JP2001038822A - 大型空気入りタイヤおよびその製造方法 - Google Patents

大型空気入りタイヤおよびその製造方法

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JP2001038822A
JP2001038822A JP11216360A JP21636099A JP2001038822A JP 2001038822 A JP2001038822 A JP 2001038822A JP 11216360 A JP11216360 A JP 11216360A JP 21636099 A JP21636099 A JP 21636099A JP 2001038822 A JP2001038822 A JP 2001038822A
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tread
layer
rubber ribbon
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pneumatic tire
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Teruo Shinto
照雄 新堂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品不良の発生を抑制しながら高能率でタ
イヤ11を製造する。 【解決手段】 ゴムリボン18を螺旋状に巻き付けるこ
とでトレッド構成層19を成形する工程を複数回繰り返す
とともに、成形された複数のトレッド構成層19を積層し
てトレッド16を構成する。これにより、ゴムリボン18の
総巻き付け回数が従来技術の数倍となり、この結果、ト
レッド16の断面が所望形状により近似するとともに、ゲ
ージの厚いトレッド16の場合にも、トレッド構成層19の
積層数を増加させるだけで容易に対処することができ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴムリボンを幅
方向にずらしながら多数回巻き付けることでトレッドを
構成した大型空気入りタイヤおよびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用車等に装着される小型空気
入りタイヤのトレッドは、押出し機から押し出された最
終形状に近い帯状ゴムを所定長に切断しながらカーカス
層、ベルト層の外側に貼付けることで構成しているが、
建設車両、産業車両等に装着される大型空気入りタイヤ
においては、トレッドの厚さ、幅が共に小型空気入りタ
イヤに比較してかなり大きいため、このような大型空気
入りタイヤのトレッド用帯状ゴムを押出し機によって一
度に押し出すことは能力的に困難であるとされている。
【0003】このため、従来においては、押出し機から
断面が小さな幅広のリボン(例えば厚さ 3〜 6mm、幅40
〜 150mmの帯状ゴム)を連続して押し出すとともに、該
リボンをカーカス層、ベルト層の外側にトレッド部の幅
方向一端から幅方向他端まで幅方向にずらしながら部分
的に重ね合わせた状態で周方向に多数回巻き付けること
でトレッドを構成するものが提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の大型空気入りタイヤにあっては、幅広のリボ
ンを螺旋状に1層分だけ巻き付けてトレッドを構成する
ようにしているため、トレッドを所望の断面形状とする
ことが困難であり、この結果、加硫時に流動ゴム不足が
部分的に生じてエア溜り、ベアー等の製品不良が発生す
ることがあった。また、ゲージの厚いトレッドを成形す
る場合には、巻き付けるリボンの幅をゲージの厚さに応
じて広くする必要があるが、このように幅を広くする
と、リボン全体が軟弱となるため、リボンの取扱が困難
となり、この結果、作業能率が低下するという問題点も
ある。
【0005】この発明は、製品不良の発生を抑制しなが
ら高能率でタイヤを製造することができる大型空気入り
タイヤおよびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、第1
に、略トロイダル状をしたカーカス層と、カーカス層の
半径方向外側に配置された複数のベルト層と、該ベルト
層の半径方向外側に配置されたトレッドとを備えた大型
空気入りタイヤにおいて、前記トレッドは、ゴムリボン
を幅方向にずらしながら周方向に多数回巻き付けること
により構成したトレッド構成層が、半径方向に複数層積
層されることで構成されている大型空気入りタイヤによ
り、
【0007】第2に、略トロイダル状をしたカーカス層
の半径方向外側に配置されているベルト層の半径方向外
側に、ゴムリボンを幅方向にずらしながら周方向に多数
回巻き付けることでトレッド構成層を成形する工程を複
数回繰り返すとともに、成形されたトレッド構成層を半
径方向に次々と積層することでトレッドを構成するよう
にした大型空気入りタイヤの製造方法により達成するこ
とができる。
【0008】前述のような大型空気入りタイヤを製造す
る場合には、まず、押出し機により細長いゴムリボンを
押し出すとともに、該ゴムリボンをカーカス層、ベルト
層の半径方向外側に幅方向にずらしながら周方向に多数
回巻き付け、トレッド構成層を成形する。そして、この
ようなゴムリボンの巻き付けによるトレッド構成層の成
形工程を複数回繰り返すが、これら成形工程により成形
されたトレッド構成層を半径方向外側に次々と積層し、
トレッドを構成する。
【0009】このようにトレッドを複数層のトレッド構
成層で構成するようにしているため、ゴムリボンの総巻
き付け回数が従来技術の数倍となり、この結果、トレッ
ドの断面が所望形状により近似するようになる。これに
より、加硫時における流動ゴム不足が生じにくくなって
エア溜り、ベアー等の製品不良を抑制することができ
る。また、ゲージの厚いトレッドを成形する場合にも、
ゴムリボンの幅を広げることなく、トレッド構成層の積
層数を増加させるだけで容易に対処することができ、こ
の結果、ゴムリボンの取扱が容易となって作業能率が向
上する。
【0010】また、請求項2に記載のように構成すれ
ば、トレッド形成時にトレッドの幅方向外側端を薄肉ゴ
ムで覆うことができるため、後工程でのゴムシート貼付
け作業が不要となり、作業能率が向上する。さらに、請
求項3に記載のように構成すれば、後工程でのゴムシー
ト貼付け作業が全く不要となり、作業能率がさらに向上
する。また、請求項4に記載のように構成すれば、ウイ
ング部をトレッド構成層に接着ゴム(希釈セメント)を
使用することなく貼付けることができ、この結果、作業
能率が向上する。
【0011】さらに、請求項5に記載のように構成すれ
ば、複数層のトレッド構成層を連続して成形することが
でき、これにより、作業能率が向上する。また、請求項
6に記載のように構成すれば、タイヤ赤道面の両側にお
けるゴムリボン巻付けを同時に行うことができ、これに
より、作業能率が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図面に基づいて説明する。図1、2において、11は建設
車両、産業車両等に装着される大型の空気入りラジアル
タイヤであり、このタイヤ11は図示していない一対のビ
ードコア間を略トロイダル状に延びるカーカス層12を有
し、このカーカス層12の両端部は前記ビードコアに係留
されている。このカーカス層12の内部には実質上ラジア
ル方向(子午線方向)に延びる非伸長性コードが多数本
埋設されている。
【0013】15はカーカス層12の半径方向外側に配置さ
れた複数のベルト層であり、各ベルト層15の内部には互
いに平行な非伸長性コードが多数本埋設されている。こ
こで、前記ベルト層15に埋設されているコードはタイヤ
赤道面Sに対して10度から40度の範囲内で傾斜するとと
もに、少なくとも隣接する2層のベルト層15において逆
方向に傾斜し互いに交差している。また、16は前記ベル
ト層15の半径方向外側に配置されたトレッドである。
【0014】そして、このようなトレッド16を成形する
には、まず、図示していない押出し機において、天然ゴ
ムあるいは合成ゴムに加硫剤や充填剤などのゴム配合剤
を混練りした後、口金から図2に示すような断面の細長
いゴムリボン18を連続して押出す。ここで、このゴムリ
ボン18は断面が略台形である厚肉部18aと、該厚肉部18
aの両側端から幅方向外側にそれぞれ突出している薄肉
シート状のウィング部18b、cとから構成され、これら
ウィング部18b、cの幅はトレッド16のゲージより多少
長い。
【0015】次に、押出し機から押し出された直後のゴ
ムリボン18からナイフ17によって両ウィング部18b、c
をそれぞれ切除し、切除後の両ウィング部18b、cを押
出し機に戻すとともに、残った厚肉部18aをカーカス層
12、ベルト層15の外側に供給し、図示していないステッ
チャローラにより押付けた状態で、これらカーカス層1
2、ベルト層15の半径方向外側に幅方向にずらしながら
周方向に多数回、即ち螺旋状に巻き付ける。このとき、
後巻きのゴムリボン18(厚肉部18a)を先巻きのゴムリ
ボン18(厚肉部18a)の幅方向側端部に部分的に重ね合
わせる。
【0016】そして、このような巻付けをトレッド部の
全幅に亘って行うと、ベルト層15の半径方向外側には、
螺旋状に巻き付けられたゴムリボン18(厚肉部18a)に
よりトレッド構成層19が成形される。ここで、前記ゴム
リボン18の厚肉部18aの幅Wを厚さTで除した値は 5.0
〜25.0の範囲であることが好ましい。その理由は、前記
値が 5.0未満であると、厚肉部18aの幅Wが狭いため、
巻き付け回数が多くなって作業能率が低下するおそれが
あり、一方、前記値が25.0を超えると、厚肉部18aの断
面形状が偏平となって、巻き付け時におけるゴムリボン
18(厚肉部18a)の取扱が困難となるからである。
【0017】その後、前述と同様の巻き付け作業を複数
回、ここでは4回繰り返し行って、複数層(全体として
5層)のトレッド構成層19を成形するとともに、これら
トレッド構成層19を半径方向外側に次々と積層し、前記
トレッド16を構成する。このようにゴムリボン18(厚肉
部18a)を螺旋状に巻き付けることで構成した複数層の
トレッド構成層19を半径方向に積層することによりトレ
ッド16を構成すれば、ゴムリボン18の総巻き付け回数が
従来技術の一重の場合より数倍多くなり、この結果、ト
レッド16の断面が所望の最終形状により近似するように
なる。
【0018】これにより、加硫時における流動ゴム不足
が生じにくくなってエア溜り、ベアー等の製品不良を抑
制することができる。また、ゲージの厚いトレッド16を
成形する場合にも、厚肉部18aの幅を広げることなく、
トレッド構成層19の積層数を増加させるだけで容易に対
処することができ、この結果、ゴムリボン18の取扱が容
易となって作業能率が向上する。
【0019】ここで、前述したゴムリボン18(厚肉部18
a)の巻付けは、第1層目(半径方向最内側)のトレッ
ド構成層19においてはトレッド部の幅方向他端から幅方
向一端まで、第2層目のトレッド構成層19においては幅
方向一端から幅方向他端まで、第3層目のトレッド構成
層19においてはトレッド部の幅方向他端から幅方向一端
まで、第4層目のトレッド構成層19においては幅方向一
端から幅方向他端まで、第5層目(半径方向最外側)の
トレッド構成層19においてはトレッド部の幅方向他端か
ら幅方向一端まで行い、各層の巻終わりにおいて折り返
すようにしている。
【0020】この結果、隣接する2層のトレッド構成層
19のうち、半径方向内側に位置するトレッド構成層19の
ゴムリボン18(厚肉部18a)の巻終わりと、半径方向外
側に位置するトレッド構成層19のゴムリボン18(厚肉部
18a)の巻始めとが連続することとなり、これにより、
複数層のトレッド構成層19を連続して成形することがで
き、作業能率が向上する。なお、前記ゴムリボン18の巻
き付け方向はいずれのトレッド構成層19においても同一
である、例えばトレッド部の幅方向一端から幅方向他端
に向かっていてもよい。
【0021】そして、この実施形態では、半径方向最外
側に配置されるトレッド構成層19の幅方向最外側、例え
ば幅方向他端にゴムリボン18を巻き付ける際、前記ウィ
ング部のうち、他側に位置するウィング部18cの切除を
一時中断することで該ウィング部18cを残したゴムリボ
ン18を用いる。ここで、この残されたウィング部18cの
長さは半径方向最外側のトレッド構成層19の1周長にほ
ぼ等しい。そして、前述したようなウィング部18cが残
されたゴムリボン18を巻き付けると、ウィング部18cは
全トレッド構成層19の幅方向外側端、ここでは幅方向他
端に全周に亘って貼付けられ、該幅方向他端を外側から
覆う。
【0022】これにより、トレッド16の幅方向他端にお
ける外観不良、トレッド構成層間におけるクラックの発
生等が抑制される。しかも、トレッド16の形成時にトレ
ッド16の幅方向他端を薄肉ゴムで覆うことができるた
め、後工程でのゴムシート貼付け作業が不要となり、作
業能率が向上する。
【0023】また、この実施形態においては、半径方向
最外側に配置されるトレッド構成層19の幅方向一端にゴ
ムリボン18を巻き付ける際、前記ウィング部のうち、一
側に位置するウィング部18bの切除を一時中断すること
で該ウィング部18bを残したゴムリボン18を用いる。そ
して、このようなゴムリボン18を巻き付けると、ウィン
グ部18bは全トレッド構成層19の幅方向一端に全周に亘
って貼付けられ、該幅方向一端を外側から覆う。このよ
うにウィング部18b、cによって全トレッド構成層19の
両外側端をそれぞれ覆うようにすれば、作業能率をさら
に向上させることができる。
【0024】このように、ウィング部18b、cを有する
ゴムリボン18全体は、押出し機から押し出された直後に
ベルト層15の半径方向外側に巻き付けられるため、ウイ
ング部18b、cをトレッド構成層19に貼付ける際、接着
ゴム(希釈セメント)は不要となり、この結果、作業能
率が向上する。
【0025】図3は、この発明の第2実施形態を示す図
である。この実施形態においては、押出し機から他側の
ウィング部18cのみを有するゴムリボン18を押し出すと
ともに、通常は該ウィング部18cをナイフで切除し、残
りの厚肉部18aを螺旋状に巻き付ける。そして、半径方
向最外側に配置されるトレッド構成層19の幅方向他端に
ゴムリボン18を巻き付けるときのみ、前記切除を一時中
断してウィング部18cを残し、全トレッド構成層18の幅
方向他端を該残したウィング部18cによって覆うように
している。
【0026】そして、この実施形態の場合には、他側の
ウィング部18cのみを有するゴムリボン18を押し出すよ
うにしているので、一側のウィング部18bの切除、戻し
等が不要となり、作業が簡単、容易となる。なお、全ト
レッド構成層18の幅方向一端は後工程でゴムシート26を
貼付け、該ゴムシート26により覆うようにしている。
【0027】図4はこの発明の第3実施形態を示す図で
ある。この実施形態においては、第1押出し機から一側
のウィング部18bのみを有するゴムリボン18を、第2押
出し機から他側のウィング部18cのみを有するゴムリボ
ン18を押し出すとともに、通常はこれら両ウィング部18
b、cをナイフで共に切除し、残った前者の厚肉部18a
をタイヤ赤道面S上からトレッド部の幅方向一端に向か
ってずらしながら、また、後者の厚肉部18aをタイヤ赤
道面S上からトレッド部の幅方向他端に向かってずらし
ながら巻き付ける。
【0028】そして、前者は幅方向一端まで巻き付けら
れると、ここで折り返してタイヤ赤道面Sまで巻き付
け、その後も同様に折返しながら次々と巻き付ける。一
方、後者は幅方向他端まで巻き付けられると、ここで折
り返してタイヤ赤道面Sまで巻き付け、その後も同様に
折り返しながら次々と巻き付ける。
【0029】これにより、前記第1実施形態と同様に複
数のトレッド構成層19が成形されるが、各トレッド構成
層19のうち、タイヤ赤道面Sより幅方向一側と幅方向他
側とは前述のように別々のゴムリボン18(厚肉部18a)
から構成される。このように2本のゴムリボン18(厚肉
部18a)を用いてタイヤ赤道面Sの両側の巻付けをそれ
ぞれ行うようにすれば、巻付け作業を同時に行うことが
できるため、作業能率が向上する。ここで、このように
2本のゴムリボン18を同時に巻き付けるときには、周方
向に半周離れた位置において巻付けを行うようにすれば
よい。
【0030】また、この実施形態においては、各ゴムリ
ボン18の終端部におけるウィング部の切除を一時中断し
て、前者については一側のウィング部18bを残し、後者
については他側のウィング部18cを残すとともに、これ
らウィング部18b、cを全トレッド構成層19の幅方向一
端および他端にそれぞれ貼付け、これらを覆うようにし
ている。
【0031】なお、前述の実施形態においては、新品タ
イヤのトレッド16を成形する場合について説明したが、
この発明においては、台タイヤのベルト層の半径方向外
側にトレッドを成形する場合にも適用することができ、
この場合には更生タイヤが製造される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、製品不良の発生を抑制しながら高能率でタイヤを製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を示すトレッド近傍の
子午線断面図である。
【図2】ウィング部を有するゴムリボンの斜視図であ
る。
【図3】この発明の第2実施形態を示す図1と同様の子
午線断面図である。
【図4】この発明の第3実施形態を示す図1と同様の子
午線断面図である。
【符号の説明】
11…大型空気入りタイヤ 12…カーカス層 15…ベルト層 16…トレッド 18…ゴムリボン 18b、c…ウィング部 19…トレッド構成層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略トロイダル状をしたカーカス層と、カー
    カス層の半径方向外側に配置された複数のベルト層と、
    該ベルト層の半径方向外側に配置されたトレッドとを備
    えた大型空気入りタイヤにおいて、前記トレッドは、ゴ
    ムリボンを幅方向にずらしながら周方向に多数回巻き付
    けることにより構成したトレッド構成層が、半径方向に
    複数層積層されることで構成されていることを特徴とす
    る大型空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】半径方向最外側に配置されているトレッド
    構成層の幅方向最外側に位置するゴムリボンに、全トレ
    ッド構成層の幅方向外側端を覆う薄肉のウィング部を設
    けた請求項1記載の大型空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】前記ウィング部により全トレッド構成層の
    幅方向両外側端をそれぞれ覆うようにした請求項2記載
    の大型空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】前記ゴムリボンは、押出し機から押し出さ
    れた直後のものである請求項2記載の大型空気入りタイ
    ヤ。
  5. 【請求項5】前記隣接する2層のトレッド構成層のう
    ち、半径方向内側に位置するトレッド構成層のゴムリボ
    ンの巻終わりと、半径方向外側に位置するトレッド構成
    層のゴムリボンの巻始めとが連続している請求項1記載
    の大型空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】タイヤ赤道面より幅方向一側のトレッド構
    成層と、幅方向他側のトレッド構成層とを別々のゴムリ
    ボンから構成した請求項1記載の大型空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】略トロイダル状をしたカーカス層の半径方
    向外側に配置されているベルト層の半径方向外側に、ゴ
    ムリボンを幅方向にずらしながら周方向に多数回巻き付
    けることでトレッド構成層を成形する工程を複数回繰り
    返すとともに、成形されたトレッド構成層を半径方向に
    次々と積層することでトレッドを構成するようにしたこ
    とを特徴とする大型空気入りタイヤの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181931A (ja) * 2005-12-29 2007-07-19 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ用ゴム部材の製造方法
JP2013147243A (ja) * 2011-12-19 2013-08-01 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 空気入りタイヤ及びその製造方法
JP2013248970A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Bridgestone Corp 重荷重用空気入りラジアルタイヤ

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