JP2001040845A - 太陽電池発電装置及びその施工方法 - Google Patents

太陽電池発電装置及びその施工方法

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JP2001040845A JP11217049A JP21704999A JP2001040845A JP 2001040845 A JP2001040845 A JP 2001040845A JP 11217049 A JP11217049 A JP 11217049A JP 21704999 A JP21704999 A JP 21704999A JP 2001040845 A JP2001040845 A JP 2001040845A
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    • Y02E10/47Mountings or tracking

Abstract

(57)【要約】 【課題】架台への架台カバーの取付作業性及び外観を向
上できるとともに、コストも低減できる太陽電池発電装
置を得ることにある。 【解決手段】複数本のレール状の架台21を互いに平行に
配置する。太陽電池モジュール18がその周部に有したフ
レーム63を、架台21のモジュール支持部32に載置してモ
ジュール18を隣接した架台21間にわたって配置する。モ
ジュール支持部32との間にフレーム63を挟むモジュール
押さえ41と、この押さえ41を上側から貫通する締付けボ
ルト43及びこのボルト43に架台21内で螺合されるととも
に回り止めされる締付け部材43とにより、モジュール18
を架台21に固定する。モジュール押さえ41の上側に一対
の爪受け部45を突設して、これらの爪受け部45に架台カ
バー22が有する一対の引っ掛け爪52を引掛けて、ねじ止
めすることなく架台21の上側に架台カバー22を被着する
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋根上等に設置し
て使用される太陽電池発電装置及びその施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】屋根上等への太陽電池発電装置の設置は
以下のように行われている。まず、複数本のレール状の
架台を互いに平行に設置した後、ナットが予め埋め込ま
れた必要な数のモジュール止め金具を各架台内に夫々に
挿入してセットする。架台は相対向する溝条を有してい
て、これらにモジュール止め金具の両端部を夫々嵌合す
ることにより、各モジュール止め金具は回り止めされて
架台内の所定位置に配置される。次に、各架台が有する
モジュール保持部に太陽電池モジュールのフレームを載
置して、隣接した架台間にわたって必要な数の太陽電池
モジュールを配置する。前記フレームは外側に張出す突
片を有している。この後、隣接した架台のうち端側の架
台に対して用意される端側架台カバーと、中間位置の架
台に対して容易される中間架台カバーとを取付ける。こ
れら架台カバーは、いずれも一つの太陽電池モジュール
の一辺と同様な長さであって、その長手方向複数箇所に
通孔を有しており、これらの通孔を各架台にセットされ
たモジュール止め金具のナットに連通する固定孔に夫々
対向するように位置合わせしてから、固定ボルトを介し
て固定される。固定ボルトは、各通孔に上方から挿入さ
れてモジュール止め金具の固定孔に通されてナットに螺
合し、この状態から更に所定の締付けトルクで締付けら
れるものである。それに伴い、架台カバーが夫々架台を
上側から覆って固定されると同時に、このカバーと架台
との間に前記フレームの突片が挟着され、太陽電池モジ
ュールが固定される。以上の手順により、太陽電池発電
装置を屋根上等に設置できる。
【0003】前記のように架台カバーに通されて各モジ
ュール止め金具に螺合して締付けられる複数の締付けボ
ルトを用いて架台カバーを取付ける構成では、架台カバ
ーの取付に手間が掛かり易いという問題がある。すなわ
ち、ボルトの締付け作業の手間は言うまでもなく、架台
カバーには予め所定位置にボルトが通る通孔が開けられ
ているのに対して、架台に配置されるモジュール止め金
具は架台の長手方向に自由に配置できるので、この止め
金具の固定孔と架台カバーの通孔とを必ず位置合わせす
る作業を余儀なくされるものであり、又、この位置合わ
せが適正に行われたとしても、モジュール止め金具の位
置が狂っていると、それに応じて架台カバーが長手方向
にずれて取付けられ、従って、架台カバーの取付けに手
間が掛かり易いものである。そのため、傾斜を持つ屋根
上等へ太陽電池発電装置を設置する際には、以上のよう
に手間が掛かることは好ましくなく、より簡単に設置で
きる太陽電池発電池装置及びその施工方法が望まれてい
る。
【0004】更に、以上のように締付けボルトを用いる
構成では、そのボルト頭が架台カバー上に突出して太陽
電池発電池装置の外観を損ない易いとともに、架台カバ
ーに複数の通孔を設ける加工が必要であるのでコスト高
になるという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、架台への架台カバーの取付作業性及び外観
を向上できるとともに、コストも低減できる太陽電池発
電装置及びその施工方法を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係る太陽電池発電装置は、長手方
向に延びる開口、この開口の少なくとも片側に位置する
モジュール支持部、及び前記開口の両側にガイド部を夫
々有して中空状に形成され互いに平行に配置される複数
本のレール状の架台と、周部に有したフレームを前記モ
ジュール支持部に載置して隣接した前記架台間に配置さ
れる太陽電池モジュールと、前記フレームを前記モジュ
ール支持部との間に挟んで前記開口を跨ぐように前記各
架台上に配置され、かつ、爪受け部を有したモジュール
押さえと、前記モジュール押さえ及び前記開口を貫通す
るねじ軸、このねじ軸に接続して前記ガイド部で回り止
めされるとともに前記モジュール押さえとの間に前記フ
レームを挟着する締付け部材を有した締付け手段と、前
記爪受け部に取外し可能に引掛けられる引っ掛け爪を有
して、この爪を前記爪受け部に引掛けて前記各架台の上
側に被される架台カバーと、を具備したことを特徴とす
るものである。
【0007】この請求項1の発明及び以下の各発明にお
いて、太陽電池モジュールにはそのセルが、IV族半導
体、例えば結晶系、又はアモルファス系で作られるも
の、若しくは例えばGaAsに代表される化合物半導体で作
られるもの、又は例えばフタロシアニン色素に代表され
る有機物半導体で作られるもの等を使用できる。又、架
台、モジュール押さえ、架台カバー等は、耐候性がある
材料、例えば金属、合成樹脂、或いはこれらの複合材料
等により作ることができ、特に、軽金属、例えばアルミ
ニューム合金の押出し型材を用いて作ることは、その製
造が容易、かつ軽量で取り扱い易く発電装置全体の重量
を軽くできる点で望ましい。更に、引っ掛け爪及び爪受
け部は互いに引っ掛り得る形態のものであればよく、そ
の具体的な形状は後述の実施の形態で示すものには制約
されないとともに、これらは1以上であればよいが、2
以上とする場合には架台に対する架台カバーの取付状態
をより安定させ得る点で望ましい。又、締付け手段に
は、そのねじ軸にボルトを採用して、このボルトの頭を
モジュール押さえの上側に配置するとともに、架台内に
おいてボルトと締付け部材とを螺合して、前記ボルトを
回転させることにより、締付け部材とモジュール押さえ
とが架台上の太陽電池モジュールのフレームを挟着する
ような締付け機能を発揮する構成のものを使用できる
他、締付け部材に固定されて起立するとともにモジュー
ル押さえを上向きに貫通するねじ軸に、モジュール押さ
えの上側に配置されるナットを螺合して、このナットを
回転させることにより、締付け部材とモジュール押さえ
とが架台上の太陽電池モジュールのフレームを挟着する
ような締付け機能を発揮する構成のものを使用すること
もできる。又、この発明においては、モジュール押さえ
には、架台カバーと同様な長さのものを使用してもよ
く、或いは、短く形成されたモジュール押さえを一つの
架台カバーに対して複数用いてもよい。
【0008】この請求項1の発明においては、隣接した
架台のモジュール支持部間にわたって配置された太陽電
池モジュールを、架台上にその開口を跨ぐように配置さ
れたモジュール押さえと、この押さえに通されるねじ軸
を有した締付け手段とを用いて実施される締付けによっ
て、締付け手段の締付け部材とモジュール押さえとの間
に架台上の太陽電池モジュールのフレームを挟着して、
このモジュールを架台に固定できる。架台カバーは、そ
の裏面に有した引っ掛け爪を、既に固定されているモジ
ュール押さえが有した爪受け部に引っ掛けることによっ
て、架台の上側に取外し可能に被着できる。この架台カ
バーの取付けにおいては、架台に対してその上側から架
台カバーを単に押し付けるだけの簡単な操作で、引っ掛
け爪を爪受け部に引っ掛けることができる。
【0009】このように請求項1の発明では、面倒な手
間を要するボルト止めによることなく、架台カバーを架
台に容易に被せることができる。そのため、架台カバー
にボルトを通すための通孔を開ける孔明け加工を省略で
きるとともに、架台カバー上にボルト頭等が突出しない
ようにできる。
【0010】請求項2の発明に係る太陽電池発電装置
は、前記モジュール押さえ及びこれに接続された前記締
付け手段からなる複数の連結ユニットを、前記各架台の
夫々に長手方向に間隔的に配置したことを特徴とする。
【0011】この発明においては、モジュール押さえが
架台カバーの長さに応じた長いものである場合に比較し
て、その材料使用量を削減してコストダウンができる
他、応分に爪受け部も短くなるため、これに架台カバー
の引っ掛け爪を引っ掛ける際の抵抗が減り、架台カバー
を架台に容易に被せて取付けることができる。
【0012】請求項3の発明に係る太陽電池発電装置
は、前記フレームを位置決めする上向き凸部を前記架台
が有しており、この上向き凸部より高く形成されて前記
上向き凸部に当接可能な被挟着部を前記フレームが有し
ていることを特徴とするこの発明においては、フレーム
の被挟着部をモジュール支持部の上向き凸部に側方から
当接することによって、隣接する架台間にわたって配置
される太陽電池モジュールを位置決めできるとともに、
この位置決め状態においても被挟着部と上向き凸部との
高さの差により、モジュール押さえと前記モジュール支
持部との間にフレームの被挟着部を確実に挟んで、太陽
電池モジュールを架台に固定できる。
【0013】請求項4の発明に係る太陽電池発電装置
は、前記開口の縁に接する一対のインロー凸部を前記モ
ジュール押さえが有していることを特徴とする。
【0014】この発明においては、締付け手段と組合わ
されたモジュール押さえを架台にセットする際、架台の
長手方向にモジュール押さえを動かす場合にも架台の開
口の縁にモジュール押さえのインロー凸部を摺動させ
て、容易に所定位置にセットできるとともに、そのセッ
ト位置において前記インロー凸部と開口の縁との接触に
より、モジュール押さえが架台の幅方向に不用意に動か
ないように保持できる。
【0015】請求項5の発明に係る太陽電池発電装置
は、前記太陽電池モジュールのフレームを上方から覆う
カバー突縁を前記架台カバーが有していることを特徴と
する。
【0016】この発明においては、架台カバーのカバー
突縁によって太陽電池モジュールのフレームを覆ってい
るから、架台に沿って配置される太陽電池モジュールの
フレームの視認を防止して発電装置全体の外観を向上で
きる。
【0017】請求項6の発明に係る太陽電池発電装置
は、互いに平行に配置された前記各架台のうち両端に配
置された端側の架台の外側壁部分に、この外側壁部分に
対して左右方向に並ぶように前記端側の架台に被された
架台カバーの外側壁の下部を添わせたことを特徴とす
る。この発明において、端側の架台の外側部分と架台カ
バーの外側壁の下部とは、凹凸嵌合するような関係をな
して互いに添っていても、また凹凸嵌合構造を作ること
なく裏面又は表面に単に添っていてもよい。
【0018】この発明においては、架台、太陽電池モジ
ュールのフレーム、モジュール押さえ、及び架台カバー
等の寸法のばらつきに応じて、架台に対する架台カバー
の位置が上下方向に多少ばらつくことがあっても、前記
のように添っている部分にその影響が現われて隙間が空
くようなことがない。
【0019】請求項7の発明に係る太陽電池発電装置の
施工方法は、複数本のレール状の架台を互いに平行に配
置した後、隣接した前記架台間にわたって太陽電池モジ
ュールを配置し、次に、モジュール押さえとこの押さえ
を貫通するねじ軸及びこのねじ軸に接続された締付け部
材を有した締付け手段とを用いて、前記太陽電池モジュ
ールを前記架台に固定してから、前記モジュール押さえ
の爪受け部に架台カバーが有する引っ掛け爪を引掛けて
前記架台カバーを前記架台の上側に被着することを特徴
とする。
【0020】この発明においては、架台に太陽電池モジ
ュールを固定した後に、架台に対してその上側から架台
カバーを単に押し付けるだけの簡単な操作で、太陽電池
モジュールの固定に用いたモジュール押さえの爪受け部
と架台カバーの引っ掛け爪とを引っ掛けて、架台カバー
を取付けて施工できる。したがって、面倒な手間を要す
るボルト止めによることなく、架台カバーを架台に容易
に被せることができ、それに伴い、架台カバーにボルト
を通すための通孔を開ける孔明け加工を省略できるとと
もに、架台カバー上にボルト頭等が突出しないようにで
きる。
【0021】請求項8の発明に係る太陽電池発電装置の
施工方法は、長手方向に延びる開口、この開口の少なく
とも片側に位置するモジュール支持部、及び前記開口の
両側にガイド部を夫々有して中空状に形成された複数本
のレール状の架台を互いに平行に配置する工程と、太陽
電池モジュールがその周部に有したフレームを隣接した
前記架台の前記モジュール支持部に載置して前記太陽電
池モジュールを前記架台間にわたって配置する工程と、
爪受け部を有したモジュール押さえと、この押さえ及び
前記開口を貫通するねじ軸、このねじ軸に接続される締
付け部材を有した締付け手段とを組立て、この組立てら
れた連結ユニットのモジュール押さえを、前記モジュー
ル支持部との間に前記フレームを挟んで前記開口を跨ぐ
ように前記各架台上に配置するとともに、前記締付け部
材を前記ガイド部で回り止めされるように前記架台内に
配置する工程と、前記締付け手段を締付けてその締付け
部材と前記モジュール支持部との間に前記フレームを挟
んで前記太陽電池モジュールを前記架台に固定する工程
と、架台カバーが有した引っ掛け爪を前記爪受け部に取
外し可能に引掛けて前記各架台の上側に前記架台カバー
を被着する工程と、を具備することを特徴とする。
【0022】この発明においても、架台に太陽電池モジ
ュールを固定した後に、架台に対してその上側から架台
カバーを単に押し付けるように押圧するだけの簡単な操
作で、太陽電池モジュールの固定に用いたモジュール押
さえの爪受け部と架台カバーの引っ掛け爪とを引っ掛け
て、架台カバーを取付けて施工できる。したがって、面
倒な手間を要するボルト止めによることなく、架台カバ
ーを架台に容易に被せることができ、それに伴い、架台
カバーにボルトを通すための通孔を開ける孔明け加工を
省略できるとともに、架台カバー上にボルト頭等が突出
しないようにできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照しながら
本発明の一実施形態を説明する。
【0024】図1には一実施形態に係る太陽電池発電装
置が屋根に設置された状況が概略的に示され、図4には
一実施形態に係る太陽電池発電装置を屋根に設置する状
況が示されている。これらの図中11は金属板ぶき屋
根、例えば瓦棒葺の屋根であり、12は垂木、13は屋
根ぶき用野地板及び金属板、14は瓦棒ぶきを示し、ま
た、図中矢印Aは軒側、矢印Bは棟側を示している。
【0025】この屋根11上に設置される太陽電池発電
装置15は、2種類のモジュール固定装置16、17、
アレイに配設される複数枚の太陽電池モジュール18、
これらモジュール18に接続して設けられる図示しない
出力ケーブル及び引込みケーブルを備えている。
【0026】レール状のモジュール固定装置16、17
は、瓦棒ぶき14と直角に交差し、かつ、互いに所定間
隔を置いて平行な姿勢で屋根11上に設置される。軒側
及び棟側に最も近い位置に夫々配置されるモジュール固
定装置16は同一構造であり、対称に配置される。他の
モジュール固定装置17は一対のモジュール固定装置1
6間に設置される。
【0027】図2(A)に示されるように第1、第2の
モジュール固定装置16、17は、いずれも架台21
と、架台カバー22と、連結ユニット23とからなる。
架台21及び架台カバー22はアルミニューム合金等を
押し出し成形して得た型材で形成されている。両モジュ
ール固定装置16、17のレール状をなす架台21は、
図2(A)に示されるようにゴム板等の防水用下地シー
ト24を瓦棒ぶき14との間に挟んで屋根11にねじ込
まれる木ねじ25よって、屋根11上に固定される。な
お、架台21は設置される太陽電池モジュール18の数
に応じて必要な本数だけ図示しない継手金具を介して軸
方向に連続するように接続して配置される。
【0028】次に、第1モジュール固定装置16につい
て説明する。この装置16の架台21は、図2(B)及
び図3に示されるように平行に配置された各架台21の
うち両端に配置されるエンドレールとしての端側の架台
であって、中空状に形成されていて、その天井壁の幅方
向中央部に長手方向に連続して延びる開口31を有し、
その一方の縁側の天井壁部分はモジュール支持部32と
して用いられている。このモジュール支持部32上への
太陽電池モジュール18の固定により、太陽電池モジュ
ール18がその裏面側から支持されるようになってい
る。
【0029】モジュール支持部32に沿っている開口3
1は、木ねじ25をねじ込む際の通路として用いられ、
又、この開口31の他方の縁側の天井壁部分33とモジ
ュール支持部32との裏面には、夫々リブ状をなすガイ
ド部34が下向きに一体に突設され、これらガイド部3
4は架台21の長手方向に連続して延びている。なお、
これらガイド部34はリブに代えてホロー構造をなす壁
部によって形成することもできる。
【0030】開口31の両縁の夫々には、モジュール支
持部32及び天井壁部分33に対して上下方向に突出す
るフランジ35が一体に形成され、これらフランジ35
は架台21の長手方向に連続して延びている。両フラン
ジ35の下方への突出長さはガイド部34よりも短く、
モジュール支持部32側のフランジ35の上方突出部分
35aは、太陽電池モジュール18を位置決めするため
の上向き凸部を兼ねている。なお、モジュール支持部3
2から一体に起立した上向き凸部としての上方突出部分
35aは、開口31に臨まないようにずらして設けるこ
ともできる。
【0031】天井壁部分33には架台21の外側壁部分
21aに連続して溝条36が形成され、これは架台21
の長手方向に連続して延びている。又、図2(B)及び
図3中37はタッピングホールであって、これにねじ込
まれる図示しないセルフタッピングねじにより第1モジ
ュール固定装置16の両端開口を塞いで夫々配置される
図示しない端板が取付けられようになっている。
【0032】又、図3等に示すように第1モジュール固
定装置16の連結ユニット23は、アルミニューム合金
等金属製のモジュール押さえ41と、締付け手段とから
形成され、締付け手段はステンレス等金属製の締付け板
42と、締付けボルト43とからなる。なお、46は弛
み止め用のばね座金である。
【0033】モジュール押さえ41は前記一対の上向き
突出部分(上向き凸部)35aにわたって跨り得る長さ
を有し、その下面には前記開口31に嵌入してそのフラ
ンジ35に接する一対のインロー凸部44が一体に突設
されている。更に、モジュール押さえ41の例えば上側
には一対の爪受け部45が一体に突設されている。これ
らインロー凸部44及び爪受け部45は、いずれもリブ
状をなしていて、架台21の長手方向に延びて設けられ
ている。一対の爪受け部45はその上部の互いに非対向
となる外側面に上端から根元部側に向けて傾斜して次第
に肉厚となる爪端部を有して形成されている。このモジ
ュール押さえ41は、開口31を跨ぐとともに、そのイ
ンロー凸部44を開口31に嵌合して架台21上に配置
されている。又、モジュール押さえ41の両端部下面に
は、図2(C)に示すように太陽電池モジュール18の
フレーム63と係合して位置決めするための下向きにリ
ブ47が設けられている。
【0034】前記締付け手段の締付け板42は、その両
端を前記一対のガイド部34に当てて回り止めされて配
置され、締付け完了時点ではその上面を前記フランジ3
5の下端で位置決めされて架台21内に配置される。こ
の締付け板42の中央部に設けられた螺孔には、モジュ
ール押さえ41を上側から貫通するとともに、開口31
を通った締付け手段の締付けボルト43のねじ軸が螺合
されている。この螺合によりモジュール押さえ41と締
付け手段とが接続された連結ユニット23が形成される
とともに、締付けボルト43の頭部を介してこのボルト
43を締付け方向に回転させることにより、連結ユニッ
ト23が後述のように架台21に太陽電池モジュール1
8を固定して設けられるようになっている。
【0035】前記架台カバー22は、カバー部51と、
この裏面に下方に向けて一体に突出する互いに平行な一
対の引っ掛け爪52とを備えて形成されている。カバー
部51は、架台21の外側壁部分21aに向けて下がる
外側壁51aを有し、この架台カバー22を架台21を
覆って取付けた際に前記外側壁51aの下部は前記溝条
36に嵌まり込むようになっている。したがって、外側
壁51aの下部は溝条36を作る一対のリブに添ってこ
れらに対して左右方向に並ぶ位置関係を持って溝条36
に重なり合っている。更に、カバー部51には、架台カ
バー22を架台21を覆って取り付けた際に架台21に
沿っている後述するフレームを上側から覆うカバー突縁
53が一体に張出して形成されている。
【0036】架台カバー22の長手方向に連続して延び
る一対の引っ掛け爪52はリブ状をなしており、その先
端部(下端部)の互いに非対向となる外側面に下端から
根元部側に向けて傾斜して次第に肉厚となる爪端部を有
して形成されている。この爪端部はリブ状をなす引っ掛
け爪52の弾性変形を介して前記爪受け部45の爪端部
に取外し可能に引っ掛けられ、これらの爪係合により架
台カバー22は、モジュール押さえ41に取付られて、
ねじ止めによることなく架台21の上側に被さって配置
されるものである。そして、取付けられた架台カバー2
2に上方への引き外し力を加えることにより、引っ掛け
爪52の弾性変形を伴って、前記爪係合を外して、架台
カバー22を取外せるようになっている。
【0037】次に、中間位置に配置される第2モジュー
ル固定装置17について説明する。この装置17は構成
は第1モジュール固定装置16と同様であるので、この
装置16と同一構成については同じ符号を付してその説
明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。こ
の固定装置17が第1モジュール固定装置16と異なる
点は、中間レールとして使用される架台21の一部の構
成と、架台カバー22の一部の構成である。
【0038】すなわち、架台21の開口31の両側の天
井壁はいずれもモジュール支持部32として使用され、
それに伴い、この中間レール用架台21には第1モジュ
ール固定装置16の架台21が有した溝条36は省略さ
れている。又、第2モジュール固定装置17の架台カバ
ー22は、そのカバー部51の両側に夫々外向きに張出
す一対のカバー突縁53を有し、それに伴いこの架台カ
バー22には第1モジュール固定装置16の架台カバー
22が有した外側壁41aは省略されている。なお、以
上の点以外の構成は、第1モジュール固定装置16の架
台カバー22とおなじである。
【0039】又、前記太陽電池モジュール18は、集積
化されたセル及び電極等を有する長四角形のモジュール
本体61と、この本体61の四周に夫々取付けられたフ
レーム62、63とを備えている。モジュール本体61
を構成するセルの数や配列或いはセルの種類は任意であ
り、特に制約されるものではないが、本実施形態ではア
モルファスシリコン製のセルを採用している。
【0040】図2で代表して示されるようにフレーム6
2、63はアルミニューム合金等を押し出し成形して得
た型材からなる。モジュール本体61の短い方の側縁に
取付けられる一対のフレーム63はタッピングホール6
3aを有し、このホール63aに、モジュール本体61
の長い方の側縁に取付けられた一対のフレーム62の端
部を通って図示しないセルフタッピングねじをねじ込む
ことにより、隣接するフレーム62、63同士が連結さ
れ枠組みされている。
【0041】各フレーム62、63の高さはモジュール
本体61の厚みよりも大きく、これらの上端部には溝状
の嵌合部64が設けられ、この内側にガスケット65を
介してモジュール本体61の縁部が嵌合して取付けられ
ている。更に、各フレーム62、63はモジュール支持
部32の天井壁に載置される底部66を有しており、こ
の底部66には上向きに突出する被挟着部としての上向
き凸条66aが形成されている。この上向き凸条66a
は、前記上向き突出部分(上向き凸部)35aに側方向
から当接可能のあるとともに、この上向き突出部分35
aよりも高く形成されている。それにより、前記連結ユ
ニット23を締付けた際に、この上向き凸条66aを有
した底部66が、モジュール支持部32とモジュール押
さえ41とで上下から挟着されるに伴い、太陽電池モジ
ュール18が固定されるようになっている。
【0042】次に、屋根11への太陽電池発電装置15
の設置手順を簡単に説明する。
【0043】まず、モジュール固定装置16、17の架
台21を必要本数用意し、それらを屋根11上に互いに
平行に配置し、かつ、開口31を通って屋根11にねじ
込まれる木ねじ25を用いて夫々固定する。(第1工
程) 次に、屋根11の棟軒方向に隣接した架台21間にわた
って太陽電池モジュール18を仮置きする。この仮置き
作業は、太陽電池ユニット18が有する一対のフレーム
63を棟軒側に位置させて、これらを隣接した架台21
のモジュール支持部32に載置することで実施できる。
その際、軒側のフレーム63が有する底部66の上向き
凸条66aを、同じく軒側の架台21のモジュール支持
部32の上向き突出部分35aに上側方から当接させ、
それにより、太陽電池モジュール18の架設姿勢を適正
に位置決めすることができる。図4中で示す太陽電池
モジュール18は隣接した架台21間にわたって配置さ
れようとする直前の状態を示している。(第2工程) この後、仮置きされた太陽電池モジュール18の設置位
置に対応して軒側の架台21内に、既にモジュール押さ
え41に通された締付けボルト43に締付け板42を螺
合して組立てられた例えば2個の連結ユニット23をセ
ットする。これらのユニット23は、そのモジュール押
さえ41のインロー凸部44を架台21の開口31に嵌
めた状態で、軒側21の端面開口を通して挿入され、開
口31をガイドとして締付け位置まで摺動される。そし
て、締付け位置において、締付け板42が架台21のガ
イド部34間にあって回り止めされる状態にあること、
及びモジュール押さえ41がフレーム63の上向き凸条
66aに被っていることを確認した後、締付けボルト4
3を軽く締めて、各連結ユニット23を前記締付け位置
に仮止めする。(第3工程) 次に、既に仮置きされたの太陽電池モジュール18の
位置を確認した後、前記2個の連結ユニット23の連結
ボルト43を本締めして、の太陽電池モジュール18
の軒側フレーム63を架台21に固定する。この固定
は、前記締付けによって、モジュール押さえ41と締付
け板43との間にモジュール支持部32及び軒側フレー
ム63の底部66が挟着されることによって実現され
る。(第4工程) そして、の太陽電池モジュール18に対して棟側に隣
接して配置されるの太陽電池モジュール18を、前記
第2工程と同じ手順により、互いに隣接している中間レ
ールとしての架台21と棟側(端側)レールとしての架
台21とにわたって仮置きした後、中間レールとしての
架台21に2個の連結ユニット23を、前記第3工程と
同じ手順により締付け位置にセットしてから、これらの
連結ユニット23を前記第4工程と同じ手順で本締めし
て、中間レールとしての架台21にの太陽電池モジュ
ール18の軒側フレーム63を固定すると同時に、の
太陽電池モジュール18の軒側フレーム63を固定す
る。こうした軒棟方向に列をなす太陽電池モジュール1
8の設置は複数の列(例えば2列)に至るまで繰返され
る。
【0044】この後、カバー突縁53が一つしかない架
台カバー22が、エンドレールとしての軒側及び棟側の
架台21に夫々被着されるとともに、一対のカバー突縁
53を有した架台カバー22が中間レールとしての中間
の架台21に被着される。これらの被着作業は、2列の
太陽電池モジュール18の合計幅に応じて予め用意され
た架台カバー22を、その両端が2列の太陽電池モジュ
ール18の両端に一致するように位置合わせした状態
で、これらのカバー22を上方から軽く叩いて、その一
対の引っ掛け爪52を各連結ユニット23の爪受け部4
5に引っ掛けることにより行われる。この場合の爪係合
に際しては弾性変形した引っ掛け爪52が戻るに伴って
「パチッ」と音がするので、その音の確認をもって架台
カバー22の被着完了を容易に知ることができる。又、
この作業において多少架台カバー22の位置がずれたと
しても、このカバー22を端面側から軸方向に軽く叩く
ことによって、前記爪係合部での滑りを生じさせて、適
正な取付け位置に移動させることが可能である。このよ
うにして架台カバー22が被着された状態は既に施工さ
れた図4中〜の太陽電池モジュール18とともに示
されている。(以上、第5工程) そして、以上説明した第1〜第5の各工程を必要な列だ
けの太陽電池モジュール18の設置について繰返すこと
によって、図1に示すように屋根11への太陽電池発電
装置15を設置できる。なお、こうした設置手順におい
て説明を省略したが、各太陽電池モジュール18の出力
を取出すためのケーブルの取り廻しやそれへの出力ケー
ブルの接続などの作業が並行して行なわれることは勿論
である。
【0045】前記のように軒棟方向に隣接した架台21
上に太陽電池モジュール18のフレーム63を固定する
ためのモジュール押さえ41を利用して、それに設けた
爪受け部45に架台カバー22の裏面の引っ掛け爪52
を引っ掛けて、架台21の上側に架台カバー22を被着
できるから、この架台カバー22の取付けにおいては、
架台21に対してその上側から架台カバー22を単に押
し付けるだけの簡単な操作で、引っ掛け爪52を爪受け
部45に引っ掛けて実施できる。そのため、架台21へ
の架台カバー22の取付けにおける面倒なボルト止め作
業を省略できるので、その取付け作業性、ひいては太陽
電池発電装置15の屋根11への施工性を向上できる。
そして、既述のようにボルト止めの省略により、架台カ
バー22上にボルト頭が突出しないから、施工された太
陽電池発電装置15全体の外観を向上できるとともに、
架台カバー22にボルトを通すための通孔を開ける孔明
け加工を省略できるのでコストを低減できる。
【0046】更に、前記架台カバー22の取付け構造に
よれば、このカバー21の取付け以前に太陽電池モジュ
ール18を架台21に固定している連結ユニット23の
位置に、架台カバー22の取付けが制約されることがな
くなる。そのため、連結ユニット23の配置上の自由度
を確保できるとともに、架台カバー22の取付け時に太
陽電池モジュール18が適正なセット位置から不用意に
動く恐れがないから、施工作業上有利である。
【0047】その上、既述のように太陽電池モジュール
18を架台21に固定するための連結ユニット23を、
各架台21の夫々に長手方向に間隔的に複数配置したか
ら、モジュール押さえ41が架台カバー22の長さに応
じた長いものである場合に比較して、その材料使用量を
削減してコストダウンができる他、応分に爪受け部45
も短くなるため、これに架台カバー22の引っ掛け爪5
2を引っ掛ける際の抵抗が減り、架台カバー22を架台
21に容易に被せて取付けることができる。
【0048】しかも、太陽電池発電装置15の施工に際
して、架台21の上向き突出部分35aにより、太陽電
池モジュール18の軒側フレーム63を位置決めできる
ので、隣接する架台21間にわたって配置される太陽電
池モジュール18を適正に配置し易い。これとともに、
この上向き突出部分35aよりも軒側フレーム63の上
向き凸条66aを高く形成して、この凸条66aを挟ん
で太陽電池モジュール18を固定するから、前記位置決
め状態において連結ユニット23の締付け操作に伴い軒
側フレームの63の上向き凸条66aを挟んで、太陽電
池モジュール18を確実に架台21に固定できる。
【0049】又、既述のように連結ユニット23のモジ
ュール押さえ41に設けた一対のインロー凸部44が架
台21の開口31の縁に接するから、連結ユニット23
を太陽電池モジュール18のセット位置に配置する際
に、開口31の縁にインロー凸部44を摺動させて、容
易にモジュール押さえ41を架台21の長手方向に動か
すことができるとともに、そのセット位置でのインロー
凸部44と開口31の内面との接触により、モジュール
押さえ41が架台21の幅方向に不用意に動かないよう
に保持できる。
【0050】又、架台カバー22に太陽電池モジュール
18の軒側又は棟側のフレーム63を上方から覆うカバ
ー突縁53を設けたから、架台21に沿って配置される
太陽電池モジュール18のフレーム63の視認を防止し
て太陽電池発電装置15全体の外観を向上できる。しか
も、軒側及び棟側に配置された第1モジュール固定装置
16においては、その架台21の外側壁部分21aに、
この部分21aに対して架台カバー22の外側壁51a
の下部を左右方向に並ぶように添わせてあるから、架台
21、太陽電池モジュール18のフレーム63、モジュ
ール押さえ41、及び架台カバー22等の寸法のばらつ
きに応じて、架台21に対する架台カバー22の位置が
上下方向に多少ばらつくことがあっても、前記のように
添っている部分にその影響が現われても隙間が空くよう
なことがなくなり、太陽電池発電装置15全体の外観を
向上できる。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0052】請求項1の発明によれば、架台に太陽電池
モジュールを固定するモジュール押さえの爪受け部と架
台カバーの引っ掛け爪とを引っ掛けて、架台の上側を覆
う架台カバーを取付けたから、架台への架台カバーの取
付けにおけるボルト止め作業が省略されて作業性を向上
できるとともに、架台カバー上にボルト頭等が突出しな
いようにできるから、発電装置全体の外観を向上でき、
かつ、架台カバーにボルトを通すための通孔を開ける孔
明け加工を省略できてコストを低減できる太陽電池発電
装置を提供できる。
【0053】請求項2の発明によれば、モジュール押さ
えの材料使用量を削減してコストダウンができるととも
に、この押さえの爪受け部に架台カバーの引っ掛け爪を
引っ掛け易くなるので、架台カバーの取付作業性を向上
できる。
【0054】請求項3の発明によれば、隣接する架台間
にわたって配置される太陽電池モジュールを位置決めで
きるとともに、このモジュールのフレームを確実に挟ん
で、太陽電池モジュールを架台に固定できる。
【0055】請求項4の発明によれば、モジュール押さ
えを、架台に沿って容易に動かしてセットできるととも
に、そのセット位置でモジュール押さえが架台の幅方向
に不用意に動かないように保持できるので、太陽電池モ
ジュールの施工性を向上できる。
【0056】請求項5の発明によれば、架台に沿って配
置される太陽電池モジュールのフレームの視認を防止し
て発電装置全体の外観を向上できる。
【0057】請求項6の発明によれば、各部品の寸法の
ばらつきの影響が、端側の架台の外側部分と架台カバー
の外側壁との間に外部から視認可能な隙間となって現わ
れることを防止して、発電装置全体の外観を向上でき
る。
【0058】請求項7の発明によれば、架台への架台カ
バーの取付けにおけるボルト止め作業が省略されて作業
性を向上でき、それに伴い架台カバー上にボルト頭等が
突出しないようにできるから、発電装置全体の外観を向
上できるとともに、架台カバーにボルトを通すための通
孔を開ける孔明け加工も省略できてコストを低減できる
太陽電池発電装置の施工方法を提供できる。
【0059】同様に、請求項8の発明においても、架台
への架台カバーの取付けにおけるボルト止め作業が省略
されて作業性を向上でき、それに伴い架台カバー上にボ
ルト頭等が突出しないようにできるから、発電装置全体
の外観を向上できるとともに、架台カバーにボルトを通
すための通孔を開ける孔明け加工も省略できてコストを
低減できる太陽電池発電装置の施工方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る太陽電池発電装置が
屋根に設置された状況を概略的に示す斜視図。
【図2】(A)は図1中Z−Z線に沿って示す太陽電池
発電装置の断面図。(B)は図2(A)の軒側のモジュ
ール固定装置の構造を拡大して示す断面図。(C)は図
2(A)の中間位置のモジュール固定装置の構造を拡大
して示す断面図。
【図3】図2(B)の軒側のモジュール固定装置架の構
成を分解して他の架台カバーとともに示す斜視図。
【図4】図1の太陽電池発電装置を屋根に設置する状況
を示す斜視図。
【符号の説明】
15…太陽電池発電装置 16、17…モジュール固定装置 18…太陽電池モジュール 21…架台 21a…架台の外側壁部分 22…架台カバー 23…連結ユニット 31…開口 32…モジュール支持部 34…ガイド部 35…フランジ 35a…フランジの上向き突出部分(上向き凸部) 36…溝条 41…モジュール押さえ(連結ユニット) 42…締付け部材(連結ユニットの締付け手段) 43…ねじ軸を有する締付けボルト(連結ユニット) 44…インロー凸部 45…爪受け部 51…カバー部、 51a…架台カバーの外側壁 52…引っ掛け爪、 53…カバー突縁 66a…上向き凸条(被挟着部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に延びる開口、この開口の少な
    くとも片側に位置するモジュール支持部、及び前記開口
    の両側にガイド部を夫々有して中空状に形成され互いに
    平行に配置される複数本のレール状の架台と、 周部に有したフレームを前記モジュール支持部に載置し
    て隣接した前記架台間に配置される太陽電池モジュール
    と、 前記フレームを前記モジュール支持部との間に挟んで前
    記開口を跨ぐように前記各架台上に配置され、かつ、爪
    受け部を有したモジュール押さえと、 前記モジュール押さえ及び前記開口を貫通するねじ軸、
    このねじ軸に接続して前記ガイド部で回り止めされると
    ともに前記モジュール押さえとの間に前記フレームを挟
    着する締付け部材を有した締付け手段と、 前記爪受け部に取外し可能に引掛けられる引っ掛け爪を
    有して、この爪を前記爪受け部に引掛けて前記各架台の
    上側に被される架台カバーと、を具備したことを特徴と
    する太陽電池発電装置。
  2. 【請求項2】 前記モジュール押さえ及びこれに接続さ
    れた前記締付け手段からなる複数の連結ユニットを、前
    記各架台の夫々に長手方向に間隔的に配置したことを特
    徴とする請求項1に記載の太陽電池発電装置。
  3. 【請求項3】 前記フレームを位置決めする上向き凸部
    を前記架台が有しており、この上向き凸部より高く形成
    されて前記上向き凸部に当接可能な被挟着部を前記フレ
    ームが有していることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の太陽電池発電装置。
  4. 【請求項4】 前記開口の縁に接する一対のインロー凸
    部を前記モジュール押さえが有していることを特徴とす
    る請求項1〜3の内のいずれか1項に記載の太陽電池発
    電装置。
  5. 【請求項5】 前記太陽電池モジュールのフレームを上
    方から覆うカバー突縁を前記架台カバーが有しているこ
    とを特徴とする請求項1〜4うちのいずれか1項に記載
    の太陽電池発電装置。
  6. 【請求項6】 互いに平行に配置された前記各架台のう
    ち両端に配置された端側の架台の外側壁部分に、この外
    側壁部分に対して左右方向に並ぶように前記端側の架台
    に被された架台カバーの外側壁の下部を添わせたことを
    特徴とする請求項1〜5の内のいずれか1項に記載の太
    陽電池発電装置。
  7. 【請求項7】 複数本のレール状の架台を互いに平行に
    配置した後、隣接した前記架台間にわたって太陽電池モ
    ジュールを配置し、次に、モジュール押さえとこの押さ
    えを貫通するねじ軸及びこのねじ軸に接続された締付け
    部材を有した締付け手段とを用いて、前記太陽電池モジ
    ュールを前記架台に固定してから、前記モジュール押さ
    えの爪受け部に架台カバーが有する引っ掛け爪を引掛け
    て前記架台カバーを前記架台の上側に被着することを特
    徴とする太陽電池発電装置の施工方法。
  8. 【請求項8】 長手方向に延びる開口、この開口の少な
    くとも片側に位置するモジュール支持部、及び前記開口
    の両側にガイド部を夫々有して中空状に形成された複数
    本のレール状の架台を互いに平行に配置する工程と、 太陽電池モジュールがその周部に有したフレームを隣接
    した前記架台の前記モジュール支持部に載置して前記太
    陽電池モジュールを前記架台間にわたって配置する工程
    と、 爪受け部を有したモジュール押さえと、この押さえ及び
    前記開口を貫通するねじ軸、このねじ軸に接続される締
    付け部材を有した締付け手段とを組立て、この組立てら
    れた連結ユニットのモジュール押さえを、前記モジュー
    ル支持部との間に前記フレームを挟んで前記開口を跨ぐ
    ように前記各架台上に配置するとともに、前記締付け部
    材を前記ガイド部で回り止めされるように前記架台内に
    配置する工程と、 前記締付け手段を締付けてその締付け部材と前記モジュ
    ール支持部との間に前記フレームを挟んで前記太陽電池
    モジュールを前記架台に固定する工程と、 架台カバーが有した引っ掛け爪を前記爪受け部に取外し
    可能に引掛けて前記各架台の上側に前記架台カバーを被
    着する工程と、を具備することを特徴とする太陽電池発
    電装置の施工方法。
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