JP2001044318A - 多層配線基板の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

多層配線基板の製造方法及び半導体装置

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JP2001044318A
JP2001044318A JP11210504A JP21050499A JP2001044318A JP 2001044318 A JP2001044318 A JP 2001044318A JP 11210504 A JP11210504 A JP 11210504A JP 21050499 A JP21050499 A JP 21050499A JP 2001044318 A JP2001044318 A JP 2001044318A
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terminal pad
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Yukiharu Takeuchi
之治 竹内
Mitsuharu Shimizu
満晴 清水
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べてシリコンチップと同時スイッチ
ングノイズ低減用のチップコンデンサとの配線距離を短
くすることができるフリップチップタイプのBGA用の
ビルドアップ多層配線基板の製造方法及び半導体装置を
提供すること。 【解決手段】 チップコンデンサ321を搭載する端子
パッド301が設けられた第1の絶縁基材302、及び
凹部303が設けられた第2の絶縁基材304を端子パ
ッド301と凹部303とが対向するように接着し、第
1の絶縁基板302の外面、及び第2の絶縁基板304
の外面に複数の配線層が積層されたビルドアップ層31
3を形成し、凹部303の底面に対応する第2の絶縁基
材304、及び第2の絶縁基材304の外面に形成され
ているビルドアップ層313の凹部303に対応する部
分を除去してチップコンデンサ収納穴316を形成し、
該チップコンデンサ収納穴316にチップコンデンサ3
21を搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多層配線基板の製造
方法及び半導体装置に関し、より詳細には、同時スイッ
チングノイズ低減用のチップコンデンサが設けられるビ
ルドアップ多層配線基板の製造方法及び半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化、及び高密
度化が進んでおり、ビルドアップ多層配線基板上に半導
体素子を搭載したPGA(ピン・グリッド・アレイ)
や、BGA(ボール・グリッド・アレイ)等のSMD
(サーフェイス・マウンテッド・デバイス)が実用化さ
れている。
【0003】このような従来例に係るPGAについて、
図1を参照しながら説明する。図1において101はマ
ザーボード等の基板である。そして103はビルドアッ
プ配線基板であり、これにははんだバンプ105を介し
て半導体素子104が搭載されている。半導体素子10
4とビルドアップ多層配線基板103の間にはアンダー
フィル剤107が充填されており、これにより該半導体
素子104がビルドアップ多層配線基板に確実に固着さ
れることになる。そして102は、ビルドアップ多層配
線基板103と基板101とを電気的かつ機械的に接続
するためのピンである。 また、このPGAに搭載され
る半導体素子104には、それを駆動するための電源供
給端子と接地端子、及び出力信号を外部に供給する出力
端子(いずれも図示しない)が設けられている。これら
の端子は、はんだバンプ105を介してビルドアップ多
層配線基板の対応する端子(電源供給端子、接地端子、
及び出力端子(いずれも図示しない))に接続される。
【0004】ところで、このようにして搭載される半導
体素子104は、その中に形成されている多数のスイッ
チング素子が同時にオン、オフを繰り返すと、該半導体
素子の電源供給端子と接地端子間の電圧が変動する同時
スイッチングノイズを発生することがある。この同時ス
イッチングノイズは、半導体素子を誤作動させることが
あるので、極力低減しなければならない。
【0005】この同時スイッチングノイズを減らす方法
の一つとして、ビルドアップ多層配線基板の電源端子と
接地端子の間にチップコンデンサを設け、該チップコン
デンサのキャパシタンスの効果により同時スイッチング
ノイズを吸収するという方法がある。この方法では、チ
ップコンデンサと半導体素子の配線距離が長すぎると、
該配線によるインダクタンスが増加し、チップコンデン
サのキャパシタンスによる効果が十分に発揮されないた
め、チップコンデンサは半導体素子にできるだけ近い所
に設けるのが望ましい。
【0006】そのため、図1の従来例に係るPGAで
は、チップコンデンサ106を半導体素子104の直下
に設け、それにより該チップコンデンサ106と該半導
体素子104との配線距離を短くするようにしている。
図1においてDS1は基板101とビルドアップ多層配
線基板103との距離(スタンドオフ)であり、ピン1
02を所望の長さにし、このスタンドオフDS1をチッ
プコンデンサ106の厚みと等しく(或いはそれより大
きく)することにより、チップコンデンサ106をビル
ドアップ多層配線基板103の直下に設けることができ
る。
【0007】次に、チップコンデンサが設けられていな
い従来例に係るBGAについて、図2を参照しながら説
明する。図1で説明したPGAと同様の構成部材につい
ては図2で同じ符号を用い、以下ではその説明を省略す
る。図2において108は基板101とビルドアップ多
層配線基板107とを電気的かつ機械的に接続するため
のはんだバンプであり、DS2は基板101とビルドア
ップ多層配線基板107との距離(スタンドオフ)であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示す
従来例に係るBGAでは、基板101とビルドアップ多
層配線基板103との距離(スタンドオフ)DS2が、
図1に示したPGAのDS1に比べて短くなる。これ
は、外部接続端子(はんだバンプ108)を高密度化す
るためには、はんだバンプ108の直径を小さくしなけ
ればならず、これによりはんだバンプの直径が制限され
るためである。
【0009】そして、このスタンドオフDS2は、チッ
プコンデンサの厚みよりも小さいため、チップコンデン
サを半導体素子204の直下に設けることができない。
そのため、従来例に係るフリップチップタイプのBGA
では、チップコンデンサと半導体素子との配線距離を十
分に短くできず、同時スイッチングノイズを十分に低減
することができないという問題点がある。
【0010】本発明は係る従来例の問題点に鑑みて創作
されたものであり、従来に比べてチップコンデンサと半
導体素子との配線距離を短くすることができるBGA用
のビルドアップ多層配線基板の製造方法及び半導体装置
を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、第1の
発明である、チップ部品を搭載する端子パッドが設けら
れた第1の絶縁基材及び凹部が設けられた第2の絶縁基
材を、前記端子パッドと前記凹部とが対向するように接
着する工程と、前記第1の絶縁基材の外面及び前記第2
の絶縁基材の外面に、複数の配線層が積層されたビルド
アップ層を形成する工程と、前記凹部の底面に対応する
前記第2の絶縁基材と該凹部に対応する該第2の絶縁基
材の外面の前記ビルドアップ層とを除去して、チップ部
品収納用の穴を形成する工程とを含むことを特徴とする
多層配線基板の製造方法によって解決する。
【0012】または、第2の発明である、開口部が形成
されている第4の絶縁基材の一方の面に第3の絶縁基材
を接着し、前記第4の絶縁基材の他方の面に、チップ部
品を搭載する端子パッドが設けられた第1の絶縁基材を
該端子パッドが前記開口部内にくるように接着する工程
と、前記第1の絶縁基材の外面及び前記第3の絶縁基材
の外面に、複数の配線層が積層されたビルドアップ層を
形成する工程と、前記開口部に対応する前記第3の絶縁
基材と該開口部に対応する該第3の絶縁基材の外面の前
記ビルドアップ層とを除去して、チップ部品収納用の穴
を形成する工程とを含むことを特徴とする多層配線基板
の製造方法によって解決する。
【0013】または、第3の発明である、チップ部品を
搭載する端子パッドが設けられた第1の絶縁基材及び凹
部が設けられた第2の絶縁基材を、前記端子パッドと前
記凹部とが対向するように接着すると共に、該凹部を穴
埋め材で埋める工程と、前記第1の絶縁基材の外面及び
前記第2の絶縁基材の外面に複数の配線層が積層された
ビルドアップ層を形成する工程と、前記凹部の底面に対
応する前記第2の絶縁基材と該凹部に対応する該第2の
絶縁基材の外面の前記ビルドアップ層とを除去して、前
記穴埋め材の表面を露出させる工程と、前記穴埋め材を
除去して、チップ部品収納用の穴を形成する工程とを含
むことを特徴とする多層配線基板の製造方法によって解
決する。
【0014】または、第4の発明である、開口部が形成
されている第4の絶縁基材の一方の面に第3の絶縁基材
を接着し、前記第4の絶縁基材の他方の面に、チップ部
品を搭載する端子パッドが設けられた第1の絶縁基材を
該端子パッドが前記開口部内にくるように接着すると共
に、前記開口部を穴埋め材で埋める工程と、前記第1の
絶縁基材の外面及び前記第3の絶縁基材の外面に、複数
の配線層が積層されたビルドアップ層を形成する工程
と、前記開口部に対応する前記第3の絶縁基材と該開口
部に対応する該第3の絶縁基材の外面の前記ビルドアッ
プ層とを除去して、前記穴埋め材の表面を露出させる工
程と、前記穴埋め材を除去して、チップ部品収納用の穴
を形成する工程とを含むことを特徴とする多層配線基板
の製造方法によって解決する。
【0015】または、第5の発明である、前記端子パッ
ドは電源用端子パッド及び接地用端子パッドであり、前
記チップ部品はチップコンデンサであることを特徴とす
る第1の発明から第4の発明のいずれか一に記載の多層
配線基板の製造方法によって解決する。または、第6の
発明である、前記第1の絶縁基材の外面に形成された前
記ビルドアップ層に、半導体素子搭載用の端子パッドが
形成され、該半導体素子搭載用の端子パッドに対向する
ように前記チップ部品収納用の穴が形成されることを特
徴とする第1の発明から第5の発明のいずれか一に記載
の多層配線基板の製造方法によって解決する。
【0016】または、第7の発明である、第1の発明か
ら第5の発明のいずれか一に記載の多層配線基板の製造
方法により製造された多層配線基板のチップ部品収納用
の穴にチップコンデンサが搭載されていると共に、該多
層配線基板に半導体素子が搭載されていることを特徴と
する半導体装置によって解決する。または、第8の発明
である、第6の発明に記載の多層配線基板の製造方法に
より製造された多層配線基板のチップ部品収納用の穴に
チップコンデンサが搭載されていると共に、該多層配線
基板の半導体素子搭載用の端子パッドに半導体素子が搭
載されていることを特徴とする半導体装置によって解決
する。
【0017】
【作用】本発明に係る多層配線基板の製造方法によれ
ば、チップ部品搭載用の端子パッドが設けられた第1の
絶縁基材、及び凹部が設けられた第2の絶縁基材を、該
端子パッドと該凹部とが対向するように接着する。これ
により、第1の絶縁基材と凹部とで囲まれる部分に空洞
が形成され、該空洞内部に端子パッドの表面が含まれる
ことになる。そして、この状態で第1、及び第2の絶縁
基材の外面にビルドアップ層を形成する。この第1、及
び第2の絶縁基材の外面は平坦に近い形状でるため、こ
れらの表面にビルドアップ層を良好に形成することがで
きる。また、このとき端子パッドの表面は空洞内部にあ
るので、ビルドアップ層を形成する際に誤って該表面に
傷をつけてしまうのを防げると共に、ビルドアップ層の
Cu(銅)めっき層や層間絶縁層等が、端子パッドの表
面に形成されてしまうのを防ぐことができる。
【0018】そして、ビルドアップ層を形成後、該ビル
ドアップ層に半導体素子搭載用の端子パッドを形成す
る。そして空洞の底面に対応する第2の絶縁基材と該第
2の絶縁基材の外面のビルドアップ層を除去してチップ
部品収納用穴を形成する。このようにして形成されたチ
ップ部品収納用の穴は、半導体素子搭載用の端子パッド
と対向するように形成されている。そのため、同時スイ
ッチングノイズ低減用のチップコンデンサをチップ部品
収納用の穴に搭載すると共に、半導体素子を半導体素子
搭載用の端子パッドに搭載すると、該チップコンデンサ
と該半導体素子の配線距離を短くすることができる。こ
れにより、チップコンデンサのキャパシタンスの効果が
十分に発揮され、同時スイッチングノイズを極力低減す
ることができる。
【0019】また、端子パッドの表面を含む空洞を形成
するには、開口部が形成されている第4の絶縁基材の一
方の面に第3の絶縁基材を接着し、他方の面にチップ部
品搭載用の端子パッドが設けられた第1の絶縁基材を該
端子パッドが該開口部内にくるように接着しても良い。
このようにすると、第4の絶縁基材に設けられている開
口部と、第1、及び第3の絶縁基材とで囲まれる部分に
空洞が形成され、該空洞内部に端子パッドの表面が含ま
れることになる。
【0020】この場合は、第1、及び第3の絶縁基材の
外面にビルドアップ層を形成後、開口部に対応するの第
3の絶縁基材と該開口部に対応する第3の絶縁基板の外
面に形成されているビルドアップ層とを除去してチップ
部品収納穴が形成される。また、これらの空洞を穴埋め
材で埋めることにより、該空洞が外力により変形するの
を防ぐことができるので、この状態でビルドアップ層を
形成すると該空洞周囲のビルドアップ層を平坦に形成す
ることができる。この場合は、ビルドアップ層を形成し
た後に、空洞の底面に対応する第2又は第3の絶縁基材
と、該第2又は該第3の絶縁基材の外面に形成されたビ
ルドアップ層で該空洞の底面に対応する部分とを除去し
てチップ部品収納用穴を形成する。
【0021】
【発明の実施の形態】(1)本発明の第1の実施の形態
に係る多層配線基板の製造方法 図3(a)〜(d)、図4(a)〜(d)、及び図5
(a)〜(c)は、第1の実施の形態を説明するための
断面図である。まず、図3(a)に示すように、チップ
コンデンサ用の端子パッド301が設けられた第1の絶
縁基材302を用意する。この第1の絶縁基材302に
は、例えば、ガラス・エポキシ基板やセラミック基板等
が用いられる。
【0022】ガラス・エポキシ基板を第1の絶縁基材と
して用いる場合、この端子パッド301は次のようにし
て形成される。まず、銅張基材(片面に銅箔が接着され
たガラス・エポキシ基板)を用意し、これにスルーホー
ルを形成する。そして、アディティブ法やサブトラクテ
ィブ法を用いて、スルーホールめっきと端子パッド形成
とを行う。これにより、ガラス・エポキシ基板の端子パ
ッド形成面と、該端子パッドが形成されていない面とが
電気的に導通する。なお、スルーホール内部は、スルー
ホールめっきが施された後に穴埋樹脂で充填される。
【0023】次に、図3(b)に示すように、凹部30
3が設けられた第2の絶縁基材304を用意する。この
第2の絶縁基材304には、第1の基材と同様に、ガラ
ス・エポキシ基板やセラミック基板等が用いられ、その
凹部303は、これらの基板にルータ等を用いて予め形
成されるものである。そして、この第2の絶縁基材30
4と第1の絶縁基材とを、端子パッド301と凹部30
3とが対向するように、接着剤305により接着する。
【0024】図3(c)は、接着後の第1の基材302
と第2の基材304の断面図を示すものである。これよ
り分かるように、端子パッド301の表面301aは、
凹部303と第1の絶縁基材302とで形成される空洞
319の内部にある。そのため、以下で行われる工程中
で端子パッド301の表面301aに傷がつくことは無
い。
【0025】続いて、図3(d)に示すように、接着さ
れた第1の絶縁基材302と第2の絶縁基材304に対
し、スルーホール306を形成する。このスルーホール
306は、機械ドリルやレーザ等により形成される。次
に、図4(a)に示すように、第1の絶縁基材302の
表面、第2の絶縁基材304の表面、及びスルーホール
306の側壁に、Cu(銅)めっき層307を形成す
る。第1、及び第2の絶縁基材の表面に形成されるCu
(銅)めっき層307は、後でパターニングされて配線
層となるものである。そしてこの配線層は、スルーホー
ル306の側壁に形成されるCu(銅)めっき層307
により、電気的に接続されることになる。なお、このC
u(銅)めっき層307は、無電解銅めっきや電解銅め
っき等により形成される。
【0026】そして、Cu(銅)めっき層307を形成
後、スルーホール306の内部にスルーホール穴埋め樹
脂308を埋め込む。続いて、図4(b)に示すよう
に、第1の絶縁基材302、及び第2の絶縁基材304
の表面上に形成されているCu(銅)めっき層307を
パターニングする。これにより、第1、及び第2の絶縁
基材の表面に配線層309が形成されることになる。
【0027】続いて、図4(c)に示すように、配線層
309上に層間絶縁層310を形成する。この層間絶縁
層310は、感光性エポキシ樹脂等をカーテンコータ等
を用いて配線層310上に一様に塗布することにより形
成される。そして、塗布後、フォトマスクを用いて感光
性エポキシ樹脂の所望の部分を露光する。このとき、ビ
アホール311が形成される部分の感光性エポキシ樹脂
は露光されず、未露光となる。このようにして露光が終
了したら、次に現像を行う。この現像では、感光性エポ
キシ樹脂の未露光の部分のみがエッチングされる。これ
により、未露光となっている感光性エポキシ樹脂のビア
ホールが形成される部分がエッチングされ、ビアホール
311が形成される。
【0028】なお、層間絶縁層310には、上で説明し
た感光性エポキシ樹脂以外に非感光性エポキシ樹脂を用
いても良い。非感光性エポキシ樹脂を用いた場合、ビア
ホール311は、非感光性エポキシ樹脂を塗布した後に
該非感光性エポキシ樹脂をレーザ加工することにより形
成される。次に、図4(d)に示すように、層間絶縁層
310上にビルドアップ層の第1層目の配線層312を
形成する。この配線層312は、層間絶縁層310上、
及びビアホール311の側壁に、無電解銅めっきや電解
銅めっきによりCu(銅)めっき層を形成した後、該C
u(銅)めっき層をパターニングすることにより形成さ
れる。
【0029】その後、上記の図4(c)〜図4(d)に
示す工程を繰り返し、複数の配線層から成るビルドアッ
プ層が形成された多層配線基板を形成する。図5(a)
は、2層の配線層から成るビルドアップ層313を形成
した場合の多層配線基板314の断面図を示すものであ
る。続いて、図5(b)に示すように、ビルドアップ層
313の最外層にソルダレジスト315を塗布し、露
光、現像する。これにより、ビルドアップ層313の一
番外側にある配線層で、半導体素子搭載用の端子パッド
324となる部分の表面が露出する。この半導体素子搭
載用の端子パッド324には、後で半導体素子が搭載さ
れる。その後、凹部304の底面に対応する第2の絶縁
基材304、及び第2の絶縁基材304の外面に形成さ
れているビルドアップ層313において凹部304に対
応する部分を、ルータ等を用いて開口する。これによ
り、多層配線基板314にチップコンデンサ収納穴(チ
ップ部品収納用の穴)316が形成されたことになる。
なお、チップコンデンサ収納穴316は、半導体素子搭
載用の端子パッド324に対向するように形成される。
【0030】そして、最後に図5(c)に示すように、
半導体素子317をはんだバンプ318を介して半導体
素子搭載用の端子パッド324に搭載すると共に、端子
パッド301の表面301aにはんだ320によりチッ
プコンデンサ321を搭載する。これにより、チップコ
ンデンサ収納穴316にチップコンデンサ321が収納
されることになる。なお、同図中において、323はビ
ルドアップ多層配線基板314をマザーボード(図示し
ない)に実装するためのはんだバンプであり、322は
半導体素子317とビルドアップ層313の間の隙間を
埋めるアンダーフィル剤である。以上により、フリップ
チップタイプのBGAが形成されたことになる。
【0031】以上説明したように、本実施形態に係る多
層配線基板の製造方法によれば、チップコンデンサ32
1をビルドアップ多層配線基板のチップコンデンサ収納
穴316に収納する。このとき、チップコンデンサ収納
穴316と半導体素子搭載用の端子パッド324は、互
いに対向するように形成されている。そのため、半導体
素子317とチップコンデンサ316との配線距離を短
くすることができ、該配線のインダクタンスを小さくす
ることができる。そのため、チップコンデンサ316の
キャパシタンスの効果が十分に発揮され、同時スイッチ
ングノイズを極力低減することができる。
【0032】ところで、ビルドアップ層313をチップ
コンデンサ収納穴316形成後に形成しようとすると、
該収納穴の凹凸によりビルドアップ層を良好に形成する
のが難しくなる。そこで、本願発明者は、ビルドアップ
層313をチップコンデンサ収納穴316が形成される
前に形成するようにした。これによると、チップコンデ
ンサ収納穴316が形成されていない第1、及び第2の
絶縁基材302、304の表面上にビルドアップ層31
3が形成されるため、該ビルドアップ層313を良好に
形成することができる。
【0033】さらに、ビルドアップ配線層313を形成
する際に、端子パッド301の表面301aは、第1の
絶縁基材302と第1の絶縁基材の凹部303とで形成
される空洞319の中にある。これにより、ビルドアッ
プ配線層313を形成する際のCu(銅)めっき層30
7や層間絶縁層310が端子パッド301の表面301
aに形成されるのを防ぐことができる。
【0034】(2)本発明の第2の実施の形態に係る多
層配線基板の製造方法 図6(a)〜(d)、図7(a)〜(d)、及び図8
(a)〜(c)は、第2の実施の形態を説明するための
断面図である。なお、図中において、第1の実施の形態
で説明したものについては、第1の実施の形態で用いた
符号と同様の符号を付し、以下ではその説明を省略す
る。
【0035】まず、図6(a)に示すように、チップコ
ンデンサ用の端子パッド301が設けられた第1の絶縁
基材302を用意する。この端子パッド301は第1の
実施の形態で説明したのと同様の方法で形成される。次
に、図6(b)に示すように、第3の絶縁基材401
と、開口部403が形成された第4の絶縁基材402と
を用意する。この第3、及び第4の絶縁基材には、ガラ
ス・エポキシ基板やセラミック基板等が用いられる。ま
た、開口部403は、これらの基板にルータ等により予
め形成されているものである。そして、第4の絶縁基材
402の一方の面に、第3の絶縁基材401を接着剤3
05を用いて接着する。また、第4の絶縁基材402の
他方の面に、第1の絶縁基材302を端子パッド301
が開口部403の内部にくるように接着剤305を用い
て接着する。
【0036】図6(c)は、接着後の第1の基材302
と第3の基材401、及び第4の絶縁基材402の断面
図を示すものである。これから分かるように、第1の実
施の形態と同様に、端子パッド301の表面301aは
開口部403と第1の絶縁基材302、及び第3の絶縁
基材401とで形成される空洞404の内部にある。そ
のため、以下で行われる工程中で端子パッド301の表
面301aに傷がつくことは無い。
【0037】続いて、図6(d)に示すように、接着さ
れた第1の絶縁基材302、第3の絶縁基材401、及
び第4の絶縁基材にスルーホール306を形成する。次
に、図7(a)に示すように、第1の絶縁基材302の
表面、第3の絶縁基材401の表面、及びスルーホール
306の側壁にCu(銅)めっき層307を形成する。
そして、Cu(銅)めっき層307を形成後、スルーホ
ール306の内部にスルーホール穴埋め樹脂308を埋
め込む。
【0038】続いて、図7(b)に示すように、第1の
絶縁基材302、及び第3の絶縁基材401の表面上に
形成されているCu(銅)めっき層307をパターニン
グし、配線層309を形成する。次に、図7(c)に示
すように、配線層309上に層間絶縁層310を形成す
る。この層間絶縁層310には感光性エポキシ樹脂や非
感光性エポキシ樹脂が用いられる。感光性エポキシ樹脂
を用いる場合には、該感光性エポキシ樹脂を露光、現像
することによりビアホール311が形成される。また、
非感光性エポキシ樹脂を用いる場合には、該非感光性エ
ポキシ樹脂をレーザ加工することによりビアホール31
1が形成される。
【0039】続いて、図7(d)に示すように、層間絶
縁層310上にビルドアップ層の第1層目の配線層31
2を形成する。その後、上記の図7(c)〜図7(d)
に示す工程を繰り返し、複数の配線層から成るビルドア
ップ層が形成された多層配線基板を形成する。図8
(a)は、2層の配線層から成るビルドアップ層313
を形成した場合の多層配線基板314の断面図を示すも
のである。
【0040】次に、図8(b)に示すように、ビルドア
ップ層313の最外層にソルダレジスト315を塗布
し、露光、現像する。これにより、ビルドアップ層31
3の一番外側にある配線層で、半導体素子搭載用の端子
パッド324となる部分の表面が露出する。この半導体
素子搭載用の端子パッド324には、後で半導体素子が
搭載される。その後、開口部403に対応する第3の絶
縁基材401、及び第3の絶縁基材401の外面に形成
されているビルドアップ層313において開口部403
に対応する部分を、ルータ等を用いて開口する。これに
より、多層配線基板314にチップコンデンサ収納穴3
16が形成されたことになる。
【0041】その後、図8(c)に示すように、半導体
素子317を半導体素子搭載用の端子パッド324に搭
載すると共に、チップコンデンサ321を端子パッド3
01の表面301aに搭載する。これにより、チップコ
ンデンサ収納穴315にチップコンデンサ316が収納
されることになる。なお、チップコンデンサ収納穴31
6は、半導体素子搭載用の端子パッド324に対向する
ように形成される。
【0042】以上説明したように、本実施形態に係る多
層配線基板の製造方法によれば、チップコンデンサ収納
穴316を形成する前に、ビルドアップ層313を形成
する。これにより、第1の実施の形態と同様に、ビルド
アップ層を良好に形成することができる。また、ビルド
アップ配線層313を形成する際に、端子パッド301
の表面301aは、第1の絶縁基材302、第3の絶縁
基材401、及び第4の絶縁基材の開口部403とで形
成される空洞404の中にある。これにより、ビルドア
ップ配線層313を形成する際のCu(銅)めっき層3
07や層間絶縁層310が端子パッド301の表面30
1aに形成されるのを防ぐことができる。
【0043】(3)本発明の第3の実施の形態に係る多
層配線基板の製造方法 図9(a)〜(d)、及び図10(a)〜(b)は、第
3の実施の形態を説明するための断面図である。なお、
図中において、第1の実施の形態で説明したものについ
ては、第1の実施の形態で用いた符号と同様の符号を付
しており、以下ではその説明を省略する。
【0044】第3の実施の形態は、第1の実施の形態に
おいて空洞319を形成するときに該空洞319の内部
を穴埋め材で埋め、チップコンデンサ収納穴316を形
成した後に該穴埋め材を取り除くというものである。ま
ず、図9(a)に示すように、チップコンデンサ用の端
子パッド301が設けられた第1の絶縁基材302、凹
部303が設けられた第2の絶縁基材304、及び穴埋
め材501を用意する。そして、第1の絶縁基材302
及び第2の絶縁基材304を、端子パッド301と凹部
303とが対向するように接着剤305を用いて接着す
ると共に、凹部303を穴埋め材501で埋める。な
お、このとき用いる穴埋め材501には、シリコン樹脂
等がある。
【0045】図9(b)は、接着後の第1の絶縁基材3
02、第2の絶縁基材304、及び穴埋め材501の断
面図を示すものである。これより分かるように、凹部3
03と第1の絶縁基材302とで形成される空洞319
の内部は、穴埋め材501で隙間無く埋め尽くされてい
る。そして、端子パッド301は、穴埋め材501によ
りその表面301aが保護されているため、以下で行わ
れる工程において表面301aに傷がつくことは無い。
【0046】このようにして第1の絶縁基材302、第
2の絶縁基材304、及び穴埋め材501を接着した後
は、第1の実施の形態の図3(d)〜図5(a)で示さ
れる工程を行い、ビルドアップ層313を形成する。図
9(c)は、ビルドアップ層313が形成された後のビ
ルドアップ多層配線基板314の断面図を示すものであ
る。
【0047】このとき、穴埋め材501が空洞319内
部にあるため、空洞319直下のビルドアップ層313
a、及びその周囲のビルドアップ層を平坦に形成するこ
とができる。すなわち、空洞319直下のビルドアップ
層313aに外力が加えられた場合、空洞319の内部
が穴埋め材501で満たされているため、空洞319が
外力により変形することが無く、空洞319直下のビル
ドアップ層313a、及びその周囲のビルドアップ層3
13の平坦性が保たれる。
【0048】次に、図9(d)に示すように、ビルドア
ップ層313の最外層にソルダレジスト315を塗布
し、露光、現像する。これにより、ビルドアップ層31
3の一番外側にある配線層で、半導体素子搭載用の端子
パッド324となる部分の表面が露出する。この半導体
素子搭載用の端子パッド324には、後で半導体素子が
搭載される。その後、凹部303に対応する第2の絶縁
基材304、及び第2の絶縁基材304の外面に形成さ
れているビルドアップ層313において凹部303に対
応する部分を、ルータ等を用いて開口する。このとき、
端子パッド301の表面301aは穴埋め材501によ
り保護されているため、ルータ等により誤って表面30
1aを傷つけてしまうことを防ぐことができる。これに
より、穴埋め材501の表面が露出することになる。
【0049】続いて、図10(a)に示すように、表面
が露出している穴埋め材501を除去する。これによ
り、チップコンデンサ収納穴316が形成されることに
なる。その後、図10(b)に示すように、半導体素子
317を半導体素子搭載用の端子パッド324に搭載す
ると共に、端子パッド301にチップコンデンサ321
を搭載する。これにより、チップコンデンサ収納穴31
6にチップコンデンサ321が収納されることになる。
なお、チップコンデンサ収納穴316は、半導体素子搭
載用の端子パッド324に対向するように形成される。
【0050】以上説明したように、本実施形態に係る多
層基板の製造方法によれば、空洞319の内部に穴埋め
材501を埋め込まれた状態でビルドアップ層313を
形成する。これにより、ビルドアップ層313を平坦に
形成することができ、更に、ビルドアップ層313を形
成する際に、ルータ等で誤って端子パッド301の表面
301aに傷をつけてしまうのを防ぐことができる。
【0051】なお、本実施形態では、第1の実施の形態
における空洞319に埋めこみ材501を埋め込んだ
が、第2の実施の形態における空洞404に埋めこみ材
501を埋め込んでも、本実施形態と同様の作用、効果
を奏することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る多層
配線基板の製造方法によれば、第2の絶縁基材に設けら
れた凹部、又は第4の絶縁基材に設けられた開口部によ
り、第1の絶縁基材に設けられた端子パッドの表面を内
部に含むような空洞を形成した後、ビルドアップ層を形
成する。これにより、第1の絶縁基材に設けられた端子
パッドの表面を保護しながらビルドアップ層を形成し、
チップ部品収納用の穴をを形成することができる。
【0053】また、このようにして形成される空洞の内
部を穴埋め材で埋めることにより、該空洞周囲のビルド
アップ層を平坦に形成することができる。そして、この
ようにして形成された多層配線基板に半導体素子が搭載
されている半導体装置では、半導体素子とチップコンデ
ンサとの配線距離を短くすることができるので、半導体
素子の同時スイッチングノイズを極力低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例に係るPGA(ピン・グリッド・アレ
イ)の構造を示す断面図である。
【図2】 従来例に係るBGA(ボール・グリッド・ア
レイ)の構造を示す断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係る多層配線基
板の製造方法について示す断面図(その1)である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係る多層配線基
板の製造方法について示す断面図(その2)である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係る多層配線基
板の製造方法について示す断面図(その3)である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態に係る多層配線基
板の製造方法について示す断面図(その1)である。
【図7】 本発明の第2の実施の形態に係る多層配線基
板の製造方法について示す断面図(その2)である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態に係る多層配線基
板の製造方法について示す断面図(その3)である。
【図9】 本発明の第3の実施の形態に係る多層配線基
板の製造方法について示す断面図(その1)である。
【図10】 本発明の第3の実施の形態に係る多層配線
基板の製造方法について示す断面図(その2)である。
【符号の説明】
101、201 基板、 102 ピン、 103、203 ビルドアップ多層配線基板、 104、317 半導体素子、 106、321 チップコンデンサ、 108 凹部、 105、108、205、318、323 はんだバン
プ、 107、322 アンダーフィル剤、 301 端子パッド、 301a 端子パッドの表面、 302 第1の絶縁基材、 303 凹部、 304 第2の絶縁基材、 305 接着剤、 306 スルーホール、 307 Cu(銅)めっき層、 308 スルーホール穴埋め樹脂、 309 配線層、 310 層間絶縁層、 311 ビアホール、 312 第1層目の配線層、 313 ビルドアップ層、 313a 空洞直下のビルドアップ層、 314 多層配線基板、 315 ソルダレジスト、 316 チップコンデンサ収納穴、 319、404 空洞、 320 はんだ、 324 半導体素子搭載用の端子パッド、 401 第3の絶縁基材、 402 第4の絶縁基材、 403 開口部、 501 穴埋め材。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品を搭載する端子パッドが設け
    られた第1の絶縁基材及び凹部が設けられた第2の絶縁
    基材を、前記端子パッドと前記凹部とが対向するように
    接着する工程と、 前記第1の絶縁基材の外面及び前記第2の絶縁基材の外
    面に、複数の配線層が積層されたビルドアップ層を形成
    する工程と、 前記凹部の底面に対応する前記第2の絶縁基材と該凹部
    に対応する該第2の絶縁基材の外面の前記ビルドアップ
    層とを除去して、チップ部品収納用の穴を形成する工程
    とを含むことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 開口部が形成されている第4の絶縁基
    材の一方の面に第3の絶縁基材を接着し、前記第4の絶
    縁基材の他方の面に、チップ部品を搭載する端子パッド
    が設けられた第1の絶縁基材を該端子パッドが前記開口
    部内にくるように接着する工程と、 前記第1の絶縁基材の外面及び前記第3の絶縁基材の外
    面に、複数の配線層が積層されたビルドアップ層を形成
    する工程と、 前記開口部に対応する前記第3の絶縁基材と該開口部に
    対応する該第3の絶縁基材の外面の前記ビルドアップ層
    とを除去して、チップ部品収納用の穴を形成する工程と
    を含むことを特徴とする多層配線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 チップ部品を搭載する端子パッドが設け
    られた第1の絶縁基材及び凹部が設けられた第2の絶縁
    基材を、前記端子パッドと前記凹部とが対向するように
    接着すると共に、該凹部を穴埋め材で埋める工程と、 前記第1の絶縁基材の外面及び前記第2の絶縁基材の外
    面に複数の配線層が積層されたビルドアップ層を形成す
    る工程と、 前記凹部の底面に対応する前記第2の絶縁基材と該凹部
    に対応する該第2の絶縁基材の外面の前記ビルドアップ
    層とを除去して、前記穴埋め材の表面を露出させる工程
    と、 前記穴埋め材を除去して、チップ部品収納用の穴を形成
    する工程とを含むことを特徴とする多層配線基板の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 開口部が形成されている第4の絶縁基材
    の一方の面に第3の絶縁基材を接着し、前記第4の絶縁
    基材の他方の面に、チップ部品を搭載する端子パッドが
    設けられた第1の絶縁基材を該端子パッドが前記開口部
    内にくるように接着すると共に、前記開口部を穴埋め材
    で埋める工程と、 前記第1の絶縁基材の外面及び前記第3の絶縁基材の外
    面に、複数の配線層が積層されたビルドアップ層を形成
    する工程と、 前記開口部に対応する前記第3の絶縁基材と該開口部に
    対応する該第3の絶縁基材の外面の前記ビルドアップ層
    とを除去して、前記穴埋め材の表面を露出させる工程
    と、 前記穴埋め材を除去して、チップ部品収納用の穴を形成
    する工程とを含むことを特徴とする多層配線基板の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記端子パッドは電源用端子パッド及び
    接地用端子パッドであり、前記チップ部品はチップコン
    デンサであることを特徴とする請求項1から請求項4の
    いずれか一に記載の多層配線基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の絶縁基材の外面に形成された
    前記ビルドアップ層に、半導体素子搭載用の端子パッド
    が形成され、該半導体素子搭載用の端子パッドに対向す
    るように前記チップ部品収納用の穴が形成されることを
    特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一に記載の
    多層配線基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれか一に記
    載の多層配線基板の製造方法により製造された多層配線
    基板のチップ部品収納用の穴にチップコンデンサが搭載
    されていると共に、該多層配線基板に半導体素子が搭載
    されていることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の多層配線基板の製造方
    法により製造された多層配線基板のチップ部品収納用の
    穴にチップコンデンサが搭載されていると共に、該多層
    配線基板の半導体素子搭載用の端子パッドに半導体素子
    が搭載されていることを特徴とする半導体装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657133B1 (en) * 2001-05-15 2003-12-02 Xilinx, Inc. Ball grid array chip capacitor structure
US7057272B2 (en) 2002-06-26 2006-06-06 Fujitsu Limited Power supply connection structure to a semiconductor device
CN109103159A (zh) * 2017-12-21 2018-12-28 乐健科技(珠海)有限公司 内嵌开关芯片的器件模组及其制作方法

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