部を載置させながら、先端部から徐々に第1圧着装置
14Aに挿入させ、図3(b)に示すように、順次第2
圧着装置15A内に通過させ、図3(c)に示すよう
に、載置された部分から順次第全体を圧着させて、人工
大理石板材10の圧着工程12を完了する。
【0020】シート状人工大理石1を上方斜めから載置
させる理由は、接着剤3を補強板2に塗布する際に巻き
込んだピンホールを抜き易くするためであり、こうする
ことによりピンホールの抜けが早くなり圧着スピードを
早くすることが可能になり、またピンホールがあること
で発生する壁材表面のひけ等を防止することができる。
【0021】圧着装置18Aは、第1圧着装置14Aと
第2圧着装置15Aとからなる。第1圧着装置14A
は、上下方向より人工大理石板材10を押圧する、人工
大理石板材10が通過可能で、且つ人工大理石板材10
の接着剤3が適宜分配されるような、上下方向に一定間
隔をあけて相対する1対の2軸で駆動する圧着ローラー
4で構成されており、圧着ローラー4の硬度は70であ
る。第2圧着装置15Aは、第1圧着装置14Aと同様
にな圧着ローラー5で構成されており、圧着ローラー5
の硬度は90である。
【0022】従来のように圧着装置にて1回で圧着する
ものは、接着剤の厚みムラが発生するため、不良品とな
ることがあった。また、同じ圧力の圧着装置で数回に分
けて圧着するものは、作業時間が長くなり生産性が悪い
と共に、硬化速度により部分的に接着剤の厚みムラが発
生するため、不良品となることがあった。本発明の圧着
ローラー4、5を設けることにより、一方向に製品を流
すだけで、厚み寸法精度の確保が可能となり、圧着工程
に要する時間が大幅に短縮できる。
【0023】圧着ローラー4、5は、載置装置の後に縦
列して配設されており、それぞれ上側の圧着ローラー
4、5を図示しない上側駆動装置により回転させ、下側
の圧着ローラー4、5は上側の圧着ローラー4、5と同
調して動くようになっている。同調して動く機構にする
ことにより、それぞれの圧着ローラー4、5の速度差に
よるたわみ、ずれ等による接着不良を防止している。
【0024】第1圧着装置14Aの前に、人工大理石板
材10の表裏面に防汚フィルム8を被覆させるための供
給装置6を備え、第2圧着装置15Aの後に、人工大理
石板材10の表裏面から防汚フィルム8を剥離させるた
めの巻取り装置7を備えている。供給装置6および巻取
り装置7は管状のもので、防汚フィルム8は供給装置6
にロール状に巻かれた状態としてあり、巻取り装置7に
取り付けた一定の負荷がかかるとスリップするモーター
を駆動させて、巻取り装置7側へ防汚フィルム8を巻取
ることにより、連動して駆動する。
【0025】防汚フィルム8は、第1圧着装置14Aお
よび第2圧着装置15Aの、上下圧着ローラー4および
5の間に形成された人工大理石板材10が通過する隙間
に、人工大理石板材10を上下から挟み込むように、且
つ、人工大理石板材10を圧着ローラー4、圧着ローラ
ー5により上下から押圧可能な状態に、二対の圧着ロー
ラー4、圧着ローラー5に渡って配設させている。シー
ト状人工大理石と補強材をローラーに通す圧着装置稼動
時には、圧着ローラーと接触するよう、上から防汚フィ
ルム8、シート状人工大理石1、補強材2、防汚フィル
ム8の順で重なって通るようになる。この装置により、
圧着時の防汚フィルム8のたわみ、および巻き過ぎによ
る防汚フィルム8の破損を防止できる。
【0026】防汚フィルム8は、圧着する際に人工大理
石板材10の両端および後方からはみ出す余剰な接着剤
3を受けるためのもので、シート状人工大理石1および
補強板2の幅よりも広い大きさとしている。これによ
り、圧着時に人工大理石板材10からはみ出た余剰接着
剤3の圧着装置18等への付着を防ぐことができる。本
発明の圧着ローラー4、5に渡り併行して防汚フィルム
8を配設することにより、圧着工程での汚れ防止および
表面精度の確保が可能となり、表面洗浄や圧着装置の清
掃工程を削除することができ、製造時間が大幅に短縮で
きる。
【0027】その後、圧着が完了した人工大理石板材1
0は、図示しないローラーコンベアにより、接着剤3の
硬化養生のため硬化工程に送られ、ヒーター(加熱装置
16A)で硬化養生される。硬化養生が終了した後、人
工大理石板材10は寸法カット工程に送られ、NCカッ
ター(切断装置17A)により所望の寸法に適宜カット
され完成となる。1製造ラインで人工大理石板材10を
得ることができ、省資源、省スペース化が図られる。
【0028】
【発明の効果】本発明の人工大理石板材製造装置によ
り、シート状体のずれが無く、板材の製造時間が短く、
寸法精度や清掃性も良い板材の製造方法で人工大理石板
材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 人工大理石板材断面図
【図2】 人工大理石板材製造フロー図
【図3】(a) 人工大理石板材製造工程(接着前) (b) 人工大理石板材製造工程(接着中) (c) 人工大理石板材製造工程(接着後)
【符号の説明】
1:シート状人工大理石 2:補強板 3:接着剤 4、5:圧着ローラー 6:供給装置 7:巻取り装置 8:防汚フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:06 B29L 9:00 (72)発明者 小山 利之 福岡県豊前市大字八屋322番地43 東陶プ ラテック株式会社内 (72)発明者 浦川 康隆 福岡県豊前市大字八屋322番地43 東陶プ ラテック株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AB04 AC06B AE09 AK12 AK21 AK25 AK51 AL06 AP02 AP03 AT00A BA02 CB00 DH02 DJ01 EC182 EG002 EH462 EJ192 EJ422 EJ912 EJ952 GB08 HB11B JL04 JL05 JL06 4F211 AC03 AD02 AD03 AD04 AD06 AD08 AD16 AD17 AF09 AG01 AG03 TA03 TC04 TD11 TN44 TN60 TQ03 TQ08 TW06 4J040 MA10 MB03 NA12 PA33 PB01 PB08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強材上に接着剤を塗布する塗布工程
    と、前記接着剤上にシート状人工大理石を載置する載置
    工程と、前記補強材と前記シート状人工大理石とを低圧
    で圧着させる第1圧着工程と、前記補強材と前記シート
    状人工大理石とを前記第1圧着工程よりも高圧で圧着さ
    せる第2圧着工程とを備えてなることを特徴とする人工
    大理石板材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1圧着工程および第2圧着工程に
    併行して、前記人工大理石板材の表裏面にフィルム体を
    被覆させる被覆工程および前記フィルム体を剥離させる
    剥離工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の人
    工大理石板材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記載置工程において、シート状人工大
    理石を補強材に対して上方斜めから徐々に載置させると
    共に、載置された部分から順次第1圧着工程で圧着させ
    ることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに
    記載の人工大理石板材の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の人工大理石板材の製造方法にて製造されたことを特徴
    とする人工大理石板材。
  5. 【請求項5】 補強材上に接着剤を塗布する塗布装置
    と、前記接着剤上に載置されたシート状人工大理石を補
    強材上に圧着させる押圧力の違う複数の圧着装置とを備
    えてなることを特徴とする人工大理石板材の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の圧着装置は、圧着初期に低圧
    の装置を備え、圧着後期に高圧の装置を備えてなること
    を特徴とする請求項5に記載の人工大理石板材の製造装
    置。
  7. 【請求項7】 前記複数の圧着装置は、塗布装置に連続
    させて、縦列して配設されたことを特徴とする請求項5
    から請求項6のいずれかに記載の人工大理石板材の製造
    装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の圧着装置における各圧着装置
    は、所定間隔をあけて相対する上下1対の部材で構成さ
    れていることを特徴とする請求項5から請求項6のいず
    れかに記載の人工大理石板材の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の圧着装置に、前記所定間隔を
    調整する調整装置を備えていることを特徴とする請求項
    5から請求項7のいずれかに記載の人工大理石板材の製
    造装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の圧着装置は、第1圧着装置
    と第2圧着装置とからなり、第1圧着装置および第2圧
    着装置は、それぞれ上下1対の圧着ローラーからなるこ
    とを特徴とする請求項5から請求項9のいずれかに記載
    の記載の人工大理石板材の製造装置。
  11. 【請求項11】 前記第1圧着装置の圧着ローラーの硬
    度は、第2圧着装置の圧着ローラーの硬度より低いこと
    を、特徴とする請求項10に記載の記載の人工大理石板
    材の製造装置。
  12. 【請求項12】 前記第1圧着装置の圧着ローラーの硬
    度は、50から70であることを特徴とする請求項11
    に記載の人工大理石板材の製造装置。
  13. 【請求項13】 前記第2圧着装置の圧着ローラーの硬
    度は、80から90であることを特徴とする請求項11
    に記載の人工大理石板材の製造装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の圧着装置の前に、前記人工
    大理石板材の表裏面に被覆させるフィルム体を供給する
    供給装置を備え、前記複数の圧着装置の後に、前記人工
    大理石板材から前記フィルム体を剥離させて巻き取る巻
    取装置とを配設させ、前記フィルム体は前記複数の圧着
    装置中を通過するように構成されていることを特徴とす
    る請求項5から請求項13のいずれかに記載の人工大理
    石板材の製造装置。
  15. 【請求項15】 請求項5から請求項14に記載の人工
    大理石板材製造装置にて製造されたことを特徴とする人
    工大理石板材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101263992B1 (ko) 2010-08-24 2013-05-13 윤중식 점착제가 처리된 시트에 보호필름이 부착된 바닥재의 제조장치
CN112959792A (zh) * 2021-01-25 2021-06-15 佛山市南海区德弗尼卫浴有限公司 一种均匀涂胶的玻璃卫浴门装配装置
KR102554352B1 (ko) * 2023-03-23 2023-07-11 주식회사 엠와이시스템 배관 고무 보온재 자동 접합 시스템

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