JP2001042124A - 偏光素子及び画像投影装置 - Google Patents

偏光素子及び画像投影装置

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JP2001042124A
JP2001042124A JP11221293A JP22129399A JP2001042124A JP 2001042124 A JP2001042124 A JP 2001042124A JP 11221293 A JP11221293 A JP 11221293A JP 22129399 A JP22129399 A JP 22129399A JP 2001042124 A JP2001042124 A JP 2001042124A
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JP
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light
polarizing element
polarization
reflected
polarized
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JP11221293A
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English (en)
Inventor
Hirozo Tani
博蔵 谷
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペース化及びコスト削減を図ることので
きる偏光素子及び画像投影装置を提供する。 【解決手段】 直角に形成される第1、第2斜面11
a、11bを複数有する第1透明部材11と、第1、第
2斜面11a、11bに形成されるとともに入射光を互
いに偏光面が直交する透過光E1と反射光E2に分離す
る偏光分離膜13と、第1、第2斜面11a、11bに
重ねて配される第2透明部材12と、第1、第2斜面1
1a、11bを反射して入射面1a側に戻る光の光路に
配される1/4波長板16及び反射体17とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶プロジェクター
等の画像投影装置及び、画像投影装置に用いられて非偏
光光を直線偏光に変換する偏光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像投影装置は図6のように構成
されている。光源121から射出される光は放物面鏡1
22により平行光に揃えられ、偏光変換光学系120に
より所定方向の偏光面を有する直線偏光に変換される。
直線偏光は色分解光学系141により赤色光、緑色光、
青色光に分解される。
【0003】各色の光は夫々異なる液晶パネル130を
照射し、画像信号に基づいて所定位置のみが透過され
る。そして、色合成光学系142により赤色光、緑色
光、青色光が合成され、投影光学系134によりスクリ
ーン(不図示)上に投影されるようになっている。
【0004】偏光変換光学系120は図7に示すよう
に、多数のレンズが所定の間隔D1、D2で配列された
第1、第2レンズアレイ21、22及び偏光素子1を有
している。ここで、間隔D1は間隔D2の2倍の長さで
ある。偏光素子1は、P偏光成分の光を透過し、S偏光
成分の光を反射する複数の偏光分離膜13が入射光に対
して45゜傾斜するように透明基板10を介して平行に
形成されている。また、偏光素子1には出射側の所定位
置に1/2波長板15が配されている。
【0005】偏光変換光学系120に入射する光は第1
レンズアレイ21により集光され、間隔D1毎に偏光素
子1に例えばB0のように入射する。P偏光成分の光は
B1のように偏光分離膜13を透過して出射する。
【0006】B2のように偏光分離膜13を反射するS
偏光成分の光は、隣接する偏光分離膜13を反射した
後、1/2波長板15を透過して偏光面が90゜回転さ
れ、P偏光成分の光となってB3のように出射される。
そして、P偏光成分の光(B1、B3)は第2レンズア
レイ22により平行光に復元される。これにより、入射
光のエネルギーを半減させずに直線偏光を得ることがで
きるようになっている。
【0007】また、他の偏光変換光学系120を図8に
示す。偏光変換光学系120は偏光素子1によって直角
に屈曲する光路上に第1、第2レンズアレイ21、22
が配されている。偏光素子1は、上記と同様の偏光分離
膜13が施された透明基板24上に複数のプリズム23
が設けられている。
【0008】偏光変換光学系120に入射する光は第1
レンズアレイ21により集光され、偏光素子1に例えば
C0のように入射する。S偏光成分の光はC1のように
偏光分離膜13を反射した後、1/2波長板15を透過
して偏光面が90゜回転され、P偏光成分の光となって
C2のように出射する。
【0009】P偏光成分の光はC3のように偏光分離膜
13を透過した後、反射膜18で反射し、再度偏光分離
膜13を透過してC4のように出射する。そして、P偏
光成分の光(C2、C4)は第2レンズアレイ22によ
り平行光に復元されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
前者の偏光素子1は、偏光分離膜13が施された複数の
透明基板10を積層して固着した後、入射面1a及び出
射面1bを切断して形成される。このため、工数がかか
り製造コストが大きくなる問題があった。また、後者の
偏光素子1は、偏光分離膜13が施された透明基板24
に複数のプリズムを接着するため工数がかかるととも
に、設置スペースが大きくなる問題がある。
【0011】本発明は、省スペース化及びコスト削減を
図ることのできる偏光素子及び画像投影装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、直角に形成される第
1、第2斜面を複数有する第1透明部材と、第1、第2
斜面に形成されるとともに入射光を互いに偏光面が直交
する透過光と反射光に分離する偏光分離膜と、前記偏光
分離膜に重ねて配される第2透明部材とを備えたことを
特徴としている。この構成によると、例えばP偏光成分
の光は第1斜面を透過して出射され、S偏光成分の光は
第1斜面及び第2斜面を反射して入射側に進行する。
【0013】また請求項2に記載された発明は、請求項
1に記載された偏光素子において、第1斜面及び第2斜
面を反射して入射側に戻る光の光路に1/4波長板及び
反射体を設けたことを特徴としている。
【0014】この構成によると、例えばP偏光成分の光
は第1斜面を透過して出射される。S偏光成分の光は第
1斜面及び第2斜面を反射して入射側に戻り、1/4波
長板を通って偏光面が45゜回転される。そして、反射
体で反射した後再度1/4波長板を通って偏光面が更に
45゜回転され、第1、第2透明部材を透過してP偏光
成分の光として出射される。
【0015】また請求項3に記載された発明は、平行な
斜面を複数有する第1透明部材と、前記斜面に形成され
るとともに入射光を互いに偏光面が直交する透過光と反
射光に分離する偏光分離膜と、前記偏光分離膜に重ねて
配される第2透明部材とを備えたことを特徴としてい
る。この構成によると、例えばP偏光成分の光は一斜面
を透過して出射される。S偏光成分の光は一斜面を反射
した後、該斜面と隣接する他斜面で反射して出射され
る。
【0016】また請求項4に記載された発明は、請求項
3に記載された偏光素子において、前記透過光と前記反
射光の一方が出射される位置に1/2波長板を設けたこ
とを特徴としている。この構成によると、例えばP偏光
成分の光は一斜面を透過して出射される。S偏光成分の
光は一斜面を反射した後、該斜面と隣接する他斜面で反
射し、1/2波長板を通って偏光面が90゜回転されて
P偏光成分の光として出射される。
【0017】また請求項5に記載された発明は、請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載された偏光素子におい
て、前記偏光分離膜と第2透明部材との間に樹脂を充填
したことを特徴としている。
【0018】また請求項6に記載された発明は、光源
と、前記光源から射出される光が入光する請求項1乃至
請求項5のいずれかに記載の偏光素子と、前記偏光素子
を出射した光を変調して光学像を形成する空間光変調素
子と、該光学像を投影する投影光学系とを備えたことを
特徴としている。
【0019】この構成によると、光源から射出された光
は偏光素子に入光してP偏光成分の光とS偏光成分の光
とに分離される。そして、例えばP偏光成分の光は偏光
素子を透過して出射され、S偏光成分の光は偏光方向が
回転されてP偏光成分の光として偏光素子から出射され
る。偏光素子から出射された光は空間光変調素子を照射
して所定の画像を形成し、投影光学系によりスクリーン
上に投影される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を参照して
説明する。図1は第1実施形態の偏光素子を用いた画像
投影装置を示す構成図である。画像投影装置は、光源1
21、放物面鏡122、UV−IRカットフィルタ12
3、偏光変換光学系120、ダイクロイックミラー13
7、138、反射ミラー126、127、128、12
9、液晶パネル130R、130G、130B、クロス
ダイクロイックプリズム133及び投影光学系134か
ら構成されている。
【0021】光源121から射出された非偏光の光は、
放物面鏡122により平行光に揃えられる。そして、U
V−IRカットフィルタ123により紫外線及び赤外線
が除去された後、偏光変換光学系120により偏光方向
が所定方向の直線偏光に変換される。
【0022】偏光変換光学系120から出射される直線
偏光は、ダイクロイックミラー137により青色光のみ
が反射され、赤色光及び緑色光が透過される。青色光は
反射ミラー126、129を反射して液晶パネル130
Bを照射する。液晶パネル130Bは所定部分のみの青
色光を透過し、クロスダイクロプリズム133の青色光
のみを反射する第1反射面133aを反射して投影光学
系134により投射される。
【0023】ダイクロイックミラー137を透過した赤
色光及び緑色光は、ダイクロイックミラー138により
緑色光のみが反射され、赤色光が透過される。緑色光は
反射ミラー128で反射され、液晶パネル130Gを照
射する。液晶パネル130Gは所定部分のみの緑色光を
透過し、クロスダイクロプリズム133の第1反射面1
33a及び、赤色光のみを反射する第2反射面133b
を透過して投影光学系134により投射される。
【0024】ダイクロイックミラー138を透過した赤
色光は、反射ミラー127で反射され、液晶パネル13
0Rを照射する。液晶パネル130Rは所定部分のみの
赤色光を透過し、クロスダイクロプリズム133の第2
反射面133bを反射して投影光学系134により投射
される。これにより、赤色光、緑色光、青色光が合成さ
れて図示しないスクリーン上に投影されるようになって
いる。
【0025】偏光変換光学系120は図2に示すよう
に、多数のレンズが所定の間隔D3、D4で配列された
第1、第2レンズアレイ21、22及び偏光素子1を有
している。ここで、間隔D3は間隔D4の2倍の長さで
ある。偏光素子1は、直角の斜面11a、11bが連続
して形成される透明基板11(第1透明部材)を有して
いる。透明基板11はガラスを成形加工して形成され
る。
【0026】透明基板11の斜面11a、11b(第
1、第2斜面)にはP偏光成分の光を透過し、S偏光成
分の光を反射する偏光分離膜13が形成されている。偏
光分離膜13はスパッタリングや真空蒸着法等により形
成することができる。また、直角の斜面12a、12b
を有する透明基板12(第2透明部材)がガラスを成形
加工して形成され、透明基板11に重ね合されて偏光分
離膜13に密着している。透明基板11、12は同じ屈
折率を有していれば一方または両方を樹脂成形品により
形成してもよい。
【0027】偏光変換光学系120に入射する光は第1
レンズアレイ21により集光され、間隔D3毎に偏光素
子1に例えばE0のように入射する。P偏光成分の光は
偏光分離膜13を透過してE1のように出射される。S
偏光成分の光は斜面12aで偏光分離膜13を反射した
後、斜面12bで再度偏光分離膜13を反射し、E2の
ように入射面1a側に進行する。
【0028】E2のように進行するS偏光成分の光の光
路上には1/4波長板16が設けられ、1/4波長板1
6の裏面には反射膜17が形成されている。S偏光成分
の光は1/4波長板16を透過して偏光面が45゜回転
され、反射膜17で反射した後1/4波長板16により
更に偏光面が45゜回転される。
【0029】これにより、S偏光成分の光はP偏光成分
の光に変換され、E3のように偏光分離膜13を透過し
て出射されるようになっている。従って、偏光素子1は
入射光をP偏光の直線偏光に変換する偏光変換素子とし
て機能する。そして、偏光素子1の出射面1bから出射
される光(E1、E3)は第2レンズアレイ22により
平行光に復元され、上記のようにダイクロイックミラー
137に入光する。尚、偏光分離膜13が形成される透
明基板11を入射側に配し、透明基板12を出射側に配
してもよい。
【0030】本実施形態の偏光素子1によると、透明基
板11の斜面11a、11bの直角度、及び入射面1a
と出射面1bとの平行度が精度良く形成され、透明基板
12の斜面12a、12bが偏光分離膜13と密着する
ように形成されていれば光学的な特性劣化を生じること
なく偏光素子として機能させることができる。
【0031】そして、直角の斜面11a、11bを連続
して有する透明基板11上に偏光分離膜13を形成して
構成することにより、透明基板11を成形加工により形
成して板状の偏光素子1を簡単に得ることができる。従
って、従来例(図7参照)のように複数の基板を積層す
る必要がないので工数を削減することができ、偏光素子
1及び画像投影装置の省スペース化及びコスト削減を図
ることができる。
【0032】次に、図3は第2実施形態の偏光素子1を
示す図である。説明の便宜上、図2の第1実施形態と同
一の部分には同一の符号を付している。本実施形態は偏
光分離膜13と透明基板12との間に紫外線硬化型樹脂
14を充填している。透明基板11、12と紫外線硬化
型樹脂14とは同じ屈折率を有している。その他の構成
は第1実施形態と同一である。
【0033】本実施形態によると、透明基板12の斜面
12a、12bの直角精度等が悪くても紫外線硬化型樹
脂14により偏光分離膜13と透明基板12との隙間を
埋めて光学的な特性劣化を防止することができる。従っ
て、透明基板12を高精度に加工する必要がなく、偏光
素子1の工数を更に削減することができる。
【0034】尚、透明基板12を平板により形成し、偏
光分離膜13と透明基板12との間に紫外線硬化型樹脂
14を充填してもよい。また、紫外線硬化型樹脂14に
替えて熱硬化型樹脂等の他の樹脂を用いてもよい。
【0035】次に、図4は第3実施形態の偏光素子1を
示す図である。説明の便宜上、図2の第1実施形態と同
一の部分には同一の符号を付している。本実施形態の偏
光素子1は、直角の斜面11a、11bが連続して形成
される透明基板11(第1透明部材)を有している。透
明基板11はガラスを成形加工して形成される。
【0036】透明基板11の一方の斜面11aにはP偏
光成分の光を透過し、S偏光成分の光を反射する複数の
偏光分離膜13が施されている。偏光分離膜13はスパ
ッタリングや真空蒸着法等により形成した薄膜をイオン
ビームエッチング等により除去する方法や、マスクスパ
ッタや斜めスパッタによる成膜等により形成することが
できる。
【0037】また、直角の斜面12a、12bを有する
透明基板12(第2透明部材)がガラスの成形加工によ
り形成され、透明基板11に重ね合されて偏光分離膜1
3に密着している。透明基板11、12は同じ屈折率を
有していれば一方または両方を樹脂成形品により形成し
てもよい。
【0038】偏光変換光学系120(図1参照)に入射
する光は第1レンズアレイ21により集光され、偏光素
子1に例えばF0のように入射する。P偏光成分の光は
F1のように偏光分離膜13を透過して出射される。S
偏光成分の光は斜面12aで偏光分離膜13を反射した
後、隣接する斜面11aで再度偏光分離膜13を反射
し、F2のように出射面1b側に進行する。
【0039】F2のように進行するS偏光成分の光の光
路上には1/2波長板15が設けられている。S偏光成
分の光は1/2波長板15を透過して偏光面が90゜回
転される。これにより、S偏光成分の光はP偏光成分の
光に変換され、F3のように出射されるようになってい
る。
【0040】従って、偏光素子1は入射光をP偏光成分
の直線偏光に変換する偏光変換素子として機能する。そ
して、偏光素子1の出射面1bから出射される光(F
1、F3)は第2レンズアレイ22により平行光に復元
され、上記のようにダイクロイックミラー137に入光
する。
【0041】尚、偏光分離膜13が形成される透明基板
11を入射側に配し、透明基板12を出射側に配しても
よい。また、図3の第2実施形態と同様に、偏光分離素
子13と透明基板12との間に樹脂を充填してもよい。
【0042】本実施形態の偏光素子1によると、透明基
板11の複数の斜面11aの平行度、及び入射面1aと
出射面1bとの平行度が精度良く形成されていれば光学
的な特性劣化を生じることなく偏光素子として機能させ
ることができる。
【0043】そして、斜面11a、11bを連続して有
する透明基板11上に偏光分離膜13を形成して構成す
ることにより、透明基板11を成形加工により形成して
板状の偏光素子1を簡単に得ることができる。従って、
第1実施形態と同様に、偏光素子1及び画像投影装置の
省スペース化及びコスト削減を図ることができる。尚、
1/2波長板15をS偏光成分の光の光路(F3)上に
替えてP偏光成分の光の光路(F1)上に配し、偏光素
子1からS偏光成分の光を出射するようにしてもよい。
【0044】次に、図5は第4実施形態の偏光素子1を
示す図である。説明の便宜上、図4の第3実施形態と同
一の部分には同一の符号を付している。本実施形態は、
透明基板11、12の偏光分離膜13に面する一方の斜
面11a、12aを偏光素子1の入射面1a及び出射面
1bに対して45゜傾斜して形成している。そして、他
方の斜面11b、12bを入射面1a及び出射面1bに
対して垂直に形成している。その他の構成は第3実施形
態と同一である。
【0045】本実施形態によっても、偏光分離膜13が
形成される複数の斜面11aが平行であれば第3実施形
態と同様の効果を得ることができる。また、斜面11
b、12bを任意の角度に傾斜させてもよい。
【0046】上記第1〜第4実施形態の偏光素子1にお
いて、1/2波長板や1/4波長板を設けずに、入射光
を偏光面が直交する2つの直線偏光に分離する偏光分離
素子として用いることも可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によると、偏光素子を直角に形成
される複数の第1、第2斜面或は平行に形成される複数
の斜面を有する第1透明部材上に偏光分離膜を形成して
構成することにより、第1透明部材を成形加工により形
成することができ、板状の偏光素子を簡単に得ることが
できる。従って、従来例のように複数の基板を積層する
必要がないので工数を削減することができ、偏光素子及
び画像投影装置の省スペース化及びコスト削減を図るこ
とができる。
【0048】更に、第2透明部材と偏光分離膜との間に
樹脂を充填することにより、第2透明基板の形状を精度
良く形成する必要がなく、偏光素子及び画像投影装置の
コスト削減を更に図ることができる。また、本発明によ
ると、1/4波長板及び反射体、或は1/2波長板を設
けることにより非偏光光を所定の偏光面を有する直線偏
光に変換する偏光変換素子を簡単に実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の画像投影装置を示
す構成図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の偏光素子を示す図
である。
【図3】 本発明の第2実施形態の偏光素子を示す図
である。
【図4】 本発明の第3実施形態の偏光素子を示す図
である。
【図5】 本発明の第4実施形態の偏光素子を示す図
である。
【図6】 従来の画像投影装置を示す構成図である。
【図7】 従来の偏光素子を示す図である。
【図8】 従来の他の偏光素子を示す図である。
【符号の説明】
1 偏光素子 10 透明基板 11 透明基板(第1透明部材) 12 透明基板(第2透明部材) 13 偏光分離膜 14 紫外線硬化型樹脂 15 1/2波長板 16 1/4波長板 17、18 反射膜 21 第1レンズアレイ 22 第2レンズアレイ 23 プリズム 24 透明基板 120 偏光変換光学系 121 光源 122 放物面鏡 123 UV−IRカットフィルタ 126、127、128、129 反射ミラー 130、130R、130G、130B 液晶パネル 133 PBSプリズム 134 投影光学系 137、138 ダイクロイックミラー 141 色分解光学系 142 色合成光学系
フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 BA02 BA05 BA06 BA07 BB03 BB61 BB62 BC22 2H088 EA14 HA13 HA17 HA18 HA21 HA25 HA28 MA20 2H091 FA01Z FA05Z FA07Z FA11Z FA14Z FA26X FA26Z FA29Z FA41Z FC01 FC02 FC26 LA11 LA12 MA07 5C060 BA04 BA08 BC05 EA00 GA01 GB02 GB06 HC00 HC20 HC24 HC25 JA00 JB06 5G435 AA18 BB12 BB17 DD05 FF05 GG09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直角に形成される第1、第2斜面を複数
    有する第1透明部材と、第1、第2斜面に形成されると
    ともに入射光を互いに偏光面が直交する透過光と反射光
    に分離する偏光分離膜と、前記偏光分離膜に重ねて配さ
    れる第2透明部材とを備えたことを特徴とする偏光素
    子。
  2. 【請求項2】 第1斜面及び第2斜面を反射して入射面
    側に戻る光の光路に1/4波長板及び反射体を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の偏光素子。
  3. 【請求項3】 平行な斜面を複数有する第1透明部材
    と、前記斜面に形成されるとともに入射光を互いに偏光
    面が直交する透過光と反射光に分離する偏光分離膜と、
    前記偏光分離膜に重ねて配される第2透明部材とを備え
    たことを特徴とする偏光素子。
  4. 【請求項4】 前記透過光と前記反射光の一方が出射さ
    れる位置に1/2波長板を設けたことを特徴とする請求
    項3に記載の偏光素子。
  5. 【請求項5】 前記偏光分離膜と第2透明部材との間に
    樹脂を充填したことを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載の偏光素子。
  6. 【請求項6】 光源と、請求項1乃至請求項5のいずれ
    かに記載の偏光素子と、複数のレンズを配列した第1、
    第2レンズアレイと、第2レンズアレイを通過した光を
    変調して光学像を形成する空間光変調素子と、該光学像
    を投影する投影光学系とを備えたことを特徴とする画像
    投影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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