JP2001043774A - 接点開閉装置 - Google Patents

接点開閉装置

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JP2001043774A
JP2001043774A JP11217282A JP21728299A JP2001043774A JP 2001043774 A JP2001043774 A JP 2001043774A JP 11217282 A JP11217282 A JP 11217282A JP 21728299 A JP21728299 A JP 21728299A JP 2001043774 A JP2001043774 A JP 2001043774A
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Yoshiyuki Yamawaki
佳之 山脇
Toyohito Hasegawa
豊仁 長谷川
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常発熱や導通不良等が発生しないようにす
る。 【解決手段】 第1の差込部1a及び第2の差込部1fが設
けられた基台1 と、第1の差込部1aへの差込を制限する
よう設けられた差込制限部4aから第1の所定寸法L1
れた位置に第1の固定接点4dを設けた第1の固定端子部
材4 と、第2の差込部1fへの差込を制限するよう設けら
れた差込制限部6aから第1の所定寸法L1より短い第2
の所定寸法L2 離れた位置に第1の固定接点4dに対向す
る第2の固定接点6dを設けた第2の固定端子部材6 と、
両固定接点4d,6d の対向方向に沿って駆動されることに
より両固定接点4d,6d のいずれかに当接する可動接点8a
を設けた可動接点板8 と、を備えた接点開閉装置におい
て、基台1 は、差込制限部から第2の所定寸法L2 より
離れた位置に設けられた固定接点と差込方向に沿って衝
突して差込規制する差込規制部1hを第2の差込部1fに隣
接して設けた構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リミットスイッチ
等の接点開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接点開閉装置として図4
及び図5に示すものが存在する。このものは、リミット
スイッチであって、基台A 、アクチュエータB 、作動旱
C 、第1の固定端子部材D 、第2の固定端子部材E 、可
動接点板F を備えている。
【0003】基台A は、装置本体をなし、その一端部で
アクチュエータB を回転自在に支持するとともに、他端
部に接点ブロックA1が設けられている。アクチュエータ
B は、その先端部が押圧されることにより回転運動し、
作動旱C をその軸方向に沿ってアクチュエータB から離
れる方向へ駆動する。
【0004】第1の固定端子部材D は、基台A の接点ブ
ロックA1に穴状に設けられた第1の差込部A2に差し込ま
れ、差込制限するよう設けられた差込制限部D1から差込
方向先端へ向かって第1の所定寸法L1 離れた位置に第
1の固定接点D2が設けられている。
【0005】第2の固定端子部材E は、基台A の他端部
に穴状に設けられた第2の差込部A3に差し込まれ、差込
制限するよう設けられた差込制限部E1から差込方向先端
へ向かって第1の所定寸法L1 より短い第2の所定寸法
2 離れた位置に第2の固定接点E2が設けられている。
これらの両固定端子部材D,E は、固定接点の設けられた
位置の他は、同一の仕様となっている。
【0006】可動接点板F は、ばね性を有しており、中
央部で作動旱C に連設され、両端部に可動接点F1が設け
られている。
【0007】次に、図5(a) 及び(b) に基づいて、可動
接点F1と両固定接点D2,E2 との接離状態について詳しく
説明する。アクチュエータB が押圧されることにより、
図4に示したPTの範囲で、アクチュエータB が回転運
動している間は、作動旱C がアクチュエータB 寄りに位
置しているので、可動接点板F は、そのばね力に比較し
て小さな駆動力しか作動旱C から受けず、作動旱C に連
設している中央部がアクチュエータB 寄りに位置したま
まとなる。そうなると、可動接点板F の両端部に設けら
れた可動接点F1は、図5(a) に示すように、可動接点板
F のばね力による接点圧を有して第2の固定接点E2に当
接したままとなる。
【0008】この状態から、さらにアクチュエータB が
押圧されて、図4に示したOTの範囲で、アクチュエー
タB が回転運動するようになると、可動接点板F は、そ
のばね力に比較して大きな駆動力を作動旱C から受ける
ようになり、作動旱C に連設している中央部がアクチュ
エータB から離れる方向へ、第1の固定接点D2と第2の
固定接点E2との対向方向に沿って駆動される。
【0009】そうなると、可動接点板F は、反転するよ
うにして、中央部から両端部に亙る全体がアクチュエー
タB から離れる方向へ変位し、図5(b) に示すように、
可動接点板F の両端部に設けられた可動接点F1は、第2
の固定接点E2から開離して、可動接点板F のばね力によ
る接点圧を有して第1の固定接点D2に当接するようにな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の接点開
閉装置にあっては、両固定端子部材D,E は、固定接点の
設けられた位置の他は、同一の仕様となっているから、
第2の差込部A3に第2の固定端子部材E を差し込むべき
ところを、図6(a) に示すように、誤って、第1の固定
端子部材D を差し込んでしまうと、第1の差込部A2に正
しく差し込まれた第1の固定端子部材D の第1の固定接
点D2は、誤って差し込まれた第1の固定端子部材E の第
1の固定接点D2と対向せずに、第1の固定接点D2の設け
られていない箇所と対向することになる。こうなると、
図4に示したOTの範囲で、この状態のまま可動接点板
F が駆動されると、可動接点F1は、誤って差し込まれた
第1の固定端子部材D の第1の固定接点D2に当接せず
に、その第1の固定端子部材Dそのものに当接するよう
になり、異常発熱や導通不良等の不具合が発生する原因
になってしまう。
【0011】これとは逆に、第1の差込部A1に第1の固
定端子部材D を差し込むべきところを、図6(b) に示す
ように、誤って、第2の固定端子部材E を差し込んでし
まうと、第2の差込部A3に正しく差し込まれた第2の固
定端子部材E の第2の固定接点E2は、誤って差し込まれ
た第2の固定端子部材E の第2の固定接点E2と対向せず
に、第2の固定接点E2の設けられていない箇所と対向す
ることになる。こうなると、図4に示したPTの範囲
で、この状態のまま可動接点板F が駆動されると、可動
接点F1は、誤って差し込まれた第2の固定端子部材E の
第2の固定接点E2に当接せずに、その第2の固定端子部
材E そのものに当接するようになり、異常発熱や導通不
良等の不具合が発生する原因になってしまう。
【0012】本発明は、上記の点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、固定端子部材が誤って
差し込まれても、異常発熱や導通不良等の不具合が発生
しない接点開閉装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、第1の差込部及び第2
の差込部が設けられた基台と、基台の第1の差込部への
差込を制限するよう設けられた差込制限部から差込方向
先端へ向かって第1の所定寸法離れた位置に第1の固定
接点が設けられた第1の固定端子部材と、基台の第2の
差込部への差込を制限するよう設けられた差込制限部か
ら差込方向先端へ向かって第1の所定寸法より短い第2
の所定寸法離れた位置に第1の固定接点と対向する第2
の固定接点が設けられた第2の固定端子部材と、両固定
接点の対向方向に沿って駆動されることにより両固定接
点のいずれかに当接する可動接点が設けられた可動接点
板と、を備えた接点開閉装置において、前記基台は、前
記差込制限部から前記差込方向先端へ向かって前記第2
の所定寸法以上離れた位置に設けられた前記固定接点と
前記差込方向に沿って衝突して差込規制する差込規制部
を前記第2の差込部に隣接して設けた構成にしている。
【0014】請求項2記載の発明は、第1の差込部及び
第2の差込部が設けられた基台と、基台の第1の差込部
への差込を制限するよう設けられた差込制限部から差込
方向先端へ向かって第1の所定寸法離れた位置に第1の
固定接点が設けられた第1の固定端子部材と、基台の第
2の差込部への差込を制限するよう設けられた差込制限
部から差込方向先端へ向かって第1の所定寸法より短い
第2の所定寸法離れた位置に第1の固定接点と対向する
第2の固定接点が設けられた第2の固定端子部材と、両
固定接点の対向方向に沿って駆動されることにより両固
定接点のいずれかに当接する可動接点が設けられた可動
接点板と、を備えた接点開閉装置において、前記基台
は、前記差込制限部から前記差込方向先端へ向かって前
記第1の所定寸法より近づいた位置に前記固定接点を設
けた前記固定端子部材へ向かって駆動された前記可動接
点板が前記対向方向に沿って衝突して駆動規制される駆
動規制部を第1の差込部に隣接して設けた構成にしてい
る。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記基台は、前記差込制限部から前記差込
方向先端へ向かって前記第2の所定寸法以上離れた位置
に設けられた前記固定接点と前記差込方向に沿って衝突
して差込規制する差込規制部を前記第2の差込部に隣接
して設けた構成にしている。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項3のいずらかに記載の発明において、前記差込規制部
は、前記第2の固定端子部材を差込方向に沿ってガイド
する第2の固定端子用ガイド面が設けられた構成にして
いる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項2又は請求
項3のいずれかに記載の発明において、前記駆動規制部
は、前記第1の固定端子部材を差込方向に沿ってガイド
する第1の固定端子用ガイド面が設けられた構成にして
いる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
3に基づいて以下に説明する。このものは、リミットス
イッチであって、基台1 、アクチュエータ2 、作動旱3
、第1の固定端子部材4 、常開側固定端子ネジ5 、第
2の固定端子部材6 、常閉側固定端子ネジ7 、可動接点
板8 を備えている。
【0019】基台1 は、スイッチ本体をなし、その一端
部でアクチュエータ2 を回転自在に支持するとともに、
他端部に接点ブロック11が設けられている。この接点ブ
ロック11では、後述する第1の固定端子部材4 及び第2
の固定端子部材6 の差込方向に沿った高さ方向の異なる
エリア、すなわち、上段エリア11a 、中段エリア11b及
び下段エリア11c が基台1 に設けられている。上段エリ
ア11a は、アクチュエータ2 に最も近いエリアであり、
3つのエリアのうちで、差込方向に沿った高さが最も高
くなっている。中段エリア11b は、アクチュエータ2 か
ら最も遠いエリアであり、上段エリア11a と下段エリア
11c との間の中間の高さを有している。下段エリア11c
は、上段エリア11a と中段エリア11b との間のエリアで
あり、3つのエリアのうちで、差込方向に沿った高さが
最も低くなっている。
【0020】アクチュエータ2 は、その先端部が押圧さ
れることにより回転運動し、作動旱3 をその軸方向に沿
ってアクチュエータ2 から離れる方向へ駆動する。
【0021】第1の固定端子部材4 は、常開側固定端子
部材であり、その基端部が内側に折曲されることによ
り、後述する常開側ネジ挿入部1eの開口縁に掛止されて
差込制限する差込制限部4aが設けられている。この第1
の固定端子部材4 は、差込制限部4aから先端にかけての
寸法が長い断面J字状の長寸部4b及び差込制限部4aから
先端にかけての寸法が短い断面J字状の短寸部4cからな
る。
【0022】この第1の固定端子部材4 の長寸部4bは、
差込制限部4aから差込方向先端へ向かって第1の所定寸
法L1 離れた位置に、常開側固定接点である第1の固定
接点4dが突設されている。この第1の固定端子部材4
は、接点ブロック11の下段エリア11c 、つまり基台1 に
設けられた穴状の第1の差込部1aに、長寸部4bが先端か
ら差し込まれるとともに、接点ブロック11の上段エリア
11a に設けられた穴状の常開側端子差込部1dに、短寸部
4cが先端から差し込まれる。
【0023】この第1の固定端子部材4 の長寸部4bは、
第1の差込部1aへの差込の際に、第1の差込部1aの近傍
に基台1 から立設された駆動規制部1bの側面からなる第
1の固定端子用ガイド面1cにガイドされる。この第1の
固定端子用ガイド面1cを有した駆動規制部1bの幅寸法、
すなわち、第1の固定接点4dと後述する第2の固定接点
6aとの対向方向に沿った寸法は、後述する可動接点8aの
突設寸法及び第1の固定接点4dの突設寸法の合計よりも
小さく、可動接点8aの突設寸法及び第1の固定接点4dの
突設寸法のそれぞれよりも大きくなっている。
【0024】常開側固定端子ネジ5 は、頭部5a及びその
頭部5aに連設された足部5bを有し、接点ブロック11の上
段エリア11a に設けられた穴状の常開側ネジ挿入部1eに
足部5bが挿入されるよう、第1の固定端子部材4 の基端
部に足部5bが螺着される。
【0025】第2の固定端子部材6 は、常閉側固定端子
部材であり、その基端部が内側に折曲されることによ
り、後述する常閉側ネジ挿入部1kの開口縁に掛止されて
差込制限する差込制限部6aが設けられている。この第2
の固定端子部材6 は、差込制限部6aから先端にかけての
寸法が長い断面J字状の長寸部6b及び差込制限部6aから
先端にかけての寸法が短い断面J字状の短寸部6cからな
る。
【0026】この第2の固定端子部材6 の長寸部6bは、
差込制限部6aから差込方向先端へ向かって第1の所定寸
法L1 より短い第2の所定寸法L2 離れた位置に、常閉
側固定接点である第2の固定接点6dが突設されている。
この第2の固定端子部材6 は、接点ブロック11の下段エ
リア11c 、つまり基台1 に設けられた穴状の第2の差込
部1fに、長寸部6bが先端から差し込まれるとともに、接
点ブロック11の中段エリア11b に設けられた穴状の常閉
側端子差込部1jに、短寸部6cが先端から差し込まれる。
この第2の固定端子部材6 は、第2の差込部1fに差し込
まれた状態では、第1の差込部1aに差し込まれた第1の
固定端子部材4 の第1の固定接点4dに、第2の固定接点
6dが対向する。
【0027】この第2の固定端子部材6 の長寸部6bは、
第2の差込部1fへの差込の際に、第2の差込部1fの近傍
に基台1 から立設された差込規制部1gの側面からなる第
2の固定端子用ガイド面1hにガイドされる。この第2の
固定端子用ガイド面1hを有した差込規制部1gは、第2の
差込部1fに差し込まれた第2の固定端子部材6 の先端か
ら立設方向先端までの寸法が第2の所定寸法L2 より僅
かに短くなる立設寸法を有している。この差込規制部1g
の幅寸法、すなわち、第1の固定接点4dと第2の固定接
点6dとの対向方向に沿った寸法は、駆動規制部1bの幅寸
法と同一となっている。また、前述した駆動規制部1bの
立設寸法は、この差込規制部1gの立設寸法と同一となっ
ている。
【0028】常閉側固定端子ネジ7 は、頭部7a及びその
頭部7aに連設された足部7bを有し、接点ブロック11の中
段エリア11b に設けられた穴状の常閉側ネジ挿入部1kに
足部7bが挿入されるよう、第2の固定端子部材6 の基端
部に足部7bが螺着される。
【0029】可動接点板8 は、ばね性を有しており、中
央部で作動旱3 に連設され、両端部で可動接点8aが両側
に突設されている。この可動接点板8 は、詳しくは後述
するが、駆動規制部1bと差込規制部1gとの間で、両固定
接点4d,6d の間の対向方向に沿って駆動されることによ
り、可動接点8aが両固定接点4d,6d のいずれかに当接す
る。
【0030】次に、図1(a) 及び(b) に基づいて、可動
接点8aと両固定接点4d,6d との接離状態について詳しく
説明する。アクチュエータ2 が押圧されることにより、
図3に示したPTの範囲で、アクチュエータ2 が回転運
動している間は、作動旱3 がアクチュエータ2B寄りに位
置しているので、可動接点板8 は、そのばね力に比較し
て小さな駆動力しか作動旱3 から受けず、作動旱3 に連
設している中央部がアクチュエータ2 寄りに位置したま
まとなる。そうなると、可動接点板8 の両端部に設けら
れた可動接点8aは、図1(a) に示すように、可動接点板
8 のばね力による接点圧を有して第2の固定接点6dに当
接したままとなる。
【0031】この状態から、さらにアクチュエータ2 が
押圧されて、図3に示したOTの範囲で、アクチュエー
タ2 が回転運動するようになると、可動接点板8 は、そ
のばね力に比較して大きな駆動力を作動旱3 から受ける
ようになり、作動旱3 に連設している中央部がアクチュ
エータ2 から離れる方向へ、第1の固定接点4dと第2の
固定接点6dとの対向方向に沿って駆動される。
【0032】そうなると、可動接点板8 は、反転するよ
うにして、中央部から両端部に亙る全体がアクチュエー
タ2 から離れる方向へ変位し、図1(b) に示すように、
可動接点板8 の両端部に設けられた可動接点8aは、第2
の固定接点6dから開離して、可動接点板8 のばね力によ
る接点圧を有して第1の固定接点4dに当接するようにな
る。
【0033】次に、図2(a) 乃至(c) に基づいて、固定
端子部材が誤って差し込まれた状態について説明する。
なお、図2(a) では、可動接点板8 を省略している。
【0034】初めに、同図(a) に基づいて、第2の差込
部1fに第2の固定端子部材6 を差し込むべきところを、
誤って、第1の固定端子部材4 を差し込んでしまったと
きの状態を説明する。誤って差し込まれた第1の固定端
子部材4 は、差込制限部4aから差込方向先端へ向かって
第2の所定寸法L2 より長い第1の所定寸法L1 離れた
位置に第1の固定接点4dが設けられているから、その差
込制限部4aが常閉側ネジ挿入部1kの開口縁に掛止して差
込制限される前に、第1の固定接点4dが差込規制部1gに
衝突して差し込みが規制され、完全に差し込むことがで
きなくなる。
【0035】次に、同図(b) 及び(c) に基づいて、第1
の差込部1aに第1の固定端子部材4を差し込むべきとこ
ろを、誤って、第2の固定端子部材6 を差し込んでしま
ったときの状態を説明する。このように第1の固定端子
部材4 が差し込まれても、同図(a) の場合とは異なっ
て、正常に差し込まれて、第2の差込部1fに間違いなく
差し込まれた第2の固定端子部材6 の第2の固定接点6d
は、第1の差込部1aに誤って差し込まれた第2の固定端
子部材6 の第2の固定接点6dに対向するようになる。
【0036】このようになっても、誤って差し込まれた
第2の固定端子部材6 には、差込制限部6aから差込方向
先端へ向かって第1の所定寸法L1 より短い第2の所定
寸法L2 離れた位置に第2の固定接点6dが設けられてい
るから、その第2の固定端子部材6 へ向かって駆動され
た可動接点板8 は、その可動接点8aの突設方向先端が第
2の固定端子部材6 に当接する前に、また、可動接点板
8 そのものが第2の固定端子部材6 の第2の固定接点6d
の突設方向先端に当接される前に、両固定接点4d,6d の
対向方向に沿って駆動規制部1bに衝突して駆動規制され
る。その結果、可動接点8aの突設方向先端と第2の固定
端子部材6 との間に間隙G が形成されるとともに、可動
接点板8 と第2の固定接点6dの突設方向先端との間に間
隙G が形成されるので、誤って差し込まれた第2の固定
端子部材6 との間で導通することはない。
【0037】かかる接点開閉装置にあっては、第1の固
定端子部材4 は、差込制限部4aから差込方向先端へ向か
って、第2の所定寸法L2 より長い第1の所定寸法L1
離れた位置に第1の固定接点4dが設けられているから、
誤って、第2の差込部1fに差し込まれてしまっても、第
1の固定接点4dが基台1 の差込規制部1gに衝突して差し
込みが規制されて、完全に差し込むことができない。よ
って、第1の固定端子部材4 が誤って第2の差込部1fに
差し込まれも、異常発熱や導通不良等の不具合が発生し
なくなる。
【0038】また、第2の固定端子部材6 は、差込制限
部6aから差込方向先端に向かって、第1の所定寸法L1
より短い第2の所定寸法L2 離れた位置に第2の固定接
点6dが設けられているから、誤って、第1の差込部1aに
差し込まれてしまっても、その誤って差し込まれた第2
の固定端子部材6 へ向かって駆動された可動接点板8
が、両固定接点4d,6d の対向方向に沿って駆動規制部1b
に衝突して駆動規制されるから、誤って差し込まれた第
2の固定端子部材6 との間で導通することはない。よっ
て、第2の固定端子部材6 が誤って第1の差込部1aに差
し込まれも、異常発熱や導通不良等の不具合が発生しな
くなる。
【0039】また、第2の差込部1fに間違いなく差し込
まれた第2の固定端子部材6 は、差込規制部1gに設けら
れた第2の固定端子用ガイド面1hに沿って、差込方向に
沿ってガイドされるから、差込操作が容易になる。
【0040】また、第1の差込部1aに間違いなく差し込
まれた第1の固定端子部材4 は、駆動規制部1bに設けら
れた第1の固定端子用ガイド面1cに沿って、差込方向に
沿ってガイドされるから、差込操作が容易になる。
【0041】なお、本実施形態では、差込規制部1g及び
駆動規制部1bがいずれも設けられているが、固定端子部
材を誤って差し込んでしまうようなことがあっても、例
えば、工程管理がある程度はなされていて、第1の固定
端子部材4 又は第2の固定端子部材6 のいずれか一方し
か、誤って差し込んでしまう恐れがない場合は、誤って
差し込んでしまう恐れのある差込部の近傍にのみ、規制
部を設ける構成にしてもよい。
【0042】また、本実施形態では、差込規制部1g及び
駆動規制部1bは、ガイド面を有しているが、ガイド面を
有さずに設けられても、異常発熱や導通不良等の不具合
が発生しなくなるという効果を奏することができる。
【0043】また、本実施形態の接点開閉装置は、リミ
ットスイッチであるが、リミットスイッチに限るもので
はない。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、第1の固定端子
部材は、差込制限部から差込方向先端へ向かって第2の
所定寸法より長い第1の所定寸法離れた位置に第1の固
定接点が設けられているから、誤って、第2の差込部に
差し込まれてしまっても、第1の固定接点が基台1 の差
込規制部に衝突して差し込みが規制されて、完全に差し
込むことができない。よって、第1の固定端子部材が誤
って第2の差込部に差し込まれも、異常発熱や導通不良
等の不具合が発生しなくなる。
【0045】請求項2記載の発明は、第2の固定端子部
材は、差込制限部から差込方向先端へ向かって第1の所
定寸法より短い第2の所定寸法離れた位置に第2の固定
接点が設けられているから、誤って、第1の差込部に差
し込まれてしまっても、その誤って差し込まれた第2の
固定端子部材へ向かって駆動された可動接点板が、両固
定接点の対向方向に沿って駆動規制部に衝突して駆動規
制されるから、誤って差し込まれた第2の固定端子部材
との間で導通することはない。よって、第2の固定端子
部材が誤って第1の差込部に差し込まれも、異常発熱や
導通不良等の不具合が発生しなくなる。
【0046】請求項3記載の発明は、第1の固定端子部
材は、第1の固定端子部材は、差込制限部から差込方向
先端へ向かって第2の所定寸法より長い第1の所定寸法
離れた位置に第1の固定接点が設けられているから、誤
って、第2の差込部に差し込まれてしまっても、第1の
固定接点が基台1 の差込規制部に衝突して差し込みが規
制されて、完全に差し込むことができない。よって、第
1の固定端子部材が誤って第2の差込部に差し込まれて
も、異常発熱や導通不良等の不具合が発生しなくなると
いう請求項2記載の発明の効果をさらに奏することがで
きる。
【0047】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、第2の差
込部に間違いなく差し込まれた第2の固定端子部材は、
差込規制部に設けられた第2の固定端子用ガイド面に沿
って、差込方向に沿ってガイドされるから、差込操作が
容易になる。
【0048】請求項5記載の発明は、請求項2又は請求
項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、第1の差
込部に間違いなく差し込まれた第1の固定端子部材は、
駆動規制部に設けられた第1の固定端子用ガイド面に沿
って、差込方向に沿ってガイドされるから、差込操作が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の固定端子部材が間違い
なく差し込まれた状態の部分断面図である。
【図2】同上の固定端子部材が誤って差し込まれた状態
の部分断面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】従来例の平面図である。
【図5】同上の固定端子部材が間違いなく差し込まれた
状態の部分断面図である。
【図6】同上の固定端子部材が誤って差し込まれた状態
の部分断面図である。
【符号の説明】
1 基台 1a 第1の差込部 1b 駆動規制部 1c 第1の固定端子用ガイド面 1f 第2の差込部 1g 差込規制部 1h 第2の固定端子用ガイド面 4 第1の固定端子部材 4a 差込制限部 4d 第1の固定接点 6 第2の固定端子部材 6a 差込制限部 6d 第2の固定接点 8 可動接点板 8a 可動接点 L1 第1の所定寸法 L2 第2の所定寸法

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の差込部及び第2の差込部が設けら
    れた基台と、基台の第1の差込部への差込を制限するよ
    う設けられた差込制限部から差込方向先端へ向かって第
    1の所定寸法離れた位置に第1の固定接点が設けられた
    第1の固定端子部材と、基台の第2の差込部への差込を
    制限するよう設けられた差込制限部から差込方向先端へ
    向かって第1の所定寸法より短い第2の所定寸法離れた
    位置に第1の固定接点と対向する第2の固定接点が設け
    られた第2の固定端子部材と、両固定接点の対向方向に
    沿って駆動されることにより両固定接点のいずれかに当
    接する可動接点が設けられた可動接点板と、を備えた接
    点開閉装置において、 前記基台は、前記差込制限部から前記差込方向先端へ向
    かって前記第2の所定寸法より離れた位置に設けられた
    前記固定接点と前記差込方向に沿って衝突して差込規制
    する差込規制部を前記第2の差込部に隣接して設けたこ
    とを特徴とする接点開閉装置。
  2. 【請求項2】 第1の差込部及び第2の差込部が設けら
    れた基台と、基台の第1の差込部への差込を制限するよ
    う設けられた差込制限部から差込方向先端へ向かって第
    1の所定寸法離れた位置に第1の固定接点が設けられた
    第1の固定端子部材と、基台の第2の差込部への差込を
    制限するよう設けられた差込制限部から差込方向先端へ
    向かって第1の所定寸法より短い第2の所定寸法離れた
    位置に第1の固定接点と対向する第2の固定接点が設け
    られた第2の固定端子部材と、両固定接点の対向方向に
    沿って駆動されることにより両固定接点のいずれかに当
    接する可動接点が設けられた可動接点板と、を備えた接
    点開閉装置において、 前記基台は、前記差込制限部から前記差込方向先端へ向
    かって前記第1の所定寸法より近づいた位置に前記固定
    接点を設けた前記固定端子部材へ向かって駆動された前
    記可動接点板が前記対向方向に沿って衝突して駆動規制
    される駆動規制部を第1の差込部に隣接して設けたこと
    を特徴とする接点開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記基台は、前記差込制限部から前記差
    込方向先端へ向かって前記第2の所定寸法より離れた位
    置に設けられた前記固定接点と前記差込方向に沿って衝
    突して差込規制する差込規制部を前記第2の差込部に隣
    接して設けたことを特徴とする請求項2記載の接点開閉
    装置。
  4. 【請求項4】 前記差込規制部は、前記第2の固定端子
    部材を差込方向に沿ってガイドする第2の固定端子用ガ
    イド面が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求
    項3のいずれかに記載の接点開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動規制部は、前記第1の固定端子
    部材を差込方向に沿ってガイドする第1の固定端子用ガ
    イド面が設けられたことを特徴とする請求項2又は請求
    項3のいずれかに記載の接点開閉装置。
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