JP2001045036A - 双方向リングネットワークにおけるノード間の通信管理方法。 - Google Patents

双方向リングネットワークにおけるノード間の通信管理方法。

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JP2001045036A JP2000197989A JP2000197989A JP2001045036A JP 2001045036 A JP2001045036 A JP 2001045036A JP 2000197989 A JP2000197989 A JP 2000197989A JP 2000197989 A JP2000197989 A JP 2000197989A JP 2001045036 A JP2001045036 A JP 2001045036A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向リングネットワークにおけるノード間
のデータフローを管理するための公平性方式が開示され
る。 【解決手段】本発明に従う方法は、輻輳した下流リンク
を有するヘッド・ノード、および下流リンクにおける輻
輳に寄与する複数のチェーン・ノードを含む輻輳したス
パンを識別し、下流リンクにおける輻輳の関数としてヘ
ッド・ノードの出力帯域幅を調整し、下流リンクにおけ
る輻輳の関数としてチェーン・ノードの出力帯域幅を調
整することによって、双方向リングネットワークにおけ
るノードの出力帯域幅を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークにお
けるノード間の通信の管理に関連し、より具体的には、
双方向リングネットワークにおけるノード間のデータフ
ローを管理するための方式に関連する。
【0002】
【従来の技術】輻輳は、ノードの帯域幅の要求がネット
ワークの帯域幅を越えたときにネットワーク内で生じ
る。公平性(fairness)方式は、ネットワーク間のノー
ドに帯域幅を割り当てるために使用されることができ
る。
【0003】例えばトークンリング・ネットワーク(to
ken ring network)等に利用されるようなグローバル公
平性方式(global fairness scheme)は、ネットワーク
内のどこで輻輳が生じているかに関係なく、全リングネ
ットワークを考慮する。グローバル公平性方式は、空間
再利用(spacial reuse)を利用しないので帯域幅の利
用度の点で効率が悪い。空間再利用は、宛て先のノード
(destination node)がネットワークからパケットを取
り出すときに達せられる。これは、利用可能なリング帯
域幅を倍増させる効果を与える。対照的に、ローカル公
平性方式(localfairness scheme)は、空間再利用を増や
し、より効果的に輻輳を管理する。
【0004】ローカル公平性方式は、リングネットワー
クの輻輳した区間またはスパン(span)を隔離し、この
ためにより効率的である。リングネットワーク内のスパ
ンだけを考えることによって、ネットワークにおけるノ
ード間の帯域幅の割り当て問題は、線形モデルと化す。
したがってローカル公平性方式は、線形ネットワーク
(linear network)に対して同じように適用可能であ
る。この明細書では、線形ネットワークをリングネット
ワークの一種とみなす。すなわち線形ネットワークを、
切断されたリングネットワーク(broken ring networ
k)ともいえるリングネットワークの特殊なケースとみ
なす。
【0005】ローカル公平性方式は、リングネットワー
クへのアクセスを制限されるノードを認め、それ自身の
送信にどのようなノードが与えられたとしてもリングの
トラフィックを優先する割当量(quota)の割り振りを
含んでいる。各ノードによるリングへのアクセスは、リ
ングに制御メッセージを巡回させることによって制御さ
れることができる。そのメッセージは、ある制御メッセ
ージの受信から次の制御メッセージの転送までの期間の
間に送信することができる最大パケット数を各ノードに
示す。持続した輻輳状態(sustained congested stat
e)において、割当量方式(quota scheme)は、公平性
の判断(fairness decision)を必要とする。この公平
性の判断は、それぞれの割当量に対してなされ、実行さ
れる。そのような方式は、遅延とジッターに関連づけら
れる。
【0006】ローカル公平性方式は、ノードを通るタン
デム・レート(tandem rate)またはデータフローに基
づいて周期的に変更を加えて上流のノードにターゲット
・レート(target rate)を宣伝(advertise;通知)す
るアルゴリズムを利用することができる。ターゲット・
レートは、ネットワーク内に実際に輻輳があるかどうか
にかかわらず宣伝される。そのような方式は、一般的に
その方式における周期的な変動が原因で事実上スケール
を変えない。そのような局所的なレート制御のアルゴリ
ズムは、ある程度の規模以下のネットワークに限定され
る。適応性のあるレート制御のメカニズムは、統計量に
基づいてデータを集めて、集めたデータの変化にすばや
く適応する。そのデータにおける不確実さは、公平性ア
ルゴリズムにおいて不正な振る舞い(misbehaviour)を
引き起こし、それゆえ、そのスケーラビリティ(scalab
ility)を制限する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、帯域幅を
より効率的に利用する優れた性能を有する双方向リング
ネットワークにおいて、ノード間のデータフローを管理
するローカル公平性方式の要求がある・
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、双方向リング
ネットワークにおけるノード間のデータフローを管理す
るための方式に向けられる。
【0009】本発明の1つの側面によると、双方向リン
グネットワークへのノードのアクセスを管理するための
方法が提供される。ノードは、下流リンクおよび出力帯
域幅を有する。その方法は、ノードを輻輳したスパンの
一部として識別するステップ、およびノードの出力帯域
幅をスパン内の輻輳の関数として調整するステップを含
む。
【0010】本発明のさらなる側面によると、双方向リ
ングネットワークへのノードのアクセスを管理するため
の方法が提供される。ノードは、下流リンクおよび出力
帯域幅を有する。その方法は、ノードがその一部である
輻輳スパンにおける下流ノードからDSレートをノード
で受信するステップ、ノードの下流リンクが輻輳したか
どうかを判断するステップ、DSレートおよび下流リン
クにおける輻輳の関数としてノードの出力帯域幅を調整
するステップ、および下流リンクにおける輻輳に寄与す
る1つまたは複数の上流ノードの出力帯域幅をDSレー
トおよび下流リンクにおける輻輳の関数として調整する
ステップを含む。
【0011】本発明のさらなる側面によると、双方向リ
ングネットワークへのノードのアクセスを管理するため
の方法が提供される。その方法は、輻輳した下流リンク
を有するヘッド・ノード、および下流リンクにおける輻
輳に寄与する複数のチェーン・ノードを含む輻輳したス
パンを識別するステップ、下流リンクにおける輻輳の関
数としてヘッド・ノードの出力帯域幅を調整するステッ
プ、および下流リンクにおける輻輳の関数としてチェー
ン・ノードの出力帯域幅を調整するステップを含む。
【0012】本発明のさらなる側面によると、双方向リ
ングネットワークへのノードのアクセスを管理するため
の装置が提供される。ノードは、下流リンクおよび出力
帯域幅を有する。その装置は、複数のノードを含む輻輳
したスパンを識別するための手段、および輻輳したスパ
ンにおけるノードの出力帯域幅を、スパンにおける輻輳
の関数として調整するための手段を含む。
【0013】本発明のさらなる側面によると、コンピュ
ータで読み込み可能な媒体に記憶される、コンピュータ
で実行可能なソフトウェア・コードが提供される。その
コードは、双方向リングネットワークへのノードのアク
セスを管理するためものである。そのノードは、下流リ
ンクおよび出力帯域幅を有する。そのコードは、ノード
を輻輳スパンの一部として識別するコード、およびスパ
ンにおける輻輳の関数としてノードの出力帯域幅を調整
するコードを含む。
【0014】本発明のさらなる側面によると、双方向リ
ングネットワークへのノードのアクセスを管理するため
にプログラムされたコンピュータが提供される。ノード
は、下流リンクおよび出力帯域幅を有し、コンピュータ
で実行可能なプログラム・コードを記憶するために、少
なくとも1つの領域を持つメモリ、およびメモリに記憶
されたプログラム・コードを実行するためのプロセッサ
を含む。プログラム・コードは、ノードが輻輳スパンの
一部であることを識別するコード、およびスパンにおけ
る輻輳の関数としてノードの出力帯域幅を調整するコー
ドを含む。
【0015】本発明のさらなる側面によると、コンピュ
ータで実行可能なソフトウェア・コードを有するコンピ
ュータで読み込み可能な媒体が提供される。そのコード
は、双方向リングネットワークへのノードのアクセスを
管理するためのものである。ノードは、下流リンクおよ
び出力帯域幅を有し、輻輳スパンの一部としてノードを
識別するコード、およびスパンにおける輻輳の関数とし
てノードの出力帯域幅を調整するコードを含む。
【0016】本発明のさらなる側面によると、双方向リ
ングネットワークへのノードのアクセスを管理する装置
が提供される。ノードは、下流リンクおよび出力帯域幅
を有する。その装置は、輻輳スパンの一部としてノード
を識別する識別器(identifier)と、スパンにおける輻
輳の関数としてノードの出力帯域幅を調節する調整器(a
djuster)とを含む。
【0017】本発明の他の側面および機能は、本発明の
具体的な実施形態の以下の説明と添付の図面の検討で本
分野の通常の当業者に対して明らかになる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、双方向リングネットワー
クを表す。双方向リングネットワークは、複数のネット
ワーク要素またはノード10を含む。本発明のために、
双方向リングネットワークは、多数のノードを含むこと
もあれば、わずか3個のノードしか含まないこともあ
る。双方向リングネットワークは、相反する方向に巡回
する2つのリングも含む。リング−1(15)は、反時
計回りに巡回し、リング−2(20)は、時計回りに巡
回する。各ノード10は、リング−1WAN入力ポート
65(Ring-1 WAN input port)およびリング−1WA
N出力ポート70(Ring-1WAN output port)で、リン
グ−1(15)に接続される。各ノード10は、リング
−2入力ポート75(Ring-2 input port)およびリン
グ−2出力ポート80(Ring-2 output port)で、リン
グ−2(20)に接続される。双方向リングネットワー
クの内外への通信を可能にするために、各ノード10
は、WAN入口ポート25(WAN ingress port)および
WAN出口ポート30(WAN egress port)も備える。
【0019】図2は、3個のノード10を含む双方向リ
ングネットワークの一部分を図示する。図2は、双方向
線形ネットワークを表すこともある。線形ネットワーク
がリングネットワークの一種(切断されたリングネット
ワークといえるリングネットワークの特殊なケース)と
みなされることを思い起こすべきである。
【0020】図3は、図1および図2に示すノード10
を図示している。リング−1 WAN入力ポート65で、
データパケットは、リング−1(15)からノード10
に入る。パケットは、転送フィルタ・データベース35
(forwarding filter database)に入る。パケットのア
ドレスを参照して、そのパケットがその特定のノード1
0宛てのものであるかどうかに関して、転送フィルタ・
データベース35において判断がなされる。そのパケッ
トがそのノード10宛てのものであれば、引き込みキュ
ー(drop queue)60に転送されるか引き込まれ、それ
からWAN出口ポート30に引き込まれる。
【0021】パケットがノード10宛てのものでなけれ
ば、通過インターフェース(pass through interface)
または通過FIFO40(すなわち先入れ先出しシフト
レジスタ)に転送される。それからパケットは、出力ス
ケジューラ45(output scheduler)に転送される。出
力スケジューラ45は、リング−1WAN入力ポート6
5とWAN入口ポート25との間でスケジュールを設定
する。リング−1(15)宛てのものであって、WAN
入口ポート25でノード10に入るパケットは、入口フ
ィルタ・データベース55に転送され、出力スケジュー
ラ45に転送される前に、追加キュー(add queue)5
0に転送される。パケットは、出力スケジューラ45か
らリング−1WAN出力ポート70に転送される。ノー
ド10とノード13との間のリング1(15)の部分
は、下流リンク16と呼ばれることになる。
【0022】リング−2WAN入力ポート75で、リン
グ−2(20)からノード10に入るデータパケット
は、先に述べたのと同じような経路をとる。
【0023】輻輳は、1秒当たりのビット数(bps)
で一般に測定される出力帯域幅またはデータフローレー
トが、ある値をこえたときに下流のリンク16において
生じる。この文脈において輻輳は、下流のリンク16が
処理することのできる最大帯域幅またはデータフローレ
ートを意味することで規定される。輻輳は、他の方法で
規定されてもよく、例えば下流のリンクの最大帯域幅ま
たはレートの関数として規定されてもよい。
【0024】本明細書では、タンデム・レートは、ノー
ド10を通過する(すなわち通過FIFO40を通る)
データフローレートである。追加レートは、特定のノー
ドがリングに寄与しているデータフローレートである
(すなわちWAN入口ポートからスケジューラまでのレ
ート)。輻輳は、タンデム・レートと追加レートの総和
が下流リンクの帯域幅を越えるときに下流リンク16に
おいて生じる。与えられる公平性方式においては、タン
デム・レートと追加レートの総和があらかじめ定めた帯
域幅またはデータフローレートに達したときに、輻輳が
下流リンク16において生じると考えられる。ターゲッ
ト・レートは、公平性方式によって指定されるような最
大許容追加レートである。宣伝レートは、下流のノード
によって、輻輳したスパン内の上流のノードに指定され
るターゲット・レートである。宣伝ターゲット・レート
は、ひとたび特定のノードによって受信されたならばD
Sレートと呼ばれる。
【0025】図4は、双方向リングネットワークへのノ
ードのアクセスを管理するための公平性アルゴリズム2
00のフローチャートである。ステップ205で、アル
ゴリズム200は始まる。
【0026】ステップ210で、下流リンクが輻輳して
いるかどうかに関して判断がなされる。ノードの出力帯
域幅があらかじめ定めたレベル(例えば下流リンクの最
大帯域幅またはその関数など)に達しているならば、下
流のリンクは輻輳している。
【0027】下流リンクが輻輳しているとわかれば、ス
テップ215で、ノードのターゲット・レートが初期値
に設定される。下流リンクが輻輳していれば、そのノー
ドは、輻輳したスパン内のヘッド・ノード (先頭ノー
ド;head node)である。
【0028】ステップ210で下流リンクが輻輳してい
ることがわかるかどうかに関わらず、ステップ220で
DSレートが下流のノードから受信されたかどうかに関
して判断がなされる。DSレートの受信は、そのノード
が輻輳したスパンにおけるチェーン・ノード(連鎖ノー
ド;chain node)であることを示している。
【0029】ステップ225(220)でDSレートが
受信されていないことがわかれば、ステップ215(2
25)でターゲット・レートが設定されたかどうかに関
して判断がなされる。ターゲット・レートが設定されて
なかった場合、そのノードは、輻輳したスパンの一部で
はない。すなわちヘッド・ノード(ステップ210)で
もなければ、チェーン・ノード(ステップ220)でも
ない。次にアルゴリズム200は、ステップ210に折
りかえして、先に述べたように下流のリンクが輻輳して
いるかどうかに関して再び判断がなされる。
【0030】ステップ225で、DSレートが受信され
たとわかれば、ステップ230でノードの追加レート
が、ターゲット・レートおよびDSレートの関数として
設定される。ターゲット・レートだけか、DSレートだ
けか、またはターゲット・レートとDSレートの両方で
あってもよいことに留意すべきである。
【0031】ステップ235で、ノードの宣伝レート
は、ターゲット・レート及びDSレートの関数として設
定される。ターゲット・レートだけか、DSレートだけ
か、またはターゲット・レートとDSレートの両方であ
ってもよいことに再び留意すべきである。
【0032】ステップ240で、宣伝レートは、輻輳し
たスパンの上流のノード(すなわちチェーン・ノード)
に送られる。好ましくは、そのチェーン・ノードは、ア
ルゴリズム200を利用する。
【0033】ステップ245で、ターゲット・レートが
(ステップ215、ステップ265、またはステップ2
75で)設定されたかどうかに関して判断がなされる。
ターゲット・レートが設定されていなければ、そのノー
ドは、輻輳したスパンの一部ではない。すなわちヘッド
・ノードまたはチェーン・ノードのどちらでもない。そ
れからアルゴリズム200は、ステップ210に折りか
えして、先に述べたように下流のリンクが輻輳している
かどうかに関して再び判断がなされる。
【0034】ステップ245でターゲット・レートが設
定されているとわかれば、ステップ250で下流リンク
の利用度が測定される。下流リンクの利用度とは、下流
リンクの輻輳レベルの程度、すなわち例えば下流のリン
クの最大帯域幅、またはその関数などのあらかじめ定め
たレベルに対するノードの出力帯域幅の程度である。下
流リンクの所望の利用度レベルは、ステップ210にお
いて使用される輻輳の規定と同じであってもよいし、そ
うでなくてもよい。
【0035】ステップ255で、下流リンクが十分に利
用されていない、すなわちノードの出力帯域幅があらか
じめ定めた所望の利用度レベル以下であるかどうかに関
して判断がなされる。
【0036】ステップ255で、下流リンクが十分に利
用されているとわかれば、ステップ260で、下流リン
クが過剰に利用されているかどうか、すなわちノードの
出力帯域幅が、あらかじめ定めた所望の利用度レベル以
上であるかどうかに関して判断がなされる。
【0037】ステップ260で、下流リンクが過剰に利
用されていないとわかれば、ノードの出力帯域幅は、あ
らかじめ定めた所望の利用度レベルに等しい。したがっ
て、ターゲット・レートを調整する必要はなく、アルゴ
リズム200はステップ220に折りかえして、先に述
べたようにDSレートが下流のノードから受信されたか
どうかに関して再び判断がなされる。
【0038】ステップ260で、下流リンクが過剰に利
用されているとわかれば、ステップ265で、ターゲッ
ト・レートが減らされる。量子化レート制御方式(quan
tized rate control scheme)において、ターゲット・
レートは、次に最も小さな値に減らされる。それからア
ルゴリズム200は、ステップ220に折りかえして先
に述べたようにDSレートが下流のノードから受信され
たかどうかに関して再び判断がなされる。
【0039】ステップ255で、下流のリンクが十分に
利用されていないとわかれば、ステップ270でターゲ
ット・レートが増やされる。量子化レート制御方式にお
いて、ターゲット・レートは、次に最も大きな値に増や
される。
【0040】ステップ275で、ターゲット・レートが
あらかじめ定めた最大しきい値に達したかどうかに関し
て判断がなされる。最大しきい値は、下流リンクの最大
帯域幅またはその関数と等しくてもよい。最大しきい値
は、ステップ255および260において使用された下
流リンクの所望の利用度レベルの関数か、またはステッ
プ210で使用された輻輳の規定であってもよい。ター
ゲット・レートが最大しきい値に達したとわかれば、ア
ルゴリズム200がステップ210に折りかえして、先
に述べたように下流のリンクが輻輳しているかどうかに
関して判断がなされる。ターゲット・レートが最大しき
い値に達していないとわかれば、アルゴリズム200が
ステップ220に折りかえして先に述べたようにDSレ
ートが下流のノードから受信されたかどうかに関して再
び判断がなされる。
【0041】図5は、本発明を実施するノード10を表
す。ノード10は、以下のコンポーネントを含む。 −タンデム・レート評価器(tandem rate estimator)
85。 −統計量を計算するために使用されるタイマ90(Tsta
t)。 −ノードでの実際の追加トラフィック・レートを計算す
るために使用される追加レート評価器95(add rate e
stimator)。 −輻輳したスパン内のノードのために、新しいターゲッ
ト・レートを計算する宣伝レート生成器100(Advert
ised rate generator)。 −下流レート受信モジュール105(Downstream rate
receive module)。この方式(mode)は、トラフィック
・レートを測定するリングと反対方向のリング上で公平
性メッセージ(Fairness message)を聞く。 −追加トラフィック・レートを制御するリーキー・バケ
ット(Leaky bucket)110。 −公平性メッセージを周期的に送信するタイマ115。
この公平性メッセージは、輻輳したスパン内の輻輳した
ノードのためのターゲット・レートを含んでいる。この
タイマの持続時間を、Tmsgと呼ぶ。
【0042】輻輳がなければ、各ノードは、最大リング
帯域幅までパケットを送信することができる。輻輳が検
出される場合、複数のノードの集団が輻輳したスパンま
たは輻輳スパンとして識別される。公平性アルゴリズム
は、使用可能になる。閉ループ制御機構は、1つのリン
グ上で、1つの方向におけるデータフローレートを監視
して、その反対方向における輻輳したスパン内の上流ノ
ードに公平性メッセージを送信し、出力レートを制御す
ることによって輻輳を軽減する。
【0043】パケットがWAN入力ポート65に到着す
る時、そのパケットをこのノードに引き込むか、あるい
はそのパケットを通過FIFOおよびスケジューラを介
して外部にむけてリング上に引き続き転送するか、のい
ずれかの判断がなされる。通過パケットは、Tstatにわ
たってタンデム・レート評価器85によってカウントさ
れる。同様に、現在のノードによってリングに追加され
るすべてのパケットは、追加レート評価器95によって
カウントされる。輻輳していない場合には、リーキー・
バケットは有効ではない。そのためWAN入口ポート5
5からのすべてのパケットは、追加レート評価器によっ
てスケジュール通りにカウントされ、リング上に出され
る。
【0044】以下の動作は、連続的に実行される。 −追加レート及びタンデム・レートは、全てのTstatに
対して測定される。 −各ノードは、Tmsg毎に上流のノードに公平性メッセー
ジを送信する。メッセージは、宣伝レートを含む。この
宣伝レートは、リーキー・バケットを制御する1つまた
は複数の上流ノードのためのターゲット・レートであ
る。 −各ノードは、タンデム(縦続接続)の送信元(sourc
e)の数を監視する。 −各ノードは、反対側のリング上で公平性メッセージを
連続的に受信し、このメッセージを処理する。 −宣伝レート生成器は、WAN出力ポート65の帯域幅
の利用度が、輻輳を規定するしきい値を越えているかど
うかを調べる。輻輳が無ければ、上流のノードに対する
宣伝レートは、最大のリング帯域幅である。このメッセ
ージは、WANポート80で外に送信される。輻輳が検
出される場合、このノードは、輻輳したスパン内の全ノ
ードの出力帯域幅を制御することになる。このノード
を、HEADノードとよぶ。出力帯域幅の制御は、上流
のノードにターゲット・レートを宣伝することによって
達せられる。上流のノードによって受信されるターゲッ
ト・レートは、リーキー・バケットに適用される。上流
のノードが宣伝レートに一致させるとき、その結果は、
タンデム・レートの監視において、HEADノードによ
って測定されることができる。
【0045】−輻輳の各段階で、上流のノードに様々な
レートが宣伝される。宣伝レート生成器は、上流の全て
のノードに対して公平なレートを宣伝することができ
る。ターゲット・レートを宣伝した後、HEADノード
は、その出力リンク上で帯域幅の利用度を監視し続け
る。輻輳が無くならないのであれば、前よりも小さなタ
ーゲット・レートを宣伝することになる。このプロセス
は、HEADノードの出力帯域幅の利用度が最大値に達
するまで続く。平衡に達したとき、全ノードは、同じレ
ートを送信することになる。リンク帯域幅が等しく分け
られる。空き容量(spare capacity)が出力リンクで検
出されれば、宣伝レート生成器100は、上流のノード
により大きなターゲット・レートを宣伝する。
【0046】下流レート受信モジュール105は、2つ
のタスクを実行する。 −それは、データフローに対して反対のリングトラフィ
ックを、下流のノードからの公平性メッセージのために
継続的に監視する。 −それは、ターゲット・レートを上流のノードに転送す
るか、またはターゲット・メッセージを終了させるかの
いずれかを行う宣伝レート生成器115に、下流のノー
ドから受信されたターゲット・レートを転送する。
【0047】公平性アルゴリズムは、輻輳スパンに適用
される。スパンは、HEAD(先頭;ヘッド)、CHA
IN(連鎖;チェーン)、TAIL(後尾;テール)を
有する。HEADは、その出力リンク15で輻輳を検出
するノードである。複数のノードによって輻輳が生じる
場合、輻輳は、有限のノード数からなる。HEADおよ
び最後のノードを除いて、全てのノードは、CHAIN
ノードである。最後のノードは、TAILノードと呼ば
れる。1つまたは複数のCHAINノードとTAILノ
ードとの違いは、TAILノードが、最大しきい値以下
のタンデム・トラフィックを有することである。公平性
アルゴリズムは、輻輳したスパンにおける全てのノード
に対して帯域幅を等しく割り当てることを確実にしよう
とする。
【0048】ヘッド・ノードの形成は、上で説明されて
いる。CHAINまたはTAILの形成は、輻輳しきい
値と等しくない下流レートを受信するノードによって確
立される。
【0049】図6は、本発明を具体化する公平性アルゴ
リズムを図示する状態図である。公平性方式の中心は、
2つの重要な値を制御するステート・マシン(state ma
chine)である。 −上流のノードへの宣伝ターゲット・レート、および −リーキー・バケットに適用されるリークレート。
【0050】公平性ステート・マシン(fairness state
machine)は、6個の主状態(mainstate)と4個の副
状態(minor state)を含んでいる。 −非輻輳状態300(Un-congested state)。これは、
デフォルトの状態である。 −通常輻輳状態305(Normal Congested State)。単
一のノードか、またはトラフィックを追加しないノード
(すなわち、それの出力リンク15で輻輳に寄与しない
ノード)によって輻輳が生じる場合、この状態である。 −HEAD1状態310(HEAD 1 state)。輻輳が最初
に検出される場合、輻輳したスパンの先頭は、ターゲッ
ト・レートを上流のノードに宣伝して、上流のノードの
追加トラフィックにそれを適用させることで対処しなけ
ればならない。この状態は、出力リンクの利用度に応じ
てその宣伝レートを上または下に連続的に調整する。
【0051】−HEAD=HEAD+1状態311(HE
AD = HEAD - 1 state)。これは、宣伝レートを次に低
い値にする副状態である。 −HEAD=HEAD−1状態312(HEAD = HEAD +
1 state)。これは、宣伝レートを次に高い値に上げる
副状態である。宣伝レートを上げるための判断は、空き
容量が出力リンク上で観測されることを理由とする。
【0052】輻輳状態が終わったとき、各ノードは、通
常の非輻輳状態300に戻る。
【0053】−HEAD2状態315(HEAD 2 stat
e)。この第2のヘッド状態は、スパン内部で輻輳が生
じるかどうかを考慮に入れるのに必要とされる。例えば
トラフィックフローが変わるのに応じて、スパン内のク
ワイエット・ノード(quiet nodes)が、データを送信
し始める。輻輳は、現行のスパン内部で生じてもよい
し、さもなければ複数のスパンが一体となって合わさっ
てもよい。HEAD2状態は、単一のスパンがほかの複
数のスパンを取り込むことを可能にする。HEAD1と
HEAD2は、宣伝レートの計算において異なる。HE
AD1は、輻輳したスパンの真の先頭のノードである。
それは、スパンにおける全ノードのためにターゲット・
レートを制御する。HEAD2は、HEAD1から受信
される最小ターゲット・レートを伝搬する。この概念
は、一部重複するスパンを取り込むのに必要とされる。
【0054】−HEAD=HEAD+1状態316(HE
AD = HEAD - 1)。これは、次に低い値まで宣伝レート
を下げる副ステートである。 −HEAD=HEAD−1状態317(HEAD = HEAD +
1)。これは、宣伝レートを次のより高い値に上げる副
ステートである。宣伝レートを上げるための判断は、空
き容量が出力リンク上で観測されることを理由とする。
【0055】輻輳状態が終わったとき、各ノードは、通
常の非輻輳状態300に戻る。
【0056】チェーン状態320(Chain state 32
0)。輻輳したスパンにおいて、ノードが先頭のノード
でなければ、それはチェーン・ノードか、またはテール
・ノードのいずれかである。これらのノードは、許容最
大リークレート以下のターゲット・レートを受信するノ
ードとして単に識別される。この許容最大リークレート
は、輻輳しきい値でありうる。チェーン・ノードは、受
信された下流レートを上流に転送し、受信された下流レ
ートをリーキー・バケットに適用する。
【0057】テール状態325(Tail state)。テール
状態は、タンデム・トラフィックが小さいという事実に
よってチェーン・ノードとは異なる。それゆえ、そのタ
ンデム・トラフィックは、下流の輻輳に寄与していな
い。テール・ノードは、その下流レートを上流のノード
に転送しないで、受信された下流レートをそのリーキー
・バケットに適用する。テール・ノードがトラフィック
を輻輳スパンに追加するのをやめれば、それ自身は、そ
のスパンからはずれる。その下流のノードが、自動的に
テールになる。テール・ノードが有意な通過トラフィッ
ク量を検出すれば、それはチェーン・ノードになり、上
流のノードのうちの1つが新しいテールになる。これ
は、スパンが伸びることを可能にする。
【0058】図7は、双方向リングネットワークにおけ
る4つのノードを図示する。ノード2がノード1からみ
て上流であり、ノード3がノード2からみて上流であ
り、ノード4がノード3からみて上流である。リング上
の最大許容帯域幅は、輻輳しきい値と同じであり、最大
帯域幅の95%で規定される。有効とみなされる最小ト
ラフィック・レートは、リング帯域幅の5%で規定され
る。
【0059】初期状態を、ここに記述する。全ノード
は、非輻輳状態で始まる。各ノードは、リーキー・バケ
ット110が有効にされてないのでリング帯域幅までバ
ースト(burst)することができる。開始時には、ネッ
トワークに輻輳はない。
【0060】各ノードは、継続的にタンデム・トラフィ
ック・レートを監視する。レートの監視は、固定ウィン
ドウ評価器(fix window estimator)によって実施され
ることができる。それは、期間がTstatに設定されてい
るプログラム可能なタイマである。タイマが切れるとき
に、現在のタンデムカウント(tandem count)がレート
計算のために使用され、ビン(貯蔵器;bin)がクリア
される。次のパケットが通過経路に受信されるとき、パ
ケットサイズがビンに累積される。累積は、受信される
全てのパケットに対して、次のTstatタイマの満了イベ
ントまで続く。このプロセスが繰り返される。
【0061】全リング帯域幅は、様々なクラスに細分さ
れてもよい。クラスのそれぞれは、それ自身の公平性ア
ルゴリズムの実行を有することができる。各ノードは、
クラスのそれぞれに対してタンデムおよび追加レートを
測定する。
【0062】各ノードは、継続的に追加トラフィック・
レートを監視する。同じメカニズムは、タンデム・レー
トの推定のために使用される。追加トラフィックは、異
なる宛先に対して記憶されることができる。輻輳したリ
ンクを通過する宛先のパケットは、制限されたレートに
なるが、輻輳する前のノードに宛てたパケットは、別の
レートリミッタ(rate limiter)で送られることができ
る。
【0063】各ノードは、プログラム可能なタイマ値
(Tmsg)を有するメッセージ・タイマを持つ。このタイ
マが切れるとき、公平性メッセージが上流のノードに送
られる。メッセージの内容は、上流のノードのための宣
伝レートである。輻輳がない場合には、宣伝レートは9
5%のリング帯域幅である。
【0064】もう一つの方法として、公正性メッセージ
は、ネットワークにおけるイベントの変化をトリガとし
て送られることができる。例えば、変化イベントは、輻
輳の検出として規定されることができる。HEADノー
ドが、過剰に利用されている下流リンク帯域幅を検出す
る。;HEADノードが十分に利用されていない下流リ
ンク帯域幅を検出する。;または輻輳したスパン内の送
信元に対して監視されたレートの変化;または追加トラ
フィックに対する線遅延の超過ヘッド。
【0065】公正性メッセージは、輻輳が検出された場
所の情報を含むことができる。公平性メッセージはTmsg
時間ごとを送られるか、または新しいメッセージが受信
されたときに送られることができる。
【0066】各ノードは、その下流のノードから公正性
メッセージを受信する。非輻輳の場合、受信される下流
レートは、95%のリング帯域幅である。
【0067】輻輳帯域幅の分配(Congestion Bandwidth
Allocation)を、ここに説明する。
【0068】輻輳は、以下のように生成される。ノード
2、3、および4は、ノード1に、リング帯域幅の40
%相当のデータを送り始めるか、または送ろうとする。
ノード4は、そのトラフィックの全てをリング上におく
ことができる。その出力リンク420は、40%利用さ
れる。ノード3は、そのトラフィックの全てをリング上
におくことができる。その出力リンク425は、80%
利用される。しかしながら、ノード2は、リング上にそ
のトラフィックの50%しかおくことができない。
【0069】その利用度が輻輳しきい値と交差するの
で、ノード2は、その出力リンクが輻輳することを検出
する。ノード2は、ヘッド・ノードになる。それは、上
流のノードのために初期ターゲットの値を選択する。初
期値は、ノード2までタンデム接続されている送信元の
数を監視することによって判断される。この場合、その
数は2である。次にその状態参照テーブルから、現在の
ヘッド・ノードの状態と対応する宣伝レートを見つけ
る。それから、このレートが上流のノードに宣伝され
て、それら自身のリーク・バケット110を制御するた
めに使用される。この例では、輻輳スパンに3つのノー
ドがあるので、公平な宣伝レートはリング帯域幅の31
%である。
【0070】状態テーブルにおいて、エントリは、現在
のヘッド状態を識別する。ヘッド状態のそれぞれのため
に、宣伝レートのためのエントリ、および出力リンクの
利用度のためのエントリがある。ヘッド・ノードは、そ
の出力リンクの利用度を継続的に監視する。輻輳は、他
のノードが加わるにつれて増大する。ヘッド・ノード
は、輻輳を見つけて、そのヘッド状態数(head state n
umber)を増加させる。ヘッド状態数が大きくなればな
るほど、宣伝レートの値は小さくなる。このようにして
制限されたリング帯域幅は、競合するノードの間で等し
く分けられる。
【0071】もう一つの方法として、輻輳が検出される
とき、先頭ノードはプローブ・レート(probe rate;ネ
ットワーク内のノードの総数以下である任意のレート)
を宣伝することができる。それからヘッド・ノードは、
サンプリング時間にわたってタンデム・レートを測定
し、プローブ・レートでサンプリング・レートを割って
上流のノード数を判断する。
【0072】もう一つの方法として、ノードのそれぞれ
は、ノードまでタンデム接続されている送信元のそれぞ
れに対するタンデム・レートを監視することができる。
もし輻輳スパン内のすべてのノードが同じ量のトラフィ
ックを送信するわけではないならば、より高度な判断が
なされて、最も重いトラフィックを送信するノードをタ
ーゲットにすることできる。
【0073】各ノードは、各送信元に関連づけられた優
先権(preference)を有することもできる。輻輳が検出
されるとき、それは、最初により低い優先権をつけられ
たノードを選択的にターゲットにすることができる。
【0074】ノード3は、リング帯域幅の31%の下流
レートを受信して、そのリーキー・バケットをターゲッ
ト・レートに設定する。ノード3のタンデム・レート評
価器は、有意なタンデム・トラフィックを検出し、ノー
ド4にタンデム・レートを転送する。
【0075】ノード4は、リング帯域幅の31%の下流
レートを受信し、そのリーキー・バケットをターゲット
・レートに設定する。ノード4のタンデム・レート評価
器は、タンデム・トラフィックを検出しない。このた
め、その上流のノードにターゲット・レートを転送しな
い。ノード4は、テール・ノードになる。
【0076】リーキー・バケットが有効になっているの
で、全てのノードが公平なレートを送信する。このレー
トは、所望のレート以下である。余分なパケットは、追
加キュー150にバッファされることになる。それが充
てんされるか、ある程度充てんされた場合、WAN入口
ポート25に背圧(back pressure)をかけるか、さも
なければ(たとえばランダム早期処分(Random Early D
iscard ;RED)などのアルゴリズムに基づいて、)パケ
ットを処分する。
【0077】輻輳したノードは、DSレート(公平なレ
ート)を受信し、DSレートまたは局所的な追加レート
の関数に基づいて、そのリーキー・バケットを制御す
る。関数は、パケットの優先順位のプロファイル(pack
et priority profile)であってよい。DSレートより
大きなレートで、優先順位の高いトラフィックを送信す
るノードは、そのリーキー・バケットを優先順位の高い
トラフィック・レートに設定することができる。これ
は、ヘッド・ノードの下流リンクで、輻輳を引き起こす
ことになる。HEADノードは、それに応じてより低い
レート(公平ではないレート)を上流のノードに宣伝す
る。優先順位の低いトラフィックの送信元ノードだけ
が、その追加レートを宣伝レートに合わせることにな
る。これは、優先順位の高いトラフィックに優先的な扱
いを提供する方法である。
【0078】ノードのリークレート(leak rate)は、
欠陥診断目的(fault diagnostic purpose)のためにヘ
ッド・ノードにエコーバック(echo back)されてよ
い。
【0079】輻輳の除去(Congestion Removal)をここ
で説明する。
【0080】この例において、ノード4は、送信するデ
ータが無いのでパケットを送信するのをやめる。ノード
4は、その追加レートが最小しきい値以下に減少したこ
とを検出し、TAIL状態325から非輻輳状態300
に状態を変える。ノード2は、その出力リンクの利用度
が、状態テーブルにおける最小利用度の値以下に落ちた
ことを検出する。これは、状態テーブルに記憶される第
2の値である。ノード2は、状態テーブルからそのHE
AD状態数を減らし、より大きな宣伝レートを選択して
ノード3にそれを送信する。同時にノード3は、ノード
4から有意ではないトラフィックを検出し、TAILと
なることを引き継ぐ。ノード3は、ノード2から新しい
ターゲット・レートを受信し、それをそのリーキー・バ
ケットに適用する。ここでスパンがそのサイズを減少し
て、より公平性の高い新しいレートがスパン内の全ての
ノードに適用される。
【0081】ノード2の帯域幅の需要量が低下する。そ
れが最小しきい値の帯域幅より小さいトラフィックを送
り出している場合、それは状態をHEAD状態から非輻
輳状態に変える。ノード2は、ノード3に最大許容リン
グ帯域幅を宣伝する。
【0082】最後に、ノード3は、最大許容リング帯域
幅のターゲット・レート、およびTAIL状態から非輻
輳状態への変化を受信する。
【0083】ここで全てのノードは、初期条件にもど
る。
【0084】実施をここに説明する。
【0085】このアルゴリズムは、ハードウェアにおい
て完全に実施されることができる。プロセッサ・モジュ
ールがWANポートのレートでデータを受信することが
できれば、アルゴリズムはソフトウェアにおいて実施さ
れることもできる。以下の機能がハードウェアにおいて
実施されるならば、より遅いプロセッサが公正性アルゴ
リズムを実施するために使用されることができる。
【0086】−タンデム・レート評価器。 −追加レート評価器。 −下流レート受信ブロック。 −宣伝レート送信ブロック。
【0087】発明を最も現実的かつ好ましい実施形態に
関連づけて説明したけれども、発明が開示された実施形
態に制限されないことは理解されるべきである。しかし
ながら本発明は、請求項の範囲内に含まれる様々な改
良、変形、改造、および同様の装置に及ぶことを意図さ
れている。請求の範囲は、そのような改修並びに同様の
構造および機能を取り込むことができるように広く解釈
されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、双方向リングネットワークを図示す
る。
【図2】図2は、図1の双方向リングネットワークの一
部分を図示する。
【図3】図3は、図1の双方向リングネットワークのノ
ードを図示する。
【図4】図4は、本発明を具体化する公平性アルゴリズ
ムを表すフローチャートである。
【図5】図5は、本発明を具体化する図1の双方向リン
グネットワークのノードを図示する。
【図6】図6は、本発明を具体化する公正性アルゴリズ
ムを表す状態図である。
【図7】図7は、双方向リングネットワークにおける4
つのノードを図示する。
【符号の説明】
10 ノード 15 リング−1 20 リング−2 25 WAN入口ポート 30 WAN出口ポート
フロントページの続き (72)発明者 ワン・シン・ペン カナダ、ケー2エー、2ダブリュー9、オ ンタリオ、オタワ、ウィンダミア・アヴェ ニュー 667 (72)発明者 ヤン・サップ・リー カナダ、ケー1エヌ、8ワイ3、オンタリ オ、オタワ、ヨーク・ストリート 145 アパートメント 407

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】双方向リングネットワークへのノードのア
    クセスを管理するための方法であって、該ノードが下流
    リンクおよび出力帯域幅を有し、 a.前記ノードを輻輳したスパンの一部として識別する
    ステップと、 b.スパンにおける輻輳の関数として該ノードの出力帯
    域幅を調整するステップと、を含む方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法であって、 a.前記ノードがその一部である輻輳したスパンにおけ
    る下流ノードから、DSレートを該ノードで受信するス
    テップと、 b.DSレートの関数として前記ノードの出力帯域幅を
    調整するステップと、 c.前記ノードのためにDSレートの関数として追加レ
    ートを設定するステップと、を含む方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の方法であって、ステップ
    bが、 b.前記ノードのためにDSレートの関数として追加レ
    ートを設定するステップを含む方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の方法であって、前記関数
    が公平関数(fair function)である方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の方法であって、前記関数
    が不公平関数(unfairfunction)である方法。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の方法であって、 a.前記ノードの下流リンクが輻輳しているかどうかを
    判断するステップと、 b.下流リンクが輻輳している場合、前記ノードの出力
    帯域幅を下流リンクにおける輻輳の関数として調整する
    ステップと、を含む方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の方法であって、ステップ
    bが、 前記下流リンクが輻輳している場合、 i.前記下流リンクにおける輻輳の関数として前記ノー
    ドの出力帯域幅を調整するステップと、 ii.前記下流リンクにおける輻輳に寄与する1つ又は複
    数の上流ノードの出力帯域幅を、該下流リンクにおける
    輻輳の関数として調整するステップと、を含む方法。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の方法であって、ステップ
    bが、 前記下流リンクが輻輳している場合、 i.前記ノードのためにターゲット・レートを設定する
    ステップと、 ii.前記ノードのために前記ターゲット・レートの関数
    として追加レートを設定するステップと iii.前記ノードのために前記ターゲット・レートの関
    数として宣伝レートを設定するステップと、 iv.下流リンクにおける輻輳に寄与する1つまたは複数
    のノードに、前記宣伝レートを送信するステップと、 v.下流リンクの利用度を測定するステップと、 vi.前記下流リンクの利用度の関数としてターゲット・
    レートを設定するステップと、 vii.前記ターゲット・レートの関数として前記追加レ
    ートを設定するステップと、 viii.ステップiiからviiを繰り返すステップと、 を含む方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の方法であって、 ステップviが、 下流リンクが過剰に利用されている場合、 (1) 前記ターゲット・レートを減らすステップと、 (2) 前記ターゲット・レートおよび任意のDSレー
    トの関数として前記追加レートを設定するステップと、 を含み、 ステップviiが、 下流リンクが十分に利用されていない場合、 (1) 前記ターゲット・レートを増やすステップと、 (2) 前記ターゲット・レートおよび前記DSレート
    の関数として前記追加レートを設定するステップと、 を含む方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の方法であって、 ステップviが、 下流リンクが過剰に利用されている場合、 (1) 次に最も小さい値に前記ターゲット・レートを
    減らすステップと、 (2) 前記ターゲット・レートの関数および前記DS
    レートの関数として前記追加レートを設定するステップ
    と、 を含み、 ステップviiが、 下流リンクが十分に利用されていない場合、 (1) 次に高い値に前記ターゲット・レートを増やす
    ステップと、 (2) 前記ターゲット・レートおよび前記DSレート
    の関数として前記追加レートを設定するステップと、 を含む方法。
  11. 【請求項11】請求項8に記載の方法であって、ステッ
    プviiiが、前記ターゲット・レートが最大しきい値に達
    するまでステップiiからviiを繰り返すステップを含む
    方法。
  12. 【請求項12】請求項1に記載の方法であって、 a.前記ノードがその一部である輻輳したスパンにおけ
    る下流ノードから、DSレートを該ノードで受信するス
    テップと、 b.前記ノードの下流リンクが輻輳しているかどうかを
    判断するステップと、 c.前記DSレートおよび下流リンクにおける輻輳の関
    数として前記ノードの出力帯域幅を調整するステップ
    と、を含む方法。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の方法であって、 d.前記下流リンクにおける輻輳に寄与する1つ又は複
    数の上流ノードの出力帯域幅を、前記DSレートおよび
    該下流リンクにおける輻輳の関数として調整するステッ
    プをさらに含む方法。
  14. 【請求項14】請求項1に記載の方法であって、 a.前記ノードがその一部である輻輳したスパンにおけ
    る下流ノードからDSレートをノードで受信するステッ
    プと、 b.前記ノードのために追加レートを前記DSレートの
    関数として設定するステップと、 c.前記ノードの下流リンクが輻輳しているかどうかを
    判断するステップと、 d.前記下流リンクが輻輳している場合、 i.前記ノードのためにターゲット・レートを設定する
    ステップと、 ii.前記ノードのために追加レートを、前記ターゲット
    ・レートおよび前記DSレートの関数として設定するス
    テップと、 iii.前記ノードのために宣伝レートを、前記ターゲッ
    ト・レートおよび前記DSレートの関数として設定する
    ステップと、 iv.前記下流リンクにおける輻輳に寄与する1つまたは
    複数の上流ノードに、前記宣伝レートを送信するステッ
    プと v.前記下流リンクの利用度を測定するステップと、 vi.前記下流リンクの利用度の関数として前記ターゲッ
    ト・レートを設定するステップと、 vii.前記ターゲット・レートおよび前記DSレートの
    関数として前記追加レートを設定するステップと、 viii.ステップiiからviiを繰り返すステップと、 を含む方法。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の方法であって、ステ
    ップcにおいて、輻輳が下流リンクの最大帯域幅の関数
    として規定される方法。
  16. 【請求項16】請求項14に記載の方法であって、 a.ステップviにおいて、前記下流リンクの過剰な利用
    度が、該下流リンクの最大帯域幅の関数として規定さ
    れ、 b.ステップviiにおいて、前記下流リンクの十分では
    ない利用度が、該下流リンクの最大帯域幅の関数として
    規定される方法。
  17. 【請求項17】双方向リングネットワークへのノードの
    アクセスを管理するための方法であって、 a.複数のノードを含む輻輳したスパンを識別するステ
    ップと、 b.輻輳したスパンにおけるノードの出力帯域幅を、ス
    パンにおける輻輳の関数として調整するステップと、を
    含む方法。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の方法であって、 a.輻輳した下流リンクを有するヘッド・ノード、およ
    び下流リンクにおける輻輳に寄与する複数のチェーン・
    ノード、を含む輻輳したスパンを識別するステップと、 b.前記下流リンクにおける輻輳の関数として前記ヘッ
    ド・ノードの出力帯域幅を調整するステップと、 c.前記下流リンクにおける輻輳の関数としてチェーン
    ・ノードの出力帯域幅を調整するステップと、を含む方
    法。
  19. 【請求項19】双方向リングネットワークへのノードの
    アクセスを管理するための装置であって、ノードが下流
    リンクおよび出力帯域幅を有し、 a.複数のノードを含む輻輳したスパンを識別するため
    の手段と、 b.輻輳したスパンにおけるノードの出力帯域幅を、該
    スパンにおける輻輳の関数として調整するための手段
    と、を含む前記アクセスを管理するための装置。
  20. 【請求項20】コンピュータで実行可能なソフトウェア
    ・コードを記憶したコンピュータで読み取り可能な媒体
    であって、該コードが、双方向リングネットワークへの
    アクセスを管理するためのものであり、ノードが下流リ
    ンクおよび出力帯域幅を有し、該コードが、 a.輻輳したスパンの一部としてノードを識別するため
    のコードと、 b.前記スパンにおける輻輳の関数としてノードの出力
    帯域幅を調整するためのコードと、を含む前記コンピュ
    ータで読み取り可能な媒体。
  21. 【請求項21】双方向リングネットワークへのアクセス
    を管理するためにプログラムされたコンピュータであっ
    て、ノードが下流リンクおよび出力帯域幅を有して、 a.コンピュータで実行可能なプログラム・コードを記
    憶するために少なくとも1つの領域を有するメモリと、 b.前記メモリに記憶されたプログラム・コードを実行
    するためのプロセッサと、を備え、 c.前記プログラム・コードが、 i.輻輳したスパンの一部としてノードを識別するコー
    ドと、 ii.前記ノードの出力帯域幅を前記スパンにおける輻輳
    の関数として調整するコードと、を含む前記プログラム
    されたコンピュータ。
  22. 【請求項22】コンピュータで実行可能なソフトウェア
    ・コードを有する、コンピュータで読み込み可能な媒体
    であって、該コードが、双方向リングネットワークへの
    ノードのアクセスを管理するためのものであり、前記ノ
    ードが下流リンクおよび出力帯域幅を有して、 a.輻輳したスパンの一部として前記ノードを識別する
    ためのコードと、 b.前記ノードの出力帯域幅をスパンにおける輻輳の関
    数として調整するためのコードと、を含む前記コンピュ
    ータで読み込み可能な媒体。
  23. 【請求項23】双方向リングネットワークへのノードの
    アクセスを管理する装置であって、該ノードが下流リン
    クおよび出力帯域幅を有し、 a.輻輳したスパンの一部として前記ノードを識別する
    識別器と、 b.前記ノードの出力帯域幅を前記スパンにおける輻輳
    の関数として調整する調整器を備える装置。
  24. 【請求項24】請求項23に記載の装置であって、 a.WAN入力ポートからパケットを受信するため、並
    びに通過FIFOおよびスケジューラを通してWAN出
    力ポートにパケットを転送するか、または引込みキュー
    を通してWAN出口ポートにパケットを引き込むための
    転送フィルタ・データベースと、 b.WAN入口ポートからパケットを受信するため、並
    びに追加キュー、リーキー・バケット、およびスケジュ
    ーラを通じてWAN出力ポートにパケットを転送するた
    めの入口フィルタ・データベースと、 c.第1の時間にわたって通過FIFOを通過するパケ
    ットをカウントすることによって、タンデム・レートを
    計算するタンデム・レート評価器と d.第2の時間にわたって前記リーキー・バケットを通
    過するパケットをカウントすることによって、追加レー
    トを計算する追加レート評価器と、 e.前記タンデム・レートおよび前記追加レートからW
    AN出力ポートの帯域幅の利用度を計算するため、並び
    に帯域幅の利用度およびDSレート受信モジュールで受
    信された任意のDSレートの関数として宣伝レートを求
    めるための宣伝レート生成器と、を含む装置。
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