JP2001037253A - モータ駆動用インバータシステムの力率補償装置 - Google Patents

モータ駆動用インバータシステムの力率補償装置

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JP2001037253A
JP2001037253A JP11263775A JP26377599A JP2001037253A JP 2001037253 A JP2001037253 A JP 2001037253A JP 11263775 A JP11263775 A JP 11263775A JP 26377599 A JP26377599 A JP 26377599A JP 2001037253 A JP2001037253 A JP 2001037253A
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Gyeong-Hae Han
ギョン−ヘ ハン
Jon-Ho Kim
ジョン−ホ キム
Keon Sim
ケオン シム
Hyung-Sang Lee
ヒュン−サン リー
Dong-Hyuk Lee
ドン−ヒュク リー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータに入力される電圧、電流の力率を
改善し得るモータ駆動用インバータシステムの力率補償
装置を提供する。 【解決手段】 全波整流された交流電源の零電圧を検出
して、それに対応する零電圧検出信号を出力する零電圧
検出部230と、インバータに並列に連結されるスイッ
チングトランジスタN1と、前記交流電源電圧のパター
ンと類似なパターンを有するサイン波電圧に対応される
データ値を内部に格納し、前記零電圧検出信号に基づ
き、前記交流電源の電圧周波数を考慮して、前記データ
値に対応する所定デューティ比を有する駆動信号を前記
スイッチングトランジスタN1に出力するPAM駆動部
650と、を備えてモータ駆動用インバータシステムの
力率補償装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータを駆動する
インバータに入力される電圧、電流を制御する技術に係
るもので、詳しくは、モータを駆動するインバータに入
力される電圧、電流の力率を改善し得るモータ駆動イン
バータの力率補償装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、エネルギー節約及び出力制御の容
易性の観点から、家電製品に使用されるモータの制御時
に、インバータの使用が漸次拡大されつつある。そし
て、モータ駆動用インバータを使用した家電製品として
は、例えば、洗濯機及び冷蔵庫などがある。
【0003】ところで、従来のモータ駆動用インバータ
システムにおいては、図4に示したように、入力される
交流電源100はブリッジダイオード111を経て直流
電圧に全波整流され、その整流された電圧はチョークコ
イル112及び平滑用コンデンサー113を経て平滑さ
れてインバータ120に供給され、平滑された直流電圧
は交流電源電圧のピーク値より大きくなる。そして、前
記インバータ120は平滑された直流電圧を3相の交流
電源に変換してモータ130に供給し、該モータ130
は変換された3相の交流電源により駆動される。
【0004】図5(A)は、交流電源の電源波形で、図
5(B)は、交流電源の電流波形であり、図5(B)に
示した時間(t)は、チョークコイル112と平滑コン
デンサ113とによる時定数に従って決定される時間で
あるが、通常交流電源の周期の1/5ほどである。一
方、前記時間(t)の間、電流のピーク値が急激に発生
してノイズが発生し、無効電力による損失が生じるが、
このような現象は電圧と電流との位相差による力率に起
因して発生される。
【0005】図5(C)は、交流電源電流の理想的なパ
ターンを示したもので、図示したように、交流電源電圧
の位相と同様な位相の電流がインバータに供給される
と、ノイズ及び無効電力による損失が発生されなくな
る。従って、このような波形を有する電流を生成させる
べく、力率改善機能を付加した装置として従来のインバ
ータシステムの力率補償装置が開示されている。即ち、
従来のインバータシステムの力率補償装置においては、
図6に示したように、図4の構成に力率補償部200を
包含して構成されていた。そして、前記力率補償部20
0は、チョークコイル112と、アナログ集積回路21
0と、複数の抵抗R1〜R13と、複数のコンデンサC
1〜C3と、複数のダイオードD1、D2から構成され
ている。
【0006】図7は、集積回路210の詳細回路図で、
図示したように、複数の論理回路から構成されている。
この場合、ブリッジダイオード111から出力される直
流電圧は、力率補償部200の抵抗R1、R2により分
圧されて端子(VM1)を経て集積回路210入力さ
れ、チョークコイル112に誘起される電圧は、抵抗R
5及び端子(Idet)を経て入力される。抵抗R4
とダイオードD1を経たチョークコイル112の電圧
と、抵抗R3を経たブリッジダイオード112の電圧
は、集積回路210の内部電源Vccとなる。
【0007】さらに、前記チョークコイル112とダイ
オードD2を経てインバータ120に供給される直流電
圧は、抵抗R11〜R13により分圧されて端子(I
NV)を経て集積回路210に入力され、その電圧は、
抵抗R7、R8及びコンデンサC2の時定数により調節
されて(COMP)に入力される。又、前記インバー
タ120に供給される電流に該当する電圧、即ち、コン
デンサC3を経た電圧は端子(CS)に入力される。
このような各電圧が入力された集積回路210の内部の
各論理素子、即ち、比較器211,216,219、マ
ルチプレクサ217、インバータI1、NANDゲート
213,214、セルフスタータ及びNORゲート21
5により、所定デューティ比を有する電圧Voutが端
子(Vout)を経て出力される。
【0008】図8(A)、(B)は、集積回路210で
処理される電圧の波形を示した図面で、図示したMO
は、マルチプレクサ217から比較器216に出力され
る電圧であり、符号CSは端子(CS)経て入力され
た電圧であって、図示したように、2つの電圧MO、C
Sを比較することで明らかなように、電圧Voutはサ
イン波のうち最初及び最後の部分ではデューティ比が大
きく、中間部分ではデューティ比が小さいことが分か
る。
【0009】さらに、前記電圧Voutがスイッチング
トランジスタQ1のゲートに印加されて、該スイッチン
グトランジスタQ1はスイッチング動作を反復するた
め、前記インバータ120に入力される電圧と電流との
位相差はなくなる。このように、従来のインバータシス
テムの力率補償装置においては、モータ駆動用インバー
タシステムに力率補償部を追加して構成することによ
り、力率を補償して損失を防止することができた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来のインバータシステムの力率補償装置においては、力
率補償部に交流電源を継続して供給する必要があり、ア
ナログ力率補償回路を使用するため、回路の占有面積が
増大し、価格が上昇するという不都合な点があった。
【0011】そこで、本発明の目的は、交流電源電圧に
対応するサイン波状の電圧値を予め記憶素子に格納し、
入力電源の周波数を考慮して、格納された電圧値に対応
するように、インバータに供給される電圧をスイッチン
グさせて、交流電源電圧の周波数と電流の周波数とを一
致させるようにしたモータ駆動用インバータシステムの
力率補償装置及びその方法を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、インバータに
供給される電圧から発生するノイズを防止し得るモータ
駆動用インバータシステムの力率補償装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係るモータ駆動用インバータシステム
の力率補償装置においては、全波整流された交流電源の
零電圧を検出して該零電圧に対応する零電圧検出信号を
出力する零電圧検出部230と、前記全波整流された交
流電源を受けてモータを駆動するインバータ610と、
インバータ610に並列に連結されるスイッチングトラ
ンジスタN1と、前記交流電源電圧のパターンと類似な
パターンを有するサイン波電圧に対応されるデータ値を
内部に格納し、前記零電圧検出信号に基づき前記交流電
源電圧の周波数を考慮して、前記データ値に対応する所
定デューティ比を有する駆動信号を前記スイッチングト
ランジスタN1に出力するPAM駆動部650と、を備
えて構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面にそって説明する。先ず、本発明に係るモータ駆
動用インバータシステムの力率補償装置においては、図
1に示したように、交流電源を全波整流する整流部60
0と、チョークコイルL1及びダイオードD1と、前記
チョークコイルL1の出力端と接地間に連結されたスイ
ッチングトランジスタN1と、前記ダイオードD1と接
地間に連結された平滑用コンデンサC1と、該平滑用コ
ンデンサC1と並列に連結され、互いに直列に連結され
た2つの抵抗R11、R12と、前記平滑用コンデンサ
C1に並列に連結されるインバータ610と、該インバ
ータ610の出力端に連結されるモータ620と、交流
電源の零電圧を検出して、それに対応する零電圧検出信
号ZCPを出力する零電圧検出部630と、前記抵抗R
11、R12により分圧された直流リンク分圧電圧Vm
を検出して出力する電圧レベル検出部640と、零電圧
検出信号ZCPが入力されると、デューティ比が可変さ
れる駆動信号SdをスイッチングトランジスタN1に出
力するPAM(パルス振幅変調)駆動部650と、を備
えて構成されている。
【0015】そして、前記整流部600は、入力される
交流電源電圧を直流電圧に整流して出力し、その出力さ
れた直流電圧は、チョークコイルL1及び平滑用コンデ
ンサC1を経て平滑され、インバータ610に供給され
て、該インバータ610によりモータMが駆動される。
このとき、零電圧検出部630が交流電源電圧の零電圧
を検出して零電圧検出信号ZCPを出力し、電圧レベル
検出部640が2つの抵抗R11、R12により分圧さ
れた分圧電圧Vmを検出し、PAM駆動部650は零電
圧検出信号ZCP及び分圧電圧Vm受けて本発明による
動作を行って、駆動信号Sdをスイッチングトランジス
タN1に出力し、従って、スイッチングトランジスタN
1がスイッチングされて、入力交流電源電圧と周波数及
び位相の同様な電流がインバータに供給される。
【0016】以下、前記PAM駆動部650の構成及び
動作について、図面を用いて詳しく説明する。本発明の
第1実施形態に係るPAM駆動部においては、図2に示
したように、零電圧検出信号ZCPとインタラプト信号
INTとを論理和するORゲートと、該ORゲートの出
力が入力されると、サンプリングタイムをカウントして
現在のカウント値を出力すると共に、インタラプト信号
INTを出力するカウンタ710と、零電圧検出信号Z
CPにより開始アドレスを指定し、インタラプト信号I
NTが入力されると、ROM712のアドレス値を増加
させて出力するアドレス計算部711と、前記アドレス
値に従い、内部に格納された値を出力するROM712
と、電圧レベル検出部640からの分圧電圧Vmと、全
体システムの性能及びモータの仕様などとを反映する係
数値を出力する係数発生部717と、前記係数値とRO
M712の出力値とを乗算する乗算器713と、該乗算
器713の出力値に対応するビット値をライトシフト
(right shift)させるライトシフタ714
と、ライトシフタされた値と、前記カウンタ710から
の現在のカウント値と、を比較する第1比較器715
と、インタラプト信号INTによりセットされ、第1比
較器715の出力値によりリセットされて、駆動信号S
dを前記スイッチングトランジスタN1に出力するSR
ラッチ716と、から構成されている。
【0017】そして、前記ROM712には、入力交流
電源電圧の波形と同様な周波数を有するデータ値が格納
される。即ち、周期380°のサイン波交流電源電圧
は、整流部600から全波整流されるため、サイン波の
周期は、180°に変更される。従って、前記ROM7
12に格納されるデータ値は、周期360°のサイン波
のうち、+側の部分の180°に該当し、180°を複
数の時点に区分し、それら各時点からスイッチングトラ
ンジスタN1のオン/オフタイムを決定するための時
間、即ち、スイッチングトランジスタに供給される駆動
信号Sdのオン時間に対応する値である。
【0018】以下、このように構成された本発明の第1
実施形態に係るPAM駆動部の動作について説明する。
先ず、零電圧検出信号ZCPがORゲートに入力される
と、ORゲート(OR)が出力値をハイレベルに出力す
るため、カウンタ710はサンプリングタイムをカウン
トを開始する。即ち、交流電源電圧が零電圧であると
き、カウンタ710はカウントを開始する。その後、前
記カウンタ710は現在のカウント値を第1比較器71
5に出力し、駆動信号Sdの1つに周期に該当するサン
プリングタイプ、例えば、駆動信号Sdの1つの周期が
50μsecであると仮定すると、該50μsecに該
当するサンプリングタイムをカウントした後、インタラ
プト信号INTを発生し、該インタラプト信号INTを
セット端子(S)から入力したSRラッチ716は、セ
ットされて駆動信号Sdをハイレベルに出力し、ハイレ
ベルの駆動信号SdによりスイッチングトランジスタN
1がターンされる。
【0019】一方、前記アドレス計算部711は、零電
圧検出信号ZCPが入力されると、開始アドレスを指定
し、その後、インタラプト信号INTが入力されると、
現在のアドレス値を増加して出力し、ROM712は前
記出力された値に対応するデータ値を乗算器713に出
力し、係数発生部717は電圧レベル検出部640から
の分圧電圧Vmと全体システムの性能及びモータの付加
などを考慮して、適宜な係数値をデータ値としてに乗算
器713に出力する。
【0020】その後、前記乗算器713は前記2つのデ
ータ値を乗算して出力するが、このとき、出力値は定数
(interger)であり、該定数のビット値はライ
トシフタ714で所定ビットだけライト(right)
シフトされ、小数点以下値まで考慮されるため精密な計
算が可能となる。従って、精密な計算が不要な場合は、
前記乗算器713で乗算され出力された値がライトシフ
タ714を経ることなく、直ちに第1比較器715に入
力されても良い。
【0021】次いで、前記第1比較器715は前記カウ
ンタ710からの現在のカウント値と、ライトシフタ7
14の出力値とが同様であるとき、出力値をハイレベル
にしてSRラッチ716のリセット端子Rに出力し、従
って、SRラッチ716はリセットされて駆動信号Sd
をローレベルに出力し、該ローレベルの駆動信号Sdに
よりスイッチングトランジスタN1はターンオフされ
る。
【0022】その後、前記カウンタ710が継続してカ
ウント動作を行って、50μsecに該当するサンプリ
ングタイムをカウントした後、インタラプト信号INT
を発生すると、該インタラプト信号INTはORゲート
(OR)にフィードバック入力されて、前記カウンタ7
10は50μsecに該当するサンプリングタイムを再
びカウントし始め、前記SRラッチ716はインタラプ
ト信号INTにより再びセットされて駆動信号Sdをハ
イレベルに出力し、該ハイレベルの駆動信号Sdにより
スイッチングトランジスタN1はターンオンされ、且
つ、前記インタラプト信号INTによりアドレス計算部
711はアドレスを増加させて、その増加されたアドレ
ス値に対応するデータ値がROM712から乗算器71
3に出力される。
【0023】更に、交流電源電圧の1つの周期である1
80°の間、前述した動作を繰り返すことにより、前記
ROM712は、交流電源電圧の1つの周期の180°
に該当するデータ値を全て出力するようになる。その
後、交流電源電圧が再び零電圧になると、零電圧検出部
630から零電圧検出信号ZCPがPAM駆動部650
に再び入力され、該零電圧検出信号ZCPによりアドレ
ス計算部711は開始アドレスを再び指定し、ORゲー
ト(OR)によりカウンタ710がカウントを開始し
て、第1実施形態の動作が反復的に行われる。このよう
な動作が行われることにより、交流電源の電圧周波数と
交流電源の電流周波数とが同様になって力率が改善さ
れ、損失の発生を最小限に抑制することができる。又、
本発明では、デジタル素子により動作されているため、
回路の占有面積を低減し得る。
【0024】一方、交流電源が整流部600に入力され
たとき、ノイズが発生して交流電源が歪むことがあり、
このとき、交流電源電圧の1つの周期の間、複数の零電
圧が発生されることがある。このため、前記零電圧検出
部630は1つの周期の間、零電圧検出信号ZCPを複
数回出力するようになって、PAM駆動部650の各素
子が誤動作し、従って、PAM駆動部650から異常状
態の駆動信号Sdが出力されて、システムが正常に動作
し得なくなる。
【0025】以下、このようなノイズにより発生される
問題点の対策として、本発明の他の実施形態を説明す
る。本発明の他の実施形態に係るPAM駆動部において
は、図3に示したように、第1実施形態の構成に第2比
較器718及びANDゲート(AND)を追加して構成
されている。そして、前記第2比較器718は、前記ア
ドレス計算部711から出力される現在のアドレス値と
最終アドレス値とを比較し、その結果、現在のアドレス
値が最終アドレス値よりも小さいとき、ローレベルの信
号を出力し、現在のアドレス値と最終アドレス値とが同
様であるとき、ハイレベルの信号を出力する。さらに、
ANDゲート(AND)は、第2比較器718の出力と
零電圧検出信号ZCPとを論理積して出力し、その出力
はORゲート(OR)の一方側の入力端に入力される。
【0026】従って、零電圧検出信号ZCPと第2比較
器718の出力とが全てハイレベルのときのみ、AND
ゲート(AND)の出力はハイレベルになり、このと
き、前記カウンタ710はサンプリングタイムのカウン
トを開始する。しかし、零電圧検出信号ZCPが入力さ
れても、最終アドレス値と現在のアドレス値とが一致し
ないとき、ORゲート(OR)の一方側の入力端にロー
レベルが入力される。このように動作される素子以外の
他の素子動作は、第1実施形態と同様であるため説明を
省略する。
【0027】このように、本発明の他の実施形態による
と、ノイズにより交流電源電圧が零電圧になって零電圧
検出検出信号ZCPが発生した場合にも、現在のアドレ
ス値と最終アドレス値とが同様でないとき、ANDゲー
トの出力はローレベルになって、前記カウンタ710が
動作しなくなるため、交流電源にノイズが発生してもシ
ステムの安定的な動作が可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るモー
タ駆動用インバータシステムの力率補償装置において
は、交流電源電圧に対応するサイン波状の電圧値を予め
記憶素子に格納して置き、入力電源の周波数を考慮して
格納された電圧値に対応すべく、インバータに供給され
る電圧をスイッチングして、交流電源電圧の周波数と電
流の周波数とを一致させているため、電圧、電流の力率
を改善し得るという効果がある。さらに、交流電源にノ
イズが発生しても、システムの安定的な動作が可能とな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータ駆動用インバータシステム
の力率補償装置を示した回路構成図である。
【図2】図1のPAM駆動部の一実施形態を示した詳細
回路図である。
【図3】図1のPAM駆動部の他の実施形態を示した詳
細回路図である。
【図4】従来のモータ駆動用インバータシステムの回路
構成図である。
【図5】(A)は交流電源の電圧波形図であり、(B)
は交流電源の電流波形図であり、(C)は交流電源電流
の理想的なパターンの波形図である。
【図6】従来のインバータシステムの力率補償装置を示
した回路構成図である。
【図7】図6の集積回路の詳細回路図である。
【図8】(A)、(B)は図6の集積回路での処理電圧
波形図である。
【符号の説明】
600…整流部 610…インバータ 620…モータ 630…零電圧検出部 640…電圧レベル検出部 650…PAM駆動部 710…カウンタ 711…アドレス計算部 712…ROM 713…乗算器 714…ライトシフタ 715…第1比較器 716…ラッチ 717…係数発生部 718…第2比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キム ジョン−ホ 大韓民国,キュンキ−ド,コヤン,イイサ ン−ク,イイサン2−ドン,1555,ドーサ ン アパートメント 109−702 (72)発明者 シム ケオン 大韓民国,ソウル,ドンデムン−ク,ダプ シムリ 5−ドン,482−3 (72)発明者 リー ヒュン−サン 大韓民国,キュンキ−ド,スンナム,ブー ンダン−ク,ジェオンジャ−ドン,321, ハンソル ジューコン アパートメント 414−2102 (72)発明者 リー ドン−ヒュク 大韓民国,インチョン,ゲヤン−ク,ジャ ケオン−ドン,580,ヒュンダイ アパー トメント 202−1011 Fターム(参考) 5H007 AA01 AA02 BB06 CA01 CB05 CC12 DA05 DA06 DB01 DB07 DC05 EA01 5H576 AA10 AA12 BB01 BB05 CC05 DD02 DD04 GG05 HA02 HB01 HB10 LL24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全波整流された交流電源の零電圧を検出
    して、該零電圧に対応する零電圧検出信号を出力する零
    電圧検出部と、前記全波整流された交流電源を受けてモ
    ータを駆動するインバータと、該インバータに並列に連
    結されるスイッチングトランジスタと、を備えたモータ
    駆動用インバータシステムにおいて、 前記交流電源の電圧パターンと類似なパターンを有する
    サイン波電圧に対応されるデータ値を内部に格納し、前
    記零電圧検出信号に基づき前記交流電源の電圧周波数を
    考慮して、前記データ値に対応する所定デューティ比を
    有する駆動信号を前記スイッチングトランジスタに出力
    するPAM駆動部を備えて構成されることを特徴とする
    モータ駆動用インバータシステムの力率補償装置。
  2. 【請求項2】 前記全波整流された交流電源の直流リン
    ク電圧を分圧する電圧レベル検出部を包含して構成さ
    れ、 前記PAM駆動部は、前記分圧された直流リンク電圧の
    大きさ及びシステムの仕様を考慮して、前記駆動信号の
    デューティ比を変更させることを特徴とする請求項1記
    載のモータ駆動用インバータシステムの力率補償装置。
  3. 【請求項3】 前記PAM駆動部は、前記零電圧検出信
    号とインタラプト信号とを論理和するORゲートと、 該ORゲートの出力が入力されると、サンプリングタイ
    ムをカウントして現在のカウント値を出力すると共に前
    記インタラプト信号を出力するカウンタと、 前記零電圧検出信号により開始アドレスを指定し、前記
    インタラプト信号が入力されるとアドレス値を増加させ
    て出力するアドレス計算部と、 前記アドレス値に従って内部に格納されたデータ値を出
    力する内部メモリと、 前記分圧された直流リンク電圧と、全体システムの性能
    及びモータの仕様を反映する係数値を出力する係数発生
    部と、 前記係数値と前記内部メモリの出力値とを乗算する乗算
    器と、 該乗算器の出力値と前記カウンタからの現在のカウント
    値とを比較する第1比較器と、 前記インタラプト信号によりセットされ、第1比較器の
    出力値によりリセットされて駆動信号を前記スイッチン
    グトランジスタに出力するラッチ部と、から構成される
    ことを特徴とする請求項2記載のモータ駆動用インバー
    タシステムの力率補償装置。
  4. 【請求項4】 前記乗算器の出力値に対応するビット値
    をライトシフトさせるライトシフタを包含し、前記第1
    比較器は、前記ライトシフトされた値と前記カウンタか
    らの現在のカウント値とを比較することを特徴とする請
    求項3記載のモータ駆動用インバータシステムの力率補
    償装置。
  5. 【請求項5】 前記PAM駆動部は、前記内部メモリの
    最終アドレス値と前記内部メモリの現在のアドレス値と
    を比較する第2比較器と、 該第2比較器の出力と前記零電圧検出信号とを論理積す
    るANDゲートと、から構成されることを特徴とする請
    求項3又は4に記載のモータ駆動用インバータシステム
    の力率補償装置。
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