JP2001038243A - 電気集塵装置 - Google Patents

電気集塵装置

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JP2001038243A JP21925999A JP21925999A JP2001038243A JP 2001038243 A JP2001038243 A JP 2001038243A JP 21925999 A JP21925999 A JP 21925999A JP 21925999 A JP21925999 A JP 21925999A JP 2001038243 A JP2001038243 A JP 2001038243A
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electrodes
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征生 菅
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    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C3/00Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
    • B03C3/34Constructional details or accessories or operation thereof
    • B03C3/40Electrode constructions
    • B03C3/41Ionising-electrodes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
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    • B03C2201/10Ionising electrode has multiple serrated ends or parts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、放電電極と集塵電極との間に大き
な放電電流を発生させることによってガス中に含まれる
ダスト等を短時間の間に完全に且つ確実に除去すること
ができるコンパクトな電気集塵装置を提供する。 【解決手段】 本発明の電気集塵装置は、長尺の放電電
極3にはその長さ方向に所定間隔毎に先端が尖鋭に形成
された複数の突片部332 を放射状に突設してなる放電部
材33が配設されているとともに、この放電電極3の周囲
には該放電電極3と平行にして複数本の集塵電極41〜43
が周方向に所定間隔毎に配設されているので、放電部材
の突片部の尖鋭端と集塵電極との間において非常に大き
な電界強度を有する電場を発生させることができ、よっ
て、ガス中に含まれるダスト等を短時間の間に帯電させ
て集塵電極に円滑に且つ確実に補集させることができ、
電気集塵装置のコンパクト化も図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス中に含有され
た固体(ダスト)、液体(ミスト)及び霧体(フュー
ム)(以下、単に「ダスト等」という)を円滑に且つ確
実に除去することができる電気集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から空気中に含有されたダスト、ミ
スト又はフュームを除去するための電気集塵装置が種々
提供されている。これら電気集塵装置の一例として、例
えば、長尺の放電電極を上下方向に指向した状態に配設
し、この放電電極を挟んた状態に二枚の平板状集塵電極
を並設することによって構成されたものを挙げることが
できる。
【0003】しかしながら、上記電気集塵装置では放電
電極と集塵電極との間に発生する放電電流はそれ程大き
なものではないことから、上記放電電極と上記集塵電極
との間に生ずる電場は十分なものではない。
【0004】従って、ガス中のダスト等を完全に除去す
るには、ダスト等を含有する空気を上記放電電極と上記
集塵電極との間に長時間に亘って通過させる必要があ
り、このために従来の電気集塵装置は大型にならざるを
得ず、コンパクトで且つ集塵能力に優れた電気集塵装置
が所望されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、放電電極と
集塵電極との間に大きな放電電流を発生させることによ
って放電電極と集塵電極との間に強力な電場を発生させ
て、ガス中に含まれるダスト、ミスト及びフュームを短
時間の間に完全に且つ確実に除去することができるコン
パクトな電気集塵装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電気集
塵装置は、長尺の放電電極にはその長さ方向に所定間隔
毎に先端が尖鋭に形成された複数の突片部を放射状に突
設してなる放電部材が配設されているとともに、この放
電電極の周囲には該放電電極と平行にして複数本の集塵
電極が周方向に所定間隔毎に配設されていることを特徴
とする。
【0007】請求項2に記載の電気集塵装置は、請求項
1に記載の電気集塵装置において、放電部材に形成され
ている複数の突片部と各突片部に対向した集塵電極との
間において、上記突片部からこの突片部の突出方向に対
向する集塵電極に至る距離と、該集塵電極に隣接する集
塵電極から上記突片部に至る距離とが互いに等しくなる
ように構成されていることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の電気集塵装置は、請求項
1又は請求項2に記載の電気集塵装置において、放電部
材は逆皿形状に形成され、その下向き傾斜部の外周縁部
にその周方向に所定間隔毎に先端が尖鋭端にしている突
片部を形成していることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の電気集塵装置は、請求項
1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気集塵装置に
おいて、放電電極は、角棒状の放電芯棒と、この放電芯
棒の頂角部に外接し且つ上記放電芯棒の軸芯回りに回動
自在に被嵌された複数の鞘管部材と、これら鞘管部材間
に挟着された放電部材とからなることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の電気集塵装置は、請求項
1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電気集塵装置に
おいて、平面ハニカム状に形成された上下枠体間にそれ
らの枠辺に沿って所定間隔毎に複数本の集塵電極が上下
方向に指向して配設、支持されているとともに、上記上
下枠体のハニカム中心の夫々には上下方向に指向した放
電電極が配設されて構成されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の電気集塵装置の使用要領を説明する。
電気集塵装置の集塵電極で囲まれたガス流通路内にダス
ト、ミスト又はフュームを含有するガスを流通させると
ともに、その放電電極と集塵電極との間に数万ボルトの
電圧を印加する。すると、上記放電電極における放電部
材の突片部の尖鋭端とこの尖鋭端に最も近接した集塵電
極との間にコロナ放電が発生し、空気の絶縁が破壊され
る。
【0012】しかして、上記放電電極と上記集塵電極と
の間にはコロナ放電に伴う電場が発生し、上記ガス中の
ダスト等は帯電される。そして、この帯電したダスト等
はクーロン力によって集塵電極に補集される。
【0013】この際、発生するコロナ放電は上記放電部
材の突片部の尖鋭端から発生することから非常に大きな
放電電流が得られ、よって、上記放電電極と上記集塵電
極との間に発生する電場は非常に大きいものとなり、こ
の大きな電場によりガス中のダスト等は確実に帯電させ
られ、この帯電したダスト等はクーロン力によって集塵
電極側に移動し確実に補集される。
【0014】又、上記の如く、ガス中のダスト等は大き
な電場によって帯電させられて集塵電極に強固に補集さ
れることから、上記集塵電極に一度補集されたダスト等
は再度集塵電極から離脱して飛散したりすることはな
く、よって、ガス中のダストを確実に補集、除去するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の電気集塵装置の一例を図
面を参照しつつ説明する。電気集塵装置の集塵部1は、
図1に示したように、上下方向に全面的に開口した円筒
状容器1a内に上下方向に所定間隔毎に枠体2、2を配設
し、この上下枠体2、2間に複数の集塵電極41〜43を立
設状態に配設、支持させるとともに、複数の集塵電極41
〜43で囲まれた空間中心部に放電電極3を枠体2、2間
を上下方向に貫いた状態に配設することによって構成さ
れている。なお、上記円筒状容器1aの下端部は処理ガス
流入口Aに連結、連通されているとともに、その上端部
は処理ガス流出口Bに連結、連通されている。
【0016】詳細に説明するに、上記枠体2は、その外
周端を上記円筒状容器1aの内周面に内接状態にして一体
に固定している。そして、この枠体2は、図1乃至図4
に示したように、一定厚みを有する側面横長長方形状の
金属プレートを組み合わせることによって平面ハニカム
状に形成されている。そして、上記ハニカム状の枠体2
を3つ用意し、これらハニカム状の枠体2が上下方向に
所定間隔を存して、即ち、後述する集塵電極42、43の上
下方向の長さよりも若干長い間隔を存して並設されてい
るとともに、これら枠体2、2を構成するハニカム単位
21、21同士が上下方向に合致した状態に配設されてい
る。又、上記円筒状容器1aの周壁部には、その内外面に
亘って貫通した状態に複数のスリット部1bが貫設されて
おり、このスリット部1bを通じて上記枠体2の一部を外
部に突出させている。そして、この突出部2aを上記円筒
状容器1aの外周面に一体的に設けられた殴打部材6によ
って殴打することにより上記枠体2、即ち、後述する集
塵電極41〜43を振動させるように構成している。なお、
上記枠体2には、上記円筒状容器1aを介してプラス電圧
が印加されている。
【0017】そして、上記枠体2を構成するハニカム単
位21の夫々の中心部には、最上部の枠体2と最下部の枠
体2との間を貫いた状態に垂直方向に指向した放電電極
3が配設されている。
【0018】上記放電電極3は、図5及び図6に示した
ように、垂直方向に指向した四角棒状の金属製放電芯棒
31と、この放電芯棒31の頂角部に外接し且つ該放電芯棒
31の軸芯回りに回動自在にして該放電芯棒31の長さ方向
に直列状態に該放電芯棒31に被嵌させた短円筒状の一定
長さを有する複数の金属製鞘管部材32と、これら上下方
向に隣接する鞘管部材32、32の対向上下端面間に中心部
を挟着されて該鞘管部材32と一体的に上記放電芯棒31の
軸芯回りに回動自在な金属製の逆皿状放電部材33とから
なる。
【0019】なお、上記放電芯棒31にはマイナス電圧が
印加されており、このマイナス電圧は該放電芯棒31の頂
角部に外接する鞘管部材32を介して該鞘管部材32、32間
に挟着された上記放電部材33に印加されている。
【0020】上記鞘管部材32、32間に挟着されている逆
皿状放電部材33は、図5乃至図7に示したように、その
円環状の水平部330 の中心部に上下面間に貫通し且つ上
記鞘管部材32の内径に合致した直径を有する平面円形状
の取付け孔330aに上記放電芯棒31を挿通させているとと
もに上記取付孔330aの周縁部を上下方向に隣接した上記
鞘管部材32、32の対向上下端面間に挟着させており、更
に、上記水平部330 から外方に向かって延設された下向
き傾斜部331 における外周縁部には平面三角形状の突片
部332 が周方向に放射状に連続的に突設されており、該
突片部332 の先端の夫々は尖鋭端332aに形成されてい
る。なお、本実施例では、一つの放電部材33に十二個の
突片部332 を形成している。
【0021】更に、上記放電部材33は、上下方向に互い
に隣接する放電部材33の突片部332の尖鋭端332a同士が
互いに垂直方向に合致した状態、即ち、同一方向に突出
した状態にして上記鞘管部材32、32間に挟着されてい
る。
【0022】一方、図3に示したように、上下方向に隣
接する枠体2、2間における各ハニカム単位21の上下対
向内隅部間の夫々には、一定厚みを有する金属製細幅帯
状体がその幅方向を上記枠体2のハニカム単位21の中心
方向に向けた状態で連設されており、この金属帯状体を
集塵電極41としている。
【0023】更に、上下方向に隣接する枠体2、2間に
おける該枠体2、2の各ハニカム単位21、21の上下対向
枠辺211 、211 間にも水平方向に一定間隔毎に複数本の
一定長さを有する金属製筒状集塵電極42、43が立設状態
にして着脱自在に配設、支持されている。このように、
集塵電極42、43を着脱自在に配設していることから、枠
体2を分解することなく集塵電極42、43のみを枠体2か
ら円滑且つ簡単に取り外して交換することができる。
【0024】詳細には、上記集塵電極42、43は、図2に
示したように、上下方向に隣接する枠体2、2における
各ハニカム単位21、21の上下方向に対向する枠辺211 、
211の辺長を四等分割した部分間に夫々に配設されてい
る。
【0025】そして、各ハニカム単位21における各枠辺
211 に等間隔を存して配設された上記3本の集塵電極4
2、43のうちの両外側の集塵電極42の夫々を上記放電部
材33の突片部332 の尖鋭端332aの夫々に該突出部332 の
突出方向に対向させた位置に設けている。
【0026】更に、上記3本の集塵電極42、43のうちの
中央の集塵電極43を小径とする一方、両外側の集塵電極
42、42を大径に形成している。このように、集塵電極41
〜43を大径若しくは小径の二種類の筒状体又は所定幅を
有する金属製細幅帯状体の何れかから形成、即ち、集塵
電極41〜43を三種類の異形状のものから形成することに
よって、上記放電部材3の突片部332 における尖鋭端33
2aとこの突片部332 の突出方向に上記尖鋭端332aと対向
している上記集塵電極42との間の距離L1と、該集塵電極
42に隣接する集塵電極41、43と上記突片部332 の尖鋭端
332aとの間の距離L2とが等しくなるように構成している
(図2参照)。
【0027】上記の如く、上記放電部材3の一つの突片
部332 の尖鋭端332aに対して最短距離にある集塵電極4
1、42、43を3つ配設することによって、一の突片部332
の尖鋭端332aからのコロナ放電を3つの集塵電極41、4
2、43に向かって生じさせることができ、よって、上記
放電部材3と上記集塵電極4との間に生じる電場の電界
強度をより大きくさせてガス中に含まれるダスト等を強
力に帯電させて集塵電極41、42、43に補集させ、ガス中
からダスト等を完全に且つ確実に除去することができ
る。
【0028】なお、上記集塵電極42、43は、図8に示し
たように、上下方向に隣接する枠体2、2間における各
ハニカム単位21、21の上下対向枠辺211 、211 の対向端
縁にそれぞれ対向して突設された上下支持突部211a、21
1aに該集塵電極4の上下開口部の夫々を着脱自在に被嵌
させることによって上記枠体2、2間に着脱自在に起立
状態に配設されている。又、各ハニカム単位21の中心部
に配設された放電電極3は円筒状容器1aの上端部に吊支
された吊支フレーム50にその上端を吊り下げ部材51を介
して吊り下げられてあり、その下端に重錘52を連結して
この重錘52によって垂直状態に保持されている。
【0029】次に、上記電気集塵装置の使用要領につい
て説明する。上記放電電極3にマイナス電圧を印加する
とともに、上記集塵電極41〜43に上記円筒状容器1aを通
じてプラス電圧を印加し、更に、上記処理ガス流入口A
から上記円筒状容器1a内、即ち、上記集塵電極41〜43で
囲まれた空間部内にダスト等を含有するガスを下方から
上方に向かって流通させる。
【0030】すると、上記放電電極3の放電部材33の尖
鋭端332aと、該尖鋭端332aから最短距離にある3つの上
記放電電極41〜43との間にコロナ放電が生じて電界が発
生する。この際、上記放電電極33の尖鋭端332aといった
非常に尖鋭な部分から放電されているので、生じる放電
電流としては非常に大きな電流が得られる。
【0031】しかも、上記放電部材3の一の尖鋭端332a
から3つの集塵電極41〜43に対して放電電流が流れるこ
とから、上記放電部材3と上記集塵電極41〜43との間に
生ずる電界の電界強度は非常に大きいものとなる。
【0032】従って、各ハニカム単位21における上記集
塵電極41〜43で囲まれた空間部内を流通するガス中のダ
スト等は、上記電界によって直ちに且つ確実にマイナス
に帯電させられ、このマイナスに帯電したダスト等は上
記集塵電極41〜43に補集されてガス中から除去される。
そして、上記ダスト等が除去されたガスは上記円筒状容
器1aの処理ガス流出口Bを通じて外部に排出される。
【0033】このように、ガス中のダスト等は非常に強
い電界によって帯電して集塵電極41〜43に強固に補集さ
れることから、該集塵電極41〜43に一旦補集された固体
状のダストは集塵電極41〜43から再度離脱して浮遊する
といった不測の事態は発生せず、ガス中に含まれるダス
トは完全に且つ確実にガス中から除去される。
【0034】一方、上記放電部材3と上記集塵部材41〜
43との間において上述の如き大きなコロナ放電を発生さ
せるためには、上記放電電極3を上記集塵部材42に対し
て所定位置、即ち、枠体2のハニカム単位21の中心部に
位置させておく必要がある。
【0035】そこで、上記電気集塵装置では、上記放電
部材33の尖鋭端332aと上記集塵電極41〜43との間でコロ
ナ放電が生ずる際、上記放電部材33の尖鋭端332aと上記
集塵電極41〜43との間に互いに反発する力が発生し、こ
の反発力は上記放電部材33の尖鋭端332aと上記集塵電極
41〜43との間の距離が狭い程大きいことに着目し、この
反発力を利用して上記放電電極3を自動的に枠体2のハ
ニカム単位21の中心部に位置させるようにしている。
【0036】即ち、上記放電電極3の放電芯棒31は、そ
の長さが比較的長いことからその一部が湾曲して、上記
放電部材33が上記集塵電極41〜43に対して偏在した状態
となることがある。このような状態となっても、上記放
電部材33の尖鋭端332aと上記集塵電極41〜43との間の距
離が狭くなっている箇所では大きな反発力が発生する一
方、上記放電部材33の尖鋭端332aと上記集塵電極41〜43
との間の距離が広くなっている箇所では小さな反発力し
か発生しないことから、上記放電部材33は、その先鋭端
332aと上記集塵電極41〜43との間の距離が狭くなってい
る箇所では大きな反発力によってその先鋭端332aが上記
集塵電極41〜43に対して離間する方向に変位するととも
に、その先鋭端332aと上記集塵電極41〜43との間の距離
が広くなっている箇所では小さい反発力であるが故に上
記大きな反発力に押されて、その先鋭端332aが上記集塵
電極41〜43に対して近接する方向に変位し、上記放電部
材33の全ての尖鋭端332aと上記集塵電極41〜43との間の
夫々に生ずる反発力が全て等しい状態、即ち、上記放電
芯棒31の撓みを是正し、上記放電電極3が枠体2のハニ
カム単位21の中心部に自動的に常時位置するように構成
しており、上記電気集塵装置によれば、上記放電電極3
と上記集塵電極4との間に電界強度の強い電場を常時安
定的に発生させることができ、ガス中に含まれるダスト
等の除去作業を完全に且つ確実に行うことができる。
【0037】更に、上記放電部材33と上記集塵部材41〜
43との間において上述の如き大きなコロナ放電を発生さ
せるためには、上記放電部材3の突片部332 の尖鋭端33
2aと上記大径の集塵部材42とを上記突片部332 の突出方
向に対向した状態に常時維持しておく必要がある。
【0038】そこで、上記電気集塵装置では、上記と同
様に、上記放電部材33の尖鋭端332aと上記集塵電極41〜
43との間でコロナ放電が生ずる際に上記放電部材33の尖
鋭端332aと上記集塵電極41〜43との間には互いに反発し
合う力が生ずることに着目し、上記放電部材33を挟着一
体化している上記鞘管部材32を上記放電芯棒31の軸芯回
りに回動自在とするとともに該鞘管部材32、32間に挟着
している放電部材33をその周方向に回動自在に配設して
いる。
【0039】従って、上記放電部材33の突片部332 の尖
鋭端332aと上記大径の集塵電極42とが該突片部332 の突
出方向に対向していないずれた状態となっていても、上
記放電部材33の尖鋭端332aと上記集塵電極41〜43との間
の距離が狭くなっている箇所では大きな反発力が発生す
る一方、上記放電部材33の尖鋭端332aと上記集塵電極41
〜43との間の距離が広くなっている箇所では小さな反発
力しか発生しないことから、上記放電部材33は、その先
鋭端332aと上記集塵電極41〜43との間の距離が狭くなっ
ている箇所では大きな反発力によってその先鋭端332aが
上記集塵電極41〜43に対して離間する方向に、又、その
先鋭端332aと上記集塵電極41〜43との間の距離が広くな
っている箇所では小さな反発力であるが故に上記大きな
反発力に押された状態にその先鋭端332aが上記集塵電極
41〜43に対して近接する方向に該放電部材33の周方向に
回動、変位する。そして、上記放電部材33の全ての尖鋭
端332aと上記集塵電極41〜43との間の夫々に生ずる反発
力が全て等しい状態、即ち、上記放電部材33の突片部33
2 の尖鋭端332aと上記大径の集塵電極42とが該突片部33
2 の突出方向に対向した状態に自動的に位置するように
構成されており、上記電気集塵装置によれば、常時上記
放電電極3と上記集塵電極4との間に電界強度の強い電
場を常時安定的に発生させることができ、ガス中に含ま
れるダスト等の除去作業を完全に且つ確実に行うことが
できる。
【0040】更に、上記放電部材33は上述の如く逆皿形
状に形成されて、その水平部の面積をできるだけ小さく
しているので、ガス中に含まれたダストが上記放電部材
33の上面に堆積して放電電極の放電作用を阻害するとい
った不測の事態を最小限に抑えており、よって、ガス中
のダスト等を完全に且つ確実に除去することができる。
【0041】加えて、上記放電部材33は逆皿形状といっ
た簡単な形状から形成されていることから、上記放電部
材33の製作はプレス成形といった簡単な製法でしかも精
密に作製することができるので、上記放電部材33の尖鋭
端332aも常時非常に尖鋭なものとすることができ、よっ
て、上記放電部材33と上記集塵電極41〜43との間に大き
な電界強度を有する電界を確実に発生させてガス中のダ
スト等を完全に且つ確実に除去することができる。
【0042】最後に、上記電気集塵装置の集塵部1に処
理ガスを供給して集塵電極41〜43に一定量のダストが付
着した場合には、上記枠体2の突出部2aを上記殴打部材
6によって殴打して、この枠体2に一体的に設けられ或
いは着脱自在に支持されてなる上記集塵電極41〜43を振
動させることによって該集塵電極41〜43に付着したダス
トを該集塵電極41〜43から離脱させて除去する。又、ガ
ス中に含まれているものが液体状のミストである場合に
は、集塵電極41〜43表面に水膜を流下させることによっ
て集塵電極41〜43に付着したミストを連続的に除去して
いる。
【0043】なお、上記では、枠体2を三つ用いて上記
集塵電極42、43を上下方向に複数層状に配設させた場合
を説明したが、枠体2を二つだけ用いて、これら枠体
2、2間に上記集塵電極42、43を単層状に配設させた場
合であってもよく、或いは、枠体2を四つ以上用いて、
これら枠体2、2間に上記集塵電極42、43を三層以上に
配設させた場合であってもよい。
【0044】又、上記では、放電部材33の水平部330 に
平面円形状の取付孔330aを形成し、この取付孔330aの周
縁部を上記鞘管部材32、32の対向上下端面間に挟着させ
た場合を説明したが、図9及び図10に示したように、
上記平面円形状の取付孔330aの代わりに、上記放電部材
33の水平部330 の中心部に、その上下面間に亘って貫通
し且つ上記放電芯棒31の水平断面形状に略合致した平面
四角形状の取付孔330aを貫設したものであってもよい。
【0045】そして、上記放電部材33の取付孔330aに上
記放電芯棒31を挿通させて、複数の放電部材33を上記放
電芯棒31に該放電芯棒31の長さ方向に所定間隔毎に配設
するとともに、上下方向に隣接する放電部材33、33間の
夫々に上記鞘管部材32を上記放電芯棒31に外接させた状
態に被嵌させて介装させ、即ち、上記放電部材33と上記
鞘管部材32とを上下方向に交互に上記放電芯棒31に被嵌
させて、上記放電部材33を上下方向に上記鞘管部材32の
上下方向の長さ分だけ存した状態に配設させるととも
に、上下方向に隣接する鞘管部材32、32の対向上下端面
間に上記放電部材33の水平部330 を挟持させたものであ
ってもよい。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の電気集塵装置は、長尺
の放電電極にはその長さ方向に所定間隔毎に先端が尖鋭
に形成された複数の突片部を放射状に突設してなる放電
部材が配設されているとともに、この放電電極の周囲に
は該放電電極と平行にして複数本の集塵電極が周方向に
所定間隔毎に配設されていることを特徴とするので、放
電部材の突片部の尖鋭端と集塵電極との間において非常
に大きな電界強度を有する電場を発生させることがで
き、よって、ガス中に含まれるダスト等を短時間の間に
帯電させて集塵電極に円滑に且つ確実に補集させること
ができ、電気集塵装置のコンパクト化も図ることができ
る。
【0047】請求項2に記載の電気集塵装置は、請求項
1に記載の電気集塵装置において、放電部材に形成され
ている複数の突片部と各突片部に対向した集塵電極との
間において、上記突片部からこの突片部の突出方向に対
向する集塵電極に至る距離と、該集塵電極に隣接する集
塵電極から上記突片部に至る距離とが互いに等しくなる
ように構成されていることを特徴とするので、一の放電
電極の突片部の尖鋭端から3つの集塵電極に対してコロ
ナ放電が生じ、よって、上記放電電極と上記集塵電極と
の間に非常に大きな電界密度を有する電界を発生させる
ことができ、ガス中に含まれるダスト等を円滑に且つ確
実に集塵電極に補集、除去することができる。
【0048】請求項3に記載の電気集塵装置は、請求項
1又は請求項2に記載の電気集塵装置において、放電部
材は逆皿形状に形成され、その下向き傾斜部の外周縁部
にその周方向に所定間隔毎に先端が尖鋭端にしている突
片部を形成していることを特徴とするので、放電部材の
上面にダスト等が堆積するのを最小限に抑えてガス中の
ダストを完全に且つ確実に集塵電極に補集させて、ガス
中からダスト等を完全に且つ確実に除去することができ
る。
【0049】請求項4に記載の電気集塵装置は、請求項
1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気集塵装置に
おいて、放電電極は、角棒状の放電芯棒と、この放電芯
棒の頂角部に外接し且つ上記放電芯棒の軸芯回りに回動
自在に被嵌された複数の鞘管部材と、これら鞘管部材間
に挟着された放電部材とからなることを特徴とするの
で、上記放電芯棒がその長さ方向の一部で湾曲して放電
部材が上記集塵電極に対して偏在した場合にあっても、
上記放電部材と上記集塵電極との間に生じるコロナ放電
に起因する反発力によって上記放電部材は上記集塵電極
に対して正しい位置に自動的に修正、変位し、よって、
上記放電電極と上記集塵電極との間に常時非常に大きい
電界強度を有する電場を発生させてガス中のダスト等を
円滑に且つ確実に集塵電極に補集、除去することができ
る。
【0050】しかも、上記放電部材を上記放電芯棒の軸
芯回りに回動自在に構成することによって、上記放電部
材の突片部の尖鋭端を上記集塵電極に対して該突片部の
突出方向に常時対向させた状態に自動的に修正、保持さ
せることができ、よって、上記放電電極と上記集塵電極
との間に常時非常に大きい電界強度を有する電場を発生
させてガス中のダスト等を円滑に且つ確実に集塵電極に
補集、除去することができる。
【0051】請求項5に記載の電気集塵装置は、請求項
1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電気集塵装置に
おいて、平面ハニカム状に形成された上下枠体間にそれ
らの枠辺に沿って所定間隔毎に複数本の集塵電極が上下
方向に指向して配設されているとともに、上記上下枠体
のハニカム中心の夫々には上下方向に指向した放電電極
が配設されて構成されていることを特徴とするので、単
位面積当たりに配設される放電電極及びこの放電電極を
囲む集塵電極の本数を多くすることができるので、集塵
能力を落とすことなく電気集塵装置をコンパクトなもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気集塵装置を示した縦断面図であ
る。
【図2】集塵部内を示した平面図である。
【図3】放電電極と集塵電極とを示した斜視図である。
【図4】集塵部内を示した平面図である。
【図5】放電部材部分を示した横断面図である。
【図6】放電電極と集塵電極とを示した側面図である。
【図7】放電部材部分を示した縦断面図である。
【図8】集塵電極を示した縦断面図である。
【図9】放電部材部分を示した縦断面図である。
【図10】放電部材部分を示した横断面図である。
【符号の説明】
1 集塵部 1a 円筒状容器 2 枠体 21 ハニカム単位 211 枠辺 3 放電電極 31 放電芯棒 32 鞘管部材 33 放電部材 332 突片部 332a尖鋭端 41〜43 集塵電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の放電電極にはその長さ方向に所定
    間隔毎に先端が尖鋭に形成された複数の突片部を放射状
    に突設してなる放電部材が配設されているとともに、こ
    の放電電極の周囲には該放電電極と平行にして複数本の
    集塵電極が周方向に所定間隔毎に配設されていることを
    特徴とする電気集塵装置。
  2. 【請求項2】 放電部材に形成されている複数の突片部
    と各突片部に対向した集塵電極との間において、上記突
    片部からこの突片部の突出方向に対向する集塵電極に至
    る距離と、該集塵電極に隣接する集塵電極から上記突片
    部に至る距離とが互いに等しくなるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の電気集塵装置。
  3. 【請求項3】 放電部材は逆皿形状に形成され、その下
    向き傾斜部の外周縁部にその周方向に所定間隔毎に先端
    が尖鋭端にしている突片部を形成していることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の電気集塵装置。
  4. 【請求項4】 放電電極は、角棒状の放電芯棒と、この
    放電芯棒の頂角部に外接し且つ上記放電芯棒の軸芯回り
    に回動自在に被嵌された複数の鞘管部材と、これら鞘管
    部材間に挟着された放電部材とからなることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気集
    塵装置。
  5. 【請求項5】 平面ハニカム状に形成された上下枠体間
    にそれらの枠辺に沿って所定間隔毎に複数本の集塵電極
    が上下方向に指向して配設、支持されているとともに、
    上記上下枠体のハニカム中心の夫々には上下方向に指向
    した放電電極が配設されて構成されていることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電気
    集塵装置。
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