JP4066568B2 - 接点開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リミットスイッチ等の接点開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の接点開閉装置として図4及び図5に示すものが存在する。このものは、リミットスイッチであって、基台A 、アクチュエータB 、作動旱C 、第1の固定端子部材D 、第2の固定端子部材E 、可動接点板F を備えている。
【0003】
基台A は、装置本体をなし、その一端部でアクチュエータB を回転自在に支持するとともに、他端部に接点ブロックA1が設けられている。アクチュエータB は、その先端部が押圧されることにより回転運動し、作動旱C をその軸方向に沿ってアクチュエータB から離れる方向へ駆動する。
【0004】
第1の固定端子部材D は、基台A の接点ブロックA1に穴状に設けられた第1の差込部A2に差し込まれ、差込制限するよう設けられた差込制限部D1から差込方向先端へ向かって第1の所定寸法L1 離れた位置に第1の固定接点D2が設けられている。
【0005】
第2の固定端子部材E は、基台A の他端部に穴状に設けられた第2の差込部A3に差し込まれ、差込制限するよう設けられた差込制限部E1から差込方向先端へ向かって第1の所定寸法L1 より短い第2の所定寸法L2 離れた位置に第2の固定接点E2が設けられている。これらの両固定端子部材D,E は、固定接点の設けられた位置の他は、同一の仕様となっている。
【0006】
可動接点板F は、ばね性を有しており、中央部で作動旱C に連設され、両端部に可動接点F1が設けられている。
【0007】
次に、図5(a) 及び(b) に基づいて、可動接点F1と両固定接点D2,E2 との接離状態について詳しく説明する。アクチュエータB が押圧されることにより、図4に示したPTの範囲で、アクチュエータB が回転運動している間は、作動旱C がアクチュエータB 寄りに位置しているので、可動接点板F は、そのばね力に比較して小さな駆動力しか作動旱C から受けず、作動旱C に連設している中央部がアクチュエータB 寄りに位置したままとなる。そうなると、可動接点板F の両端部に設けられた可動接点F1は、図5(a) に示すように、可動接点板F のばね力による接点圧を有して第2の固定接点E2に当接したままとなる。
【0008】
この状態から、さらにアクチュエータB が押圧されて、図4に示したOTの範囲で、アクチュエータB が回転運動するようになると、可動接点板F は、そのばね力に比較して大きな駆動力を作動旱C から受けるようになり、作動旱C に連設している中央部がアクチュエータB から離れる方向へ、第1の固定接点D2と第2の固定接点E2との対向方向に沿って駆動される。
【0009】
そうなると、可動接点板F は、反転するようにして、中央部から両端部に亙る全体がアクチュエータB から離れる方向へ変位し、図5(b) に示すように、可動接点板F の両端部に設けられた可動接点F1は、第2の固定接点E2から開離して、可動接点板F のばね力による接点圧を有して第1の固定接点D2に当接するようになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の接点開閉装置にあっては、両固定端子部材D,E は、固定接点の設けられた位置の他は、同一の仕様となっているから、第2の差込部A3に第2の固定端子部材E を差し込むべきところを、図6(a) に示すように、誤って、第1の固定端子部材D を差し込んでしまうと、第1の差込部A2に正しく差し込まれた第1の固定端子部材D の第1の固定接点D2は、誤って差し込まれた第1の固定端子部材E の第1の固定接点D2と対向せずに、第1の固定接点D2の設けられていない箇所と対向することになる。こうなると、図4に示したOTの範囲で、この状態のまま可動接点板F が駆動されると、可動接点F1は、誤って差し込まれた第1の固定端子部材D の第1の固定接点D2に当接せずに、その第1の固定端子部材D そのものに当接するようになり、異常発熱や導通不良等の不具合が発生する原因になってしまう。
【0011】
これとは逆に、第1の差込部A1に第1の固定端子部材D を差し込むべきところを、図6(b) に示すように、誤って、第2の固定端子部材E を差し込んでしまうと、第2の差込部A3に正しく差し込まれた第2の固定端子部材E の第2の固定接点E2は、誤って差し込まれた第2の固定端子部材E の第2の固定接点E2と対向せずに、第2の固定接点E2の設けられていない箇所と対向することになる。こうなると、図4に示したPTの範囲で、この状態のまま可動接点板F が駆動されると、可動接点F1は、誤って差し込まれた第2の固定端子部材E の第2の固定接点E2に当接せずに、その第2の固定端子部材E そのものに当接するようになり、異常発熱や導通不良等の不具合が発生する原因になってしまう。
【0012】
本発明は、上記の点に着目してなされたもので、その目的とするところは、固定端子部材が誤って差し込まれても、異常発熱や導通不良等の不具合が発生しない接点開閉装置を提供することにある。
【0013】
上記した課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1の差込部及び第2の差込部が設けられた基台と、基台の第1の差込部への差込を制限するよう基台に設けられた差込制限部から差込方向先端へ向かって第1の所定寸法離れた位置に第1の固定接点が設けられた第1の固定端子部材と、第1の固定端子部材と対向して設けられ、基台の第2の差込部への差込を制限するよう設けられた差込制限部から差込方向先端へ向かって第1の所定寸法より短い第2の所定寸法離れた位置に第2の固定接点が設けられた第2の固定端子部材と、両固定端子部材の間に設けられ、両固定端子部材の対向方向に沿って駆動されることにより第1の固定接点又は第2の固定接点に当接して導通する可動接点が突出して設けられた可動接点板と、を備え、第1の固定端子部材と第2の固定端子部材とのそれぞれが差込制限部によって差込制限された状態で配設された場合、第1の固定接点と第2の固定接点とが対向して設けられる接点開閉装置において、前記基台は、第1の固定端子部材を第2の差込部に差込んだ場合に第1の固定接点が第2の差込制限部から第1の固定接点までの距離が第1の所定寸法よりも短い状態で当接され、且つ第2の固定端子部材を第2の差込部に差込制限部によって差込制限されて差込んだ場合には第2の固定接点と当接しない差込規制部を第2の差込部に隣接して設けると共に、第1の固定接点の突出方向の高さと可動接点の突出方向との高さとを合わせた長さよりも短くて可動接点の高さよりも長く、可動接点板の駆動方向の駆動範囲を規制する駆動規制部が第1の差込部に隣接して設けられた構成にしている。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記差込規制部は、前記第2の固定端子部材を差込方向に沿ってガイドする第2の固定端子用ガイド面が設けられた構成にしている。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記駆動規制部は、前記第1の固定端子部材を差込方向に沿ってガイドする第1の固定端子用ガイド面が設けられた構成にしている。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1乃至図3に基づいて以下に説明する。このものは、リミットスイッチであって、基台1 、アクチュエータ2 、作動旱3 、第1の固定端子部材4 、常開側固定端子ネジ5 、第2の固定端子部材6 、常閉側固定端子ネジ7 、可動接点板8 を備えている。
【0019】
基台1 は、スイッチ本体をなし、その一端部でアクチュエータ2 を回転自在に支持するとともに、他端部に接点ブロック11が設けられている。この接点ブロック11では、後述する第1の固定端子部材4 及び第2の固定端子部材6 の差込方向に沿った高さ方向の異なるエリア、すなわち、上段エリア11a 、中段エリア11b 及び下段エリア11c が基台1 に設けられている。上段エリア11a は、アクチュエータ2 に最も近いエリアであり、3つのエリアのうちで、差込方向に沿った高さが最も高くなっている。中段エリア11b は、アクチュエータ2 から最も遠いエリアであり、上段エリア11a と下段エリア11c との間の中間の高さを有している。下段エリア11c は、上段エリア11a と中段エリア11b との間のエリアであり、3つのエリアのうちで、差込方向に沿った高さが最も低くなっている。
【0020】
アクチュエータ2 は、その先端部が押圧されることにより回転運動し、作動旱3 をその軸方向に沿ってアクチュエータ2 から離れる方向へ駆動する。
【0021】
第1の固定端子部材4 は、常開側固定端子部材であり、その基端部が内側に折曲されることにより、後述する常開側ネジ挿入部1eの開口縁に掛止されて差込制限する差込制限部4aが設けられている。この第1の固定端子部材4 は、差込制限部4aから先端にかけての寸法が長い断面J字状の長寸部4b及び差込制限部4aから先端にかけての寸法が短い断面J字状の短寸部4cからなる。
【0022】
この第1の固定端子部材4 の長寸部4bは、差込制限部4aから差込方向先端へ向かって第1の所定寸法L1 離れた位置に、常開側固定接点である第1の固定接点4dが突設されている。この第1の固定端子部材4 は、接点ブロック11の下段エリア11c 、つまり基台1 に設けられた穴状の第1の差込部1aに、長寸部4bが先端から差し込まれるとともに、接点ブロック11の上段エリア11a に設けられた穴状の常開側端子差込部1dに、短寸部4cが先端から差し込まれる。
【0023】
この第1の固定端子部材4 の長寸部4bは、第1の差込部1aへの差込の際に、第1の差込部1aの近傍に基台1 から立設された駆動規制部1bの側面からなる第1の固定端子用ガイド面1cにガイドされる。この第1の固定端子用ガイド面1cを有した駆動規制部1bの幅寸法、すなわち、第1の固定接点4dと後述する第2の固定接点6aとの対向方向に沿った寸法は、後述する可動接点8aの突設寸法及び第1の固定接点4dの突設寸法の合計よりも小さく、可動接点8aの突設寸法及び第1の固定接点4dの突設寸法のそれぞれよりも大きくなっている。
【0024】
常開側固定端子ネジ5 は、頭部5a及びその頭部5aに連設された足部5bを有し、接点ブロック11の上段エリア11a に設けられた穴状の常開側ネジ挿入部1eに足部5bが挿入されるよう、第1の固定端子部材4 の基端部に足部5bが螺着される。
【0025】
第2の固定端子部材6 は、常閉側固定端子部材であり、その基端部が内側に折曲されることにより、後述する常閉側ネジ挿入部1kの開口縁に掛止されて差込制限する差込制限部6aが設けられている。この第2の固定端子部材6 は、差込制限部6aから先端にかけての寸法が長い断面J字状の長寸部6b及び差込制限部6aから先端にかけての寸法が短い断面J字状の短寸部6cからなる。
【0026】
この第2の固定端子部材6 の長寸部6bは、差込制限部6aから差込方向先端へ向かって第1の所定寸法L1 より短い第2の所定寸法L2 離れた位置に、常閉側固定接点である第2の固定接点6dが突設されている。この第2の固定端子部材6 は、接点ブロック11の下段エリア11c 、つまり基台1 に設けられた穴状の第2の差込部1fに、長寸部6bが先端から差し込まれるとともに、接点ブロック11の中段エリア11b に設けられた穴状の常閉側端子差込部1jに、短寸部6cが先端から差し込まれる。この第2の固定端子部材6 は、第2の差込部1fに差し込まれた状態では、第1の差込部1aに差し込まれた第1の固定端子部材4 の第1の固定接点4dに、第2の固定接点6dが対向する。
【0027】
この第2の固定端子部材6 の長寸部6bは、第2の差込部1fへの差込の際に、第2の差込部1fの近傍に基台1 から立設された差込規制部1gの側面からなる第2の固定端子用ガイド面1hにガイドされる。この第2の固定端子用ガイド面1hを有した差込規制部1gは、第2の差込部1fに差し込まれた第2の固定端子部材6 の先端から立設方向先端までの寸法が第2の所定寸法L2 より僅かに短くなる立設寸法を有している。この差込規制部1gの幅寸法、すなわち、第1の固定接点4dと第2の固定接点6dとの対向方向に沿った寸法は、駆動規制部1bの幅寸法と同一となっている。また、前述した駆動規制部1bの立設寸法は、この差込規制部1gの立設寸法と同一となっている。
【0028】
常閉側固定端子ネジ7 は、頭部7a及びその頭部7aに連設された足部7bを有し、接点ブロック11の中段エリア11b に設けられた穴状の常閉側ネジ挿入部1kに足部7bが挿入されるよう、第2の固定端子部材6 の基端部に足部7bが螺着される。
【0029】
可動接点板8 は、ばね性を有しており、中央部で作動旱3 に連設され、両端部で可動接点8aが両側に突設されている。この可動接点板8 は、詳しくは後述するが、駆動規制部1bと差込規制部1gとの間で、両固定接点4d,6d の間の対向方向に沿って駆動されることにより、可動接点8aが両固定接点4d,6d のいずれかに当接する。
【0030】
次に、図1(a) 及び(b) に基づいて、可動接点8aと両固定接点4d,6d との接離状態について詳しく説明する。アクチュエータ2 が押圧されることにより、図3に示したPTの範囲で、アクチュエータ2 が回転運動している間は、作動旱3 がアクチュエータ2B寄りに位置しているので、可動接点板8 は、そのばね力に比較して小さな駆動力しか作動旱3 から受けず、作動旱3 に連設している中央部がアクチュエータ2 寄りに位置したままとなる。そうなると、可動接点板8 の両端部に設けられた可動接点8aは、図1(a) に示すように、可動接点板8 のばね力による接点圧を有して第2の固定接点6dに当接したままとなる。
【0031】
この状態から、さらにアクチュエータ2 が押圧されて、図3に示したOTの範囲で、アクチュエータ2 が回転運動するようになると、可動接点板8 は、そのばね力に比較して大きな駆動力を作動旱3 から受けるようになり、作動旱3 に連設している中央部がアクチュエータ2 から離れる方向へ、第1の固定接点4dと第2の固定接点6dとの対向方向に沿って駆動される。
【0032】
そうなると、可動接点板8 は、反転するようにして、中央部から両端部に亙る全体がアクチュエータ2 から離れる方向へ変位し、図1(b) に示すように、可動接点板8 の両端部に設けられた可動接点8aは、第2の固定接点6dから開離して、可動接点板8 のばね力による接点圧を有して第1の固定接点4dに当接するようになる。
【0033】
次に、図2(a) 乃至(c) に基づいて、固定端子部材が誤って差し込まれた状態について説明する。なお、図2(a) では、可動接点板8 を省略している。
【0034】
初めに、同図(a) に基づいて、第2の差込部1fに第2の固定端子部材6 を差し込むべきところを、誤って、第1の固定端子部材4 を差し込んでしまったときの状態を説明する。誤って差し込まれた第1の固定端子部材4 は、差込制限部4aから差込方向先端へ向かって第2の所定寸法L2 より長い第1の所定寸法L1 離れた位置に第1の固定接点4dが設けられているから、その差込制限部4aが常閉側ネジ挿入部1kの開口縁に掛止して差込制限される前に、第1の固定接点4dが差込規制部1gに衝突して差し込みが規制され、完全に差し込むことができなくなる。
【0035】
次に、同図(b) 及び(c) に基づいて、第1の差込部1aに第1の固定端子部材4 を差し込むべきところを、誤って、第2の固定端子部材6 を差し込んでしまったときの状態を説明する。このように第1の固定端子部材4 が差し込まれても、同図(a) の場合とは異なって、正常に差し込まれて、第2の差込部1fに間違いなく差し込まれた第2の固定端子部材6 の第2の固定接点6dは、第1の差込部1aに誤って差し込まれた第2の固定端子部材6 の第2の固定接点6dに対向するようになる。
【0036】
このようになっても、誤って差し込まれた第2の固定端子部材6 には、差込制限部6aから差込方向先端へ向かって第1の所定寸法L1 より短い第2の所定寸法L2 離れた位置に第2の固定接点6dが設けられているから、その第2の固定端子部材6 へ向かって駆動された可動接点板8 は、その可動接点8aの突設方向先端が第2の固定端子部材6 に当接する前に、また、可動接点板8 そのものが第2の固定端子部材6 の第2の固定接点6dの突設方向先端に当接される前に、両固定接点4d,6d の対向方向に沿って駆動規制部1bに衝突して駆動規制される。その結果、可動接点8aの突設方向先端と第2の固定端子部材6 との間に間隙G が形成されるとともに、可動接点板8 と第2の固定接点6dの突設方向先端との間に間隙G が形成されるので、誤って差し込まれた第2の固定端子部材6 との間で導通することはない。
【0037】
かかる接点開閉装置にあっては、第1の固定端子部材4は、差込制限部4aから差込方向先端へ向かって、第2の所定寸法L2より長い第1の所定寸法L1離れた位置に第1の固定接点4dが設けられているから、誤って、第2の差込部1fに差し込まれてしまっても、第1の固定接点4dが基台1の差込規制部1gに衝突して差し込みが規制されて、完全に差し込むことができない
【0038】
また、第2の固定端子部材6は、差込制限部6aから差込方向先端に向かって、第1の所定寸法L1より短い第2の所定寸法L2離れた位置に第2の固定接点6dが設けられているから、誤って、第1の差込部1aに差し込まれてしまっても、その誤って差し込まれた第2の固定端子部材6へ向かって駆動された可動接点板8が、両固定接点4d,6dの対向方向に沿って駆動規制部1bに衝突して駆動規制されるから、誤って差し込まれた第2の固定端子部材6との間で導通することはない
【0039】
また、第2の差込部1fに間違いなく差し込まれた第2の固定端子部材6 は、差込規制部1gに設けられた第2の固定端子用ガイド面1hに沿って、差込方向に沿ってガイドされるから、差込操作が容易になる。
【0040】
また、第1の差込部1aに間違いなく差し込まれた第1の固定端子部材4 は、駆動規制部1bに設けられた第1の固定端子用ガイド面1cに沿って、差込方向に沿ってガイドされるから、差込操作が容易になる。
【0041】
なお、本実施形態では、差込規制部1g及び駆動規制部1bがいずれも設けられているが、固定端子部材を誤って差し込んでしまうようなことがあっても、例えば、工程管理がある程度はなされていて、第1の固定端子部材4 又は第2の固定端子部材6 のいずれか一方しか、誤って差し込んでしまう恐れがない場合は、誤って差し込んでしまう恐れのある差込部の近傍にのみ、規制部を設ける構成にしてもよい。
【0042】
また、本実施形態では、差込規制部1g及び駆動規制部1bは、ガイド面を有しているが、ガイド面を有さずに設けられても、異常発熱や導通不良等の不具合が発生しなくなるという効果を奏することができる。
【0043】
また、本実施形態の接点開閉装置は、リミットスイッチであるが、リミットスイッチに限るものではない。
【0044】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、第1の固定端子部材は、差込制限部から差込方向先端へ向かって、第2の所定寸法より長い第1の所定寸法離れた位置に第1の固定接点が設けられているから、誤って、第2の差込部に差し込まれてしまっても、第1の固定接点が基台の差込規制部に衝突して差し込みが規制されて、完全に差し込むことができない。また、第2の固定端子部材は、差込制限部から差込方向先端に向かって、第1の所定寸法より短い第2の所定寸法離れた位置に第2の固定接点が設けられているから、誤って、第1の差込部に差し込まれてしまっても、その誤って差し込まれた第2の固定端子部材へ向かって駆動された可動接点板が、両固定接点の対向方向に沿って駆動規制部に衝突して駆動規制されるから、誤って差し込まれた第2の固定端子部材との間で導通することはない。
【0045】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、第2の差込部に間違いなく差し込まれた第2の固定端子部材は、差込規制部に設けられた第2の固定端子用ガイド面に沿って、差込方向にガイドされるから、差込操作が容易になる。
【0046】
請求項3記載の発明は、請求項2又は請求項3記載のいずれかの発明の効果に加えて、第1の差込部に間違いなく差し込まれた第1の固定端子部材は、駆動規制部に設けられた第1の固定端子用ガイド面に沿って、差込方向にガイドされるから、差込操作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の固定端子部材が間違いなく差し込まれた状態の部分断面図である。
【図2】同上の固定端子部材が誤って差し込まれた状態の部分断面図である。
【図3】同上の平面図である。
【図4】従来例の平面図である。
【図5】同上の固定端子部材が間違いなく差し込まれた状態の部分断面図である。
【図6】同上の固定端子部材が誤って差し込まれた状態の部分断面図である。
【符号の説明】
1 基台
1a 第1の差込部
1b 駆動規制部
1c 第1の固定端子用ガイド面
1f 第2の差込部
1g 差込規制部
1h 第2の固定端子用ガイド面
4 第1の固定端子部材
4a 差込制限部
4d 第1の固定接点
6 第2の固定端子部材
6a 差込制限部
6d 第2の固定接点
8 可動接点板
8a 可動接点
1 第1の所定寸法
2 第2の所定寸法

Claims (3)

  1. 第1の差込部及び第2の差込部が設けられた基台と、
    基台の第1の差込部への差込を制限するよう基台に設けられた差込制限部から差込方向先端へ向かって第1の所定寸法離れた位置に第1の固定接点が設けられた第1の固定端子部材と、第1の固定端子部材と対向して設けられ、基台の第2の差込部への差込を制限するよう設けられた差込制限部から差込方向先端へ向かって第1の所定寸法より短い第2の所定寸法離れた位置に第2の固定接点が設けられた第2の固定端子部材と、両固定端子部材の間に設けられ、両固定端子部材の対向方向に沿って駆動されることにより第1の固定接点又は第2の固定接点に当接して導通する可動接点が突出して設けられた可動接点板と、を備え
    第1の固定端子部材と第2の固定端子部材とのそれぞれが差込制限部によって差込制限された状態で配設された場合、第1の固定接点と第2の固定接点とが対向して設けられる接点開閉装置において、
    前記基台は、第1の固定端子部材を第2の差込部に差込んだ場合に第1の固定接点が第2の差込制限部から第1の固定接点までの距離が第1の所定寸法よりも短い状態で当接され、且つ第2の固定端子部材を第2の差込部に差込制限部によって差込制限されて差込んだ場合には第2の固定接点と当接しない差込規制部を第2の差込部に隣接して設けると共に、第1の固定接点の突出方向の高さと可動接点の突出方向との高さとを合わせた長さよりも短くて可動接点の高さよりも長く、可動接点板の駆動方向の駆動範囲を規制する駆動規制部が第1の差込部に隣接して設けられたことを特徴とする接点開閉装置。
  2. 前記差込規制部は、前記第2の固定端子部材を差込方向に沿ってガイドする第2の固定端子用ガイド面が設けられたことを特徴とする請求項1記載の接点開閉装置。
  3. 前記駆動規制部は、前記第1の固定端子部材を差込方向に沿ってガイドする第1の固定端子用ガイド面が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の接点開閉装置。
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