JP2001041586A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2001041586A
JP2001041586A JP11249153A JP24915399A JP2001041586A JP 2001041586 A JP2001041586 A JP 2001041586A JP 11249153 A JP11249153 A JP 11249153A JP 24915399 A JP24915399 A JP 24915399A JP 2001041586 A JP2001041586 A JP 2001041586A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
tube
heat receiving
receiving tube
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP11249153A
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English (en)
Inventor
Masahisa Uenishi
正久 上西
Nozomi Otomo
望 大友
Noboru Otomo
昇 大友
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Atago Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Atago Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接工程を大幅に省略して製作工程を簡素化
し、熱交換器の製造コストの大幅な低減を図る。 【解決手段】 管を交番方向へU字状に曲げ加工し、所
定の間隔で並列した形状に受熱管10を形成し、プレー
トフィン20に受熱管10が圧入可能な幅の切り欠き2
2を端辺から所定の間隔で形成し、切り欠き22の下端
を周縁に突縁24を形成した半円形に形成し、プレート
フィン20を所定の枚数整列させて受熱管10を整列し
た切り欠き22内へ圧入し、受熱管10の外周面下半に
突縁24を圧接させて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種の機器や装
置において吸熱、放熱作用に用いられる熱交換器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給湯機や温水器などの燃焼器具に
組み込まれる熱交換器は、管内を通水する受熱管の外周
に、多数の吸熱用のプレートフィンを所定の間隔で接合
して形成されている。こうした熱交換器は一般に、複数
の貫通孔を形成したプレートフィンを並置し、直管状の
受熱管を貫通孔に挿通し、隣接する受熱管の端部をU字
管で連結し、受熱管とプレートフィン、受熱管の端部と
U字管を電気炉内でろう付して溶着することで製作され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成の熱交換器
は、製造工程が複雑で多数の溶接箇所が必要とされ、製
造コストが高価であるとともに、接合不良や漏れを招来
し易いなどの品質の点でも課題があった。また、耐食性
や対薬品性に優れたアルミやステンレスなどの素材を受
熱管及びプレートフィンに用いた場合、ろう付による接
合が困難であることから、さらに製造コストの上昇を招
くなどの課題があった。
【0004】この発明は、これらの課題を解決するこを
目的とするもので、新規構成の熱交換器を提供し、製造
コストの大幅な低減を図るとともに、接合不良や漏れな
どが生じることがない熱交換器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の熱交換器は、管を交番方向へU字状に曲
げ加工し、所定の間隔で並列した形状に受熱管を形成
し、プレートフィンに受熱管が圧入可能な幅の切り欠き
を端辺から所定の間隔で形成し、切り欠きの下端を周縁
に突縁を形成した半円形に形成する。そして、プレート
フィンを所定の枚数整列させて受熱管を整列した切り欠
き内へ圧入し、受熱管の外周面下半に突縁を圧接させて
形成するものである。
【0006】受熱管の外周面下半と突縁は、必要に応じ
て溶着しても良く、接合性の向上を図るため、突縁を波
形に形成してもよい。
【0007】また、こうして形成される熱交換器をユニ
ットとし、このユニットを複数体重ね、受熱管の端末部
を連結して一体に製作することで、必要な倍数の能力の
熱交換器を製作することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面の実施例に基づいて具体的に説明する。図1に示す
この発明の実施例において、受熱管10は、所定の長さ
ごとに交番方向へU字状に曲げ加工することで、所定の
間隔で並列した形状に形成されている。したがって、受
熱管10は、屈曲した1本の繋ぎ目のない連続管として
形状されている。
【0009】プレートフィン20には、端辺から受熱管
10が圧入可能な幅の切り欠き22が形成され、切り欠
き22は、受熱管10の並列した数がその間隔と等しい
間隔で形成されている。この切り欠き22の下端は半円
形に形成され、その周縁にバーリング加工して突縁24
が形成されている。
【0010】この熱交換器の製作工程を図2から図4に
具体的に示す。最初に図2に示すように、プレートフィ
ン20の端辺から下端を半円形とした切り欠き22が所
定の間隔で切り抜かれる。図3に示す次の工程で、下端
の半円形の周縁をバーリング加工して突縁24を形成す
る。そして、このように形成したプレートフィン20を
所定の間隔で所定の枚数整列し、受熱管10を整列した
切り欠き22内へ圧入し、図4に示すように、受熱管1
0の外周面下半に突縁24を圧接させ、突縁24で受熱
管10を保持して一体に組み立てられる。なお、より堅
固に接合する必要があれば、受熱管10の外周面下半と
突縁24をろう付するなどして溶着してもよい。
【0011】図5から図7は、他の実施例の製作工程を
具体的に示したものである。図5に示すように、プレー
トフィン20の端辺から形成した切り欠き22の下端の
半円形の周縁を、凹凸を繰り返した波形に形成し、図6
に示す次の工程で、下端の半円形の周縁をバーリング加
工して波形の突縁24aを形成する。そして、受熱管1
0を整列した切り欠き22内へ圧入し、図7に示すよう
に、受熱管10の外周面下半に波形の突縁24aを圧接
させて製作する。このように突縁24aを波形に形成す
ることで、圧接による受熱管10の保持力の向上を図る
とともに、溶着する場合には、溶融ろうの浸透性の向上
を図ることができる。
【0012】図8に示す実施例は、上記のように製作し
た熱交換器をユニットとし、2体のユニットを上下2段
に重ね、受熱管10の端末部をU字管12で連結して一
体に製作したものである。このように、ユニットを複数
体重ねて一体に製作することで、必要な倍数の能力の熱
交換器を製作することが可能である。
【0013】
【発明の効果】この発明の熱交換器は、受熱管10をプ
レートフィン20に形成した切り欠き22内へ圧入する
だけで組み立てられ、従来の溶接工程を大幅に省略して
製作工程が簡素化され、製造コストの低減を図ることが
できるものである。また、受熱管10が屈曲した1本の
繋ぎ目のない連続管として形状されるので、漏れが生じ
ることがなく、溶接箇所の削減で接合不良の発生が低減
されるなど、品質の向上を図ることができる。
【0014】また、受熱管10の外周面下半と突縁24
を必要に応じて溶着することで、堅固に接合することが
でき、突縁24aを波形に形成することで、接合性の向
上を図ることができる。
【0015】また、こうして形成される熱交換器をユニ
ットとし、このユニットを複数体重ね、受熱管の端末部
を連結して一体に製作することで、必要な倍数の能力の
熱交換器を製作することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の分解斜視図。
【図2】製作の工程を示し、最初の工程のフィンの要部
の正面図及びA−A線断面図。
【図3】次の工程のフィンの要部の正面図及びA−A線
断面図。
【図4】さらに次の工程のフィンの要部の正面図及びA
−A線断面図。
【図5】他の実施例の製作の工程を示し、最初の工程の
フィンの要部の正面図及びA−A線断面図。
【図6】次の工程のフィンの要部の正面図及びA−A線
断面図。
【図7】さらに次の工程のフィンの要部の正面図及びA
−A線断面図。
【図8】ユニットを上下2段に重ねて熱交換器とした状
態を示す斜視図。
【符号の説明】
10 受熱管 20 プレートフィン 22 切り欠き 24、24a 突縁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管を交番方向へU字状に曲げ加工し、所
    定の間隔で並列した形状に受熱管(10)を形成し、 プレートフィン(20)に受熱管(10)が圧入可能な
    幅の切り欠き(22)を端辺から所定の間隔で形成し、
    切り欠き(22)の下端を周縁に突縁(24)を形成し
    た半円形に形成し、 プレートフィン(20)を所定の枚数整列させて受熱管
    (10)を整列した切り欠き(22)内へ圧入し、受熱
    管(10)の外周面下半に突縁(24)を圧接させて形
    成した熱交換器。
  2. 【請求項2】 受熱管(10)の外周面下半と突縁(2
    4)を溶着した請求項1に記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 突縁(24a)を波形に形成した請求項
    1又は2に記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の熱交換器を
    ユニットとし、このユニットを複数体重ね、受熱管(1
    0)の端末部を連結して一体に製作した熱交換器。
JP11249153A 1999-07-30 1999-07-30 熱交換器 Pending JP2001041586A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102310320A (zh) * 2010-06-30 2012-01-11 三菱电机株式会社 热交换器的制造方法以及制造装置
CN102997739A (zh) * 2011-09-15 2013-03-27 三菱电机株式会社 换热器的制造方法及制造装置

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