JP2001037254A - インバータシステムの力率補正回路及びその方法 - Google Patents

インバータシステムの力率補正回路及びその方法

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JP2001037254A JP11264000A JP26400099A JP2001037254A JP 2001037254 A JP2001037254 A JP 2001037254A JP 11264000 A JP11264000 A JP 11264000A JP 26400099 A JP26400099 A JP 26400099A JP 2001037254 A JP2001037254 A JP 2001037254A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル制御により力率とPAM 機能調節回
路の構成を簡略化し、製造費を低減したインバータシス
テムの力率補正装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 商用交流電源を直流電圧に整流する整流
部(61)、直流電圧内の交流成分を除去するチョークコ
イル(62)及び平滑用コンデンサ(63)、コンデンサ
(63)から出力される直流電圧をパルス幅変調により再
び3 相の交流電源に変換させるインバータ(64)、コン
デンサ(63)の充/放電動作を制御するスイッチング素
子(Q1)、商用交流電源のゼロ点を検知するゼロ電圧検
出部(65)、コンデンサ(63)の両端電圧を検出する電
圧レベル検出部(67)、電源電圧のサイン波に対するデ
ータが既貯蔵されているROM (66)、PAM 機能が調節さ
れたパルス幅を出力する制御部(68)、及びスイッチン
グ素子(Q1)を制御する駆動部(69)を包含してインバ
ータシステムの力率補正装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータシステ
ムの力率補正装置及びその方法に係るもので、詳しく
は、ディジタル制御を行ってインバータシステムの力率
及びPAM(PulseAmplitude Modulation) 機能を調節
するため周辺回路を省いて回路の構成を簡略化し、マイ
クロコンピュータと一体化(ASIC)するため製造費
用を低減し得るインバータシステムの力率補正装置及び
その方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、省エネルギー及び出力制御の容易
性の面から家電製品の多くの部分でインバータ(Invert
er)化が進行され、例えば、インバータにより駆動され
るモータを適用した洗濯機及び冷蔵庫なども開発されて
発売されつつある。従来のインバータシステムにおいて
は、図4に示したように、入力される商用交流電源をブ
リッジダイオードにより直流電圧に整流する整流部11
と、該整流部11の出力を平滑させて出力するチョーク
コイル12及び平滑用コンデンサ13と、平滑された直
流電圧をパルス幅変調(Pulse Width Modulation)
により再び3相の交流電源に変換させてモータMを駆動
させるインバータ14と、を備えて構成されていた。
【0003】このように構成された従来インバータシス
テムの動作に対し、図5に基づいて説明すると、先ず、
図5(A)に示したような商用交流電源の電圧波形及び
図5(B)に示したような商用交流電源の電圧波形を有
する交流電源を整流部11に供給すると、該整流部11
はブリッジダイオードを利用して直流電圧に整流してチ
ョークコイル12に出力する。
【0004】次いで、該チョークコイル12及び平滑用
コンデンサ13は前記整流部11の出力電圧に包含され
た交流成分を除去した直流電圧をインバータ14に出力
する。このとき、該インバータ14に入力される直流電
圧は、入力される交流電源のピーク値よりも大きい電圧
になる。次いで、前記インバータ14は前記平滑用コン
デンサ13から入力される直流電圧を内部のスイッチン
グ素子のオン/オフ動作により3相の交流電圧に変換し
てモータ15に出力し、該モータ15を駆動させる。
【0005】なお、前記図5(B)において、時間tは
前記チョークコイル12及び平滑用コンデンサ13の時
定数により決定される時間であり、通常、商用交流電源
の1/5以下である。ここで、力率が1であると仮定す
ると、インバータに流れる電流波形は入力される商用交
流電源と同一位相で、図5(C)に示したように、電流
の最大大きさよりも極めて小さいピーク電流を有する理
想的な電流波形を形成し、よって、ノイズ及び無効電力
を減少し得る効果を有するため、先進国では前記図5
(C)に示したような波形を形成するように法制化して
いる傾向である。
【0006】従って、このような理想的な波形を形成す
るために力率補正装置が使用され、従来のインバータシ
ステムの力率補正装置においては、図6に示したよう
に、入力される商用交流電源をブリッジダイオードによ
り直流電圧に整流する整流部31と、該整流部31の出
力を平滑させて出力するチョークコイル32及び平滑用
コンデンサ33と、平滑された直流電圧をパルス幅変調
(Pulse Width Modulation)により再び3相の交流
電源に変換させてモータMを駆動させるインバータ36
と、前記整流部31の出力電圧及び前記平滑用コンデン
サ33の両方端の電圧を比較器、マルチプレクサ、NA
NDゲート及びNORゲートなどを利用して全体的な入
力電流及び電圧の位相が一致されるようにパルス幅デュ
ーティを可変させるアナログ力率改善部34、及び該ア
ナログ力率改善部34により可変されたパルス幅デュー
ティによりオン/オフされて前記平滑用コンデンサ33
の充/放電動作を制御するスイッチング素子Q1、を有
して力率を補正する力率補正部35と、を包含して構成
されていた。
【0007】以下、このように構成された従来のインバ
ータシステムの力率補正装置の動作に対し、図面を用い
て説明する。先ず、力率補正装置に商用交流電源が印加
されると、整流部31は直流電圧に整流して出力し、こ
のように出力される直流電圧は力率補正部35の各抵抗
R1、R2により分圧された後、アナログ力率改善部3
4の第3端子VM1に入力される。
【0008】一方、チョークコイル32により誘起され
た電圧は抵抗R5を介して前記アナログ力率改善部34
の第5端子Idetに入力され、また、前記チョークコ
イル32により誘起された電圧が抵抗R4、ダイオード
D1及びコンデンサC1により調整された電圧と抵抗R
3により調整された電圧とが加算されて前記アナログ力
率改善部34の第8端子VCCに入力される。このと
き、前記第8端子VCCを介して継続して入力電圧を受
ける理由は、力率制御の際、入力電圧の波形と同一波形
を形成するためである。
【0009】且つ、前記整流部31の出力電圧は前記チ
ョークコイル32及びダイオードD2を経由してインバ
ータ36に入力された後、各抵抗R11〜R13により
分圧されて前記アナログ力率改善部34の第1端子IN
Vに入力され、更に、前記分圧された電圧はコンデンサ
C2及び各抵抗R7、R8の時定数により調節されて前
記アナログ力率改善部34の第2端子COMPに入力さ
れ、一方、前記インバータ36に供給される電流に該当
する電圧、即ち、コンデンサC3により決定される電圧
は前記アナログ力率改善部34の第4端子CSに入力さ
れる。
【0010】次いで、前記アナログ力率改善部34は、
図7に示したように、各比較器341、346、34
9、マルチプレクサ347、各NANDゲート343、
344、セルフスタータ342及びNORゲート345
などにより入力電圧と前記インバータ36の出力電圧と
を比較して、それら電圧が一致するように調合したパル
スを出力し、図8(A)(B)に示したように、サイン
波の低い部分ではデューティを大きくし、サイン波の高
い部分ではデューティを小さくさせるパルスを第7端子
Voutを介して出力する。
【0011】次いで、前記アナログ力率改善部34の第
7端子Voutを介して出力されたパルスはスイッチン
グ素子Q1のゲートに入力され、該スイッチング素子Q
1がパルスに対応してオン/オフされて入力電流及び入
力電圧の位相を一致させるため、力率が補正されるよう
になっていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来のインバータシステムの力率補正装置においては、ア
ナログ力率改善部が入力電圧の波形を記憶することがで
きないため継続して入力電圧を受けるべきであって、ア
ナログチップを使用するため周辺回路が複雑で、アナロ
グタイプの専用ICをマイクロコンピュータに内装する
ため単一チップ化が不可能で、更に、チョークコイルは
補助巻線を付加させるべきであるため、製造費用が上昇
するという不都合な点があった。
【0013】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたもので、ディジタル回路を利用して半導体製造
工程を簡略化し、製造費用を低減し得るインバータシス
テムの力率補正装置を提供することを目的とする。そし
て、本発明の他の目的は、入力電源に対するサイン波デ
ータを記憶素子に予め記憶しておくため、周辺回路を省
いて回路を簡単に構成し得るインバータシステムの力率
補正装置を提供しようとする。
【0014】且つ、本発明のその他の目的は、印加電圧
の周波数を確認するためにゼロ電圧と電流の大きさの変
化とを瞬時比較してパルス幅変調を制御し、よって、負
荷の変化及び平滑用コンデンサの容量変化に対して能動
的に対処し得るインバータシステムの力率補正装置を提
供しようとする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るインバータシステムの力率補正装
置においては、商用交流電源を整流及び平滑して形成さ
れた直流電圧をインバータ部のスイッチング素子のオン
/オフに従って3相の交流電圧に可変し、モータを駆動
しながらPAM制御用スイッチング素子のオン/オフに
従ってデューティを可変させることにより、全体的な入
力電流及び電圧の波形を一致させるインバータシステム
において、入力される電源に対するサイン波が記憶素子
に既貯蔵され、ディジタル化のためのアナログタイプの
専用ICがマイクロコンピュータに内蔵され、力率制御
及びPAM機能を制御するための回路が前記マイクロコ
ンピュータと一体化(ASIC)されるように構成され
たことを特徴とする。
【0016】そして、本発明に係るインバータシステム
の力率補正装置においては、商用交流電源を整流及び平
滑して形成された直流電圧をインバータ部のスイッチン
グ素子のオン/オフに従って3相の交流電圧に可変し、
モータを駆動しながらPAM制御用スイッチング素子の
オン/オフに従ってデューティを可変させることによ
り、全体的な入力電流及び電圧の波形を一致させるイン
バータシステムにおいて、入力される商用交流電源のゼ
ロ電圧を検出するゼロ電圧検出部と、平滑用コンデンサ
の両方端の電圧を検出する電圧レベル検出部と、商用交
流電源に該当するサイン波データが予め貯蔵されている
ROMと、前記ゼロ電圧検出部により検出されたゼロ電
圧信号が出力されると前記ROMの該当のアドレスから
サイン波データを読み出し、該サイン波データと前記電
圧レベル検出部により検出されたレベルによって決定さ
れるパルス幅決定係数とを乗算してパルス幅の調整され
たパルスを出力する制御部と、該制御部から出力される
パルスによって前記スイッチング素子のオン/オフ時間
を制御する駆動部と、を備えて構成されている。
【0017】ここで、本発明に係るインバータシステム
の力率補正装置の前記電圧レベル検出部としては、アナ
ログ/ディジタル変換器が使用され、前記電圧レベル検
出部としては、比較器が使用される。更に、前記ROM
は、0〜90°のサイン波データを貯蔵していることを
特徴とする。
【0018】且つ、本発明に係るインバータシステムの
力率補正装置においては、商用交流電源を整流及び平滑
して形成された直流電圧をインバータ部のスイッチング
素子のオン/オフに従って3相の交流電圧に可変し、モ
ータを駆動しながらPAM制御用スイッチング素子のオ
ン/オフに従ってデューティを可変させることにより、
全体的な入力電流及び電圧の波形を一致させるインバー
タシステムにおいて、整流された信号の入力を受けてデ
ィジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器
と、商用交流電源に該当するサイン波データが予め貯蔵
されているROMと、直流リンクの両方端の電圧レベル
を検出する電圧レベル検出部と、前記アナログ/ディジ
タル変換器のディジタル値に該当する前記ROMのサイ
ンデータを読み出し、該サインデータと前記電圧レベル
検出部から検出された電圧レベル値に該当するパルス幅
決定係数とを乗算してパルス幅変調信号を出力するディ
ジタルロジック制御部と、該ディジタルロジック制御部
のパルス幅変調信号の入力を受けて前記PAM制御用ス
イッチング素子のスイッチング制御信号を出力する駆動
部と、を包含して構成されている。
【0019】また、本発明に係るインバータシステムの
力率補正方法においては、整流部から出力された電圧波
形をアナログ/ディジタル変換器により変換させたディ
ジタル信号の最大値及び最小値を利用してデルタ値(最
大値−最小値)及びポイント値(デルタ値/90)を計
算する第1段階と、該第1段階の最小ディジタル信号に
該当するROMに既貯蔵されたサイン値を読み出し、該
サイン値と直流リンクの両方端の電圧レベル値に該当す
るパルス幅決定係数とを乗算して、所定時間の間、PA
M制御用スイッチング素子をターンオンさせる第2段階
と、再びディジタル信号の入力を受け、該ディジタル信
号を前記ポイント値で除算して、それに該当する前記R
OMのサイン値とパルス幅決定係数とを乗算して、所定
時間の間、PAM制御用スイッチング素子をターンオン
させる動作を前記ディジタル係数が最小になるまで反復
行う第3段階と、前記ディジタル信号が最小になると、
直流リンクの両方端の電圧をディジタル信号に変換して
入力として受け、該ディジタル信号が既貯蔵された所定
ディジタル信号よりも小さいとパルス幅決定係数を増加
させるが、大きいとパルス幅決定係数を小さくした後、
前記第3段階に復帰するか、または、使用者により前記
PAM制御用スイッチング素子の駆動が終了される第4
段階と、を順次行うようになっている。
【0020】更に、本発明に係るインバータシステムの
力率補正装置においては、商用交流電源を整流及び平滑
して形成された直流電圧をインバータ部のスイッチング
素子のオン/オフに従って3相の交流電圧に可変し、モ
ータを駆動しながらPAM制御用スイッチング素子のオ
ン/オフに従ってデューティを可変させることにより、
全体的な入力電流及び電圧の波形を一致させるインバー
タシステムにおいて、入力される商用交流電源のゼロ電
圧を検出するゼロ電圧検出部と、抵抗を経由して全波整
流された信号の入力を受け、負荷に電流が供給される時
点を確認するための電流を検出する電流検出部と、該電
流検出部から出力された電流検出信号の入力を受け、該
電流検出信号と既設定された基準電流とを比較して比較
信号を出力する比較器と、該比較器の比較信号の入力を
受け、前記ゼロ電圧検出部のゼロ電圧検出信号を基準に
電流波形の遅延を判断して最適のパルス幅変調信号を前
記PAM制御用スイッチング素子に出力するパルス幅変
調部と、を備えて構成されている。
【0021】ここで、前記比較器は、前記電流検出部か
らアナログ信号である検出電流の入力を受けてディジタ
ル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器を使用し
得ることを特徴とする。そして、本発明に係るインバー
タシステムの力率補正方法においては、入力される商用
交流電源のゼロ電圧を検出する第1段階と、負荷に供給
される所定レベル以上の電流を検出する第2段階と、前
記第1段階で検出されたゼロ電圧と前記第2段階で検出
された電流との位相を比較する第3段階と、該比較結果
による電圧と同一位相を有するサイン波電流を形成する
信号データをROMから読み出して適切なパルス幅変調
信号を出力する第4段階と、を順次行うようになってい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本発明に係るインバータシ
ステムの力率補正装置の第1実施形態においては、図1
に示したように、入力される商用交流電源を直流電圧に
整流する整流部61と、該整流部61から出力された直
流電圧に包含されている交流成分を除去するチョークコ
イル62及び平滑用コンデンサ63と、該平滑用コンデ
ンサ63から出力される直流電圧をパルス幅変調(Puls
e Width Modulation)により再び3相の交流電源に
変換させてモータMを駆動させるインバータ64と、前
記平滑用コンデンサ63の前段に並列連結され、スイッ
チング信号に従って該平滑用コンデンサ63の充/放電
動作を制御するスイッチング素子Q1と、入力される商
用交流電源のゼロ点(Zero Point )を検知するゼロ電
圧検出部65と、前記平滑用コンデンサ63の両方端の
電圧を検出する電圧レベル検出部67と、入力される電
源電圧のサイン波に対するデータが既貯蔵されているR
OM66と、前記ゼロ電圧検出部65から検出されたゼ
ロ電圧に該当するパルスを前記ROM66から読み出
し、前記電圧レベル検出部67から検出されたレベルに
従って前記ROM66から読み出したパルスに所定係数
(Factor)を乗算して力率を制御し、PAM機能が調節
されたパルス幅を出力する制御部68と、該制御部68
から出力されるパルスに従って前記スイッチング素子Q
1のオン/オフ動作を制御する駆動部69と、を包含し
て構成されている。
【0023】以下、このように構成された本発明に係る
インバータシステムの力率補正装置の第1実施形態の動
作過程について説明する。先ず、商用交流電源が印加し
て整流部61に入力されると、該整流部61はブリッジ
ダイオードを利用して直流電圧に整流して出力し、この
ように出力された直流電圧はチョークコイル62及び平
滑用コンデンサ63により平滑された後、直流電圧に包
含された交流成分が除去されてインバータ64に供給さ
れる。
【0024】すると、該インバータ64の各スイッチが
オン/オフ動作を行って前記直流電圧を再び3相の交流
電源に変換させてモータMに供給し、よって、該モータ
Mが駆動を開始する。このとき、前記インバータ64を
利用して前記モータMの速度を可変させるためには前記
インバータ64に供給される直流電圧のレベルの大きさ
を変化させるべきで、そのためPAM(Pulse Amplit
ude Modulation、PAM )機能の調節を行い、更に、前
記インバータ64を利用して前記モータMの速度を効率
的に可変させるために力率の制御を行う。
【0025】より詳しく説明すると以下のようである。
先ず、ゼロ電圧検出部65は、入力される商用交流電源
のゼロ電圧を検出して制御部68に出力する。このと
き、ROM66には前記ゼロ点に同期化されたサイン波
の0〜90°に対応するデータが予め貯蔵されているた
め、従来のアナログインバータシステムのように入力電
圧を継続して受けずに、前記ROM66に既貯蔵された
データを読み出して使用するようになる。
【0026】次いで、前記制御部68は、前記ROM6
6から読み出されたアドレスのデータとパルス幅決定係
数である255/2値とを乗算したパルスを内部のレジ
スタに貯蔵する。次いで、前記制御部68は前記内部レ
ジスタに貯蔵された値を減算しながらカウントされるパ
ルスを駆動部69に出力する。このとき、該駆動部69
は前記制御部68からカウントされるパルスが出力され
る間、スイッチング素子Q1にハイ信号を出力して該ス
イッチング素子Q1をオンさせ、このような動作は前記
制御部68の内部レジスタ値がゼロになるまで反復して
行われる。
【0027】次いで、所定時間(通常、スイッチング素
子の動作周波数である20KHzのときに50μs)が
経過した後、前記制御部68は前記ROM66から読み
出されたアドレスに1を加算したアドレスのデータを読
み出し、該読み出し値と上述したパルス幅決定係数とを
乗算して、該乗算値を内部レジスタに貯蔵された後減算
しながら該減算されるパルスを前記駆動部69に出力す
る。このとき、該駆動部69は前記制御部68からカウ
ントされるパルスが出力される間、スイッチング素子Q
1にハイ信号を出力して該スイッチング素子Q1をオン
させ、このような動作は前記制御部68の内部レジスタ
値がゼロになるまで反復して行われる。
【0028】次いで、前記ROM66に貯蔵されたサイ
ン波データが90°になると、再びアドレスを1ずつ減
少させる。このような動作を行うとき、前記電圧レベル
検出部67はインバータ64に供給される平滑用コンデ
ンサ63の両方端の直流電圧を検出して既設定された基
準値と比較し、該比較した値を前記制御部68に出力す
る。
【0029】次いで、前記制御部68は前記ゼロ電圧検
出部65からゼロ電圧検出信号が発生するとき、前記電
圧レベル検出部67から出力される比較値を受けて、該
比較値が所定値以上であると前記パルス幅決定係数の値
を増加させるが、前記比較値が所定値以下であると前記
パルス幅決定係数の値を減少させる。例えば、前記比較
値が所定値以上であると、パルス幅決定係数の値に1.
5を乗算して係数値を増加させるが、前記比較値が所定
値以下であると、パルス幅決定係数の値に0.1を乗算
して係数値を減少させる。
【0030】結局、前記制御部68は、前記ROM66
に貯蔵されたサイン波データと前記電圧レベル検出部6
7により検出された電圧レベルに該当するパルス幅決定
係数とを乗算してパルス幅の調整されたパルスを駆動部
69に出力する。次いで、該駆動部69は、前記制御部
68から出力されるパルス幅に従ってオン/オフ動作を
行い、よって、前記インバータ64に供給される電圧が
調節される。ここで、前記電圧レベル検出部67として
は、アナログ/ディジタル変換器または比較器を利用す
ることができる。
【0031】このように本発明に係るインバータシステ
ムの力率補正装置の第1実施形態においては、アナログ
の代わりにディジタルを利用するため、半導体製造工程
が簡単で、記憶素子にサイン波に対する情報を予め貯蔵
しておくため、入力電圧をフィードバックさせるための
別途の周辺回路を必要とせず、よって、回路構成を簡略
化し得るという効果がある。
【0032】そして、本発明に係るインバータシステム
の力率補正装置の第2実施形態においては、図2に示し
たように、入力される商用交流電源を直流電圧に整流す
る整流部700と、該整流部700から出力される直流
電圧に包含された交流成分を除去するチョークコイルL
71及び平滑用コンデンサC71と、該平滑用コンデン
サC71から出力される直流電圧を再び3相の交流電源
に変換させてモータMを駆動させるインバータ710
と、コレクタが前記平滑用コンデンサ63の後段に接続
され、エミッタが接地され、ベースに印加されるスイッ
チング制御信号により導通制御されるPAM制御用スイ
ッチング素子N71と、前記整流部700の整流信号の
入力を受けてディジタル信号に変換させるアナログ/デ
ィジタル変換器750と、入力される商用交流電源に該
当するサイン波データが既貯蔵されるROM760と、
直流リンクの両方端の電圧レベルを検出する電圧レベル
検出部730と、前記アナログ/ディジタル変換器75
0のディジタル値に該当する前記ROM760のサイン
データを読み出し、該サインデータと前記電圧レベル検
出部730から検出された電圧レベルに該当するパルス
幅決定係数とを乗算してパルス幅変調信号を出力するデ
ィジタルロジック制御部740と、該ディジタルロジッ
ク制御部740のパルス幅変調信号の入力を受けて前記
PAM制御用スイッチング素子N71のスイッチング制
御信号を出力する駆動部770と、を包含して構成され
ている。
【0033】以下、このように構成される本発明に係る
インバータシステムの力率補正装置の第2実施形態の動
作について説明する。先ず、商用交流電源が印加して整
流部700に入力されると、該整流部700はブリッジ
ダイオードを利用して直流電圧に整流して出力し、この
ように出力された電圧は各抵抗R1、R2により分圧さ
れてアナログ/ディジタル変換器750に入力され、該
アナログ/ディジタル変換器750は前記分圧された電
圧をディジタル信号に変換してディジタルロジック制御
部740に出力し、また、電圧レベル検出部730は直
流リンクの両方端の電圧を各抵抗R3、R4を介して検
出して前記ディジタルロジック制御部740に出力す
る。
【0034】次いで、該ディジタルロジック制御部74
0は、前記アナログ/ディジタル変換器750の出力信
号に該当するサイン値をROM760から読み出し、該
サイン値と前記電圧レベル検出部730により検出され
た電圧レベル値に該当するパルス幅決定係数とを乗算し
てパルス幅変調信号を出力し、該パルス幅変調信号の入
力を受けて駆動部770は該当のスイッチング制御信号
をPAM制御用スイッチング素子N71のベースに印加
する。
【0035】このとき、前記ディジタルロジック制御部
740の動作に対して詳しく説明すると次のようであ
る。先ず、整流部700からの出力電圧の波形をアナロ
グ/ディジタル変換器750によりディジタル信号とし
て入力され、該ディジタル信号の最大値及び最小値を利
用してデルタ値(最大値−最小値)及びポイント値(デ
ルタ値/90)を計算する。
【0036】次いで、前記ディジタル信号が再び最小値
に入力されると、既貯蔵された前記ROM760のゼロ
アドレスのデータを読み出し、該読み出されたデータと
パルス幅決定係数値(通常、255/2)とを乗算し
て、既設定されたクロックだけPAM制御用スイッチン
グ素子N71をターンオンさせる。次いで、所定時間
(通常、20KHzスイッチング時に50μs)が経過
すると、再びディジタル信号の入力を受け、該ディジタ
ル信号を前記ポイント値で除算して整数値を取る。
【0037】次いで、前記整数値を利用して前記ROM
760の該当アドレスのデータを読み出し、該読み出さ
れたデータ値と前記パルス幅決定係数値とを乗算して前
記PAM制御用スイッチング素子N71をターンオンさ
せ、このような動作を前記ディジタル信号が最小になる
まで行い、前記ディジタル信号が最小になると前記直流
リンクの両方端の電圧を検出し、該検出値と所定ディジ
タル信号とを比較するが、該所定ディジタル信号よりも
検出電圧が小さいとパルス幅決定係数値を増加させる
が、所定ディジタル信号よりも検出電圧が大きいと前記
パルス幅決定係数の値を減少させる。
【0038】このとき、このような前記PAM制御用ス
イッチング素子の駆動制御動作は、使用者の判断により
停止されるか、または、所定アルゴリズムによって中断
される。上述したように、前記PAM制御用スイッチン
グ素子N71は、前記駆動部770のパルス幅変調信号
によりオン/オフされてインバータシステムの力率を改
善させるようになるが、前記PAM制御用スイッチング
素子N71がオンされるとチョークコイルL71に磁気
エネルギーが蓄積されて、前記PAM制御用スイッチン
グ素子N71がオフされると前記磁気エネルギーがダイ
オードD71を経由して平滑用コンデンサC71に充填
された後放電される。
【0039】即ち、本発明に係るインバータシステムの
力率補正装置の第2実施形態においては、入力される商
用交流電源が整流部700により整流された整流信号を
アナログ/ディジタル変換器750によりディジタル信
号に変換させ、該ディジタル値をアドレスとしてROM
760に既貯蔵されたサイン波値を読み出し、該サイン
波値と直流リンクの両方端の直流電圧のレベルに該当す
るパルス幅決定係数と乗算してパルス幅変調信号を出力
する。このとき、前記PAM制御用スイッチング素子N
71が前記パルス幅変調信号によりオン/オフされてデ
ューティが可変され、よって、全体的な入力電流及び電
圧の波形が一致されるように力率が能動的に補正され
る。且つ、本発明に係るインバータシステムの力率補正
装置の第3実施形態においては、図3に示したように、
入力される商用交流電源を直流電圧に整流する整流部8
00と、該整流部800から出力された直流電圧に包含
されている交流成分を除去するチョークコイルL81
と、該チョークコイルL81の出力電圧を整流用ダイオ
ードD81を介して入力されて平滑する平滑用コンデン
サC81と、該平滑用コンデンサC81から出力される
直流電圧をパルス幅変調(PWM)により可変周波数及
び可変電圧に変換するインバータ810と、該インバー
タ810の制御により駆動されるモータMと、ドレイン
が前記チョークコイルL81の後段に接続され、ソース
が接地され、ゲートに印加されるパルス幅変調信号によ
り導通制御されるPWM制御用スイッチング素子N81
と、抵抗R81を介して前記整流部800の整流信号を
入力され、負荷に電流が供給される時点を確認するため
の電流を検出する電流検出部830と、負の波形のみが
整流された信号の入力を受け、該信号のゼロ電圧を検出
してゼロ電圧検出信号を出力するゼロ電圧検出部850
と、前記電流検出部830から出力された電流検出信号
の入力を受け、該電流検出信号と既設定された基準電流
とを比較して比較信号を出力する比較器840と、入力
商用交流電源に対するサイン値が所定周波数単位で既貯
蔵されているROM870と、前記比較器840の比較
信号の入力を受け、前記ゼロ電圧検出部850のゼロ電
圧検出信号を基準にして電流波形の遅延を判断し、それ
に該当する前記ROM870のサイン値を最適のパルス
幅変調信号として前記PAM制御用スイッチング素子N
81のゲートに印加するパルス幅変調制御部860と、
を包含して構成されている。
【0040】以下、このように構成される本発明に係る
インバータシステムの力率補正装置の第3実施形態の動
作について説明する。先ず、商用交流電源が印加して整
流部800に入力されると、該整流部800はブリッジ
ダイオードを利用して直流電圧に整流して出力し、この
ように出力された電圧は電流検出部830に入力され、
該電流検出部830は負荷(モータM)に電流が供給さ
れる時点を確認するための電流を検出して該検出電流を
比較器840に印加する。
【0041】次いで、前記比較器840は、使用者によ
り既設定された基準電流Refと前記検出電流とを比較
して所定レベル(基準電流)以上であると、前記検出電
流をパルス幅変調制御部860に印加する。ここで、前
記比較器840は、アナログ/ディジタル変換器に代替
することが可能で、即ち、前記アナログ/ディジタル変
換器は、前記電流検出部830からアナログ信号である
検出電流の入力を受けてディジタル信号に変換した後、
パルス幅変調制御部860に印加する(本実施例では、
比較器を使用する場合に限って説明する)。
【0042】また、ゼロ電圧検出部850は、前記整流
部800から負の波形だけが整流された信号の入力を受
け、該整流信号のゼロ電圧を検出してゼロ電圧検出信号
を前記パルス幅変調制御部860に出力する。次いで、
該パルス幅変調制御部860は、前記ゼロ電圧検出信号
を基準にして前記比較器840を介して入力された検出
電流の波形にどの程度の遅延が発生したかを判断し、該
当する前記ROM870のアドレスに既貯蔵されたパル
ス幅変調信号をPAM制御用スイッチング素子N81の
ゲートに印加し、よって、該PAM制御用スイッチング
素子N81はオン/オフ制御されてデューティが変化さ
れ、よって、力率が改善される。
【0043】このように本発明に係るインバータシステ
ムの力率補正装置の第3実施形態においては、電流検出
部830の電流検出信号と基準電流Refとを比較器8
40により比較して、基準電流Refよりも大きいとパ
ルス幅変調制御部850に印加し、該パルス幅変調制御
部850は前記比較器840の比較信号が入力されてゼ
ロ電圧検出部850のゼロ電圧検出信号を基準に電流波
形がどの程度遅延されたかを判断し、該当のROM87
0のアドレスに既貯蔵された最適のパルス変調信号を出
力する。即ち、平滑用コンデンサC81の容量に従って
電流の充/放電時間が変化されるため、負荷に供給され
る電流の波形が変化され、電流検出部830は前記負荷
に供給される電流を検出し、前記比較器840は前記電
流検出部830の検出電流と使用者により既設定された
基準電流とを比較して、所定レベル以上の検出電流をパ
ルス幅変調制御部860に印加する。
【0044】このとき、前記パルス幅変調制御部860
は、ゼロ電圧検出部850のゼロ電圧検出信号を基準に
現在供給される電流の位相をチェックし、その結果に従
って前記ROM870の所定アドレスのサイン値を読み
出し、該サイン値に該当するパルス幅変調信号をPAM
制御用スイッチング素子N81に印加し、よって、該P
AM制御用スイッチング素子N81がオン/オフされて
デューティが可変されて、全体的な入力電流及び電圧の
波形が一致され、力率が能動的に補正されるようになっ
ている。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
バータシステムの力率補正装置及びその方法において
は、ディジタル回路を利用して半導体製造工程を簡略化
するため、製造費用が低減され、入力電源に対するサイ
ン波データを記憶素子に予め記憶しておくため、周辺回
路を省いて回路構成が簡単で、印加電圧の周波数を確認
するためにゼロ電圧と電流の大きさの変化とを瞬時比較
してパルス幅変調を制御し、よって、負荷の変化及び平
滑用コンデンサの容量変化に対して能動的に対処し得る
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインバータシステムの力率補正装
置の第1実施形態を示したブロック図である。
【図2】本発明に係るインバータシステムの力率補正装
置の第2実施形態を示したブロック図である。
【図3】本発明に係るインバータシステムの力率補正装
置の第3実施形態を示したブロック図である。
【図4】従来インバータシステムを示した回路図であ
る。
【図5】図4の入/出力時の波形を示した波形図であ
る。
【図6】従来インバータシステムの力率補正装置を示し
た回路図である。
【図7】図6のインバータ力率改善部を示した回路図で
ある。
【図8】図7の入/出力時の波形を示した波形図であ
る。
【符号の説明】
61…整流部 62…チョークコイル 63…平滑用コンデンサ 64…インバータ 65…ゼロ電圧検出部 66…ROM 67…電圧レベル検出部 69…駆動部 78…制御部 Q1…スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キム ジョン−ホ 大韓民国,キュンキ−ド,コヤン,イイサ ン−ク,イイサン2−ドン,1555,ドーサ ン アパートメント 109−702 (72)発明者 シム ケオン 大韓民国,ソウル,ドンデムン−ク,ダプ シムリ 5−ドン,482−3 (72)発明者 リー ヒュン−サン 大韓民国,キュンキ−ド,スンナム,ブー ンダン−ク,ジェオンジャ−ドン,321, ハンソル ジューコン アパートメント 414−2102 (72)発明者 リー ドン−ヒュク 大韓民国,インチョン,ゲヤン−ク,ジャ ケオン−ドン,580,ヒュンダイ アパー トメント 202−1011 Fターム(参考) 5G066 FA02 FB15 5H007 AA02 AA07 BB06 CA01 CB05 CC12 DB12 DC02 DC05 EA01 EA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源を整流及び平滑して形成さ
    れた直流電圧をインバータ部のスイッチング素子のオン
    /オフに従って3相の交流電圧に可変し、モータを駆動
    しながらPAM制御用スイッチング素子のオン/オフに
    従ってデューティを可変させることにより、全体的な入
    力電流及び電圧の波形を一致させるインバータシステム
    において、 入力される電源に対するサイン波が記憶素子に既貯蔵さ
    れ、ディジタル化のためのアナログタイプの専用ICが
    マイクロコンピュータに内蔵され、力率制御及びPAM
    機能を制御するための回路が前記マイクロコンピュータ
    と一体化されるように構成されたことを特徴とするイン
    バータシステムの力率補正装置。
  2. 【請求項2】 商用交流電源を整流及び平滑して形成さ
    れた直流電圧をインバータ部のスイッチング素子のオン
    /オフに従って3相の交流電圧に可変し、モータを駆動
    しながらPAM制御用スイッチング素子のオン/オフに
    従ってデューティを可変させることにより、全体的な入
    力電流及び電圧の波形を一致させるインバータシステム
    において、 入力される商用交流電源のゼロ電圧を検出するゼロ電圧
    検出部と、 平滑用コンデンサの両方端の電圧を検出する電圧レベル
    検出部と、 商用交流電源に該当するサイン波データが予め貯蔵され
    ているROMと、 前記ゼロ電圧検出部により検出されたゼロ電圧信号が出
    力されると前記ROMの該当のアドレスからサイン波デ
    ータを読み出し、該サイン波データと前記電圧レベル検
    出部により検出されたレベルによって決定されるパルス
    幅決定係数とを乗算してパルス幅の調整されたパルスを
    出力する制御部と、 該制御部から出力されるパルスによって前記スイッチン
    グ素子のオン/オフ時間を制御する駆動部と、を備えて
    構成されることを特徴とする請求項1記載のインバータ
    システムの力率補正装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧レベル検出部としては、アナロ
    グ/ディジタル変換器が使用されることを特徴とする請
    求項2記載のインバータシステムの力率補正装置。
  4. 【請求項4】 前記電圧レベル検出部としては、比較器
    が使用されることを特徴とする請求項2記載のインバー
    タシステムの力率補正装置。
  5. 【請求項5】 前記ROMは、0°〜90°のサイン波
    データを貯蔵していることを特徴とする請求項2記載の
    インバータシステムの力率補正装置。
  6. 【請求項6】 商用交流電源を整流及び平滑して形成さ
    れた直流電圧をインバータ部のスイッチング素子のオン
    /オフに従って3相の交流電圧に可変し、モータを駆動
    しながらPAM制御用スイッチング素子のオン/オフに
    従ってデューティを可変させることにより、全体的な入
    力電流及び電圧の波形を一致させるインバータシステム
    において、 整流された信号の入力を受けてディジタル信号に変換す
    るアナログ/ディジタル変換器と、 商用交流電源に該当するサイン波データが予め貯蔵され
    ているROMと、 直流リンクの両方端の電圧レベルを検出する電圧レベル
    検出部と、 前記アナログ/ディジタル変換器のディジタル値に該当
    する前記ROMのサインデータを読み出し、該サインデ
    ータと前記電圧レベル検出部から検出された電圧レベル
    値に該当するパルス幅決定係数とを乗算してパルス幅変
    調信号を出力するディジタルロジック制御部と、 該ディジタルロジック制御部のパルス幅変調信号の入力
    を受けて前記PAM制御用スイッチング素子のスイッチ
    ング制御信号を出力する駆動部と、を包含して構成され
    ることを特徴とするインバータシステムの力率補正装
    置。
  7. 【請求項7】 整流部から出力された電圧波形をアナロ
    グ/ディジタル変換器により変換させたディジタル信号
    の最大値及び最小値を利用して(最大値−最小値)に等
    しいデルタ値及び(デルタ値/90)に等しいポイント
    値を計算する第1段階と、 該第1段階の最小ディジタル信号に該当するROMに既
    貯蔵されたサイン値を読み出し、該サイン値と直流リン
    クの両方端の電圧レベル値に該当するパルス幅決定係数
    とを乗算して、所定時間の間、PAM制御用スイッチン
    グ素子をターンオンさせる第2段階と、 再びディジタル信号の入力を受け、該ディジタル信号を
    前記ポイント値で除算して、それに該当する前記ROM
    のサイン値とパルス幅決定係数とを乗算して、所定時間
    の間、PAM制御用スイッチング素子をターンオンさせ
    る動作を前記ディジタル係数が最小になるまで反復行う
    第3段階と、 前記ディジタル信号が最小になると、直流リンクの両方
    端の電圧をディジタル信号に変換して入力として受け、
    該ディジタル信号が既貯蔵された所定ディジタル信号よ
    りも小さいとパルス幅決定係数を増加させるが、大きい
    とパルス幅決定係数を小さくした後、前記第3段階に復
    帰するか、または、使用者により前記PAM制御用スイ
    ッチング素子の駆動が終了される第4段階と、を順次行
    うことを特徴とするインバータシステムの力率補正方
    法。
  8. 【請求項8】 商用交流電源を整流及び平滑して形成さ
    れた直流電圧をインバータ部のスイッチング素子のオン
    /オフに従って3相の交流電圧に可変し、モータを駆動
    しながらPAM制御用スイッチング素子のオン/オフに
    従ってデューティを可変させることにより、全体的な入
    力電流及び電圧の波形を一致させるインバータシステム
    において、 入力される商用交流電源のゼロ電圧を検出するゼロ電圧
    検出部と、 抵抗を経由して全波整流された信号の入力を受け、負荷
    に電流が供給される時点を確認するための電流を検出す
    る電流検出部と、 該電流検出部から出力された電流検出信号の入力を受
    け、該電流検出信号と既設定された基準電流とを比較し
    て比較信号を出力する比較器と、 該比較器の比較信号の入力を受け、前記ゼロ電圧検出部
    のゼロ電圧検出信号を基準に電流波形の遅延を判断して
    最適のパルス幅変調信号を前記PAM制御用スイッチン
    グ素子に出力するパルス幅変調部と、を備えて構成され
    ることを特徴とするインバータシステムの力率補正装
    置。
  9. 【請求項9】 前記比較器は、前記電流検出部からアナ
    ログ信号である検出電流の入力を受けてディジタル信号
    に変換するアナログ/ディジタル変換器を使用し得るこ
    とを特徴とする請求項8記載のインバータシステムの力
    率補正装置。
  10. 【請求項10】 入力される商用交流電源のゼロ電圧を
    検出する第1段階と、 負荷に供給される所定レベル以上の電流を検出する第2
    段階と、 前記第1段階で検出されたゼロ電圧と前記第2段階で検
    出された電流との位相を比較する第3段階と、 該比較結果による電圧と同一位相を有するサイン波電流
    を形成する信号データをROMから読み出して適切なパ
    ルス幅変調信号を出力する第4段階と、を順次行うこと
    を特徴とするインバータシステムの力率補正方法。
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