JP2001038355A - 電解水生成装置およびその洗浄方法 - Google Patents
電解水生成装置およびその洗浄方法Info
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- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
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- C02F1/4672—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrochemical disinfection; by electrooxydation or by electroreduction by electrooxydation
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- C02F2303/04—Disinfection
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- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電解槽内の陰極室および配管ライン内を確実
に殺菌することができる電解水生成装置およびその洗浄
方法を提供する。 【解決手段】 電解槽11の陰極室13aによって生成
されたアルカリ水は貯留タンク18内に貯えられる。貯
留タンク18内のアルカリ水は、ポンプ17を作動させ
ることにより陰極室13a内に戻される。陰極室13a
内に戻されたアルカリ水は、極性切換モードにより電解
されて、次亜塩素酸または次亜塩素酸ソーダを生成す
る。陰極室13内の水は第2給水ライン15、連結部1
6、第1給水ライン14および陽極室12a内に送ら
れ、これら陰極室13a、第2給水ライン15、連結部
16、第1給水ライン14および陽極室12a内を殺菌
する。
に殺菌することができる電解水生成装置およびその洗浄
方法を提供する。 【解決手段】 電解槽11の陰極室13aによって生成
されたアルカリ水は貯留タンク18内に貯えられる。貯
留タンク18内のアルカリ水は、ポンプ17を作動させ
ることにより陰極室13a内に戻される。陰極室13a
内に戻されたアルカリ水は、極性切換モードにより電解
されて、次亜塩素酸または次亜塩素酸ソーダを生成す
る。陰極室13内の水は第2給水ライン15、連結部1
6、第1給水ライン14および陽極室12a内に送ら
れ、これら陰極室13a、第2給水ライン15、連結部
16、第1給水ライン14および陽極室12a内を殺菌
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陽極室と陰極室を
有しアルカリ水と酸性水を生成する電解槽を備えた電解
水生成装置に係わり、とりわけ電解槽の陰極室を効果的
に殺菌することができる電解水生成装置およびその洗浄
方法に関する。
有しアルカリ水と酸性水を生成する電解槽を備えた電解
水生成装置に係わり、とりわけ電解槽の陰極室を効果的
に殺菌することができる電解水生成装置およびその洗浄
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から陽極を含む陽極室と、陰極を含
む陰極室とを有し、アルカリ水と酸性水を生成する電解
槽を備えた電解水生成装置が知られている。このような
電解水生成装置において、通常の水が電解槽内に流入
し、この電解槽内において通常の水からアルカリ水と酸
性水が生成される。
む陰極室とを有し、アルカリ水と酸性水を生成する電解
槽を備えた電解水生成装置が知られている。このような
電解水生成装置において、通常の水が電解槽内に流入
し、この電解槽内において通常の水からアルカリ水と酸
性水が生成される。
【0003】一般に電解槽内の陰極室に設けられた陰極
には、時間の経過とともにカルシウム分が付着するが、
このカルシウム分は、電解槽内の陽極と陰極とを交互に
切換えること(電極の極性切換え)により取除くことが
できる。
には、時間の経過とともにカルシウム分が付着するが、
このカルシウム分は、電解槽内の陽極と陰極とを交互に
切換えること(電極の極性切換え)により取除くことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで電解水生成装
置から生成されたアルカリ水と酸性水のうち、アルカリ
水が使用に供され、酸性水が排水されることがあり、ま
たアルカリ水が排水され、酸性水が使用に供されること
もある。いずれの場合も、アルカリ水を生成する陰極室
はカルシウム分によって汚れる。また陰極室および配管
ラインは使用に際して菌が増えることがあり、このため
陰極室および配管ラインを定期的に殺菌して洗浄する必
要がある。
置から生成されたアルカリ水と酸性水のうち、アルカリ
水が使用に供され、酸性水が排水されることがあり、ま
たアルカリ水が排水され、酸性水が使用に供されること
もある。いずれの場合も、アルカリ水を生成する陰極室
はカルシウム分によって汚れる。また陰極室および配管
ラインは使用に際して菌が増えることがあり、このため
陰極室および配管ラインを定期的に殺菌して洗浄する必
要がある。
【0005】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、アルカリ水を生成する陰極室および配管ラ
インを殺菌して洗浄することができる電解水生成装置お
よびその洗浄方法を提供することを目的とする。
ものであり、アルカリ水を生成する陰極室および配管ラ
インを殺菌して洗浄することができる電解水生成装置お
よびその洗浄方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、陽極を含み酸
性水を生成する陽極室と、陰極を含みアルカリ水を生成
する陰極室とを有する電解槽と、陽極と陰極との間に電
圧を印加する電源と、電解槽の陰極室出口側に設けら
れ、アルカリ水を貯留する貯留部と、貯留部に設けら
れ、アルカリ水を放出するアルカリ水放出ラインと、電
解槽の陽極室出口側に設けられ、酸性水を放出する酸性
水放出ラインと、貯留部内のアルカリ水を陰極室へ戻す
戻し機構と、陽極室の入口側に設けられた第1給水ライ
ンと、陰極室の入口側に設けられた第2給水ラインと、
第1給水ラインと第2給水ラインを連結する連結部と、
を備え、電解槽の陽極と陰極へは、極性切換モードによ
り電圧を印加することができることを特徴とする電解水
生成装置、および請求項1記載の電解水生成装置の洗浄
方法において、戻し機構を作動させて貯留部内のアルカ
リ水を陰極室内に戻す工程と、陽極と陰極に、陽極が負
側、陰極が正側となる極性切換モードで電圧を印加し、
陰極室内において次亜塩素酸または次亜塩素酸ソーダを
生成する工程と、陰極室内の水を第2給水ライン、連結
部および第1給水ラインを介して陽極室へ送り、第2給
水ライン、連結部、第1給水ラインおよび陽極室を殺菌
する工程と、陽極室内の水を酸性水放出ラインを経て外
方へ放出し、これにより酸性水放出ラインを殺菌する工
程と、を備えたことを特徴とする電解水生成装置の洗浄
方法である。
性水を生成する陽極室と、陰極を含みアルカリ水を生成
する陰極室とを有する電解槽と、陽極と陰極との間に電
圧を印加する電源と、電解槽の陰極室出口側に設けら
れ、アルカリ水を貯留する貯留部と、貯留部に設けら
れ、アルカリ水を放出するアルカリ水放出ラインと、電
解槽の陽極室出口側に設けられ、酸性水を放出する酸性
水放出ラインと、貯留部内のアルカリ水を陰極室へ戻す
戻し機構と、陽極室の入口側に設けられた第1給水ライ
ンと、陰極室の入口側に設けられた第2給水ラインと、
第1給水ラインと第2給水ラインを連結する連結部と、
を備え、電解槽の陽極と陰極へは、極性切換モードによ
り電圧を印加することができることを特徴とする電解水
生成装置、および請求項1記載の電解水生成装置の洗浄
方法において、戻し機構を作動させて貯留部内のアルカ
リ水を陰極室内に戻す工程と、陽極と陰極に、陽極が負
側、陰極が正側となる極性切換モードで電圧を印加し、
陰極室内において次亜塩素酸または次亜塩素酸ソーダを
生成する工程と、陰極室内の水を第2給水ライン、連結
部および第1給水ラインを介して陽極室へ送り、第2給
水ライン、連結部、第1給水ラインおよび陽極室を殺菌
する工程と、陽極室内の水を酸性水放出ラインを経て外
方へ放出し、これにより酸性水放出ラインを殺菌する工
程と、を備えたことを特徴とする電解水生成装置の洗浄
方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1および図2は本発明に
よる電解水生成装置およびその洗浄方法の一実施例を示
す図である。
施の形態について説明する。図1および図2は本発明に
よる電解水生成装置およびその洗浄方法の一実施例を示
す図である。
【0008】図1および図2において、電解水生成装置
10は、極性切換自在の陽極12と陰極13とを有し、
アルカリ水および酸性水を生成する電解槽11を備え、
電解槽11内は隔膜11aによって、陽極12を有する
陽極室12aと陰極13を有する陰極室13aとに区画
されている。そして陽極室12a内で酸性水が生成さ
れ、陰極室13a内でアルカリ水が生成される。
10は、極性切換自在の陽極12と陰極13とを有し、
アルカリ水および酸性水を生成する電解槽11を備え、
電解槽11内は隔膜11aによって、陽極12を有する
陽極室12aと陰極13を有する陰極室13aとに区画
されている。そして陽極室12a内で酸性水が生成さ
れ、陰極室13a内でアルカリ水が生成される。
【0009】また電解槽11の陰極室13aの出口側に
アルカリ水を貯留する貯留タンク18が送りライン20
を介して設けられ、陽極室12aの出口側に酸性水を放
出する酸性水放出ライン27が設けられている。さらに
また、陰極室13aと貯留タンク18との間の送りライ
ン20に、作動時に貯留タンク18内のアルカリ水を陰
極室13aへ戻すポンプ(戻し機構)17が取付けられ
ている。
アルカリ水を貯留する貯留タンク18が送りライン20
を介して設けられ、陽極室12aの出口側に酸性水を放
出する酸性水放出ライン27が設けられている。さらに
また、陰極室13aと貯留タンク18との間の送りライ
ン20に、作動時に貯留タンク18内のアルカリ水を陰
極室13aへ戻すポンプ(戻し機構)17が取付けられ
ている。
【0010】また貯留タンク18には、アルカリ水を放
出するアルカリ水放出ライン26が設けられている。
出するアルカリ水放出ライン26が設けられている。
【0011】また陽極室12aの入口側に第1給水ライ
ン14が設けられ、陰極室13aの入口側に第2給水ラ
イン15が設けられ、これら第1給水ライン14と第2
給水ライン15は連結部16によって連結されている。
また連結部16の上流側には、図示しない給水源から電
解槽11内へ水が送られているか否かを検知するフロー
センサ25が設けられている。さらに第2給水ライン1
5には、水中へカルシウムを投入する薬液投入部23が
設けられている。
ン14が設けられ、陰極室13aの入口側に第2給水ラ
イン15が設けられ、これら第1給水ライン14と第2
給水ライン15は連結部16によって連結されている。
また連結部16の上流側には、図示しない給水源から電
解槽11内へ水が送られているか否かを検知するフロー
センサ25が設けられている。さらに第2給水ライン1
5には、水中へカルシウムを投入する薬液投入部23が
設けられている。
【0012】さらにまた、陰極室13aには排水ライン
30が接続され、この排水ライン30には排水弁30a
が取付けられている。また排水ライン30は、陽極室1
2aからの酸性水放出ライン27に接続されている。
30が接続され、この排水ライン30には排水弁30a
が取付けられている。また排水ライン30は、陽極室1
2aからの酸性水放出ライン27に接続されている。
【0013】次にこのような構成からなる本実施の形態
の作用について説明する。まず、図1に示すように、通
常運転時、給水源からフローセンサ25を通った水が連
結部16、第1給水ライン14および第2給水ライン1
5を通って供給され、電解槽11の陽極室12aおよび
陰極室13a内に流入する。この間、薬液投入部23か
ら、カルシウムが第2給水ライン15内の水に対して供
給される。
の作用について説明する。まず、図1に示すように、通
常運転時、給水源からフローセンサ25を通った水が連
結部16、第1給水ライン14および第2給水ライン1
5を通って供給され、電解槽11の陽極室12aおよび
陰極室13a内に流入する。この間、薬液投入部23か
ら、カルシウムが第2給水ライン15内の水に対して供
給される。
【0014】電解槽11内において、陽極12および陰
極13に対して、陽極12が正側、陰極13が負側とな
る通常モードで必要な電圧および電流が印加され、カル
シウムを含む水からアルカリ水および酸性水(次亜塩素
酸水)が生成される。この場合、電解槽11内の陽極室
12a内において酸性水が生成され、陰極室13a内に
おいてアルカリ水が生成する。なお、上記において、陽
極12、陰極13、陽極室12aおよび陰極室13aの
各用語は、通常モードを基準として定められている。
極13に対して、陽極12が正側、陰極13が負側とな
る通常モードで必要な電圧および電流が印加され、カル
シウムを含む水からアルカリ水および酸性水(次亜塩素
酸水)が生成される。この場合、電解槽11内の陽極室
12a内において酸性水が生成され、陰極室13a内に
おいてアルカリ水が生成する。なお、上記において、陽
極12、陰極13、陽極室12aおよび陰極室13aの
各用語は、通常モードを基準として定められている。
【0015】陽極室12a内の酸性水は、その後酸性水
放出ライン27を通って放出される。他方、陰極室13
a内のアルカリ水は、送りライン20を通ってポンプ1
7から貯留タンク18内に流入する。貯留タンク18内
のアルカリ水はアルカリ水放出ライン26を送って使用
に供される。この間、排水ライン30の排水弁30aは
閉となっている。
放出ライン27を通って放出される。他方、陰極室13
a内のアルカリ水は、送りライン20を通ってポンプ1
7から貯留タンク18内に流入する。貯留タンク18内
のアルカリ水はアルカリ水放出ライン26を送って使用
に供される。この間、排水ライン30の排水弁30aは
閉となっている。
【0016】この状態で電解槽11内の運転を継続する
と、電解槽11内の陰極13にカルシウム分が付着して
陰極13が汚れ、陰極室13a内が汚れてくるため、陰
極室13a内を殺菌して洗浄する必要がある。
と、電解槽11内の陰極13にカルシウム分が付着して
陰極13が汚れ、陰極室13a内が汚れてくるため、陰
極室13a内を殺菌して洗浄する必要がある。
【0017】このとき、図2に示すように洗浄運転を行
なう。まず給水源からの水の供給を停止し、ポンプ17
を作動させる。
なう。まず給水源からの水の供給を停止し、ポンプ17
を作動させる。
【0018】このとき、貯留タンク18内のアルカリ水
が陰極室13a内に戻される。次に陽極12および陰極
13に対して陽極12が負側、陰極13が正側となる極
性切換モードで電圧および電流を印加し、陰極室13a
内において次亜塩素酸または次亜塩素酸ソーダを生成す
る。
が陰極室13a内に戻される。次に陽極12および陰極
13に対して陽極12が負側、陰極13が正側となる極
性切換モードで電圧および電流を印加し、陰極室13a
内において次亜塩素酸または次亜塩素酸ソーダを生成す
る。
【0019】陰極室13a内の水はその後、第2給水ラ
イン15、連結部16、および第1給水ライン14を介
して陽極室12a内に送られる。このように次亜塩素酸
または次亜塩素酸ソーダの濃度が高められた水を陽極室
12a内に供給することにより、高濃度の酸性水によっ
て第2給水ライン15、連結部16、第1給水ライン1
4および陽極室12a内を確実に殺菌することができ
る。
イン15、連結部16、および第1給水ライン14を介
して陽極室12a内に送られる。このように次亜塩素酸
または次亜塩素酸ソーダの濃度が高められた水を陽極室
12a内に供給することにより、高濃度の酸性水によっ
て第2給水ライン15、連結部16、第1給水ライン1
4および陽極室12a内を確実に殺菌することができ
る。
【0020】陽極室12a内を殺菌した水は、その後酸
性水放出ライン27を通り、この酸性水放出ライン27
を殺菌しながら外方へ放出される。
性水放出ライン27を通り、この酸性水放出ライン27
を殺菌しながら外方へ放出される。
【0021】なお、上記実施の形態において、貯留タン
ク18内のアルカリ水を戻す戻し機構としてポンプ17
を設けた例を示したが、これに限らず貯留タンク18を
電解槽11より上方に配置しておき、貯留タンク18内
の水位を利用して貯留タンク18内のアルカリ水を電解
槽11の陰極室13aに戻してもよい(図1の2点鎖
線)。この場合、送りライン20に開閉弁20aを取付
けることにより、アルカリ水の戻し量および戻す時期を
調整することができる。この際、開閉弁20aが戻し機
構となる。
ク18内のアルカリ水を戻す戻し機構としてポンプ17
を設けた例を示したが、これに限らず貯留タンク18を
電解槽11より上方に配置しておき、貯留タンク18内
の水位を利用して貯留タンク18内のアルカリ水を電解
槽11の陰極室13aに戻してもよい(図1の2点鎖
線)。この場合、送りライン20に開閉弁20aを取付
けることにより、アルカリ水の戻し量および戻す時期を
調整することができる。この際、開閉弁20aが戻し機
構となる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、貯留部内
のアルカリ水を陰極室へ戻すとともに、極性切換モード
により陰極室内で次亜塩素酸または次亜塩素酸ソーダを
生成することができる。陰極室内の水は第2給水ライ
ン、連結部、第1給水ラインおよび陽極室へ送られ、こ
れら陰極室、第2給水ライン、連結部、第1給水ライン
および陽極室内を殺菌する。陽極室内の水は、その後酸
性水放出ラインを通り、この酸性水放出ラインを殺菌し
た後、洗浄水として外方へ放出される。一般に使用者は
アルカリ水放出ラインからのアルカリ水を飲用するの
で、酸性水放出ラインからの洗浄水を飲用水として誤飲
することはない。
のアルカリ水を陰極室へ戻すとともに、極性切換モード
により陰極室内で次亜塩素酸または次亜塩素酸ソーダを
生成することができる。陰極室内の水は第2給水ライ
ン、連結部、第1給水ラインおよび陽極室へ送られ、こ
れら陰極室、第2給水ライン、連結部、第1給水ライン
および陽極室内を殺菌する。陽極室内の水は、その後酸
性水放出ラインを通り、この酸性水放出ラインを殺菌し
た後、洗浄水として外方へ放出される。一般に使用者は
アルカリ水放出ラインからのアルカリ水を飲用するの
で、酸性水放出ラインからの洗浄水を飲用水として誤飲
することはない。
【図1】本発明による電解水生成装置の通常運転時を示
す図。
す図。
【図2】電解水生成装置の洗浄運転時を示す図。
10 電解水生成装置 11 電解槽 12 陽極 12a 陽極室 13 陰極 13a 陰極室 14 第1給水ライン 15 第2給水ライン 16 連結部 17 ポンプ 18 貯留タンク 20 送りライン 26 アルカリ水放出ライン 27 酸性水放出ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 560 C02F 1/50 560Z 1/76 1/76 A
Claims (4)
- 【請求項1】陽極を含み酸性水を生成する陽極室と、陰
極を含みアルカリ水を生成する陰極室とを有する電解槽
と、 陽極と陰極との間に電圧を印加する電源と、 電解槽の陰極室出口側に設けられ、アルカリ水を貯留す
る貯留部と、 貯留部に設けられ、アルカリ水を放出するアルカリ水放
出ラインと、 電解槽の陽極室出口側に設けられ、酸性水を放出する酸
性水放出ラインと、 貯留部内のアルカリ水を陰極室へ戻す戻し機構と、 陽極室の入口側に設けられた第1給水ラインと、 陰極室の入口側に設けられた第2給水ラインと、 第1給水ラインと第2給水ラインを連結する連結部と、
を備え、電解槽の陽極と陰極へは、極性切換モードによ
り電圧を印加することができることを特徴とする電解水
生成装置。 - 【請求項2】戻し機構は、貯留部に設けられたポンプか
らなることを特徴とする請求項1記載の電解水生成装
置。 - 【請求項3】貯留部は電解槽より上方に設けられ、戻し
機構は貯留部と陰極室との間に設けられた開閉弁からな
ることを特徴とする請求項1記載の電解水生成装置。 - 【請求項4】請求項1記載の電解水生成装置の洗浄方法
において、 戻し機構を作動させて貯留部内のアルカリ水を陰極室内
に戻す工程と、 陽極と陰極に、陽極が負側、陰極が正側となる極性切換
モードで電圧を印加し、陰極室内において次亜塩素酸ま
たは次亜塩素酸ソーダを生成する工程と、 陰極室内の水を第2給水ライン、連結部および第2給水
ラインを介して陽極室へ送り、第2給水ライン、連結
部、第1給水ラインおよび陽極室を殺菌する工程と、 陽極室内の水を酸性水放出ラインを経て外方へ放出し、
これにより酸性水放出ラインを殺菌する工程と、 を備えたことを特徴とする電解水生成装置の洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11221660A JP2001038355A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 電解水生成装置およびその洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11221660A JP2001038355A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 電解水生成装置およびその洗浄方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001038355A true JP2001038355A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16770272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11221660A Pending JP2001038355A (ja) | 1999-08-04 | 1999-08-04 | 電解水生成装置およびその洗浄方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001038355A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010067697A1 (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-17 | パナソニック電工株式会社 | 電解水生成装置 |
-
1999
- 1999-08-04 JP JP11221660A patent/JP2001038355A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010067697A1 (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-17 | パナソニック電工株式会社 | 電解水生成装置 |
JP2010137165A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電解水生成装置 |
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