JP2001041977A - チューブレスプリント基板検査機用治具 - Google Patents

チューブレスプリント基板検査機用治具

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JP2001041977A
JP2001041977A JP11250582A JP25058299A JP2001041977A JP 2001041977 A JP2001041977 A JP 2001041977A JP 11250582 A JP11250582 A JP 11250582A JP 25058299 A JP25058299 A JP 25058299A JP 2001041977 A JP2001041977 A JP 2001041977A
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JP
Japan
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jig
probe
circuit board
printed circuit
plunger
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JP11250582A
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English (en)
Inventor
Takashi Nansai
高司 南斎
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 プリント基板検査機用の治具の製作の低コス
ト化。 【解決手段】 プローブからチューブを廃し、複数の板
を組み合わせたベースを土台にして、そのベースに開口
した穴をチューブの変わりにプランジャー12とスプリ
ング13のガイドにする事により、従来と同じ動作をさ
せ、更に、使用点数の多いプローブの部品を減らす事
で、プリント基板検査機用の治具のコスト低減化を可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板検査器の
治具に関し、特にファインピッチと呼称される、集積度
の高いプリント基板検査器の治具の製作の簡素化に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリント基板検査機用治
具は、厚さ〜15mm程度のベース板に対して垂直に複
数個のベース穴を開口し、その穴に垂直に差し込まれる
複数個のプローブとで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、厚さ〜
15mm程度のベース板に正確な径の穴を場合によって
は2000個以上も開口する作業は大変手間がかかる作
業であり、又、近年需要の増えつつあるファインピッチ
と呼称されるプローブ同士の間隔が0.5mm以下の治
具の場合、プローブの外径寸法も0.5mm以下となる
為、ベース板の穴あけのシビアな精度要求の他に、プロ
ーブ自体の構成部品である細長い筒状のスリーブ部分の
内外径と、そのスリーブの筒内に軸方向に移動可能に配
設される棒状のプランジャー部分の外径等の各構成部品
の精度要求もシビアな物となる為に、この精度要求に対
する部品数の多さが、従来の治具製作の上での大きなネ
ックとなっていた。
【0004】本発明は、従来の上記実状に鑑みてなされ
たものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内
在する上記欠点を解消し、更に、従来のファインピッチ
プリント基板検査機用治具に比べて、構成部品数を減ら
し、より低コストで治具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記目的を解決する為に、
本発明に係わるチューブレスプリント基板検査機用治具
では、従来のプローブの主要構成部品であったチューブ
形状のスリーブを使用せず、尚且つ、従来スリーブが挿
入されていた、ベース板に開口された穴に、スリーブの
役割を持たせる事で、構成部品点数を減らす事に成功し
ている。
【0009】又、プローブ1本に対して1点の部品を減
らす事は効果が少ない様に思えるが、通常1つの治具に
対してプローブが数百〜数千本使用される為に、プロー
ブの部品を減らす事は、結果的に数百〜数千個の部品を
減らせる事となり、コスト面でのメリットは非常に大き
い物となる。
【0010】
【実施例】次に本発明をその好ましい各実施例について
図面を参照しながら具体的に説明する。
【0011】図1は、従来例の代表的な1例を示した実
施例の側面図である。
【0012】図1を参照するに、従来の代表的な治具で
は、板状のベース2に垂直に開口した穴に圧入されたプ
ローブ1と、そのプローブ1に接続された配線18で構
成される。
【0013】しかしながら、この治具では、プローブ1
を、ベース2に圧入すると言う構成の為、プローブの外
径がφ0.3以下の物になると、圧入する穴の加工が非
常にシビアになり、尚且つ、穴に圧入するプローブ1自
体の外径精度もシビアになる事から、製作が非常に困難
である。
【0014】図2aは、本発明で使用される治具の実施
例を示した正面図、bは、図aをx−x’間で切断し、
矢印の方向に見た断面図、図3、及び図4は、図2a、
bに示した治具の構成部品を示した等角図、図5は、図
2bのy部分を拡大した、部分断面図である
【0015】図2a、b、及び図3、図4、図5を参照
するに、この治具は、薄い板状のガイド板(A)3と、
同じく薄い板状のガイド板(B)4と、その各ガイド板
間に挟まれる形に配設され、ガイド板(A)3とガイド
板(B)4の間に一定の間隔を設けるために存在する同
じく板状のスペーサ7、更に、ガイド板(B)4隣に
は、複数枚の板状のスプリングガイド8が配設され、更
にその隣には、薄い板状のガイド板(C)5と、同じく
薄い板状のガイド板(D)6と、その各ガイド板間に挟
まれる形に配設され、ガイド板(C)5とガイド板
(D)6の間に一定の間隔を設けるために存在する同じ
く板状のスペーサ7と、各ガイド板(A)〜(D)、ス
ペーサ7を一体に固定する連結カラー10と、各ガイド
板(A)〜(D)、スペーサ7の位置関係をズレない様
に位置決めする、ガイドピン9で構成される。
【0016】4枚のガイド板(A)〜(D)、バネガイ
ド8には、それぞれ、プローブが配設される為の穴がそ
れぞれ同じ位置に開口されている。
【0017】各スペーサ7のプローブ1が配設される部
分はくり貫かれた開口部11が設けられており、スペー
サ7と、プローブ1は、接触しない様になっている。
【0018】図6aは本発明で使用されるプローブの断
面図、bは、プローブの構成部品を示した側面図であ
る。
【0019】図6を参照するに、プローブ1は、細長い
棒状で、片端側に段差の設けられたプランジャー12
と、同じく棒状の端子14と、プランジャー12の片端
に設けられた段差部分17に圧入され、尚且つ、プラン
ジャー12と端子14の間に挟まれる形に配設された、
押しバネのスプリング13で構成されており、このプロ
ーブ1の構成部品は、全て導電性を持った材質で作られ
ている。
【0020】実際にプローブを治具に設置する際には、
図5の様に、ガイド板(A)3と、ガイド板(B)4に
開口された穴に、プランジャー12が図5の上下方向に
移動可能に配設され、更にプランジャー12の段差部分
17には、スプリング13が圧入され、尚且つスプリン
グ13は、スプリングガイド8に開口された穴に配設さ
れる。
【0021】又、スプリング13の外径は、プランジャ
ー12、及び、ガイド板(A)、(B)に開口されたプ
ランジャー12が配設される穴の径より大きくなってお
り、その事によって、スプリング13は、ガイド板
(B)4より上方向へは抜け落ちない様になっており、
それは同時に、スプリング13が圧入されたプランジャ
ー12も、治具から抜け落ちない事を示す。
【0022】そして、端子14は、ガイド板(C)5、
ガイド板(D)6に開口された穴に圧入、又は接着等に
より固定され、端子14の片端は、スプリング13に接
触し、もう片端には、配線18が接続され、実際に使用
する際には、プローブ1のプランジャー12部にプリン
ト基板15の配線パターン16が押し付けられる事によ
って、プランジャー12が、図5の下方向へ移動し、ス
プリング13が押し縮められ、スプリング13に反発力
が発生する事で、プランジャー12が、プリント基板1
5の配線パターン16に一定の力で押しつけられる事に
よって、プローブ1とプリント基板15の配線パターン
16が電気的に接続され、尚且つ、配線18から電流を
流す事によってプリント基板の各種検査を行う。
【0023】又、ガイド板(A)、(B)と、ガイド板
(A)、(B)、間に挟まれたスペーサ7と、スプリン
グガイド8は、通常一体に固定され、又、ガイド板
(C)、(D)と、ガイド板(C)、(D)間に挟まれ
たスペーサ7も、一体に固定されており、スプリングガ
イド8と、ガイド板(C)5の接合部分でそれぞれ2つ
に分割する事が出来るが、それぞれの固定方法はここで
は特に指定しない。
【0024】プランジャー12が、摩耗等で交換が必用
になった時には、前記の様に治具を分割する事で、プラ
ンジャー12と、スプリング13を図5の下方向へ引き
抜く事が出来る為、交換は容易であり、これは治具の維
持コストの削減に、大きく貢献する物である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のプリント基板検査機用治具に比べ、治具製作の
際、一番数を多く使用する、プローブの部品を減らす事
で、コスト的に大きなメリットがあり、治具製作の際の
コスト削減に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の代表的な1例を示した実施例の断面図
である。
【図2】図2aは、本発明で使用される治具の正面図、
bは、図aをx−x’間で切断し、矢印の方向に見た断
面図である。
【図3】図3は、図2a、bに示した治具の構成部品を
示した等角図である。
【図4】図4は、図3と同様に、図2a、bに示した治
具の構成部品を示した等角図である。
【図5】図5は、図2bのy部分を拡大した、部分断面
図である
【図6】図6aは本発明で使用されるプローブの断面
図、bは、プローブの構成部品を示した側面図である。
【符号の説明】
1…プローブ 2…ベース 3…ガイド板(A) 4…ガイド板(B) 5…ガイド板(C) 6…ガイド板(D) 7…スペーサ 8…スプリングガイド 9…ガイドピン 10…連結カラー 11…開口部 12…プランジャー 13…スプリング 14…端子 15…プリント基板 16…配線パターン 17…段差部分 18…配線 19…皿ネジ 20…端子部分ベース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長い棒状のプランジャーと、同じく細長
    い棒状の端子と、前記プランジャーと、端子の間に挟ま
    れる形で配設された押しバネのスプリングのみで構成さ
    れる、ガイド用のチューブ構造を持たないプローブを使
    用する事を特徴とするプリント基板検査機用治具。
  2. 【請求項2】薄い板状のガイド板と、そのガイド板を複
    数枚重ねて構成されるベース部分と、そのベース部分に
    開口された穴をガイドとして、請求項1に記載された前
    記プローブを配設した事を更に特徴とする請求項1に記
    載のプリント基板検査機用治具。
JP11250582A 1999-08-02 1999-08-02 チューブレスプリント基板検査機用治具 Pending JP2001041977A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007304008A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nidec-Read Corp 基板検査用接触子、基板検査用治具及び基板検査装置
JP2010025665A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Nidec-Read Corp 基板検査治具及び接触子
JP2010060310A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Nidec-Read Corp 基板検査治具及びその電極部

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010025665A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Nidec-Read Corp 基板検査治具及び接触子
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