JP2001042311A - 液晶表示装置、液晶表示装置用駆動ユニットの保持方法、表示装置の保持方法、及び表示装置用保持機構 - Google Patents

液晶表示装置、液晶表示装置用駆動ユニットの保持方法、表示装置の保持方法、及び表示装置用保持機構

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JP2001042311A
JP2001042311A JP11216455A JP21645599A JP2001042311A JP 2001042311 A JP2001042311 A JP 2001042311A JP 11216455 A JP11216455 A JP 11216455A JP 21645599 A JP21645599 A JP 21645599A JP 2001042311 A JP2001042311 A JP 2001042311A
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英伸 浜田
Toshinori Nara
俊則 奈良
Hiroaki Kusama
裕晃 草間
Tetsuya Takanashi
哲也 高梨
Futoshi Kijino
太 来住野
Yoshikazu Yabe
嘉一 矢部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置にかかるコストを低減できる技
術、その設置にかかるコストを低減できる技術、更には
それに表示された情報の視認性を向上できる技術を提供
する。 【解決手段】 バックライトユニット14は、バックラ
イト部21の2つの側面に、その側面から突出する状態
にシート状のパッキン23が設けられている。そのパッ
キン23は、バックライトユニット14を液晶表示装置
のカバー内に挿入すると、湾曲し、自身の弾性力によっ
てカバーの内面に圧接する状態となる。それにより、バ
ックライトユニット14はカバー内に安定した状態で液
晶表示装置に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶分子の相転移
現象を利用して情報を表示するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置には、他の種類の表示装置
と比較して、低消費電力、低電圧駆動、薄型・軽量化が
容易といった利点がある。情報表示は、普通、カラー表
示を前提としているが、近年になって、フルカラー化も
実現されている。このため、液晶表示装置は、そのカラ
ー化によって適用範囲が大幅に向上し、様々なメーカで
新しい商品開発がより積極的に行われている。それによ
って、現在では、社会に非常に広く浸透している。液晶
表示装置は、それをモジュール化して複数、組み合わせ
られるようにすることにより、非常に大きな画面を形成
させることができる。このため、駅や空港などといった
場所では、公衆を対象に情報を伝達するための装置(公
衆表示装置)として採用されている。
【0003】液晶分子は非発光である。このため、外光
状態が悪い使用環境では、バックライトが必要となる。
公衆表示装置として用いる場合には、画像を鮮明に表示
しなければならない。このため、その場合にはバックラ
イトは必須となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】液晶の寿命に比べる
と、バックライトのそれは非常に短い。しかし、バック
ライトを備えた従来の液晶表示装置は、そのバックライ
トを装置の液晶パネルに固定的に設けていた。このた
め、バックライトの寿命が装置の寿命となって、そのバ
ックライトが不良となった装置は廃棄しなければなら
ず、ユーザは新たに表示装置を購入しなければならなか
った。それにより、経済的な負担を大きくさせるという
問題点があった。
【0005】公衆表示装置に液晶表示装置を採用する場
合、その公衆表示装置の画面の形成に複数の液晶表示装
置が用いられる。その使われ方は、毎日、1日の大半を
使用するというのが普通である。このため、その場合に
は、公衆表示装置を使っている間に寿命となった液晶表
示装置を随時、交換していくことになって、ランニング
コストを大きく増大させる原因となっていた。そのよう
なことから、公衆表示装置に液晶表示装置を採用したユ
ーザにとって、上記問題点はより深刻となっていた。そ
の問題点の回避の他には、製造コストや設置にかかるコ
ストといった各種コストの低減や、視認性の向上といっ
たことへの要請があり、それらの実現も望まれていた。
【0006】本発明は、ランニングコストや製造コスト
等の液晶表示装置にかかるコストを低減できる技術を提
供することを第1の目的とする。また、本発明は、液晶
表示装置を含む表示装置の設置にかかるコストを低減で
きる技術を提供することを第2の目的とする。
【0007】また、本発明は、液晶表示装置に表示され
た情報の視認性を向上できる技術を提供することを第3
の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の液晶表示
装置は、液晶パネルを駆動して表示すべき情報を表示す
ることを前提とし、液晶パネルを透過させる光の光源と
なるバックライトが設けられたバックライトユニット
と、液晶パネルが設けられた本体に、バックライトユニ
ットを着脱自在に保持するユニット保持手段と、を具備
する。
【0009】なお、上記の構成では、ユニット保持手段
として、本体に設けられた支持部材と、バックライトユ
ニットに設けられた弾性部材と、を少なくとも有し、ユ
ニット保持手段は、バックライトユニットを本体内に挿
入したとき、弾性部材を支持部材に圧接させた状態とさ
せることにより、該バックライトユニットを該本体に保
持する、ことが望ましい。
【0010】また、上記弾性部材はシート状の形状とす
ることが望ましい。その弾性部材をバックライトユニッ
トの放熱板に接触させることにより、該放熱板、及び該
弾性部材を介して、バックライトに生じた熱を支持部材
に伝達させる、ことが望ましい。
【0011】或いは、ユニット保持手段として、本体に
設けられた支持部材と、バックライトユニットに設けら
れた放熱板と、を少なくとも有し、ユニット保持手段
は、バックライトユニットを本体内に挿入したとき、放
熱板の端部を支持部材に形成された段差に係合させるこ
とにより、該バックライトユニットを該本体に保持す
る、ことが望ましい。
【0012】本発明の第2、及び第3の態様の液晶表示
装置は、共に、他の液晶表示装置と組み合わせて使用さ
れ、外部から入力したデータに応じて液晶パネルに情報
を表示することを前提とする。
【0013】第2の態様の液晶表示装置は、液晶パネル
で突出している液晶封止用の部材のために液晶表示装置
の筐体に設けられた開口を塞いでいる。第3の態様の液
晶表示装置は、他の液晶表示装置のデータ出力手段から
データを直接、入力できるデータ入力手段と、他の液晶
表示装置のデータ入力手段に、データを直接、出力でき
るデータ出力手段と、を具備する。
【0014】なお、上記第3の態様の構成では、データ
入力手段を液晶表示装置の筐体の側面に設けることによ
り、該側面側に位置する他の液晶表示装置のデータ出力
手段と該データ入力手段とを直接、接続できるように
し、データ出力手段は側面の反対側に位置する側面に設
けることにより、該側面側に位置する他の液晶表示装置
のデータ入力手段と該データ出力手段とを直接、接続で
きるようにする、ことが望ましい。或いは、データ入力
手段、及びデータ出力手段を液晶表示装置の背面側に設
け、該データ入力手段、及び該データ出力手段の一方を
外部に向けて突出させることにより、該データ入力手
段、或いは該データ出力手段を隣に位置する他の液晶表
示装置のデータ出力手段、或いはデータ入力手段と直
接、接続できるようにする、ことが望ましい。
【0015】本発明の液晶表示装置用駆動ユニットの保
持方法は、液晶表示装置に、液晶パネルを駆動する駆動
ユニットを保持させることが前提であり、駆動ユニット
の端部に突起、及び穴を設け、液晶表示装置の本体に、
駆動ユニットの設置個所に応じて穴、及び変形可能な変
形部材を設け、駆動ユニットの突起を本体の穴に挿入
し、駆動ユニットの穴に向けて変形部材を折り曲げるこ
とにより、該駆動ユニットを液晶表示装置に保持させ
る。
【0016】本発明の第1、及び第2の態様の表示装置
の保持方法は、共に、外部から入力したデータに応じて
表示パネルに情報を表示する表示装置を保持するために
用いられることを前提とする。
【0017】第1の態様の表示装置の保持方法は、表示
装置の筐体の対向する2つの側面に突起を形成し、側面
に形成された突起の形状に合わせて溝をそれぞれ形成さ
せた第1、及び第2の支持部材を用意し、対向する2つ
の側面の間隔に合わせつつ、溝が対向する状態に第1、
及び第2の支持部材を配置して開口を形成させ、側面に
形成された突起を第1、及び第2の支持部材の溝にそれ
ぞれ支持させることにより、該第1、及び第2の支持部
材を用いて表示装置を保持させる。
【0018】第2の態様の表示装置の保持方法は、表示
装置の筐体の対向する2つの側面に突起を形成し、2つ
の側面の一方に形成された突起の形状に合わせて窪みが
形成された第1の支持部材、及び2つの側面の他方に形
成された突起の形状に合わせて段差と該突起に圧接する
圧接部材を設けた第2の支持部材をそれぞれ用意し、対
向する2つの側面の間隔に合わせつつ、窪みと段差が対
向する状態に第1、及び第2の支持部材を配置して開口
を形成させ、一方の側面に形成された突起を第1の支持
部材の窪みに支持させるとともに、他方の側面に形成さ
れた突起を第2の支持部材の段差と圧接部材によって支
持させることにより、該第1、及び第2の支持部材を用
いて表示装置を保持させる。
【0019】本発明の第1、及び第2の態様の表示装置
用保持機構は、共に、筐体の対向する2つの側面に突起
が形成された表示装置を保持するために用いられること
を前提とする。
【0020】第1の態様の表示装置用保持機構は、側面
に形成された突起の形状に合わせて溝がそれぞれ形成さ
れている第1、及び第2の支持部材を有し、対向する2
つの側面の間隔に合わせつつ、溝が対向する状態に第
1、及び第2の支持部材を配置して開口を形成させてい
る。
【0021】第2の態様の表示装置用保持機構は、2つ
の側面の一方に形成された突起の形状に合わせて窪みが
形成された第1の支持部材と、2つの側面の他方に形成
された突起の形状に合わせて段差、及び該突起に圧接す
る圧接部材を設けた第2の支持部材と、を有し、対向す
る2つの側面の間隔に合わせつつ、窪みと段差が対向す
る状態に第1、及び第2の支持部材を配置して開口を形
成させている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態につき詳細に説明する。 <第1の実施の形態>図1は、第1の実施の形態による
液晶表示装置の外観を示す図である。同図(a)は正面
図、同図(b)は側面図である。その液晶表示装置は、
複数の液晶表示装置を用いてより大きな表示画面を形成
させることができるようにモジュール化されたものであ
る。
【0023】図1に示すように、その液晶表示装置は、
装置の筐体であるカバー11に設けられた開口部11a
に合わせて液晶パネル12を配設し、そのパネル12の
裏側にバックライトユニット14、及び2つの駆動ユニ
ット13を配置して構成されている。
【0024】カバー11の上部、及び下部の側面には、
それぞれ、穴11bが形成された2つの突起11cが設
けられている。その突起11cは、液晶表示装置を支持
部材に取り付けるためのものである。液晶表示装置は、
穴11bにネジを挿入し、そのネジを支持部材内にねじ
込むことで取り付けられる(図16参照)。
【0025】図2は、上記バックライトユニット14の
外観を示す図である。同図(a)は正面図、同図(b)
は側面図、同図(c)は背面図、及び同図(d)は上面
図である。
【0026】図2に示すように、バックライトユニット
14は、液晶パネル12を透過させる光を出すバックラ
イト部21と、インバータ15とからなる。そのバック
ライト部21は、特には図示しないが、例えば光源とし
て2つの冷陰極ランプ、それらランプ間に配置された導
光板、その導光板の液晶パネル12と対向する側に設け
られた拡散シート、及びその反対側に設けられた反射板
を備えて構成されている。その構成によって、バックラ
イト部21の一面の殆どが有効発光領域22となってい
る。放熱板24は、その反射板と貼り合わせたような形
でバックライトユニット部21に取り付けられている。
それにより、ランプから反射板に伝わった熱の殆どは放
熱板24を介して放熱させる構成となっている。
【0027】上記インバータ15は、バックライト部2
1のランプを駆動するものであり、複数のコネクタ25
〜27が設けられている。コネクタ25は、例えば外部
から直流電圧を受け取るためのものである。インバータ
15は、そのコネクタ25を介して受け取った直流電圧
を交流電圧に変換して、ランプを駆動する。コネクタ2
6は、例えば液晶表示装置を制御する装置との間の通信
を行うためのものである。インバータ15は、そのコネ
クタ26を介して受け取った指示に応じて、ランプの光
量等を変更する。2つのコネクタ27は、他の液晶表示
装置にコネクタ25を介して受け取った電圧を供給する
ためのものである。
【0028】バックライト部21には、対向する2つの
側面に、その側面から突出する状態にシート状のパッキ
ン23がそれぞれ設けられている。そのパッキン23
は、バックライトユニット14を液晶表示装置の本体、
即ちカバー11に取り付けるためのものである。図7を
参照して、そのパッキン23の機能について詳細に説明
する。
【0029】そのパッキン23は、弾性を有する部材で
作られている。バックライト部21の本体の幅(液晶表
示装置を水平面に設置したと仮定したときに、正面から
見た水平方向の長さ。そのときに正面から見た垂直方向
の長さは高さと呼ぶことにする。特に断らない限り、こ
の仮定を前提とする)は、カバー11の内側の幅とほぼ
同じ長さとなっている。このため、バックライトユニッ
ト14をカバー11内に挿入すると、パッキン23は図
7のように湾曲して、自身の弾性力によってカバー11
の内面に圧接する状態となる。バックライト部21の側
面全体にわたってその状態となる。それにより、バック
ライトユニット14を液晶表示装置に取り付けたときに
は、カバー11とバックライト部21との間に生じてい
る隙間が極めて小さくなる。この結果、バックライト部
21と液晶パネル12の間に埃や塵等が入り込むのを極
めて低く抑えることができる。
【0030】本実施の形態では、上記パッキン23は、
放熱板24に接触させて設けている。それに合わせて、
パッキン23には、熱伝導性の高い部材(例えば導電性
の部材をラバーに混入させたもの)を用いている。それ
により、パッキン23を介して放熱板24に蓄積された
熱がカバー11に効率的に伝達することになって、言い
換えれば、カバー11が放熱板として機能するようにな
って、装置の熱による影響をより低減することができ
る。図9中の矢印は、その熱の流れを表している。
【0031】上記のように、本体に固定的に取り付けら
れていたバックライトを着脱自在なユニットとすると、
光源(ここでは冷陰極ランプ)が寿命となってもユニッ
トだけを交換すれば済むようになる。このため、光源が
寿命となることによって生じるユーザの経済的な負荷を
より抑えることができる。また、その交換も液晶表示装
置の交換と比較して容易に行えるため、より短時間で終
了するようになる。ユニット14の取り付け、取り外し
は、後述するように、簡単、且つ迅速に行うことができ
る。これらのことから、人件費の低減や作業時間の短縮
といった面でも大きな効果を得ることができる。液晶表
示装置を公衆表示装置として採用している場合には、作
業時間が短縮することによって迷惑をかける人をより少
なくすることができる。
【0032】それ以外には、バックライトユニット14
は液晶表示装置本体と別に設計することになるため、ユ
ニット14に採用する光源や構成等の変更にもより容
易、且つ柔軟に対応できるようになる。それによって製
造コストをより抑えられるようになるという効果もあ
る。
【0033】上記液晶パネル12は、図3に示すよう
に、それぞれ、透明電極(ITO)が形成されている2
つのガラス基板31、32の間に、シール35がガラス
基板31の縁部に沿うように形成されている。それによ
り、液晶34は、ガラス基板31、32、及びシール3
5で囲まれた空間内に封入されている。ガラス基板3
1、32の間は、スペーサ33によってセル厚dに維持
されている。ガラス基板31の外側(液晶34と対向し
ている面の反対側)には偏光板36が配置されている。
他方のガラス基板32の外側(液晶34と対向している
面の反対側)にも偏光板37が配置されている。
【0034】ガラス基板31に形成されている透明電極
はコモン電極であり、他方のガラス基板32に形成され
た電極はセグメント電極である。それらのパターンは、
以下のような形状である。図4、及び図5を参照して説
明する。
【0035】図4は、セグメント電極のパターンを説明
する図である。本実施の形態では、液晶パネル12の表
示部12a(図1中で二点鎖線で示す部分)を2つの部
分に分け、各部分毎に駆動する方式を採用している。こ
のため、セグメント電極も、図4に示すように、それぞ
れが端子部41、画素表示部42、及びコモン用端子部
43aを有するコモン用電極43を有している2つの部
分から構成されている。
【0036】画素表示部42は、液晶パネル12の表示
部12aを形成する部分である。そこには、それぞれが
1画素分の情報を表示するための画素電極が全面にわた
って配置されている。端子部41は、画素電極に電圧を
印加するための端子が集まった部分である。それによ
り、端子部41の端子を介して画素電極に選択的に電圧
を印加できるようになっている。
【0037】セグメント電極は、プリント配線板に形成
される。そのプリント配線板のガラス基板32への取り
付けは、4隅に形成されたマーク44を位置合わせに用
いて行われる。そのプリント配線板をガラス基板32に
取り付けることで、端子部41、及びコモン用端子部4
3aは、図3の端子形成領域32a上に位置することに
なる。
【0038】一方、全面電極であるコモン電極も、図5
に示すように、2つの部分から構成されている。各部分
は、セグメント電極の画素表示部42に対向させて配置
される画素表示部51と、その画素表示部51への電圧
の印加に用いられる端子部52とからなる。画素表示部
51には、画素電極の形状に合わせた形状の電極が全面
的に形成されている。
【0039】コモン電極も、セグメント電極と同様に、
プリント配線板に形成される。そのプリント配線板のガ
ラス基板31への取り付けは、4隅に形成されたマーク
を位置合わせに用いて行われる。
【0040】図4に示すコモン用電極43は端子部52
と電気的に接続されている。それにより、図4のコモン
用端子部43aに電圧を印加すると、コモン用電極4
3、及び図5の端子部52を介して画素表示部51にそ
の電圧が印加される。
【0041】上述したコモン電極、及びセグメント電極
を透明電極として備えた液晶パネル12への液晶34の
封入は、シール35に設けられた注入口から液晶34を
注入した後、その注入口を所定の部材で塞ぐことで行わ
れる。その部材は他の部分と比べて突出する。突出した
部分を削ることは、液晶34が漏れだす危険性が高くな
るので望ましくない。カバー11は、隣の液晶表示装置
との間隔をできる限り小さくさせられるようにすること
を重要視して製作されている。このため、カバー11に
は、その部材との接触を避けるために開口が設けられて
いる。
【0042】バックライト部21からの光は、その開口
を介して外部に放射される。その放射された光が他の液
晶表示装置の液晶パネルに反射、或いは入射したり、或
いは液晶パネルの近傍の部材に反射したりすると、視認
性を低下させる原因となる。その開口から侵入した塵や
埃が視認性を低下させる原因となることもある。しか
し、従来は、その開口をそのままにしていた。
【0043】これに対し、本実施の形態では、開口をそ
のままにしておくことは視認性の低下を招くことから、
図1に示すように、遮光テープ16を用いてカバー11
の開口を塞いでいる。それにより、視認性の低下を回避
し、液晶表示装置をより良い状態で見ることができるよ
うにしている。
【0044】図6は、カバー11に設けられた開口の塞
ぎ方を説明する図である。同図(a)は側面図、同図
(b)は正面図である。図6において、開口は、遮光テ
ープ16中に61を付して実線で示した部分が対応す
る。その開口61は遮光テープ16で全て塞いでいる。
このため、開口61から漏れた光によって生じる視認性
の低下を防ぐことができる。
【0045】なお、開口61を塞ぐ部材としては、遮光
テープ16でなくても良い。しかし、遮光テープ16に
は、その厚さが薄い、取り付けが容易である、といった
他の部材と比較して有利な点がある。このことから、本
実施の形態では、遮光テープ16を採用している。
【0046】上述したように、液晶パネル12に設けら
れた透明電極、即ちセグメント電極、及びコモン電極
は、それぞれ、点対称の関係にある2つの部分からな
る。そのため、図1に示す各駆動ユニット13は、液晶
パネル12の表示部12aの上半分、或いはその下半分
の領域を担当して駆動するようになっている。
【0047】各駆動ユニット13は、図1に示すよう
に、例えば合成樹脂製のモールドである保持材13dに
プリント配線板13eを取り付けて構成されている。そ
のプリント配線板13eは、例えばガラス基板32に取
り付けられたプリント配線板(の一部)、或いはそれと
接続されているものである。特には図示しない駆動IC
が設けられている。その駆動ICは、ガラス基板32に
取り付けられたプリント配線板、即ちセグメント電極の
端子部41、及びコモン用端子部43aに電圧を印加す
ることで液晶パネル12に情報を表示するものである。
【0048】従来の駆動ユニットは、複数のネジで取り
付けるか、或いは筐体を構成する部材に多くの変形可能
な部材(以降、便宜的に変形部材と呼ぶ)を設け、その
変形部材を変形させて保持させるようになっていた。し
かし、それらの方法では、何れも駆動ユニットを迅速に
取り付けることができなかった。
【0049】このことから、本実施の形態では、図1に
示すように、カバー11の正面の隅に穴11dを設け、
側面のその穴11dの近傍に、変形可能な突起11fを
形成させた穴11eを設けている。他方の駆動ユニット
13の保持材13dには、その穴11dの形状に合わせ
て突起13aを、突起11fの形状に合わせて窪み13
bを設けている。更には、図8に示すように、カバー1
1の上面の内側に当接させることを想定している突起1
3cを設けている。それらを設けたことで、駆動ユニッ
ト13のカバー11への取り付けは、突起13aをカバ
ー11の穴11dに挿入した後、突起11fを駆動ユニ
ット13側に向けて折り曲げるだけで行えるようになっ
ている。
【0050】そのように、駆動ユニット13を取り付け
個所に位置決めした後は、2つの突起11fを折り曲げ
るだけでそれを取り付けられるようになっている。この
ため、駆動ユニット13は、従来と比較して、より容
易、且つ迅速に取り付けることができる。取り付けた後
は、カバー11は2つの穴11d、2つの突起11f、
及びその上面の内側で駆動ユニット13を支持する。そ
のように、複数の個所で支持させているため、駆動ユニ
ット13は安定的にその状態を維持させることができ
る。駆動ユニット13を迅速に取り付けられるようにな
ることで、製造コストの低減等にも効果がある。
【0051】なお、本実施の形態では、カバー11に2
つの穴11d、及び2つの突起11fを設けて駆動ユニ
ット13を支持させるようになっているが、その穴11
dの数はそれより多くても良く、それが一つであっても
良い。しかし、駆動ユニット13を安定的に支持できる
ようにするためには、駆動ユニット13を支持する穴1
1dと突起11fの数の合計を3以上とすることが望ま
しい。
【0052】図2に示すバックライトユニット14は、
上記駆動ユニット13を使って保持される。図9を参照
して説明する。その図9では、便宜的に、液晶表示装置
の構成を簡略化してその側面断面図を示してある。
【0053】バックライトユニット14の背面側には、
図2に示すように、上方に2つの保持用爪28が設けら
れ、下方に2つの保持用爪29が設けられている。各駆
動ユニット13の保持材13dには、それらの形状、及
びバックライトユニット14を液晶表示装置に取り付け
た際のそのユニット14と駆動ユニット13の位置関係
を基に形状を決定した爪13fが形成されている。それ
により、バックライトユニット14をカバー11内に挿
入していくと、上側の駆動ユニット13の保持用爪13
fに爪28が係合し、下側の駆動ユニット13の保持用
爪13fに爪29が係合する。上側の駆動ユニット13
の保持用爪13fが爪28を、下側の駆動ユニット13
の保持用爪13fが爪29をそれぞれ支持した状態とな
る。この結果、バックライトユニット14は2つの駆動
ユニット13に保持されて、液晶表示装置に取り付けら
れる。
【0054】各駆動ユニット13には、多少の遊びがあ
る。その遊びは、バックライトユニット14を2つの駆
動ユニット13の間に挿入していけるようにする他に、
バックライトユニット14の保持にも利用している。具
体的には、挿入したバックライトユニット14を上側の
駆動ユニット13の自重で下側の駆動ユニット13に押
しつける、といったことに利用している。それにより、
バックライトユニット14には常に駆動ユニット13の
爪13fがそれを支持するように働くことになる。この
結果、バックライトユニット14は安定的に液晶表示装
置に保持される。また、そのようなことから、バックラ
イトユニット14の取り外しは、上側の駆動ユニット1
3を押し上げて、ユニット14を引き抜くことで行うこ
とができる。
【0055】なお、液晶表示装置に保持されていると
き、バックライトユニット14のパッキン23はカバー
11に押しつけている。このため、パッキン23は、ユ
ニット14をより安定的に保持させるようにも働く。
【0056】上述したように、バックライトユニット1
4の液晶表示装置への着脱は、単に、カバー11内にユ
ニット14を挿入したり、そこから引き抜くようにして
行えるようになっている。このため、極めて迅速にユニ
ット14の着脱を行うことができる。それにより、上述
したように、製造コストの低減や、メンテナンスにかか
る時間の短縮等の効果も得られることになる。
【0057】なお、本実施の形態では、バックライトユ
ニット14に設けた保持用爪28、29を用いて液晶表
示装置に保持させるようにしているが、パッキン23だ
けでそれを保持させるようにしても良い。
【0058】自然の状態では、一方のパッキン23が設
けられた側面がカバー11の内側に押しつけられても、
そのパッキン23がカバー11の内側を押す力が増すた
め、直ちに元の状態に復帰する。その極めて短い時間内
に、全く回転していないバックライトユニット14に強
い回転を起こさせる力が作用することは常識的には殆ど
考えられない。当然のことながら、ユニット14は軽量
である。これらのことから、パッキン23だけでも、液
晶表示装置にバックライトユニット14を安定的に保持
させることができる。
【0059】パッキン23だけでユニット14を保持さ
せるようにした場合の取り外しは、一方のパッキン23
が設けられた側面をカバー11の内側に押しつけつつ、
その側面を軸にバックライトユニット14を回転させる
ことで行うことができる。一方のパッキン23が設けら
れた側面をカバー11の内側に押しつけることで、他方
のパッキン23がカバー11の内側を押す強さが弱ま
る。それを利用してバックライトユニット14の取り外
しを行うことができる。このようにした場合には、各種
爪を設けたり形成させる必要がない分、部品点数や組立
工数をより低減させることができる。
【0060】図10は、液晶表示装置間の接続方法を説
明する図である。同図(a)は接続させた2つの液晶表
示装置を模式的に示す上面図、同図(b)はその側面図
である。
【0061】上記駆動ユニット13には、図10に示す
ように、データを入力するためのコネクタ(以降、便宜
的に入力用コネクタと呼ぶ)と、データを出力するため
のコネクタ(以降、便宜的に出力用コネクタと呼ぶ)
と、が設けられている。2つの装置間で入力用コネクタ
と出力用コネクタとをケーブル101を介して接続させ
ることにより、他の装置(データの送信元の装置、或い
は他の液晶表示装置が対応)から送られてきたデータ
を、それとは別の装置(通常は他の液晶表示装置が対
応)に送出できるようになっている。それにより、デー
タの送信元の装置(例えばパーソナルコンピュータ)と
各液晶表示装置とを全て接続する必要がなくなる。従っ
て、ケーブル101の配線も容易となっている。
【0062】なお、第1の実施の形態では、液晶パネル
12を2つの領域に分けて駆動する方式を採用している
が、それ以外の方式を採用しても良い。アドレッシング
方式等についても、当然のことながら、他の方式を採用
して良い。 <第2の実施の形態>上記第1の実施の形態では、デー
タの入出力を目的とする液晶表示装置間の接続はケーブ
ル101を介して行うことを想定している。しかし、組
み合わせる液晶表示装置の数が多くなると、それにつれ
て用意しなければならないケーブル101の数も増え、
その購入費用が大きくなる。このことから、第2の実施
の形態は、ケーブル101を用いることなく、液晶表示
装置間の接続を行えるようにしたものである。それによ
り、液晶表示装置を実際に使用できるように設置する際
にかかるコストを低減させることができる。
【0063】第2の実施の形態による液晶表示装置の構
成は、第1の実施の形態による液晶表示装置のそれと基
本的には同じである。このことから、第1の実施の形態
から異なる部分にのみ注目して説明することにする。ま
た、第1の実施の形態と基本的に同じものについては、
その第1の実施の形態と同一の符号を用いることにす
る。
【0064】図11は、第1の実施の形態における液晶
表示装置間の接続方法を説明する図である。複数の液晶
表示装置を組み合わせて使用する、即ちより大きな画面
を形成させる場合、普通、隣り合う液晶表示装置間の間
隔は非常に狭い。第2の実施の形態では、このことか
ら、図11に示すように、液晶表示装置の筐体(カバ
ー)の対向する2つの側面に入出力用コネクタ111、
及び112をそれぞれ設けている。液晶パネル12は上
下の2つの部分に分けて駆動することから、それらは各
々2つずつ、同じ側面の上部、下部に設けている。同じ
機能となるコネクタを同じ側面に設けているのは、上述
したように、表示対象のデータは順次、隣の液晶表示装
置に渡していくようになっているためである。
【0065】上記のようにコネクタ111、及び112
を液晶表示装置に設けることで、図12に示すように、
隣り合う液晶表示装置のコネクタ111とコネクタ11
2とを直接、接続させることができる。このため、ケー
ブル101が不要となり、より安価に液晶表示装置を使
用することができるようになる。液晶表示装置の設置
は、隣り合う液晶表示装置のコネクタ111とコネクタ
112とを接続させた後、液晶表示装置をネジ等で固定
することで行われる。液晶表示装置の筐体の上面と下面
にそれぞれ突出している2つの突起113は、その固定
のためのものである。
【0066】なお、上記コネクタ111、及び112
は、一方が入力用であれば他方は出力用となる。そのよ
うに機能を使用状況に応じて切り換えられるようにする
のではなく、一方を入力用、他方を出力用と機能を限定
するようにしても良い。これは、後述する他の実施の形
態においても同様である。 <第3の実施の形態>上記第2の実施の形態では、液晶
表示装置の設置はネジ等で固定することにより行うこと
を想定している。しかし、その方法では、設置にある程
度の時間が必要となり、迅速に行うことができない。第
3の実施の形態は、その設置をより迅速に行えるように
した、液晶表示装置用保持機構についてのものである。
【0067】図13は、第3の実施の形態による液晶表
示装置用保持機構での液晶表示装置の保持方法を説明す
る図である。この図13を参照して、その機構の構成、
及び液晶表示装置の保持のさせ方(取り付け方)につい
て説明する。
【0068】その機構は、主に、液晶表示装置の突起1
13分は除く筐体の高さに合わせて離して設置される2
つの支持部材131、132から構成される。各支持部
材131、132には、他方と対向する側に溝131
a、132aがそれぞれ形成されている。それらの溝1
31a、132aは、筐体に設けられた突起113の形
状に合わせて形成されている。
【0069】その機構への液晶表示装置の取り付けは、
筐体の上部に突出した突起113を溝131aに、筐体
の下部に突出した突起113を溝132aにそれぞれ入
れることで行う。そのようにして取り付けると、筐体の
上面は支持部材131に押さえられ、その筐体の下面は
支持部材132に支えられた形となる。このため、溝1
31a、132aに沿ってしか液晶表示装置は動かなく
なり、安定に保持されることになる。また、溝131
a、132aに沿って液晶表示装置を動かすことで、隣
り合う液晶表示装置のコネクタ111とコネクタ112
とを接続することができる。これらのことから、液晶表
示装置の設置を極めて容易、且つ迅速に行うことができ
る。支持部材131、132に保持させた液晶表示装置
の取り外しも極めて容易である。
【0070】なお、液晶表示装置の固定は、端に位置す
る液晶表示装置を動かないように支持させるだけで行う
ことができるが、各液晶表示装置毎に動かないように支
持させるようにしても良い。支持部材131、132に
ついては、それらを一つの部品として製造しても良い
が、各部材131、132を複数の部品から組み立てる
ようにしても良い。
【0071】また、保持対象については、液晶表示装置
としているが、LED表示装置やPDP、VFD、FE
D、或いはELディスプレイ等の他の種類の表示装置で
あっても良い。 <第4の実施の形態>上記第2の実施の形態では、液晶
表示装置の筐体の側面にコネクタ111、及び112を
設けることで、ケーブル101を用いることなく液晶表
示装置間の接続を行えるようにしている。これに対し、
第4の実施の形態は、それらのコネクタ111、112
を側面に設けることなく、液晶表示装置間の接続を行え
るようにしたものである。
【0072】図14は、第4の実施の形態における液晶
表示装置間の接続方法を説明する図である。その図14
に示すように、第4の実施の形態では、入出力用コネク
タ141、及び142を液晶表示装置の背面側に設けて
いる。コネクタ142は、筐体から突出させた位置に、
正面方向に向けて設けている。それにより、図15に示
すように、隣り合う液晶表示装置のコネクタ141とコ
ネクタ142とを直接、接続できるようにしている。そ
のようにしても、上記第2の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
【0073】なお、第4の実施の形態では、コネクタ1
42を筐体から突出した位置に設けているが、コネクタ
142の代わりにコネクタ141を筐体から突出した位
置に設けても良い。液晶表示装置として、コネクタ14
1とコネクタ142を共に突出させた液晶表示装置と、
それらのコネクタ141及び142が共に突出させてい
ない液晶表示装置と、の2種類を用意しても良い。それ
らの液晶表示装置を交互に隣り合わせにすれば、ケーブ
ル101を用いなくても液晶表示装置間の接続を行うこ
とができる。 <第5の実施の形態>上記第3の実施の形態では、支持
部材131、132にそれぞれ溝131a、132aを
形成することにより、液晶表示装置の着脱を容易、且つ
迅速に行えるようにしている。これに対し、第5の実施
の形態は、そのような溝を用いることなく、液晶表示装
置の着脱を容易に行えるようにしたものである。
【0074】図16は、第5の実施の形態による液晶表
示装置用保持機構での液晶表示装置の保持方法を説明す
る図である。この図16を参照して、その機構の構成、
及び液晶表示装置の保持のさせ方(取り付け方)につい
て説明する。ここでは、取り付けの対象は第1の実施の
形態による液晶表示装置を想定することにする。
【0075】その機構は、主に、液晶表示装置の筐体の
高さに合わせて離して設置される2つの支持部材16
2、163から構成される。支持部材162には、段差
162a、及び例えば弾性部材で作られた爪162bが
設けられている。他方の支持部材163には、窪み16
3aが設けられている。
【0076】その機構への液晶表示装置の取り付けは、
筐体の下部に突出した突起11cを窪み163aに入
れ、その突起11cを軸に、筐体の上部に突出した突起
11cを段差162aに向けて液晶表示装置を回転させ
ることで行う。その突起11cは、爪162bを上方に
押し上げながら段差162aに向かって移動し、その段
差162aに当接する時点では、爪162bへのその作
用が解除して、爪162aは元の状態に復帰する。この
ため、液晶表示装置は、窪み163aで軸支されつつ、
筐体上部に突出した突起11cが段差162a、及び爪
162bで支持されることで保持される。その状態から
の取り出しは、爪162bを上方に押し上げつつ、液晶
表示装置を取り付け時とは逆向きに回転させることで行
う。
【0077】第1の実施の形態では、図16に示すよう
に、液晶表示装置をネジ161(4個)によって取り付
けていることから、着脱を迅速に行うことはできない。
しかし、第5の実施の形態では、上述したように、液晶
表示装置を位置決めして回転させるだけで取り付けるこ
とができる。その取り外しは、爪162bを押さえて液
晶表示装置を回転させるだけで行うことができる。この
ため、液晶表示装置の着脱が極めて容易、且つ迅速に行
えるようになっている。
【0078】なお、上記支持部材162、163は、そ
れらを一つの部品として製造しても良いが、各部材16
2、163を複数の部品から組み立てるようにしても良
い。また、突起11cの押さえとしては、爪162b以
外のものを用いても良い。ネジ161を用いても良い、
そのネジ161を用いたとしても、使うネジ161の本
数が少なくなっており、また、液晶表示装置の位置決め
が窪み163aによって容易である。このため、液晶表
示装置の着脱は容易、且つ迅速に行うことができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バックラ
イトをユニット化し、そのユニットを液晶表示装置に着
脱自在に保持させられるようにしたため、バックライト
(光源)が寿命となってもユニットの交換だけで済ませ
ることができる。その結果、ランニングコストはより低
く抑えられるようになり、液晶表示装置の実質的な寿命
をより延ばすことができる。
【0080】また、本発明は、隣り合う液晶表示装置と
直接、接続してデータの入出力を行えるようにしたた
め、その接続にケーブル等の部品が不要となり、液晶表
示装置を実際に使用できるように設置する際にかかるコ
ストをより低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による液晶表示装置の外観を
示す図である。
【図2】バックライトユニットの外観を示す図である。
【図3】液晶パネルの構成を説明する図である。
【図4】セグメント電極のパターンを説明する図であ
る。
【図5】コモン電極のパターンを説明する図である。
【図6】カバーに設けられた開口の塞ぎ方を説明する図
である。
【図7】バックライトユニットに設けたパッキンの働き
を説明する図である。
【図8】駆動ユニットの取り付け方を説明する図であ
る。
【図9】バックライトユニットの取り付け方を説明する
図である。
【図10】液晶表示装置間の接続方法を説明する図であ
る。
【図11】液晶表示装置間の接続方法を説明する図であ
る(第2の実施の形態:その1)。
【図12】液晶表示装置間の接続方法を説明する図であ
る(第2の実施の形態:その2)。
【図13】液晶表示装置間の接続方法を説明する図であ
る(第3の実施の形態)。
【図14】液晶表示装置間の接続方法を説明する図であ
る(第4の実施の形態:その1)。
【図15】液晶表示装置間の接続方法を説明する図であ
る(第4の実施の形態:その2)。
【図16】液晶表示装置の取付方法を説明する図である
(第5の実施の形態)。
【符号の説明】
11 カバー 11c、11f、13a、13c、113 突起 11b、11e 穴 12 液晶パネル 13 駆動ユニット 13b、163a 窪み 13d 保持材 13e プリント配線板 13f 爪 14 バックライトユニット 15 インバータ 16 遮光テープ 21 バックライト部 23 パッキン 24 放熱板 25〜28 コネクタ 28、29 保持用爪 43 コモン用電極 43a コモン用端子部 44 マーク 61 開口 131、132、162、163 支持部材 111、112、141、142 入出力用コネクタ 131a、132a 溝 162a 段差 162b 爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草間 裕晃 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)発明者 高梨 哲也 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)発明者 来住野 太 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 (72)発明者 矢部 嘉一 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内 Fターム(参考) 2H091 LA12 MA07 2H092 NA30 RA05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルを駆動して表示すべき情報を
    表示する液晶表示装置において、 前記液晶パネルを透過させる光の光源となるバックライ
    トが設けられたバックライトユニットと、 前記液晶パネルが設けられた本体に、前記バックライト
    ユニットを着脱自在に保持するユニット保持手段と、 を具備したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ユニット保持手段として、前記本体
    に設けられた支持部材と、前記バックライトユニットに
    設けられた弾性部材と、を少なくとも有し、 前記ユニット保持手段は、前記バックライトユニットを
    前記本体内に挿入したとき、前記弾性部材を前記支持部
    材に圧接させた状態とさせることにより、該バックライ
    トユニットを該本体に保持する、 ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材をシート状の形状とした、 ことを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材を前記バックライトユニッ
    トの放熱板に接触させることにより、該放熱板、及び該
    弾性部材を介して、前記バックライトに生じた熱を前記
    支持部材に伝達させる、 ことを特徴とする請求項2、または3記載の液晶表示装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ユニット保持手段として、前記本体
    に設けられた支持部材と、前記バックライトユニットに
    設けられた放熱板と、を少なくとも有し、 前記ユニット保持手段は、前記バックライトユニットを
    前記本体内に挿入したとき、前記放熱板の端部を前記支
    持部材に形成された段差に係合させることにより、該バ
    ックライトユニットを該本体に保持する、 ことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 他の液晶表示装置と組み合わせて使用さ
    れ、外部から入力したデータに応じて液晶パネルに情報
    を表示する液晶表示装置において、 前記液晶パネルで突出している液晶封止用の部材のため
    に前記液晶表示装置の筐体に設けられた開口を塞いでい
    る、 ことを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 他の液晶表示装置と組み合わせて使用さ
    れ、外部から入力したデータに応じて液晶パネルに情報
    を表示する液晶表示装置において、 前記他の液晶表示装置のデータ出力手段からデータを直
    接、入力できるデータ入力手段と、 前記他の液晶表示装置のデータ入力手段に、前記データ
    を直接、出力できるデータ出力手段と、 を具備したことを特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記データ入力手段を前記液晶表示装置
    の筐体の側面に設けることにより、該側面側に位置する
    他の液晶表示装置のデータ出力手段と該データ入力手段
    とを直接、接続できるようにし、 前記データ出力手段は前記側面の反対側に位置する側面
    に設けることにより、該側面側に位置する他の液晶表示
    装置のデータ入力手段と該データ出力手段とを直接、接
    続できるようにした、 ことを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記データ入力手段、及び前記データ出
    力手段を前記液晶表示装置の背面側に設け、該データ入
    力手段、及び該データ出力手段の一方を外部に向けて突
    出させることにより、該データ入力手段、或いは該デー
    タ出力手段を隣に位置する前記他の液晶表示装置のデー
    タ出力手段、或いはデータ入力手段と直接、接続できる
    ようにした、 ことを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 液晶表示装置に、液晶パネルを駆動す
    る駆動ユニットを保持させるための方法であって、 前記駆動ユニットの端部に突起、及び穴を設け、 前記液晶表示装置の本体に、前記駆動ユニットの設置個
    所に応じて穴、及び変形可能な変形部材を設け、 前記駆動ユニットの突起を前記本体の穴に挿入し、 前記駆動ユニットの穴に向けて前記変形部材を折り曲げ
    ることにより、該駆動ユニットを前記液晶表示装置に保
    持させる、 ことを特徴とする液晶表示装置用駆動ユニットの保持方
    法。
  11. 【請求項11】 外部から入力したデータに応じて表示
    パネルに情報を表示する表示装置を保持するための方法
    であって、 前記表示装置の筐体の対向する2つの側面に突起を形成
    し、 前記側面に形成された突起の形状に合わせて溝をそれぞ
    れ形成させた第1、及び第2の支持部材を用意し、 前記対向する2つの側面の間隔に合わせつつ、前記溝が
    対向する状態に前記第1、及び第2の支持部材を配置し
    て開口を形成させ、 前記側面に形成された突起を前記第1、及び第2の支持
    部材の溝にそれぞれ支持させることにより、該第1、及
    び第2の支持部材を用いて前記表示装置を保持させる、 ことを特徴とする表示装置の保持方法。
  12. 【請求項12】 外部から入力したデータに応じて表示
    パネルに情報を表示する表示装置を保持するための方法
    であって、 前記表示装置の筐体の対向する2つの側面に突起を形成
    し、 前記2つの側面の一方に形成された突起の形状に合わせ
    て窪みが形成された第1の支持部材、及び前記2つの側
    面の他方に形成された突起の形状に合わせて段差と該突
    起に圧接する圧接部材を設けた第2の支持部材をそれぞ
    れ用意し、 前記対向する2つの側面の間隔に合わせつつ、前記窪み
    と前記段差が対向する状態に前記第1、及び第2の支持
    部材を配置して開口を形成させ、 前記一方の側面に形成された突起を前記第1の支持部材
    の窪みに支持させるとともに、前記他方の側面に形成さ
    れた突起を前記第2の支持部材の段差と圧接部材によっ
    て支持させることにより、該第1、及び第2の支持部材
    を用いて前記表示装置を保持させる、 ことを特徴とする表示装置の保持方法。
  13. 【請求項13】 筐体の対向する2つの側面に突起が形
    成された表示装置を保持するための機構であって、 前記側面に形成された突起の形状に合わせて溝がそれぞ
    れ形成されている第1、及び第2の支持部材を有し、 前記対向する2つの側面の間隔に合わせつつ、前記溝が
    対向する状態に前記第1、及び第2の支持部材を配置し
    て開口を形成させている、 ことを特徴とする表示装置用保持機構。
  14. 【請求項14】 筐体の対向する2つの側面に突起が形
    成された表示装置を保持するための機構であって、 前記2つの側面の一方に形成された突起の形状に合わせ
    て窪みが形成された第1の支持部材と、 前記2つの側面の他方に形成された突起の形状に合わせ
    て段差、及び該突起に圧接する圧接部材を設けた第2の
    支持部材と、を有し、 前記対向する2つの側面の間隔に合わせつつ、前記窪み
    と前記段差が対向する状態に前記第1、及び第2の支持
    部材を配置して開口を形成させている、 ことを特徴とする表示装置用保持機構。
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