JP2001046332A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JP2001046332A
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Sumihiro Uchimura
澄洋 内村
Yasuhiro Yoshizawa
靖宏 吉沢
Chieko Aizawa
千恵子 相沢
Akira Taniguchi
明 谷口
Kazutaka Tsuji
和孝 辻
Masanao Hara
雅直 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡の挿入形状を検出する際に、内視鏡の
位置操作に対する挿入形状の関係の把握を容易にする。 【解決手段】 内視鏡の挿入形状を表示するモニタ画面
に、挿入形状表示部61とともに、内視鏡の位置操作情
報を示す内視鏡操作情報表示部62が重畳表示される。
これにより、内視鏡の位置操作に対する挿入形状の関係
が、モニタ画面から容易に把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁界を用いて挿入
部の挿入形状を検出する機能を有する内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、細長の挿入部を例えば屈曲した体
腔内に挿入することで切開を行わずに体腔内深部の臓器
を観察したり、必要に応じて処置具チャンネル内に処置
具を挿通することで組織切除等の治療処置を行うことが
できる内視鏡が広く用いられている。
【0003】ところが、このような内視鏡では、体腔内
に挿入される挿入部の先端位置や挿入形状を眼視できな
いので、例えば肛門から挿入部を挿入して下部消化管内
を検査する場合のように、屈曲した体腔内に挿入部を挿
入する場合には、挿入部に設けられた湾曲部を管路の屈
曲に応じて湾曲操作したり、挿入部を回転操作する等の
操作を行って挿入部の円滑な挿入を行うのに当たり、挿
入部の先端等の体腔内での位置や、現在の挿入部の湾曲
状態等を知ることができると便利である。
【0004】そこで、例えば、特開平8−107875
号では、磁界を発生するソースコイルを挿入部に所定の
間隔で配設し、磁界を検知するセンスコイルを患者の周
辺に設置し、このセンスコイルで得られる信号からソー
スコイルの位置を検出し、このソースコイルの位置情報
から挿入部の3次元形状を算出し、この挿入部の3次元
形状を所定の視点から見た2次元形状に変換して挿入部
の挿入形状図形をモニタ表示することで、直接眼視でき
ない挿入部の挿入形状の把握を可能とし、内視鏡の操作
性を向上する技術が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
特開平8−107875号で示されるような従来技術で
は、挿入形状の把握が可能となることで操作性が向上す
るものの、挿入部は屈曲した管路内に挿入されているの
で、例えば湾曲部を湾曲操作したときに、モニタ表示さ
れる挿入形状図形上の挿入部の先端が何れの向きに変化
するかを把握することは容易ではない。つまり、挿入部
の挿入形状がモニタ表示されるのみでは、内視鏡の位置
操作に対する挿入部の挿入形状の変化の関係を常に把握
するのに熟練が必要とされる。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、内視鏡の挿入形状を検出する際に、内視鏡の位
置操作に対する挿入形状の関係の把握を容易にし、内視
鏡の位置操作の操作性を向上する内視鏡装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、内視鏡の挿入形状を磁界を用いて検出
し、挿入形状図形を描出する映像信号を得る内視鏡装置
において、前記内視鏡の位置操作情報を取得する内視鏡
操作情報取得手段と、前記位置操作情報を前記映像信号
に重畳する手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図19は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を示
す斜視図、図2は挿入形状検出装置に関わる電気回路の
構成を示すブロック図、図3は操作パネルの構成を示す
説明図、図4はモニタ装置の画面表示の例を示す説明
図、図5はモニタ装置の画面表示の別の例を示す説明
図、図6はCPUで実行される機能の構成を示す機能ブ
ロック図、図7は検査記録ファイルのファイル名の構成
及び患者IDの構成を示す説明図、図8は検査記録ファ
イルのデータ構成を示す説明図、図9は患者ID入力画
面の表示例を示す説明図、図10は内視鏡操作情報表示
記録部の処理動作を示す流れ図、図11は患者ID取得
処理の処理動作を示す流れ図、図12は検査通番取得処
理の処理動作を示す流れ図、図13は内視鏡操作情報表
示処理の処理動作を示す流れ図、図14は湾曲操作情報
表示処理の処理動作を示す流れ図、図15は回転操作情
報表示処理の処理動作を示す流れ図、図16は検査情報
レコード書込み処理の処理動作を示す流れ図、図17は
湾曲操作情報書込み処理の処理動作を示す流れ図、図1
8は回転操作情報書込み処理の処理動作を示す流れ図、
図19はファイルサイズ確認処理の処理動作を示す流れ
図である。
【0009】図1に示すように、本実施の形態の内視鏡
装置は、患者1を載せるベッド2と、前記患者1の体腔
内に挿入し体腔内の被写体像を撮像して撮像信号を得る
内視鏡3と、前記内視鏡3で得られる撮像信号からモニ
タ表示可能な映像信号を得るビデオプロセッサ4と、前
記ビデオプロセッサ4で得られる映像信号を映し出す内
視鏡画像表示用モニタ装置5と、前記内視鏡3の挿入形
状情報を検出して挿入形状図形を描出する映像信号を得
る挿入形状検出装置6と、前記挿入形状検出装置6で得
られる映像信号を映し出すモニタ装置7と、前記患者1
の体表に取り付けられ、磁界を発するソースコイル11
が設けられた複数のマーカ12と、前記挿入形状検出装
置6からの駆動信号を前記マーカ12のソースコイル1
1へ伝達するケーブル12aと、磁界を検出する複数の
センスコイル13が設けられたコイルユニット14と、
前記コイルユニット14のセンスコイル13からの信号
を前記挿入形状検出装置6へ伝達するケーブル14aと
を備えて構成されている。図1及び図2に示すように、
前記内視鏡3は、体腔内に挿入する細長の挿入部21
と、前記挿入部21の基端側に連設され、この内視鏡3
を把持して操作するための操作部22と、自在に湾曲し
て前記挿入部21の先端部23の向きを変更させる湾曲
部24と、前記操作部22に設けられ、前記湾曲部24
を湾曲操作する湾曲操作ノブ25と、前記先端部23に
設けられ、被写体像を撮像して撮像信号を得る例えばC
CD(電荷結合素子)で構成された撮像装置26と、前
記操作部22の側部から延出し、前記内視鏡3と外部装
置である前記ビデオプロセッサ4及び前記挿入形状検出
装置6とを接続するユニバーサルコード27と、前記挿
入部21の長手方向に所定の間隔で設けられ、前記挿入
形状検出装置6に駆動されて磁界を発する複数のソース
コイル28とを備えて構成されている。
【0010】前記湾曲操作ノブ25は、前記湾曲部24
をU方向(上方向)及びD方向(下方向)へ湾曲させる
U−D湾曲操作用のノブと、前記湾曲部24をL方向
(左方向)及びR方向(右方向)へ湾曲させるL−R湾
曲操作用のノブとから構成されている。また、前記操作
部22は、回転操作されると、その回転力は挿入部21
へ伝達される。
【0011】図2に示すように、前記挿入形状検出装置
6は、この挿入形状検出装置6の主たる制御を司るCP
U31(中央演算処理装置)と、前記CPU31と接続
され、前記CPU31が実行するプログラムが格納され
たり、前記CPU31により作業データが格納されるメ
インメモリ32と、前記CPU31と接続され、前記C
PU31が実行するプログラムが格納されたり、前記C
PU31によりデータが格納されたり、このデータを保
存するHD33(ハードディスク)と、前記CPU31
に接続され、現在の日付(年、月、日)及び時刻(時、
分、秒)を前記CPU31へ与える時計回路34と、キ
ーボードインタフェース回路35を介して前記CPU3
1に接続され、この挿入形状検出装置6へ操作指示を与
えたりデータ入力を行う操作パネル36と、前記CPU
31に接続され、補助記憶媒体であるFD37(フロッ
ピディスク)が装着されるFDD38(フロッピディス
クドライブ)と、前記CPU31に接続され、前記モニ
タ装置7へ描出される画像データが一時記憶されるビデ
オRAM39と、前記ビデオRAM39に一時記憶され
る画像データをモニタ表示可能な映像信号に変換して前
記モニタ7へ出力する映像信号発生回路40と、PIO
41(パラレル入出力回路)を介して前記CPU31に
制御され、前記ソースコイル11、28を駆動するソー
スコイル駆動回路42と、前記センスコイル13からの
信号をこの挿入形状検出装置6へ入力するセンスコイル
インタフェース回路43と、前記センスコイルインタフ
ェース回路43と前記CPU31との間に設けられ、前
記センスコイルインタフェース回路43で得られるセン
スコイル13からの信号データを緩衝記憶する2ポート
メモリ44とを備えて構成されている。
【0012】前記センスコイルインタフェース回路43
は、例えば、前記センスコイル13からの信号を増幅す
る増幅回路43aと、前記増幅回路43aを介して得ら
れる信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換するA
/D変換回路43bと、前記A/D変換回路43bを介
して得られる信号を前記2ポートメモリ44へ転送する
転送制御回路43cとを備えて構成されている。
【0013】図3に示すように、前記操作パネル36
は、例えば、数字及び記号等を入力する複数のボタン
と、患者1に対する検査を開始する際に、患者1に対応
する患者IDを入力する後述する患者ID入力画面を呼
び出す操作指示を行うボタン51と、患者1に対する検
査情報の後述する検査記録ファイルへの書込みを開始す
る操作指示を行うボタン52と、検査記録ファイルへの
データ書込みを停止する操作指示を行うボタン53と、
検査を終了する操作指示を行うボタン54と、U方向、
D方向、L方向、R方向への湾曲操作が行われたこと
を、手動で挿入形状検出装置6へ伝えるボタン55、5
6、57、58と、前記操作部22が回転操作されるこ
とで前記挿入部21が反時計回り、時計回りに回転操作
されたことを、手動で挿入形状検出装置6へ伝えるボタ
ン59、60とを備えて構成されている。
【0014】図4及び図5に示すように、モニタ装置7
の表示画面は、前記挿入部21の挿入形状が図形として
表示される挿入形状表示部61と、前記内視鏡3の位置
操作情報が表示される内視鏡操作情報表示部62とを有
している。そして、この内視鏡操作情報表示部62は、
例えば、湾曲操作情報が表示される湾曲操作情報表示部
63と、回転操作情報が表示される回転操作情報表示部
64とを有している。図4に示す表示例では、U方向の
湾曲操作が行われたことを示すマーク「U」及びL方向
の湾曲操作が行われたことを示すマーク「L」が湾曲操
作情報表示部63に表示され、時計回りの回転操作が行
われたことを示すマークが回転操作情報表示部64に表
示されている。また、図5に示す表示例では、D方向の
湾曲操作が行われたことを示すマーク「D」及びR方向
の湾曲操作が行われたことを示すマーク「R」が湾曲操
作情報表示部63に表示され、反時計回りの回転操作が
行われたことを示すマークが回転操作情報表示部64に
表示されている。
【0015】図6に示すように、前記CPU31は、機
能的には、挿入形状を検出して図形化し挿入形状図形を
前記ビデオRAM39へ出力する挿入形状検出表示処理
部71と、内視鏡操作情報を前記ビデオRAM39へ出
力したり、挿入形状情報及び内視鏡操作情報を含む検査
記録ファイル72を前記HD33へ生成する内視鏡操作
情報表示記録部73とを有している。
【0016】前記挿入形状検出表示処理部71は、例え
ば、前記ソースコイル11、28を駆動し、前記センス
コイル13からの信号を解析することで、公知の手法に
より、各ソースコイル11、28の位置を3次元座標
(X、Y、Z)で求めるソースコイル位置検出部71a
と、前記ソースコイル位置検出部71aで得られるソー
スコイル位置情報を基に、公知の手法により、挿入部2
1の挿入形状を求める挿入形状演算処理部71bと、前
記挿入形状演算処理部71bで得られる挿入形状を基
に、公知の手法により、前記挿入部21の形状を図形化
して前記ビデオRAM39へ出力する図形化処理部71
cとを有している。
【0017】前記内視鏡操作情報表示記録部73は、前
記操作パネル36のボタン55〜58、59〜60から
入力される内視鏡操作情報を参照して、前記ビデオRA
M39へ内視鏡操作情報を出力し、また、前記時計回路
34から得られる日付時刻情報と、前記操作パネル36
からのボタン55〜58、59、60から入力される内
視鏡操作情報と、前記ソースコイル位置検出部71aか
ら得られるソースコイル位置情報を参照して、前記検査
記録ファイル72へ書込みを行う機能を有する。なお、
ビデオRAM39は、前記挿入形状検出表示処理部71
から出力される画像データと前記内視鏡操作情報表示記
録部73から出力される画像データとを重畳する役割を
有する。
【0018】図7に示すように、前記検査記録ファイル
72のファイル名は、例えば、後述する患者IDと、デ
リミタ「_」(アンダスコア)と、3桁の検査通番と、
デリミタ「-」(ハイフン)と、3桁のファイル通番
と、拡張子「.irf」とを並べた文字列で表される。ま
た、前記患者IDは、例えば、8桁の検査日付と、デリ
ミタ「-」(ハイフン)と、3桁の患者通番とを並べた
文字列で表される。なお、患者通番は、検査当日におけ
る、患者の通番であり、検査通番は、当該患者IDを持
つ患者に対して検査当日に行われる検査の通番であり、
また、ファイル通番は、当該患者の当該検査で生成され
る検査記録ファイル72の通番である。ここで、例え
ば、1999年6月2日の1番目の患者の患者IDは、
◎ 「02061999-001」◎ で表される。また、例えば、この患者IDに対応する患
者の検査当日1回目の検査に係る1つ目の検査記録ファ
イルのファイル名は、◎ 「02061999-001_001-001.irf」◎ で表される。
【0019】図8に示すように、前記検査記録ファイル
72は、ヘッダ情報と、追記される複数の検査情報レコ
ードとを含んで構成されている。そして、前記ヘッダ情
報は、ファイルのフォーマット形式を識別するコードで
あるファイルフォーマット名と、挿入形状検出装置6の
バージョン情報を表すバージョン名と、術者名と、記録
開始時刻と、記録終了時刻と、患者IDと、検査通番
と、ファイル通番と、記録されている検査情報レコード
の数を示す記録レコード数とを含んで構成されている。
また、各検査情報レコードは、記録時刻と、挿入形状情
報と、内視鏡操作情報とを含んで構成されている。前記
挿入形状情報は、それぞれ3次元座標(X、Y、Z)で
表される複数のソースコイル位置情報を含んで構成され
ている。そして、前記内視鏡操作情報は、例えば、湾曲
操作情報と、回転操作情報とを有して構成されており、
前記湾曲操作情報は、L−R湾曲操作情報と、U−D湾
曲操作情報とを含んで構成されている。
【0020】図9に示すように、前記ボタン51等によ
り呼び出されて、モニタ装置7に表示される患者ID入
力画面は、患者IDが表示されるとともに患者IDを入
力編集可能な患者ID入力エリアを有し、例えば「O
K」ボタンが操作されることで、患者IDの入力が確定
するようになっている。
【0021】次に、本実施の形態の作用を説明する。内
視鏡3が体腔内に挿入されると、内視鏡3の撮像装置2
6により、体腔内の被写体像が撮像され、撮像信号が得
られる。そして、この撮像信号は、ビデオプロセッサ4
によりモニタ表示可能な映像信号に変換され、内視鏡画
像表示用モニタ装置5に内視鏡画像が表示される。
【0022】一方、挿入形状検出装置6で駆動されるソ
ースコイル11、28から出力される磁界は、センスコ
イル13で検出され、このセンスコイル13からの信号
は、挿入形状検出装置6へ与えられる。すると、挿入形
状検出装置6のCPU31により実現されるソースコイ
ル位置検出部71aにより、各ソースコイル11、28
の位置が検出され、このソースコイル位置情報を基に、
挿入形状演算処理部71bにより、挿入形状が求めら
れ、この挿入形状演算処理部71bで得られる挿入形状
を基に、図形化処理部71cにより、挿入形状図形がビ
デオRAM39に書込まれ、これにより、モニタ装置7
に挿入形状図形が表示される。
【0023】次に、挿入形状検出装置6のCPU31で
実現される内視鏡操作情報表示記録部73に関わる作用
を説明する。図10に示すように、内視鏡操作情報表示
記録部73では、処理が開始すると、先ず、ステップS
1に示す患者ID取得処理により、患者IDが取得さ
れ、続くステップS2に示す検査通番取得処理により、
検査通番が取得され、続くステップS3で、ファイル通
番の値が、「001」に初期化され、続くステップS4
で、検査記録ファイル72へのデータ記録中であるか否
かを示す記録フラグがオフに設定される。
【0024】続くステップS5では、操作パネル36か
らの検査終了操作の有無が判定され、検査終了操作がな
された場合には、ステップS6で終了処理が行われて検
査が終了し、検査終了操作がなされていない場合には、
次のステップS7へ制御が進められる。
【0025】続くステップS7では、操作パネル36か
らの患者ID入力画面の呼び出し操作の有無が判定さ
れ、当該操作がなされた場合には、ステップS1の患者
ID取得処理へ処理が戻され、当該操作がなされていな
い場合には、次のステップS8へ制御が進められる。
【0026】続くステップS8では、検査記録ファイル
72へのデータ記録中であるか否かを示す記録フラグが
判定され、データ記録中のとき即ち記録フラグがオンの
場合には、ステップS11へ制御が進められ、データ記
録中でないとき即ち記録フラグがオフの場合には、ステ
ップS9へ制御が進められる。そして、ステップS9で
は、操作パネル36からのデータ記録開始操作の有無が
判定され、当該操作がなされている場合には、ステップ
S10のデータ記録開始処理が行われて、次のステップ
S11へ制御が進められ、当該操作がなされていない場
合には、何も行われずに、次のステップS11へ制御が
進められる。
【0027】続くステップS11では、検査記録ファイ
ル72へのデータ記録中であるか否かを示す記録フラグ
が判定され、データ記録中でないとき即ち記録フラグが
オフの場合には、ステップS14へ制御が進められ、デ
ータ記録中のとき即ち記録フラグがオンの場合には、ス
テップS12へ制御が進められる。そして、ステップS
12では、操作パネル36からのデータ記録停止操作の
有無が判定され、当該操作がなされている場合には、ス
テップS13のデータ記録停止処理が行われて、次のス
テップS14へ制御が進められ、当該操作がなされてい
ない場合には、何も行われずに、次のステップS14へ
制御が進められる。
【0028】続くステップS14では、内視鏡操作の有
無が判定され、当該操作がなされている場合には、次の
ステップS15で内視鏡操作情報表示処理が行われて、
続くステップS16へ制御が進められ、当該操作がなさ
れていない場合には、何も行われずに、ステップS16
へ制御が進められる。なお、本実施の形態では、内視鏡
操作の有無の判定は、操作パネル36からの内視鏡操作
情報の入力の有無を以て判定される。
【0029】続くステップS16では、検査記録ファイ
ル72へのデータ記録中であるか否かを示す記録フラグ
が判定され、データ記録中でないとき即ち記録フラグが
オフの場合には、ステップS5へ制御が戻され、データ
記録中のとき即ち記録フラグがオンの場合には、次のス
テップS17で検査情報レコード書込み処理が行われて
から、ステップS5へ制御が戻される。
【0030】前記ステップS10のデータ記録開始処理
では、例えば、ステップS21で、記録フラグがオンに
設定され、続くステップS22で、検査記録ファイル7
2のファイル名が生成され、続くステップS23で、検
査記録ファイル72が新規作成されて開かれ、続くステ
ップS24で、検査記録ファイル72にヘッダ情報が記
録される。
【0031】また、前記ステップS13のデータ記録停
止処理では、例えば、ステップS31で、記録フラグが
オフに設定され、ステップS32で、検査記録ファイル
72が閉じられ、ステップS33で、ファイル通番に1
が加算される。
【0032】図11に示すように、前記ステップS1の
患者ID取得処理では、先ず、ステップS41で、当日
の年月日が取得され、続くステップS42で、当日の検
査記録ファイル72が検索され、続くステップS43
で、当日の検査記録ファイル72の有無が判定される。
ここで、当日の検査記録ファイル72が無い場合には、
ステップS44に示すように、患者通番が001に初期
化されてから、次のステップS46へ制御が進められ
る。一方、ステップS43において、当日の検査記録フ
ァイル72が有る場合には、ステップS45に示すよう
に、検査記録ファイル72のファイル名から得られる患
者通番の最大値に1を加えた値が患者通番とされ、次の
ステップS46へ制御が進められる。
【0033】続くステップS46では、当日の年月日
と、患者通番とから、仮の患者IDが生成され、続くス
テップS47で、患者ID入力画面が表示される。この
とき、患者ID入力画面の患者ID入力エリアには、仮
の患者IDが表示される。
【0034】続くステップS48では、患者ID入力画
面で患者IDの入力或いは編集が行われたか否かが判定
され、患者IDの入力或いは編集が行われた場合には、
ステップS49に示すように、入力或いは編集された患
者IDが患者IDとして確定されて、患者ID取得処理
が終了し、患者IDの入力或いは編集が行われなかった
場合には、ステップS50に示すように、仮の患者ID
が患者IDとして確定されて、患者ID取得処理が終了
する。
【0035】図12に示すように、前記ステップS2の
検査通番取得処理では、先ず、ステップS51で、検査
記録ファイル72が検索され、続くステップS52で、
当該患者IDの当日の検査記録ファイル72の有無が判
定される。ここで、該当するファイルが無い場合には、
ステップS53に示すように、検査通番が001に初期
化されて、検査通番取得処理が終了する。一方、該当す
るファイルが有る場合には、ステップS54に示すよう
に、検査記録ファイル72のファイル名から得られる当
該患者IDの当日の検査通番の最大値に1を加えた値が
検査通番とされ、検査通番取得処理が終了する。
【0036】図13に示すように、前記ステップS15
の内視鏡操作情報表示処理では、先ず、ステップS61
で、湾曲操作情報の有無が判定され、湾曲操作情報が有
る場合には、ステップS62の湾曲操作情報表示処理が
行われてから、次のステップS63へ制御が進められ、
湾曲操作情報が無い場合には、何も行われずに、次のス
テップS63へ制御が進められる。
【0037】続くステップS63では、回転操作情報の
有無が判定され、回転操作情報が有る場合には、ステッ
プS64の回転操作情報表示処理が行われてから、内視
鏡操作情報表示処理が終了し、回転操作情報が無い場合
には、何も行われずに、内視鏡操作情報表示処理が終了
する。
【0038】図14に示すように、前記ステップS62
の湾曲操作情報表示処理では、先ず、ステップS71及
びステップS72で、U−D方向の湾曲操作の有無が判
定され、ここで、U方向の湾曲操作がなされている場合
には、ステップS73に示すように、U方向湾曲操作マ
ーク「U」が湾曲操作情報表示部63へ表示されてか
ら、次のステップS75へ制御が進められ、一方、D方
向の湾曲操作がなされている場合には、ステップS74
に示すように、D方向湾曲操作マーク「D」が湾曲操作
情報表示部63へ表示されてから、次のステップS75
へ制御が進められ、また、U−D方向の湾曲操作がなさ
れていない場合には、次のステップS75へ制御が進め
られる。
【0039】続くステップS75及びステップS76で
は、L−R方向の湾曲操作の有無が判定され、ここで、
L方向の湾曲操作がなされている場合には、ステップS
77に示すように、L方向湾曲操作マーク「L」が湾曲
操作情報表示部63へ表示されてから、湾曲操作情報表
示処理が終了し、一方、R方向の湾曲操作がなされてい
る場合には、ステップS78に示すように、R方向湾曲
操作マーク「R」が湾曲操作情報表示部63へ表示され
てから、湾曲操作情報表示処理が終了し、また、L−R
方向の湾曲操作がなされていない場合には、湾曲操作情
報表示処理が終了する。
【0040】図15に示すように、前記ステップS64
の回転操作情報表示処理では、ステップS81及びステ
ップS82により、回転操作の有無が判定され、ここ
で、時計回りの回転操作がなされている場合には、ステ
ップS83に示すように、時計回り回転操作マークが回
転操作情報表示部64へ表示されてから、回転操作情報
表示処理が終了し、一方、反時計回りの回転操作がなさ
れている場合には、ステップS84に示すように、反時
計回り回転操作マークが回転操作情報表示部64へ表示
されてから、回転操作情報表示処理が終了し、また、回
転操作がなされていない場合には、回転操作情報表示処
理が終了する。
【0041】図16に示すように、前記ステップS17
の検査情報レコード書込み処理では、先ず、ステップS
91で、記録時刻が書込まれ、続くステップS92で、
挿入形状情報の書込みが行われ、続くステップS93
で、湾曲操作情報書込み処理が行われ、続くステップS
94で、回転操作情報書込み処理が行われ、続くステッ
プS95で、後述するファイルサイズ確認処理が行わ
れ、検査情報レコード書込み処理が終了する。
【0042】図17に示すように、前記ステップS93
の湾曲操作情報書込み処理では、先ず、ステップS10
1及びステップS102により、U−D方向の湾曲操作
の有無が判定され、ここで、U方向の湾曲操作がなされ
ている場合には、ステップS103に示すように、U方
向湾曲操作コード「U」がU−D湾曲操作情報欄へ書込
まれてから、次のステップS106へ制御が進められ、
一方、D方向の湾曲操作がなされている場合には、ステ
ップS104に示すように、D方向湾曲操作コード
「D」がU−D湾曲操作情報欄へ書込まれてから、次の
ステップS106へ制御が進められ、また、U−D方向
の湾曲操作がなされていない場合には、U−D湾曲操作
情報欄が空欄にされてから、次のステップS106へ制
御が進められる。
【0043】続くステップS106及びステップS10
7では、L−R方向の湾曲操作の有無が判定され、ここ
で、L方向の湾曲操作がなされている場合には、ステッ
プS108に示すように、L方向湾曲操作コード「L」
がL−R湾曲操作情報欄へ書込まれてから、湾曲操作情
報書込み処理が終了し、一方、R方向の湾曲操作がなさ
れている場合には、ステップS109に示すように、R
方向湾曲操作コード「R」がL−R湾曲操作情報欄へ書
込まれてから、湾曲操作情報書込み処理が終了し、ま
た、L−R方向の湾曲操作がなされていない場合には、
L−R湾曲操作情報欄が空欄にされてから、湾曲操作情
報書込み処理が終了する。
【0044】図18に示すように、前記ステップS94
の回転操作情報書込み処理では、ステップS111及び
ステップS112により、回転操作の有無が判定され、
ここで、時計回りの回転操作がなされている場合には、
ステップS113に示すように、時計回り回転操作コー
ドが回転操作情報欄へ書込まれてから、回転操作情報書
込み処理が終了し、一方、反時計回りの回転操作がなさ
れている場合には、ステップS114に示すように、反
時計回り回転操作コードが回転操作情報欄へ書込まれて
から、回転操作情報書込み処理が終了し、また、回転操
作がなされていない場合には、回転操作情報欄が空欄に
されてから、湾曲操作情報書込み処理が終了する。
【0045】図19に示すように、ステップS95のフ
ァイルサイズ確認処理では、先ず、ステップS121
で、ファイルサイズの判定が行われ、ここで、ファイル
サイズが例えば1MB以上である場合には、ファイルサ
イズ確認処理が終了し、一方、ファイルサイズが例えば
1MB未満である場合には、次のステップS122へ制
御が移行される。
【0046】続くステップS122では、検査記録ファ
イル72が閉じられ、これに続くステップS123で
は、ファイル通番に1が加算され、これに続くステップ
S124では、ファイル通番の変更に伴って、検査記録
ファイル72のファイル名が生成され、これに続くステ
ップS125では、新しく生成されたファイル名による
検査記録ファイル72が生成されて開かれ、これに続く
ステップS126では、ヘッダ情報の書込みが行われ、
ファイルサイズ確認処理が終了する。つまり、このファ
イルサイズ確認処理により、検査記録ファイル72のフ
ァイルサイズが所定のサイズに抑えられる。
【0047】以上説明した本実施の形態によれば、モニ
タ装置の画面に、内視鏡の挿入形状が表示されるととも
に、湾曲操作情報と回転操作情報とからなる内視鏡操作
情報が重畳表示されるので、内視鏡の挿入形状を検出す
る際に、内視鏡の位置操作に対する挿入形状の関係の把
握が容易になり、内視鏡の位置操作の操作性が向上する
という効果が得られる。
【0048】また、検査記録ファイルに、挿入形状情報
が記録されるとともに、湾曲操作情報と回転操作情報と
からなる内視鏡操作情報が記録されるので、内視鏡検査
での内視鏡操作の経緯を後日参照することができる。こ
れにより、内視鏡検査での内視鏡操作の経緯の確認を後
日行ったり、内視鏡操作のノウハウを蓄積することがで
きる。
【0049】また、検査記録ファイルのファイル名は、
患者IDと検査通番とファイル通番の情報を含むので、
検査記録ファイルの内容を参照しなくても、検査記録フ
ァイルのファイル名を参照することで、患者IDと検査
通番とファイル通番をキーとして、当該検査記録データ
の有無を検索することができる。
【0050】また、検査記録ファイルのファイル名によ
り、既存の検査記録データを検索することができるの
で、既存の検査記録データの検索を迅速に行うことがで
きる。これにより、患者ID等の検索条件を設定してデ
ータ検索を行う等しなくても、保存されている既存の検
査記録データの検索を行うことができ、操作性が良い。
また、検査記録ファイルには、患者IDと検査通番とフ
ァイル通番の情報が書込まれるので、検査記録ファイル
のファイル名が、たとえ過って書き換えられても、ファ
イル名を修復することができる。
【0051】また、患者IDは、検査日付とその検査日
付の日の患者通番とからなる文字列で表されるので、検
査記録ファイルのファイル名に付与されている患者ID
や検査記録ファイルに書込まれている患者IDにより、
検査記録ファイルが、何れの日付の何番目の患者に対す
るものであるかを容易に識別することができる。
【0052】また、検査日付と患者通番と検査通番とか
らなる情報が、検査記録ファイルのファイル名に付与さ
れたり、検査記録ファイルに書込まれるので、検査記録
ファイルが、何れの日付の何番目の患者の何番目の検査
に対するものであるかを容易に識別することができる。
【0053】また、検査記録ファイルのファイルサイズ
が所定のサイズに抑えられるので、例えば、検査記録フ
ァイルを外部記憶媒体へ複写するときに都合がよい。こ
れにより、外部記憶媒体を介して、他の装置で検査記録
ファイルを参照したり、検査記録ファイルのバックアッ
プを行うことができる。なお、本実施の形態では、外部
記憶媒体としてFDが使用されているので、ファイルサ
イズが例えば1MBに達した時点でファイルの追記を終
了するように制御しているが、他の外部記憶媒体が使用
される場合には、使用される外部記憶媒体の種類に応じ
て、追記を終了するファイルサイズを設定すればよい。
【0054】また、患者IDの入力に当たっては、仮の
患者IDが表示され、この仮の患者IDをそのまま使用
する場合には、患者IDの入力の手間が省けて操作性が
良い。
【0055】(第2の実施の形態)図20及び図21は
本発明の第2の実施の形態に係り、図20は挿入形状検
出装置に関わる電気回路の構成を示すブロック図、図2
1はCPUで実行される機能の構成を示す機能ブロック
図である。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態
と同様に構成されている部位には、同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
【0056】図20に示すように、本実施の形態では、
第1の実施の形態の内視鏡3(図2参照)に代わって、
内視鏡3aが設けられ、第1の実施の形態の挿入形状検
出装置6(図2参照)に代わって、挿入形状検出装置6
aが設けられている。他の構成は、第1の実施の形態と
同様である。
【0057】前記内視鏡3aは、第1の実施の形態の内
視鏡3(図2参照)の機能を全て有し、これに加えて、
湾曲操作ノブ25の回動量を検出してこの回動量に応じ
た電気信号を前記挿入形状検出装置6aへ与えるロータ
リエンコーダ101と、前記内視鏡3aの操作部22に
設けられ、前記挿入形状検出装置6aのソースコイル駆
動回路42に駆動される例えば3つのソースコイル10
2とを有している。
【0058】前記挿入形状検出装置6aは、ハードウェ
ア的には、第1の実施の形態の挿入形状検出装置6(図
2参照)の構成に加えて、前記ロータリエンコーダ10
1からの信号を入力してCPU31へ伝えるエンコーダ
インタフェース回路111を有している。
【0059】図21に示すように、前記CPU31は、
第1の実施の形態での機能(図6参照)に加えて、操作
部22に設けられたソースコイル102の位置情報をソ
ースコイル位置検出部71aから取得し、このソースコ
イル位置情報を基に、操作部22の回転操作情報を検出
し、内視鏡操作情報表示記録部73へ与える操作部位置
検出部121を有している。これにより、本実施の形態
に係る前記内視鏡操作情報表示記録部73は、回転操作
情報を操作パネル36からではなく、操作部位置検出部
121から参照している。また、この内視鏡操作情報表
示記録部73は、湾曲操作情報を操作パネル36からで
はなく、ロータリエンコーダ101から取得している。
【0060】以上説明した本実施の形態では、第1の実
施の形態と同様の効果を得ることができる。また、本実
施の形態では、湾曲操作情報と回転操作情報とからなる
内視鏡操作情報が、手動でなく、自動的に取得されるの
で、第1の実施の形態と比して操作性が良い。
【0061】なお、本発明は、上述の実施の形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。例えば、操作部22に設け
られるソースコイル102に代わって、傾斜角センサを
設けて操作部22の回転操作情報を取得してもよい。ま
た、湾曲操作ノブ25の回転量を検出するロータリエン
コーダ101を設ける代わりに、例えば、回転型ポテン
ショメータ、或いはレゾルバを設けてもよい。また、内
視鏡3、3aは、ソースコイル28が挿入部21に一体
に設けられているが、このような構成に限らず、内視鏡
と別体に構成され、ソースコイルが所定の間隔で配置さ
れたプローブを内視鏡の処置具チャンネルに挿入する構
成としてもよい。また、上述の実施の形態では、内視鏡
挿入部内に配置されたコイルを磁界発生用とし、コイル
ユニット内に配置されたコイルを磁界検出用としたが、
内視鏡挿入部内のコイルを磁界検出用とし、コイルユニ
ット内のコイルを磁界発生用とした構成としてもよい。
また、例えば、キーボードインタフェース回路35は、
いわゆるPS/2インタフェースにより、操作パネル3
6と接続してもよい。また、操作パネル36に代わっ
て、例えば、キーボードやマウスを設けてもよい。ま
た、湾曲操作情報表示部63に表示されるマークは、図
4及び図5に示される形状に限らず、例えば、矢印であ
ってもよい。また、回転操作情報表示部64に表示され
るマークは、図4及び図5に示される形状に限らず、例
えば、右向きや左向きの矢印であってもよい。
【0062】[付記] (付記項1)内視鏡の挿入形状を磁界を用いて検出し、
挿入形状図形を描出する映像信号を得る内視鏡装置にお
いて、前記内視鏡の位置操作情報を取得する内視鏡操作
情報取得手段と、前記位置操作情報を前記映像信号に重
畳する手段とを備えたことを特徴とする内視鏡装置。
【0063】(付記項2)付記項1に記載の内視鏡装置
であって、前記挿入形状情報とともに前記位置操作情報
をファイルへ記録する記録手段を備えたことを特徴とす
る内視鏡装置。
【0064】(付記項3)付記項1または2に記載の内
視鏡装置であって、前記位置操作情報は、前記内視鏡の
湾曲操作情報を含む。
【0065】(付記項4)付記項1または2に記載の内
視鏡装置であって、前記位置操作情報は、前記内視鏡の
回転操作情報を含む。
【0066】(付記項5)付記項2に記載の内視鏡装置
であって、患者を識別する患者識別文字列を入力する入
力手段と、前記入力手段から前記患者識別文字列が入力
されない際に、前記患者識別文字列を自動的に生成する
手段と、前記患者識別文字列を含むファイル名を前記フ
ァイルのファイル名として生成するファイル名生成手段
とを備えた。
【0067】(付記項6)付記項1または2に記載の内
視鏡装置であって、前記位置操作情報を入力する手段を
備えた。
【0068】(付記項7)付記項1または2に記載の内
視鏡装置であって、前記位置操作情報を検知する手段を
備えた。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内視鏡の挿入形状を検出する際に、内視鏡の位置操作に
対する挿入形状の関係の把握が容易になり、内視鏡の位
置操作の操作性が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図19は本発明の第1の実施の形態
に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を示す斜視図
【図2】挿入形状検出装置に関わる電気回路の構成を示
すブロック図
【図3】操作パネルの構成を示す説明図
【図4】モニタ装置の画面表示の例を示す説明図
【図5】モニタ装置の画面表示の別の例を示す説明図
【図6】CPUで実行される機能の構成を示す機能ブロ
ック図
【図7】検査記録ファイルのファイル名の構成及び患者
IDの構成を示す説明図
【図8】検査記録ファイルのデータ構成を示す説明図
【図9】患者ID入力画面の表示例を示す説明図
【図10】内視鏡操作情報表示記録部の処理動作を示す
流れ図
【図11】患者ID取得処理の処理動作を示す流れ図
【図12】検査通番取得処理の処理動作を示す流れ図
【図13】内視鏡操作情報表示処理の処理動作を示す流
れ図
【図14】湾曲操作情報表示処理の処理動作を示す流れ
【図15】回転操作情報表示処理の処理動作を示す流れ
【図16】検査情報レコード書込み処理の処理動作を示
す流れ図
【図17】湾曲操作情報書込み処理の処理動作を示す流
れ図
【図18】回転操作情報書込み処理の処理動作を示す流
れ図
【図19】ファイルサイズ確認処理の処理動作を示す流
れ図
【図20】図20及び図21は本発明の第2の実施の形
態に係り、図20は挿入形状検出装置に関わる電気回路
の構成を示すブロック図
【図21】CPUで実行される機能の構成を示す機能ブ
ロック図
【符号の説明】
3…内視鏡 6…挿入形状検出装置 31…CPU 36…操作パネル 39…ビデオRAM 71…挿入形状検出表示処理部 73…内視鏡操作情報表示記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉沢 靖宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 相沢 千恵子 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 谷口 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 辻 和孝 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台T Nビル オリンパスシステムズ株式会社内 (72)発明者 原 雅直 東京都渋谷区初台1丁目34番14号 初台T Nビル オリンパスシステムズ株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA00 BA23 DA11 DA54 GA11 4C061 AA04 BB02 CC06 DD03 FF21 FF50 HH52 HH60 JJ17 LL02 NN05 NN07 WW10 WW13 WW18 YY14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入形状を磁界を用いて検出し、
    挿入形状図形を描出する映像信号を得る内視鏡装置にお
    いて、 前記内視鏡の位置操作情報を取得する内視鏡操作情報取
    得手段と、 前記位置操作情報を前記映像信号に重畳する手段とを備
    えたことを特徴とする内視鏡装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の内視鏡装置であって、 前記挿入形状情報とともに前記位置操作情報をファイル
    へ記録する記録手段を備えたことを特徴とする内視鏡装
    置。
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