JP2001037320A - 野菜収穫機 - Google Patents
野菜収穫機Info
- Publication number
- JP2001037320A JP2001037320A JP11213678A JP21367899A JP2001037320A JP 2001037320 A JP2001037320 A JP 2001037320A JP 11213678 A JP11213678 A JP 11213678A JP 21367899 A JP21367899 A JP 21367899A JP 2001037320 A JP2001037320 A JP 2001037320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harvesting
- vegetable harvester
- vegetable
- mobile work
- work vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の野菜収穫機は、専用機として製造・販
売されているが、機体構成が大型となって小回りがきか
ず、コスト高となって販売価格が高くなる課題があっ
た。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、エンジン
１を装備した走行車体２上に荷台３を設けて移動作業車
４を構成した。該移動作業車４に、野菜を収穫する収穫
コンベヤ装置５を着脱自由に設けて構成した野菜収穫機
である。
売されているが、機体構成が大型となって小回りがきか
ず、コスト高となって販売価格が高くなる課題があっ
た。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、エンジン
１を装備した走行車体２上に荷台３を設けて移動作業車
４を構成した。該移動作業車４に、野菜を収穫する収穫
コンベヤ装置５を着脱自由に設けて構成した野菜収穫機
である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜収穫機に関す
るものであって、農業機械の技術分野に属する。
るものであって、農業機械の技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】従来の野菜収穫機は、走行装置を備えた
車体上に、左右一対の挾持ベルトによって、圃場に植っ
ている根菜類、例えば、人参や大根を挾持し、走行して
いる車体の推進力と回転駆動されている挾持ベルトの挟
持・搬送力との共同作用によって圃場から強制的に引き
抜いて収穫する構成の引き抜き式の根菜収穫機や、補助
作業者が、圃場から手作業によって収穫した野菜を収穫
コンベヤ装置の上に載置して車体側に搬送して収集する
方式の野菜収穫機や、また、玉ねぎや馬鈴薯等のように
土中に成育している野菜は、適宜深さの土中を進行する
掘取機によって掘り取りながら収穫する構成の収穫機等
がある。これらの野菜収穫機は、専用機として製造さ
れ、販売されている。
車体上に、左右一対の挾持ベルトによって、圃場に植っ
ている根菜類、例えば、人参や大根を挾持し、走行して
いる車体の推進力と回転駆動されている挾持ベルトの挟
持・搬送力との共同作用によって圃場から強制的に引き
抜いて収穫する構成の引き抜き式の根菜収穫機や、補助
作業者が、圃場から手作業によって収穫した野菜を収穫
コンベヤ装置の上に載置して車体側に搬送して収集する
方式の野菜収穫機や、また、玉ねぎや馬鈴薯等のように
土中に成育している野菜は、適宜深さの土中を進行する
掘取機によって掘り取りながら収穫する構成の収穫機等
がある。これらの野菜収穫機は、専用機として製造さ
れ、販売されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の野菜収
穫機は、説明したように専用機として製造・販売されて
いるからいずれも機体構成が大型となって小回りがきき
難く、製作面においてもコスト高となって必然的に販売
価格が高くなる課題があった。したがって、従来から野
菜収穫機は、野菜専業農家以外の一般農家（例えば、米
作を主体にして野菜も作る農家）等への普及が進まず、
問題点となっている。
穫機は、説明したように専用機として製造・販売されて
いるからいずれも機体構成が大型となって小回りがきき
難く、製作面においてもコスト高となって必然的に販売
価格が高くなる課題があった。したがって、従来から野
菜収穫機は、野菜専業農家以外の一般農家（例えば、米
作を主体にして野菜も作る農家）等への普及が進まず、
問題点となっている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、エンジン１を装備した走行車体２上に荷
台３を設けて移動作業車４を構成し、該移動作業車４
に、野菜を収穫する収穫コンベヤ装置５を着脱自由に装
着して構成した野菜収穫機である。
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、エンジン１を装備した走行車体２上に荷
台３を設けて移動作業車４を構成し、該移動作業車４
に、野菜を収穫する収穫コンベヤ装置５を着脱自由に装
着して構成した野菜収穫機である。
【０００５】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したから、
移動作業車は、収穫コンベヤ装置を装着すれば野菜収穫
機として比較的狭い圃場でも小回りができて効率よく野
菜の収穫作業が可能となった。しかも、既存の移動作業
車を利用したものであるから、製作コストが安く、安価
に販売できるから広く普及させることができるものとな
った。
移動作業車は、収穫コンベヤ装置を装着すれば野菜収穫
機として比較的狭い圃場でも小回りができて効率よく野
菜の収穫作業が可能となった。しかも、既存の移動作業
車を利用したものであるから、製作コストが安く、安価
に販売できるから広く普及させることができるものとな
った。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。まず、移動作業車４は、図２に示すよう
に、走行車体２の下側に装備した走行フレ−ム６に転輪
を軸架し、それにクロ−ラ７を巻回して左右一対の走行
装置８を構成している。更に、移動作業車４は、走行車
体２上に荷台３を設けて、収穫した野菜等の作物を搭載
したり、各種の作業台として利用できる構成している。
そして、移動作業車４は、図２に示すように、走行車体
２の後部にエンジン１を装備して前記走行装置８に回転
動力を伝達して自由に走行できる構成としている。な
お、移動作業車４は、後部に操作レバ−９を配置して設
け、具体的構成について図示は省略したが、サイドクラ
ッチを利用して舵取り操作を可能に構成している。
て説明する。まず、移動作業車４は、図２に示すよう
に、走行車体２の下側に装備した走行フレ−ム６に転輪
を軸架し、それにクロ−ラ７を巻回して左右一対の走行
装置８を構成している。更に、移動作業車４は、走行車
体２上に荷台３を設けて、収穫した野菜等の作物を搭載
したり、各種の作業台として利用できる構成している。
そして、移動作業車４は、図２に示すように、走行車体
２の後部にエンジン１を装備して前記走行装置８に回転
動力を伝達して自由に走行できる構成としている。な
お、移動作業車４は、後部に操作レバ−９を配置して設
け、具体的構成について図示は省略したが、サイドクラ
ッチを利用して舵取り操作を可能に構成している。
【０００７】そして、上記したクロ−ラ７からなる走行
装置８は、左右のトレッド調節が比較的簡単にできるよ
うに構成し、圃場内の走行にあたり、畝の間隔に合わせ
てトレッド調節をして溝内に沿わせて走行できるものと
している。又、走行装置８は、枠組みした走行フレ−ム
６の高さ調節を可能にして、ロ−ドクリアランスの調節
ができる構成としている。このように構成した移動作業
車４は、地表面からハイクリアランスに調節すれば、圃
場において、トンネルマルチ作物を跨いだ状態でマルチ
作物の畝に沿って走行することができる特徴がある。
装置８は、左右のトレッド調節が比較的簡単にできるよ
うに構成し、圃場内の走行にあたり、畝の間隔に合わせ
てトレッド調節をして溝内に沿わせて走行できるものと
している。又、走行装置８は、枠組みした走行フレ−ム
６の高さ調節を可能にして、ロ−ドクリアランスの調節
ができる構成としている。このように構成した移動作業
車４は、地表面からハイクリアランスに調節すれば、圃
場において、トンネルマルチ作物を跨いだ状態でマルチ
作物の畝に沿って走行することができる特徴がある。
【０００８】なお、左右のトレッド調節とロ−ドクリア
ランスの調節は、有段の調節機構にするか無段階の調節
機構にするかは設計の段階に自由に選択すればよく、調
節幅（寸法）も自由に設定すればよい。つぎに、収穫コ
ンベヤ装置５は、図３に示すキャベツ搬送用と、図４に
示す大根搬送用との二種類について説明する。
ランスの調節は、有段の調節機構にするか無段階の調節
機構にするかは設計の段階に自由に選択すればよく、調
節幅（寸法）も自由に設定すればよい。つぎに、収穫コ
ンベヤ装置５は、図３に示すキャベツ搬送用と、図４に
示す大根搬送用との二種類について説明する。
【０００９】まず、キャベツ搬送用の収穫コンベヤ装置
５は、図３に示すように、コンベヤベルト１０上にキャ
ベツを載置できる間隔ごとに搬送ラグ１１を配置して装
着しコンベヤベルト１０上に載置したキャベツを係止し
て後部上方に搬送できる構成としている。この場合、収
穫コンベヤ装置５は、図１に示すように、移動作業車４
の側部に沿わせて前部を低くした状態で装着している。
そして、キャベツの収穫作業は、圃場に植って成育した
キャベツを補助作業者がナイフで切リ取って収穫し、コ
ンベヤベルト１０の搬送始端部に載置する作業手順で行
なわれる。
５は、図３に示すように、コンベヤベルト１０上にキャ
ベツを載置できる間隔ごとに搬送ラグ１１を配置して装
着しコンベヤベルト１０上に載置したキャベツを係止し
て後部上方に搬送できる構成としている。この場合、収
穫コンベヤ装置５は、図１に示すように、移動作業車４
の側部に沿わせて前部を低くした状態で装着している。
そして、キャベツの収穫作業は、圃場に植って成育した
キャベツを補助作業者がナイフで切リ取って収穫し、コ
ンベヤベルト１０の搬送始端部に載置する作業手順で行
なわれる。
【００１０】つぎに、大根搬送用の収穫コンベヤ装置５
は、図４に示すように、搬送面に大根の形状に合わせて
凹ませた保持部１２を連続して形成し、コンベヤベルト
１０の搬送方向と直交する横向きの方向に大根を載置し
て搬送する構成としている。そして、大根搬送用の収穫
コンベヤ装置５は、果肉部搬送部１０ａと葉茎部搬送部
１０ｂとの二つの分離した保持部１２からなり、両者を
同速で移動する構成している。したがって、収穫した大
根は、果肉部分が果肉部搬送部１０ａに載置され、葉茎
部が葉茎部搬送部１０ｂに載置・保持されて走行車体２
側に搬送されることになる。
は、図４に示すように、搬送面に大根の形状に合わせて
凹ませた保持部１２を連続して形成し、コンベヤベルト
１０の搬送方向と直交する横向きの方向に大根を載置し
て搬送する構成としている。そして、大根搬送用の収穫
コンベヤ装置５は、果肉部搬送部１０ａと葉茎部搬送部
１０ｂとの二つの分離した保持部１２からなり、両者を
同速で移動する構成している。したがって、収穫した大
根は、果肉部分が果肉部搬送部１０ａに載置され、葉茎
部が葉茎部搬送部１０ｂに載置・保持されて走行車体２
側に搬送されることになる。
【００１１】そして、円板カッタ−１３は、図４に示す
ように、上記果肉部搬送部１０ａと葉茎部搬送部１０ｂ
との間に軸架して設け、搬送されてきた大根の首部を切
断して果肉部から葉茎を分離する構成としている。以上
のように構成した収穫コンベヤ装置５は、移動作業車４
に着脱自由に装着して、エンジン１から伝動する構成と
している。そして、図１に示す走行車体２の前部に設け
たシ−ト１４は、キャベツ搬送用の収穫コンベヤ装置５
を装着した場合に、補助作業者用として利用する構成と
している。
ように、上記果肉部搬送部１０ａと葉茎部搬送部１０ｂ
との間に軸架して設け、搬送されてきた大根の首部を切
断して果肉部から葉茎を分離する構成としている。以上
のように構成した収穫コンベヤ装置５は、移動作業車４
に着脱自由に装着して、エンジン１から伝動する構成と
している。そして、図１に示す走行車体２の前部に設け
たシ−ト１４は、キャベツ搬送用の収穫コンベヤ装置５
を装着した場合に、補助作業者用として利用する構成と
している。
【００１２】このように構成した野菜収穫機において、
図１に示すキャベツの収穫作業について説明する。ま
ず、野菜収穫機は、エンジン１を始動して機体の回転各
部を駆動しながら、キャベツの収穫作業を開始する。こ
の場合、補助作業者は、走行車体２の前部にあるシ−ト
１４に座って圃場に成育したキャベツをナイフで切り取
りながらコンベヤベルト１０の搬送始端部に載置する。
すると、キャベツは、搬送ラグ１１に係止されてコンベ
ヤベルト１０の移動に伴って上方に搬送される。
図１に示すキャベツの収穫作業について説明する。ま
ず、野菜収穫機は、エンジン１を始動して機体の回転各
部を駆動しながら、キャベツの収穫作業を開始する。こ
の場合、補助作業者は、走行車体２の前部にあるシ−ト
１４に座って圃場に成育したキャベツをナイフで切り取
りながらコンベヤベルト１０の搬送始端部に載置する。
すると、キャベツは、搬送ラグ１１に係止されてコンベ
ヤベルト１０の移動に伴って上方に搬送される。
【００１３】以下の作業手順を、図５に基づいて説明す
ると、前述のように搬送されてきたキャベツは、比較的
広い荷台３上を利用して、箱詰め作業を行なって梱包し
た箱１５を圃場に落下しながら連続的に収穫作業を行な
う。そして、圃場の箱は、収穫作業が完了した後の次工
程で移動作業車４によって収集し、一連の作業を終わる
ことになる。
ると、前述のように搬送されてきたキャベツは、比較的
広い荷台３上を利用して、箱詰め作業を行なって梱包し
た箱１５を圃場に落下しながら連続的に収穫作業を行な
う。そして、圃場の箱は、収穫作業が完了した後の次工
程で移動作業車４によって収集し、一連の作業を終わる
ことになる。
【００１４】以上述べたように、本発明の実施例は、従
来から圃場内において野菜の運搬等に使用している移動
作業車４に、収穫コンベヤ装置５を着脱自由に装着する
ことによって野菜収穫機を構成するものであるから、車
体上の荷台３を有効に利用しながら収穫野菜の箱詰め等
が楽にできる特徴がある。しかも、この野菜収穫機は、
小回りが効くから比較的狭まい圃場でも楽に周回や旋回
が可能であり、収穫作業が楽になる。
来から圃場内において野菜の運搬等に使用している移動
作業車４に、収穫コンベヤ装置５を着脱自由に装着する
ことによって野菜収穫機を構成するものであるから、車
体上の荷台３を有効に利用しながら収穫野菜の箱詰め等
が楽にできる特徴がある。しかも、この野菜収穫機は、
小回りが効くから比較的狭まい圃場でも楽に周回や旋回
が可能であり、収穫作業が楽になる。
【００１５】更には、既存の移動作業車４を利用するこ
とによって、製作コストを下げることができるから、販
売価格を安く設定できる優れた面があり、普及型として
有効な機械となり得る利点がある。
とによって、製作コストを下げることができるから、販
売価格を安く設定できる優れた面があり、普及型として
有効な機械となり得る利点がある。
【図１】本発明の一実施例であって、斜面図である。
【図２】本発明の一実施例であって、移動作業車の斜面
図である。
図である。
【図３】本発明の一実施例であって、斜面図である。
【図４】本発明の一実施例であって、斜面図である。
【図５】本発明の一実施例であって、作業手順の説明図
である。
である。
１ エンジン ２ 走行車体 ３
荷台 ４ 移動作業車 ５ 収穫コンベヤ装置。
荷台 ４ 移動作業車 ５ 収穫コンベヤ装置。
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンを装備した走行車体上に荷台を
設けて移動作業車を構成し、該移動作業車に、野菜を収
穫する収穫コンベヤ装置を着脱自由に装着して構成した
野菜収穫機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11213678A JP2001037320A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 野菜収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11213678A JP2001037320A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 野菜収穫機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001037320A true JP2001037320A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16643172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11213678A Pending JP2001037320A (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 野菜収穫機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001037320A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102005431B1 (ko) * | 2018-12-18 | 2019-07-31 | 정다운 | 이동식 무 수집장치 |
-
1999
- 1999-07-28 JP JP11213678A patent/JP2001037320A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102005431B1 (ko) * | 2018-12-18 | 2019-07-31 | 정다운 | 이동식 무 수집장치 |
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