JP2001039847A - 皮膚外用組成物 - Google Patents
皮膚外用組成物Info
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- JP2001039847A JP2001039847A JP11212778A JP21277899A JP2001039847A JP 2001039847 A JP2001039847 A JP 2001039847A JP 11212778 A JP11212778 A JP 11212778A JP 21277899 A JP21277899 A JP 21277899A JP 2001039847 A JP2001039847 A JP 2001039847A
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- skin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 目の周りのくまや肌のくすみ等を補正しなが
ら、さらにはくまやくすみ等を改善することが可能な皮
膚外用組成物、特に目元専用の皮膚外用組成物を提供す
る。 【解決手段】 干渉光の色相(H)がマンセル表色系に
おいて、P,RP,R,YR,Y領域(紫色〜黄色)に
属する分光反射率特性を有し、表面が酸化鉄で被覆され
た干渉系酸化鉄被覆雲母チタンの一種または二種以上
と、血行促進剤の一種または二種以上とを配合する。
ら、さらにはくまやくすみ等を改善することが可能な皮
膚外用組成物、特に目元専用の皮膚外用組成物を提供す
る。 【解決手段】 干渉光の色相(H)がマンセル表色系に
おいて、P,RP,R,YR,Y領域(紫色〜黄色)に
属する分光反射率特性を有し、表面が酸化鉄で被覆され
た干渉系酸化鉄被覆雲母チタンの一種または二種以上
と、血行促進剤の一種または二種以上とを配合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は目の回りのくまや肌
のくすみ等に用いる皮膚外用組成物に関し、さらに詳し
くは雲母チタンの干渉光を日本人の肌の色調に近い黄色
から赤色に調整することで、目の周りのくまや肌のくす
み等を補正しながら、さらには同時に配合されている血
行促進剤によってくまやくすみ等を改善することが可能
な皮膚外用組成物に関する。
のくすみ等に用いる皮膚外用組成物に関し、さらに詳し
くは雲母チタンの干渉光を日本人の肌の色調に近い黄色
から赤色に調整することで、目の周りのくまや肌のくす
み等を補正しながら、さらには同時に配合されている血
行促進剤によってくまやくすみ等を改善することが可能
な皮膚外用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
目の周りのくまや肌のくすみ等を補正しながら改善する
皮膚外用剤の粉末成分としては酸化チタンや酸化アルミ
ニウム、アルミなどの高隠蔽性の粉体及び無水ケイ酸や
ナイロン、シリコーン、PMMA等を用いた球状粉末の
光散乱性の粉体が用いられ、薬剤成分としては血行促進
剤や美白剤が用いられてきた。また、雲母チタンを用い
ることで光輝性によるファション性やメーキャップ性を
付与したものもある。しかしながらこれらの粉末を血行
促進剤等と併用した場合、血行促進剤や美白剤が目の周
りのくまや肌のくすみに対して効果が現れるまでの間、
粉末成分によって目の周りのくまや肌のくすみ等を隠蔽
したりぼかしたりすることは出来るが、普通の肌の状態
のように自然に補正することは不可能であり、その補正
効果及び仕上りとしては不満足なものであった。
目の周りのくまや肌のくすみ等を補正しながら改善する
皮膚外用剤の粉末成分としては酸化チタンや酸化アルミ
ニウム、アルミなどの高隠蔽性の粉体及び無水ケイ酸や
ナイロン、シリコーン、PMMA等を用いた球状粉末の
光散乱性の粉体が用いられ、薬剤成分としては血行促進
剤や美白剤が用いられてきた。また、雲母チタンを用い
ることで光輝性によるファション性やメーキャップ性を
付与したものもある。しかしながらこれらの粉末を血行
促進剤等と併用した場合、血行促進剤や美白剤が目の周
りのくまや肌のくすみに対して効果が現れるまでの間、
粉末成分によって目の周りのくまや肌のくすみ等を隠蔽
したりぼかしたりすることは出来るが、普通の肌の状態
のように自然に補正することは不可能であり、その補正
効果及び仕上りとしては不満足なものであった。
【0003】本発明は以上述べたような従来の事情に対
処してなされたもので、血行促進剤等によって目の周り
のくまや肌のくすみに対して効果が現れるまでの間、く
すみやくま等を自然に補正し、また、太陽光下での無用
な光輝性を抑制することで自然な補正が可能な皮膚外用
組成物を提供することを目的とする。
処してなされたもので、血行促進剤等によって目の周り
のくまや肌のくすみに対して効果が現れるまでの間、く
すみやくま等を自然に補正し、また、太陽光下での無用
な光輝性を抑制することで自然な補正が可能な皮膚外用
組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、干渉
光の色相(H)がマンセル表色系において、P,RP,
R,YR,Y領域(紫色〜黄色)に属する分光反射率特
性を有し、表面が酸化鉄で被覆された干渉系酸化鉄被覆
雲母チタンの一種または二種以上と、血行促進剤の一種
または二種以上とを配合したことを特徴とする皮膚外用
組成物である。本発明の皮膚外用組成物は、特に目元専
用の皮膚外用組成物であることを好適とする。
光の色相(H)がマンセル表色系において、P,RP,
R,YR,Y領域(紫色〜黄色)に属する分光反射率特
性を有し、表面が酸化鉄で被覆された干渉系酸化鉄被覆
雲母チタンの一種または二種以上と、血行促進剤の一種
または二種以上とを配合したことを特徴とする皮膚外用
組成物である。本発明の皮膚外用組成物は、特に目元専
用の皮膚外用組成物であることを好適とする。
【0005】本発明に使用される干渉系酸化鉄被覆雲母
チタンとしては黄酸化鉄を被覆した雲母チタンやベンガ
ラを被覆した雲母チタンが挙げられる。その被覆率とし
ては0.1〜30.0重量%が好ましく、特に0.5〜
10.0重量%が好ましい。この範囲で基板色を肌の色
調に近似したものとすることができ、製剤に配合した時
に自然な仕上りとなる。その干渉色は黄色から赤色の範
囲であり、一種または二種以上を配合することが好まし
い。また、その平均粒子径は1〜100μmが好まし
く、より好ましくは10〜30μmである。この平均粒
子径の範囲で適度な光沢と干渉色の効果が認められる。
かかる干渉系酸化鉄被覆雲母チタンとしては、例えばデ
ィオクロムYRおよびディオクロムYY(いずれもエン
ゲルハード社製商品名)が挙げられる。
チタンとしては黄酸化鉄を被覆した雲母チタンやベンガ
ラを被覆した雲母チタンが挙げられる。その被覆率とし
ては0.1〜30.0重量%が好ましく、特に0.5〜
10.0重量%が好ましい。この範囲で基板色を肌の色
調に近似したものとすることができ、製剤に配合した時
に自然な仕上りとなる。その干渉色は黄色から赤色の範
囲であり、一種または二種以上を配合することが好まし
い。また、その平均粒子径は1〜100μmが好まし
く、より好ましくは10〜30μmである。この平均粒
子径の範囲で適度な光沢と干渉色の効果が認められる。
かかる干渉系酸化鉄被覆雲母チタンとしては、例えばデ
ィオクロムYRおよびディオクロムYY(いずれもエン
ゲルハード社製商品名)が挙げられる。
【0006】本発明における干渉系酸化鉄被覆雲母チタ
ンの配合量は、組成物全量中、0.1〜10.0重量%
であり、好ましくは0.5〜5.0重量%である。この
範囲で適度な光沢と干渉色によるくすみやくまの補正効
果が認められる。
ンの配合量は、組成物全量中、0.1〜10.0重量%
であり、好ましくは0.5〜5.0重量%である。この
範囲で適度な光沢と干渉色によるくすみやくまの補正効
果が認められる。
【0007】本発明の干渉系酸化鉄被覆雲母チタンは、
フォトクロミック性を有するものであることが好まし
い。このフォトクロミック性を有する干渉系酸化鉄被覆
雲母チタンは、例えば、特開平9−165532号公報
に記載されているものが挙げられる。
フォトクロミック性を有するものであることが好まし
い。このフォトクロミック性を有する干渉系酸化鉄被覆
雲母チタンは、例えば、特開平9−165532号公報
に記載されているものが挙げられる。
【0008】本発明によれば、酸化鉄を被覆した雲母チ
タンの干渉色によって目の周りのくすみやくま等を自然
に補正することができ、また、フォトクロミック性を有
する干渉系酸化鉄被覆雲母チタンを用いることで、太陽
光下での無用な光輝性を抑制し、より自然な補正が可能
となる。
タンの干渉色によって目の周りのくすみやくま等を自然
に補正することができ、また、フォトクロミック性を有
する干渉系酸化鉄被覆雲母チタンを用いることで、太陽
光下での無用な光輝性を抑制し、より自然な補正が可能
となる。
【0009】本発明に使用される血行促進剤としてはビ
タミンE誘導体、ニコチン酸誘導体、センブリペース
ト、トウガラシチンキ、ジオウエキス、キイチゴエキス
等が挙げられ、本発明には少なくともそれらの一種また
は二種以上が配合される。
タミンE誘導体、ニコチン酸誘導体、センブリペース
ト、トウガラシチンキ、ジオウエキス、キイチゴエキス
等が挙げられ、本発明には少なくともそれらの一種また
は二種以上が配合される。
【0010】本発明における血行促進剤の配合量として
は、組成物全量中、0.01〜2.0重量%であり、好
ましくは0.05〜1.0重量%である。この範囲で適
度なくすみやくまの補正・改善効果が認められる。
は、組成物全量中、0.01〜2.0重量%であり、好
ましくは0.05〜1.0重量%である。この範囲で適
度なくすみやくまの補正・改善効果が認められる。
【0011】本発明の皮膚外用組成物においては、美白
剤および/または抗シワ剤をさらに配合することが望ま
しい。ここで、美白剤としてはアスコルビン酸誘導体、
コウジ酸誘導体、ハイドロキノン誘導体、エラグ酸誘導
体、サリチル酸誘導体、オウゴンエキス、エイジツエキ
ス、ユキノシタエキス、プラセンタエキス、カミツレエ
キス、コケモモエキス等が挙げられる。また、抗シワ剤
としてはビタミンAおよびその誘導体、α−ヒドキシ酸
(AHA)等が挙げられる。美白剤および/または抗シ
ワ剤を配合する場合、その配合量はそれぞれ0.01〜
3.0重量%であることが好ましい。
剤および/または抗シワ剤をさらに配合することが望ま
しい。ここで、美白剤としてはアスコルビン酸誘導体、
コウジ酸誘導体、ハイドロキノン誘導体、エラグ酸誘導
体、サリチル酸誘導体、オウゴンエキス、エイジツエキ
ス、ユキノシタエキス、プラセンタエキス、カミツレエ
キス、コケモモエキス等が挙げられる。また、抗シワ剤
としてはビタミンAおよびその誘導体、α−ヒドキシ酸
(AHA)等が挙げられる。美白剤および/または抗シ
ワ剤を配合する場合、その配合量はそれぞれ0.01〜
3.0重量%であることが好ましい。
【0012】本発明の皮膚外用組成物には、通常化粧品
に用いられる粉末成分、油性成分および水性成分を配合
することができる。このうち、粉末成分としては、酸化
チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、アルミ
ニウムなどの高隠蔽性の粉体、マイカ、タルク、セリサ
イト、カオリン等の体質顔料、無水ケイ酸やナイロン、
シリコーン、PMMA、セルロース、ウレタン、ポリエ
チレン、テフロン樹脂等の球状粉末などを適宜配合す
る。
に用いられる粉末成分、油性成分および水性成分を配合
することができる。このうち、粉末成分としては、酸化
チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、アルミ
ニウムなどの高隠蔽性の粉体、マイカ、タルク、セリサ
イト、カオリン等の体質顔料、無水ケイ酸やナイロン、
シリコーン、PMMA、セルロース、ウレタン、ポリエ
チレン、テフロン樹脂等の球状粉末などを適宜配合す
る。
【0013】本発明の皮膚外用組成物に用いられる油性
成分としては、上記薬剤を必須として、他に通常用いら
れる油性成分、例えばシリコーン、流動パラフィン、ス
クワラン、ワセリン、固形パラフィン、イソプロピルミ
リステート、脂肪族アルコール、エステル化合物、脂肪
酸、紫外線吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤等を組合わ
せて、油性成分として合計3〜70重量%含有せしめ
る。
成分としては、上記薬剤を必須として、他に通常用いら
れる油性成分、例えばシリコーン、流動パラフィン、ス
クワラン、ワセリン、固形パラフィン、イソプロピルミ
リステート、脂肪族アルコール、エステル化合物、脂肪
酸、紫外線吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤等を組合わ
せて、油性成分として合計3〜70重量%含有せしめ
る。
【0014】本発明の皮膚外用組成物に用いられる水性
成分としては、イオン交換水、ジプロピレングリコー
ル、グリセリン、ポリエチレングリコール、多価アルコ
ール、ヒアルロン酸、パラベン、pH調整剤等が挙げら
れる。
成分としては、イオン交換水、ジプロピレングリコー
ル、グリセリン、ポリエチレングリコール、多価アルコ
ール、ヒアルロン酸、パラベン、pH調整剤等が挙げら
れる。
【0015】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳細に説
明する。配合量は重量%である。
明する。配合量は重量%である。
【0016】実施例1〜7、比較例1〜3 表1〜表3に示す処方で油中水型乳化組成物を常法によ
って調製し、くま及びくすみ補正効果、自然な仕上り
感、目の回りのくま及び肌のくすみ改善効果について以
下の評価方法によって評価した。その結果を表4に示
す。
って調製し、くま及びくすみ補正効果、自然な仕上り
感、目の回りのくま及び肌のくすみ改善効果について以
下の評価方法によって評価した。その結果を表4に示
す。
【0017】実用特性評価方法 20名の女性パネラーに試料を塗布し、20日間継続し
て使用した時のくま及びくすみ補正効果、自然な仕上り
感、くま及びくすみ改善効果について以下の基準で評価
した。
て使用した時のくま及びくすみ補正効果、自然な仕上り
感、くま及びくすみ改善効果について以下の基準で評価
した。
【0018】(評価基準) ◎:17名以上が良いと回答。 ○:12名〜16名が良いと回答。 △:9名〜11名が良いと回答。 ×:5名〜8名が良いと回答。
【0019】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ──── ────────── 1 1 2 3 ─────────────────────────────────── シクロメチコン 27.0 27.0 27.0 27.0 ジメチコン 3.0 3.0 3.0 3.0 アルキル変性ポリエーテルシリコーン 3.0 3.0 3.0 3.0 シリコーンレジン 2.0 2.0 2.0 2.0 抗酸化剤 適量 適量 適量 適量 ビタミンE誘導体(血行促進剤) 0.6 0.6 0.6 − 酸化鉄被覆干渉系雲母チタン*1(赤色干渉色) 1.5 − − 1.5 酸化鉄被覆干渉系雲母チタン*2(黄色干渉色) 2.5 − − 2.5 酸化鉄被覆雲母チタン − 4.0 − − 干渉系雲母チタン*3(赤色干渉色) − − 1.5 − 干渉系雲母チタン*4(黄色干渉色) − − 2.5 − ステアリン酸アルミ処理微粒子酸化チタン 1.0 1.0 1.0 1.0 ナイロンパウダー 5.0 5.0 5.0 5.0 イオン交換水 残余 残余 残余 残余 グリセリン 5.0 5.0 5.0 5.0 ジプロピレングリコール 5.0 5.0 5.0 5.0 防腐剤 適量 適量 適量 適量 安定化剤 適量 適量 適量 適量 香料 適量 適量 適量 適量 ───────────────────────────────────
【0020】
【表2】 ─────────────────────────────────── 実施例2 実施例3 実施例4 ─────────────────────────────────── シクロメチコン 30.0 30.0 29.0 ジメチコン 2.0 2.0 2.0 アルキル変性ポリエーテルシリコーン 2.0 2.0 2.0 シリコーンレジン 0.2 0.2 0.2 抗酸化剤 適量 適量 適量 オクチルメトキシシンナメート 2.0 2.0 2.0 ビタミンE誘導体(血行促進剤) 0.5 0.5 0.5 アルブチン酸(美白剤) 1.0 − 1.0 レチノール(抗シワ剤) − 1.0 1.0 酸化鉄被覆干渉系雲母チタン*1(赤色干渉色) 2.0 2.0 2.0 酸化鉄被覆干渉系雲母チタン*2(黄色干渉色) 3.0 3.0 3.0 シリコーン処理硫酸バリウム 3.0 3.0 3.0 カチオン変性ベントナイト 2.0 2.0 2.0 タルク 5.0 5.0 5.0 PMMA球状樹脂粉末 5.0 5.0 5.0 イオン交換水 残余 残余 残余 グリセリン 4.0 4.0 4.0 ポリエチレングリコール 1.0 1.0 1.0 防腐剤 適量 適量 適量 安定化剤 適量 適量 適量 香料 適量 適量 適量 ───────────────────────────────────
【0021】
【表3】 ─────────────────────────────────── 実施例5 実施例6 実施例7 ─────────────────────────────────── イオン交換水 残余 残余 残余 グリセリン 20.0 20.0 20.0 1,2−ペンタンジオール 3.0 3.0 3.0 1,3−ブチレングリコール 1.0 1.0 1.0 流動パラフィン 7.5 7.5 7.5 イソステアリン酸 0.5 0.5 0.5 ニコチン酸誘導体(血行促進剤) 0.5 0.5 0.5 キイチゴエキス(血行促進剤) 0.7 0.7 0.7 アスコルビン酸(美白剤) 0.2 0.2 0.2 カミツレエキス(美白剤) 0.1 0.1 0.1 ユキノシタエキス(美白剤) 0.3 0.3 0.3 フタル酸ジ2エチルヘキシル 0.3 0.3 0.3 ポリエチレンパウダー 4.0 4.0 4.0 テフロンパウダー 4.0 4.0 4.0 酸化鉄被覆干渉系雲母チタン*5 0.1 3.0 10.0 (赤色干渉色,フォトクロミック性付与品) 安定化剤 適量 適量 適量 香料 適量 適量 適量 ───────────────────────────────────
【0022】*1:ディオクロムYR(エンゲルハード社
製商品名) *2:ディオクロムYY(エンゲルハード社製商品名) *3:フラメンコレッド100(エンゲルハード社製商品
名) *4:フラメンコゴールド100(エンゲルハード社製商
品名) *5:赤色干渉系の雲母チタン100部に対し、黄酸化鉄
1部を添加、撹拌・混合し、電気炉で1時間,900℃
で焼成後、解砕して得られたもの。平均粒径20μm。
製商品名) *2:ディオクロムYY(エンゲルハード社製商品名) *3:フラメンコレッド100(エンゲルハード社製商品
名) *4:フラメンコゴールド100(エンゲルハード社製商
品名) *5:赤色干渉系の雲母チタン100部に対し、黄酸化鉄
1部を添加、撹拌・混合し、電気炉で1時間,900℃
で焼成後、解砕して得られたもの。平均粒径20μm。
【0023】
【表4】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 ────────────── ────── 1 2 3 4 5 6 7 1 2 3 ─────────────────────────────────── くま及びくすみ補正効果 ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ △ × ○ ◎ 自然な仕上り感 ○ ○ ◎ ◎ ○ ◎ △ △ × ○ くま及びくすみ改善効果 ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ × ───────────────────────────────────
【0024】試験結果 実施例1〜4は酸化鉄被覆干渉系雲母チタンの干渉色を
黄橙色に調整し、所定量配合したものであり、実用特性
及び目の周りのくまやくすみの補正効果が優れたもので
あった。実施例5〜7は酸化鉄被覆干渉系雲母チタンの
配合量による効果の違いを見たものであるが、0.1重
量%では補正効果はやや低くなリ、10.0重量%では
補正効果はあるがやや不自然な仕上りとなってしまっ
た。比較例1〜2は従来技術によるものであるが、比較
例1ではくまやくすみの補正効果の点で劣り、比較例2
では不自然な仕上りとなってしまった。また血行促進剤
が配合されていない比較例3の場合は、くま及びくすみ
については粉末により補正され、自然な感じに仕上がる
が、実際の肌のくま及びくすみには改善効果は見られな
かった。
黄橙色に調整し、所定量配合したものであり、実用特性
及び目の周りのくまやくすみの補正効果が優れたもので
あった。実施例5〜7は酸化鉄被覆干渉系雲母チタンの
配合量による効果の違いを見たものであるが、0.1重
量%では補正効果はやや低くなリ、10.0重量%では
補正効果はあるがやや不自然な仕上りとなってしまっ
た。比較例1〜2は従来技術によるものであるが、比較
例1ではくまやくすみの補正効果の点で劣り、比較例2
では不自然な仕上りとなってしまった。また血行促進剤
が配合されていない比較例3の場合は、くま及びくすみ
については粉末により補正され、自然な感じに仕上がる
が、実際の肌のくま及びくすみには改善効果は見られな
かった。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば目
の周りのくまや肌のくすみを補正しながら自然な仕上り
感が得られ、徐々にくまやくすみを改善する効果に優れ
た皮膚外用組成物が得られる。
の周りのくまや肌のくすみを補正しながら自然な仕上り
感が得られ、徐々にくまやくすみを改善する効果に優れ
た皮膚外用組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 和久 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 高橋 元次 神奈川県横浜市金沢区福浦2−12−1 株 式会社資生堂第二リサーチセンター内 Fターム(参考) 4C083 AA112 AB242 AB362 AB431 AB432 AB442 AC022 AC112 AC122 AC262 AC342 AC372 AC852 AD022 AD042 AD072 AD092 AD152 AD162 AD172 AD392 AD622 AD642 AD662 BB51 CC02 CC05 DD32 EE11 EE12 EE16
Claims (6)
- 【請求項1】 干渉光の色相(H)がマンセル表色系に
おいて、P,RP,R,YR,Y領域(紫色〜黄色)に
属する分光反射率特性を有し、表面が酸化鉄で被覆され
た干渉系酸化鉄被覆雲母チタンの一種または二種以上
と、血行促進剤の一種または二種以上とを配合したこと
を特徴とする皮膚外用組成物。 - 【請求項2】 干渉系酸化鉄被覆雲母チタンがフォトク
ロミック性を有するものである請求項1記載の皮膚外用
組成物。 - 【請求項3】 干渉系酸化鉄被覆雲母チタンを0.1〜
10.0重量%と、血行促進剤を0.01〜2.0重量
%とを配合してなる請求項1または2記載の皮膚外用組
成物。 - 【請求項4】 美白剤をさらに配合した請求項1〜3の
いずれかに記載の皮膚外用組成物。 - 【請求項5】 抗シワ剤をさらに配合した請求項1〜4
のいずれかに記載の皮膚外用組成物。 - 【請求項6】 目元専用の皮膚外用組成物である請求項
1〜5のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212778A JP2001039847A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 皮膚外用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11212778A JP2001039847A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 皮膚外用組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001039847A true JP2001039847A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16628246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11212778A Withdrawn JP2001039847A (ja) | 1999-07-27 | 1999-07-27 | 皮膚外用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001039847A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087926A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-27 | Pola Chem Ind Inc | 透過促進用の皮膚外用剤 |
JP2003012459A (ja) * | 2001-06-25 | 2003-01-15 | Kao Corp | 化粧料 |
JP2004315390A (ja) * | 2003-04-14 | 2004-11-11 | Kose Corp | 化粧料 |
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