JP2001042025A - 車載用ミリ波レーダ装置 - Google Patents
車載用ミリ波レーダ装置Info
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Abstract
部要因で内部圧力の上がらない防水吸気構造を備えた車
載用レーダ装置を提供する。 【解決手段】外部装置と接続するコネクタ38に外部機
器が接続されている時、相手側の防水端子或いは相手側
の防水性コネクタとの隙間を介して通気出来る通気穴4
3を設け、アンテナベース31とレドーム35との間の
空間と、前記空間を除くレーダ装置内の空間との間にア
ンテナから放射する電磁波の波長以下の大きさの通気穴
50を設け、筐体内壁と装置外部との間にはアンテナか
ら放射する電磁波の波長以下の大きさで表面に液体分子
より小さい網目構造を持つ膜45を張った通気穴44を
設けた。
Description
もしくは障害物などの物標との距離あるいは相対速度を
検出するミリ波レーダ装置、および前方車両との車間距
離を安全な距離に維持する車両の速度制御あるいは衝突
予知装置の構造に関する。
雨、霧等が存在する悪天でも電波ビームの減衰量が小さ
く、遠距離まで到達するので、航空管制、気象観測の分
野で広く用いられてきた。最近では、自動車の予防安全
の分野において、前方車との車間距離、相対速度を計測
するミリ波レーダが開発され、商品化されつつある。
特開平10−79616号に示すようにミリ波帯の電磁波を効
率よく透過する樹脂等の部材からなるアンテナ保護手段
でアンテナ前面を覆うと同時に、電磁波送受信手段と制
御手段をアンテナ保護手段と筐体で密閉するタイプが知
られている。
る電磁波の減衰を極力少なくする観点から雨、埃等の環
境に晒される場所(エンジン冷却水用放熱フィン、エン
ジンクーラントの前や、バンパー内側等)に取り付けら
れる事が多い。
ダ装置は、自車両が停車している時にはエンジンや路面
からの放射熱によって暖められ、自車両が走行している
時は前方からの風(または雨等)で急激に冷やされる環
境下にある。
うな点に問題があった。ミリ波レーダ装置の内部は密閉
されているために、外気温の変化によるレーダ装置内部
の結露や、使用部材から放散する水素と装置内部の酸素
が結びついて生成される水分によって、アンテナ面の腐
食や制御手段の腐食・導電不良等に起因するレーダ性能
劣化を起こす可能性があった。
印される全ての部品及び、封印する気体に高温乾燥処理
を施すことが有効であるが、製造工程や気密確認検査工
程に特別な設備が必要となるため、コスト高になるとい
う問題がある。
部の急激な温度変化によって装置内部に充填した気体が
伸縮・膨張するため、装置内部に圧力が加わることにな
り、防水機構部や比較的変形し易いアンテナ保護手段が
変形してレーダ性能の低下を招く可能性があった。
装置内外の圧力差が生じることなく、装置外部からの液
体の侵入を抑えると共に、仮に装置内部に水分が発生し
ても水蒸気を通過する通気構造を介して、装置内部に溜
まった水分が排出可能なミリ波レーダ装置を提供するこ
とを目的とする。
搭載された筐体内に設けられ、外部にミリ波帯の電磁波
を送信して物標からの反射波を受信する機能を有するア
ンテナを含む電磁波送受信手段と、前記筐体の表面に設
けられ前記アンテナを覆うアンテナ保護手段と、前記電
磁波送受信手段及び前記アンテナ保護手段を固定する筐
体と、制御手段と、該制御手段と外部の機器とを接続す
る接続手段とを備え、前記物標に対する自車両の相対速
度を計測する車載用ミリ波レーダ装置において、前記電
磁波送受信手段と前記アンテナ保護手段との間の空間
と、該空間を除く前記レーダ装置内の他の空間との間
に、前記アンテナから放射する電磁波の波長以下の大き
さの第1の通気手段を設け、前記レーダ装置の前記筐体
内と外部との間に、前記アンテナから放射する電磁波の
波長以下の大きさでかつ液体分子を通さない第2の通気
手段を設けたことにある。
テナ保護手段の間の空間と、前記空間を除くレーダ装置
内の空間との間及び、金属筐体内壁と装置外部装との間
には、アンテナから放射する電磁波の波長以下の大きさ
の貫通穴の如き第1、第2の通気手段がある。金属筐体
内壁とレーダ装置外部との間の第2の通気手段には、例
えば、液体分子は通さない網目構造を持つ膜が張られて
おり、液体を通さず水蒸気のみ通過することが出来る構
成としている。
電気的・機械的に接続されており、電磁波送受信手段に
電磁波の元信号を送ったり電磁波送受信手段からの受信
信号を処理する制御手段は、前記筐体と電磁波送受信手
段に覆われる構造となっている。
内外を防水呼吸構造としたことで、外気温度の変化によ
るレーダ装置の内部圧力変動は発生せず、仮に装置内部
に水分が発生しても金属筐体内壁と装置外部との間にあ
る水蒸気のみ通す通気手段を介して発生した水分は蒸発
・排気される。
波送受信手段と筐体によって覆われているので、侵入し
た水分や不要な電磁波に起因するレーダ性能劣化を防止
出来る。仮に装置内部に水分が溜まったとしても水蒸気
として装置外部に排出可能なため、安価に防水呼吸構造
を有したミリ波レーダ装置を実現できる。
通信は、防水機構と気密試験用の通気穴を有した接続手
段を介して行われ、この通気穴は外部機器が接続されて
いる時、この記通気穴と、相手側の端子或いは相手側の
防水性接続手段との隙間を介して通気する。
て、気密性能検査が出来るため、安価なミリ波レーダ装
置を実現できる。
車載用ミリ波レーダ装置の構造を図1〜図8に基づいて
説明する。図1は本発明の車載用ミリ波レーダ装置の縦
断面図であり、図2はその平面図である。また、図3は
その底面図である。また、図4は本発明のミリ波レーダ
装置の分解図である。
の電磁波送受信手段は、電磁波の送受信を行うアンテナ
31と金属製アンテナベース32で構成される。すなわ
ち、電磁波送受信手段は、表面に金メッキもしくは防湿
剤の塗布等による腐食対策を施したアンテナ31を内蔵
し、自身の放熱とアンテナ反対面への不要な電磁波放射
の遮断を目的とした金属製アンテナベース32で構成さ
れ、アンテナ前方にミリ波帯の電磁波を送信して前方車
両もしくは障害物などの物標からの反射波を受信する機
能を持つ。
なわち制御回路部30を搭載した基板組み33が機械的
に一体となるよう組付けられている。すなわち、金属製
アンテナベース32に、制御回路部30を搭載した基板
組み33が、金属柱34によって機械的に一体となるよ
う組付けられている。
説明するように、アンテナ31に電磁波の元信号を送
り、アンテナ31の受信信号を処理して、自車両と前方
車両もしくは障害物などの物標との距離あるいは相対速
度を検出したり、外部機器との通信を行う機能を有す
る。
は、金属製アンテナベース32と金属製筐体37、金属
蓋70によって四方を囲まれることで、不要な電磁波の
影響を受け難くなっている。また、基板組み33は、金
属製アンテナベース32と機械的に一体となることで金
属製アンテナベース32との温度差による制御上の制約
が小さく、金属製アンテナベース32及び、金属製筐体
37を介して効率よく放熱を行える。
り、防湿性樹脂剤の塗布による防湿処理が施されてお
り、外部装置との通信は防水機能を有したコネクタ38
を介して行われる。
段の全体は、基板組み33内に収納され、防湿剤の塗布
等による防湿処理が施されており、前記電磁波送受信手
段と金属製筐体によって四方を囲まれることで不要な電
磁波から保護され、電磁波送受信手段と機械的に一体と
なることで電磁波送受信手段との温度差による制御上の
制約が小さくなると共に、電磁波送受信手段及び、金属
製筐体を介して放熱が行えるので放熱効率も高くなって
いる。
の電磁波を効率よく透過する樹脂のような部材から成る
アンテナ保護手段で覆われており、アンテナ保護手段
は、防水機能があるシール手段を挟んで金属製筐体に機
械的に組付けられている。すなわち、金属製アンテナベ
ース32は、ミリ波帯の電磁波を効率よく透過する樹脂
材から成るレドーム35で覆われている。また、レドー
ム35自体は、オーリング36を挟んで金属製筐体37
に機械的に接続すなわち、ネジ留めされているため、ア
ンテナ表面が装置外部の環境から保護されており、オー
リング36によって組付け部からも浸水しない構造を実
現している。
されると同時に、アンテナ面がレーダ装置外部の環境か
ら保護される。
との勘合部及び、筐体組付け部に防水機能を持つコネク
タ38や、自車の走行角度を検出するヨーレートセンサ
(ジャイロサンサ)39を搭載した金属蓋70があり、オ
ーリング41を挟んで金属製筐体37にネジ留めされて
いる。
33が、金属製アンテナベース32と機械的に一体とな
ることで、図4に示すように、金属製筐体37を中心と
して、装置を順次、ビルディング式に組立てることが可
能となる。例えば、最初に金属製アンテナベース32を
一体に形成し、また金属蓋70とコネクタ38等を一体
化し、次に、金属製アンテナベース32及び金属蓋7
0、オーリング41を金属製筐体37と組み合わせ、次
に、これらの一体構造体にオーリング36を介してレド
ーム35を固定することで、ビルディング式に組立てる
ことが可能となる。そのため、特別な組立て設備が不要
となり安価な製品となる。
及び図5に示すように、金属製アンテナベース32に
は、第1の通気手段として、アンテナが放射する電磁波
波長λ以下の大きさの通気穴50が設けられている。図
5は、通気穴50の各台平面図である。例えば電磁波の
波長λを4.0mmとしたとき、通気穴50の直径は実用
上0.5mm〜2.0mm程度が良い。この通気穴50によ
り、図1から明らかなように、レドーム35と金属製ア
ンテナベース32の間の空間と、金属製アンテナベース
32から下側のレーダ装置内の空間とが連通し、両空間
は同じ気圧となる。ただし、レドーム35と金属製アン
テナベース32の間の空間から、金属製アンテナベース
32の下側への電磁波の漏洩、ひいては上側空間から下
側空間を経由したレーダ装置外部への電磁波の漏洩が阻
止される。
気は、第2の通気手段として、図1及び図6に示すよう
に、金属蓋70に設けられた液体分子を通さない網目構
造の繊維45を張った通気穴44を介して行われ、繊維
45の下には、泥除けと電磁波遮断を目的とした金属円
板46が張ってある。なお、図6(A)は通気穴44の
縦断面図、(B)は底面図である。繊維45は水の分子
よりも小さい例えば5μm〜8μm程度の開口部を有す
る網目構造となっている。金属円板46には、側部分に
電磁波を遮断しうる大きさの穴46Aが複数個設けられ
ている。46Bは支え部である。
に、これらを一つに纏めた、導電性の材料からなる5μ
m〜8μm程度の網目構造としても良い。
タ38には、第3の通気手段として、気密試験用の通気
穴43が設けられており、この通気穴43は真空ポンプ
に接続可能となっている。一方、外部機器17の端子4
7には、導体部分に沿って0.1mm〜1.0mm程度
の隙間の通気穴48が設けられている。図7は、コネク
タ38部分の各台断面図であり、図に示すように、通気
穴43は、外部機器17が接続されている時、相手側の
端子47或いは相手側の防水性接続手段の通気穴48と
コネクタ38との隙間を介して、外部に連通する。すな
わち、レーダ装置全体の気密確認試験は、コネクタ38
の通気穴43を介して行える構造となっている。
により外部に連通しているため、外気温が変化してもレ
ーダ装置の内部圧力は変動せず、仮に装置内部に水分が
発生しても網目構造の繊維45を介して発生した水分は
レーダ装置の外に蒸発・排気される。
すブロック図で説明する。本発明の実施例になる車載用
ミリ波レーダ装置は、代表的なレーダであるダイプレッ
クスドップラ方式レーダを採用している。以下、図8を
用いて、その構成及び動作原理を説明する。
置搭載車のアンテナである。制御回路部30は、2つの
周波数を時分割で変調するノコギリ波変調回路7及び矩
形波変調回路8と、交流信号部5、変調信号に同期した
スイッチ6及び13、ミキサ11、ローパスフィルター
14、15、及び信号処理回路16を備えている。制御
回路部30には、車速信号18が入力され、また、信号
処理回路16の出力が外部装置17へ送信される。9は
矩形波変調信号、10はノコギリ波変調信号の波形を示
している。
調回路7、8において発振器のf1、f2(Δf:f2
−f1)の2つの周波数を時分割で変調し、変調した信
号を送信アンテナ2から発射する。その信号は前方車1
で反射されて受信信号となり、受信アンテナ3に入力さ
れる。
Vがある場合、ドップラ周波数fd1、fd2が発生
し、受信信号の周波数はf1+fd1、f2+fd2と
なる。受信信号がミキサ11を通過すると、fd1、f
d2の時分割した信号が得られ、さらに、スイッチ13
を通過するとドップラ信号fd1、fd2を抽出でき
る。
と位相差Δφ=φ1−φ2は、図11に示すような関係
にあり、離散フーリエ変換(FFT)により容易に求め
ることができ、 前方車との相対速度Vは次式より求め
ることができる。 V=C・fd1/(2・f1)またはC・fd2/(2・
f2) C:電波伝播速度 fd1≪f1、fd2≪f2、Δf≪f1の場合、f
d1≒fd2 としてよい。よって、V≒C・fd1/
(2・f0) ここで、f0=(f1+f2)/2 であ
る。
それぞれの相対速度がV1、V2(V1>V2)である
とき、図10に示すように、それぞれのドップラ周波数
に対応したポイントが表れるので、2台の車両の距離、
相対速度を検知することが可能である。
スペクトルを検出し、その周波数から相対速度、また位
相差Δφを同時に求める事が可能であるため、複雑な信
号処理を用いずとも、安定した、ターゲット検知が可能
である。
と外部装置17との通信は、防水機構と気密試験用の通
気穴43を有した接続手段(コネクタ38)を介して行
われる。また、レーダ装置全体の気密確認試験はコネク
タ38を介して行うことができる。すなわち、この通気
穴は外部機器の端子47が接続されている時、通気穴4
3と、相手側の端子47或いは相手側の防水性接続手段
との隙間を介して通気可能となっている。
テナ保護手段の間の空間と、前記空間を除くレーダ装置
内の空間との間及び、金属筐体内壁と装置外部装との間
には、アンテナから放射する電磁波の波長以下の大きさ
の通気穴50のような通気手段がある。また、金属筐体
内壁と装置外部装との間の通気手段(通気穴44)に
は、液体分子は通さない網目構造を持つ膜が張られてお
り、液体を通さず水蒸気のみ通過することが出来る構成
としている。このようにレーダ装置の内外を、電磁波の
漏洩を阻止すると共に防水吸気構造としたことで、外気
温度の変化によるレーダ装置の内部圧力変動は発生せ
ず、仮に装置内部に水分が発生しても金属筐体内壁と装
置外部との間にある水蒸気のみ通す通気手段を介して発
生した水分は蒸発・排気される。
な電磁波に起因するレーダ性能劣化を防止出来ると共
に、ミリ波レーダ装置外部からの液体の侵入は抑えられ
る。仮に装置内部に水分が溜まったとしても水蒸気とし
て装置外部に排出可能なため、安価に防水吸気呼吸を有
したミリ波レーダ装置を実現できる。
部には安価な方法で湿度対策が施され、装置自体は防水
呼吸構造であるので、水蒸気や装置の内部圧力変動に起
因したレーダ性能劣化は発生しない。
て、気密性能検査が出来るため、安価なミリ波レーダ装
置を実現できる。
造を示す縦断面図。
穴の説明図。
気構造の説明図。
図。
7…ノコギリ波変調回路、8…短形波調変調回路、11
…ミキサ、13…スイッチ、30…制御回路部、31…
アンテナ、32…金属製アンテナベース、33…基板組
み、34…金属柱、35…レドーム、36、41、42
…オーリング、37…金属筐体、38…コネクタ、39
…ヨーレートセンサ、43、44、50…通気穴、45
…液体分子を通さない網目構造の繊維、46…金属円
板、70…金属蓋
Claims (6)
- 【請求項1】車両に搭載された筐体内に設けられ、外部
にミリ波帯の電磁波を送信して物標からの反射波を受信
する機能を有するアンテナを含む電磁波送受信手段と、
前記筐体の表面に設けられ前記アンテナを覆うアンテナ
保護手段と、前記電磁波送受信手段及び前記アンテナ保
護手段を固定する筐体と、制御手段と、該制御手段と外
部の機器とを接続する接続手段とを備え、前記物標に対
する自車両の相対速度を計測する車載用ミリ波レーダ装
置において、 前記電磁波送受信手段と前記アンテナ保護手段との間の
空間と、該空間を除く前記レーダ装置内の他の空間との
間に、前記アンテナから放射する電磁波の波長以下の大
きさの第1の通気手段を設け、 前記レーダ装置の前記筐体内と外部との間に、前記アン
テナから放射する電磁波の波長以下の大きさでかつ液体
分子を通さない第2の通気手段を設けたことを特徴とす
る車載用ミリ波レーダ装置。 - 【請求項2】前記第2の通気手段は、前記アンテナから
放射する電磁波の波長以下の大きさの穴と、該穴の表面
に張った液体分子より小さい網目構造を持つ膜とを有す
る通気手段もしくは、前記アンテナから放射する電磁波
の波長以下の大きでかつ防水吸気性樹脂を張った通気手
段であることを特徴とする請求項1記載の車載用ミリ波
レーダ装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の車載用ミリ波レーダ装置
において、前記電磁波送受信手段の全周囲を金属製筐体
に電気的・機械的に接続すると共に、前記制御手段の四
方を金属で覆ったことを特徴とする車載用ミリ波レーダ
装置。 - 【請求項4】請求項1に記載の車載用ミリ波レーダ装置
において、前記電磁波送受信手段と前記制御手段が一体
構造となるよう機械的に接続したことを特徴とする車載
用ミリ波レーダ装置。 - 【請求項5】請求項1に記載の車載用ミリ波レーダ装置
において、前記アンテナの表面に金メッキもしくは防湿
剤等を塗布すると共に、前記制御手段に防湿剤等の塗布
による防湿処理を施したことを特徴とする車載用ミリ波
レーダ装置。 - 【請求項6】請求項1に記載の車載用ミリ波レーダ装置
において、前記接続手段に気密試験用の通気穴を設け、
相手側の防水性接続手段が組付けられた時は、前記通気
穴と、相手側の端子或いは相手側の防水性接続手段との
隙間を介して通気する構成としたことを特徴とする車載
用ミリ波レーダ装置。
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ID=16681087
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JP21595999A Expired - Fee Related JP3390758B2 (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 車載用ミリ波レーダ装置 |
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JP3390758B2 (ja) | 2003-03-31 |
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