JP2001045787A - ブラシレスモータの制御装置 - Google Patents

ブラシレスモータの制御装置

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JP2001045787A
JP2001045787A JP11213826A JP21382699A JP2001045787A JP 2001045787 A JP2001045787 A JP 2001045787A JP 11213826 A JP11213826 A JP 11213826A JP 21382699 A JP21382699 A JP 21382699A JP 2001045787 A JP2001045787 A JP 2001045787A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング素子の導通状態の切り替え時
を、磁気センサで検出されたロータ磁極の変化時に対し
て先行させる進角制御を、ソフトウェアによらずに可能
としたブラシレスモータの制御装置を提供する。 【解決手段】 磁気センサIC1〜IC3で検出された
センサマグネット5の磁極の変化時に、進角時間設定信
号MSを低電圧レベルにして、コンデンサC2を定電流
源から充電する。コンデンサC2の電圧が磁極の変化周
波数に相当する回転数信号FV1に達したときに、第2
タイマ回路50は、進角時間設定信号MSを高電圧レベ
ルに反転させる。ラッチ回路110は、進角前信号S
1,S2,S3に対し、この進角時間設定信号MSに基
づいて進角時間だけ先行させた進角後信号S1B,S2
B,S3Bを生成し、スイッチング回路20は、進角後
信号から生成されたゲート信号で駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のスイッチン
グ素子の導通状態を順次に切り替えながら電機子コイル
に給電するとともに、この導通状態の切り替え時を、磁
気センサで検出されたロータ磁極の変化時に対して先行
させるブラシレスモータの制御装置に係り、特に、ソフ
トウエアによらずに、導通状態の切り替えを可能とした
ブラシレスモータの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ブラシレスモータでは、マイク
ロコンピュータにより複数のスイッチング素子の導通状
態を順次に切り替え、その電機子コイルへの電流供給を
制御する。そして、騒音の発生の防止、あるいはトルク
効率の向上等の目的から、各スイッチング素子の導通状
態の切り替え時を、磁気センサで検出されたロータ磁極
の変化時よりも先行させる進角制御が行われる。
【0003】図9(a)は、従来のブラシレスモータの
制御装置の構成を示す。本図において、マイクロコンピ
ュータaは、回転指令が入力されると、スイッチング回
路b内部に構成された各電界効果トランジスタに対して
ゲート信号を順次に供給する。スイッチング回路bは、
供給されたゲート信号で各電界効果トランジスタを駆動
して3相構成のブラシレスモータ本体cを通電して回転
させる。ブラシレスモータ本体cが回転すると、そのス
テータに配設された磁気センサdがロータ磁極を検出し
て、その検出信号をマイクロコンピュータaに帰還させ
る。マイクロコンピュータaは、帰還された検出信号か
ら遅延時間データtaを求める。この遅延時間データt
aは、ロータ磁極の切り替わり周期から所望の進角時間
を差引いたデータとして演算される。
【0004】そして、検出信号におけるロータ磁極の切
り替り時から内部タイマーを動作させ、遅延時間データ
taに相当する時間が経過したときに、タイマーを停止
させ、次回の切替を行う。従って、図9(b)のよう
に、ゲート信号の切り替えを、ロータ磁極の切り替わり
時から進角時間だけ先行させることができる。
【0005】従って、このソフトウェアによる進角制御
によって、低騒音と高効率のバランスのとれたブラシレ
スモータの制御を可能とすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブラシレスモータの制御装置にあっては、ロータ磁
極の切り替わり周期および遅延時間の算出およびこれら
の算出結果に基づく進角時間の設定は、ソフトウエアに
より行うため、ブラシレスモータの特性が変れば、その
都度、特性に合わせてソフトウエア開発をやり直さなけ
ればならない。この開発作業には、ソースプログラムの
作成や、作成されたソースプログラムをコンパイルして
機械語に翻訳する作業や検証(デバッグ)作業等が含ま
れ、開発期間の長期化を招くこととなる。その結果、開
発期間を短縮したいという要望に答えることが困難とな
ってきている。
【0007】そこで本発明は、上記従来の事情に鑑みな
されたもので、その目的としては、スイッチング素子の
導通状態の切り替え時を、磁気センサで検出されたロー
タ磁極の変化時より先行させる進角制御を、ソフトウエ
アによらずに、ブラシレスモータの特性にあわせて実行
可能としたブラシレスモータの制御装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に係る本発明のブラシレスモータの制御装
置は、複数のスイッチング素子の導通状態を順次に切り
替えながら電機子コイルに給電するとともに、この導通
状態の切り替え時を、磁気センサで検出されたロータ磁
極の変化時に対して先行させるブラシレスモータの制御
装置において、前記磁気センサで検出されたロータ磁極
の変化周波数を、当該変化周波数に相当する電圧に変換
する周波数電圧変換回路と、第1のコンデンサを具備
し、前記磁気センサで検出されたロータ磁極が変化した
ときに前記第1のコンデンサを一定時間で充電する充電
回路と、第2のコンデンサを具備し、前記第1のコンデ
ンサの充電終了後に当該第2のコンデンサへの充電を開
始し、当該第2のコンデンサの電圧が前記周波数電圧変
換回路で変換された電圧に達したときに、前記複数のス
イッチング素子のうちの切り替え対象となるスイッチン
グ素子の導通状態を切り替える進角回路とを具備するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項1に係る本発明のブラシレスモータ
の制御装置では、磁気センサで検出されたロータ磁極の
変化周波数が、周波数電圧変換回路によって、変化周波
数に相当する電圧に変換され、一方、第1のコンデンサ
を具備する充電回路では、磁気センサで検出されたロー
タ磁極が変化したときに第1のコンデンサを一定時間で
充電する。第2のコンデンサを具備する進角回路では、
第1のコンデンサの充電終了後に第2のコンデンサへの
充電を開始し、その第2のコンデンサの電圧が周波数電
圧変換回路で変換された電圧に達したときに、複数のス
イッチング素子のうちの切り替え対象となるスイッチン
グ素子の導通状態を切り替える。
【0010】また、請求項2に係る本発明のブラシレス
モータの制御装置は、請求項1記載のブラシレスモータ
の制御装置において、前記周波数電圧変換回路は、変換
率を調整する調整回路を有することを特徴とする。
【0011】請求項2に係る本発明のブラシレスモータ
の制御装置では、調整回路により変換率を可変して、周
波数電圧変換回路から出力される電圧の大きさが調整さ
れる。
【0012】また、請求項3に係る本発明のブラシレス
モータの制御装置は、請求項1または請求項2記載のブ
ラシレスモータの制御装置において、前記進角回路は、
前記第2のコンデンサの充電を、定電流源、又は抵抗を
用いて行うことを特徴とする。
【0013】請求項3に係る本発明のブラシレスモータ
の制御装置では、定電流源、又は抵抗を用いて第2のコ
ンデンサが確実に充電され、特に定電流源を用いた場合
は、第2のコンデンサの電圧上昇は直線的となる。
【0014】また、請求項4に係る本発明のブラシレス
モータの制御装置は、請求項3記載のブラシレスモータ
の制御装置において、前記定電流源には、当該定電流源
の電流値を設定するための電流値設定回路が付加されて
いることを特徴とする。
【0015】請求項4に係る本発明のブラシレスモータ
の制御装置では、電流値設定回路により、充電時のコン
デンサの電圧上昇率が調整される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る本
発明のブラシレスモータの制御装置によれば、周波数電
圧変換回路で、ロータ磁極の変化周波数を電圧に変換
し、充電回路で、ロータ磁極が変化したときから第1の
コンデンサの一定時間で充電して一定時間を確保し、進
角回路によって、第1のコンデンサの充電終了後に開始
された第2のコンデンサが周波数電圧変換回路で変換さ
れた電圧に達したときに、切り替え対象となるスイッチ
ング素子の導通状態の切り替えを行うため、ソフトウエ
アによらずに進角制御が可能となる。しかも、第2のコ
ンデンサの容量を可変することにより、ブラシレスモー
タの特性にあわせて、進角時間を調整することが可能と
なる。
【0017】請求項2に係る本発明のブラシレスモータ
の制御装置によれば、調整回路により変換率を調整し
て、周波数電圧変換回路から出力される電圧の大きさを
調整することにより、進角時間の調整が可能となる。
【0018】また、請求項3に係る本発明のブラシレス
モータの制御装置によれば、定電流源によりコンデンサ
が充電され、その電圧上昇が直線的となるため、調整が
容易な線形の進角制御が可能となる。
【0019】また、請求項4に係る本発明のブラシレス
モータの制御装置によれば、電流値設定回路により、第
2のコンデンサの充電時の電圧上昇率が設定可能となる
ため、進角時間の調整を可能とする効果が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るブラシレスモ
ータの制御装置の実施の形態を図1ないし図8を参照し
て詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係るブラシレスモータの
制御装置の第1の実施の形態を示す図である。本図にお
いてブラシレスモータ200は、自動車の空調装置のブ
ロアモータとして使用されるものであり、モータ本体1
0、このモータ本体10に配設された電機子コイル4a
〜4fを通電するスイッチング回路20、カスタムIC
150およびカスタムIC150の周辺回路等から構成
され、オートアンプからの回転指示信号Vinの示す指
示回転数でモータ本体10のロータ1(図示せず)を回
転させるものである。カスタムIC150は、ここで
は、様々なモータに共用する回路を集積化して、専用パ
ッケージに収納したものであり、専用パッケージには、
周辺回路を接続するための端子が設けられている。
【0022】スイッチング回路20は、電界効果トラン
ジスタ(以下単にトランジスタという)Q1〜Q6およ
び、各トランジスタのゲートに直列に接続された抵抗R
1〜R6から構成される。トランジスタQ1、Q2およ
びQ3はドレイン端子側を電源(直流電源)に接続し、
一方、トランジスタQ4、Q5およびQ6はソース端子
側を接地している。そして、トランジスタQ1のソース
とQ4のドレイン、Q2のソースとQ5のドレイン、Q
3のソースとQ6のドレインがそれぞれU点、V点、W
点として接続される。
【0023】スイッチング回路20は、回転指示信号V
inに基づいて駆動制御回路140で生成されたゲート
信号を、端子T141〜T146を介して受けて、電源
からの電流をスイッチングすることにより、U点、V
点、W点を介して、モータ本体10の電機子コイル4a
〜4fへの電流供給を行う。
【0024】磁気センサIC1〜IC3は、モータ本体
10に構成されたセンサマグネット(ロータ磁極)5の
磁極を検出するものであり、磁極の極性に対応したパル
ス状の非反転磁気センサ信号S1L,S2L,S3L
と、これら信号のオンオフ期間が反転した反転磁気セン
サ信号S1H,S2H,S3Hとをそれぞれ生成して、
端子T31〜T36を介して、後述するセンサ入力回路
30へと送出する。
【0025】本図に示すカスタムIC150とその周辺
回路は、センサ入力回路30、第1タイマ回路40、第
2タイマ回路50、進角切替回路60、F/V変換回路
70、F/Vゲイン設定回路80、進角Max制御回路
90、クロック生成回路100、ラッチ回路110、セ
レクト回路120、三相制御回路130および駆動制御
回路140を構成して、これら回路により進角制御を行
う。
【0026】センサ入力回路30は、ヒステリシス特性
を有するコンパレータ30a〜30c(図示せず)を内
蔵し、これらコンパレータの非反転入力端子に、端子T
31,T32,T33を介して、非反転磁気センサ信号
S1L,S2L,S3Lを入力し、反転入力端子には端
子T34,T35,T36を介して、反転磁気センサ信
号S1H,S2H,S3Hをそれぞれ入力する。コンパ
レータ30a〜30cの出力は、それぞれ信号S1,S
2,S3として、クロック生成回路100、ラッチ回路
110およびセレクト回路120へ送出される。尚、セ
ンサ入力回路30では、コンパレータ30a〜30cが
ヒステリシス特性を有するため、磁気センサ信号に重畳
したノイズやチャタリングの影響を防止することができ
るようになっている。
【0027】第1タイマ回路40は、後述するF/V変
換回路70に対し、回転数を電圧に変換するための鋸波
信号TM2を出力するとともに、第2タイマ回路50に
対し進角時間設定のための信号TM1を送出する回路で
ある。第2タイマ回路50は、端子T52に接続された
コンデンサC2の充電動作により、進角時間を設定する
ための進角時間設定信号MSを生成してラッチ回路11
0に送出する回路である。
【0028】そして、進角切替回路60は、後述するF
/Vゲイン設定回路80からの回転数信号FV1と端子
T61に設定された電圧(進角開始回転数設定FV/M
G)を入力し、回転数信号FV1が進角開始回転数設定
FV/MGの電圧を越えると切替信号MGSELを高電
圧レベルとして、進角制御を行い、逆に進角開始回転数
設定FV/MGの電圧以下であるときは、低電圧レベル
として進角制御を禁止するものである。
【0029】ここで、図2を参照して、第1タイマ回路
40、第2タイマ回路50および進角切替回路60の回
路構成を詳細に説明する。本図に示すように第1タイマ
回路40は、カスタムIC150の内部(以下単に内部
という)に定電流源IS1およびオープンコレクタ型の
出力トランジスタを備えたコンパレータ40aを有し、
これらに加えて、端子T41に正極を接続するとともに
負極をカスタムIC150の外部(以下単に外部とい
う)で接地したコンデンサC1と、端子T43に一端を
接続し他端を外部で接地した定電流設定抵抗R41を備
えている。
【0030】定電流源IS1は、コンデンサC1を充電
するためのものであり、定電流設定抵抗R41によりそ
の電流値が設定可能となっている。そして、コンデンサ
C1が接続された端子T41はコンパレータ40aの非
反転入力端子に接続されており、さらに、第1タイマ回
路40は、コンデンサC1の正極電圧を、鋸波信号TM
2として、後述するF/V変換回路70にも出力してい
る。
【0031】一方、コンパレータ40aの反転入力端子
には、端子T42を介して、第2タイマ充電開始レベル
(電圧)RSTが入力される。そして第1タイマ回路4
0は、コンパレータ40aの出力を、信号TM1として
第2タイマ回路50へと送出する。
【0032】第2タイマ回路50は、カスタムIC内部
に構成された定電流源IS2およびコンパレータ50a
を有し、これらに加えて、端子T51に一端を接続する
とともに他端を外部で接地した定電流設定抵抗R51
と、端子T52に正極を接続するとともに負極を外部で
接地したコンデンサC2とを備えている。また、コンデ
ンサC2の正極と直流電源との間に抵抗R52が接続さ
れる。
【0033】前述した第1タイマ回路40に構成された
コンパレータ40aの出力(信号TM1)は、コンデン
サC2の正極およびコンパレータ50aの非反転入力端
子に接続され、さらにこの部分には、定電流設定抵抗R
51によって電流値の設定を可能とした定電流源IS2
が接続されている。そして、コンパレータ50aの反転
入力端子には、後述する回転数信号FV1が入力されて
いる。そして、コンパレータ50aはラッチ回路110
へ進角時間設定信号MSを送出する。
【0034】そして、本図に示す進角切替回路60はコ
ンパレータ60aを備え、その反転入力端子には、端子
T61を介して、外部から進角開始回転数設定FV/M
Gが電圧として入力され、一方、非反転入力端子には、
回転数信号FV1が入力されている。このような構成と
して、回転数信号FV1と外部からの設定電圧FV/M
Gとを比較して切替信号MGSELを出力することによ
り、所定の回転数領域において進角制御を禁止すること
が可能となっている。
【0035】図1において、F/V変換回路70は、前
述した第1タイマ回路40からの鋸波信号TM2を電圧
信号FV0に変換する回路であり、F/Vゲイン設定回
路80は、任意のF/V特性をもたせるように、この信
号FV0を変換する反転増幅回路である。そして、進角
Max制限回路90は、電圧信号FVOを、外部から電
圧によって設定された進角Max制限VM以下に制限す
る回路である。
【0036】ここで、図3を参照して、F/V変換回路
70、F/Vゲイン設定回路80および進角Max制限
回路90を詳細に説明する。本図においてF/V変換回
路70は、内部にコンパレータ70a、オペアンプ70
bおよび抵抗R71を備えている。コンパレータ70a
は、第1タイマ回路40から鋸波信号TM2をその反転
入力端子に入力し、この信号を、非反転入力端子に入力
される直流の基準電圧refと比較して、一定のパルス
幅を有する方形波信号を出力するためのものである。コ
ンパレータ70aの出力端子は、抵抗R71を介して端
子T71に接続され、端子T71には、負極を外部で接
地したコンデンサC71の正極が接続されている。尚、
抵抗R71およびコンデンサC71は、コンパレータ7
0aの出力信号を平滑すべく設けられている。
【0037】そして、進角Max制限回路90は、平滑
後の電圧を端子T91に設定された進角MAX制限電圧
VM以下に制限して、オペアンプ70bの非反転入力端
子に入力する。このオペアンプ70bは、その出力端子
と反転入力端子とを接続することによってバッファ回路
を構成している。
【0038】本図に示すF/Vゲイン設定回路80は、
オペアンプ80aを内部に備えており、F/V変換回路
70のオペアンプ70bの出力端子を、端子T81に接
続し、端子T81と端子T82の間に抵抗R81を接続
し、その端子T82をオペアンプ80aの反転入力端子
に接続することにより、電圧信号FV0をオペアンプ8
0aの反転入力端子に入力する。
【0039】一方、オペアンプ80aの非反転入力端子
には、端子T84を介してバイアス電圧Vbを与える。
そして、オペアンプ80aの出力端子を端子T83と接
続し、その端子T83と端子T82との間に、帰還抵抗
R82を接続する。このような構成として、オペアンプ
80aを反転増幅器として機能させることにより、実際
のモータ回転数が高回転である程低電圧となる直流の回
転数信号FV1が生成される。
【0040】そして、抵抗R81または抵抗R82の抵
抗値を調整して、オペアンプ80aのゲイン(増幅度)
が可変可能となっている。また、進角MAX制限電圧V
Mを設定することにより、回転数信号FV1の最低電圧
が規定される。
【0041】図1に戻り、クロック生成回路100は、
センサ入力回路30から出力される信号S1,S2,S
3に基づいて、電気角30度(1/12回転)に相当す
る繰返し周期で制御クロック信号CKMを継続的に出力
するものである。以下、信号S1,S2,S3を説明の
便宜上、進角前信号S1,S2,S3という。
【0042】ラッチ回路110は、進角前信号S1,S
2,S3、制御クロック信号CKMおよび進角時間設定
信号MSを入力して、進角前信号S1,S2,S3に対
し進角処理を行う。即ち、進角時間設定信号MSで正規
化し、電気角30度に相当する時間から進角時間を差引
いた時間だけ遅延させる。そして、進角処理後の信号S
1B,S2B,S3B(以下、進角後信号S1B,S2
B,S3Bという)をセレクト回路120へと送出す
る。
【0043】セレクト回路120は、進角前信号と進角
後信号の双方を入力するとともに、切替信号MGSEL
を入力し、この切替信号MGSELの状態に応じて、進
角前信号と進角後信号を切替えて、どちらかを三相制御
回路130に送出する。
【0044】三相制御回路130は、進角前信号あるい
は進角後信号に対し、内部の論理回路を用いて、信号G
1,G2,G3,G4,G5,G6を生成する。これら
信号は、電気角60度に相当するオン時間を有する信号
であり、それぞれ、トランジスタQ1,Q2,Q3,Q
4,Q5,Q6に対応するものである。そして、三相制
御回路130は、信号G1〜G6を駆動制御回路140
へと供給する。
【0045】駆動制御回路140は、端子T147を介
してオートアンプから与えられる回転指示信号Vinに
基づいて、信号G1〜G6を、これら信号のオン期間に
おいて高い周波数でパルス幅制御して、ゲート信号とし
て、スイッチング回路20の各トランジスタに供給す
る。
【0046】ここで、具体的な動作の説明の前に、ブラ
シレスモータ200本体の構成を図4を参照して説明す
る。
【0047】図4は、モータ本体10の回転軸方向に対
する断面図である。モータ本体10は、三相の電機子コ
イルを備えたアウタロータ形構造を有し、本図に示す内
周側のステータ3には、互いに60度の角度をもって放
射状に6箇所の突出部3a〜3fが形成され、その各突
出部をコアとして電機子コイル4a〜4fが配置されて
いる。ステータ3の外側には、円周方向に90度間隔で
メインマグネット2(界磁用永久磁石)を備えた円筒状
のロータ1が配置されている。
【0048】また、本図に示すセンサマグネット5は、
均等角度で交互に着磁されたN極とS極とが2極づつ形
成され、ロータ1と一体に回転するシャフト6に取り付
けられることで、ロータ磁極を構成している。そして、
このセンサマグネット5の磁極を検出する磁気センサI
C1〜IC3が、ステータ3の内周に互いに120度の
角度をもって均等に配設されている。
【0049】センサマグネット5の磁極境界の検出時に
トランジスタの導通切替を行う場合にあって、ブラシレ
スモータの発生トルクは、センサマグネットの各磁極の
中心に対するメインマグネットの中心とでなす機械的な
取付け角度(以降「遅れ角D」という)により決定され
る。例えば、本図(a)に示すように遅れ角D30度の
場合、最も発生トルクが大きくなり、効率が良くなる。
一方、本図(b)に示すように遅れ角D42度のとき
は、モータの振動周波数とモータ収納ケースの固有振動
周波数との共鳴によるうなり音が最も小さくなる。
【0050】この実施の形態は、この遅れ角Dを44度
として、センサマグネット5の磁極境界の検出時に対
し、トランジスタの導通切替を先行させて、機械的な遅
れ角を小さくする調整と同一の効果を得ようとするもの
である。これ以降、遅れ角D44度から、先行させた進
角時間に相当する電気角を差引いた角度をセンサ角とい
う。従って、例えば、進角時間が電気角8度相当の場合
には、センサ角は36度となる。
【0051】尚、図4において、は電流経路が短く、
他の電機子コイルに比べ2倍の電流が流れているコイル
を示す。は電機子コイル3c(3f)とメインマグネ
ット2との反発力による正回転トルク発生位置、は電
機子コイル3a(3d)とメインマグネット2との反発
力による逆トルク発生位置を示す。
【0052】次に、本発明に係るブラシレスモータの制
御装置の第1の実施の形態の作用を説明する。
【0053】先ず、図3に示すF/V変換回路70で
は、以下のようにして回転数信号FV1を生成する。即
ち、コンパレータ70aが、鋸波信号TM2と基準電圧
refとを比較して、一定のパルス幅の方形波パルス信
号を電気角30度ごとに出力し、これを抵抗R71とコ
ンデンサC71とでなす平滑回路で平滑し、高回転時ほ
ど高電圧となる直流電圧を得る。
【0054】そして、この直流電圧を進角Max制限回
路90で進角Max制限VM以下に制限し、バッファと
してのオペアンプ70bを介して、F/Vゲイン設定回
路80のオペアンプ80aで反転増幅する。従って、増
幅後の回転数信号FV1(直流信号)は、高速回転時ほ
ど低く、低速回転時ほど高い電圧を示す。
【0055】図5は、制御クロック信号CKM、コンデ
ンサC1およびコンデンサC2の充電波形、進角時間設
定信号TMの波形を示す。本図に示すように、制御クロ
ック信号CKMは、電気角30度に相当する繰返し周期
でごく短い幅のパルスを継続的に出力する。
【0056】このパルスに応答して、第1タイマ回路4
0は、図示しない放電回路により、コンデンサC1の放
電を開始する。コンデンサC1の電圧が端子T42に設
定された第2タイマ充電開始レベルRSTより低くなる
と、コンパレータ40aの出力トランジスタが、コンデ
ンサC2から電流を引込んで、コンデンサC2を放電さ
せる。
【0057】第2タイマ回路50は、コンデンサC2の
充電電圧がF/Vゲイン設定回路80から出力される回
転数信号FV1の電圧レベルより低下すると、コンパレ
ータ50aの出力(進角時間設定信号MS)を低電圧レ
ベルに反転させる。
【0058】そして、コンデンサC1の電圧が所定の電
圧より低下すると、第1タイマ回路40は、定電流源I
S1からコンデンサC1を充電する。この充電によりコ
ンデンサC1の電圧が上昇し、第2タイマ充電開始レベ
ルRSTを越えたとき、第1タイマ回路40は、コンパ
レータ40aの出力を高インピーダンスに反転させる。
【0059】第2タイマ回路50は、この出力の反転に
応答して、定電流源IS2でコンデンサC2の充電を開
始する。この充電においては、定電流源IS2の電流値
設定抵抗R51とコンデンサC2の容量とで決る時定数
を調整して、コンデンサC2の電圧上昇率を自由に決め
ることができる。また、抵抗R52を介してコンデンサ
C2を充電することもできる。その際には、抵抗R52
の値を調整してコンデンサC2の電圧上昇率を変えるこ
とができる。
【0060】そして、第2タイマ回路50は、コンデン
サC2の電圧が、F/Vゲイン設定回路80から出力さ
れる回転数信号FV1の電圧レベルを越えたときに、コ
ンパレータ50aの出力(進角時間設定信号MS)を高
電圧レベルに反転させる。
【0061】そして、次の制御クロック信号CKMの立
上がりに応答して、第1タイマ回路40は、コンデンサ
C1を再び放電し、第2タイマ回路50は、コンデンサ
C2の電圧が回転数信号FV1の電圧より低くなると、
進角時間設定信号MSを低電圧レベルに反転させる。
【0062】従って、進角時間設定信号MSの立上がり
を、次の制御クロック信号CKMの立上がりに対して、
本図に示すように、進角時間だけ先行させることがで
き、しかも、回転数信号FV1は、先にも述べたとお
り、高速回転時ほど低く低速回転時ほど高くなるため、
進角時間を、高速回転時ほど長く、低速回転時ほど短く
することができる。
【0063】また、回転数信号FV1は、進角Max制
限回路90によって、進角MAX制限電圧VM以下に制
限された電圧信号FV0から得られるものであるため、
本図に示すように最小値以下とはならず、高回転域にお
いては、回転数上昇に伴い、進角時間を徐々にゼロ
(零)に近づけることができる。
【0064】また、進角時間は、第2タイマ回路50の
時定数、および回転数に対する回転数信号FV1の電圧
(変換率)によって調整が可能となる。
【0065】尚、この実施の形態では、第1タイマ回路
40は、回転数信号FV1を生成するための回路である
が、コンデンサC1の容量および抵抗R41の抵抗値を
可変して時定数を調整し、あるいは、第2タイマ充電開
始レベルRSTを調整することによっても、進角時間を
可変することができる。この際、コンデンサC1あるい
はコンデンサC2を温度補償型の容量安定性の良いセラ
ミックコンデンサ等とすることで、温度に対する進角時
間の安定度を向上させる効果が得られる。
【0066】図6は、本実施の形態においてロータが1
回転する間の各信号のタイミングチャートであり、回転
数信号FV1が、進角開始回転数設定FV/MGを越え
て、進角制御が可能となっているときの波形を示すもの
である。
【0067】本図に示す信号S1L,S2L,S3Lは
非反転磁気センサ信号であり、一方で信号S1H,S2
H,S3Hは反転磁気センサ信号である。この6信号に
よって、ロータの30度回転ごとにきめ細かくタイミン
グを制御することができ、しかも回転数の変化に対する
応答性の高い制御を可能としている。また、進角前信号
S1,S2,S3の反転のタイミングは、非反転磁気セ
ンサ信号S1L,S2L,S3Lのものと同一となって
いる。
【0068】制御クロック信号CKMは、磁気センサ信
号の状態反転に応答して、ロータの30度回転毎にパル
スを出力する。そして、コンデンサC2の正極電圧Vc
2が鋸状に変化する間において、回転数信号FV1の電
圧レベルを越えたときに、進角時間設定信号MSが立上
がる。
【0069】ラッチ回路110では、進角時間設定信号
MSの立上がりのタイミングに同期させて、進角後信号
S1B,S2B,S3Bの状態を切り替える。従って、
制御クロック信号CKMの立上がりタイミングに対して
は、進角時間だけ切り替えのタイミングを先行させるこ
とができる。そして、ラッチ回路110は、進角後信号
を三相制御回路130へと送出する。
【0070】図7は、三相制御回路130および駆動制
御回路140における信号処理の過程を説明するための
図である。
【0071】三相制御回路130は、本図に示す進角後
信号S1B,S2B,S3Bの切り替りタイミングに同
期させて、オン時間が電気角60度に相当する信号G1
〜G6を生成する。三相制御回路130は、信号G1〜
G6を駆動制御回路140へと送出し、駆動制御回路1
40は、回転指示信号Vinに基づいて、信号G1〜G
6にパルス幅制御を行い、本図に示すようにゲート信号
としてスイッチング回路20のトランジスタQ1〜Q6
へと供給する(パルス幅制御の波形は図示せず)。スイ
ッチング回路20のトランジスタQ1〜Q6は、電機子
コイル4へ電流を供給してロータ1を回転させる。従っ
て、進角後信号に基づくロータ1の回転駆動が可能とな
っている。
【0072】図8は、回転数に対する進角時間の変化を
示す。本図に示すように進角開始回転数設定FV/MG
により設定された回転数A以下の低回転数領域(D角度
動作領域)では進角時間が0(零)となり、センサ角が
機械的な遅れ角D(44度)となっている。このような
制御を行うことで、モータの起動時など回転速度が安定
しない間に、回転トルクに変動が生じて回転むらが発生
するという不都合を回避することができる。
【0073】一方、回転数Aを越える領域(センサMg
制御領域)では、進角制御が可能となり、第2タイマ回
路50における充電動作によって、センサ角を、遅れ角
D(度)からC(度)まで、直線的に滑らかに連続変化
(低下)させる。このように連続してセンサ角を可変す
ることで、センサ角の急激な変化による回転トルクの変
化を防止し、回転むらが生じるのを回避可能としてい
る。
【0074】以上説明したように、上記第1の実施の形
態では、第1タイマ回路40(充電回路)におけるコン
デンサC1の充電動作により、進角前信号の状態が変化
したときから一定時間を確保し、コンデンサC1の充電
終了後(一定時間経過後)に、第2タイマ回路50によ
ってコンデンサC2の充電を開始し、このコンデンサC
2の電圧が回転数信号FV1の電圧に達したときに、ラ
ッチ回路110が進角後信号の状態反転を行うため、ソ
フトウエア制御によらないで、ブラシレスモータの進角
制御を行うことができ、その結果、ブラシレスモータの
センサ角を調整して、遅れ角の調整と同一の効果が得ら
れるため、低騒音と高効率のバランスのとれた制御を可
能とすることができる。
【0075】また、コンデンサC2の容量を可変するこ
とにより、進角時間を調整することが可能であり、この
コンデンサC2をカスタムIC150に外付けしている
ので、その調整が容易となっている。
【0076】そして、抵抗R81またはR82を可変し
て、オペアンプ80aのゲイン(増幅度)を可変して、
使用回転域における回転数信号FV1の可変範囲を調整
することにより、進角時間を調整することが可能とな
る。
【0077】また、定電流源IS2を用いてコンデンサ
C2を充電することとしたため、その電圧上昇が直線的
となり、調整の容易な線形の進角制御が可能となる効果
がある。そして、抵抗R51の抵抗値を調整して、定電
流源IS2の電流値を可変することでも、進角時間を調
整することが可能であり、この抵抗R51をカスタムI
C150の端子に外付しているので、その設定変更は極
めて容易となっている。
【0078】尚、本発明に係るブラシレスモータの制御
装置は、上記実施の形態で説明したブロアモータでの使
用に限られるものではなく、ラジエータ用モータ等の様
々なブラシレスモータに適応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラシレスモータの制御装置の第
1の実施の形態を示す図である。
【図2】図1に示す第1タイマ回路、第2タイマ回路お
よび進角切替回路の詳細図である。
【図3】図1に示すF/V変換回路、F/Vゲイン設定
回路および進角Max制限回路の詳細図である。
【図4】図1に示した形態におけるモータ本体の構成図
であり、(a)は高効率となる構成、(b)は低騒音と
なる構成を示す。
【図5】図1に示した形態における進角時間の設定方法
を説明した図である。
【図6】図1に示した形態において1回転する間の各信
号のタイミングチャートである。
【図7】図1に示した形態において三相制御回路および
駆動制御回路の信号処理過程を説明した図である。
【図8】図1に示した形態における回転数に対する進角
時間の変化を示す図である。
【図9】従来のブラシレスモータの制御装置の構成およ
び進角制御の原理を説明した図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 メインマグネット(界磁用永久磁石) 3 ステータ 4 電機子コイル 5 センサマグネット 10 モータ本体 20 スイッチング回路 30 センサ入力回路 40 第1タイマ回路 50 第2タイマ回路 60 進角切替回路 70 F/V変換回路 80 F/Vゲイン設定回路 90 進角Max制限回路 100 クロック生成回路 110 ラッチ回路 120 セレクト回路 130 三相制御回路 140 駆動制御回路 150 カスタムIC 200 ブラシレスモータ IC1〜IC3 磁気センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H560 AA01 AA08 BB04 BB12 DA02 DA19 DB20 DC02 EB01 EC10 GG04 TT01 TT05 TT10 TT15 UA05 XA10 XA12 XA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング素子の導通状態を順
    次に切り替えながら電機子コイルに給電するとともに、
    この導通状態の切り替え時を、磁気センサで検出された
    ロータ磁極の変化時に対して先行させるブラシレスモー
    タの制御装置において、 前記磁気センサ(IC1〜IC3)で検出されたロータ
    磁極(5)の変化周波数を、当該変化周波数に相当する
    電圧に変換する周波数電圧変換回路(70)と、 第1のコンデンサ(C1)を具備し、前記磁気センサ
    (IC1〜IC3)で検出されたロータ磁極(5)が変
    化したときに前記第1のコンデンサ(C1)を一定時間
    で充電する充電回路(40)と、 第2のコンデンサ(C2)を具備し、前記第1のコンデ
    ンサ(C1)の充電終了後に当該第2のコンデンサ(C
    2)への充電を開始し、当該第2のコンデンサ(C2)
    の電圧が前記周波数電圧変換回路(70)で変換された
    電圧に達したときに、前記複数のスイッチング素子のう
    ちの切り替え対象となるスイッチング素子の導通状態を
    切り替える進角回路(50,110)とを具備すること
    を特徴とするブラシレスモータの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数電圧変換回路(70)は、変
    換率を調整する調整回路(80)を有することを特徴と
    する請求項1記載のブラシレスモータの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記進角回路(50,110)は、前記
    第2のコンデンサ(C2)の充電を、定電流源(IS
    2)又は、抵抗(R52)を用いて行うことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のブラシレスモータの制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記定電流源(IS2)には、当該定電
    流源(IS2)の電流値を設定するための電流値設定回
    路(R51)が付加されていることを特徴とする請求項
    3記載のブラシレスモータの制御装置。
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