JP2001040933A - 引込戸の指詰め防止構造 - Google Patents

引込戸の指詰め防止構造

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JP2001040933A
JP2001040933A JP11220730A JP22073099A JP2001040933A JP 2001040933 A JP2001040933 A JP 2001040933A JP 11220730 A JP11220730 A JP 11220730A JP 22073099 A JP22073099 A JP 22073099A JP 2001040933 A JP2001040933 A JP 2001040933A
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door
draw
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sliding door
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JP11220730A
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Yasuhiro Nishimura
康広 西村
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引込戸の開閉が簡単で指詰めの危険性がない
と共に、外観の見栄えも良好な引込戸の指詰め防止構造
を提供する。 【解決手段】 建物の間仕切り壁4に形成した開口部5
に水平方向に滑動開閉自在且つ間仕切り壁4内に収納可
能に配設された引込戸1の指詰め防止構造であって、引
込戸1を開ける際にこの引込戸1が間仕切り壁4内に所
定範囲収納された時点でその滑動を止めると共に、この
引込戸1に所定値以上の押込み力が作用した時点でその
滑動を可能とするストッパを、間仕切り壁4と引込戸1
の少なくとも一方に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の間仕切り
壁内に収納可能な引込戸の指詰め防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、建物の間仕切り壁
4内に全体が収納される引込戸51は、間仕切り壁4に
形成した開口部5に、水平方向に滑動開閉自在且つ間仕
切り壁4内に収納可能に配設されている。
【0003】この引込戸51の両面51c,51dにお
ける開口部5側の側端面(木口)51b近傍には、それ
ぞれ手を掛けるための引手6が設けられることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような引込戸5
1を開ける際には、開口部5の引込戸51が収納される
側の一側縁5aに取付けられた出入枠12と引込戸51
の間隔が小さいので、引込戸51の所定範囲が間仕切り
壁4内に収納された時点で引手6から手を離し、開口部
5側の側端面51bに持ち替える必要がある。この場
合、手を離すタイミングが遅れれば、出入枠12と引込
戸51の間に指を詰めるという危険性がある。また、引
手6から早目に手を離せば指詰めの危険性はないが、間
仕切り壁4内に設置された戸当たり縦枠3から引込戸5
1が跳ね返って出入枠12から突出することがあり、こ
の場合には再び引込戸51を押込む必要があるという問
題点がある。
【0005】一方、引手6に代えて、把手の一端を押し
込んで回転させることによりその他端を突出可能とした
回転把手(図示せず)等を引込戸51の開口部5側の側
端面51bに設けた場合には、間仕切り壁4内に収納さ
れた引込戸51を引き出す際、回転把手に指を掛けて引
き出す必要があり、指に引込戸51の重量が作用するの
で、引き出しにくいという問題点がある。また、引込戸
51を少し引き出した状態で放置すれば回転把手が目視
されるので、外観の見栄えも良くないという問題点があ
る。
【0006】この発明は、以上のような問題点に鑑みて
なされたものであり、引込戸の開閉が簡単で指詰めの危
険性がないと共に、外観の見栄えも良好な引込戸の指詰
め防止構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の引込戸の指詰め防止構造は、建物の間仕
切り壁に形成した開口部に水平方向に滑動開閉自在且つ
前記間仕切り壁内に収納可能に配設された引込戸の指詰
め防止構造であって、前記引込戸を開ける際にこの引込
戸が前記間仕切り壁内に所定範囲収納された時点でその
滑動を止めると共に、この引込戸に所定値以上の押込み
力が作用した時点でその滑動を可能とするストッパを、
前記間仕切り壁と引込戸の少なくとも一方に設けたもの
である。
【0008】請求項2の引込戸の指詰め防止構造におい
ては、前記ストッパが、前記引込戸の間仕切り壁内に設
置された戸当たり縦枠側の側端面に固定された固定部
と、この固定部に内蔵されたバネと、前記固定部内に所
定範囲が収納され且つ前記バネにより外方へ付勢された
状態で係止される姿勢と、所定値以上の押圧力が作用し
た時点で係止が解除されて前記固定部から所定長さ突出
する姿勢とをとるように、前記固定部内に出し入れ自在
に配設された突出部と、を備えた係止機構付きバネ装置
である。
【0009】請求項3の引込戸の指詰め防止構造は、前
記引込戸の間仕切り壁内に設置された戸当たり縦枠側の
側端面と、この側端面に対向する前記戸当たり縦枠の表
面とに、吸引力が作用する少なくとも1対の磁石を設け
たものである。
【0010】請求項4の引込戸の指詰め防止構造は、前
記開口部の下縁に設けられた前記引込戸が滑動するレー
ルの、前記間仕切り壁内に設置された戸当たり縦枠から
開口部側に向かう所定範囲を、開口部側から戸当たり縦
枠側に向かって所定角度で下るテーパ部としたものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。なお、従来技術と同じ構成につい
ては、同一符号を付してその説明を省略する。
【0012】図1乃至図4に示すように、第1実施形態
に係る引込戸1の指詰め防止構造は、例えば、2つの係
止機構付きバネ装置(ストッパ)2を引込戸1の戸当た
り縦枠3側の側端面1aに設けたものである。
【0013】引込戸1は、間仕切り壁4に形成した矩形
状の開口部5に、水平方向に滑動開閉自在且つ間仕切り
壁4内に全体が収納可能に配設されており、その両面1
c,1dにおける開口部5側の側端面1b近傍にそれぞ
れ引手6が形成されている。また、引込戸1の下端に
は、開口部5の下縁に設けたレール7上を転動する例え
ば2つの戸車8が設けられており、引手6に手を掛けて
左右いずれかの方向に力を加えることによって、引込戸
1を水平方向に滑動開閉できるようになっている。
【0014】係止機構付きバネ装置2は、固定部9とバ
ネ10と突出部11とを備えている。固定部9は、引込
戸1の戸当たり縦枠3側の側端面1aに例えば埋設され
ている。バネ10は、固定部9に内蔵されている。突出
部11は、固定部9内に例えば大部分が収納され且つバ
ネ10により外方へ付勢された状態で係止される姿勢
と、所定値以上の押圧力が作用した時点で係止が解除さ
れて固定部9から所定長さ突出する姿勢とをとるよう
に、固定部9内に出し入れ自在に配設されている。
【0015】図1に示すように、係止機構付きバネ装置
2の突出部11の大部分が固定部9に収納された状態で
係止されているときには、戸当たり縦枠3に突出部11
が当接すると共に、出入枠12から引込戸1が突出しな
いようにしておく。
【0016】この状態で引込戸1の開口部5側の側端面
1bを戸当たり縦枠3側に少し押込めば、係止機構付き
バネ装置2の突出部11の係止が解除されて固定部9か
ら所定長さ突出しようとするが、突出部11は戸当たり
縦枠3に当接しているので、図3及び図4に示すよう
に、その反動で引込戸1が開口部5側に滑動する。即
ち、引込戸1が出入枠12から所定長さ突出し、引手6
が現れる。その後は、引手6に手を掛けて引込戸1を閉
めればよい。このように、引込戸1を戸当たり縦枠3側
に少し押込むだけで間仕切り壁4内に収納された状態か
ら簡単に引き出すことができるという利点がある。ま
た、引込戸1を少し引き出した状態で放置しても、引手
6を形成しておくだけでよいので、外観の見栄えも良好
であるという利点がある。なお、この場合の出入枠12
からの突出長さLとしては、80〜100mm程度が適
当である。
【0017】逆に、引込戸1を開ける際、引手6に手を
掛けて戸当たり縦枠3側に滑動させれば、まず突出部1
1が戸当たり縦枠3に当接し、上記と同様に、引込戸1
が出入枠12から所定長さ突出した状態で止まる。その
ため、引手6から手を離さなくても、指を詰めることが
ないという利点がある。
【0018】次いで、手を引込戸1の開口部5側の側端
面1bに持ち替え、係止機構付きバネ装置2のバネ10
の弾性力に抗して引込戸1を戸当たり縦枠3側に押込ん
でいけば、突出部11の大部分が固定部9に収納された
状態で係止されると共に、引込戸1の全体が間仕切り壁
4内に収納される。
【0019】なお、係止機構付きバネ装置2の構成や数
等は特に限定されるものではなく、従来公知の各種のも
のを適当数使用すればよい。また、この実施形態におい
ては、固定部9を引込戸1の戸当たり縦枠3側の側端面
1aに埋設しているが、これに限定されるものではな
く、側端面1aの外側に取付けてもよい。いずれにして
も、引込戸1の出入枠12からの突出長さLが適当な寸
法となるようにしておけばよい。ここで、引込戸1を開
口部5から取外し可能としておけば、係止機構付きバネ
装置2の修理や交換等のメンテナンスを容易に行えると
いう利点がある。
【0020】図5に示すように、第2実施形態に係る引
込戸1の指詰め防止構造は、第1実施形態において、引
込戸1の戸当たり縦枠3側の側端面1aと、この側端面
1aに対向する戸当たり縦枠3の表面3aとに、吸引力
が作用する例えば1対の磁石21を設けたものである。
【0021】このように、少なくとも1対の磁石21を
設けておけば、係止機構付きバネ装置2の突出部11が
戸当たり縦枠3に当接した状態から引込戸1を押込む際
に、磁石21の吸引力の寄与を差し引いた小さい力で押
込むことができるという利点がある。
【0022】なお、吸引力が、突出部11が戸当たり縦
枠3に当接しない位置から作用する場合には、引込戸1
を所定位置まで開けた時点で自動的に戸当たり縦枠3側
に引き込まれるので、便利であるという利点がある。い
ずれにしても、この吸引力は、突出部11の係止が解除
されたときに引込戸1が開口部5側に自動的に滑動でき
る範囲内としておけばよい。
【0023】図6に示すように、第3実施形態に係る引
込戸1の指詰め防止構造は、第1実施形態において、引
込戸1が滑動するレール7の戸当たり縦枠3から開口部
5側に向かう所定範囲を、開口部5側から戸当たり縦枠
3側に向かって所定角度で下るテーパ部31としたもの
である。
【0024】このように、レール7にテーパ部31を設
けておけば、係止機構付きバネ装置2の突出部11が戸
当たり縦枠3に当接した状態から引込戸1を押込む際
に、テーパ部31を下る重力の寄与を差し引いた小さい
力で押込むことができるという利点がある。
【0025】なお、テーパ部31は、戸当たり縦枠3側
の戸車8の位置等に応じて形成しておけばよいが、突出
部11が戸当たり縦枠3に当接しない位置から形成した
場合には、引込戸1を所定位置まで開けた時点で自動的
に戸当たり縦枠3側に引き込まれるので、便利であると
いう利点がある。また、テーパ部31を設ける場合に
は、引込戸1が途中で止まらないように、開口部5の上
縁に取付けられた鴨居32の溝部33と、これに案内さ
れる引込戸1の上端に形成された突条部34等とのクリ
アランスを十分にとっておくのが望ましい。更に、テー
パ部31の傾斜角度は、係止機構付きバネ装置2の突出
部11の係止が解除されたときに引込戸1が開口部5側
に自動的に滑動できる範囲内としておけばよい。
【0026】図7及び図8に示すように、第4実施形態
に係る引込戸1の指詰め防止構造は、第1実施形態にお
いて、係止機構付きバネ装置2の突出部11の進退スト
ロークを小さくすると共に、鴨居32の溝部33と引込
戸1の上端の突条部34とにそれぞれストッパ金具(ス
トッパ)41を取付けたものである。
【0027】ストッパ金具41は、例えば横断面が半円
状に形成され、その両端に突設された取付片42をビス
等で溝部33や突条部34に固着することによって取付
けられている。なお、これらストッパ金具41の構成や
取付け位置等は特に限定されるものではなく、引込戸1
の滑動を、出入枠12から所定長さ突出した位置で一旦
止めることができるものであればよい。
【0028】上記のようなストッパ金具41を取付けた
状態において、引込戸1を開ける際には、図8に示すよ
うに、ストッパ金具41が互いに当接することによっ
て、引込戸1が間仕切り壁4内に所定範囲収納された時
点でその滑動が止められる。そのため、引手6から手を
離さなくても、指を詰めることがないという利点があ
る。
【0029】次いで、手を引込戸1の開口部5側の側端
面1bに持ち替え、ストッパ金具41同士の摩擦力や弾
性力等に抗して引込戸1を戸当たり縦枠3側に押せば、
その滑動が可能となる。係止機構付きバネ装置2の突出
部11が戸当たり縦枠3に当接した後は、引込戸1を更
に戸当たり縦枠3側に押込めば、突出部11の所定範囲
が固定部9に収納された状態で係止されると共に、引込
戸1の全体が間仕切り壁4内に収納される。
【0030】逆に、引込戸1を閉める際には、その開口
部5側の側端面1bを戸当たり縦枠3側に少し押込んで
突出部11の係止を解除すればよい。この場合、係止機
構付きバネ装置2のバネ10の弾性力は、突出部11の
係止が解除された後、ストッパ金具41同士が当接する
位置まで引込戸1が自動的に滑動できるような強さとし
ておくのが望ましい。ストッパ金具41同士が当接して
引込戸1の滑動が一旦止まった後は、ストッパ金具41
同士の摩擦力や弾性力等に抗して引込戸1を開口部5側
に引けば、その滑動が可能となる。
【0031】なお、この実施形態においても、第2実施
形態や第3実施形態のように、少なくとも1対の磁石2
1やテーパ部31等を既述と同様にして設けておいても
よい。この場合、係止機構付きバネ装置2のバネ10の
弾性力は、突出部11の係止が解除されたときに引込戸
1が開口部5側に自動的に滑動できるようにしておけば
よい。
【0032】以上の第1〜第4実施形態においては、ス
トッパとして係止機構付きバネ装置2やストッパ金具4
1を使用しているが、これに限定されるものではなく、
その他に例えば、レール7の所定箇所に突起部、又は所
定角度で上るテーパ面を有する山部等を設けておいても
よい。また、引込戸1が開口部5の一側縁5a側にのみ
収納される片引込戸の他、図10に示すように、開口部
5の一側縁5a側と他側縁5b側にそれぞれ収納される
両引込戸であってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ストッパを間仕切り壁と引込戸の少なくとも一方に
設けているので、引込戸が出入枠等から所定長さ突出し
た状態で一旦止まり、そのため引手から手を離さなくて
も指を詰めることがないという利点がある。また、引込
戸を少し引き出した状態で放置しても、引手を形成して
おくだけでよいので、外観の見栄えも良好であるという
利点がある。
【0034】請求項2の発明によれば、ストッパが、固
定部とバネと突出部とを備えた係止機構付きバネ装置で
あるので、引込戸を戸当たり縦枠側に少し押込むだけで
間仕切り壁内に収納された状態から簡単に引き出すこと
ができるという利点がある。また、引込戸を開口部から
取外し可能としておけば、係止機構付きバネ装置の修理
や交換等のメンテナンスを容易に行えるという利点があ
る。
【0035】請求項3の発明によれば、引込戸の間仕切
り壁内に設置された戸当たり縦枠側の側端面と、この側
端面に対向する戸当たり縦枠の表面とに、吸引力が作用
する少なくとも1対の磁石を設けているので、引込戸を
戸当たり縦枠側に押込む際に、磁石の吸引力の寄与を差
し引いた小さい力で押込むことができるという利点があ
る。
【0036】請求項4の発明によれば、開口部の下縁に
設けられた引込戸が滑動するレールの、間仕切り壁内に
設置された戸当たり縦枠から開口部側に向かう所定範囲
を、開口部側から戸当たり縦枠側に向かって所定角度で
下るテーパ部としているので、引込戸を戸当たり縦枠側
に押込む際に、テーパ部を下る重力の寄与を差し引いた
小さい力で押込むことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る引込戸の指詰め防止構造を
示す概略横断面図。
【図2】図1の側断面図。
【図3】係止機構付きバネ装置の突出部の係止を解除し
た状態を示す概略横断面図。
【図4】図3の縦断面図。
【図5】第2実施形態に係る引込戸の指詰め防止構造を
示す概略縦断面図。
【図6】第3実施形態に係る引込戸の指詰め防止構造を
示す概略縦断面図。
【図7】第4実施形態に係る引込戸の指詰め防止構造を
示す概略縦断面図。
【図8】引込戸を開ける際にストッパ金具同士が当接し
た状態を示す要部拡大縦断面図。
【図9】引込戸を閉める際にストッパ金具同士が当接し
た状態を示す要部拡大縦断面図。
【図10】両引込戸とした例を示す概略横断面図。
【図11】従来例を示す横断面図。
【符号の説明】
1 引込戸 1a 側端面 2 係止機構付きバネ装置(ストッパ) 3 戸当たり縦枠 4 間仕切り壁 5 開口部 7 レール 9 固定部 10 バネ 11 突出部 21 磁石 31 テーパ部 41 ストッパ金具(ストッパ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の間仕切り壁に形成した開口部に水
    平方向に滑動開閉自在且つ前記間仕切り壁内に収納可能
    に配設された引込戸の指詰め防止構造であって、 前記引込戸を開ける際にこの引込戸が前記間仕切り壁内
    に所定範囲収納された時点でその滑動を止めると共に、
    この引込戸に所定値以上の押込み力が作用した時点でそ
    の滑動を可能とするストッパを、前記間仕切り壁と引込
    戸の少なくとも一方に設けたことを特徴とする引込戸の
    指詰め防止構造。
  2. 【請求項2】 前記ストッパが、 前記引込戸の間仕切り壁内に設置された戸当たり縦枠側
    の側端面に固定された固定部と、 この固定部に内蔵されたバネと、 前記固定部内に所定範囲が収納され且つ前記バネにより
    外方へ付勢された状態で係止される姿勢と、所定値以上
    の押圧力が作用した時点で係止が解除されて前記固定部
    から所定長さ突出する姿勢とをとるように、前記固定部
    内に出し入れ自在に配設された突出部と、 を備えた係止機構付きバネ装置であることを特徴とする
    請求項1記載の引込戸の指詰め防止構造。
  3. 【請求項3】 前記引込戸の間仕切り壁内に設置された
    戸当たり縦枠側の側端面と、この側端面に対向する前記
    戸当たり縦枠の表面とに、吸引力が作用する少なくとも
    1対の磁石を設けたことを特徴とする請求項1又は2記
    載の引込戸の指詰め防止構造。
  4. 【請求項4】 前記開口部の下縁に設けられた前記引込
    戸が滑動するレールの、前記間仕切り壁内に設置された
    戸当たり縦枠から開口部側に向かう所定範囲を、開口部
    側から戸当たり縦枠側に向かって所定角度で下るテーパ
    部としたことを特徴とする請求項1又は2記載の引込戸
    の指詰め防止構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103900687A (zh) * 2012-12-25 2014-07-02 株式会社岛津制作所 光谱光源夹具
JP2018071344A (ja) * 2017-12-01 2018-05-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 引戸装置
JP2019178523A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社Lixil 引戸

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