JP2001044957A - トランスポートストリーム生成装置および方法、トランスポートストリーム記録装置および方法、並びに媒体 - Google Patents

トランスポートストリーム生成装置および方法、トランスポートストリーム記録装置および方法、並びに媒体

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JP2001044957A
JP2001044957A JP22072799A JP22072799A JP2001044957A JP 2001044957 A JP2001044957 A JP 2001044957A JP 22072799 A JP22072799 A JP 22072799A JP 22072799 A JP22072799 A JP 22072799A JP 2001044957 A JP2001044957 A JP 2001044957A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスポートストリームを効率的に記録す
る。 【解決手段】 入力されるビデオ信号は、MPEGビデオエ
ンコーダ1でビデオストリームにエンコードされ、TS
パケット化回路7で間欠的にTSパケット化されて、ar
rival_time_stamp付加回路33でarrival_time_stampが
付加されて、スムージングバッファ34に一時的に蓄え
られ、書き込み回路35により所定の記録レートで読み
出されて、記録媒体16に書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスポートス
トリーム生成装置および方法、トランスポートストリー
ム記録装置および方法、並びに媒体に関し、特に、ビッ
トレートが変動するエレメンタリストリームを多重化し
てトランスポートストリームを生成して、記録し、再生
する場合に用いて好適なトランスポートストリーム生成
装置および方法、トランスポートストリーム記録装置お
よび方法、並びに媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来のトランスポートストリー
ム生成装置の構成の一例を示している。このトランスポ
ートストリーム生成装置は、入力されるビデオ信号およ
びオーディオ信号をMPEG(Moving Picture Experts Grou
p)2方式でエンコードした後、トランスポートパケット
(以下、TSパケットと記述する)化して時分割で多重
化することにより、トランスポートストリームを生成す
るものである。
【0003】このトランスポートストリーム生成装置の
MPEGビデオエンコーダ1は、入力されるビデオ信号をMP
EG2方式でエンコードして、得られたMPEGビデオストリ
ームをビデオストリームバッファ2に出力する。MPEGビ
デオエンコーダ1はまた、得られたMPEGビデオストリー
ムに対応するアクセスユニット情報を多重化スケジュー
ラ5に出力する。MPEGビデオストリームに対応するアク
セスユニット情報とは、MPEGビデオストリームを構成す
る各ピクチャのピクチャタイプ、符号化ビット量、およ
びデコードタイムスタンプである。ここで、ピクチャタ
イプとは、当該ピクチャがIピクチャ、Pピクチャ、また
はBピクチャのうちのいずれであるかを示す情報であ
り、デコードタイムスタンプとは、MPEG2システムズ(I
SO/IEC 13818-1)で規定されている情報である。
【0004】ビデオストリームバッファ2は、MPEGビデ
オエンコーダ1から入力されるMPEGビデオストリームを
一時的に蓄え、スイッチ6を介するトランスポートパケ
ット化回路7から要求に対応して、蓄えたMPEGビデオス
トリームをスイッチ6の入力端子aを介してトランスポ
ートパケット化回路(以下、TSパケット化回路と記述
する)7に出力する。
【0005】MPEGオーディオエンコーダ3は、入力され
るオーディオ信号をMPEG2方式でエンコードして、得ら
れたMPEGオーディオストリームをオーディオストリーム
バッファ4に出力する。MPEGオーディオエンコーダ3は
また、得られたMPEGオーディオストリームに対応するア
クセスユニット情報を多重化スケジューラ5に出力す
る。MPEGオーディオストリームに対応するアクセスユニ
ット情報とは、MPEGオーディオストリームを構成する各
オーディオフレームの符号化ビット量、およびデコード
タイムスタンプである。
【0006】オーディオストリームバッファ4は、MPEG
オーディオエンコーダ3から入力されるMPEGオーディオ
ストリームを一時的に蓄え、スイッチ6を介するTSパ
ケット化回路7から要求に対応して、蓄えたMPEGオーデ
ィオストリームをスイッチ6の入力端子bを介してTS
パケット化回路7に出力する。
【0007】多重化スケジューラ5は、MPEGビデオエン
コーダ1およびMPEGオーディオエンコーダ3から入力さ
れるアクセスユニット情報に基づいて、MPEGビデオスト
リームおよびMPEGオーディオストリームからトランスポ
ートストリームを生成する方法を決定し、決定結果に対
応するパケット化制御情報を生成して、スイッチ6およ
びTSパケット化回路7に出力する。多重化スケジュー
ラ5はまた、MPEG2システムズで規定されているPCR(P
rogram Clock Reference、プログラム時刻基準参照値)
を発生し、TSパケット化回路7に出力する。
【0008】スイッチ6は、多重化スケジューラ5から
入力されるパケット化制御情報に基づいて、ビデオスト
リームバッファ2からのMPEGビデオストリームが入力さ
れる入力端子a、オーディオストリームバッファ4から
のMPEGオーディオストリームが入力される入力端子b、
または、情報としては意味をなさない、トランスポート
ストリームのビットレートを一定とするために用いられ
るヌルデータ(Null data)が入力される入力端子cに切
り替えられる。したがって、TSパケット化回路7に
は、MPEGビデオストリーム、MPEGオーディオストリー
ム、またはヌルデータのいずれかが入力される。
【0009】TSパケット化回路7は、多重化スケジュ
ーラ5から入力されるパケット化制御情報に基づいて、
スイッチ6から入力されるMPEGビデオストリーム、MPEG
オーディオストリーム、ヌルデータ、または、多重化ス
ケジューラ5から入力されるPCRをTSパケット化し、
後段に出力する。
【0010】次に、多重化スケジューラ5の動作につい
て、図2にフローチャートを参照して説明する。このT
Sパケット化制御処理は、多重化スケジューラ5に、MP
EGビデオエンコーダ1およびMPEGオーディオエンコーダ
3から最初のアクセスユニット情報が入力されたときに
開始される。
【0011】ステップS1において、多重化スケジュー
ラ5は、TSパケット化回路7に生成させるトランスポ
ートストリームのビットレートを決定する。トランスポ
ートストリームのビットレートは、各入力ストリーム
(MPEGビデオストリームおよびMPEGオーディオストリー
ム)のビットレートの最大値の総和よりも、少なくとも
多重化のためにTSパケット化されて付加されるヘッダ
の分だけ大きい値に設定される。これ以降、決定された
トランスポートストリームのビットレートは固定値とな
る。
【0012】ステップS2において、多重化スケジュー
ラ5はMPEGビデオエンコーダ1およびMPEGオーディオエ
ンコーダ3からのアクセスユニット情報を受信して、T
Sパケットの符号化方法(ペイロードデータ長等)を決
定する。この符号化方法は、MPEG2システムズで規定さ
れているT-STD(Transport stream System Target Decor
der)の条件を満たすものである。
【0013】ステップS3において、多重化スケジュー
ラ5は、PCRパケットを生成するタイミングであるか否
かを判定する。PCRパケットを生成するタイミングであ
ると判定された場合、ステップS4に進む。ここで、PC
Rパケットとは、トランスポートパケットのadaptation_
fieldにMPEG2システムズで規定されているPCRが符号化
されているパケットである。PCRパケットは、100ミ
リ秒以内の時間間隔で生成しなければならない。PCR
は、トランスポートパケットが受信側に到着する時刻を
27MHzの精度で表すものである。
【0014】ステップS4において、多重化スケジュー
ラ5は、PCRパケットの生成を指示するパケット化制御
情報をTSパケット化回路7に出力する。
【0015】次に、ステップS5に進み、多重化スケジ
ューラ5は、MPEGビデオエンコーダ1およびMPEGオーデ
ィオエンコーダ3のそれぞれから入力されたアクセスユ
ニット情報に基づいて、当該トランスポートストリーム
生成装置に対するビデオ信号およびオーディオ信号の入
力が終了したか否かを判定する。ビデオ信号およびオー
ディオ信号の入力が終了していないと判定された場合、
ステップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0016】再び、ステップS3に進み、PCRパケット
を生成するタイミングではないと判定された場合、ステ
ップS6に進む。
【0017】ステップS6において、多重化スケジュー
ラ5は、MPEGオーディオエンコーダ3から入力されたア
クセスユニット情報に基づいて、MPEGオーディオストリ
ームをTSパケット化するタイミングであるか否かを判
定する。MPEGオーディオストリームをTSパケット化す
るタイミングであると判定された場合、ステップS7に
進む。
【0018】ステップS7において、多重化スケジュー
ラ5は、オーディオTSパケットの生成と、そのペイロ
ードデータ長を指示するパケット化制御情報を、スイッ
チ6およびTSパケット化回路7に出力する。オーディ
オパケットの場合、そのペイロードは、所定の数のオー
ディオフレームをMPEGで規定されているPESパケットに
パケット化したデータを184バイト(188バイトの
トランスポートパケットから4バイトの必須ヘッダを除
いたデータ長)ずつに分割したものである。従って、PE
Sパケットの最後のデータを含む場合、ペイロードのデ
ータ長は、そのPESパケットのデータ長を184で割っ
たときの余りであり、それ以外のときのペイロードのデ
ータ長は184バイトである。
【0019】また、ステップS6において、MPEGオーデ
ィオストリームをTSパケット化するタイミングではな
いと判定された場合、ステップS8に進む。ステップS
8において、多重化スケジューラ5は、MPEGビデオエン
コーダ1から入力されたアクセスユニット情報に基づい
て、MPEGビデオストリームをTSパケット化するタイミ
ングであるか否かを判定する。MPEGビデオストリームを
TSパケット化するタイミングであると判定された場
合、ステップS9に進む。
【0020】ステップS9において、多重化スケジュー
ラ5は、ビデオTSパケットの生成と、そのペイロード
データ長を指示するパケット化制御情報を、スイッチ6
およびTSパケット化回路7に出力する。ビデオパケッ
トの場合、そのペイロードは、1枚のピクチャをMPEGで
規定されているPESパケットにパケット化したデータを
184バイト(188バイトのトランスポートパケット
から4バイトの必須ヘッダを除いたデータ長)ずつに分
割したものである。従って、PESパケットの最後のデー
タを含む場合、ペイロードのデータ長は、そのPESパケ
ットのデータ長を184で割ったときの余りであり、そ
れ以外のときのペイロードのデータ長は184バイトで
ある。
【0021】なお、ステップS8において、MPEGビデオ
ストリームをTSパケット化するタイミングではないと
判定された場合、ステップS10に進む。ステップS1
0において、多重化スケジューラ5は、ヌルパケットの
生成を指示するパケット化制御情報を、スイッチ6およ
びTSパケット化回路7に出力する。ここで、ヌルパケ
ットとは、TSパケットのPIDがx1FFFであり、ペイロー
ドに意味をなさないデータが記述されているパケットで
ある。ヌルパケットは、PCRパケット、ビデオTSパケ
ット、およびオーディオTSパケットが生成されないタ
イミングにおいて、トランスポートストリームのビット
レートを一定化するために生成される。
【0022】その後、ステップS5において、ビデオ信
号およびオーディオ信号の入力が終了したと判定された
場合、多重化スケジューラ5は、TSパケット化の終了
を指示するパケット化制御情報をTSパケット化回路7
に出力した後、このTSパケット化制御処理を終了す
る。
【0023】次に、TSパケット化回路7の動作につい
て、図3のフローチャートを参照して説明する。始め
に、ステップS11において、TSパケット化回路7
に、多重化スケジューラ5からのパケット化制御信号が
入力される。ステップS12において、TSパケット化
回路7は、ステップS11で入力されたパケット化制御
信号に対応して、スイッチ6から入力されるデータをT
Sパケット化する。
【0024】すなわち、パケット化制御信号がPCRパケ
ットの生成を指示するものである場合、このパケット化
制御信号に対応して、TSパケット化回路7は、多重化
スケジューラ5から入力されるPCRを用いてPCRパケット
を生成する。
【0025】パケット化制御信号がビデオTSパケット
の生成を指示するものである場合、このパケット化制御
信号に対応して、TSパケット化回路7は、入力端子a
に切り替えられたスイッチ6を介してビデオストリーム
バッファ3からMPEGビデオストリームを読み出し、ビデ
オTSパケットを生成する。
【0026】パケット化制御信号がオーディオTSパケ
ットの生成を指示するものである場合、このパケット化
制御信号に対応して、TSパケット化回路7は、入力端
子bに切り替えられたスイッチ6を介してオーディオス
トリームバッファ4からMPEGオーディオストリームを読
み出し、オーディオTSパケットを生成する。
【0027】パケット化制御信号がヌルパケットの生成
を指示するものである場合、このパケット化制御信号に
対応して、TSパケット化回路7は、入力端子cに切り
替えられたスイッチ6を介して入力されるヌルデータを
用いて、ヌルパケットを生成する。
【0028】次に、図4は、図1のトランスポートスト
リーム生成装置により生成されたトランスポートストリ
ームを記録するトランスポートストリーム記録装置の構
成の一例を示している。ビットストリームパーサ11
は、入力されるトランスポートストリーム(図1のトラ
ンスポートストリーム生成装置により生成されたトラン
スポートストリーム)をTSP_extra_header付加回路14
に供給するとともに、トランスポートストリームを構成
するPCRパケットからPCRを読み出してPLL(PhaseLocked
Loop)回路12に出力する。PLL回路12は、当該トラン
スポートストリーム記録装置のクロック信号(27MH
z)をPCRにロックさせる。タイムスタンプ発生回路13
は、PCRにロックされたクロック信号のクロックカウン
タ値に基づいてタイムスタンプを発生し、TSP_extra_he
ader付加回路14に出力する。
【0029】TSP_extra_header付加回路14は、ビット
ストリームパーサ11からの各TSパケットの第1バイ
ト目がスムージングバッファ15に入力されるときのタ
イムスタンプ発生回路13から供給されるタイムスタン
プを、TSP_extra_headerとして各TSパケットに付加す
る。
【0030】図5は、TSP_extra_headerが付加されたT
Sパケットの記録フォーマットを示している。同図に示
すように、TSP_extra_header(3バイト)は、TSパケ
ットの第1バイト目のsync_byte(=0x47)を除いた187
バイトのMSB(Most Significant Bit)側に付加される。T
SP_extra_headerは、3ビットのリザーブ(reserved)、
および21ビットのタイムスタンプカウンタ(time_satm
p_counter)から構成される。タイムスタンプカウンタ
は、MPEG2システムズ(ISO/IEC13818-1)で規定されてい
るスムージングバッファ15の入力におけるTSパケッ
トの第1バイト目の最初のビットの予定到着時刻を示
す。
【0031】タイムスタンプが付加されたTSパケット
は、スムージングバッファ15にバッファリングされた
後、例えば、磁気テープ等の記録媒体16に記録され
る。
【0032】次に、図6は、図5のトランスポートスト
リーム記録装置によって記録媒体16に記録されたTS
パケットを再生するトランスポートストリーム再生装置
の構成の一例を示している。TSP_extra_header分離回路
17は、記録媒体16から読み出した、TSP_extra_head
erが付加されたTSパケットからTSP_extra_headerを分
離してその中のタイムスタンプカウンタの値を、タイミ
ング発生回路21および比較回路19に出力し、TSP_ex
tra_headerが分離されたTSパケットを出力制御回路1
8に供給する。
【0033】タイミング発生回路21は、発振回路20
から供給されるクロック信号(27MHz)に基づいて、T
SP_extra_header分離回路17から最初に供給されるタ
イムスタンプカウンタの値を初期値とする時間を計算す
る。比較回路19は、タイミング発生回路21からの時
間と、TSP_extra_header分離回路17からのタイムスタ
ンプカウンタの値を比較して、両者が等しい場合、出力
制御回路18に制御信号を供給する。出力制御回路18
は、比較回路19から制御信号が入力された場合、TSP_
extra_header分離回路17からのTSP_extra_headerが除
去されたTSパケットを後段に出力する。
【0034】図7は、上述したトランスポートストリー
ム生成装置、およびトランスポートストリーム記録装置
によるTSパケットの生成と記録の例を示している。た
だし、同図においては、図示を簡略化するためにビデオ
信号だけを入力した場合を示している。MPEGビデオエン
コーダ1で生成された可変ビットレートのMPEGビデオス
トリームは、ビデオバッファ2およびスイッチ6を介し
てTSパケット化回路7に供給され、同図(A)に示すよ
うに、固定ビットレートのトランスポートストリームと
して後段に出力される。
【0035】すなわち、ビデオビットレートRvが6Mb
psである状態のときに、ヌルパケットが用いられない状
態であるとすると、ビデオビットレートRvが2Mbpsで
あるときには、1個のビデオTSパケットが生成された
後に、2個のヌルパケットが生成されることとなり、ビ
デオビットレートRvが3Mbpsであるときには、1個の
ビデオTSパケットが生成された後に、1個のヌルパケ
ットが生成されることとなる。このようにして生成され
たビデオTSパケットとヌルパケットには、同図(B)に
示すように、TSP_extra_headerが付加されて、同図(C)
に示すように、前詰めされて記録媒体16に記録され
る。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいて生成されるトランスポートストリームには、その
ビットレートを一定化させるためにヌルパケットが挿入
されていた。すなわち、平均ビットレートがRAVであ
り、最大ビットレートがRMAXである可変ビットレート
のストリームを用いて、固定ビットレートRMAXのトラ
ンスポートストリームを生成する場合、生成されるトラ
ンスポートストリームには、単位時間当たり、ビット量
(RMAX−RAV)のヌルパケットが含まれることとな
る。
【0037】そのようなトランスポートストリームを記
録する場合、情報としては意味をなさないヌルパケット
も記録することになるので、ヌルパケットを記録する記
録媒体の領域やその記録処理に費やす時間が無駄であっ
て、実質的な情報の記録効率が悪い課題があった。
【0038】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、間欠的なTSパケットに時刻情報を付加し
た後、間隔を詰めることにより、トランスポートストリ
ームを効率的に記録できるようにするものである。
【0039】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のトラン
スポートストリーム生成装置は、ビットレートが変動す
るエレメンタリストリームを用いて間欠的にトランスポ
ートパケットを生成するパケット生成手段と、パケット
生成手段が生成した全てのトランスポートパケットに時
刻情報を付加する付加手段とを含むことを特徴とする。
【0040】請求項2に記載のトランスポートストリー
ム生成装置は、付加手段が時刻情報を付加したトランス
ポートパケットを一時的に記憶する記憶手段と、記憶手
段が記憶した時刻情報が付加されたトランスポートパケ
ットを所定のビットレートで読み出す読み出し手段と、
読み出し手段が所定のビットレートで読み出した時刻情
報が付加されたトランスポートパケットを記録媒体に記
録する記録手段をさらに含むことを特徴とする。
【0041】前記パケット生成手段は、ヌルパケットを
生成しないようにすることができる。
【0042】請求項4に記載のトランスポートストリー
ム生成方法は、ビットレートが変動するエレメンタリス
トリームを用いて間欠的にトランスポートパケットを生
成するパケット生成ステップと、パケット生成ステップ
の処理で生成された全てのトランスポートパケットに時
刻情報を付加する付加ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0043】請求項5に記載の媒体のプログラムは、ビ
ットレートが変動するエレメンタリストリームを用いて
間欠的にトランスポートパケットを生成するパケット生
成ステップと、パケット生成ステップの処理で生成され
た全てのトランスポートパケットに時刻情報を付加する
付加ステップとを含むことを特徴とする。
【0044】請求項6に記載のトランスポートストリー
ム記録装置は、トランスポートストリームからヌルパケ
ットを除去する除去手段と、ヌルパケットが除去された
トランスポートストリームを構成する全てのトランスポ
ートパケットに時刻情報を付加する付加手段と、付加手
段が時刻情報を付加したトランスポートパケットを一時
的に記憶する記憶手段と、記憶手段が記憶した時刻情報
が付加されたトランスポートパケットを所定のビットレ
ートで読み出す読み出し手段と、読み出し手段が所定の
ビットレートで読み出した時刻情報が付加されたトラン
スポートパケットを記録媒体に記録する記録手段とを含
むことを特徴とする。
【0045】請求項7に記載のトランスポートストリー
ム記録方法は、トランスポートストリームからヌルパケ
ットを除去する除去ステップと、ヌルパケットが除去さ
れたトランスポートストリームを構成する全てのトラン
スポートパケットに時刻情報を付加する付加ステップ
と、付加ステップの処理で時刻情報が付加されたトラン
スポートパケットを一時的に記憶する記憶ステップと、
記憶ステップの処理で記憶した時刻情報が付加されたト
ランスポートパケットを所定のビットレートで読み出す
読み出しステップと、読み出しステップの処理で所定の
ビットレートで読み出された時刻情報が付加されたトラ
ンスポートパケットを記録媒体に記録する記録ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0046】請求項8に記載の媒体のプログラムは、ト
ランスポートストリームからヌルパケットを除去する除
去ステップと、ヌルパケットが除去されたトランスポー
トストリームを構成する全てのトランスポートパケット
に時刻情報を付加する付加ステップと、付加ステップの
処理で時刻情報が付加されたトランスポートパケットを
一時的に記憶する記憶ステップと、記憶ステップの処理
で記憶した時刻情報が付加されたトランスポートパケッ
トを所定のビットレートで読み出す読み出しステップ
と、読み出しステップの処理で所定のビットレートで読
み出された時刻情報が付加されたトランスポートパケッ
トを記録媒体に記録する記録ステップとを含むことを特
徴とする。
【0047】請求項1に記載のトランスポートストリー
ム生成装置、請求項4に記載のトランスポートストリー
ム生成方法、および請求項5に記載の媒体のプログラム
においては、ビットレートが変動するエレメンタリスト
リームを用いて間欠的にトランスポートパケットが生成
され、生成された全てのトランスポートパケットに時刻
情報が付加される。
【0048】請求項6に記載のトランスポートストリー
ム記録装置、請求項7に記載のトランスポートストリー
ム記録方法、および請求項8に記載の媒体のプログラム
においては、トランスポートストリームからヌルパケッ
トが除去され、ヌルパケットが除去されたトランスポー
トストリームを構成する全てのトランスポートパケット
に時刻情報が付加される。また、時刻情報が付加された
トランスポートパケットが一時的に記憶され、記憶され
た時刻情報が付加されたトランスポートパケットが所定
のビットレートで読み出され、所定のビットレートで読
み出された時刻情報が付加されたトランスポートパケッ
トが記録媒体に記録される。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明を適用したトランスポート
ストリーム記録装置(以下、TS記録装置と記述する)
の構成例について、図8を参照して説明する。このTS
記録装置は、入力されるビデオ信号およびオーディオ信
号を、MPEG2方式でエンコードした後、TSパケット化
して時分割で多重化し、得られたトランスポートストリ
ーム(以下、TSと記述する)を記録媒体に記録するも
のである。なお、当該TS記録装置を構成する回路のう
ちの、図1に示したトランスポートストリーム生成装置
を構成する回路と共通するもの(MPEGビデオエンコーダ
1乃至オーディオストリームバッファ4)については同
一の符号を付しており、その説明は適宜省略する。
【0050】TS記録装置の多重化スケジューラ5は、
MPEGビデオエンコーダ1およびMPEGオーディオエンコー
ダ3のそれぞれから入力されるアクセスユニット情報に
基づいて、パケット化制御情報を生成し、スイッチ6お
よびTSパケット化回路7に出力する。多重化スケジュ
ーラ5はまた、MPEG2方式で規定されているPCRを発生
し、TSパケット化回路7およびarrival_time_stamp計
算回路32に出力する。
【0051】スイッチ31は、多重化スケジューラ5か
ら入力されるパケット化制御情報に基づいて、ビデオス
トリームバッファ2の出力が供給される入力端子a、オ
ーディオストリームバッファ4の出力が供給される入力
端子b、または中立に切り換えられる。TSパケット化
回路7は、多重化スケジューラ5から入力されるパケッ
ト化制御情報に基づいて、スイッチ6を介してビデオス
トリームバッファ2からMPEGビデオストリームを、また
は、オーディオストリームバッファ4からMPEGオーディ
オストリームを読み出してTSパケット化し、arrival_
time_stamp付加回路33に出力する。TSパケット化回
路7はまた、多重化スケジューラ5から入力されるPCR
をTSパケット化し、得られたPCRパケットをarrival_t
ime_stamp付加回路33に出力する。
【0052】arrival_time_stamp計算回路32は、多重
化スケジューラ5から入力されるPCRに基づいて、TS
パケットの第1バイト目が受信側に到着する時刻を27
MHzの精度で示すタイムスタンプarrival_time_stampを
計算し(詳細は図11を参照して後述する)、arrival_
time_stamp付加回路33に出力する。arrival_time_sta
mp付加回路33は、TSパケット化回路7から入力され
るTSパケットに、arrival_time_stamp計算回路32か
ら入力されるarrival_time_stampを付加してスムージン
グバッファ34に出力する。
【0053】スムージングバッファ34は、arrival_ti
me_stamp付加回路33から入力される、arrival_time_s
tampが付加されたTSパケットを一時的に蓄える。書き
込み回路35は、スムージングバッファ34が一時的に
蓄えたarrival_time_stampが付加されたTSパケット
を、固定のビットレートで読み出して記録媒体16に記
録する。
【0054】次に、TS記録装置の動作について説明す
る。TS記録装置に入力されたビデオ信号は、MPEGビデ
オエンコーダ1により、MPEGビデオストリームにエンコ
ードされてビデオストリームバッファ2に一時的に蓄え
られる。ビデオ信号に対応するオーディオ信号は、MPEG
オーディオエンコーダ3により、MPEGオーディオストリ
ームにエンコードされてオーディオストリームバッファ
4に一時的に蓄えられる。
【0055】ビデオストリームバッファ2に蓄えられた
MPEGビデオストリーム、および、オーディオストリーム
バッファ4に蓄えられたMPEGオーディオストリームは、
スイッチ31を介して、多重化スケジューラ5からの制
御によって動作するTSパケット化回路7に読み出され
てTSパケット化され、arrival_time_stamp付加回路3
3により、arrival_time_stampが付加されてスムージン
グバッファ34に一時的に蓄えられる。スムージングバ
ッファ34に蓄えられた、arrival_time_stampが付加さ
れたTSパケットは、書き込み回路35により所定のビ
ットレートRrecで読み出されて記録媒体16に記録され
る。
【0056】ここで、TSパケット化回路7から出力さ
れるトランスポートストリームのビットレートをRtrと
すると、Rrecは次に示す値となる。すなわち、スムージ
ングバッファ34が空のとき、Rrecは0であり、スムー
ジングバッファ34が空でないとき、Rrecは次式を満た
す固定値である。
【0057】Rrec>Rtr×192/188次に、多重化
スケジューラ5の詳細な動作について、図9のフローチ
ャートを参照して説明する。このTSパケット化制御処
理は、多重化スケジューラ5に、MPEGビデオエンコーダ
1およびMPEGオーディオエンコーダ3からの最初のアク
セスユニット情報が入力されたときに開始される。
【0058】ステップS21において、多重化スケジュ
ーラ5は、TSパケット化回路7に生成させるトランス
ポートストリーム(以下、TSと記述する)のビットレ
ート(上述した、ビットレートRrec)を決定する。な
お、このTSのビットレートとしては、TSに多重化す
る各エレメンタリストリームの最大ビットレートの総和
よりも大きな値である必要がある。
【0059】ステップS22において、多重化スケジュ
ーラ5は、MPEGビデオエンコーダ1およびMPEGオーディ
オエンコーダ3のそれぞれから入力されたアクセスユニ
ット情報に基づいて、TSパケットの符号化方法(ペイ
ロードデータ長等)を決定する。
【0060】ステップS23において、多重化スケジュ
ーラ5は、MPEGビデオエンコーダ1およびMPEGオーディ
オエンコーダ3からのアクセスユニット情報の基づい
て、PCRをTSパケット化するタイミングであるか否か
を判定する。PCRをTSパケット化するタイミングであ
ると判定された場合、ステップS24に進む。ステップ
S24において、多重化スケジューラ5は、PCRパケッ
トの生成を指示するパケット化制御情報をTSパケット
化回路7に出力する。
【0061】ステップS25において、多重化スケジュ
ーラ5は、MPEGビデオエンコーダ1およびMPEGオーディ
オエンコーダ3のそれぞれから入力されたアクセスユニ
ット情報に基づいて、当該TS記録装置に対するビデオ
信号およびオーディオ信号の入力が終了したか否かを判
定する。ビデオ信号およびオーディオ信号の入力が終了
していないと判定された場合、ステップS22に戻り、
それ以降の処理が繰り返される。
【0062】再び、ステップS23に進み、PCRをTS
パケット化するタイミングではないと判定された場合、
ステップS26に進む。
【0063】ステップS26において、多重化スケジュ
ーラ5は、MPEGオーディオエンコーダ3から入力された
アクセスユニット情報に基づいて、MPEGオーディオスト
リームをTSパケット化するタイミングであるか否かを
判定する。MPEGオーディオストリームをTSパケット化
するタイミングであると判定された場合、ステップS2
7に進む。ステップS27において、多重化スケジュー
ラ5は、オーディオTSパケットの生成と、そのペイロ
ードデータ長を指示するパケット化制御情報をTSパケ
ット化回路27に出力する。
【0064】なお、ステップS26において、MPEGオー
ディオストリームをTSパケット化するタイミングでは
ないと判定された場合、ステップS28に進む。ステッ
プS28において、多重化スケジューラ5は、MPEGビデ
オエンコーダ1から入力されたアクセスユニット情報に
基づいて、MPEGビデオストリームをTSパケット化する
タイミングであるか否かを判定する。MPEGビデオストリ
ームをTSパケット化するタイミングであると判定され
た場合、ステップS29に進む。ステップS29におい
て、多重化スケジューラ5は、ビデオTSパケットの生
成と、そのペイロードデータ長を指示するパケット化制
御情報をTSパケット化回路7に出力する。
【0065】なお、ステップS28において、MPEGビデ
オストリームをTSパケット化するタイミングではない
と判定された場合、ステップS30に進む。ステップS
30において、多重化スケジューラ5は、パケット化処
理の中断を指示するパケット化制御情報をTSパケット
化回路7に出力する。
【0066】その後、ステップS25において、ビデオ
信号およびオーディオ信号の入力が終了したと判定され
た場合、多重化スケジューラ5は、TSパケット化の終
了を指示するパケット化制御情報をTSパケット化回路
7に出力した後、このTSパケット化制御処理を終了す
る。
【0067】次に、上述したTSパケット化制御処理に
よって出力されたパケット化制御情報に対応するスイッ
チ31乃至arrival_time_stamp付加回路33の詳細な動
作について、図10のフローチャートを参照して説明す
る。このTSパケット化処理は、TSパケット化回路7
に、多重化スケジューラ5からのパケット化制御情報が
入力されたときに開始される。
【0068】ステップS41において、TSパケット化
回路7は、多重化スケジューラ5から入力されたパケッ
ト化制御情報がTSパケット化処理の中断を指示するも
のであるか否かを判定し、TSパケット化処理中断を指
示するものではないと判定した場合、ステップS42に
進む。
【0069】ステップS42において、スイッチ31
は、多重化スケジューラ5から入力されたパケット化制
御情報に対応してスイッチングする。すなわち、スイッ
チ31は、入力されたパケット化制御情報が、ビデオT
Sパケットの生成を指示するものであれば、入力端子a
側にスイッチングし、オーディオTSパケットの生成を
指示するものであれば、入力端子b側にスイッチング
し、PCRパケットの生成を指示するものであれば、中立
の位置にスイッチングする。
【0070】ステップS43において、TSパケット化
回路7は、多重化スケジューラ5から入力されたパケッ
ト化制御情報に対応し、スイッチ31を介してビデオス
トリームバッファ2からMPEGビデオストリームを、また
は、オーディオストリームバッファ4からMPEGオーディ
オストリームを、指示されたペイロードデータ長の分だ
け読み出してTSパケットを生成し、arrival_time_sta
mp付加回路33に出力する。ただし、多重化スケジュー
ラ5から入力されたパケット化制御情報がPCRパケット
の生成を指示するものである場合、多重化スケジューラ
5から入力されるPCRを用いてPCRパケットを生成し、ar
rival_time_stamp付加回路33に出力する。なお、PCR
パケットのペイロードには、任意のスタッフィングデー
タが書き込まれる。
【0071】ステップS44において、arrival_time_s
tamp付加回路33は、TSパケット化回路7から入力さ
れる全てのTSパケットに、arrival_time_stamp計算回
路32から供給されたarrival_time_stampを付加してス
ムージングバッファ10に出力する。
【0072】ここで、arrival_time_stamp計算回路32
の、TSパケットの1バイト目が受信側に到着する時刻
を示すarrival_time_stampを求める計算方法について説
明する。TSパケット化回路7から入力されるTSパケ
ットは、図11に示すように、"sync_byte"を先頭とす
る188バイトで構成されており、当該TSパケットに
対応するPCRとして多重化スケジューラ5からarrival_t
ime_stamp計算回路32に供給されるPCRは、TSパケッ
ト中の"PCR_base and PCR_extension"の5バイト目が受
信側に到着する時刻を示している。したがって、arriva
l_time_stampが示す時刻は、PCRが示す時刻から10バ
イト前のデータが到着する時刻として、次式により計算
することができる。
【0073】arrival_time_stamp=PCR-27000000*10*8/
Transport_rate ここで、Transport_rateとは、上述したTSパケット化
処理のステップS21で多重化スケジューラ5が決定し
たTSのビットレートである。
【0074】図10に戻る。ステップS45において、
TSパケット化回路7は、多重化スケジューラ5からT
Sパケット化処理の終了が指示されたか否かを判定し、
TSパケット化処理の終了が指示されたと判定するま
で、ステップS41に戻り、それ以降の処理を繰り返
す。
【0075】この繰り返し処理の間、ステップS43で
生成されたTSパケットのうちの例えば、ビデオTSパ
ケットだけに着目すれば、その生成のタイミングは、図
12(A)に示すように、パケット化制御情報に対応して
間欠的に行われる。また、ステップS44においては、
図12(B)に示すように、全てのTSパケットにarrival
_time_stampが付加される。
【0076】なお、ステップS41において、多重化ス
ケジューラ5から入力されたパケット化制御情報がTS
パケット化処理の中断を指示するものであると判定され
た場合、ステップS42乃至S44はスキップされる。
【0077】その後、ステップS45において、多重化
スケジューラ5からTSパケット化処理の終了が指示さ
れたと判定された場合、このTSパケット化処理は終了
される。
【0078】なお、arrival_time_stamp付加回路33に
よりarrival_time_stampが付加されたTSパケットは、
スムージングバッファ34に一時的に蓄えられた後、図
12(C)に示すように、書き込み回路35によって所定
のビットレートRrecで読み出されて記録媒体16に記録
される。
【0079】次に、本発明を適用したデジタルテレビジ
ョン放送波記録装置(以下、デジタルTV記録装置と記
述する)の構成例について、図13を参照して説明す
る。このデジタルTV記録装置は、デジタル衛星放送
(例えば、スカイパーフェクTV!(商標))や今後実
施が予定されているデジタル地上放送の放送波として
の、MPEGビデオストリームやMPEGオーディオストリーム
等が多重化されたTSを受信して記録媒体に記録するも
のである。
【0080】セットトップボックス41は、デジタルテ
レビジョン放送波としてのTSを受信してヌルパケット
除去回路42に出力する。ヌルパケット除去回路42
は、セットトップボックス41から入力されるTSか
ら、ヌルパケット(送信レートを一定化させるために挿
入されている情報としては意味をなさないパケット)を
除去してビットストリームパーサ43に出力する。
【0081】ビットストリームパーサ43は、ヌルパケ
ット除去回路42からのヌルパケットが除去されたTS
に含まれるPCRパケットからPCR(プログラム時刻基準参
照値)を抽出してPLL回路45に供給する。ビットスト
リームパーサ43はまた、ヌルパケット除去回路42か
ら供給されるヌルパケット以外のTSパケットをarriva
l_time_stamp付加回路44に出力する。
【0082】PLL回路45は、当該デジタルTV記録装
置のクロック信号(27MHz)を、ビットストリームパ
ーサ43から入力されるPCRにロックさせてタイムスタ
ンプ発生回路46に出力する。タイムスタンプ発生回路
46は、クロック信号のクロックカウンタ値に基づいた
arrival_time_stampを発生し、arrival_time_stamp付加
回路44に供給する。
【0083】arrival_time_stamp付加回路44は、ビッ
トストリームパーサ43から入力される、各TSパケッ
トに、タイムスタンプ発生回路46から供給されるarri
val_time_stampを付加してスムージングバッファ47に
出力する。
【0084】スムージングバッファ47は、arrival_ti
me_stamp付加回路44から入力される、arrival_time_s
tampが付加されたTSパケットを一時的に蓄える。書き
込み回路48は、スムージングバッファ47が一時的に
蓄えたarrival_time_stampが付加されたTSパケットを
所定のビットレートRrecで読み出して記録媒体16に記
録する。
【0085】ここで、ビットレートRrecは、スムージン
グバッファ47が空のとき0であり、スムージングバッ
ファ47が空でないとき、アプリケーションにより予め
決められている固定値とされる。
【0086】次に、デジタルTV記録装置の動作につい
て説明する。セットトップボックス41で受信されたデ
ジタルテレビジョン放送波としてのTSは、ヌルパケッ
ト除去回路42で、ヌルパケットが除去されてビットス
トリームパーサ43に供給される。ビットストリームパ
ーサ43では、ヌルパケットが除去されたTSからPCR
が抽出されてPLL回路45に供給され、その他のTSパ
ケットはarrival_time_stamp付加回路44に供給され
る。
【0087】PLL回路45では、27MHzのクロック信号
がPCRにロックされ、そのクロックカウンタ値に基づい
て、タイムスタンプ発生回路46では、arrival_time_s
tampが発生され、arrival_time_stamp付加回路44に供
給される。
【0088】ビットストリームパーサ43から出力され
る各TSパケットには、arrival_time_stamp付加回路4
4により、arrival_time_stampが付加されてスムージン
グバッファ47に一時的に蓄えられる。スムージングバ
ッファ47に蓄えられた、arrival_time_stampが付加さ
れたTSパケットは、書き込み回路48により所定のビ
ットレートRrecで読み出されて記録媒体16に記録され
る。
【0089】次に、図8に示したTS記録装置、または
図13に示したデジタルTV記録装置により、図12
(C)に示したように、TSパケットの間隔が詰められて
記録媒体16に記録されたTSを、記録媒体16から再
生するTS再生装置の構成例について、図14を参照し
て説明する。
【0090】読み出し回路51は、記録媒体16からar
rival_time_stampが付加されたTSパケットを順次読み
出してarrival_time_stamp分離回路52に出力する。ar
rival_time_stamp分離回路52は、読み出し回路51か
ら入力されるarrival_time_stampが付加されたTSパケ
ットから、arrival_time_stampを分離して、arrival_ti
me_stampを分離したTSパケットを出力制御回路53に
供給し、arrival_time_stampを比較回路56およびタイ
ミング発生回路55に供給する。
【0091】出力制御回路53は、arrival_time_stamp
分離回路52から入力されるTSパケットを、比較回路
56からの制御信号に対応して後段に出力する。
【0092】発振回路54は、27MHzのクロック信号
を発振してタイミング発生回路55に出力する。タイミ
ング発生回路55は、arrival_time_stamp分離回路52
から最初に供給されるarrival_time_stampを初期値とす
る27MHzのクロックカウンタ値に基づいて時間と計算
し、比較回路56に供給する。比較回路56は、arriva
l_time_stamp分離回路52から供給されるarrival_time
_stampと、タイミング発生回路55から供給される時間
を比較して両者が等しい場合、出力制御回路53にTS
パケットの出力を指示する制御信号を出力する。
【0093】次に、TS再生装置の動作について説明す
る。記録媒体16に記録されているarrival_time_stamp
が付加されたTSパケットは、読み出し回路51によっ
て読み出され、arrival_time_stamp分離回路52で、ar
rival_time_stampとTSパケットに分離されて、TSパ
ケットは出力制御回路53に供給され、arrival_time_s
tampは比較回路56およびタイミング発生回路55に供
給される。出力制御回路53に供給されたTSパケット
は、比較回路56からの制御信号に対応して後段に出力
される。
【0094】後段に出力されたTSパケットは、例えば
MPEGデコーダ(不図示)によりデコードされてモニタ等
に表示される。
【0095】以上のように、本発明を適用したTS記録
装置、またはデジタルTV記録装置によれば、図12
(C)に示したように、間欠的なTSパケットの間隔が詰
められて所定のビットレートRrecで記録媒体16に記録
されるので、無駄なパケット(ヌルパケット)を記録す
ることなく効率的にビデオTSパケットやオーディオT
Sパケットを記録することが可能となる。
【0096】また、本発明を適用したTS再生装置によ
れば、TSパケットに付加されているarrival_time_sta
mpを参照することにより、TSパケットを適切なタイミ
ングで後段のMPEGデコーダ等に供給することが可能とな
る。
【0097】なお、本発明を適用したTS記録装置また
はデジタルTV記録装置と、TS再生装置を一体化する
ことも可能である。
【0098】ところで、上述した一連の処理は、ハード
ウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェア
により実行させることもできる。一連の処理をソフトウ
ェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構
成するプログラムが、専用のハードウェアとしてのTS
記録装置、デジタルTV記録装置、またはTS再生装置
に組み込まれているコンピュータ、または、各種のプロ
グラムをインストールすることで、各種の機能を実行す
ることが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータ
などにインストールされる。
【0099】次に、図15を参照して、上述した一連の
処理を実行するプログラムをコンピュータにインストー
ルし、コンピュータによって実行可能な状態とするため
に用いられる媒体について、そのコンピュータが汎用の
パーソナルコンピュータである場合を例として説明す
る。
【0100】プログラムは、図15(A)に示すように、
パーソナルコンピュータ301に内蔵されている記録媒
体としてのハードディスク302や半導体メモリ303
に予めインストールした状態でユーザに提供することが
できる。
【0101】あるいはまた、プログラムは、図15(B)
に示すように、フロッピーディスク311、CD-ROM(Com
pact Disc-Read Only Memory)312、MO(Magneto Op
tical)ディスク313、DVD(Digital Versatile Disc)
314、磁気ディスク315、半導体メモリ316など
の記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納し、パッケ
ージソフトウエアとして提供することができる。
【0102】さらに、プログラムは、図15(C)に示す
ように、ダウンロードサイト321から、無線で衛星3
22を介して、パーソナルコンピュータ301に転送し
たり、ローカルエリアネットワーク、インターネットと
いったネットワーク331を介して、有線または無線で
パーソナルコンピュータ301に転送し、パーソナルコ
ンピュータ301において、内蔵するハードディスク3
02などに格納させることができる。
【0103】本明細書における媒体とは、これら全ての
媒体を含む広義の概念を意味するものである。
【0104】パーソナルコンピュータ301は、例え
ば、図16に示すように、CPU(Central Proccessing Un
it)342を内蔵している。CPU342にはバス341を
介して、入出力インタフェース345が接続されてお
り、CPU342は、入出力インタフェース345を介し
て、ユーザから、キーボード、マウスなどよりなる入力
部347から指令が入力されると、それに対応して、図
15(A)の半導体メモリ303に対応するROM(Read Only
Memory)343に格納されているプログラム、衛星32
2もしくはネットワーク331から転送され、通信部3
48により受信され、さらにハードディスク302にイ
ンストールされたプログラム、またはドライブ349に
装着されたフロッピディスク311、CD-ROM312、M
Oディスク313、DVD314、もしくは磁気ディスク
315から読み出され、ハードディスク302にインス
トールされたプログラムを、RAM(Random Access Memor
y) 344にロードして実行する。さらに、CPU342
は、その処理結果を、例えば、入出力インタフェース3
45を介して、LCD(Liquid Crystal Display)などより
なる表示部346に必要に応じて出力する。
【0105】なお、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0106】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0107】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載のトラン
スポートストリーム生成装置、請求項4に記載のトラン
スポートストリーム生成方法、および請求項5に記載の
媒体のプログラムによれば、ビットレートが変動するエ
レメンタリストリームを用いて間欠的にトランスポート
パケットを生成し、生成した全てのトランスポートパケ
ットに時刻情報を付加するようにしたので、ヌルパケッ
トが挿入されていない効率的なTSを生成することが可
能となる。
【0108】また、請求項6に記載のトランスポートス
トリーム記録装置、請求項7に記載のトランスポートス
トリーム記録方法、および請求項8に記載の媒体のプロ
グラムによれば、トランスポートストリームからヌルパ
ケットを除去し、ヌルパケットを除去したトランスポー
トストリームを構成する全てのトランスポートパケット
に時刻情報を付加するようにしたので、TSを効率的に
記録に記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のトランスポートストリーム生成装置の構
成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1の多重化スケジューラ5の動作を説明する
フローチャートである。
【図3】図1のTSパケット化回路7の動作を説明する
フローチャートである。
【図4】従来のトランスポートストリーム記録装置の構
成の一例を示すブロック図である。
【図5】TSP_extra_headerが付加されたTSパケットの
記録フォーマットを説明するための図である。
【図6】従来のトランスポートストリーム再生装置の構
成の一例を示すブロック図である。
【図7】従来のTSの生成および記録を説明するための
図である。
【図8】本発明を適用したTS記録装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図9】図8の多重化スケジューラ5の動作を説明する
フローチャートである。
【図10】TS記録装置のTSパケット化処理を説明す
るフローチャートである。
【図11】arrival_time_stampを説明するための図であ
る。
【図12】本発明を適用したTS記録装置のTS記録方
法を説明するための図である。
【図13】本発明を適用したデジタルTV記録装置の構
成例を示すブロック図である。
【図14】本発明を適用したTS再生装置の構成例を示
すブロック図である。
【図15】プログラムをパーソナルコンピュータ301
にインストールし、実行可能な状態とするために用いら
れる媒体について説明するための図である。
【図16】パーソナルコンピュータ301について説明
するための図である。
【符号の説明】
5 多重化スケジューラ, 7 TSパケット化回路,
16 記録媒体,31 スイッチ, 32 arrival_
time_stamp計算回路, 33 arrival_time_stamp付加
回路, 41 セットトップボックス, 42 ヌルパ
ケット除去回路, 43 ビットストリームパーサ,
44 arrival_time_stamp付加回路,45 PLL回路,
46 タイムスタンプ発生回路, 51 読み出し回
路,52 arrival_time_stamp分離回路, 53 出力
制御回路, 55 タイミング発生回路, 56 比較
回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK08 MA00 ME01 PP04 RB00 RB02 RC04 RE04 SS02 SS11 SS13 SS20 SS30 UA10 UA34 5D044 AB05 AB07 DE03 DE39 GK08 GK10 HH02 5K028 AA07 EE07 KK01 KK03 KK32 LL12 LL15 MM04 MM05 MM08 RR02 SS23 SS24 5K030 GA06 HA02 HB21 HB28 JA01 JL01 KA15 LA18 LE06 9A001 BB06 EE02 EE04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットレートが変動するエレメンタリス
    トリームを多重化してトランスポートストリームを生成
    するトランスポートストリーム生成装置において、 前記ビットレートが変動するエレメンタリストリームを
    用いて間欠的にトランスポートパケットを生成するパケ
    ット生成手段と、 前記パケット生成手段が生成した全ての前記トランスポ
    ートパケットに時刻情報を付加する付加手段とを含むこ
    とを特徴とするトランスポートストリーム生成装置。
  2. 【請求項2】 前記付加手段が前記時刻情報を付加した
    前記トランスポートパケットを一時的に記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段が記憶した前記時刻情報が付加された前記
    トランスポートパケットを所定のビットレートで読み出
    す読み出し手段と、 前記読み出し手段が所定のビットレートで読み出した前
    記時刻情報が付加された前記トランスポートパケットを
    記録媒体に記録する記録手段をさらに含むことを特徴と
    する請求項1に記載のトランスポートストリーム生成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記パケット生成手段は、ヌルパケット
    を生成しないことを特徴とする請求項1に記載のトラン
    スポートストリーム生成装置。
  4. 【請求項4】 ビットレートが変動するエレメンタリス
    トリームを多重化してトランスポートストリームを生成
    するトランスポートストリーム生成装置のトランスポー
    トストリーム生成方法において、 前記ビットレートが変動するエレメンタリストリームを
    用いて間欠的にトランスポートパケットを生成するパケ
    ット生成ステップと、 前記パケット生成ステップの処理で生成された全ての前
    記トランスポートパケットに時刻情報を付加する付加ス
    テップとを含むことを特徴とするトランスポートストリ
    ーム生成方法。
  5. 【請求項5】 ビットレートが変動するエレメンタリス
    トリームを多重化してトランスポートストリームを生成
    するトランスポートストリーム生成用のプログラムであ
    って、 前記ビットレートが変動するエレメンタリストリームを
    用いて間欠的にトランスポートパケットを生成するパケ
    ット生成ステップと、 前記パケット生成ステップの処理で生成された全ての前
    記トランスポートパケットに時刻情報を付加する付加ス
    テップとを含むことを特徴とするプログラムをコンピュ
    ータに実行させる媒体。
  6. 【請求項6】 エレメンタリストリームが多重化された
    トランスポートストリームを記録するトランスポートス
    トリーム記録装置において、 前記トランスポートストリームからヌルパケットを除去
    する除去手段と、 前記ヌルパケットが除去されたトランスポートストリー
    ムを構成する全てのトランスポートパケットに時刻情報
    を付加する付加手段と、 前記付加手段が前記時刻情報を付加した前記トランスポ
    ートパケットを一時的に記憶する記憶手段と、 前記記憶手段が記憶した前記時刻情報が付加された前記
    トランスポートパケットを所定のビットレートで読み出
    す読み出し手段と、 前記読み出し手段が所定のビットレートで読み出した前
    記時刻情報が付加された前記トランスポートパケットを
    記録媒体に記録する記録手段とを含むことを特徴とする
    トランスポートストリーム記録装置。
  7. 【請求項7】 エレメンタリストリームが多重化された
    トランスポートストリームを記録するトランスポートス
    トリーム記録装置のトランスポートストリーム記録方法
    において、 前記トランスポートストリームからヌルパケットを除去
    する除去ステップと、 前記ヌルパケットが除去されたトランスポートストリー
    ムを構成する全てのトランスポートパケットに時刻情報
    を付加する付加ステップと、 前記付加ステップの処理で前記時刻情報が付加された前
    記トランスポートパケットを一時的に記憶する記憶ステ
    ップと、 前記記憶ステップの処理で記憶した前記時刻情報が付加
    された前記トランスポートパケットを所定のビットレー
    トで読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップの処理で所定のビットレートで読
    み出された前記時刻情報が付加された前記トランスポー
    トパケットを記録媒体に記録する記録ステップとを含む
    ことを特徴とするトランスポートストリーム記録方法。
  8. 【請求項8】 エレメンタリストリームが多重化された
    トランスポートストリームを記録するトランスポートス
    トリーム記録用のプログラムであって、 前記トランスポートストリームからヌルパケットを除去
    する除去ステップと、 前記ヌルパケットが除去されたトランスポートストリー
    ムを構成する全てのトランスポートパケットに時刻情報
    を付加する付加ステップと、 前記付加ステップの処理で前記時刻情報が付加された前
    記トランスポートパケットを一時的に記憶する記憶ステ
    ップと、 前記記憶ステップの処理で記憶した前記時刻情報が付加
    された前記トランスポートパケットを所定のビットレー
    トで読み出す読み出しステップと、 前記読み出しステップの処理で所定のビットレートで読
    み出された前記時刻情報が付加された前記トランスポー
    トパケットを記録媒体に記録する記録ステップとを含む
    ことを特徴とするプログラムをコンピュータに実行させ
    る媒体。
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